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はてなキーワード: rfidとは

2024-07-05

anond:20240705035834

ホログラム貼り付け印刷してるんだからRFIDも同じ要領で印刷すればいいだろ

2023-07-02

anond:20230702023109

割引シール貼ってあるやつはセルフレジ対応できないから結局打たされるしね

ユニクロみたいに商品RFID全部つけられるような業種じゃないとセルフレジにする意味があまりない

2022-02-15

anond:20220214164030

老害ムーブすぎる。

スマートスピーカが家に無くて、もちろんスマートスピーカーと繋げるIoT製品IoT家電家電遠隔操作程度でも)無くて、

さらSuicaタッチレス決済でRFID使ってないとかもう単なる老人だろ。

上記は例だけど、記載したもの全部そこそこ進展してるものばかりだし、キャズム越えた物も多い。

ただ単に、老化して時代に追いつけなくなっただけだよ。

2022-02-14

もう「次の技術」は来ないのでは?

プログラマーをしている

この業界では変化が早いからと「次の技術」を血眼で探している人たちを見つけることができる

もちろんそういうのが単に好きというのもあるだろうが

この何十年かで「インターネットWebサイト)」とか「スマートフォンアプリ)」とか「SNS」とか「クラウド」とか「ECサイト」とか「ガチャ」とか

粒度はおいといて、技術だったりサービスだったり仕組みだったりが大きく勢力図を塗り替えたことがあった

俺の周りだとスマホの影響が大きい

から皆が「Nextスマホ」を探している

今の仕事がいつまで続くかわからないし、先行者利益があると信じているんだ

もう少し細かい粒度で「次に流行言語」や「技術」を探している人もいる

 

ただ、彼らにはこれまで来ると言われて来なかったものの量を振り返って欲しいと思う

 

P2Pスマートウォッチオムニチャネルスマートスピーカー

RFID電子カルテ

ARVRMRiBeaconブロックチェーンビットコイン量子コンピュータ

カーボンナノチューブドローン

フィンテックヘルステック、アグリテックスマートハウス

IoTシェアリングエコノミーZOZOスーツ3Dプリンター

5G、AI自動運転タピオカ、ノーコード

テレワークメタバース、NFT

 

何度騙されるんだ?

使う側ならいいよ、それを仕事にするならよく考えて欲しい

00年代比較してみてくれ、案外変わってないぞ

 

NFTがハイプ・サイクルの頂点だった(2021年8月

https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20210824

 

________

 

追記

伸ばそうと思って伸びた日記は久しぶりだ

うれしい

やっぱツッコミ所を敢えて挿れるところが味噌だよね(興奮)

 

もう少しちゃんと書くと

ある技術者において

1.明らかに来て、飯の種になった技術

2.明らかに来て、飯の種にはならなかった技術

3.明らかに来て、飯の種にもなりうるんだけど、その人とは関係なかった技術、あるいは専門転向するにはリスクが高すぎる技術

4.言うほど来なかった技術

5.いつか来るんだけどまだ研究段階な技術

があると思う

皆が欲してるのはたぶん1なんだろうけど、来たものの中で2,3が非常に多いと感じる

(2は例えば1社が独占してしまうようなもの

「次の技術」はそこそこあるんだけど、「自分の飯の種になる次の技術」というのは中々見つけることができない

 

例えばスマートウォッチなんかは一個の市場になったが

スマートウォッチアプリ市場なんか見ると小さすぎるので、アプリ開発者に影響はないんだ

商品開発者目線では違うんだろうけど)

からスマートウォッチ勉強しても意味はない

ドローンもそうだね、ドローンで新しいビジネスをするかとか、ドローン自体を売るなら良いけど、そこで仕事がポップするほどではないみたいな

XRあたりもその毛が強い

IoTソフト屋的には来なかったカテゴリだけど、ハード屋的にはどうだったんだろう?スマホに挿して何かするっていうのは来なかったよね

ブロックチェーンあたりは、金は動いたけど仕事になったのかは疑問という特殊ケース

 

