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2015-08-26

ちゃんとした研究室でまともな研究生活を送るために

8月、それは大学院入試シーズン。もう合格した人、これから院試な人、落ちて路頭に迷ってる人、色々います学歴ロンダとか留学とかやってる人もいるみたいですが、配属先決定時に意外と軽視されがちな研究室生活

学部研究室志望決定で理由に上がるのが「研究テーマ」だったり「緩さ」だったり。

院の研究室志望決定で理由に上がるのが今いるからとか最終学歴良くしたいからどこでも良いとか。

本当にそんな軽い動機で決めちゃって良いんですかねえ?


"ヤバい研究室"に配属されたら人生無駄

アカハラだらけ、研究室お金がない、研究内容が全く違う、連徹・年中無休は当たり前、研究成果が出ない……

人によって何がダメなのかは価値観が違うのでなんとも言えないけど、いざ入ってから上のような事例に遭遇してしまったらご愁傷様。平穏無事にストレート卒業できれば君の勝利、卒論/修論が書けなくてor病んでしまって留年したら君の敗北。そんなクソゲー自分から覚悟して入室したのならともかく、巧妙に隠された罠を踏んでやりたくはないでしょ?学部の配属ならまだしも修士2年/博士3年もそんなことに時間を費やせますか?


良い研究室を選んで充実した研究生活を体感しよう

良い研究室を選んで充実した研究生活を送ることは、例え就職するにしろアカポスを目指すにしろ非常に重要だと思う。就活面接研究内容を聞かれたときに、この研究にはどんな意義があって、しかもこんな成果があって、を明るく決められたら人事だってイチコロですよ。アカポスだって時の運要素が強いけど、健康な心身とちゃんとした成果が無ければ非常に厳しい。そして上手くいけば趣味などに費やす時間だって作れちゃう

そんな将来、実現したくはありませんか。


ヤバい研究室の見分け方

さて、そんな理想現実にするにはヤバい研究室回避しなければなりません。

ヤバい研究室の特徴を私なりに考えてみた。

 01) ここ数年の間に科研費などの予算が途切れた期間が存在する

教授准教授講師が獲得してくる科研費などの大型予算グラント)は研究室研究遂行必要不可欠。

大学から研究室に支払われるお金なんて雀の涙で、備品消耗品を購入するだけですぐ使い切ってしまう。

まりグラントが無ければまともな研究遂行は難しく、それを途切れさせてしま研究室は何らかの問題がある可能性あり。

グラントが無ければ雀の涙を使って研究するしかないわけで、まともに必要ものを買えなかったり、居室の居住性に難が出てきたり。

NEDOプロジェクト科研費場合予算を与えていることは各機関で公表しているはずなので調べてみよう。

 02) 論文公開・国際学会参加がない空白期間存在する

グラントを獲得するためにはその研究者が有能であることを示さなければならないので、外部へ発信することが必要になる。

評価されるのは英語論文誌への投稿国際学会の参加(日本語論文誌や国内学会もある程度評価されるが)。

そんな大事活動なのに行わない期間があるなんておかしいでしょう?

空白がある場合教員テーマ選定能力指導能力研究遂行能力問題があるかも。

「大きなプロジェクトを極秘で回しているので出てないんです!」みたいなことを言う人がいるかもしれないけど、普通幾つかのプロジェクトを並行して回しているし、大きなプロジェクトならそもそも成果が出る可能性が高いんだからコンスタントに出てないのはおかしい=やっぱりテーマ選定に問題があるよね?

 03) 専攻平均と比較して、事務/技術スタッフの数が少ない

スタッフがきちんといる研究室なら、大抵の雑務事務スタッフがこなしてくれるし、実験テクニック機器トラブル対応技術スタッフにやってもらえる。

スタッフがいない場合、作業は講師助教に振られるか学生に振られてしまう。そうすると余計な時間消費が増え、指導がおろそかにされたり、研究に割ける時間が減ったり、果ては無駄に居残る必要が出たり。

いない・少ない場合権限を持っている教員がそういった非生産的な状態に無頓着であるか、スタッフを雇う予算がない=金欠研究室の可能性あり。

 04) ホームページに書いてある内容が酷い

学生達の仲が非常に良い」「元気なメンバーが揃っています」「明るく楽しい研究室」なんて文言があったら要注意。ブラック企業かな?

