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はてなキーワード: JFAとは

2022-11-27

anond:20221126164123

それな。

からまぁ自分本田ツイートポジショントークしてんじゃね?と思っている。

カンボジアU代表を面倒見ながらアジアS級ライセンス取るってことも出来ないこともないと思うんだけどね…。AFCJFA指導者ライセンスは汎用可能なので。

噂だと長谷部JFAライセンスじゃなくてUEFAライセンスを狙うとかなんとか。UEFAライセンスの取得ハードル金銭的、時間的にも相当大変らしいから、ぜひ長谷部には頑張ってもらいたいんだよな。フランクフルトコーチをやってゴリゴリドイツサッカーを教えられる人になってくれたら面白い吉田とか川島あたりの語学出来る&金には困ってない勢も頑張ってほしい。

まぁこ世代コーチ監督として現場にどんどん増えていくのが楽しみだし、日本サッカーには必要ことなんだよなぁ。本田は、ほんととっととS級取って、ちゃんとした結果出してほしい。

2022-11-26

本田圭佑ワールドカップ優勝監督の夢を見るか

ブクマで、ドイツ戦のabema解説に感心して本田圭佑監督にという声がチラホラ出ていた。

本田は、残念ながら既に「実質的監督」はやっている。カンボジア代表U23世代ヘッドコーチ(だけど実質監督っぽいこと)をやっていて、ついこの間も、日本代表U23チームと試合もしていたりする。https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2022/09/21/kiji/20220921s00002014125000c.html

実質的監督」というのは、彼は代表監督をやる指導者ライセンスを持っていないから、監督を名乗れないのだ。カンボジアサッカーどころじゃない時期が長かった国でこれから発展してきだろう国で、今のところはまだまだなチームだ。サッカーナショナルチーム簡単には強くならないのは私たちも良く知っている。

サッカーでは、Jリーグ監督日本代表監督になるにはS級ライセンスというもの必要になる。これはJFA親玉FIFAが「そういう風に整備しなさい」と決めたルールで、日本アジアAFC管轄する国々)では、統一指導者ライセンス(S、A、B、C、Dなど)の種類に応じ就ける仕事が分けられている。小学生チームの指導ならC~D級以上、スクール運営高校生・ユースの指導B級以上、JリーグトップチームコーチA級以上とか、そういう感じ(とても雑な説明ですまん)。

まり本田は早くS級ライセンスを取らないといつまでも監督にはなれない。

一方で、彼はこういうことをつい先日呟いていたりもする。

日本サッカー協会はプロ指導者ライセンスを残しつつ、ライセンスがなくても誰でも監督になれるようにするべき。どの指導者契約するかは経営者責任

逆にユース年代指導者ライセンスは今よりも厳しくするべき。

https://twitter.com/kskgroup2017/status/1595723375204532224

これは一理はあるが二里は断固としてない。

若年層の指導者ライセンスもっと厳しくしてほしいのは超同意なのだが、プロライセンスハードルを下げる必要なんて一つもない。これは邪推しかないが、本田自身ライセンスを取得してないからというポジショントークだろう。

ちなみにB級ライセンスは「将来指導者になってもいいかなぁ…」と思ってる現役選手が取れる程度。A、Sは片手間では難しいようで、特にS級は指導者留学などの必要があってそれほど簡単ではないらしいが、前園や城も持ってる。明治大学監督はじめ主要競合大学監督コーチも持ってたりする。プロ選手経験がなくても持っている人もたくさんいるし、一方で、プロ経験プロでの実績が大きい選手優遇措置もできているhttps://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2021/11/06/kiji/20211106s00002000071000c.html

本当に日本サッカーに貢献してもらうには、本田は一刻も早くS級ライセンスを取るべきだと増田は思っている。

Jリーグでは近年また、お雇い外国人監督のプチブームが起きている。DAZNの放映が始まって「世界もJを見る」ようになったから、というのもあるし、シティフットボールという世界サッカー経営集団がJクラブ横浜Fマリノス)の経営に関わり始めたから、などの理由もあると思うが、とにかく日本は今、まともな指導者不足が深刻なのだ。おまけにパワハラ問題ライセンス停止になる指導者が出たり、彼らが一定のみそぎ期間で戻ってきてしまうという若干困った状況になっている。クラブにしてみたら、若干指導パワハラだろうが少ない人件費残留できれば御の字…と思うのだろうな、などと邪推したりするが、こういうことが起きてしま理由の一つには、指導者質的・量的な不足によるものが小さくないのではと増田は思っている。というかむしろ、「質のいいS級監督」が居ない問題である

頭数だけならそれなりに居るのだ。S級ライセンスを持っている人は500人近くはいる。

そして、彼らの仕事先を考えた時、Jクラブは57、WEリーグ合わせても70弱。更に、J参入を狙ってるクラブや、ユースセレクション漏れ選手の受け皿になってる高校大学指導者なども、本当はよりレベルの高い指導者がいるべき…と考えると、全く足りない、全然足りない。本田も一刻も早くS級ライセンスを取るべきだと思うのだ。

S級ライセンス取得の勉強している人にちらりと聞くと欧州南米から指導者招聘したりこちらが留学したりとかなり国際的かつ先進的なことも学べる、人脈もできる、あと合宿とかもあるらしい。「S級ライセンス合宿同期」みたいな概念もあるようで楽しそうだ。本田も一刻も早くS級ライセンス取るべき、楽しそうなんだし。

本田は一刻も早く、ちゃんとS級取るべきだと思っている理由にはもう一つあって、彼は実はあまり指導者クラブには恵まれていないのではないか、という危惧だ。

Jリーグでは名古屋キャリアスタートルーキーイヤーから活躍していたが、低迷~監督途中交代という「プロクラブ指導」という意味ではあまり良い状況ではなかった。その後オランダロシアでは「戦術ホンダ」という、ある意味彼にってはそれなりに幸福選手キャリアだっただろうが、やはり「プロクラブトップレベル指導環境があったかというと厳しいものがあったと思う。ミランでは、まぁ特にいうべきことは無い。ミランにとっても彼にとっても「お金」以上の価値を双方にもたらしはしなかっただろうと推察する。ひょっとしたら、星稜高校時代の恩師が一番の「彼にとっての指導者」なのかもしれない。

代表では、というと、反町※、岡田ザッケローニ※、ハリルホジッチ※、西野※、あたりが彼を主に招集していたわけだが、※のついた監督下で彼は監督への何らかの不満を述べている。※が付いてない岡田ジャパン2010の時は、まぁ突然の戦術変更で主役に躍り出たわけで文句を付けるどころか小躍りしただろうと思うので、要するに、どちらかといえばオレサマが主役になれない監督の下では暴れる方の選手だった。それで代表戦の大舞台では結果を出してきたのだから大したものだ。

だが、「彼が出してきた結果」を、誰かに出させなきゃいけないのが監督仕事だ。本田は本当に独学でそれができるだろうか。できるかもしれないけど、できないかもしれない。

学べる場が用意されているのに学ばない理由が一体どこにあるのだろう。

増田サッカーがすきでちょいちょい見ている者だが

選手としても、監督としても結果を出すとか一体どんな生き物なんだろう…(グアルディオラジダンなど)

選手として傑出していたからといって指導者として大成するわけではないよなぁ…(自粛

選手として傑出してたが、こんなタイプ指導者になって大成するとはなぁ(ユルゲン・クロップなど)

選手経験が(ほぼ)なくてもこんなに指導者として結果が出せるもんだなぁ(ザッケローニモウリーニョ

解説あんなに面白くてわかりやすいし選手時代も凄かったのに、なぜ(自粛

解説はなんだかもごもごしてるけど指導者としては腕が立つなぁ(自粛

などと、「選手としてのキャリア」「指導者としてのキャリア」「解説者の腕」って、ほんとーに、相関しないよなぁ…としみじみ思う者でもある。

どうか本田には一刻も早く、S級ライセンス取得に向けて動いてほしいと願っている。それで結果出して、稀代の名監督になってワールドカップ優勝に導いてくれるっつーんなら、心から応援するし祝福するんだけどねぇ…

