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はてなキーワード: HipHopとは

2021-11-19

クリーピーナッツが前やってた(今もやってる?)悩む相談ラジオで、「クリーピーナッツが好きだと言うとHIPHOP初心者だと思われるんだけどどうすればいいか」みたいなこと言われてたな

なんて回答してたかは忘れたけど

2021-11-17

マツコ会議Creepy Nuts

Creepy Nutsをとりあげたマツコ会議見て泣いてしまった。

GROOVE LINE で初めて「たりないふたり」を聞いて衝撃を受けてから、あれよあれよという間に大きな存在になってしまった。すごいなぁと思いつつ、やはりテレビは怖いと思った。

日本HIPHOPを広めるために現在テレビメディアを使うなら、華麗な技術応酬というエンタメにするしかなかったというテレビのものの有り様の話でテレビ批判だったのだが、それをテレビでやったために大切に言葉を尽くすべき部分を編集され、涙がクローズアップされエンタメになってしまった。

ミソジニーに触れながら、成功をおさめた30代男性が泣き出し、ボス母親存在の年上男性かわいいと慰められるという「図」になってしまって、それがテレビダメなところだぞ、と。

しかも、「力」をもった人間言葉制限されたなかでどう表現するのかという現在とても重要論点提示されたにも関わらず、「勝者」同士にしか理解できない苦悩を分かち合う涙で「まとめ」られてしまった。

あの場でどこまで語られたかは分からないが、テレビ業界で戦って「勝っている」人の苦悩にクローズアップする編集がされてしまい、やはり涙が切り売りされ消費されてしまったのだ。

Creepy Nuts への批判でもマツコへの批判でもない。

マツコの言うように、テレビ限界なのだろう。

マツコの知らない世界」も好きだが、テーマの内容よりもゲストキャラクターに焦点が当たってしまいがち。

一番興味深いのは人間であるのは確かなのだが。

切り取り加工し編集して魅せて、それを気取られずに見てる側を感動させるのがテレビ魔法

何が切り捨てられ、盛られ、焦点を当てられなかったものは何か、他に語られるべきものはなかったのかというテレビ批判テレビでやって、DJ松永テレビで伝えたかったHIPHOP文化については伝わりきらなかった。

伝わったのは、マツコもCreepy Nutsわたしたちの知りえない苦労をしているんだな、ということ。

まさにマツコのパンチライン

「伝わるのは熱量だけ」

だった

anond:20211117092342

HIPHOP流行ってるだろ

アイドルとかが強すぎるだけじゃね?

2021-11-15

マツコ会議でのクリーピー松永のこと

https://mitibatacul.hatenablog.com/entry/2021/11/15/020629

これ呼んでふむふむと思ったので自分も少し書いてみる。久しぶりに面白い番組だった。

いつまで見れるかしらないけどTverで見れる。https://tver.jp/corner/f0088865

思い出すまま書き散らしておく

個人的にあの回はとても面白かったけど、番組はほぼマツコと松永の2人の会話だけだった。

時々R指定意見は挟むがいつもどおり大人しめ。

松永が「ミソジニー炎上して~日本だけだと限界を感じた~」のくだりに関しては確かに日本HIPHOPについての、まあガワの話。

比較対象としてアメリカガチからという意見にマツコも乗っかって、さらR指定も「向こうじゃあるあるなんですよ」と同意する。

そりゃ向こうのHIPHOP、のギャングスタにしたらが言葉でのやりあいが撃ち合いに発展しちゃうんだからリアルではあるんだろうけど

それはあくまギャングスタであって今のHIPHOPもっと多様でかつ商品としての価値というのが大きくなってしまったんで

そこを熱く語れる時点で松永氏はやっぱりどこかピュアなとこがあり、R指定としてはそこはもう通過してしまったんだろうって感じがした。

あと日本ヤンキー文化と一緒で向こうのギャングだってみんな去勢を張って生きていると思うし、盛ってなんぼみたいなとこもあるだろうし

大きな違いがあるとしたら銃の入手性で、やっぱ著名なラッパーが撃たれて死んじゃったみたいなのは日本ではそうそう起きないと思うけど

まあとにかくこの辺はHIPHOPの中でも特定の(目立ちやすい)ギャングスタ的なものに限っての話をしていて、クリーピー日本ならではのスタイルでやってるじゃん的な流れになる。