リンクページに明らかに教員ブックマークらしきものがあったり、日本語のページなのに英単語混じり(ルー語)だったり、デザインが謎だったりする場合、独特な教員である可能性あり。

この4つは例え他大にいても調べればわかる。ここから先は内部に繋がりがないと知るのは厳しいかも。

 05) 卒論/修論発表会で所属学生が悉く炎上する

例えば4人いて、1人炎上するくらいならそいつが悪い。けど、半分以上炎上している場合危険

基本的卒論修論の発表会は通過儀礼要素が強く、ちゃんと考えてるかを試問教員がチェックする場。

ちゃんと指導されていれば厚い研究になるし、研究室内でディスカッションが十分に行われていれば質疑応答にきちんと答えられるはず。まともな研究室なら試問前に研究室内で発表練習して臨むのである程度穴は塞がれているはず。

まり所属学生の多くが炎上している場合教員がまともに指導してくれていない可能性が高い。

学部修士の段階で単独研究遂行できる人間なんて一握り。ここでサポートがないと君に待っているのは約束された敗北の大炎上

 06) 学部生の研究室配属人数/院試後の配属人数がやたら少ない

他の研究室が6人とか7人とか配属されている状態で4人とか2人とかしか配属されていない研究室は、学部生の間で何らかの悪い噂が流れている/事実として配属されたくない場所である可能性が非常に高い。院試については就職組や外部進学組がたまたま大量に出た可能性もあるので、2〜3年追ってみて同様の状況が続いているか確認のこと。

1つだけキャンパスの外れにあるとか、そんな理由で不人気だったりする(研究室は悪くないのに)ところもあるので見極めは重要。逆に他の研究室が固まっている場所から最近になって移転して1つだけ僻地に追いやられる研究室は専攻内(教授陣達の中)で何かがある。

 07) 配属された学部生の大半が院試で他の研究室に移動(脱出)してしま

4)と同じ。学部生の配属人数は均等にするルールがある大学場合強制的に配属された人たちの吹き溜まりになってしま研究室がちらほら。そういうところはまず良くないので脱出してしまう。中には院試前はニコニコ対応で囲い込んで院試からブラックに豹変する研究室もあるらしいが……

 08) 日本人学生割合が少ない

グローバルだなんだと言ってもここは日本学部生の大半は日本人のはずで、配属される学生ほとんど日本人。それが修士博士外国人だらけになっているのは生え抜き学生がいなくなっている、即ち何かしらの闇を抱えている可能性あり。博士に進みたい人材連続して配属されなかったとか、海外で超有名な研究室からとか、そんな理由の時もあるので一概には言えないが。

ただしその場合でもコミュニケーション面や指導面でのハードル覚悟すべき。英語できないと最初大変かも。

 09) 担当授業の内容がひどい

授業にやる気がないお方や多人数への指導が得意ではない方も多数いらっしゃるのでなんとも言い難いけど、スライド形式の授業でスライドデザイン・内容展開があんまりだとか、レポート課題がやたら鬼畜だとかは考えもの

逆に授業がクッソわかりにくくても個別に聞きに行った時に丁寧に教えてくださる場合は良い研究生活が送れるかも(ただし、こちらから積極的に行動しない人には不向き)

特にスライドが酷い人のところだと、発表がいつまでたっても上手くならず学会就活などで苦労するかも。

研究室にその辺がうまい人がいれば教えを請えるのでそれほど重要じゃない。

 10) 会話やメールで話が噛み合わない/論理展開おかしい、話を小出しにしてくる、締め切りギリギリに話を振ってくる

コミュニケーションが上手く取れないと非常に苦労する。噛み合わない場合独自世界に固執しているか言語処理能力問題があるかも。また、小出しにしてくる場合、ちゃんと重要事項を把握していないかもしれない。