2022-11-04

anond:20221104064543

データファクト反論できず、「ふざけんな」という感情論しか反論できないのが今回のJFA忖度説の妥当性を強化してるね

2022-11-02

川崎フロンターレ審判から忖度されている理由

Jリーグ試合が全国中継された10月29日あたりで「忖度」というフレーズがバズった。川崎審判から忖度されているというものだ。

あの傾向は今年ずっと続いている。なぜそうなっているのかを事例を交えて解説する。

前提事項

Jリーグ試合審判団の割り当てや、審判がどのカテゴリ(J1,J2など)で審判員として活動できるかを決めるのは日本サッカー協会(JFA)であるJリーグには決定権は一切ない。

その審判に対するライセンス付与や、問題ジャッジがあった時の処分を決めるのもJFAであるJリーグは一切関与できない。つまり審判員の生殺与奪JFAが握っている。

例えば審判引退についてJリーグではなくJFA公式サイトで発表されるのもそのためである

一方で、違反行為を犯したJリーグ選手クラブに対する処分を決めるのはJリーグであるJFAは一切関与できない。

選手クラブに対する出場停止処分罰金などに関するアナウンスJリーグ公式サイトで発表されるのはそのためである

また、試合開催有無を判断するのもJリーグでありJFAではない。

1.(事例1)川崎有利のジャッジ事例(2022年)

いっぱいある。

川崎vs鹿島(Away) 実際スコア○2-0→本来スコア●1-2 川崎側のPAハンド見逃し、ファウル見逃しが1回ずつ。いずれもVAR介入を経て「ノーファウル」。さら鹿島側の得点取消。

川崎vsセレッソ(Away) 実際スコア●1-2→本来スコア●1-3 川崎側のPAハンド見逃し。VAR介入を経て「ノーファウル

川崎vs鹿島(Home) 実際スコア ○2-1→本来スコア△2-2 川崎側のPAハンド見逃し。VAR介入を経て「ノーファウル

川崎vs札幌(Away) 実際スコア●3-4→本来スコア●2-5 川崎側のPAハンド見逃し、さらにその直後に川崎得点という事象

川崎vs名古屋(Away) 実際スコア△1-1→本来スコア●0-1 川崎得点は直前にFW知念の豪快なハンドがあったが見逃し。

川崎vs神戸(Home) 実際スコア○2-1→本来スコア●1-2 川崎がもらったPK本来川崎側のファウル神戸DFの靴紐に足を掛けている)、ラストプレー神戸決定機だったが試合終了の笛。

いずれもVARを経て川崎側が得する判断が行われている。特に顕著なのはハンド見逃し」である

2.川崎不利のジャッジ事例(2022年)

試合結果を左右するレベルでの川崎不利のジャッジ事例は一度もない。あったら今回の忖度騒動の中で反論として提示されるはずだが誰からも出てきていない。

3.(事例2)川崎敗戦試合担当した主審にしばらく冷や飯を食わせる

川崎敗戦試合担当した主審はしばらくJ1の主審から外されるという懲罰的運用が行われている。直近2か月で見ると以下の通り。

・9/3 湘南2-1川崎 担当主審飯田→次にJ1主審となったのは10/12

10/2 札幌4-3川崎 担当主審岡部→その後J1主審機会無し

その間無職であるわけではなく、J2主審やJ1のVARを担当しているが、審判手当はJ1主審よりも落ちる。(手当額はJ1主審12万、J2主審:6万、J1のVAR:6万)

まり川崎敗戦主審として担当してしまうと、その後しばらく収入が減る構図が成立している。

逆に川崎勝利試合担当した主審は翌節、遅くても翌々節にはJ1の主審が再び割り当てられている。1回だけ例外があったがそれは主審が負傷して途中交代した試合川崎2-1横浜)だった。

このような運用をされていては、川崎に負けないようにジャッジで調整するという審判が続出して当たり前だろう。彼らも生活が懸かっているのだから

4.「川崎忖度はない」という反論について

これらの事象反論として出てくるのは

・「だったら(出場可能選手数の虚偽報告→試合延期が問題となった)Away名古屋戦は没収試合になるはずだ」

・「コロナ感染の影響で13人で川崎試合する羽目にならなかったはずだ」

の2点しかないが、この2点は前提事項を理解していない的外れ反論しか言えない。たまに、その前提事項を知ってるはずの人がこのような反論をしてくるケースもあるが、悪質なミスリードしかないと書いておく。

逆にその2点が反論題目として出てくることで、一連の事象リードしているのはJリーグではなくJFAであるということを表してもいる。

5.忖度必要理由は、日本代表関連

簡単に言えばJFA提唱している「ジャパンズウェイ」の影響である

日本人監督日本代表を率いて結果を出す、そのためには実績のある日本人監督必要。今の森保監督Jリーグ広島を3回優勝に導いた実績を経て日本代表に入っている。

これに匹敵する実績を有している日本人監督は現時点で川崎の鬼木氏しかいない。

既にカタールW杯終了後の代表監督就任の最有力とされている鬼木氏であるが、その鬼木氏率いる川崎が、外国人監督が率いる横浜広島日本人監督である選手経験がないセレッソなどに成績で上回られ、優勝を逃してしまうことはJFA的にはタブーなのである

また、日本代表選手の多くが川崎出身者や川崎所属選手で占められるようになった。昨日発表されたワールドカップメンバーのうち6人が該当する。

もし横浜が優勝し、川崎が優勝を逃すとその代表ブランド力が落ちてしまうのだ。JFAとしてはそれも避けたい。

前提事項にも書いたが、JFAJリーグ試合開催可否やクラブへの懲罰などはコントロールできないが、審判の割り当てや審判員の生殺与奪コントロールできる。不可解なジャッジ連発など一連の問題JFAによる忖度の結果と見た方が自然であろう。 

現実として、JFAから派遣される審判中立立場で笛を吹くことは出来ていない。彼等は日本代表選考に関する利害関係の中に入り込んでしまっている。

JFAとは切り離した、審判を取りまとめる別組織を作ってそこで管理するべきだろう。

2022-05-13

日本人に「天然芝グラウンド」は馴染まなかった

千葉県にあるサッカー場コスト削減を理由天然芝から人工芝に変わると言うニュースヤフコメが凄い、とにかく「天然芝は金がかかる。どうしても天然芝がいいなら自分たちで金出せ」の大合唱

https://news.yahoo.co.jp/articles/60d9f42a6d6e255206eb8ec4273b0e4c6e02bcc4

これを見て少し調べてみたが、どうも日本人に「天然芝グラウンド」は馴染まなかったようだ。

JFAグリーンプロジェクト」という、日本サッカー協会2008年から進めている天然芝グラウンド整備プロジェクトがある。日本に大量にある土のグラウンド天然芝化する費用と芝の苗をJFA助成し、子どもたちの外遊びを促し、地域コミュニティプラットフォームを作っていこうと言うものだ。

いくつかの小学校グラウンド天然芝化され、砂ぼこりがなくなったとか子供けがを怖がらず遊べるようになったとかのメリット報道2010年前後は相次いでいた。

しかし、今やこのプロジェクト頓挫しかかっている。2010年ピークに助成実績が減少の一途なのだ

ここに助成実績が1件単位で書かれているので集計してみると・・・

https://www.jfa.jp/social_action_programme/green_project/potseedlings.html

2009年度 49施設 157,571平米

2010年度 58施設 194,428平米

2015年度 37施設 172,185平米

2019年度 24施設 127,623平米

2020年度 19施設  79,597平米

2021年度 35施設 151,171平米

2022年度 28施設 147,088平米

2010年度をピークに施設数、面積ともに減少トレンドだ。コロナ禍が直撃した2020年度がどん底で翌2021年度はその反動で急回復したが、今年度はまた下がっている。

よく考えたら、最近この施設天然芝化した、という話を聞かなくなった。維持管理コストがかかったり、1年のうち1~2か月はメンテナンス期間が必要になりその間は誰も使えなくなるという特性が嫌がられているのだろう。