たぶんだけど、2010年あたりまで似たパターンで新技術が生まれて、旧技術が廃れていったために2010年代の技術者は諸々騙されたと思う

「これからも今の技術は消えて新しい技術に置き換わるに違いない」と

そして2020年代2010年代同様、さほど大きな変化はないと思う

ガートナーのハイプ・サイクルに乗ってる技術ですら徐々に減ってるんだもの

次の飯の種は滅多に来ないとなると、そこに賭けるのはギャンブル

しろ安心して今の仕事に取り組んだほうが良い

Web界隈も、先端を気取るのをやめてレガシー化していくのを受け入れるしかない

もしNextスマホが来ても、その時考えれば良い

  

それでも十分来たなーと思うのは

電子書籍:沢山の仕事を生み出した

機械学習:専門のエンジニア募集サイトができたほど、ただ機械学習エンジニア転向した人たちが上手くやってるのか疑問

サブスクちょっと粒度が違うくて、2や3に近いだろうけど、ECサイトと同じカテゴリでいいと思う。複数の新しいサービスを生み出したという意味では仕事を発生させている

動画サービス:これも毛色が違うけど、簡単動画サービスライブサービスができるインフラが整ったことで多くの仕事が生まれた、先行者利益もあったと思う

ゲーム門外漢だけど、特にSteamあたりの変化はチャンスだったと思う

あとなんだろ?

 

一応インフラ大企業向けシステムハードウェアは門外漢なので頓珍漢なこと言ってると思う

RFタグとか絶対来てるから

でも末端のソフト屋的にはそいつ肩透かしなのよ

 

ちなみにメタバースは、十分うまくいったとしても2や3だと思う

NFTはどう応用できるか理解してないんだけど、今の時点で皆があまり理解できてないあたりで、ブロックチェーンと同じ空気を感じるね

2021-12-01

anond:20180424102112

スーパーセルフレジは確かに改善余地あるね。今あるものではユニクロ形式ベストだわ。

ただ、全ての商品RFIDを埋め込むのはコスト等を考えると不可能からバーコード読込の代わりにカメラ+AI商品認識して清算現実解な気がするな。

2021-09-06

anond:20210905175129

数字フォントユーロ意識していて自分評価したい。ホログラムは、裏面に入れてほしかった。偽造防止のユーリオンは派手に入れてきて、驚いたね。使いやすさは、悪くないと思うけどね。正直に言うと、プラスチック入の紙幣RFIDQR付き、縦型とかも導入してほしかった。