毎回期限ギリギリorちょっと過ぎてから話を持ってくる場合社会人(オトナ)としての最低限を持っていないかも。

 11) 約束を守ってくれない

最近大学教員事務作業などの研究活動忙殺されてスケジュール管理が難しいが、時間に大幅に遅れてきてもしれっとしているような人はちょっと困る。10)とも少し重複するけど常識が通じない人と意思疎通を図ることは非常に骨が折れる。

 12) ODオーバードクター)、博士課程単位取得退学を頻繁に出している

博士課程を3年ストレートで修了することの難易度がそれなりに高いことは確かなのだが、それでもOD単位取得退学を頻繁に出すのはちょっと問題があると思う。「とりあえず受け入れるけどあとは一人で頑張ってね」のような放置プレイをされる危険性あり。

 13) TA/RA給料研究費を不正に使用している

流石にこれは危険すぎるので巧妙に隠しているはず。ただ、研究室所属からRA費の余りから出すって」のような会話が聞こえるようなことがあったらアウト。いつ明るみになってお取り潰しになるかもしれないし、不正片棒を担ぎたくはないでしょう?

 14) 教授准教授の仲が悪い

快適な研究室生活を送りたければ以外と重要権力闘争とか面倒ごとには巻き込まれたくない。


まとめ

上の14個以外にも講師助教が死んだ目をしているとか、専攻内ではごますり星人だけど研究室ではやたら偉そうとか、他の先生をやたらこき下ろすとか、お金にならない共同研究・短期留学生受け入れを大量に抱えているとかそんなポイントもあったけど、その辺は院生として実際に所属してみないとわからないと思うのでやめておく。

上記に一部当てはまったとしても、必ずしも危険ではない。学部生に敬遠される理由としてゼミが厳しすぎる(指導自体は的確だが罵倒に近いため)という研究室は、卒業してみれば意外とありだったり(そう思える日が来るのは遠いが)。

これから研究室を選択できるチャンスがある人は是非よく吟味してほしい。

特に大学院から大学を変えようと思っているそこのキミ。その大学/研究室は本当にキミが望んだような場所なのだろうか?入ってから「前の研究室の方が良かった」と思っても手遅れなのだよ?よくリサーチした?

2014-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20140819022047

マイクロリアクタはどうかな?

がんの早期発見につながる技術として去年あたりからぽつぽつ話題が出てる。NEDO予算を出すみたいだし、5年後には結構形になっているかもしれないよ。

もっとNEDOお金を出してぐちゃぐちゃにな結果になった前例はいっぱいあるから、あまり油断はできない。

2012-03-03

ほらやっぱり

本給29万円が独り歩きし始めてしまった。本省だと地域手当込みじゃないとこんなのありえない。

少し調べてみた。NEDO地域手当って無くて、特別都市手当なんだ。へー

川崎だと6%。へー

それなら1.7万円もおかしくないかな。本給28.3万円。

まだ多いなあ。

異動保証分を本給にして都市手当を載せてたりするのかな?

ラスパイレス指数高いし何かからくりが有りそう。

(と言っても104か。。)

2011-04-24

http://anond.hatelabo.jp/20110424174625

では僭越ながらその昔NEDOポスドクしてた俺が。

デモして研究費が落ちてくるか。デモしたら業績が増えるのか。そんなわけない。

研究者にとっては、デモなんて無意味からやらないだけ。自分研究の有効性を訴えるなら別のルートがある。

もっとも、現段階で原発の代替可能クリーンエネルギーなんてない。

スケールメリットのない再生可能エネルギーでは、商業プラントが稼動していても、大規模化というハードルは高い。

これから原発を減らしていくなら、その分を補填できるのは石炭ガス化IGCCしかないんじゃないの、実際問題として。

2011-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20110416150201

この件に関しては、民主は悪くない。

NEDOはいつもこうだから。というか、役人の作文はいつもこうだから

地熱2

NEDOの夢いっぱいの企画書

http://www.nedo.go.jp/iinkai/hyouka/bunkakai/14h/23/1/6-3.pdf

現状

http://www.nedo.go.jp/activities/portal/p99048.html

ひょっとして民主のせいなのか?