JFAは整備した後の維持管理には1円も助成してくれない。

それ以前に、子供けが防止やコミュニティ化が狙いであれば、天然芝よりコストが安くメンテ期間もそれほど要さな人工芝で十分なのだ野球アメフトなどのアメスポはだいたい人工芝だし、日本人愛好者が多いフットサルも基本人工芝天然芝必要である理由が見当たらない。

日本人天然芝は馴染まなかった。

2022-02-18

の子供はサッカーをやっている。

いわゆる某リーグのチームの下部組織アカデミーで。

こういうところで「サッカーうまい」と言うのは当たり前で、本当にうまい連中というのは

年齢なんて関係なく化物みたいに圧倒的な力を見せる奴で、そういう意味ではうちの子普通レベルだ。

ユースを終わればトップチームはない。大学でやるか、競技サッカー引退か、という感じ。

全国大会にも出た、名前とチーム名でググれば、JFAのページが引っかかる。

だけど残念ながら、レギュラーではない。

守備固め、あるいはスターティングメンバーがうまく行かなかった時、あるいは怪我をした時に2番手として出てくる。

変わってると言われるかもしれないが、俺は自分の子供がベンチでウォーミングアップをしている姿が好きだ。

後半から始まるルーチンのアップではなく、急遽出るために一人だけトレーナーとアップを始めるその姿が好きだ。

番手にはなれない。だけど、2番手として自分役割一生懸命に全うしようとしている。

結局そのまま試合にはでない時もある。

悔しさや文句の一つもグッと堪えてまたベンチに座る。

試合に出たい、出れない。自分能力はわかってる。でも、やれることはやる。

表情一つにいろいろな感情が読み取れる。

いい歳して目頭が熱くなる。世に出るような大したことは何一つしていないこんな親と違って

うちの子もっと厳しい世界で生きている。

大きな声では言えないが、そう言う部分、俺は自分の子供だが尊敬をしている。

2020-03-18

 田嶋会長JFAを通じてコメントを発表。そこで「本日、私の検査結果が新型コロナウイルス陽性と出ました」と説明したうえで、「現在の体調は、多少熱があり、検査したところ肺炎の症状もあるそうですが、元気です」と、軽症であることを明らかにした。

2019-09-09

最初重要なことですが、ハーケンクロイツ軍事的ものではありません。

ハーケンクロイツは今でこそナチス党章として利用されていることが知れ渡っていますが、そもそもナチスで利用される以前にも民間で「幸運・吉祥」の意味合いで利用されていたという歴史があります

専ら軍事用途で考案されたデザインではなく、元々民間で利用されていたハーケンクロイツデザインナチスにおいて転用しているに過ぎません。

JFA規約規定渉猟してみると、政治的差別的宗教的行為禁止する規定はありますが、具体的な対象指定されているわけではありません。

軍事的意匠については【試合運営管理規定】で禁止されています

しかし、現実にはハーケンクロイツ軍事的ものとしては扱われていません。

当然でしょう、元々土着の祈願物として利用されていた意匠ナチス転用し、ネオナチに受け継がれているに過ぎないというのは既に示した通りです。

ハーケンクロイツネオナチシンボルとして誇りのあるものであることは確かですが、我々としてはドイツ国歴史上、民間において「幸運・吉祥」の意匠として広く流通していたデザインであることを積極的に強く訴えていくべきでしょう。

そうでなければユダヤロビイングに負けてしまます

2018-10-08

Re:旭日旗に誇りを感じる人たちはあの時何をしていたんだろう?

http://scopedog.hatenablog.com/entry/2018/10/07/000000

についての補完です。

上記記事が綺麗にスルーしている旭日旗問題の起こり、よく言われる2011年AFC当時の奇誠庸発言メディアの動き、そして日本サッカー協会がどうしたかが次のサイトに残っていました。

http://momolunafever.blog64.fc2.com/blog-entry-618.html

この記事から日韓戦以外でも旭日旗問題なく使われていた事から旭日旗政治的意図差別的意図など持たずして日章旗より少数ながら普遍的応援旗として使われていたこともわかります

どう見ても日本に非はないばかりか、日本侮蔑した上にありもしない旭日旗ケチをつけられたことに対して日本サッカー協会は寛大にも不問としました。

しかし以降も韓国メディア旭日旗があったこととして日本批判を走らせます

http://specificasia2.blog12.fc2.com/blog-entry-4104.html


そして2012年スポーツの場において立て続けに事件が起こります

8月

独島セレモニー

https://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=157386

処罰されて旭日旗逆ギレ

旭日旗はなぜ許される」韓国選手表彰追放に抗議する声

http://news.livedoor.com/article/detail/6849042/

そしてとばっちり

ユニフォーム旭日旗連想」と難癖 韓国日本体操メダル剥奪要求

https://www.j-cast.com/2012/08/13142714.html?p=all

9月

一方U-20女子W杯において日本サッカー協会旭日旗を一時持ち込み禁止しました。

http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-4776.html?sp

読みづらいので要点のまとめだけ抜き出すと…

発端 韓国オリンピックでの蛮行。この行為の逃げ道に韓国旭日旗を持ち出してきた。

1.日本サッカー協会JFA)、U-20女子W杯会場への『旭日旗』持ち込みを禁止

2.日本サッカー協会JFA)、HPにU-20女子W杯会場への『旭日旗』持ち込み禁止を明記→該当ページ削除される

3.旭日旗を持って応援するというファンも増えている。

  日本サッカー協会は当初、政治的トラブルを招くという理由で観客の旭日旗所持を禁止した。

  しか大会開幕直前に突然、「FIFA規定拡大解釈があった」とし、禁止方針撤回した。

  小倉純二日本サッカー協会名誉会長も28日、「日本国内で禁止したのではない。旗の搬入は止めない」と明らかにした。

4."旭日旗持ち込み許可に抗議”…韓国サッカー協会、U-20女子W杯ボイコット

5.U20女子日韓戦旭日旗による応援「抗議すべき」韓国

  韓国メディア日本サッカーファン普段より激昂している。明日旭日旗登場か

6.ヤングなでしこ日韓戦旭日旗没収 係員と客の言い合い動画アップも

こうして韓国日本サッカー協会による旭日旗を巡る問題に関して在特会の反発まで招いた結果、scopedog氏が上げているあえて旭日旗だらけのデモにつながります

氏が上げている写真2012年9月のものドンピシャです。

おまけですが2010年の在特会デモの様子。スポーツ応援と同様、旭日旗はあっても少数です。

http://shinn1968.seesaa.net/article/139254289.html

これ以降も発端である“ありもしなかった旭日旗”に関する反省はないばかりか、旭日旗戦犯旗と言い、旭日旗関係ないありとあらゆるただの旭日デザインにまで現在進行形旭日狩りを進めているのが韓国です。


ちなみに韓国旭日旗に対する批判2011年以前もありました。

https://matome.naver.jp/odai/2137549386765563801

しかし当時、そこまで問題化していなかったのは2011年以前、普通に応援旗として使われていた事からもわかります。当の韓国人が使用するくらいには内輪な話だったのでしょう。

日本で言えば太極旗を身にまとった日本人を在特会批判するくらいの事だと思います

それがなぜ2011年、あの時から国際問題化させたのか?これにはちょっとした推察があります

それまでは韓国差別的在特会ネトウヨも、韓国批判のために旭日旗を大して持ち出した事がなく、韓国旭日旗批判は空回っていたのだと思います

そこを結びつけたのが奇誠庸の嘘「旭日旗を見て涙した。」だったんでしょう。

まり、『日本極右旭日旗を使って韓国人を煽ったから』と言う大義名分を彼らは得たわけです。

信じ込んだ韓国人が2ちゃんねるサイバー攻撃を仕掛けたことは先に上げたサイトに残っていますね。

以降その嘘はどこ吹く風、彼らが既成事実として論うのはscopedog氏も同様、在特会による2012年以降のデモや、旭日旗でのスポーツ応援となりました。

ちなみのちなみに上記まとめにある韓国発の記事2006年から2005年末に親日罪を制定した反日ムード真っ盛りの盧武鉉政権からのものが多いですね。

旭日旗問題についてこのサッカーとの関係性はどう見ても切り離せないし、調べればすぐに出てくる事実なんですが、普段歴史的資料に勤勉で成り行きを順序立ててデマ批判されるscopedog先生がなぜこのサッカーの話を見落として旭日旗問題に触れられたのか。

猿も木から落ちるでしょうか?