2021-09-02

anond:20210902205327

どうせだったら、RFIDで色々できてほしかったな。ちょっと期待していた。QR CODE とか付くとも思ってたけどさ。

2021-08-01

送迎バス子どもが残ってないか確認するシステム

ただし、後付けできる仕組みで。

ちょっと考えてみた。

監視カメラ

最近SIMが入る監視カメラがあるので、こういうのをつけてしまって確認する。

安いタイプだと数万円から、月額千円くらいから導入できるが、どうしても死角ができるし、人間確認するので結局忙しいと気づけないままという話も。

原因究明に資するだけなら、既にある車内録画ができるドラレコを入れればいいはず、であれば1,2万円からだが、事故は防げない。

これにモーションセンサーつけて動いているものがあると警告するとかできたら・・・既にありそうな気もするな。

モーションセンサー

文字通り動いているものがあると警告を出すセンサー

子どもが眠っていたりすると検知しない欠点が。眠ったままだとそのまま目覚めずに……と言うことがありうる。

ただ、起きた時には検知できるから無いよりはいいか

お値段は結構安くて、センサだけなら数万円で行けると思う。

AIカメラカウント

人数のカウントくらいなら今時エッジAIでも十分に可能なので、カメラを付けて、入った人数と出た人数をカウントし、ズレがある場合に警告する仕組み

下ろし忘れということはなくなるはず。

正確にカウントできなくても、異常さえ検出できればいいのでよい

たぶん1,2万円で造れる。

感圧パット

上になにか乗ると検出する感圧パット椅子に仕込んで、子ども子どもが乗っているかどうかを確認するもの

ただたぶんコストがすごい高くなる。三十間円は超えちゃうと思う。

でもおそらく一番確実だと思う。

タグ利用

忘れ物タグのようなもの子どもに持たせて、中にいるかどうかを検出する。

たぶん普通RFID系でもやりようはあると思う。

工場向けの在庫管理タグシステムを応用できるはず。

シンプルな仕組みなら十万円ちょいぐらいで車載器はつくれるんじゃないかな。

手の込んだ仕組みにすれば送迎バスに限らず、幼稚園保育園全体で安全管理に使えそう。

人数カウントから、それ以外の危険箇所に子どもいるかどうかの検出などに使えるので現実的だと思うけど、プライバシー問題や、忘れたときどうする、どうやって確実に持たせるか、等々の問題がある。

2021-05-27

anond:20210527100619

Bluetooth規格の無線通信を行える出力を得るための電源が無い

電源の問題が解消しても通信を行うためのプログラムを実行する機能がない

脳をプロセッサーにしているんだ、といってもこんなデマを信じてる知能レベルじゃ複雑なプログラムを実行するどころか読むこともできない

ペットマイクロチップRFIDといって外部から電波照射を受けて初めて機能するものBluetoothとは全く違う技術

2020-04-15

ぼくのかんがえたコロナたいさく

まず国民をチームAとチームBに2分割する。

同居する者はなるべく同じチームに入れる。

AとB、2週間ずつ交代で社会活動を行う。

たとえばAが家から出て仕事学校に行く2週間の間、Bは家にこもる。

こうすると、チーム内で感染し、拡散しそうになったところで他のチームに入れ替わるので、蔓延は防げる。

免疫獲得した人はチームCに入る。彼らはいつでも活動できるので、窓口等、感染リスクの高い業務担当する。

所属チームの身分証明は、免許証など既存写真入り身分証明書にパンチ穴をあけたりして流用するか、

RFID入りの身分証明書撃を秒速で発行できる機械を作り、ドライブスルーで発行できるようにする。

専用カード通用ゲートにも使用できるかもしれない。

ABチーム同士に互いの「成績」を競わせる。NHKで成績リアルタイム表示。

たぶん8割感染注射を打つまでソーシャルディスタンス戦略が続くので、これくらいやらないと持たないと思う。

俺はチームAがいいな。BっていうとB層っぽいし。

2018-05-07

Suicaの地味な凄さ

日本電子化IT化って、今となっては必ずしも他の先進国に比べて進んでるわけじゃないけど、

日本に帰る度に感じるのは、Suicaの反応の良さや間違えのなさ。

交通機関等で広く実用されていて、Suicaを越えるRFIDって世界にある?

あったら是非、この国のこれが凄かったって、体験ベースで教えて欲しい。

2017-04-19

AmazonGO vs RFID

AmazonGoはなんか難航してる臭くて当分実現は無理そうなので

とりあえずRFIDでもいい気がする。

今の技術力だと一度に2~3人しか認識できなくて、客が店内で走ったりするとシステムが滅茶苦茶になるらしいし。

衣服サイズ違いとか、細かい差異認識困難でまともに使えないらしい。

※考えてみりゃ当たり前の話で、SサイズとMサイズTシャツ売ってて客が手に抱えてたら画像認識レベルじゃもうどうにもならんだろ。

まぁ将来的にはレボリューションが起きてできるようになる可能性も十分あるけど、その時には今回の件コンビニレジ無人化のおかげでrfid普及してて画像認識組み合わせたもっといいアイディアがありそう。


RFIDが普及したら小売店とかだけじゃなくてBtoBとかでも大幅な革命が起きそうだし

人が切り捨てられるって話も今の日本サービスレベルを維持するなら、クビになることはまずないでしょ。

品出し、清掃、接客公共料金の支払いとか山ほどやることあるし。

日本人口はどんどん減ってくから一定のペースで自動化していかないとむしろ人足りなくて回せなくなって店がつぶれる

逆に海外移民入れすぎで自動化すると失業者大量発生しそうだけど大丈夫なのか?

