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はてなキーワード: Svとは

2011-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20110419151259

累積放射線量の計算は、とても簡単。

毎日20Bq/lの水を2lずつ50年間摂取するとき、水に含まれる放射性物質が全てヨウ素131だとすると

20 x 2 x 365 x 50 x 2.2x10^-5 = 16.06 (mSv)

ヨウ素131の線量感算係数2.2x10^-5はWHO飲料水水質ガイドライン9章の値を使用した

この値がどの程度危険かは、ご自分で調べていただいた方が納得できると思うけど、環境放射線量0.1μSv/h(これは新宿の4/1の値。今はちょっと下がっている)を50年間受け続けた場合の線量を同様に計算すると、43.8mSvになることを参考までに記しておく。

2011-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20110418011647

返事どうもありがとう

ミスとしては大きいが、ポンプ停止3時間現在燃料棒ダメージの決定的なものとは考えにくいので、あのミスはあろうがなかろうがLV7だったと思う。

燃料切れになるまで2号機は水位は上がってたんじゃなかったっけ?それがそもそも計器のエラーだってこと?水浸しになってさえいれば気化熱で冷却はどんどん進んでくれそうに思うけどその認識は誤り?だとするとそもそも2号機は非常に脆弱だったということ?とすると想像していた以上に深刻だな。

原発近傍放射線濃度が滅茶苦茶高くて長時間いられないのでそれを度外視して「なんで持ち場を離れたんだ!」「張り付いて見てろよ!」とか殺人的な批判をされるんだろうなと思うと胸が熱くなるぜ。

当時はまだμSvのオーダーだったんじゃなかった?どちらにしても1時間に1度見回ることぐらいはしてるものだと思ってたけど。

だいぶ前に共産党からの質問に対してそんなことは起こらないので考慮しませんと答えてるからねぇ。現実は「起こらないということになっていましただが……

ということは「禁止されていた」のと同じになってしまうの?あまり役所の仕組みがよくわかってないのだけれど。

実は格納容器から水素漏れるケースについてすら保安院は会見で「設計上は格納容器から水素漏れないようになっているので、国の安全基準では水素漏れについての設計上の手当は無い」とか言ってたりする。爆発前日に菅がこの件で安全委にブチ切れてたという報道もあったが、役人はそう答えるしかないんで役人役人で気の毒な話だよ……。

ということはベント自体もそもそも禁止だった?

しかしなんでそもそも「想定することすらタブー」だったんだろう。「絶対安全」と言わないと反対運動がアレだから政治的な理由でそうなってしまったってこと?

2011-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20110415102655

自然死を求めるのなら何処でも。

明らかに放射線の影響で死にたいのなら、タービン建屋の中とか容器の近くじゃないですかね?

