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2010-11-02

WindowsXP画像ビューアの妙な仕様

発見の経緯

画像表示プログラムの習作としてWindowsXP標準の「Windows FAX画像ビューア」を模倣中に発見

概要

WindowsXPにおいて画像ファイル(JPEGGIFなど)に関連づけられている「Windows FAX画像ビューア(以下『画像ビューア』)」は、ファイル名昇順で画像連続表示すると思われているが、別にそういうわけではなかった

発生環境

WindowsXP HomeEdition SP3(おそらくProffessionalも同様と思われる)

他のバージョン(Vista以降)では未確認。

再現方法(1)

  1. 何でも良いのでJPEG画像ファイルを一つ用意する。
  2. それらを任意のフォルダに複数複製し、以下のようにリネームする。
  3. 上記から任意のファイル画像ビューアで開き「次のイメージ(→)」ボタンや「前のイメージ(←)」ボタンを押して、番号順に画像が開かれる事を確認する。
  4. 画像ビューアを終了する。
  5. 「2.jpg」を「5.jpg」にリネームする。その際、画像が格納されてあるフォルダの表示は更新しない事。
  6. この時点でフォルダ内の画像ファイルの並びが「1.jpg」「5.jpg」「3.jpg」「4.jpg」となっている事を確認する。
  7. 再び1.jpgをビューアで開く。
  8. 「次のイメージ(→)」ボタンを順次押していく。
  9. 何故か「5.jpg」が開かれ、次に「3.jpg」が開かれる。
  10. 画像ビューアを終了する。
  11. フォルダ更新する。
  12. この時点でフォルダ内の画像ファイルの並びが「1.jpg」「3.jpg」「4.jpg」「5.jpg」となっている事を確認する。
  13. 再び「1.jpg」をビューアで開く。
  14. 「次のイメージ(→)」ボタンを順次押していく。
  15. 画像が開かれる順番が「1.jpg」「3.jpg」「4.jpg」「5.jpg」なっている事を確認する。

再現方法(2)

  1. WindowsXP標準の「ペイント」を開く
  2. 何でも良いので絵を描く。面倒ならば何も描かなくて良い。
  3. 任意のフォルダに「1.bmp」として保存する。
  4. 変更を加えず同じフォルダに「2.bmp」として保存する。
  5. 変更を加えず同じフォルダに「3.bmp」として保存する。
  6. 変更を加えず同じフォルダに「4.bmp」として保存する。
  7. 画像が保存されているフォルダを開き、「1.bmp」を画像ビューアで開く。
  8. 「次のイメージ(→)」ボタンを順次押して、ファイル名順に画像が開かれる事を確認する。
  9. 画像が保存されているフォルダ内で右クリックし、「アイコンの整列」から「更新日時」を選択を二回繰り返す。
  10. フォルダ内で、更新日時降順、つまり「4.bmp」「3.bmp」「2.bmp」「1.bmp」でファイルが並んでいる事を確認する。
  11. 「4.bmp」を画像ビューアで開く。
  12. 「次のイメージ(→)」ボタンを順次押していく。
  13. 「3.bmp」「2.bmp」「1.bmp」「4.bmp」の順番で画像が開かれる事を確認する。

推測

Windows FAX画像ビューア」の画像を開く順番は、フォルダ上の表示形式に依存しているようだ。何でまたこんなややこしい仕様にしたんだろう。

(追記)画像ビューアのヘルプを確認してみた

ツールバーの概要のページの「次のイメージ(→)」「前のイメージ(←)」の説明には、それぞれ「同じフォルダの次のイメージに進みます。」「同じフォルダの前のイメージに戻ります。」と記載されており、ファイル名順に進むとは記されていない

 
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