2013-07-31

武雄市図書館の垢抜けないところ

図書館という客寄せパンダとそこで扱ってる個人情報で儲けたいんなら、カフェにも書店にもがっつりセンサ類組み込んで連動させろや。

カフェ席に持ち込んだ図書のRFID読み込んで主題ごとに違うドリンク勧めるとか、読むの長くなりそうなページ数なら普通より固めの氷使うとか、同じ作者の読んでるやつ同士を近くの座席に案内するとか、逆に飲みもんの残量と減りペースをコースターとかの重量センサで測って次のおすすめ図書推薦するとか、タブー破り気取ってんならいろいろできることあるやろ。

今のままじゃ技術に使われとるだけやぞ。

2013-05-29

たとえば、これからマイナンバー制度になっていく。

住民基本台帳カードならぬ マイナンバーカードが出来るだろう。 そこにRFIDをもう1チップ追加して、電子印影を記録できるようにして

控えなどに、それを押すことによって、 人間が見て 契約できていることを確認する。という方法もある。

 

電子化だけでは本人がOKしたことを確認しきれない。サイン印影必要だ。

マイナンバーカード暗証番号の今の制度なら、サインだけでなく 暗証番号が正しかった時に、電子印影を記録というのは 機械としてはいらないけど 役所の担当官がチェックするにはわかりやすGUIだろう。

UXUIの問題だ。

 

ちゃんと細かいところまで 専門家が考えて作れば 判子は残せる。

判子は文化だ。だが、 アナログは無理なんだ。RFIDなり、電子印影なりに対応してくれ。

認印の代わりはサインでいいだろう。 だが、重要もののは電子印影だろう。

だがそのためには、マイナンバーカードに、ユーザー操作できる個人情報とは違うエリア必要だ。そこは技術論と政治論と、システムUIというかシステムUXの問題だ。専門家必要だ。

 

進化しよう。

2011-12-26

指輪IDを掘り込むべき

入浴中も睡眠中もけっして外さない指輪に、ID番号を掘り込んでおいて、

インターネット上にそのID医療情報を関連付けておけば

津波で薬や処方箋がながされてしまっても、その患者がどの薬を使っていたのかわかる。


身内の連絡先なども関連付けておけば、ボケ痴呆記憶喪失になった時でも

専門機関がその個人を特定することが出来る。

そのIDがなんのIDかわからないといけないので、

管理サイトドメイン名も掘り込んでおけばいい。

あるいは、専用のサイトを設けずとも、極小サイズQRコードを掘り込むのでもいい。

デジカメマクロ撮影で拡大するなり、顕微鏡の類が必要かもしれないけど)

電子カルテIDを刻んでおくというのでも良い。

緊急時の生命維持に必要な最低限の情報指輪に刻み込んでおくというのを徹底しよう。


・指紋だと、個人情報流出になりやすい。

生体認証は読取デバイスインフラ整備が高価。

・皮下埋め込みのRFIDは、逆に知らぬ間に盗まれやすそうだし、異物に抵抗がある人も多そう

2011-11-16

Google Location ServerからWi-Fi情報削除とかのまとめ

Google が公表したオプトアウトの方式は「アクセスポイントの所有者に対して、名称 (SSID) を末尾が " _nomap " で終わるように変更することを求める」もの。たとえば SSID が " Jitaku_AP " だった場合無線LAN機器の設定から " Jitaku_AP_nomap " に変更することになります

ブコメには「Google勝手に盗んだのにこっちがオプトアウトしなきゃいかんとは何事だ」というものが多いが、それらは問題を根本的に誤解している。

(もしかすると総務省、ストリートビュー車の無線LAN傍受でGoogleに指導。再発防止策と日本語で周知を要求 -- Engadget Japaneseの件と混同している人がいるのかもしれない。これはビーコン信号ではなく通信内容そのものを傍受していたという話で、基本的には別件である――但し、法解釈によっては同じ問題ともなり得るし、根底に共通している部分はある。これは論点がズレるので、ここでは完全に別件として扱う)

Googleだけの問題ではない

そもそもの問題は、Wi-Fi仕様において、Wi-Fi機器MACアドレスが強制タレ流しになっていることにある。これは例えばSSIDステルスの設定でも止めることはできない。

