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胸にニキビができたのかと思っていた部分をよく見てみると見た目がニキビじゃなかった。
さわるとちょっと痛い、痛い所は皮膚と脂肪の下で固まりの様で、…これは乳ガンか…!?
お昼にレディースクリニックに電話で予約しようと思ったら胸は扱ってないと…。
この電話してる時点で既に自分の中で乳ガン確定して色々想像が巡り、だいぶブルーだった。
近くに他に産科併設じゃないクリニックないのか!?とググルとレディースクリニックではなく、
乳腺外科と書いてあるクリニックがあった。ビンゴすぎるが電話で予約取れそうもない時間帯だったのでそのまま行くことに。
先生は診てすぐに
先生「あこれは乳ガンじゃないですねー」
汗腺がつまってどうのこうのと、学のない者からすればやっぱニキビみたいなものかという感じだった。
先生「検診もうける?そろそろそういう年頃だし」
と聞かれて興味もあり、深く考えずに受けてしまった。大変後悔した。
季節は秋も深まり、薄着もしない。……端的に書くとむだ毛のケアを怠っていたのだ。
両脇ふさっとあるのだ。
マンモグラフィも超音波も、この毛を露見させずに受けることは不可能だった。
さらにダメなことは重なるもので、生理周期で胸を軽く押しても痛い時期に押し潰されるのでマンモグラフィは痛み倍増だった。
「痛かったら教えてね」→「痛いです」→「もうちょっと我慢しててねもうすぐだから」
歯医者を思い出すやりとりだった。
リンパの方も撮影するためか脇の下を直接機械に接地させなければならず、
看護士さんが笑顔でふさっとしてる脇の下に手を突っ込みこうしてああしてと撮影するための体勢にしてくれたのが、本当に申し訳ないというか居たたまれなかった…。
超音波は片腕を上げていなければならずこちらも隠す行為が不可能でした。
看護士さんたちには大変申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら診察を終えて帰途につきました。
次に検診うける時は、毛をしっかり処理して、胸の痛みが少ない時期に行こうと胸に誓いました。