H18年度からやってる事がころっと変わってる

http://anond.hatelabo.jp/20110416140938

ただ、原子力の発電コストって使用済み核燃料の処理コストいれていないだろうし、もうちょっと高いんじゃないかなー、というのが私見です

地熱に関してはこれ参考にしたですけど、石油よりは効率がいいという感じですね。

2011-04-02

http://anond.hatelabo.jp/20110402042930

なんでメタンハイグレードって間違えるんだろうね、と思ってぐぐったら検索結果がハイドレートと同じだった。Google気を利かしすぎw

ところで地熱発電だが10年前のNEDOのまとめではだいたいこんな感じだった(http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g102271j.pdf)。この手の資料は、長所を思い切りいっぱい書いて短所はちょっとしか触れないのが普通(そうじゃないと予算がつかない)だから、この書き方はかなり異例。つまりごまかしきれるレベルじゃない弱点がいっぱいあるってことで、高温岩体発電が実用化しないと状況は変わらないだろう。が、ほぼ同時期にベンチプラントを作った石炭ガス化複合発電が次は実用機という話になっているのに、高温岩体発電は全然進行していないことから考えて状況はかなり厳しい。旧資環研の高温岩体グループもかなりやさぐれているようだ。http://www.aist.go.jp/NIRE/publica/news-2000/2000-09-2.htmを書いた人も今じゃ産総研メタンハイドレート研究センター所属だし。

このまとめは、突っ込みどころはタイトルをはじめとしていろいろあるけど、新エネルギー関連の技術問題点についてはわりと妥当だと思うよ。コストの試算は水物だから、あまり信用しない方がいいけど。

ところで脱原発を唱えるゆとり脳ってどこにいるの?増田ではあまり見かけないよね。

2011-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20110321001727

お返事遅くなりました.気が付いたらいろいろ話が展開しているみたいですが,素直に返信.

ちなみに私はアンチ原発派ではな原発容認派です.なので原発ダメ=即刻停止という考え方はしておらず,代替できるものがあればそちらに移りたいと考えているだけです

原子力発電所リスクなんてあんなもんでしょ。今まで運良く一人残らず目を背けていられたってだけで。

もっとも、仮にあそこに火力発電所が建っていたとしても、重油流出やら火災やらでやっぱり相応に被害を周囲にお呼びしていただろうし。

リスクなんてあんなもんでしょ」とのことですが,私が質問したリスクコスト」についてはどうでしょう.今回の危機は想定の範囲内であり,原発コストパフォーマンスを活かして得たお金で万全の補償ができるので誰にも文句は言わせません,壊れた原発は直すだけ,原発はこれまでどおりです.と,考えているなら,「リスクなんてあんなもんでしょ」とのとおりですが,原発推進派?の方々だって

という具合にリスクのためにかかるコストを高く再計算しているわけですよね?この原発の最大の利点であるコストパフォーマンスについて,推進派さえも再計算が必要と考える状況において(しかもその原因が最大の欠点である原子力危険性),原発との付き合い方に再考の余地はないのか?と考えるのは決しておかしい話ではないと思いますが.

俺が言いたいのは、

じゃあ仮にずーっと火力発電オンリーだったら、日本は今と同じような繁栄を享受できていたのか?

から火力発電に切り替えたらそれで全部解決なのか?