R指定も概ね同意しつつ少し軌道修正する形で、日本でもアウトロー的なスタイルで割とガチHIPHOPをして成功している奴らもいると補足はしている。

自分は正直この辺の話はまあそうねくらいで見てた。

で、こっから先はテレビについて、及びメジャーになることについてなんだけど、ここが面白かった。

恐らく松永クリーピーとしてのどうこうというより、自分最近の状況というものに憤りだか困惑だか、とにかくかわいく悩んでいるようで

HIPHOP本業としてどうこうというよりは、、より個人的スタンス問題を語っていて

実際このへんからR指定も(いやなんの話・・・?)みたいな顔に時々なっていた気がする。

で、マツコはマツコでテレビタレントとしての色々な葛藤とか経てるからか、そんな松永ピュア葛藤みたいなのに心をぐぐっと掴まれたようだった。

マツコが後になって「この涙の意味は見てるかたが色々好きに解釈してもらえばいい」的な事を言っているように

ここで松永とマツコは当事者テレビタレントとして重宝されるという状況)同士的ななぞのシンクロを見せ一気にその感情を爆発させる。

実際はもっと長く語り合ってカットされてしまってる箇所が多いんだろうと思うが、ちょっとR指定がかわいそうなほど周り置いてきぼりで2人の距離は縮まっていくのだ。

そして松永がマツコに甘えてどんどん僕って、、僕って、、、となるのに対してマツコも全力で受け答えてしまった結果

時折挟まれR指定言葉はもはや空を切るパンチしかなくなる。

テレビで消費されることをテレビ番組で話してる二重構造面白ければ、

HIPHOPという枠で縛ろうとすればするほど自己矛盾が生じてくる、テレビで輝く男松永面白さ。

現役の人気テレビタレントであるマツコが

「矢面に立った瞬間にもうそれはピークなのよ。もうそから消滅していくものがショーになってる」

と今のテレビについて言い切ったのがこの回の個人的ハイライト

そもそもテレビってそんな感じじゃね?というのはあるんだけど、それを外野が言うのと当事者が言うのでは言葉の重みも違うというもの

一方でクリーピーというHIPHOP生業としてるユニットメジャーに打って出た結果

松永がキョドりながらその辺のタレントなんかよりよっぽど芯を食った面白い事を言ってくれる存在になっていて

この2人が絶妙タイミングリンクしてしまってお互いに泣いてしまうという

そこらへんがもうなんとも味わい深い神回と呼ぶにふさわしいテレビ番組になっていた

そしてじゃあなにがHIPHOPなのかクリーピーのやり方はどうなのか、という点については、

最後にマツコの言った

「伝わるのは熱量だけなのよ」

という一言に尽きるなとも思いました。

HIPHOPをマジメに語るアホ臭さ

ヒップホップなんてイキリ中学生の嗜みだろ。

いい大人が長文で善し悪しを語ってるのが滑稽の極みなんだわ。

そんなガキのお遊びなんてさっさと卒業しろよ。

と、30代の俺は最近若い奴らを見て思うワケだけど。

ヒップホップなんてジャンル日本じゃ絶対メジャーになりきれないのになんか認められようとあがいてる感があって痛々しいんだよな。

2021-10-09

俺は〇〇生まれ〇〇育ち【思い出した順】

Zeebra - Grateful Days

俺は東京まれhiphop育ち 悪そうな奴はだいたい友達

鎮座DOPENESS - Deepest Impact

俺は東京まれ地球育ち 学会のやつはだいたい友達

MC Tyson - I'm "T"

俺は大阪まれ住之江育ち 悪そうな金持ちだいたい友達

REAL-T - REAL業界

今里新地が育ち 寒そうなやつ俺の友達

礒部希帆 - uchiseiuchi

まぢでHIPHOPまれStreet育ち 食べれそうなやつはだいたい食べちゃう

2021-10-06

Death, Black, Dark, Blood, Dead

(ぜんぶ妄想です)