敷地外は200μSv/hなんで、癌の発生箇所によっては放射線の影響と認めてくれなさそうです

期間に関しては、現状だとどんどん空間放射線量が減っていきますので、

今のうちに全裸で歩き回るのが一番だと思いますけど。

たぶん、双葉町辺りだと誰もいないでしょうからまらないと思います。

土の上を転げ回るとなお良いですね。

屋内に入るのはせいぜい寝る時だけにして、暫く風呂にも入らないでください。

せっかくの放射性物質が洗い落とされてしまいます。

ただ、風邪とか感染症には気をつけてください。

そんなので死んだら、放射線の影響で死ねた事にはならないので。

あと、日記が必須です

それが無いと、どのぐらい被爆した予測が付かないので、

癌が発生しても放射線の影響と認めてもらえません。

と言った辺り、ぜひとも頑張って欲しいものです

2011-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20110414173400

うちのかーちゃん理学部物理素粒子専攻だったか

えー? 200Bq/Kg? 0.1μSv/h? そんなの怖がる人いるんだ・・・まあ、大人でお化け怖がる人もいるからねぇw

なんて言ってた

理系かーちゃんかっけーな

http://anond.hatelabo.jp/20110414144719

女だからって事は無いと思うよ

うちのかーちゃん理学部物理素粒子専攻だったか

えー? 200Bq/Kg? 0.1μSv/h? そんなの怖がる人いるんだ・・・まあ、大人でお化け怖がる人もいるからねぇw

なんて言ってた

必要なのは正確な知識

2011-04-10

http://anond.hatelabo.jp/20110410013301

原発には反対じゃないんだが

福島県で、原乳を混ぜてから検査などのニュースや20mSVまでは基準値を緩和しよう。などのニュースを見て。

これは、さすがに、反対派に回らないとダメだろうと思い始めてる。事後対処が出来なさ過ぎてる。これは、原発もつに値しない対応かも。

2011-04-06

http://anond.hatelabo.jp/20110406090253

線量計は論外として、個人用途のサーベイメータ持って乗り込んでもまず正しい値は取れないから。

でもって、モバイルモニタリングポスト福島行く為だけのために個人が買うような代物じゃない。

しかも、安いソフト無しの機材だと出てくる単位はKeVだから、そっからSvまでの計算とロギングできるソフト/知識が必要。

そこに、福島スタンドアローンの活動ができる装備があるとなると、もはや個人で活動って範囲を超えてるわ。

研究室ぐらいの規模は要る。

そういった、物理屋なり疫学屋同士で値が違っちゃったら、誰を信じるのさ。

現状、幾つかの組織が値を発表してるが特に大きなズレも無いだろ。

2011-04-02

札幌放射線数値

札幌は影響ないと思っていたけど、調べてみたら思いっきり影響受けてるし。



札幌過去平常値:0.02~0.105μSv/h


2011/03/31 09:00:06 0.0083333μSv/h

2011/04/01 09:00:05 0.0083333μSv/h

2011/04/02 09:00:06 1.008333 μSv/h


前日の120倍ですかぁ・・・。

昨晩雨が降ったので大気中の放射能が雨と一緒に降り注いだ結果なのは間違いない。

直ちに人体に影響は無いとは言われているけどさぁ、なんか嫌な感じ・・・・・・。

2011-03-24

飲料水での被曝量計算#1

放射能及び放射線に対する基礎知識

http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html

国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告は、放射線事故などの非常状況時において

公衆の被ばくは20100 mSv/年を超えないようにという参考レベルを示している。

http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=1137

■水に関して

神奈川県浄水場での検出値は、03/23現在

I-131 51.8Bq/kg(03/22は67.8Bq/kg)

Cs-137 検出されず

Cs-134 検出されず

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/31/3155/suisitu/kensuikekka.pdf

Bqの値をSvにするには「実効線量係数」という数字をかけて算出する必要がある。

この数字をかけると、放射性物質を体の中に取り入れて50年間

成人子供は摂取した年齢から70歳まで)にあびる放射線量が算出される。

核種 半減期 経口摂取の実効線量係数(Sv/Bq)

I-131 8.04日 2.2×10-8

Cs-137 30.0年 1.3×10-8

Cs-134 2.06年 1.9×10-8

この表はICRP Publ.72から抜粋したもの

10-8は、10の-8乗

http://www.remnet.jp.cache.yimg.jp/lecture/b05_01/4_1.html

51.88 × 2.2×10-8 = 114×10-8 Sv/kg

1Sv=1×10-3mSv=1×10-6μSvなので、

114×10-8 Sv/kg = 114×10-2 μSv/kg = 1.14μSv/kg

1kg=1リットルの水を飲むと、50年間で1.14μSv/kgの放射線あびる

便宜上ここでは、1年間で50年分の放射線を全て浴びると仮定する。

100 / 1.14 = 87 

年間で87リットルの水を飲むと、100mSv/年を超える可能性がある。

これは普通に越えそうな値。

ただし、I-131の半減期が8.04日である

例えば、3/24放出されたI-131は、04/01には半分になる。

そのため、上記浄水場の値は、福島第一原発の状況にほぼ連動するだろう。

現在のような放射性物質が外気に放出される状況が1年続けば上記の計算式が成り立つが、

終息すれば値はある程度の期間をおいて減るのではないか

まとめ

・現状のまま、ある程度の時間が経つならばICRPの参考レベルを越える可能性はある。

計算合ってるか再計算の必要がある。

 原子力安全委員会の300Bqという飲料水の基準値だったら、

 300×2.2×10-8=6600×10-8=66μSv/kgであり、

 100/66=1.5リットルの水を飲むと越えてしまうため。

2011-03-23

どこまで放射線レベルが上がったら行動を起こすべきか(赤信号と黄信

どこまで放射線レベルが上がったら行動を起こすべきか(赤信号と黄信号放射能漏れに対する個人対策 山内正敏

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201103212058111

(5) もしも原発の近くで50ミリSv/時を越えたら風下100km以内(時計回り90度、反時計回り30度の扇形)の人は緊急に屋内に退避し、100km以上でも近くの放射能情報に随時注意する = 赤信号



福島第1原発事故 2号機で数日前、1時間あたり50万マイクロシーベルトを計測

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00195848.html

50万マイクロ=500ミリシーベルト/h。

既に数日前に、赤信号とされる値の10倍の値が出ていた。

やはり大本営発表真に受けてると死ぬぞ。

Twitterヘラヘラしてる奴らはわかってるのか。

数のマジック

職場の人たちを見てると、世間はこんなもんなんだろうなぁとため息をつきたくなる。

から放射性物質という報道の、43000Bqとか16000Bqって数値に踊らされて闇雲に怖がってる。

金町浄水場で210Bqっていう数値を見て、水をたくさん買っておかなきゃとか。

記事をよく読めば、「放射線量はそれぞれ5μSv/h、1.5μSv/hとわずか」

水道水の暫定規制値は300Bq/kgで、それを下回っている」と書いてあるのにもかかわらず。

これじゃ風評被害も出るってもんだよね。

それもこれも、危ない数値だから怖いんじゃなく、数が大きいからなんとなく怖いんだって

もしかして、43キロベクレルとか16キロベクレルって言ったら怖くないんじゃないの?(笑)

