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2015-04-13

AppleWatchは腕時計の対抗馬になりうるか

デジタルガジェットにはあまり詳しくないのだけれども、

キワモノ時計コレクターとしてAppleWatchはかなり気になる存在だ。

そこで、時計コレクターから見て、どの辺にぶつけてくるつもりなのか想像してみた。

あ、「腕時計要らないし」って反応の人は以下読む価値はないッス。

まず時計というジャンルの話

知らないジャンルにはありがちなんだけど、「時計」のジャンル想像よりも広大。

「ゲーム」とか「家電」とかと同じくらいの広さだと思ってくれた方が良い。

からまず、簡単に(あくまでも便宜上)子ジャンルに分けとく。

  1. 宝飾品時計世界(雲の上の世界)
  2. 機械時計世界(手の届く贅沢)
  3. ビジネス時計世界(実用からオシャレまで)
  4. スポーツ時計世界(実用からオシャレまで)
  5. カジュアル時計世界(実用からオシャレまで)
  6. キワモノ時計世界(キャラクターから玩具まで)

この中で、ぶつかりそうなところと、全く関係ないところと、想像して見てる。

宝飾品時計世界(雲の上の世界)

微妙。あんまり関係ないと思う。

まず、AppleWatchとAppleWatchSportは無関係

AppleWatchEditionが(値段上は)関係しそうなんだけど、どうかなあ。

雲の上の世界と書いたとおり「これで500万ならお買い得!」とか言われちゃう世界なので。

機械時計世界(手の届く贅沢)

若干。顧客を食われる可能性はある。

まず、AppleWatchSportは無関係。AppleWatchEditionがチトどうかな、くらい。

で、AppleWatchと直接関係しそうに見えるけど、AppleWatchの値段が安すぎる。

ロレックスタグ・ホイヤーは、50~150万円ぐらい。激安で10万~30万って世界

なので、いわゆる機械時計ジャンルからすると、AppleWatchの価格帯(7万~13万円)は安い。

この手の機械時計コレクターが居る子ジャンルでもあるし、普段使いする人達も多いんだけど、

社会人になったんだから、良い歳になったし」などの、清水ジャンプの1本買いも居る世界

OMEGAのスピードマスター持ってる社会人の知り合いとか、探せば居るんじゃないかな。

ビジネス時計世界(実用からオシャレまで)

影響大。顧客を食われるというより、売り方を考える必要に迫られる。

まず、AppleWatchEditionとAppleWatchSportは無関係

AppleWatchがどまんなかでぶつかる。が、まずは売れる人は限定的だと思う。

実用からオシャレまでと書いたのには理由があって、時計をつけてる人は、ワリとオシャレさんが多い。

もはや、実用品というよりは、ファッションとして身につけている人が多い子ジャンルなのね。

清水ジャンプで15~30万の時計買っちゃった人は、それ一本でずっと行くと思う。

ただ、コレクターで無くても時計2~3本持ってて、付け替えて楽しんでる人は多い。

そういう人は、ワリと既に持ってるんだよね。iPhone持ってる人が追加で買うかな、くらい。

女性時計ファッションとして身につける人は、あんな四角い時計を選ばないでしょう。

ただ、土建屋トラック運ちゃんがBluetoothヘッドセットヘビーユーザーだったりするように、

ビジネスにも色々有りまして、便利となればガーッと広がる可能性はある。iPad使ってる接客業とかね。

スポーツ時計世界(実用からオシャレまで)

影響小。そこまででは無いかなーという印象。

まず、AppleWatchEditionは無関係

AppleWatchSportがど真ん中なんだけど、AppleWatchも普段使いに出来る、と買う人いそう。

ここ、TIMEXからアシックスまで幅広い参入のある子ジャンルなんだけど、1万円~高くて10万円の世界から、AppleWatchSportは高い方。

まあ、正直言って「手荒く扱うと壊れそう」「防水弱そう」「高い」の三重苦の気配はする。

ただ、マラソンとかジムとかワリと高所得層(つまり高くても買う人)が多いスポーツ存在するので、デザインで選ぶ人は居そう。

「欲しいんだけど、あのショッキングな色使いの時計はなー」と思ってた人が買いそうな所。

TIMEXとかGARMINとかカシオとか超良いけどね。ダサいと言われると反論はできない。

カジュアル時計世界(実用からオシャレまで)