そのバンド名前は「Death, Black, Dark, Blood, Dead」。歴史に深く刻まれ名前ではないが無名でもなかった。

結成は1996年京都。編成はVoGuBa、Drの四人組で、ジャンル的に言えばDoom Metal。陰鬱超自然的で夢幻酩酊感に浸る暴動BGM

手元にある『ロッキン・オフ京都』って2003年発刊のコピー紙で作られたミニコミにはDeath, Black, Dark, Blood, Dead(以下DBDBD)のインタビューが載っていて、メンバーフェイバリットアルバムとして挙げられているのがBlack SabathやCathedralだったりElectric Wizardだったりする。でもそこではCANやPublic Enemyなんかも取り上げられていてメタルだけではない幅広い音楽バックグラウンドを感じさせたんだ。

ちなみに余談だけど、この『ロッキン・オフ京都』を発行してた京大軽音楽部の人は百万遍の近くで古本屋をやっていて、ミニコミのことを訊けば喜んで当時の話をしてくれるよ。『DOLL』のバックナンバーめっちゃ揃ってる。

初めてのライブは、結成したその年の京都市立比叡中学校での文化祭。ヘナヘナでヨレヨレの演奏だったよ。だいたい「何?そのバンド名は?」みたいな失笑だった。中2病が過ぎる、みたいな。でも実際メンバー全員中2だったわけだし一番病状が重い時期じゃない?

私はその頃ガレージパンクに恋狂いで、ヘナヘナこそ愛すべきロックンロールだと思ってたしヨレヨレこそ美学だと信じてたから、彼らのその拙い演奏サバスの遺伝子が宿っているのを感じたんだ。

なんでそんなことを知っているのかと言うと、Drの吉田君は私の同級生だったから。他のメンバーは他校の同い年の子たちで、平日の建築現場での雑工のアルバイトで知り合ったんだって

吉田君は不良じゃなかったけど学校に時々来ない長髪のいつもイライラしてる人だった。キレたらヤバイ奴。家が金属回収業の仕事から汚いなんて陰口を叩く子もいたりして、そりゃイライラもするよね。そんなこと言うべきじゃないのに。

一度、西院ツタヤアダルトコーナーから出てくる吉田君を見つけたことがあって、いけず心が発動した私は「あ、吉田君やん、何借りたの?」って声をかけたんだよ。吉田くんってばドギマギしちゃってさ。まだその頃のレンタルVHSだったか吉田君が持ってる重ねたテープの一番上は『プリティ・ウーマン』だったことを覚えてる。やっぱり普通映画カムフラージュするんだ、と思ったもんね。カウンターのところでお店の人に「こちらとこちらはお貸しできません」って取り上げられてプリティ・ウーマンだけ持って帰る吉田君の後ろ姿には十代の男子けが背負っている哀愁があった。

後日、いけず心が再起動して「プリティ・ウーマンどうだった?」って訊いた私に吉田君

あんなん金持ち札束ばらまいてるだけの話やないか気に入らん!」って怒ってはった。「お、パンクじゃん」って思ったね。

高校吉田君とは違う学校になって会うこともなくなったけどバンドをやってるらしいってことは風の噂で聞いてた。中学校友達と会ったりしたら誰それは学校やめたらしいとか、妊娠したとか、そんな噂話をするでしょう?そんな感じでなんとなくは知っていた。

高校の頃は部活勉強で忙しかたから無理だったけど、大学に入ってからの私はライブハウスに通うようになった。女同士で集まってバンドも始めた。

回生の頃にめちゃくちゃヤバイバンドがいるって聞きつけて二条西洞院ライブハウスにバンド仲間と行ったら客層が恐ろしくてさ。町内一番の荒くれ者が選抜されて来たんですか?みたいな感じで長髪やスキンズのごつい男達が集まってた。マッドマックス撮影ですか?みたいな。その頃はメタルパンクもごっちゃでラウドロックって括りでみんな一緒にやってたんだよね。