取り敢えずデマ否定する氏の言説がデマとなるのは宜しくないので補完しておきたく書きました。

2018-08-18

ところでハリルホジッチのことってもういいの?

あれだけ大騒ぎしてたW杯日本が負けたとたんにすっかり静かになった。

ハリルに訴訟を起こされて弁論が始まってるけどJFAはだんまり世間的にはあの解任劇を「もうとっくに終わったこと」ですませるかんじなの?決勝トーナメントいったから全て正しかったってことでいいの?

はいまだにサッカー見てるとモヤモヤしてしまう。裁判でもなんでもいいけどきっちりと解任理由を知りたい。コミュニケーションが足りない選手って誰なのか?なぜその選手にはそんなに発言力があったのか?それとも解任の理由は全く別の理由なのか?

日本サッカー全体とまではいいすぎだけど、組織の信頼の問題じゃないだろうか。解任が正しい判断のもとでおこなわれたというのなら、納得できるだけの理由が知りたい。というか百歩譲って納得できるかどうかは置いといても本当の理由が知りたい。

情報の優位性がJFAにある以上裁判でもはっきりしたことが分かるかは見通せない。こういったことは「もうとっくに終わったこと」とするのが正しい見かたなのだろうか。

2018-07-03

ハンド英雄戦犯

もしコロンビアの開始直後の退場がなかったら、日本は2分1敗か1分2敗でグループリーグ敗退。善戦評価されず、JFA西野監督選手戦犯としてボロクソに叩かれただろう。

選手はとても頑張ったし、面白かったけど、今回の決勝リーグ進出が単にラッキーであったことは否めない。

本人の頑張りは同じでも、英雄になるか、戦犯になるかは運が決めた。人生もこんなことばかりなんだろうね。そして、それが見えないことが問題なんだ。

サッカーロシアW杯 日本代表 感想

サッカーロシアW杯 日本代表 感想

ハリルホジッチ解任

───

元ハリル副官・ボヌベー氏インタビュー

https://russia2018.yahoo.co.jp/column/detail/201805150004-spnavi/

解任される前、チームがそのような危機的状況にあると、あなた自身認識していたか? 悪い予感を覚えた瞬間はあったのか?

 ああ。そしてそのことについて、ヴァイッドに話した。

───

選手とハリル側双方のインタビューも出てきて不和があったことは間違いないようだ。

有力な選手を揃えながら敗れ去ったアルゼンチン代表がそうであったように、

サッカーにおいて選手監督間の不和は深刻な問題である

解任に値する十分な理由ではあったが、JFA説明重要問題を扱うにしては不明瞭なもので今後の代表運営不安が残る。

・ハリルジャパン

相手ボールを持たせる方針を取りながら最後まで守備が安定しなかった。

噂された秘策の中身もボヌベー氏のインタビューを見る限りこの致命的な弱点を補えるものではなく、やはり一発逆転のうまい話はない。

ハリルジャパン方向性日本代表に欠けているもの必要になる戦い方であり、上手くいけば長年の弱点が改善される可能性もあったので、惜しいと感じるものはあった。

西野ジャパン

最終形のベースは散々指摘されてる通りザック+アギーレジャパンだろう。

遺産をしっかり使って短い期間で上手くまとめたと評価していいと思う。

当時似た編成で試していた時と比べると乾・大迫・原口酒井宏のレベルアップが目覚ましい。そして昌子素晴らしい。

遠藤(ガチャピンの方)が「後継者は?」と聞かれて「岳ちゃん。」と答えていたがその通りになった。柴崎素晴らしい。

ザックジャパンキャンプ地等の関係でコンディション問題があったのではと言われていたが、今回である意味リベンジが見れてザッケローニファンもようやく成仏出来るだろう。

何人かの代表常連だった選手達は今回が最後かも知れない。

未来から見た時もしかしたら今回の日本代表

オシムジャパンあたりから始まった「日本サッカー」探しの

色々寄り道した中での一つの到達点になるのかも知れない。

コロンビアセネガル戦は良い試合だった。

眠気を堪えて見てよかったと思える本当に良い試合だった。

ポーランド戦が西野監督の采配が最も強く出た試合だろう。

条件①中3日気温36度という悪条件で主力を出来るだけ休ませたい。

条件②ベスト16で当たる相手は主力全員休養予想。

まさかシステム変更6枚替えでベスト8狙いを宣言

まずGL突破を願ってたファンにとっては悪夢だった人も多いはず。

試合内容はやはり厳しかった。

サブメンバーのチョイスはどうだったのかという事も問われているが、

まりは短い準備期間という監督解任騒動のツケを支払う事になった。

「負けてる状況でボール回し10分間」は振り返って考えても確かにGL突破可能性を最も高める選択ではあったが、

例えるなら他力より勝る自力を用意できなかった日本代表に下された罰である

同じことを繰り返したくないならGL第3戦で勝ちに行けるサブを用意出来るくらい強くなる事が、真剣勝負と見て面白いサッカーを両立させる唯一の回答だろう。

ベルギー戦ベストメンバーをまずまずのコンディションでピッチに立たせることに成功した事が西野監督ギャンブルに勝った報酬である

おかげでベスト8の夢を見て、負けたけど良い試合だったと言える気分で感想を書くことができる。

難しい心境だったであろうセネガル審判ジャッジも、正直試合中は忘れる程に素晴らしいものだったと試合が終わってからようやく思い出した。

・次の代表

人が代ればサッカーも変わる。

これまでの道を受け継ぐのか新たな道を探すのか、

何が最善か考えながら進むなら弱くなっても見続ける価値はある。

特定選手権威と化して外せなくなる状況だけは見たくない。

感想

全体を振り返って様々なことを本当に楽しませてもらった。

連動した前を向かせない守備を実現して欲しいとか、個々の選手に対する不満とか、

あの選手呼んでとか、すでに感謝以外の欲望も色々あるけどそれ以上に、

組織の在り方、報道の在り方、ファンの在り方、選手以外の色々な問題可視化されたW杯だったと思う。

W杯日本代表しかったと感じた気持ちを少しでも、

見えた問題改善していこうという活力にして、

次のW杯は色んな人がもっと素直に楽しめる環境になってたらいいなと思いました。

残りの決勝トーナメントコロンビアベルギーに肩入れしつつ、

本気で勝ちたいと望む選手たちの競い合いを決勝まで楽しみたい。

2018-06-30

ポーランド戦の最後の15分だけ見ている人の忘却曲線に驚く

このあたりの論調はなんなでしょうか?

