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2023-12-21

anond:20231221180034

日本語祖語は偏堡(Pianpu)文化紀元前2700年頃の遼西地区東部もしくはマンチュリア南部遼河流域に起源があり、

紀元前1500年頃に朝鮮半島北部中央部ゴングウィリ(Gonggwiri)式土器を介して朝鮮半島南部の無文(Mumun)文化形成し、

この頃に磨製石器を伴う稲作など灌漑農耕が山東半島から遼東半島経由で朝鮮半島南部へと広がり、

紀元前9世紀に九州北部へと広がり弥生文化形成に至って、日本列島在来の「縄文語」系統を(北海道を除いてほぼ)やがて駆逐した、とされます(Miyamoto., 2022)。

一方、朝鮮語祖語もマンチュリア南部とその周辺に起源があり、現在北京付近位置した、いわゆる戦国の七雄の一国である燕の東方への拡大に圧迫されて朝鮮半島へと移動し、

その考古学指標紀元前5世紀頃の粘土土器(rolled rim vessel、Jeomtodae)文化になり、やがて朝鮮半島から日本語系統駆逐した、と指摘されています(Miyamoto., 2022)。

まりマンチュリア南部とその周辺から、まず紀元前二千年紀半ばに日本語系統朝鮮半島へと到来し、その後で九州北部に広がったのに対して、朝鮮語系統紀元前千年紀半ばに朝鮮半島へ到来した、というわけです。





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神澤秀明、角田恒雄、安達登、篠田謙一(2021c)「香川県高松市茶臼山古墳出土古墳前期人骨の核DNA分析」『国立歴史民俗博物館研究報告』第228集P369-373

神澤秀明、角田恒雄、安達登、篠田謙一、斎藤成也(2021d)「島根県出雲市猪目洞窟遺跡土人骨の核DNA分析」『国立歴史民俗博物館研究報告』第228集P329-340

国武貞克(2021)「中央アジア西部における初期後期旧石器時代(IUP期)石器群の追求と日本列島到来の可能性」『パレオアジア文化史学アジアにおけるホモ・サピエンス定着プロセス地理的編年的枠組みの構築2020年研究報告書(PaleoAsia Project Series 32)』P11-20

上峯篤史(2020)「存否問題のムコウ」『Communication of the Paleo Perspective』第2巻P24-25

佐藤宏之(2013)「日本列島の成立と狩猟採集社会」『岩波講座 日本歴史  第1巻 原始・古代1』P27-62

篠田謙一(2019)『日本人になった祖先たち DNAが解明する多元的構造』(NHK出版

篠田謙一、神澤秀明、角田恒雄、安達登(2019)「西北九州弥生人遺伝的な特徴―佐世保市本山岩陰遺跡土人骨の核ゲノム解析―」『Anthropological Science (Japanese Series)』119巻1号P25-43

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高宮広土(2014)「奄美沖縄諸島へのヒトの移動」印東道子編『人類の移動誌』初版第2刷(臨川書店)第3章「日本へ」第5節P182-197

松波雅俊(2020)「ゲノム検証する沖縄人の由来」斎藤成也編著『最新DNA研究が解き明かす。 日本人の誕生』第2刷(秀和システム)第5章

水ノ江和同(2022)『縄文人は海を越えたか 言葉文化圏』(朝日新聞出版

山田康弘(2015)『つくられた縄文時代 日本文化原像を探る』(新潮社

2023-12-11

USBイーサネットは壊れやす

3年使っていてすでに2個目だが、だいたい1年~1年半で壊れる印象。

GbEコントローラとか枯れた技術なんだけど、意外と安定しないのね。

WIFIのほうが安定してるまである

ノートPCでイーサ使いたいならUSBじゃなくて最初からオンボードでついてる機種をおぬぬめする。

2022-02-05

anond:20220205085102

完全に同意

なぜかGbEから20年くらい進化が遅い

データセンターでは100GbE業務用では10GbEが普及してるけどまだまだ高い。

CPUストレージ進化に比べればかなり遅いほうだよね。なぜか。

無線移動体通信シフトたからかなあ。

2021-07-22

NASって便利だな

PCを7台持ってるんだが、それぞれのデータ移動にUSBメモリを使っていたころは抜き差しがめんどくさいのと、USBメモリ自体転送速度が遅くて大きなファイルだと時間がかかってしまっていた。何よりデータを移す元と先のPCを立ち上げなければならないので起動を待つのだるいのが難点だった。

クラウド検討してdropboxを使ったりもしているのだが、回線が遅い(いまだにADSL)のと、デバイス接続制限があったりしてなかなか全部のPCには行きわたらない。容量も不十分だ。

そこでNASを導入してみた。

全部のPCから常時読み書きできる領域ができてからはすべてを立ち上げていなくても、そこにデータを移す&参照することができるうえ、必要としているPCのみが立ち上がっていればよいのでかなり楽になった。回線GbEなので十分な速度が得られるようになった。もちろんデバイス接続制限もない。そしてテラバイト級の容量が用意されている。PCの中にはLinuxもあるのだが、そこでも比較簡単NASの共有フォルダマウントできたのでOSにこだわることもなくなった。