だよ。

今回の議論の中で「原発は不要だった.あれがなければ日本はもっと良くなっていた」なんて話をしましたっけ.私はそんな考えは全く持っていませんが,もしそのように受け取れる発言をしていたらすみません

私が呈した疑義は「今回の状況を見ると,原発の合理性について再考する余地があるのではないか?」そして「太陽光発電省エネ考慮するに値するものではないか?」です

電子発電所が建ち始めた1960年代専門家評論とか色々漁ってみるといい。あちこちで散々に議論され尽くされた上で「まあ原子力発電しかねえわな」と関係者達は渋々(一部は喜色満面に)承諾してる。最後まで反対し続けたのは社会党共産党たいコミュニストの狗みたいなのばかり。

えーと,以下の話は1960年代評論を読まずに書いています.すみません

具体的な資料を示していただけるとありがたいです

1960年代当時の判断を否定したいわけではないです.現実としてこれだけの繁栄を支えたわけですから戦後15年で原子力を選択したという話ですが,これを聞いた時「そうなのか!」と驚きましたが,良く考えたら戦争突入の理由の一つが油の枯渇なんだからからの脱却を狙うのは妥当な選択ですね.

そして当時,油以外のエネルギー選択肢がどれだけあったかというと,太陽光発電世界初の実用化が1958年国内初の地熱発電所が1966年風力発電にいたっては1980年代,ましてや省エネなんて戦後復興時に考える話ではないでしょう.原子力発電を選択するのは合理的な判断だったと思います.

太陽光発電歴史太陽光発電教科書

http://solarsystem-history.com/history/his_1958.html

1954年に初めて太陽電池発明されたものの、当時太陽電池は大変高価なものでした。そのため現在のように一般家庭で利用できるようなものではなく、特殊な用途に限定して利用されていました。その“特殊な用途”として代表的なものに、人工衛星への電力供給が挙げられます。実は世界で初めて太陽電池が実用化されたのは、人工衛星だったのです

地熱発電@Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%86%B1%E7%99%BA%E9%9B%BB

日本では1919年海軍中将山内万寿治が大分県別府地熱用噴気孔の掘削に成功、これを引き継いだ東京電灯研究所長・太刀川平治が1925年に出力1.12kWの実験発電に成功したのが最初地熱発電とされる[17]。実用地熱発電所は岩手県八幡平市松川地熱発電所(日本重化学工業株式会社)が1966年10月8日に運転を開始したのが最初である

風力発電について@NEDO

http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/foreigninfo/html9908/08229.html

風力発電は、1980年代アメリカにはじまり、1990年代にはヨーロッパでの開発が大いに進展し、今や、インド中国でも化石燃料に代わる、環境に無害な有望エネルギーとして大きくとりあげられている。日本では、1980年試験用の40kWの風車が設置されたのが最初であるが、1980年代から電力会社等での試験研究がはじまった。



繰り返しになりますが,別にいますぐ原発全部止めろ!なんて言うつもりもないです.上記に挙げた新エネルギー原発とそっくりそのまま代替可能とも思っていません.しかし,このように1960年代当時には選択肢として存在し得なかったものが増え,そして今回のような事故が起こったた今でも,当時の合理的判断は再考の余地がないのでしょうか?

で,私の意見太陽光と省エネと言うのは,まぁ一見すると鼻で笑ってしまいそうな話ですが,一考の余地があるのではないかと.以下,それを説明します.

今回の問題は「一カ所集中発電のリスク」と「原子力リスク」が原因ですよね.で,元増田は前者についてはたくさん原発を造ること,後者についてはより性能のよい原発を造ること,で解決するという案を提案しています.今回のようなトラブルはより良い原発(ひいてはより良いエネルギー供給体制)のために避けては通れない通過点だ,と捉えるのは原発推進戦略としておそらくまっとうだと思います.

これに対する私の反論ですが,私は今回の事故を見て,どう頑張ったところで人の想定の斜め上を行く出来事は起きてしまう,と感じました.よって「原子力リスクはどう頑張ったって抑えきれない」と考えます.そうであるならば,最悪の事故が起きた時にそれを最小化する戦略しかないので,あちこちに原発を作るという戦略はありえないと考えます

もちろんこれは「原子力リスクはどう頑張ったって抑えきれない」という前提のもとに成立しているので,それが解決されれば主張は変わる可能性が大です.あとは「最悪の事故が起きた時にそれを最小化」すればいいので,原子力漏れても平気などこぞの奥地だとか月に原発を作るならokです

人里からキロしか離れていない,しか津波地震台風も来るのが毎度,の土地原発を作り,しかも旧式とわかってもなお動かし続ける,という現在のやり方はいくらなんでもリスク対策をケチりすぎじゃないかと.