 

www.asahi.com

 

海外日本ボール回しはW杯史上最も恥ずべき10分間」

日本ご都合主義批判だろ」「これもサッカー」「上へ行くためには当然の戦略

FIFA「いやFIFAJFAサッカー行動規範でどんな試合最後まで勝利のためにプレーしろって決められてるだろ....子どもにどうやって説明するのよ...」

樋渡 類 (@RuiHiwatashi) June 28, 2018

 

 

忘却曲線がどうかなっているんでしょうかね。

 

日本コロンビアに勝つ前までの試合を見れば、6名の交代選手を切った時点で、勝利可能性はほとんど無いっす。ターンオーバーすれば、一気にレベルは下がるし、W杯の最弱レベルに落ちますよ。

そんなの親善試合で見たでしょ。1ヶ月前のことを忘れている人が、十年、二十年かけて日本が培ってきたものに頭が向くわけ無いですね。

十年とはないでも、1年、数ヶ月、これぐらいの、記憶があれば、日本そもそもW杯で勝っていくことの確率や、いま置かれている状況からいって、ターンオーバーを選んだ時点で目先の試合に大きなリスクをとったのは明らか。

 

ターンオーバー自体がやりすぎだと思った。それ自体が正直僕は批判対象だと思う。そんなにお前ら強いのか?っていう。そういう批判はわかる。

 

他に意味がわからないといえば、もっとも長距離を走らされている、長友、酒井宏樹は休ませなくてよかったのか? その前に、宇佐美はなぜ試合に呼ばれているのか、二軍はコンビネーションとかあったもんじゃないな、とかそのあたりだし、セネガルが追いついたらどうするんだっていうところに解が全然なかったところだと思う。

 

多分その辺りは今は言えない考えがあったと思うし、西野や手倉森だけでは考えれてないところもあるんだと思う。

 

ただ、批判はそこに向かっていないのが残念。

 

スタッフがどれだけ動けているのかわからないし、もっと、色んな手があったのではないかと思うが、日本代表といえど、限られたリソースで、田島とかわけわからんおっさんがいるという訳わからんマイナス材料はある。最後ドタバタはただの運で掴んだところもあると思う。

 

ダメな部分もある協会とかあるけど、これまで日本が育ててきた、財産応援しようよ。

 

ずっと頑張ってるな長友、いまは調子でてないけど頑張っている香川ホンダ△、スペインでもまれた乾、一時期は引きこもってオマエラが批判していた柴崎(俺は本当にそのとき応援してたよ)、レアルを苦しませてその後微妙だったけど記憶を取り戻した昌子ら、国内組、マルセイユまでいった酒井宏樹日本が一応、十年かけて育ててきた財産があるわけで、その組み合わせをいま全力で組み合わせている西野がいるんだから

 

とにかく、そういうところまで俯瞰して見れる外野が、恐ろしい視野狭窄ものをいっているのが頭どうなっているの?っていう。

 

人間が常にベストを探してもベターな手しかでないのだから、今かなりベストに近いかたちを出しにいっているはず。

 

ベルギーというキチガイ相手の戦いにはなりますし、スカウティングとか多分そんなにできてないのじゃないかと思うし、スカウティングしたところで穴なさそうですが、このリスクテイクこそが、日本が十年ぐらい、いや二十年かけてようやく身につけたものです。

日本ベスト8に行けるチャンスは本来過ぎ去っていて、本来は、パラグアイや、トルコ相手にこの戦略をとれてたらってことだと思います

 

でも、今外野意味わからん視野狭窄におちいるのよりは、日本のこの十年単位での頑張りを見ましょうよ。あとはベルギーってなんでこんな強くなったの?とか。

 

15分で判断している人が4年後何をいっているんだろうか..何も言ってないだろうな..

 

2018-06-24

誰かがやらなきゃいけないけど、やったら恨まれる事

歴史上こういうのって結構あるよね

例えば隋の煬帝が作らせた運河とか

ハリルホジッチ解任の件も、要はそういう事だったのかもしれんなぁ

からってJFAのやり口を正当化できるとは思わないが

2018-05-10

元Jクラブスタッフからえとみほさんへ

先日えとみほさん(@etomiho)が栃木SC入社したツイートnoteを拝見して、元Jクラブスタッフからメッセージです。

個人的には、えとみほさんのような発信力を持った人がJクラブ内に入ってくれたことが嬉しいし、

Jクラブの内部から会社を発展・成長させていくことは、非常に大変で難しさも伴うことですが、頑張ってほしいなと思う。

物事ゴリゴリ進めていく推進力のある人が、そのクラブの成長とともにナレッジノウハウ成功事例としてどんどん発信していくことがこれから日本サッカー界には必要だと思うから

本当は自分がそのような役割を果たしたかったのですが…。

実は私自身は、とある2つのJクラブで働いた(約4年と約2年)経験があるのですが、このまま5年〜10年Jクラブで働いたとしても私及びクラブの双方が幸せになる未来が見えず、1年前ほどにサッカーから離れる決断しました。

現在は、サッカーとは全く違う業界で働いていますが、

日本サッカー界をビジネスサイドの内側から変えていきたい、発展に貢献したいと志を持っていたとき(いまもその気持ちは捨ててないですが)に感じたことをシェアし、今後の栃木SCの発展に少しでも活かしていただければと思い、匿名ではありますがこの度ブログ記事を書かせていただきました。

(どうか、えとみほさんに届け!)

このブログで伝えたいことは、2つ。

1. 残念ながら現在のJクラブ労働環境スーパービジネスパーソンでない限りJクラブスタッフとしてビジネスサイドの発展に貢献することはまだ難しい状況であると私は考えているということ

2. そのような状況を打破するためにも、えとみほさん含む現在Jクラブで働いている人たちには頑張ってほしいということ

私は(これは私がサッカー界を離れた理由でもありますが、自身ビジネススキル不足もさることながら)現在のJクラブ労働環境スーパービジネスパーソンでない限りJクラブスタッフとして、ビジネスサイドの発展に貢献することは、チャレンジングな仕事であるがまだまだ難しい状況にあると考えています

私は、新卒入社から約6年間Jクラブで働きました。日本サッカー界をビジネスサイドの内側から変えていきたい、発展に貢献したいと志を持っていました。しかし、このまま5年〜10年Jクラブで働いたとしても、私及びクラブの双方が幸せになる未来が見えず、サッカーから離れる決断しました。

それが1年前。

サッカークラブで働き、内側から改革していくにはまだ難しい状況にある。そう思った理由としては、以下の2点からです。

(ⅰ)Jクラブは熱を持った優秀なビジネスパーソンが圧倒的に足りないため

(ⅱ)優秀なビジネスパーソンを受け入れる環境が整っていないため

※それぞれ(ⅰ)、(ⅱ)について中島涼輔さん(@nakaryo716)というSHC4?期生がブログに書かれていたことと重なるので、こちらもご参照ください。実際私は新卒としてJクラブ入社しましたが、中島さんが言う「新卒でJクラブに入るのはおすすめしない」に同意見です。

https://sosal.me/blogs/358/

3ヶ月間SHCの研修コースに通って分かった、『Jリーグ』の今 - ソーサル|個人参加型フットサル(個サル)の新しいカタチ

https://sosal.me/blogs/359/

新卒が『Jクラブ』に入社してはいけない理由。 - ソーサル|個人参加型フットサル(個サル)の新しいカタチ

(ⅰ)について(Jクラブは熱を持った優秀なビジネスパーソンが圧倒的に足りないため)

Jリーグができて25年が経ち、全国各地にJクラブJリーグ百年構想クラブ誕生し、普及の意味では世界的に見ても大成功歴史を作ってきたと思います

ただし、普及ではなくJリーグ及びJクラブ事業と強化としては、これからが本番だと私は思っています

J1のクラブであれば、これから本気で事業規模100億円を目指すクラブも出てくるでしょうし、プレーオフ圏内を目指すJ2クラブであれば事業規模18億円から22億円かつ平均観客動員数1万人〜1万2千人、J3クラブであれば、J2ライセンス取得と事業規模10億円前後かつ平均観客動員数6千人がむこう5年の目標レンジでしょうか。

クラブによって現在立ち位置地域経済圏のことなどもあり、目標はそれぞれだと思いますが、Jクラブ事業サイドは基本的に「どうやって協賛金(スポンサー料)引っ張ってくるか」と「どうやって観客動員数増やしてチケット収入やすか」の2つが最重要ポイントです。

(もちろんチームの成績やスター選手がいる等でもこれらの数字は変わってきますし、もっともっとJリーグ全体の事業規模が大きくなり魅力的なリーグになれば欧州リーグのように放映権もより大きな収益の柱となります

その最重要ポイント収入2つを伸ばすためにより人材必要になってくると思いますが、私の経験からするとJクラブに熱を持った優秀なビジネスパーソンが圧倒的に足りないと感じています