まり、あくまでGoogleは垂れ流されている情報を集めたに過ぎないということである。垂れ流されているものなら勝手に集めてもいいのかという論点はあり得るが、その点についてはGoogleだけを責めても全く意味がない。誰であれ収集は可能だからだ。「しかし、他の誰がそんなことをするのか?」との反駁には「はいPlaceEngineがしています」が答えになる。仕組みは全く同じだ。PlaceEngineは、Googleのような巨大企業でなくてもこの技術を商用レベルにまで持って行けるということを既に証明している。

まり、この問題は「GoogleDBから削除してもらう」だけでは全く解決しない。

(追記: どうもこの節の表現は誤解を招いたようだ。「できるからやってもいい、Googleは悪くない」という意味ではない。その議論があること、今後も必要なことは承知の上で、そもそも「できる」こと自体が根本的な問題であり、しかも各国の現行法において確実に違法行為ではないということが重要だ。何度でも言うが、Googleを憎んでも問題は全く解決しない。あくまでここでは問題の本質を理解することと、現実的で効果的な解決方法について考えたい――もちろん、GoogleAppleMSなどを相手取って世界中訴訟を起こす、というのも一つの手だろう。今のところ強制力を持ちたいなら勝訴の判例を作るしかないし、勝訴すれば抑止力を備えた最強の解決手段になる。どうぞ。)

考え得る対応

ひろみちゅ先生のご意見(2007年版)より。

(a) 「申し出のあったMACアドレスは削除し、今後も登録しないようにする」という対応

技術的にはすぐにでも対応可能。ただし、本人以外の手によって無差別に大量のアクセスポイントを削除するという妨害行為を防止できないかもしれない。

PlaceEngineを利用していない人(PlaceEngine存在さえ知らない人を含む)に対して、そのような手段が用意されていることを周知しなくては問題は解決したといえず、十分な周知は困難と思われる。

新たなアクセスポイントを購入するごとに削除手続きをする必要があることについて納得しない者が、「私のものは登録するな」という主張で争ってきたら対応できない。


(b) 「SSIDステルス設定にしているアクセスポイントは、登録拒否の意思があるとみなして、登録しない仕組みとし、また、既に登録されているものは次回検出時に自動的に削除されるようにする」という対応

技術的には容易に可能。しかし、そのような仕様であることを周知しなくてはならない。PlaceEngineを利用していない人(PlaceEngine存在さえ知らない人を含む)に対して周知しなくては問題は解決したといえない。

このようなルールが万人に受け入れられるものかどうか不明。


(c) 「暗号化設定されているアクセスポイントは登録せず、他は削除する」という対応

暗号化していないアクセスポイントは特定の相手方に対してのものではないとみなすことで、電波法59条の問題をクリアできるかもしれない。

しかし、これを採用すると登録アクセスポイント数が減ってしまい、位置の測定制度が低下する。


(d) 所有者の同意を得たアクセスポイントしか登録せず、他は削除する」という対応

法的には最も安全対応技術的にも、MACアドレスリストを提出してもらうことで対応可能。

実質的には公衆無線LANだけしか登録できなくなり、登録数はごくわずかとなってしまう。

まず、ブコメで要求されているような「オプトイン」の仕組みは(d)だが、これは実現性に乏しいと考えられる。どうやってオプトインするんだという問題もあるわけだが、そもそも「誰でも収集できる」のだから、個別にオプトインなど根本的に不可能であるし、無意味でもある。例えGoogleが独自にオプトイン方法を用意したとしても本質的な問題は全く解決しないばかりか、ユーザに「Googleオプトインしなければ安心」という誤解を与えかねないという懸念もある。

(b)や(c)についてはサービスプロバイダ側の設計の問題であり、ユーザは関与することができない。

今回Googleが提案した方法は、(a)の改良型(あるいは(a)~(c)のハイブリッド)というべきものである。再掲。

Google が公表したオプトアウトの方式は「アクセスポイントの所有者に対して、名称 (SSID) を末尾が " _nomap " で終わるように変更することを求める」もの。たとえば SSID が " Jitaku_AP " だった場合無線LAN機器の設定から " Jitaku_AP_nomap " に変更することになります