影響超大。読めないけど、子ジャンル一新する可能性すらある。

AppleWatchSportとAppleWatchがど真ん中。

スウォッチとかG-SHOCK職場で付ける人から、普段腕時計を付ける人が羨ましがる所。

ソーラーだのGPS電波時計だの、ギミック満載の時計も多いジャンルではある。

で、ワリとその手の技術って、3~5年で入れ替わるのよね。

10年前のソーラー時計とか、2次電池ダメなっちゃって、修理1万かー、買い換えるかな-みたいな人も居る印象。

ただ、カジュアル時計世界は1万円~5万円の世界なので、致命的に高いんだよね。軽く倍以上する。

それを乗り越えてくるかなー、という所。

キワモノ時計世界(キャラクターから玩具まで)

影響謎。キワモノ時計好きは買っちゃいそう。

時計コレクターから見ると、Pebbleとかってキワモノの類なんだよね。

既存スマートウォッチは、全部どれもこれも玩具キワモノ扱いに見える。

(これを乗り越えたのがG-SHOCKで、あれは本当に凄いことなんですよ)

LG G Watchの接点が錆びるとか、どこまで舐めて参入してきてんだ、みたいな印象。

ベルト巻いて腕につけりゃ良いんでしょ?軽いのならプラでもいいっしょ、みたいなの感じ悪いよ。

そこからするとAppleWatchは丁寧に作ってきたなー、これが最低限だよなーという感じ。

まとまらないまとめ

腕時計、腕につけて時間を知る。

あってストップウォッチタイマーくらい。超枯れてる。超進歩無い。

如何に充電しないか、如何に正確な時を刻むかに血道を上げるくらいで、基本デザインのみ。

AppleWatchの致命的な点は、毎日充電がいることと、その充電池どれぐらいでヘタるの?という点。

時計って3年位は電池交換しなくて済むようになってるし、メンテもまあ10年に一回ぐらい。

買って2年で新作が出ます、は実はそこまで致命的じゃないんだよね。他の時計もそれぐらい出てるし。

陳腐化しようがない枯れたジャンルなので。新作良いなあ、でも買い換えるほどじゃないな、的な。

どちらかと言うと、「液晶バックライトってどれぐらいで交換するの?ちゃんとサポート有るの?」とか

「内蔵バッテリーがヘタってくるの、どれぐらい?そこ、交換いくらぐらいすんの?」とか

アフターケアの部分が気になって買わない時計コレクターが多いと思う。

腕時計って、指輪と同じくらい、珍しくパーソナルな個人所有を強く意識させるものなんだよね。

普段は付けないけど、社会人になって初めて買った時計はまだ持ってる、なんて人は意外に多い。

そういう意味で、AppleWatchは「丁寧にちゃんと時計として作られてる」けど「消耗品電化製品に見えなくもない」という謎ジャンルなんだよね。

ここで「消耗品ではない」というのを明確にバーンと打ち出せると、新ジャンル確立きっかけになりそうな所。

まあ、iPhone所有層の一定割合が買うだけで、単体の時計としては超絶の売れ行きになるだろうけどね。

思い出すのはWiiゲームソフトスーパーマリオギャラクシー」の為に編成された「マリオギャラクシーオーケストラ」なんだよね。

世界で1200万本も売れて、日本国内でも100万本超えて、この「マリオギャラクシーオーケストラ」に参加した人って、恐らくここ最近オーケストラで、最も「人に聞いてもらえた」演奏をした人達なんだよね。たぶん、そういう時計になる気がする。

iPhone6とかのガラスのなめらかさとか観てると、一線を画した上質感はある。

時計好きとしては、電話できるとかどうでも良いんだよね。動画の文字盤に変えられるだけで面白い

まあ、学生は買わない方が良いと思うなあ。LINEとかと超絶相性良さそうで、学業に身が入らなくなると思うよ。

 
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