2011-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20110322023435

ほとんどの場所では1μSv/hも行ってないはず。高く見積もって1μSv/hが24時間365日続いたとしても8mSv

1Svごとにがん発生の確率が5%あるとされてるので、比例すると仮定すると8mSvでがん発生の確率は0.04%。

内部被曝したらこの限りではないが、1%も増えそうにないな。これで計算あってるかな。

2011-03-20

1日あたりの放射線量まとめ 3月19日

概要

1時間あたりの放射線量(μSv/h)は文部科学省や各都道府県ウェブサイトで逐次報告されていますが、一日あたり(μSv/day)だとどれくらいになるかを計算しました。すなわち、「観測地点に一日中いたらどれくらいの放射線量を受けるか」を計算したものです

3月19日

秋田県秋田市     0.82 μSv

山形県山形市     0.97 μSv

    .米沢市     2.46 μSv

新潟県新潟市     1.10 μSv

    .長岡市     1.16 μSv

    .阿賀町     2.09 μSv

    .南魚沼市    3.56 μSv

    .新発田市    1.37 μSv

    .上越市     1.52 μSv

栃木県宇都宮市    3.67 μSv

    .那須町     21.8 μSv

    .日光市     19.2 μSv

    .真岡市     2.52 μSv

    .小山市     2.62 μSv

群馬県前橋市     1.89 μSv

茨城県水戸市     4.17 μSv

    .北茨城市    21.6 μSv

    .高萩市     5.79 μSv

千葉県市原市     0.79 μSv

埼玉県さいたま市.   1.35 μSv

東京都新宿区     1.12 μSv

計算方法

24:00までを一日と見做して計算しています。放射線量測定所まとめリンク先のデータを主に用いましたSv/hをSvにするのは積分という操作ですので、基本的には各時間毎の計測値の足し算です掛け算ではありません一部の人はμSv/hの値に24hを掛けていますが、概算値としての算出としては有効かもしれませんが、必ず妥当性を検討しなければなりません

過去データ

1日あたりの放射線量まとめ 3月18日

1日あたりの放射線量まとめ 3月17日

1日あたりの放射線量まとめ 3月16日

1日あたりの放射線量まとめ 3月15日

2011-03-19

1日あたりの放射線量まとめ 3月18日

概要

1時間あたりの放射線量(μSv/h)は文部科学省や各都道府県ウェブサイトで逐次報告されていますが、一日あたりだとどれくらいになるかを計算しました。すなわち、「観測地点に一日中いたらどれくらいの放射線量を受けるか」を計算したものです

3月18日

秋田県秋田市     0.81 μSv

山形県山形市     0.96 μSv

    .米沢市     2.45 μSv

新潟県新潟市     1.08 μSv

    .長岡市     1.15 μSv

    .阿賀町     2.14 μSv

    .南魚沼市    3.80 μSv

    .新発田市    1.42 μSv

    .上越市     1.52 μSv

栃木県宇都宮市    4.10 μSv

    .那須町     25.2 μSv

    .日光市     22.8 μSv

    .真岡市     3.02 μSv

    .小山市     2.80 μSv

群馬県前橋市     2.08 μSv

茨城県水戸市     4.61 μSv

    .北茨城市    23.7 μSv

    .高萩市     3.80 μSv ※1

    .大子町     2.83 μSv ※2

千葉県市原市     0.84 μSv

埼玉県さいたま市.   1.18 μSv ※3

東京都新宿区     1.16 μSv

脚注

※1 9:21 - 24:00 の数値です。それ以前に異常な数値がなければ、高々7μSv程度と思われます

※2 0:01 - 17:00 の数値です。それ以降同じような推移であれば、4μSv程度と思われます

※3 0:01 - 15:00 と 19:01 - 24:00 の数値です。異常な推移がなかったとすれば、1.41μSv程度(参考値)です

計算方法

24:00までを一日と見做して計算しています。放射線量測定所まとめリンク先のデータを主に用いましたSv/hをSvにするのは積分という操作ですので、基本的には各時間毎の計測値を足してるだけです。掛け算ではありません。

過去データ

1日あたりの放射線量まとめ 3月17日

1日あたりの放射線量まとめ 3月16日

1日あたりの放射線量まとめ 3月15日

関東圏内で日々をすごすためにあると役立つ放射能についての情報

その日の放射能線量をチェックするサイト





どれくらい放射線を受けると危険なの?



どのくらいまでなら大丈夫

補足・・・【1 Sv = 1000 mSv (ミリシーベルト) = 1,000,000 μSv (マイクロシーベルト)】

グレイ物理量単位放射線の種類によって身体への影響が変わるので、そこを計算に入れて表すのがシーベルト

とりあえずは【Gy=Sv】として扱ってかまわない



どのくらい距離があればいい?