オプトアウトという意味では、(b)のSSIDステルス法も同様である。それよりも_nomapが優れているのは、これが「うちのAPマッピングしないでくれ」という明確な意思表示となるからだ。

SSIDステルス暗号化をオプトアウトフラグとして扱うかどうかは単に実装に期待するしかないが、_nomapデファクトになれば、万一オプトアウトが実装されずにマッピングされた際「俺は一般的に合意されている方法マッピング拒否の意思表示をしていたぞ!」と法的に主張できる可能性がある。Wi-Fiの規格に変更を加えるものでもなく、この用途以外に意味を持たないことからデファクトとして広まりやすいだろう。確かにSSID変更が困難なケースは考え得るが、しかしこれ以上に簡単な代案は私には考えられない。

これで解決?

解決しない。

ここに挙げたどの方法を採ろうとも、原理的に「サービスプロバイダマナー」程度にしかなりようがないからだ。オプトインですら、であるrobots.txtを無視するクローラを根絶することができないことにも似ている。そしてそれは、Google責任ではないし、Googleに責を負わせても全く意味がない。

最初に述べた通り、そもそもの問題は「Wi-Fi機器MACアドレスをタレ流しにしている」ことであり、これはWi-Fi仕様改訂で対応しないとどうしようもない。また、対応したとして、新方式へ完全に置き換わるまでには気が遠くなるほどの長い時間が必要だろう。WEPすら未だに根絶できないというのに。

また、Wi-FiMACアドレスをタレ流しているぞ、これは防げないぞ、という啓蒙もっと必要だろう。一般ユーザには何のことやらさっぱりわからないと思うが、それでも啓蒙しないよりはマシである

一つ付け加えるなら、個人的には、デファクトとなり得るオプトアウト方法を提示したGoogleさんはもうちょっと褒められてもいいと思う。これはApplePlaceEngineが今までしてこなかったことだ。

おまけ

ちなみに、Google Location Serverでは既に「2つ以上のMACアドレスがDBとマッチしないと位置情報を返さない」などの様々な対策実施済のようである。これにより、もしMACアドレスSSID漏れたとしても、その所在地こんな方法で正確に掴むことは困難になっている。PlaceEngineは知らない。

もう一つ。この問題は、Wi-Fiだけに起こりうる問題ではない。ひろみちゅ先生は本来この問題をRFIDの普及によって起こりうる問題として予測していたそうである。この辺りもっと知りたい方はgoogle:高木浩光 PlaceEngineとかして勝手に読んでください。

追記

PlaceEngineより、Google提唱する_nomap方式のオプトアウトに準拠する旨のリリースが出た。

PlaceEngineデータベースにおける無線LANアクセスポイント(AP)情報の取り扱いについて

GoogleからGoogle Location Service のWi-Fi位置情報データベースから無線LANアクセスポイント情報を削除するためのオプトアウト方法SSIDに"_nomap"文字列を追記する方法)が公開されました。

PlaceEngine サービスにおいても、Google社のオプトアウト方法に準拠する形でPlaceEngine位置推定データベースから該当するAP情報を削除する運用実施する予定です。具体的な実施時期や運用方法については、別途お知らせします。

また、PlaceEngineサービスにおいては、以前より、主にモバイルルーターなどに対応するため、オプトアウト(削除)したいMACアドレスサポート窓口へ送付して頂く方法などをとっておりましたが、こちらについても引き続き運用していきます。(「位置推定の改善」をご参照ください)

これこそがまさにGoogleの狙った効果だ。素早くデファクトになり得る。すると次の段階として、Wi-Fi機器の製造者が設定画面に「☑位置情報サービスからオプトアウトする(SSID末尾に_nomapを付加する)」のような項目を用意することが標準化する、などといった流れに進むことも期待できそうだ。これには一層の啓蒙活動が必要になるが、十分に現実的な範囲だ。