バンドが出演していて、最後に出てきたのがDBDBD。ずっと忘れてたけどその名前を聞いて「あ、吉田君バンドやん」ってすぐ分かった。でもドラムセットセットに陣取った彼を見た時は、違う人かな?と思うくらい凄みを増してたんだ。

スロー陰鬱パートから始まった演奏は、重く苦しい中間部を経て、死と破滅に聴衆を誘う。ライブはめちゃくちゃ盛り上がってさ、と言うか、荒くれ者たちが最高に荒くれるので私達は身の危険を感じてトイレ入り口避難してそこから見てたよ。暴れ狂う彼らは、今この瞬間だけに生きていて明日のことに希望なんて持っていないようだった。

帰る道すがら色んなことを思ったよね。あの吉田君のヘナヘナのバンドが男たちを狂わせる音楽をやるまでに成長したんだなとか、それに比べて私はとか、ツタヤビデオカセットを持つ吉田君の指がとっても白かったこととか。

その後もDBDBDは京都活動を続けていて、京大西部講堂でのライブがあまりにも盛り上がりすぎて主催者からお叱りを受けたなんてこともあった。吉田君とはライブ会場で顔を合わすようになってからまた話すようになったりして「あれは怒られたよねーホント怒られたよねえ」なんて笑ってたけど。

DBDBDの名前関西のシーンで大きく浮上してきた背景にはこんな事件があったの。

2005年だったはず。当時DBDBDはメタルパンクハードコアのシーンで活動していて、前述のようにかなり激しいステージングと客層で一部では評判になってた。

一方その頃に大阪では武闘派を名乗ってる「Citizen’s Enemy」(以下CE)ってHipHopクルーがいて、他のグループ威圧したり脅したりしてのし上がってきたあんまり夜露死苦ない評判のその人たちが「DBDBDなんてクソ」みたいなこと言ったらしいの。関西で一番ヤバイのは俺たちだ、みたいな宣戦布告だったと思うんだけれど、それを聞いたDBDBDのメンバーがCEを急襲するって噂が流れて観に行ったんだよね。

その日はCEのライブが始まって会場が温まってきたところにどやどやとDBDBDのメンバーがやってきて「勝負しろ!」って言ってさ。「待て待て待て待てー」みたいなプロレス的なコミカルさがあって、笑いも沸き起こって盛り上がったんだよ。CEのDJに「どけ、俺がやる」みたいな感じでDBDBDのベースターンテーブル占拠したりしてさ。

で、フリースタイルのバトルが始まったんだよ。まだフリースタイルダンジョンなんてない頃だよ。でもCE側は武闘派を名乗ってたからDBDBDが面白登場したのが気に入らなかったみたい。なのでシリアスdisり合いになっちゃったんだけど、言葉のキレとか、disりながらも一抹のリスペクトは失わないDBDBD側のラップが素晴らしくてさ、お客さんもHipHop好きな人からどっちが巧者かは分かっちゃうじゃない?だからDBDBDの方が上だな、みたいな空気でそこは終わったわけ。DBDBDのVoがさ「何が市民の敵やねん!公権力の敵であれ!俺たちの敵は権力者やろ!」ってアジテーションしてステージを降りたのは格好良かったんだよ。

その時私は「ああ、あのミニコミPublic Enemyフェイバリットに挙げてたのはVoの彼だったな」って思い出したんだ。

いけないのはそこからで、それから少し経ってDBDBDのライブ難波ベアーズで行われたんだけど、CEのメンバーがやってきて会場で爆竹に火をつけてライブ妨害したんだ。こっちは向こうの流儀勝負を挑んだのに(というか、和ませる雰囲気さえ醸し出してお邪魔したのに)向こうはただ邪魔しに来ただけっていう。で、どうなったかというと、そこには町内荒くれ者甲子園を勝ち抜いてきたお客様たちが集結してるじゃない?その人たちにCEのメンバーは捕まってちょっとお叱りを受けたっていう。ライブは盛り上がったらしいよ。