  1. 原発事故比較的悪い場合でも、避難エリアは30キロ
    チェルノブイリ事故でも、人間が住めなくなるような危険レベルに達したのは30キロ

  2. 内部被曝を懸念するなら、30キロは妥当ではない。
    放射性微粒子は風に乗り、300キロ~500キロ飛散する。距離より風向きが問題。



この生活が長く続くと危険

テレビで言う「ただちに影響はない」、裏をかえせば長期的には影響があるということ?

そのため、放射能の強い地域では「屋外退避」して、長時間さらされないようにするのです

作業員も15分おきに交代してするなどして放射線を浴びる量を減らして作業をします。

一般人の年間被曝限度は1.0mSv、法的に定められた遺伝や発がん性の増加など長期的な影響が出ないと考えられる安全域の数値です

医療で受けたり温泉地に行くなど、日常レベルより高い放射線を受ける場合は年間2.4mSv。(自衛隊の緊急事態任務の上限は100mSv)。

一般民間人として、この量を一時間あたりにすると0.11μSv~0.28μSv、なので、0.1~0.2μSvを一日あたりのの安全圏内と考えてみるのはどうでしょう

それより高い数値に毎日さらされるようになったら、「なるべく外に出ない」「外気に触れないようにする」「週末は旅に出る」など気をつけてもいいかもしれません。

ちなみに今回の場合、冷却が安定しても、安全になるには数ヶ月~年単位時間が必要だそうです

数日で収束するわけではないこと、何十年もさらされるわけではないこと、あわせて理解したほうがよさそうです


それでも心配!

放射線拡散して薄まるのですが、放射性微粒子はそうはいかないようです。これが身体入るなどすると内部被曝となり、影響が大きいとか。

どんなに安全と言われても安心できない!とくに内部被曝は心配!という場合は、日常生活でできる工夫で身を守りましょう。

  • 外気になるべく触れない。長袖・帽子などをする。
  • マスクをする。(粉塵マスクが良い・水で濡らすと効果大)
  • 傷口には絆創膏をする、ゴーグルなどで眼を守る。
  • 雨雪に直接当たらない。
  • から戻ったら水で身体の放射能物質を洗い流す。
  • 服は帰ったら脱いでポリ袋に入れる。※入れっぱなしにして翌日出かけるときにまた着ればいいんだそうです

↓退去区域、またはその周辺の方むけの情報のようなのですが、不安な方は目を通して、可能なかぎり実行するとよいと思われます




まとめ

会社の人が休みしたり、3連休は都内から出ると言ったり、実はけっこう関西方面に逃げてる人が多いらしいと実しやかにささやかれたりする一週間でした

そんなこと言っても、放射能いか会社休みます(辞めます)って言えないです。

国が「関東圏内も室内退避」と言ってくれれば休みますけど、たぶんそれはないでしょう。チェルノブイリだって避難区域は30キロだったのだから

それにそんなことになれば、我先に首都圏脱出!と混乱が起きて交通網完全マヒして、結局、脱出ならず・・・となるのがオチに決まってます

田舎の両親に相当心配されましたが、3連休東京にいることにしました。でも人一倍心配症なので、いろいろ調べてみました

別段、目新しいものはないと思いますが、半分自分です

不安を煽る人や記事も多い中、都内に限らず、今いる土地で生活していくしかない人もいるでしょう(むしろほとんど)。

幸いに、主要都市放射能レベルは公開されています。毎日見てますが、だいたい平常レベルです

いま大切なことって、ほんのちょっと冷静になることなんじゃないかな、とガラガラコンビニ棚を見るたびに思います。

【おまけ】

輪番停電チェックに便利なサイト

【参考にしたサイト

【補足】

Gy:物理量単位
Sv:防護量の単位(Gyに放射線の種類を補足し被曝の影響を考慮
Sv放射線の種類による生物効果の定数×Gy
放射線の種類と生物効果の定数・・・X線ガンマ線などの光子ベータ線ミューオンなどの電子=1/中性子線=5~20

2011-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20110318153240

少なくとも、原発付近では重大な放射線被害が起きているって解釈で合っている?

あってます。所内ではかると3.7mSv/h程度なので、健康障害が発生し始めるのは100mSvであることを考えると、24時間滞在で健康被害 (がんリスクの上昇) が出る数値です。所内でもさらに放射線が強い場所もあるはずなので、そこでの滞在はさらに危険ということになります

今は遠くまでは影響ないだけってこと?

