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2023-01-08

anond:20230108124158

前提

他のトラバでも言いましたが現状では写真動画もやりたいファミリー層へSONYFUJIFILM以外を推すことは良心の呵責があるんでカメラメーカーSONYFUJIFILMとなる。

以下からオススメカメラレンズ情報を記します。
入門ということでレンズ無しのカメラボディ本体だけで50万円とかするものは紹介しない。

SONY

APS-Cサイズイメージセンサーレンズ交換式ミラーレスデジタル一眼カメラ(デジイチ)の登場早期から展開している先駆者

カメラファンの持つSONYカメラの印象はハイスペック主義
最新機能と性能をガンガン載せて他者追随を引き離すことへ主眼が置かれている。

Youtuberを中心としたSNS動画需要へ敏感に反応を示す傾向があり、現在SNS動画ユーザーの大半がSONY選択するという状況になっている。

SONY α6400

APS-Cサイズイメージセンサーを搭載した入門機。
主要カメラメーカーデジイチ界隈ではα6400以前と以降という境界線存在し、α6400はデジイチ入門機の標準性能と機能を決定付けたと評価される銘機。

登場当時は入門機とは思えないオートフォーカス性能があり、制限はあるものの高速連写、4K30FPS動画撮影できるなど当時求められた入門機としての機能が全部載っていた。
唯一の欠点はボディ内手ブレ補正機構が搭載されていないことで、手ブレ補正を使うには手ブレ補正機構を備えたレンズ選択する必要がある。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると10万円ちょっと

SONY α6600

α6400をベースに唯一の欠点であったボディ内手ブレ補正機構を搭載した兄貴分。APS-Cサイズイメージセンサーを搭載。

α6400よりも大型のグリップと大容量バッテリーを備えており取り回しが良いことも美点。
撮影に関する基本性能はα6400とほぼ変わらないので、ボディ内手ブレ補正機構が欲しいか否かでα6400と選択を決めることが出来る。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると15万円ちょっと

SONY α FX30

デジイチ動画流行したことでスチルカメラスタイル動画デジイチが多数登場した流れで登場。APS-Cサイズイメージセンサーを搭載。

ベースはFX3というフルサイズイメージセンサーを搭載したスチルカメラスタイル動画デジイチだが、イメージセンサー周りの技術はα6400系であると考えられ間の子と言った感じ。
デジイチ動画撮影に特化した操作系を持ち、より高画質な10bit動画撮影可能などによってYoutuberを中心に物凄く売れている。写真よりも動画だって人ならばコレ。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると20万円ちょっと

SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary

SONY純正ではないサードパーティSIGMAレンズ

ズーム機能の無い単焦点レンズで、ズームが出来ない代わりに暗所でも明るく写り高画質。新生児のお昼寝シーンなどで活躍する。
ボケの量も大きく、まさにデジイチで撮りましたみたいな画になり、30mmという画角人間の両目視野に近いので使いやすい。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると4万円くらいなのでα6600と組み合わせても20万円以下の出費で済むのもお財布に嬉しい入門単焦点レンズ

後述するFUJIFILM版も存在する。

SONY Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z

SONY純正ズーム機能のない単焦点レンズ

こちらもSIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporaryと同様にズーム出来ない代わりに暗所でも明るく写り高画質。
ZEISSブランドを冠するハイエンドレンズで、SONY純正ともありカメラの性能を十分に発揮でき24mmという両目視野に近い画角は使いやすいが難点は高価なところ。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると8万円くらい。

SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650

SONY純正ズームレンズ

いわゆるキットレンズとも呼ばれており、カメラボディとセットで買うとおトクになるレンズ種別としてはパンケーキレンズであり小型軽量でなおかつ電動ズームまで使えるという便利なレンズ
写る範囲画角も両目視野に近い16mmから目視野に近い50mmまでで非常に使いやすく大きなレンズを持ち運びたくないという需要マッチする。
欠点は小型軽量でかつ低価格ともあり画質は劣る傾向がある。しかしそれでもデジイチの画なのでその辺のスマホより圧倒的に良い。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると2万円くらい。