CEの人たちは武闘派を名乗ってたのにボコボコにされちゃったかメンツ的なものを失って、その後はなんだかフェードアウトしちゃった。CEのメンバーの一人は最近になって大阪維新から会議員に立候補してたけど、どうなったのか知らない。

DBDBDはそれからも地道に活動を続けて、Napalm DeathVoだったLee Dorrianが主催している英国Rise Above Recordsからアルバムを出す話もあったんだ。でもその頃ってメンバー家族を持ったり仕事責任ある役割を担うことになったりして、なかなか時間がとれなかったからうまくいかなったの。

吉田君曰く「英語でのメールのやりとりも難しかったし、イギリスでの録音っていう条件がネックで実現しなかったんよなあ、あれほどのチャンスはなかったけど」って。

その後はライブの回数も音源の発表も少なくなっていったんだよね。巷では「失速した」なんて言われたりしたけど、そんな言い方ないよ。彼らは中学の時からずっと働きながらバンドやってたんだから

吉田君は今も京都に住んでいて、休日に近所の公園砂場で遊んでる娘の相手をしてるのを時折見かける。染織工場で働いていて労働組合委員長でもあるらしい。この業界はもう価格的に外国とは太刀打ちできないらしくて、いくら京都ブランドだっていっても厳しくて廃業する会社も多いんだって会社の存続も心配しなくちゃいけないけど労働者権利雇用も守らなくちゃいけない立場で悩みは尽きないとのこと。「バンドはどうすんの?」って一度聞いたら、遠くの方を見つめながら「あん名前バンド誰も覚えてないやろ。でもやりたいなあ、またぶちかましたい」って言ってたよ。

比叡山の緑を眺めながらね。

thanks

https://anond.hatelabo.jp/20210929113343

https://anond.hatelabo.jp/20210929113456

https://b.hatena.ne.jp/entry/4708979924673792418/comment/flirt774

2021-09-27

HIPHOPシーンが知らぬ間にめちゃくちゃ面白くなってた

HIPHOPというかフリースタイルとかMCバトルに限った話。

まだ見始めて3日の超浅瀬人間なので、細かな分類とかよくわからないので間違ってたらご愛嬌

きっかけは相席食堂に出てきた呂布カルマという人に興味が湧いたこと。

正直な話、ラップHIPHOPもそれまで一切興味がなく、むしろ日本語ラップは無理やり踏みに来る韻がダジャレしか感じられずむしろ見下しているくらいのつもりだった。

そもそもメジャーシーンに出てくるHIPHOP大人の手で汚されまくってて、感謝しすぎだしオーケストラで泣かせようとしすぎだしそんないいヤツのほうがむしろ信用できるわけないしって感じだったせいもある。

実際、ほとんどが女性問題を起こして自らを台無しにしていくようなやつらばっかりだったしね。あとひとつあとひとつ言いながらどんだけ手を出してんだよって思うと草しか生えてこない。

