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2011-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20110904202000

きゃりーぱみゅぱみゅについて大して知りもしない自分が思うのは、あれって、「海外で人気の○○」に弱い日本人のさがを活用したプロモーション成功したんじゃないかということ。海外で人気であるという事実を半ばでっち上げに近いやり方で作り出し、それを起爆剤に、日本で本格的に売る、みたいな。飽くまで憶測なんだけどさ。

例えば、ざっくり言ってフィンランド人口は500万人、ベルギー人口1000万人。日本より人口が断然少ない国のitunesユーザーの中のエレクトロ部門なら、サクラが買いまくればランキング操作できそうだ。(仮にフィンランド人口の1/10itunesユーザーで、そのうちの1/10エレクトロというセグメントのユーザーだとしたら、その数は5万人。5万人の半数の2万5000曲くらいダウンロードされればランキング1位は取れるんじゃなかろーか。欧州では1曲150円しない価格ダウンロードできるそうなので、150円×2万5000曲=375万円使えば、フィンランドitunesエレクトロ部門でランキング1位を獲得できる…のかもしれない。)

他にも、例えば、youtubeには外国人きゃりーぱみゅぱみゅをみて驚いたリアクションをする様子を映した動画があったが、うがった見方をすれば、あれは胡散臭い著名人が推薦するという手法広告技法としてはありきたりで、"Limp BizkitのFredがツイートした"というのも、そういうのの一貫だったりしないのかなと。

きゃりーぱみゅぱみゅブレイクについて

まぁ個人的にはどうでもいいんだけど、デビューアルバムフィンランドベルギーiTunesエレクトロチャートで1位になるという快挙を成し遂げてしまって今やここぞとばかりにバラエティ番組にまで引っ張りだこのきゃりーぱみゅぱみゅさんだが、歌い手PerfumeでもMEGでも鈴木亜美でもあくまで歌を素材として扱う相変わらずブレない中田ヤスタカサウンドであるとか、彼女キャラクターを十二分に表現した奇怪なPVだとか、子供の頃の黒歴史イメージビデオであるとか、色々と成功の要因は挙げられると思うのだが、この件に関して思うのは、紛れもなく「日本でおそらく初めてYouTubeから火がついたアーティスト」ということだ。海外だとOK GOとかYouTubePVからブレイクするケースはあったけど、YouTubeから無名国産アーティスト世界的に一気にブレイクしたケースは彼女が初めてといっていいんじゃないだろうか。どういう経緯を経て海外にまでぽんぽんぽんぽん浸食していったのかは定かではないが、有名どころではLimp BizkitのFredがツイートしたあたりで加速したんだろうか。

ここで改めて思うのは、もうレコード会社はいつまでもPV音楽違法アップロードを躍起になって消している場合じゃないよな、ということで、公式に YouTubeなりにPVをアップするのはマーケティングとしてもはや必然なんだということを、改めて終わりかけている音楽業界に伝えておきたい。というか、目先の音楽で儲けようと考えずに、とにかく世界規模で多くの人間の目に触れられるチャンスが確実にあるわけで、当たればその先でいくらでも儲ける手段はあるんだぜ、という考えに4~5年前からシフトしていかなければいけなかったんですよ。SMEアーティストとかもうまったく聞かないんだけど、未だに何やってんの。

あと、関係ないところでもうひとつ思うのは、こういう「ブレイク」の感覚っていうんだろうか。今や小さい規模でなら、芸能事務所やらメジャーレーベルに属さなくとも良くも悪くも似たような感覚は味わえちゃう時代になりまして、そう考えると、これから芸能界はそれこそ世界レベルで受ける人材が求められるわけで、「ただ目立ちたかっただけ」の中途半端芸能人アーティストにとってはこれからますますしんどい時代になるよなぁと思うわけです

(追記)

一応、成功例が少ないだとか偶発的な事例だとか反応があるので書いておくけど、デビューしたばかりのアーティストでいうと、¡MAYDAY!というアーティストはまだYouTubeができて間もない頃にYouTubePVきっかけでブレイクしたと言えると思う。順序が違うけど、Justin BieberだってYouTubeからデビューして今や億単位再生回数を誇っているわけで、世界的に見れば別に特別な事例でも何でもない。ただ、はっきりと「YouTubeブレイクした」と言えるアーティストは少ないだけで、Perfumeなんかもそうだけど、確実にYouTubeきっかけで海外のファンが増えたアーティストはいくらでもいるだろう。これは別に音楽に限った話じゃなく、今のところ全世界コンテンツプロモーションしかけようと思ったら、コストを考えれば、ツールはYouTubeFacebookぐらいしか考えられないだろう、という話をしているのであって、「youtube以外のプロモーション活動無視かよ」とかいツッコミはまったく論点が違うので、あしからず

 
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