SONY E 16-55mm F2.8 G SEL1655G

SONY純正ズームレンズ

Gブランド冠するハイエンドレンズで、前述したパンケーキレンズSELP1650と似たような写る範囲画角を持つズームレンズ
SELP1650よりも明るく写りボケの量も多く高画質だが非常に高価。SONYAPS-Cデジイチでこの画角ズームレンズの到達点の1つ。
ズームレンズなので様々な画角子供を撮る楽しみを体験できる。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると14万円くらいするのでカメラボディと同じ価格レンズへ支払うことになる。

KENKO Tokina atx-m F1.4 23mm / 33mm / 56mm

SONY純正じゃないサードパーティKENKO製のレンズ

ズームレンズの無い単焦点レンズレンズ毎に写る範囲が違うが、それら写りの範囲が違う23mm / 33mm / 56mmの3本を紹介。
23mmは両目視野に近く、33mmは片目視野に近く、56mmは更にクローズアップする印象に写るレンズで、Tokina atx-mブランドとして統一された色味を持ち、3本ともレンズ自体サイズ感も似てるので使いやすい。

実は中国レンズメーカーVILTROXのOEMで、それぞれVILTROX AF F1.4 23mm / 33mm / 56mmが対応する。
レンズ外装の作りに差異はあるものレンズ性能自体は同じで、KENKOでなくとも良いならVILTROXの方が安く購入できる。

ちなみにFUJIFILM版も存在するので、自分が選んだカメラメーカーSONYなのかFUJIFILMなのか関係なく選択できる。

FUJIFILM

カメラファンの持つFUJIFILMカメラの印象は芸術肌。
フィルムメーカーらしい多彩かつ美しい色味が特徴とされる。

長年多くの写真好きカメラファンを魅了してきたが、SNS動画時代となり新鋭機能を多数搭載するというフットワークの軽さを見せ付けた。
SONY α6400がデジイチ入門機の標準性能と機能を決定付けるや否や、機敏にそれを察知しFUJIFILMらしいアプローチで標準性能と機能フォローした。

カメラボディのデザインサイバー雰囲気のあるSONY比較してFUJIFILMレトロな印象を維持し、それがかえって美的感覚に優れるクリエイターファッションとしてカメラを取り入れる人たちから高い評価を得ている。

FUJIFILM X-T30 II

APS-Cサイズイメージセンサーを搭載したデジイチ
求められる基本性能と機能を搭載しており十二分にユーザー需要へ応えてきた。

SONYと対比するならばα6600クラスとなるがX-T30 IIはボディ内手ブレ補正機構を搭載しておらず光学機能は劣るが、FUJIFILMが誇るフィルムシミュレーションはα6600にはない圧倒的な利点だ。
フィルムシミュレーションの色味をそのまま用いての写真撮影はもちろんのこと4K30FPS動画撮影可能で、じっくりと美しい色味を堪能したい。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると15万円ちょっと

FUJIFILM X-T5

APS-Cサイズイメージセンサーを搭載したデジイチの上位機種。
欠点であったボディ内手ブレ補正機構も搭載し万全となった。

動画に至ってはSONY α6600よりも世代が新しいこともあり6.2K29.97fpsまで達し、動画編集時に切り出しクロップなどを活用することで擬似的なズームをしたりすることも出来る。
動画編集ソフトの後処理で手ブレ補正を掛けるにしても解像度が大きいほうが有利なので非常に良い。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると23万円ちょっと

FUJIFILM X-H2 / X-H2S

APS-Cサイズイメージセンサーを搭載したデジイチ
兄弟機としてライナップされており、S付くか付かないかなので少々混乱しやすいが、Sのほうはハイスピード連写機なのでSpeedと覚えておくと良いかも。