そして、「Wi-Fiだけの問題ではない」と書いた通り、あっさり同種の別問題が持ち上がってきた。今後、この手の問題はゴロゴロ出てくるだろう。そもそもどこまでが許される範囲でどこからが許されないのかといった大枠の議論も含め、どんどん問題にして世界中合意ルールを形成してゆく必要がある。先は長い。

2011-03-05

http://anond.hatelabo.jp/20110304011207

それどこ情報よ。

そして実際にペースメーカー誤作動が確認されている。

ペースメーカーに対して8cm(総務省調べ)。まれにいる2G携帯だと15cmね。しかも装着者の事故の報告はないし、仮に誤動作を起こしたとしてもパルス乱れるだけで、止まったりしたケースはないと聞くよ。

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban16_02000032.html

だいたい、密着するリスクなんて満員電車のほうが高くて、そのとき胸ポケットに電源入れっぱなしの携帯電話入れてる人を見分けることなんてスペアナでも持ってこないと無理だよ。目立って使ってるひとだけ文句つけてるけど、片手に持って使えるぐらい空いてるんならそもそも問題にならんだろう。

店舗の出入り口に置いてある盗難防止の電磁ゲートとかRFIDリーダとかのほうがよっぽど危ないと思うがなぁ。RFIDリーダなんて知らずに使ってるケースもあるだろう。NFCとか。

現在も使用されている古い機器はごく僅か。

電池が持たないから、数年毎に入れ替えるって聞くけどね。

いまはごくわずかじゃなくて、ゼロって言っていいと思うよ。

2011-01-10

RFID論争について

http://anond.hatelabo.jp/20110103095256

元増田の懸念はRFIDが実用化されはじめた頃に海外で議論され、実際導入を断念した企業があります

http://wiredvision.jp/archives/200304/2003041102.html

日本でも2003年高木浩光さんの問題提起を発端とした論争がありました

http://www.hyuki.com/yukiwiki/wiki.cgi?RFID%C8%BF%B1%FE%A5%EA%A5%F3%A5%AF%BD%B8

この事実によって、教師の言う、

「これは君だけの意見だ」

アンケートを取って、みんなが悪いと思うって、言ったわけじゃないだろ」

インターネットに、こういった事件があったって書いてあったか

のあたりには反論できると思います。

元増田の言う懸念、

登下校の情報を盗み、誘拐されたりする危険性も考えられる。

については上述の論争で主に検討されたような安価RFIDタグ(固定IDを返すもの)がもたらすプライバシーの問題については上述の論争の中でも現実的な問題として認識されています。

何が問題なのかはネットで「固有ID問題」で検索してみてください。固有ID問題はRFIDに限らず携帯電話の「かんたんログイン」のプライバシー問題とも繋がる大きな問題です

ただし、比較的高価なRFIDタグ(暗号技術を使用して任意の機器からIDを特定できないもの)を使う場合は、固有ID問題は回避できます(運用次第ですが)。

教師の言う、

暗号化されているから、そういったことは考えられない」

というのはこのことを指しているのかもしれません。実際の導入事例で本当にそうなのか確認する必要はあると思いますが。

しかし、そもそもの目的である個人の行動監視がどこまで許されるのかという問題はありますネット図書館で「監視社会」で検索して、社会学政治学の分野で様々な議論があることを確認してみてください。

また、監視されるのが子供で本人の同意がない(親の同意に基づく)場合人権上問題が大きいと考えられます。「自己決定権」「パターナリズム」あたりのキーワード倫理学社会学の本を探して読んでみるとよいでしょう(このあたりはネット検索してもノイズが多くて効率が悪いと思います)。

教師の発言の残りの論点について簡単に。

誘拐?それなら校門の前で待ってた方がずっと早い」

今時校門の前で張ってるだけで通報されかねませんね。こういうのは誘拐する側に立って考えないと的外れになりがちです

「このサービスは、市民多数決で決められ、採用になったから、書くべきじゃない」

多数決でも間違いがあるから繰り返し選挙が行われるわけで、かなり無茶な主張だと思います。

この教師が不勉強なのか元増田がナメられて子供騙し言葉適当にあしらわれているのかわかりませんが、いずれにせよ教育的に問題ありの発言の多い教師だな、という印象を持ちました

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