遠くというのがどこかはわからいですが、放射性物質の濃度は距離が離れれば離れるほど拡散して低下(ただし風の影響を受ける)します。現在放射線量は北茨城市(距離40Km程度)で1μSvでも太子町(距離70Km程度)では0.2μSvとなっていて、距離が離れると急速に放射線量が減少しています。

この先事故の規模が拡大したときの見込みですが、英国政府主任科学顧問Sir John Beddingtonによると、チェルノブイリ級の大事故になっても30Km圏外では避難する必要がないとのことです。(下記参照)。

http://transact.seesaa.net/article/191195899.html

少なくとも、原発付近では重大な放射線被害が起きているって解釈で合っている?

以上からあっています。恒久的な放射線被害が発生するかどうかはこれから事故の経過しだいとなります

放射線物質が海に流れ込んだりして拡散しないって保証はあるのかな。

拡散してます。それがどれぐらい危険かは事態が収拾してからしか評価できないと思われます。ただし、海で希釈されて薄まる(海流もある)のと、時間がたてば放射能は減少するので、よほどの量の放出されない限りその海域で取れた魚介類が食用にならないとかそういう事態にはならないと思います。

1日あたりの放射線量まとめ 3月17日

概要

1時間あたりの放射線量(mSv/h)は文部科学省や各都道府県ウェブサイトで逐次報告されていますが、一日あたりだとどれくらいになるかを計算しました。すなわち、「観測地点に一日中いたらどれくらいの放射線量を受けるか」を計算したものです24:00までを一日と見做して計算しています。放射線量測定所まとめリンク先のデータを主に用いました

3月17日

秋田県秋田市     0.90 μSv

山形県山形市     1.21 μSv

    .米沢市     2.85 μSv

新潟県新潟市     1.09 μSv

    .長岡市     1.20 μSv

    .阿賀町     2.39 μSv

    .南魚沼市    5.99 μSv

    .新発田市    1.50 μSv

    .上越市     1.67 μSv

栃木県宇都宮市    4.49 μSv

    .那須町     30.4 μSv

群馬県前橋市     2.38 μSv

茨城県水戸市     5.19 μSv

    .北茨城市    27.8 μSv

    .高萩市     7.60 μSv ※1

    .大子町     4.32 μSv

千葉県市原市     0.90 μSv

埼玉県さいたま市.   1.28 μSv ※2

東京都新宿区     1.67 μSv

脚注

※1 0:01 - 21:10 の数値です。それ以降異常な数値の上昇がなければ、高々9μSv程度と思われます

※2 0:01 - 18:00 と 22:01 - 24:00 の数値です。欠測部分で異常な推移がなかったと仮定した場合は、1.54μSv程度(参考値)です

過去データ

1日あたりの放射線量まとめ 3月16日

1日あたりの放射線量まとめ 3月15日

2011-03-17

1日あたりの放射線量まとめ 3月16日

概要

1時間あたりの放射線量は文部科学省などで逐次報告されていますが、一日だとどれくらいになるかを計算しました。すなわち、観測機器のおかれている場所に一日中いたらどれくらいの放射線量を受けるかを計算したものです24:00までを前日と見なして計算しています。放射線量測定所まとめリンク先のデータを主に用いました

3月16日

秋田県秋田市     0.88 μSv

山形県山形市     1.74 μSv

宮城県仙台市     3.89 μSv

新潟県阿賀町     3.25 μSv

    .南魚沼市    8.72 μSv

    .新発田市    1.58 μSv

    .上越市     1.64 μSv

栃木県宇都宮市    6.09 μSv

    .那須町     34.8 μSv

群馬県前橋市     4.05 μSv

茨城県水戸市     8.28 μSv

    .北茨城市    47.8 μSv

    .高萩市     10.3 μSv

    .大子町     5.82 μSv

千葉県市原市     1.26 μSv

埼玉県さいたま市.   2.23 μSv

東京都新宿区     1.72 μSv

訂正(3月18日12:56)

栃木県宇都宮市の値が3月15日のままでした

過去データ

1日あたりの放射線量まとめ 3月15日

1日あたりの放射線量まとめ 3月15日

概要

1時間あたりの放射線量は文部科学省(http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm)などで逐次報告されていますが、一日だとどれくらいになるかを計算しました。すなわち、観測機器のおかれている場所に一日中いたらどれくらいの放射線量を受けるかを計算したものです24:00までを前日と見なして計算しています。

3月15日

山形県山形市     1.08 μSv

栃木県宇都宮市    9.07 μSv

茨城県北茨城市    32.7 μSv

    .高萩市     23.5 μSv

    .大子町     8.99 μSv

千葉県市原市     1.56 μSv

埼玉県さいたま市.   5.74 μSv

東京都新宿区     2.62 μSv

2011-03-16

マスコミの皆さんは、

いつになったら、

Sv」と「Sv/h」をきちんと区別して報道してくれるのかなぁ。

こういうことが曖昧なままでは、

記者会見の席で突っ込んだ質問をすることもできないだろうし、

会見内容を正しく理解することもできてないんじゃないだろうかと思う。

そしてニュースにも正しくは載らないことになる。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110315-OYT1T00701.htm?from=tw

---

おまけで言うと、

 ・0.1 MPa = 約1気圧

 ・1 Sv = 1,000 mSv

 ・1 mSv = 1,000 μSv

 ・ゲージ圧と絶対圧の違い

とかも分かってなさそうな感じがする。

---

こういう人たちに対して何かを説明しなければならないことは、

技術者にとって絶望的な不幸のひとつだ。

しかも説明したからと言って、

何が解決に向かうわけでもないのに。

2011-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20110315185440

追記.