まず私が実際に入社してから在職中に社内の状況でびっくりしたことを以下箇条書きしてみます

  • 意味のない会議発言しない出席者が無駄に多く、何を決めるかがハッキリしていない会議)が多い。会議も開始時間が予定より5分以上遅れることは当たり前。アイデアを考えてくる会議でなにも考えてこない人がいることが多々あるし、考えてきたとしても「それ会議10分前にちょろっと考えたやつだろ」というぐらいのペラペラアイデアを平然と出してくるし、次回からちゃんと事前準備をして考えてきてくださいと注意しても改善されない。
  • 日々の業務で忙しいせいもあり、なにか新しいことをやろうとしても「私の仕事を増やすな」とみな他人事で非協力的。言い出しっぺが指示だけして現場や部下に丸投げパターンが半数以上を占めることも・・・

フォローしておくと、社員一人ひとりは本当にいい人ばかりですし、やっぱりクラブのことが好きなんだなと感じることも多々あります。ただ、それならクラブファンでいればいいことですし、クラブの発展のために働く社員としてはどうなの!?ということでびっくりしたことを箇条書きさせていただきました。

もちろん、全てのクラブがこのような状況ではないと思いますし、有名な大企業でも上記のような状況は多々あると思います

しかし、Jクラブはどこも中小企業であり、社員数も50人以下のクラブほとんどです。

そのような中小企業生産性のない人ばかりでがっかりした思いがいまでも蘇りますし、いつの間にか自分の中にあった「このクラブをよりよくしたい」という想いもしおれて、知らないうちに自身ビジネスパーソンとしての成長も阻害されてる状況になってる気がして泣けてきます

なお、Jリーグ人材不足問題認識しており、SHCというスポーツエグゼクティブ成プログラムを2014?年からスタートさせ(それ以前にはJFA主催のSMC講座もあった)、Jクラブに優秀なビジネスパーソンを送り込むような動きも見せていますが、依然としてJクラブ現場に優秀なビジネスパーソンは極端に少ない印象です。

逆に優秀なビジネスパーソンがトップ層にいる(いた)クラブは着実にチーム成績も含めて事業規模を拡大しているイメージです。

具体的にクラブ名を出すと、札幌(野々村さん)、いわき大倉さん)、鹿島(W鈴木さん)、川崎天野さん)、湘南(眞壁さん)、岡山木村さん、小川さん)、今治岡田さん、矢野さん、中島さん)、長崎(髙田さん)などなど。

いま名前が出たある人と少しお話をさせていただいたこともありましたが、その人は「上に立つ人間仕事組織が自走するような雰囲気作りが全てだ」と話しており、やっぱり上に立つ人間クラブも変わってくるのかなとそのとき思いました。

(ⅱ)について(優秀なビジネスパーソンを受け入れる環境が整っていないため)

ズバリ言うとおカネのことです。Jクラブスタッフ給与水準やりがい搾取レベルで低いです。

新卒のJクラブスタッフ給与について中島涼輔さんのブログにも記載されていますが、まず間違っていないと思います。大きな責任企業を持つクラブは、少し違うかもしれませんが、責任企業を持たない地方クラブ場合は、新卒年収は200万〜250万くらい。5年から10年働いている35歳前後の人の年収が300万円に満たないことも多々あると思います

※このことはFC今治経営企画室長 中島啓太さん(@keitanakajiman)もTwitter言及し、危惧していました。

選手に当てはめてもいえますが、いい人材には、高い給料がついてくるものです。

しかし、ことクラブスタッフに関しては、欠員が出たら募集は掛けるが、いい人材を自ら探して引っ張ってくるということはほぼないのではないでしょうか。

役員以下の役職あるJクラブスタッフに800万〜1000万円級の給与を払っているクラブはまずないはずです。逆に800万〜1000万級の人材ガンガン入れたからこそ横浜DeNAベイスターズは急成長したのかなと。池田純さんは経歴見ただけでこの人すごい感あるし、東北楽天ゴールデンイーグルス立ち上げには小澤隆生さんがいた)

中途で入社してくる人も前職より給与アップして入社したというのはほぼないと思います

例え給与が下がったとしてもクラブで働いてみたい人は多いので、会社スタンス人材におカネをかける意識が低いですし、人が辞めても安月給で働きたい人はたくさんいるから育てる意識そもそもない。

このような意識になった要因としては、クラブスタッフは忙しく(担当部署にもよりますが)業務内容も生産性が求められるものより週次の試合に向けた日々のオペレーション業務ほとんどだったからではないかなと思います

しかし、ここ数年はSNSも普及しましたし、スタジアムを中心としたまちづくりを目指すクラブも出てくるなど、仕事内容的にもより優秀な人材が求められてきていると思いますが、クラブスタッフが本気でそのことに気づいていない。もしくは業務に追われて人材組織)強化まで手が回らないんだと思います

事実クラブ事業側のトップである社長の半数以上が在任3年未満となっており、現場チームのトップである監督が変わることが多々あるにも関わらず、その現場を支える事業側のトップもすぐ変わって、事業戦略がコロコロ変わることも残念ながら現状としてありますクラブスタッフスムーズ仕事が回るよう努力しても事業現場トップが変わることが何度も続いて、その度に事業方針や強化方針が変わるとせっかくやってきた業務効率化が役に立たなくなり、忙しさのループから抜け出せないクラブが少なくないと思います

※なお、事業規模が成長したとしてもすぐにクラブスタッフ給与への反映はあまりされません。その分、チームの強化費や強化運営におカネがまわります。チームの強化費と成績はある程度の相関関係にあるからです。魅力的なチームを作り→成績が上がり→観客動員数が増え→売上を伸ばしまたいい選手を獲得して→魅力的なチームを作る好循環を狙いますが、強化費を上げた結果チームの成績が上がるとは限らないのがサッカークラブ経営していくうえでの難点(かつおしろいところ)です。

また、クラブスタッフは日々忙しいあまり、他のことに手を出す余裕がありません。(私が在職中にきつかったことは、まさにこのことです)

J2J3クラブ場合は、担当部署複数兼務することはごくごく普通にあります

忙しいあまりに本を読む時間も取れませんし、(給与が低いため)本を買うこともほとんどなくなりました。代わりに月に1度図書館に行ったり一番大きい本屋立ち読みできれば上出来なぐらいです。都市圏クラブであれば違うかもしれませんが、地方クラブだとほとんど金銭的・時間的・地理的理由で他のことに手を出す余裕がありません。他スポーツ勉強として観戦することはもちろんできず、地方都市では開催されるイベントの質と量ともに比べものにならないですし(これも担当部署にもよりますが)基本まとまった休みも取れないので家族旅行も難しいでしょう。

このようにおカネもない、休みもない環境だと、いくらやりがいを感じていても辞める人(もしくはより事業規模の大きく給与も高い他クラブステップアップ移籍)が続くのも納得できると思います

以上、ざーっと書かせていただきましたが、

Jクラブは熱を持った優秀なビジネスパーソンが圧倒的に足りないことと優秀なビジネスパーソンを受け入れる環境が整っていないため組織として弱い会社クラブ)が多く、内部から改革はめちゃめちゃ難しい状況にあると私は思います

ただ、(無茶言うなと言われるかもしれませんが)難しい状況だからこそ、えほみほさんはじめ現在Jクラブスタッフとして一生懸命働いている人たちにはどうか頑張ってほしい。そしてこの状況を変えていってほしいです。

最後・・・

つらつらと在職中に感じていたことを書かせていただきましたが、仕事としては非常にチャレンジングでやりがいは間違いなくあります

私も自身金銭的余裕ができてビジネスパーソンとして「いまならお役に立てるかも」と思えたら再度挑戦したい気持ちはあります

私自身は、引き続きサッカー界にアンテナを立て続ける予定ですので、「イニエスタJリーグにくるかも!?」を超すような事業側のニュースが出てくることを楽しみにしています。今後のJリーグの成長を考えると村井さんや木村さんなら「外資オーナーOK!」ぐらいのことはやると思ってますし、アジアで一番のサッカーリーグになっておらが町のクラブとしてたくさんのクラブが町の誇りであり続けることを祈っています