で,一番最初の話に戻ると,太陽光発電省エネに期待したのは,両者のリスクを持っていないかです.いろいろ言われていますが,やはり太陽光発電停電時にはそれなりに役立ったようです

あとビジネス的にも,原発太陽光も(あと省エネも)日本に強みのある分野で,CO2絡みで注目されている分野ですが,今回の事故は前者には向かい風で後者には追い風です

計画停電で使用できない」 太陽光発電操作周知にメーカー躍起@産経

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110321/biz11032101270000-n1.htm

家庭用の太陽光発電装置は、パワーコンディショナー(パワコン)という装置を使い、太陽電池で発電した直流電流を、家庭で使用できる交流電流に変換している。ただ、パワコンを動かすための電気は、通常、電力会社から送られる系統電力に依存しており、そのままでは日中発電していても、電気が使えない。

使用するためには、家のブレーカーオフにし、パワコンに付属したコンセントに直接、電化製品の電源コード差し込む必要があるが、意外に知られていないのが実情だ。



原発はま夢物語に過ぎないとしても,少なくも現在エネルギー資源ポートフォリオを組む上で,今回の事故を「大丈夫だ,問題ない」とスルーするのはおかしいのではないか原発(火力も似たようなもんだけど)が持つリスクとちょうど補完関係に太陽光発電(と省エネ)を現実的手段として考える良いタイミングなのではないか,というのが意見です

まぁ本音は原発やめろじゃなくて太陽光やろうぜ!だった気もしますね.こうやって整理すると.太陽光について反対派は「割高でしょ」といい賛成派は「回りだしたら安くなる」という.今回の騒動で太陽光発電コスト以外のメリットが見えたので,これを機にいっちょ太陽光電池にもチャンスを与えてあげていいんじゃないかと.

手間もお金もかかるけど、利益も大きい@産総研 太陽光発電研究センター

http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/economics/benefit.html

太陽光発電は現時点では一般的な発電方式よりもまだコストが高いのですが、大量生産を進め、計画的に普及を図ることで十分に安くできると見られています。補助金や電力会社による買取などの助成策は、コスト低減と普及を進める効果があります。開発・普及には大きな費用と相応の年数が必要ですが、化石燃料の輸入と異なり、その費用国内に大きな経済効果雇用をもたらします(図2)。先行するドイツなどでは既に普及費用を遙かに上回る経済効果と数万人の雇用を創出し(*2)、これにならって欧州、さらには中東アジア諸国米国も積極的な普及に乗り出しています。



あと,当分電力不足が続きそうなわけですが,原発なんてそうそう作れないですよね.一方で太陽光発電は市販のソーラーパネルを買えばすぐに発電所のできあがり.太陽光発電では昼間だけという問題はあるが,ピークはむしろ昼間にあるんだからそれを避けるのには十分貢献するのでは.

どうやって普及させるかという問題も,高速無料化とETCエコポイント家電,この辺の事例を思えば補助金うまく使えば可能では.あと気になるのは生産が追いつくかどうかだけど,それこそ元気な西日本で(がんがん電力使って)作って東日本に送ればいい.サンヨーシャープパナソニックも西の企業だしちょうどいいのでは.