それはメジャーに限ったことじゃなくて、薬物問題とか暴力沙汰とか聞こえてくると、純粋音楽として楽しめないよなって思うってしまうのもある。

なので要するに、どれだけサジェストされようとも開くなんてことは絶対になかったので全くもってノーマークだった。

相席食堂に出てきたときラッパーなら見なくてもいいかなと別のことを始めようとしたら、まずその風貌の独特さに引っかかってしまった。

ラッパーといえばあごひげ、ガテン系、フードかぶってダブダズボン定番R指定さんを見たときも、メジャー向けにちょっと小綺麗にしてきたねくらいに思っていた。

ところが出てきた呂布カルマはどこからどう見ても下っ端のチンピラ

吹けば飛びそうなひょろい感じで、服装と顔ばっかりがいかつい30年前の小岩チンピラみたいだった。

なにそれ。今どきのHIPHOPどうなってるの?というのが最初の印象。

実際にロケが始まってみると、大吾さんが「お人よしオールバック」と表現するくらい、いい人よりの普通の人。

とにかく終始ポンコツ。肝心のラップ部分すらポンコツ

結局最後までポンコツ

この人のどこがカリスマラッパーなの?という疑問が見れば見るほど湧いてくる。

疑問が湧いてきた以上、とりあえず見てみよう。それで音楽性もポンコツならそれまで。また来世のつもりで検索

youtube適当MCバトルを選んで開いてみる。

先攻はいかにも絵に書いたようなラッパー一生懸命韻を踏んで暴力的な言葉を並べる。会場は沸いているけどやっぱり全然きじゃない。

そして呂布カルマのターン。

いきなり遠くの視点から矢じりのような言葉を飛ばす。そうかと思うと一瞬で懐に入って重い一発を食らわせる。

別に韻を踏むわけじゃないけど、言葉選びと相手との距離感の行き来がめちゃくちゃうまい。

会場も沸く、というより唸る。

その一撃で相手自分立ち位置を完全に見失って、顔を真赤にしてまっすぐ掴みかかるような言葉を返す。それには観客も首を傾げるか失笑

まだ2ターン目、軽く笑って王者の余裕とばかりに相手を諭してから踏み潰すような上から目線言葉選び。圧倒的な火力差を見せつけながら相手の逃げ道は塞がない。

3ターン目、相手に残された手段はそれほど多くない。

玉砕覚悟で突っ込むか、一旦下がって相手の隙を伺うか、煽って失敗を誘うか、負けを認めてパフォーマンスアピールをするか。

選んだのは玉砕。本人には玉砕自覚はないかもしれない。とっくに圏外まで下がっている相手に至近距離攻撃を火力全開で繰り返すも、当然一発も届かない。

それをわかっているのか、心理的距離とは裏腹に相手の眼前至近距離まで顔を近づけて挑発を繰り呂布返すカルマ

相手言葉は全て空振りで終わる。

呂布カルマのターン。

相手のつま先をしっかりと踏みつけるような言葉を選ぶ。

相手はその時はじめて自分の居場所を思い知って、もはや逃げられないことを知る。

猛烈な威圧感を前に、逃げることも攻めることもできず、しかし止めをさすことはせず、独り相撲だったことを観客にも知らしめる。

そこにいる全員が呂布カルマ勝利確信する。

勝敗はバトル後の観客の反応の数で決まる。

先攻の名前が呼ばれると、ちらほらと手が挙がるのみ。呂布カルマ名前が呼ばれると全員と思えるほどの手が挙がる。確信事実に変わる。

なんだこりゃすげー面白い

今のHIPHOPってこんなに面白いの?とサジェストに出てきた見知らぬラッパー同士のバトルを見る。

そしたら全然違う。

そこには今までのイメージ通り、韻を踏むことばっかりに一生懸命で、肝心の勝負のものベタ足の殴り合い。

学生同士の喧嘩みたいな、距離感も力加減もわからず、ただ全力で殴り合ってるだけの野蛮な戦い。

面白みよりも不快感のほうが何倍も強く、2つ3つも見たら絶えられずにリタイヤ

それで呂布カルマたまたまだったのかと思ってまた別のバトルを見る。

やはり抜群に心理戦面白い。この展開の速さの中、あの手この手相手翻弄して、気がつけば相手の体力は残っていない。

どうやら呂布カルマという人間だけ別次元だということがわかる。

いわゆる総合格闘とか、もしくは対戦格闘ゲームとか好きな人絶対にはまる。

とにかく心理的駆け引きが抜群にうまい

営業妨害かもしれないけど、見た目はこんななのに、めちゃくちゃ真面目でめちゃくちゃ勉強してないとこうはならないはず。

要するに、今まで喧嘩自慢がノールールで殴り合いをしていた世界だったのに、総合格闘のプロが殴り込んできてしまったような感じ。