NHKで丁寧に説明してくれたけど,

「1回のレントゲンでの被ばく量」と「1時間の被ばく量」を並べられてもねぇ.

レントゲンは1回受ければ当分受けないけど,後者24時間受けるもんだからねぇ.

あれ,屋外なら0か?屋内待機しろっていうくらいだからそうなのかな.

でもまぁずっと外にいちゃった人もいるだろうということで24時間で考える.

2週間この調子(最悪を想定して,つくば計測最大値の1.54)だとすると,14日*24時間*1.54μSv/h=517.44μSv

これは,

に相当するそうです

2週間に3回も米国出張だよ!とか言っている方は,

この時期につくばにいるよりもやばいそうです

うむ,これはひとまず安心ですね.

今回,値が大きかったいわき市(最大値23μSv/h)だと15倍だから

です

まぁ3/15時点の最大値をずっと記録する中,24時間外に佇み続けて2週間,という設定なので,

別の理由で体調を崩してしまいそうですが,それでもまだCTスキャン1.5回分なんですね.

東京NY往復37.5回分だから,週1回ペースで海外出張した方がやばいですね(52回/年).

ということで「今は安全」ということは信頼に足ると思っていいでしょう.

大事なのは今後の可能性の話ですね.

# そんなのわかりきったことだろアホとか言わないでー.

http://anond.hatelabo.jp/20110315204211

あ、私も。何か何呟いても他の人の不安を煽ったりしそうだから我慢してた。

でも溜めとけないか増田に吐き捨てにきた。

電力消費が予想より少ないのはヤシマ作戦より製造業工場が軒並み生産休止していることのがおおきいんじゃねーのとか

この機会に地熱マイクロ水力が普及してくれないかなー。温泉なんて潰していいからさとか

原子力賛成派と反対派が経済重視派と安全重視派に発展してやっと日本でも二大政党の根幹となるイデオロギーができるかもねとか

団塊の世代の自信がゆらいだ今こそ革命のチャンスだとか

製造業からIT業にもっと産業構造を変化させた方が良いとか

シーベルト毎時とシーベルトを比べるのは時速と走った距離を比べること並に不可能だよとか

だったら決してゴールインしちゃいけないマラソンに例えると意外と線量と人間に及ぼす影響が分かりやすそうかも。距離ならM→mm→μm→nmの変換もやってるし

日本だったら漢数字数字まぜて表記出来るんだから全部μSvとμSV/hに統一した方が逆に分かりやすいんじゃねーのとか

募金を落ち着いたら、にしているのは東海大地震が怖いからだよ。一ヶ月くらいたって自分精神的平穏が取り戻せてから募金するよ。とか

今日経平均先物に手を出したら年単位でみればそこそこ収益でそうとか

でも前述のようになんとなく東海大地震が起きそうな気がしてそうしたらもっと割れるかもなーとか

っていうかあんだけ太平洋プレートが動いたのにフィリピン海プレート音沙汰無しって結構怖くね?とか

東海大地震と、原発のマジ最悪な事態に備えて猫砂買ってきたとか

今のうちに多少外貨に替えとくべきかなー、でも原資が少なすぎるもんなーとか

原発から500km圏外に行くために京都の寺にでも修行しにいくかなーとか

親戚が離れて暮らしているとこういう時にフェールセーフになっていいですねとか

人によってはシックハウス症候群の出る家で良ければ一ヶ月くらいなら貸すよとか

つれづれと書いてみた。書けないとよりネガティブになってしまうのでよくないね

日記にでも書いとけってのもわかるけど、まあなんとなく中部以西の人と共有したかったんだ。

http://anond.hatelabo.jp/20110315204211

あ、私も。何か何呟いても他の人の不安を煽ったりしそうだから我慢してた。

でも溜めとけないか増田に吐き捨てにきた。

電力消費が予想より少ないのはヤシマ作戦より製造業工場が軒並み生産休止していることのがおおきいんじゃねーのとか

この機会に地熱マイクロ水力が普及してくれないかなー。温泉なんて潰していいからさとか

原子力賛成派と反対派が経済重視派と安全重視派に発展してやっと日本でも二大政党の根幹となるイデオロギーができるかもねとか

団塊の世代の自信がゆらいだ今こそ革命のチャンスだとか

製造業からIT業にもっと産業構造を変化させた方が良いとか

シーベルト毎時とシーベルトを比べるのは時速と走った距離を比べること並に不可能だよとか

だったら決してゴールインしちゃいけないマラソンに例えると以外と線量と人間に及ぼす影響が分かりやすそうかも。距離ならM→mm→μm→nmの変換もやってるし

日本だったら漢数字数字まぜて表記出来るんだから全部μSvとμSV/hに統一した方が逆に分かりやすいんじゃねーのとか

募金を落ち着いたら、にしているのは東海大地震が怖いからだよ。一ヶ月くらいたって自分精神的平穏が取り戻せてから募金するよ。とか

今日経平均先物に手を出したら年単位でみればそこそこ収益でそうとか