唯一気になるところとしては、NAS自体HDDなので転送速度がGbEでなくHDD依存している点だろうか。次に欲しくなったころには、SSD&2.5GbENASが買えるようになってるといいかな。

2021-04-24

6G楽しみだな

これまで主に通信で使われてきた光技術を、端末やサーバーでの情報処理にも適用します。具体的には、デバイス内のチップ間やメニーコアチップ内のコア間の伝送、チップ内の信号処理なども光化することで、光から電気への変換処理を不要にし、低消費電力や低遅延を実現します。

これがオールフォトニクス・ネットワークです。NTTオールフォトニクス・ネットワーク目標性能として、低消費電力、低遅延、大容量・高品質の3項目をそれぞれ現在の約100倍の向上を目標としています

いまGbeメタル結線だがそこも光になるというかんじなのね。

10GbeのSFPモジュールとか既にあるけどそれの100倍速くて安くなる感じか。

中国バックドア仕込んだ5G機器を売り込んでくれたおかげで、世界視点相対的日本勢の信頼度をふりかえるようになってくれた感じか。

それにしてもNTTや四大電機の人財の厚み・R&Dの基礎開発力はすさまじいものがあるな。

2020-01-04

Windows10から光回線ネット接続が1Mbps以下になったときにやったこ

問題の切り分け

回線速度の問題なのかPC問題なのかを切り分ける

宅内LANWiFi接続したスマホで速度計測→結果:40Mbps

結論PC問題

LAN問題?

宅内LANGbe

ルータまでの経路中のスイッチ再起動

ルータまでの速度をPINGで計測→問題なし

ルータ問題?

ルータファームウェア確認→最新から半年 遅くなる前と同じ

問題なし

Windows10の設定の問題?

各種ドライバを最新に更新

すでに更新すみ→問題なし

セキュリティソフト

重複なし→問題なし

電源オプション

ハイパフォーマンス問題なし

高速スタートアップ

無効問題なし

受信ウィンドウ自動チューニングレベルの変更

実行後再起動効果なし

SNP無効

実行後再起動効果なし

HDD問題?

ディスククリーンアップ

一時ファイルを全削除

システムファイルクリーンアップ実施

ディスクデフラグ

実施途中でディスクエラー発見

チェックディスクで修復

chkdsk c: /r ←一晩かかった

ここで約40Mbpsが出ていることを確認

anond:20200104102724

本体SSDが120GBだけど、RAID0で構成した8TBのHDDアレイGbE越しにあるから不便したことないな。

アーカイブ目的ならAWS S3でも使えばいいし、手元に置くのはこんなもん。

2019-09-21

毎日夜中に勝手スリープ復帰するPCでこの対策試してみた

先月Windows10更新が起きて以来、毎日深夜に必ずノートパソコンスリープ状態から復帰するようになった。復帰でファンが回る音は気になって目が覚めるし、閉じたままのノートPCが復帰しちゃったら熱がこもるし、解決たかった。

本日増田解決法を見つけたので試した。

 

スリープ使ってるやつはwin10にはするな!!!

https://anond.hatelabo.jp/20160509120018

 

デバイスマネージャーを開く > ネットワークアダプターを展開 >  "Realtek PCIe GBE Family Controller"を右クリックしてプロパティを開く > 「ウェイク・オン・パターンマッチ」と「ウェイク・オン・マジックパケット」の項目を「有効から無効」にする > OKを押す

 

今夜から解決することを願う。

追記

解決しなかった。23:54にブオーンと起動し目が覚め、もう一度スリープにしてから寝たら4時頃また起動してる音で目を覚まさせられた

2009-06-13

http://anond.hatelabo.jp/20090613045856

マニアックな話になるけど、10GbEプロバイダとかでしか使われてなくて、一般で使えるのが GbE どまりなのも同じ理由だよね。

(大手町の IX とかだと 10GbE を何本も束ねて使っている)

2008-12-02

http://anond.hatelabo.jp/20081202002104

まあ確かに当初は、

Microsoft is expected to recommend that the "average" Longhorn PC feature a dual-core CPU running at 4 to 6GHz; a minimum of 2 gigs of RAM; up to a terabyte of storage; a 1 Gbit, built-in, Ethernet-wired port and an 802.11g wireless link; and a graphics processor that runs three times faster than those on the market today.

http://www.microsoft-watch.com/content/operating_systems/longhorn_to_steal_limelight_at_winhec.html

なんて言われたくらいだしねえ。そのうち実際の製品が出来上がってくるにつれ、いつも通り実際に必要なスペックは隠されて、マーケティング上の戦略で「もっと低スペックでも動きますよ」って言うようになっていくんだけど。

結局WinFSが無くなったりなんだりで必要スペックは実際に下がったんだろうけど、Windows Vista開発者の本音としてはこのくらいのスペックが必要だと思っていたんじゃないかな、って思う。

 
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