特に根拠のない希望を言っているだけなのでつっこみよろしくお願いします

2010-04-29

http://anond.hatelabo.jp/20100429031646

工学産業)では割と、こないだ仕分けで縮減対象になったNEDO産総研がそれに近い仕組みを上手くやっている方だと思うんだけど。

基礎科学に関してはもっとこのレベルからの目線を国民が持つべきだわ。

http://d.hatena.ne.jp/m0612/20100414/p1

2010-02-23

太陽光のコストは7円/Kwhに下がる」の大嘘

http://sangyo.jp/ri/pv/pv2009/article/20090609.html

太陽光発電において、工事費は約3分の1を占める。

現状のコストが50円/Kwh程度なので、

その中で約16円/Kwhは工事費が占めることになる。

NEDOは「2030年には太陽光のコストは7円/Kwhに下がる」との

ロードマップを示しているが、仮にモジュールコストゼロ同然になったとしても、

電気工事店の施工手間」(要は人件費)は、さほど下がらない。

架台の標準化や施工工程標準化を進めたとしても、

工事費を下げるのは至難の業だ。

超楽観的シナリオで、モジュールはタダ同然、パワコンもタダ同然になったとしても、

「施工費が半分以下にならなければ」、太陽光発電のトータルコスト

7円/Kwhにはならない。

実際には、良くて15~20円/Kwh程度までしか、下がりようがないのでは

ないか?

唯一、家庭用太陽光ではなく「メガソーラー」にすれば、

施工コストが薄まるので、7円/Kwhの可能性は出てくるが、

そうなると、現状の「家庭用太陽光には手厚く、業務用太陽光には手薄」な

太陽光普及政策とは矛盾する。

太陽光普及の鍵は、シャープやQセルズが頑張ってコストダウンすることよりも、

工事店の合理化・効率化でしかないのだが、

それを指摘する声が少ないのはどういうことか?

http://blogs.yahoo.co.jp/hose_solar/18114497.html

でも似たような主張がされている。

2009-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20090826093316

やりたいことを先におおっぴらにしちゃって、

「仕方ないね」ってことで他人を巻き込む。

まさに逆転の企画術、イノベーションジャパン!

(追記)

これか・・・。

http://expo.nikkeibp.co.jp/innovation/index.html

なんで日経BPなのに国挙げての~?と思ったら、主催はNEDO/JSTで実働部隊が日経BPなのね。

出展者・発表者のページが見れないので、なんとも。

2009-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20090222224732

なんという俺。チョコボール買うところまで(笑)

こっちは東大だったが。

 

学部時代から誘われてた教授のところに

特に考えず、必要としてもらえるなら、と行ったんだけど、

RATA給料研究室に丸々上納するのが当然だった、みたいな。

先輩方、博士号なかなか取れてません、みたいな。

でも、そんなに悲惨だったわけじゃない。

自分には運動部的なノリがあるから、雑用をする分には別に良かったし、

NEDOプロジェクトに絡めたり(当たりはしなかった)、

1章書いただけの、共著だけど、一応本も出たし、

悪くは無かったと思う。

教授のことが嫌いになったわけじゃないし、

教授の考えの一番の理解者だったんじゃないか ぐらいの、自負はあった。

ただ、正直、ここじゃ学振は無理だなとM1の秋に思って辞めた。

だって、研究は、これっぽっちも進まなかったから。

 

日本でも産総研とか理研なんかのRAとか(研究室コネもあるだろうけど)、

とにかく研究室に籍は置きつつも、お金のあるところでの研究活動に移るべきだよね。

研究室の雑用をサボる理由にもなるしね。

研究室ボスとしても、面倒な指導もせず、

適当に discussion で我田引水しとけば、 corresponding author になれるんだから、

こういうやり方は双方にとって悪い話じゃないんだ。

そうやって、うまく立ち回ってた人もいたので、できないことではない。

まあ、俺にはできなかったが。

 

役に立つ研究室は(たぶん日本以外でも)限られているから、

何らかの事情で“外れ研究室”に入ったとしても、

自分で果敢にアタックして、他の研究室研究所に、

自分を売り込んでかないといけないんだと今は思う。

なんせ、大学院生供給過剰なんだから。

 

やめるときに退学届けに判子をもらうために

研究科長のところにいったら

「朝は起きられるか」

と聞かれた。

既に今の会社アルバイトで働いていたので、

何を言ってるんだこの人?と思ったけど、

「朝は起きられるか」

ポイントみたいだな。

 