でも前述のようになんとなく東海大地震が起きそうな気がしてそうしたらもっと割れるかもなーとか

っていうかあんだけ太平洋プレートが動いたのにフィリピン海プレート音沙汰無しって結構怖くね?とか

東海大地震と、原発のマジ最悪な事態に備えて猫砂買ってきたとか

今のうちに多少外貨に替えとくべきかなー、でも原資が少なすぎるもんなーとか

原発から500km圏外に行くために京都の寺にでも修行しにいくかなーとか

親戚が離れて暮らしているとこういう時にフェールセーフになっていいですねとか

人によってはシックハウス症候群の出る家で良ければ一ヶ月くらいなら貸すよとか

つれづれと書いてみた。書けないとよりネガティブになってしまうのでよくないね

日記にでも書いとけってのもわかるけど、まあなんとなく中部以西の人と共有したかったんだ。

つくば研究所放射線量を計測しているみたいです

つくばセンター放射線測定結果

http://www.aist.go.jp/taisaku/ja/measurement/index.html

今般発生しました福島第一原子力発電所の爆発事故による影響の有無について、産業技術総合研究所つくば中央第一事業所敷地内で放射線測定を実施したところ下記の結果が得られました

測定結果 放射線測定結果

3月15日 16:49 0.24Sv/h)

3月15日 15:56 0.24Sv/h)

3月15日 15:17 0.26 (µSv/h)

3月15日 14:43 0.19 (µSv/h)

3月15日 14:10 0.55 (µSv/h)

3月15日 13:30 1.54 (µSv/h)

3月15日 12:50 0.21 (µSv/h)

3月15日 12:24 0.26 (µSv/h)

3月15日 11:59 0.09 (µSv/h)

3月15日 11:04 0.11Sv/h)

3月15日 10:10 0.17 (µSv/h)

3月15日 09:15 0.31 (µSv/h)

問題ない値らしいですが(上記の研究所は観測結果のみで特にコメントしていませんが),

平熱を知らないで体温を測った気分になったので調べてみると,

東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識

http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i3

一人当たりの自然放射線(年間2.4μSv世界平均

一人当たりの自然放射線(年間1.5μSv日本平

自然放射線が年間2.4mSv世界平均)とあるので,

ですか.

つくばの平常値は知らないので,平常値なのか異常値(だが人体に影響がないレベル)なのかわからいですが,

なんにせよ世界平均レベルということなので,現時点でやきもきする値ではないってことですね.

13:30の値が気になるところですが,そもそも自然放射線がどういう値をとるものか知らないので

有意差があるのかどうか知りようもなし.誰か教えて.

もちろん大事なのは原発の今後なのですが,いろいろと話がとびかっているので現時点の状況を把握したく.

2011-03-14

被曝についてのメモ

手元に放射線業務従事者の講習でもらった資料があるので、参考にしながら、平易な言葉でまとめてみる。

厳密性はついては妥協している部分があります

ことば


放射性物質からの距離について

放射性物質からはある量の放射線がでているが、距離の二乗(距離×距離)に比例して、放射線は弱くなる。

なぜなら、遠くなるにつれて、ある方向に飛んだ放射線の密度は小さくなるから

バームクーヘンを思いうかべて欲しい。内側の生地は外側の生地よりも小さいので、同じ面積でみると、よりたくさんの放射線を受けることになる。

 

したがって、放射性物質への対策としては、第一に「距離を取る」ということになる。

1km離れたところでは致命的な量の放射線を浴びるような場合でも、20km離れれば、放射線は1/400と大きく減るから

 

また、放射線は、長い距離をとぶにつれて、間にある物質とぶつかって減っていく。

たとえばα線は紙1枚でさえほとんど通りぬけられないしβ線は薄い金属板くらいのものがあれば止められるので、間に障害物があれば、どんどん減っていくことになる

γ線中性子線は、水や鉛やコンクリートなどといった吸収されやすい物質が大量になければ止めることができない)。

こういう意味でも、距離を取ることは重要になる。

 

放射性物質から近づいてくる

いくら放射性物質から離れても、放射性物質のほうから近づいてくることがある。

たとえば、核燃料にも使われているウランは固体なのでじっとしているのだが崩壊するうちにラドンという気体の放射性物質になる。

ウランが容器に密封されていなければ、こうした気体や微粒子になりやすい放射性物質がどんどん飛びでてくることになる。

たとえば、核燃料は被覆管で密封されているが、これが溶けると、そういうことが起きる。

 