2018-04-30

はてなーサッカーに絡まないで

君らの多くは単になにかを叩きたいだけの社会的弱者だろう。ご多分に漏れずおれもそうだ。

スポンサー、とか電通、とかJFA(なんか大きい組織ダナ感)とか、とにかく叩きたいだけだろ。

ハリルの雉やらに対してW杯に興味の毛ほどもないやつらがいちいちブコメしてるの、滑稽すぎる。おい、お前だよ。今までなんっっにも感心なかったくせにワイドショー感覚ブコメしてるお前のことだよ。

W杯ワイドショーじゃねぇ、サッカーはお前らの見せ物じゃねぇ。

はてなーすべからくサッカー言及すんな。

2018-04-28

ハリルホジッチの会見記事についたブコメ見てると、やっぱり普段サッカー系のブコメでは見かけないidが、ホジッチの会見内容に疑義を呈するブコメを残している。

JFAは今回の対応で、ほとんどの熱心なサッカーファンから失望されることになり、結果が出なければ代表試合日程も忘れてんじゃね?程度の"薄い人"からの若干の同情だけが手元に残る結果になったのだと思う。

ザッケローニ時代代表戦は、まるでジャニーズコンサート会場のように選手うちわを持ったギャルなども散見され、オクターブ高い歓声が響いたりもしていたが、おそらくその大きな理由ひとつであるイケメンサッカー選手怪我などもあって招集されなくなって、その後しばらく経ちこのごろは野太いオーバニッポーニッポー、の「おなじみの今までと同じ風景」に戻った。ギャルたちはそのように嵐のように過ぎ去っておそらく多くはサッカーに残る人や戻ってくる人は少ないと思う。代表戦もJリーグも「そういう子」はほとんど見かけなくなったし。

代表戦のチケットが取りやすくなったのはファンとしてはありがたいが、南ア本戦前の岡田ジャパンの数試合チケット売れ残ってる試合もあったことを考えると、ハリルジャパンはまだ集客力ではマシだったのになぁ、とも思う。

まぁ、チケット収入よりもスポンサー収入の確保を優先したということもありそうではあるが。

2018-04-17

anond:20180415134902

重度のJオタ&リバポファンだけど、今回のJFA本田圭佑には心底失望してる。サッカーの質や目指す方向とかそういうサッカーの話以前に

まりにもサッカー政治な態度と無責任姿勢絶望している。

2018-04-14

じゃんけん先に出して負けるのは必然

W杯本戦まであと2カ月で選手の癖も知ってる監督を放逐して、すげ替えた監督が「選手の良さを引き出したい」って、相手チームから見たら、ラッキー日本丸裸じゃん!ってほくそ笑むところだ。

自分たちらしさなんてもんは、対戦相手から見たら弱点でしかない。

ましてや本田香川あたりが固執してる俺たちのサッカーなんて、相手チームからしたら攻略やすいこと山のごとし、威張れるどころか恥じてもいいところだ。

勝ってほしいと心の底から思うのに、結果が出てほしくないとも思ってしまうのが辛い。

万が一悪くない結果が出てしまって、本田あたりが引退後にJFA入りでもしたら溜まったもんじゃない。負の再生産だ。

日本らしいサッカー、と言う時には、自虐と悲哀を込めてほしい

サカオタ増田です。

普段サッカー関連のブクマではあまり見かけない一部idの、今回の解任劇について怒り嘆くタイプのサカオタを嘲って小馬鹿にするようなブコメ反論をしたくなった。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.footballista.jp/interview/44512

女子予選を手に汗握り見ながら、反論する。

増田はサカオタなので、Jリーグ欧州各国リーグACLCLCWCなどのクラブチーム選手権W杯EUROコパアメリカなどの国別対抗戦や、欧州親善試合やら予選なんかも隙あらば見るくらい、雑多にアホのように、現地で、または画面越しにサッカーを見ている。特にW杯EUROなんかの国別対抗戦は短期開催&時差で寝不足フラフラだが見る。

そんな増田が、W杯のような国別対抗戦を楽しいと感じるその最大の魅力は、「抗えない俺たちのサッカー性」への哀愁である

スーパースタースーパープレーや、ダークホースの快進撃や、うちの子(応援しているクラブチームから選出された代表選手)の活躍ハラハラキドキと待ちわびたり、という楽しみは当然である

が、1か月寝不足フラフラ仕事にも支障が出かねない鑑賞行動を取るのは、出場各国のそれぞれの「俺たちのサッカーからの逃れられなさに、しみじみと浸るのが本当に楽しいからだ。

サッカーにあまり興味がない方の中にはひょっとしたら驚く人もいるかもしれないが、今年のロシアワールドカップには、イタリアオランダは出場できない。どちらもサッカー強豪国である

イタリアW杯優勝歴4回でドイツと並んで優勝回数歴代2位、オランダは優勝こそしたことはないが決勝や準決勝常連の強豪国である、が、彼らは欧州予選で負けた。

世代交代に失敗したということもある、イタリアについては自国リーグ汚職やらなんやらでスッカスカのぼろぼろになったこともある。欧州予選がとてもしんどいという大前提もある。

イタリアオランダ、どちらの国も、激しく「俺たちのサッカー」な国である

イタリアサッカーは緻密な戦略に基づいた堅い堅い守備が特徴、オランダサッカーといえば華麗なパス回しとサイドアタッカーによる全方位性・攻めダルマサッカーである。これはもう、増田子供のころの何十年も昔からずっとそうであるイタリア代表も、攻撃的にならなきゃだめなんじゃなかろうかと変化しようとした時期もあったが、結局上手くいかW杯予選に敗退した。オランダ代表守備を見直そうとした感じは伝わってこなかったがw(その辺もオランダらしくて大変カワイイが)、偉大なるロッベンファンペルシの後の世代交代イマイチで予選に沈んだ。

増田が観察している限りでは、彼らは、変わりたくても変われない、捨てられない俺たちのサッカー性を抱きしめて当惑し悲しんでいるように見えた。

サッカー強豪国かつサッカー文化になってる国(日本における野球例えや相撲慣用句と同様、サッカー文化になっている国はサッカー例えが日常的に使用されたりする)では、むしろ「俺たちのサッカー」は、勝てない理由になるようなものでもあるのだ。

W杯本戦には出場できるが、イングランド(まるでラグビーのようなラン&放り込みサッカー。あれはあれで良いものだ)や、スペイン(世界中流行したティキ・タカもこの数年は斜陽)も、「俺たちのサッカー」を抱えて、長い不遇の時を過ごした経験がある。

この10年ぐらいでサッカー見だした人はスペイン強くて当然と思ってっかもしれねーが、それ以前のスペインはむしろ無敵艦隊wwwww」と笑われる、見てておもしれーけど勝てないと言われるサッカーをずっとやっていた。イングランドも、現代ではそのサッカーはもうアレでナニだと自国からすら思われているが、ずーっと牧歌的筋肉量がものを言うサッカーをやっている。スペインは変わる気なさそうだがイングランドは変わろうとしては失敗している。

ヨーロッパ勢だけではなく南米勢もだ。ブラジル母国開催のW杯やらかしたのは記憶に新しいと思う。ブラジルは強い個性クリエイティブなプレーを見せるのが俺たち!という「俺たち観」があるが、それでは勝てないねとなりリオ五輪ではなりふり構わず「俺たち観」を引っ込めて優勝を勝ち取った。南米のもう一つのアルゼンチンは、歴史背景もあってイタリアに似た性格悪い系の守備が堅いサッカーである。そういえばアルゼンチンコンスタントW杯南米大会で結果出してるからか、あまり「俺たち性」に対して疑義を抱いている様子がないように見えるし、「アルゼンチンサッカーは底意地が悪い」みたいな言われ方に誇りを持っている様子すら感じられたりするときがある。実際すごい良いですよアルゼンチンサッカーね。ほんと好き。

増田が好きなサッカータイプは置いておいて。

W杯で優勝したことある国の数は8カ国しかない。ブラジル(5)、イタリア(4)、ドイツ(西含め4)、アルゼンチン(2)、ウルグアイ(2)、イングランドフランススペイン(各1)である

ウルグアイの意外っぷりが際立つが、増田Jリーグで、フォルランが若干気の毒な状況下であっても見せてくれた素晴らしいプレーの数々を生で数度見ているので、ウルグアイやっぱすげーなと妙な納得感もある。

つい増田の好きなサッカー話に脱線してしまう、フォルランは置いておいて、たった8カ国しか優勝していないのがW杯であり、並んだ8カ国の顔ぶれの納得感がすごい。

どの国も「俺たちのサッカー」を愛し、その愛の深さ以上に俺たち性に由来する辛酸を舐めてた長い歴史もともに持っている。これが文化であって、このレベルに来てはじめて「俺たちのサッカーなのだろうと思う。

翻って、日本は。

「俺たちのサッカー」探そうぜ!とひとつなぎの財宝を探すようなキラキラしたオールマイティのお宝だと思っていないだろうか、みなさん。

ショートパス中心、バイタル小さめに保ちながら俊敏性と組織力相手をかき回す華麗なサッカーが、日本における「俺たちのサッカーなのだろうか。

本当に?