そういえば、こっちもアメリカスカンジナビア

大学院に入りなおすことを考えていたが、

奨学金抱えてて金銭的にヒヨった。

学部時代に運動部に力入れすぎて、

GPAが悪かったってのもあったが、

まあ、いろんな意味でヒヨったね。

今じゃ、普通に働いている。

結婚までしちまって、

ますます留学が遠のいた。

 

俺も、金のエンゼル当たったことないや。

 

追記:

そういや、友人に「ワープアになっても研究続ける」って言ってたのがいて、

その後 DC2 が取れたみたいで、俺のほうもほっとした。

学振があるのとないのとじゃ、余裕が違うからね。

というか、DC1 ならまだしも DC2 が取れないようなら、放り出すべきだと思うよ。

自分で目が覚めるのならいいけど、

そうでなかったらほっぺた引っ叩いてやらなきゃ。

2008-11-05

http://anond.hatelabo.jp/20081105012533

自然エネルギー促進を訴えているが、反原発を唱えた記憶はない。実に単純な事実誤認としかいいようがない。

それなら誤解を詫びるが、たとえばこういうコメントを見ると反原発と誤解されても仕方ないと思う。

[はてなタックル][本題とはずれるが]レアリスクに対する対応って推進反対側どっちもどっちに見えるな。科学哲学的にも難問を語るヒマあったら、淡々経済的に許容可能な再生可能エネルギーの実証していけば、擬似問題でしかなくなるのにといつも思う

http://b.hatena.ne.jp/ruletheworld/20080814#bookmark-9642417

あなたの言うとおり原子力は「一世代は主力の一端を担う存在」になるしかないのであれば、少なくとも一世代の間は「疑似問題でしかなくなる」のは無理なのだから。

(ま、個人的にはその後の高速増殖炉は開発リードタイム的にもコストでも普通自然エネルギーに負けると思っているがw)

それは私も否定しない。素人考えだが。

安くしろというトンデモに隠れて、化石燃料価格変動による不安定化の指摘という点を見過ごすなという事。

それは見過ごすまでもなく自明だから敢えて語らなかったまで。その自明事実から誤った結論を導くことを批判するのが元記事の趣旨

原子力偏重で新エネルギー開発の鈍重さを見ても気を払わない点が、増田とわしとの差異なんじゃないの?

「気を払わない」というのはあなたの価値観から見てそう見えるだけ。この件に関しては、元記事で引用した資料にも載っていた

しかしながら、わが国においては、発電も目標にした開発プロジェクトである、電力中央研究所の雄勝とNEDO の肘折の両現場実験プロジェクトが02 年度までに一応の終止符を打つことになった。大変残念なことである。

この原因は、産学官のいずれにもあるように思う。それらの一つについて、復習をかねて以下にのべてみる。

設計工学の立場からみれば、単純化による第一次的近似から、より複雑さを考慮したものに、段階的に研究開発を進めていくという定石がある。未踏の分野においては、定石の手順はすでに得られているものではなく、研究開発の当事者が創り上げなければならない。

定石の手順の初期の段階において、その時点での成果を過大に評価し、実用化が近いかのような甘い期待をスポンサーに与えてしまうことがしばしばある。このことは、細心の注意を持って厳に慎まなければならない。

http://criepi.denken.or.jp/jp/pub/review/No49/kantogen.pdf

おそらくこれに尽きるのではないかと思うが、単に私は新エネルギーよりは原子力の方により詳しいから細かい評価を差し控えたというだけのことだ。総論としては新エネルギーの開発を促進せよという主張には何の変化もない。

それを「偏重」と呼んでしまったり、あるいは「悪質なプロパガンダ」と呼んでしまうのであれば、逆にあなたこそが「反原発厨」であるとの誤解を避けられないと思うが、いかがか。正直、あなたは自分の立場と他人の立場の一致に不寛容すぎると思う。主張の理非ではなく、言葉が過ぎる。

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