このようにして放射性物質が飛びちった場合にも、発生源から距離を取ることが効果的。

おならは離れれば匂いもうすくなるように、大気で薄まって、とどく量が減るから

しかし、風下の方向にはよりたくさんの放射性物質が向かうから、風向きには注意しなければならない。

 

また、飛びちった放射性物質から距離をとるためには、屋内にこもって、外の空気を入れないようにするのが良い。

数mの距離を取れるだけでも効果的だし、壁がα線β線を吸収してくれる。

 

外部被曝と内部被曝について

外部被曝」とは、からだのそとにある放射性物質から放射線をうけることを指す。

対して、「内部被曝」は、放射性物質からだに取りこんでしまい、放射線からだの中から受けることを指す。

 

どちらも、対策としては、飛びちった放射性物質から距離をとること、近づけないこと、が大事。

 

特に外部被曝への対策としては、とにかく皮膚を外気にさらさない、ということがあげられる(花粉とは違うところ)。

なぜなら、放射性物質が皮膚につくと、紙一枚で防げるはずのα線が届いてしまう。α線は紙のかわりに皮膚と反応し、細胞を激しく傷つけてしまう。

また、放射性物質を取りのぞくために丁寧に洗い流さなければならなくなる。

 

また、内部被曝への対策は、とにかく吸いこまないこと。濡らしたハンカチなどを鼻や口に当ててフィルターにすると、少しはましになる。

内部被曝の最大の問題は、いちど体内にとりこんでしまうと取りだすことができないので、ずっと被曝が続くということ。

たとえば、放射能をもつヨウ素がとりこまれたときには、たくさんの普通ヨウ素をとりこんで、からだがゆっくりと放射性のヨウ素とおきかえてくれるのを待つしかない。

放射線単位について

吸収線量(単位Gy=グレイ

放射線を当てられたとき物質が吸収するエネルギー

実効線量(単位Svシーベルト

ヒトのからだは、部分ごとに、あるいは放射線の種類によって受ける影響が違う。

たとえば、α線は皮膚には強い影響をあたえるが、内臓に届くことはほとんどない、などの差が出てくる。

Gy(グレイ)は、こういう性質を考慮していないので、補正したのが、Sv(という単位)。

単位に注意!
  • Gy と Sv は違う!(原発事故においては全身被曝を考えるから、1Gy = 0.8〜1.0Sv
  • 1 Sv = 1,000 mSv = 1,000,000 μSv = 1,000,000,000 nSv (0.000001 Sv = 0.001 mSv = 1 μSv

以下はmSvで統一している。

ヒトに対する放射線の影響

大量の放射線を浴びるとどうなるか

下のような症状は、線量がこの程度に達すると確実に起きる(逆に言えば、達しないと起きない)。

  • 500 mSv …… リンパ球が減少する
  • 1,000 mSv …… 嘔吐をもよおす
  • 3,000 mSv …… 脱毛がおきる。3,000-4,000mSvの被曝で50%の人が死亡する。3,000mSv- で永久不妊が生じうる。
  • 5,000 mSv …… 白内障を生じる
  • 7,000 mSv100%死亡する。

対して、線量が多くても確実に起きるとは限らない、浴びた放射線の量に比例して起きる「確率」が増える症状がある。

こうした症状は、研究結果、少ない量でもだいたい放射線の量に比例して起きることが分かっている。

どれくらいなら浴びても大丈夫か?

大量に浴びるのは論外なので、少ない量でも起きる「確率的な」症状について考える。

  1. 交通事故による死亡は、0.01%くらいの「確率」。これを、社会的に許容される死亡率の基準とする。
  2. 放射線1,000mSv を浴びたときの、がんで死亡する「確率」は、1.65%。
  3. したがって、「平均して」1000/165 = 6mSv/年 以下、安全のため余分をみて 5mSv/年 以下くらいならば、十分に許容される「確率」となる。
  4. 放射線業務従事者は、「平均して」基準値の1/10程度の被曝をすることが分かっている。
  5. したがって、基準値を50 mSv/年にしておけば、十分に許容されるリスクとなる。

という考え方によって、基準値は定められている。

「50mSv/年なら浴びても大丈夫」という基準値ではない。

 

平均5mSv/年くらいなら浴びても「交通事故で死ぬ」確率くらい(知り合いにどれくらいいるだろうか?)。

遺伝的な影響

被曝2世の追跡調査によって、両親が 400 mSv 被曝していても、遺伝的影響は見られないことが分かっている。

予想より、ヒトは放射線の影響を受けにくい。

少々の被曝をしたからといって、これから子供をうむときに障害を気にする必要はない。

普段から浴びている放射線の量

など。

関東で観測された1μSv/時という数字は、ブラウン管を抱いている程度。

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