思い出してほしいのだが、日本W杯に初出場して以来、あまり多くはない勝った試合ほとんどすべてが、相手攻撃や崩しにしつこく食らいついて、ボールハラハラ爆弾のように皆で回しながらキープして、耐えて耐えてワンチャンでゴール、というパターンのほうが勝ち試合パターンとしては多いのではないか。俊敏性と組織力に加えて持久力でコンタクトの弱さを補う、ど根性サッカーだろう。

自分応援してるチームの試合って見ている時はアドレナリンが出てるし、勝とうもんならもういろんなこと忘れてしまうが、実は国際試合における日本代表の「勝ちパターン」は、ど根性サッカーである。個の選手キープ力がない分パス回しでなんとかしのいでるのを、「俺たちのパスサッカー」と勘違いして見ている人も、実は少なくないのではと思っているのだ、増田は。

観戦してると興奮だけはあるんだよど根性サッカーって、手に汗握るシーンも増えるし。その興奮を充実に置き換えて「パスサッカー=充実」みたいに勘違いしてやしないだろうか。何のためのパスなのか、というところまでちゃんと「パスサッカーなのだろうか。

増田は、今の日本サッカースペイン代表FCバルセロナのようなティキタカが出来ているとは全く思わない。しあと10年ぐらいでも出来ないんじゃないかと思っている。代表で見られるパス回しはどちらかと言うとハラハラ爆弾型であって能動的なパスしからの崩しなんてさせてもらえないことのほうがほとんどだし、Jリーグを見ていても「プレッシャーがかかった中で正確なプレーができる」という日本サッカーの大きな課題はあまり克服されていないよなぁ…としみじみ感じる。これは欧州でやってる日本選手でもなぜか代表戦になるとプレーの精度が落ちるので、こういうのが日本の「俺たちのサッカー」なら、増田にとっては納得感はすごくあるのだ。

コンタクトプレーじゃ勝てないからビクビクとパス回ししてワンチャン狙いだ!という、チマチマしたサッカーが「俺たちの日本サッカー!」と自虐的に誇るのであれば、増田も大いに賛同できる。

だが、多分だけど「俺たちのサッカーを!」と簡単に言う人たちの頭の中の俺たちのサッカーもっと格好いい、W杯獲った時のスペインみたいなの想像してるのではないだろうか。

あと今の日本式の「俺たちのサッカー」ではW杯を獲れる日は金輪際来ないと思う。もっと先に獲るべき国がある。攻めダルマオランダとか。永遠当て馬ベルギーとか。チリメキシコなんかも日本よりずっとW杯に近い。どころかそのうち中国あたりに抜かされても全然おかしくないと思う。

日本らしいサッカーを、オールジャパンで、という言葉は、JリーグからCL、国別対抗戦まで舐めるように消費するサカオタにとっては、虚しさと「他の強豪国ばかにすんでねーわ」という怒りである

繰り返すが、「俺たちのサッカー」は、それを手にしたら無敵になれるようなものではなく、むしろ「逃れられない俺たち性という弱点」の裏返しでしかない。

たくさんのサッカー強豪国が、「逃れられない俺たち性」の上に、対戦相手に最大のリスペクトを払いながら相手を打ち破れる「穴」を探してつけ込める戦術を叩きこんで、それでも勝てないかもしれないのが、ワールドカップという大会なのだ。強豪国オランダは一度も優勝したことがないんだぞ。EURO20年以上前に一回優勝したことがあるっきりだ。それでも増田はサカオタとして、オランダ代表の捨てられない俺たち性を目撃しては哀愁と感動を覚えるのだ。それがサッカーだと増田は思う。「俺たちのサッカー」がまるで希望カードのようにありがたがることが、かなりくだらないことだと思う

あーあと、元のフットボリスタの記事は「短期決戦のW杯のチームの作り方はクラブのチームの作り方とは違う」という話がさわりの一つだと思うのだが、そのあたりについて言及しているブコメがなかったのも、君らもうちょっとこう、小柳ルミ子のように年間2000試合とは言わんけどもう少しちゃんサッカー見てからわしらサカオタのこと馬鹿にしてほしいわと思いましたよ。

なぜ怒り嘆いているかということ自体、具体的なひとつひとつについては、下記のnoteがよくまとまっていると思ったので言及はしない。

https://note.mu/hatonosu/n/nac5433ccc430

ただ、この記事ブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.mu/hatonosu/n/nac5433ccc430 の中で一つ、文句を言っておきたいブコメがある。

id:Lhankor_Mhy サッカークラスタ、そこまでハリルホジッチを高評価してたかなあ?

ハリルホジッチ監督の手腕をどの程度評価するかは、その人のサッカーの好みの問題と何を目的にしているかによってかなり幅広に分布すると思うが、100点満点の高評価だという人はいないと思う。あくの強い監督であることは有名だったし、サカオタ界隈では就任からこれは揉めるぞーと冗談が交わされていた。ただこの時期にそんな理由で解任されるほど低評価だとは思えないということと、その理由子供じみてばかばかしくて、未来がないから怒っているということのほうが大きい。元のnote記事から読み取れるかと思うのだが…、単に上げ足を取りたいのだろうか。

付け加えると、ハリルホジッチ監督をことさら評価喧伝していたのは、主にスポーツ新聞や老舗系サッカー雑誌ネット記事中心、要するに「旧メディア」側だということは言っておきたいのと、彼ら旧メディアバッシングトルシエの時のほうがむしろ激烈だったなーとか、オシム代表監督だった時もオシム特有のけむに巻く言葉の尻を捕まえてイライラさせられる記事を垂れ流してたなーとも言っておく。もっといえば、JFAのちょうちん持ちのような記事が出来る理由は、PV乞食な側面もあるだろうが、W杯本戦や再来年東京五輪取材融通やメディアパスの確保量を考えた忖度はあると思う。

長々しい文章をつづっているうちに2時間が経過し、なでしこの予選も、忖度モードオーストラリアとともに本戦進出が決まりそうである。いやーめでたい。

男子代表は俺たちのサッカーを貫くのだろうから、その俺たち性から醸される悲哀を私も楽しむことにする。もちろん応援もするが。

2018-04-11

JFAスポンサー広告代理店と組んで日本代表背番号や時には選手起用を決めてるみたいな話、

初めてじゃなくてトルシエの時も出てたよね。

陰謀論だと言い切れないのは、スポーツビジネスメソッドとして合理的からなんだよね。

青少年健全育成も目的から刺青が入ってる選手日本代表に選ばれないとか。森本寿人はそれで呼ばれなかったって話もあったじゃん。

最近ヘーレンフェーン小林が呼ばれるようになったからそうでもないのかな?

代表っていう権威ビジネス的においしいんだろうけど、Jリーグ理念にあるような

地域活性化って面から札幌長崎新潟仙台柏あたりはビジネスとして成功しかけてるんじゃないかと思う。

NPBとは違うスポーツビジネスの形をJとJFAには期待してるよ。

刺青差別をなくすためって意味では松原后に期待してる。

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