秒間20コマで連写性能が低い方のX-H2の最大の特徴は何と言っても8K30FPS(8K29.97FPS)動画撮影できてしまう点であり、再生できる環境がないとしてもX-T5でも語ったように切り出しクロップで欲しい範囲だけ活用するような使い方ができる。
秒間40コマ連写で写真撮影できるX-H2Sでも6K29.97fpsで動画撮影できるので動画性能は十分だ。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味するとFUJIFILM X-H2は26万円ちょっと、X-H2Sは29万円ちょっと価格微妙に違う。

FUJIFILM XF23mmF1.4 R LM WR

FUJIFILM純正レンズ

去年発売されたばかりの最新レンズで、現代的な設計により非常にクリアな写りに加えて、逆光耐性も十分にあって町中に持ち出してやすいので子供とのお散歩のお供に。
ズーム機能の無い単焦点レンズだが写る範囲画角は両目視野に近いので見たまま撮れるのも便利だ。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると10万円くらいと少々値が貼る。

SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN

FIJIFILM純正ではないサードパーティSIGMAレンズ

目視野に近い18mmから目視野に近い50mmまで使えるズーム可能でありながらも明るく、そして大きくボケる。

それでいて価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると6万円くらいとお財布に優しい。

FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR

FUJIFILM純正レンズ

Red Badgeブランドを冠するFUJIFILMハイエンドレンズで1つの到達点。
ズームレンズであり前述したSIGMA 18-50mm F2.8 DC DNと似た画角ながら、ほんの少し広く、そしてほんの少し寄れる。
とにかく描写力に優れており、見たままをシャープに写し出すという特徴があってフィルムシミュレーションと組み合わせて自分好みの画作りをしていきたいと思わせるレンズ

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると14万円くらいと値が貼る。

COSINA Voigtländer NOKTON 35mm for X-mount

FUJIFILMを紹介することにおいてコシナフォクトレンダーノクトンの35mmに触れておかなければならないだろう。

このレンズズーム機能のない単焦点レンズだが同時にオートフォーカス機能もなく、自分フォーカスを合わせるいわゆるマニュアルレンズだ。
ノスタルジーに浸りたくて古臭いマニュアルレンズを使うのだというのは穿った見方で、各々のレンズ光学性能によって入射光に変化があるからこそ明るさや解像感、歪みなどが変わりレンズ毎の描写の違いへ繋がるわけだが、NOKTON 35mmは芸術肌のFUJIFILMユーザーのために作られたかのような写りをするレンズ

一見するとオールレンズのような写りだが細部へ目をやると現代に作られたレンズだとわかり、その上でマニュアルレンズでありながら電子接点を持つために撮影情報の記録が出来るという特徴があるのも現代的だ。
高い評価を持つFUJIFILMフィルムシミュレーションへ対し、より抽象的な表現を追加できるNOKTON 35mmはまさに芸術肌と言える。

価格家電量販店ポイント同時利用などを加味すると7万円くらい。これで我が子の最高の記録を残そう。

まずはスペックSONY芸術FUJIFILMかを決めよう

その後に今は未だ子供が小さいか単焦点レンズにするか、大きくなり活発に動くようになったと感じるならズームレンズを選ぶ。

SONYの利点は現在Youtuberから支持を集めているので動画撮影についてはYoutubeにこれでもかってくらい情報がある。
逆にFUJIFILMの利点は写真から支持を集めているので写真撮影についてはカメラブログカメラ情報サイトなどにこれでもかってくらい情報がある。

最後に、SONYFUJIFILM以外のユーザーの皆さん本当に申し訳ない。
本音で言えば色んなメーカーを紹介したいのだけれどファミリー層へSONYFUJIFILM以外を現在の状況で紹介するのは良心の呵責がある。
同じくカメラファンの皆さんが盛り上げてくれればレンズマウントの問題とか解決するかも知れないので一緒に訴えていきましょうね!

 
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