ベタ足の殴り合いで一番つええやつ決めてた世界に、立ち技寝技関節技なんでも使えるやつが出てきたらそりゃつええわ。

ここからは推測でしかないのだけど、こうしたシーンの変化が起こった一番の理由は、おそらくHIPHOPというものが先人の努力によってやっとそこまで一般からだと思う。

過去、何回かの少ない記憶で見たMCバトルは、勝敗プロベテラン投票で決めていた。

まり、どれだけHIPHOPラップスキルが優れているか勝負の決め手となっていたために、盛り上がりと勝敗の結果が異なることも多々あった。

しかし、今回見たMCバトルは、全てバトル後の観客の挙手の多さで勝敗が決まっていた。

それはつまりHIPHOPラップの専門的なスキル以上に、とにかく盛り上がったほうが勝ちなのだ

ある意味で真面目にHIPHOPを続けてきた人間からしてみれば望まない世界かもしれない。

もちろん呂布カルマラッパーとしてのスキルの高さは十分に感じられる。

韻を多用しないのはスタイルと言えばそれまでだが、それよりも、戦略性や言葉選びや比喩センスが見た限りではずば抜けて高かった。

これはあれだよ。芸人スキルだ。

実際に芸人をやりながらラッパーもやっている人間も多いらしいが、ここに来てシンパシーの高さが注目されているのだと思う。

彼の経歴をしっかり調べたわけじゃないけど、ここまで言葉を数多く自由に操れるのは、少なくともある程度しっかりした学歴か、教育を受けていないと無理。

たまたま見た目のいかつさがハマっただけで、おそらく人格は相席食堂で言われた通りめちゃくちゃ真面目でお人よしなのだと思う。

そうした作られたキャラからこそ、バトルで過剰に熱くならないし、冷静に相手を追い込めるのだと思うと、ラッパーには本当の意味で敵だよな。

彼がこのまま活躍しつつければ、MCバトルはもっと一般化して、HIPHOPシーンはカルト化と二極化していくんじゃないかな。

少なくとも、すでに分断が始まってることは確か。

なんて思っていくつか動画を見てたら、輪入道って人がこれまたやばいってことに気づいた。

多分、天才はこっち。液体みたいにどこでも入り込んでいって、そこからいきなり火力ぶちかますタイプ。もちろん経歴は一切しらないけど、HIPHOPとしての純度は呂布カルマ比300%くらい高い。

これはもう揃っちゃったわけですよ。条件が。

HIPHOPシーンは今でも十分メジャーだけど、こっから一気に大衆化する超新星爆発直前にあるなってこと。

もともと好きな人が望んだ形とは程遠いかもしれないけど、TVショーとしてこの上ない条件が揃ってしまいました。

今のうちに注目しておいて、アーリーアダプター、ギリでイノベーター語るのもありだと思います

食わず嫌いせず、一度見ておいたほうがいいです。呂布カルマ。顔とHIPHOP以外、まじで普通の人だから

並み居るガチの悪ガキ押さえつけて、それが天下取ってる状況が面白くなくて、何が面白いと言えます

2021-09-20

コムドットに対する違和感

コムドットについて詳しくなくとも、SNS拡散される彼らの活動を目にする機会は多い。彼らはそのように有名になってきたのだから、彼らのファンでない私のような人間が彼らに言及することも、ごく自然なことだと言える。

彼ら、というかリーダーヤマト氏の炎上に対する声明を読んだ。

少し調べれば、多くの人がその文章に対し強い違和感を抱いていることがわかる。今暇なので、この違和感を明文化してみようと思う。

まず、コンビニ、近隣住民への騒音での迷惑等についての謝罪がある。これはそうだろう。コロナ禍でなくても絶対にやめてほしい。赤ちゃんが寝付いたばかりかもしれないし。

ここでは明確に謝罪対象にしていないが、彼らは当然マスクをしていない。感染症予防のため、飲食店等を除き、複数人マスクなしで密になることは避けるべきという『ルール』がある。

コムドットはこれまでも何度か炎上しているようだ。YouTuber飲み会をはじめとするそれらは、『ルール』に違反たか炎上した。

ではここで、この『ルール』について踏み込んで考えてみよう。

ここでの『ルール』とは、法律ではないものの、社会全体の利益のために守るべきこと、とでも言い換えられるだろうか。現在におけるマスク着用はまさにそれだろう。

私が彼らの炎上やそれにまつわる弁明について調べ強く感じたのは、彼らは本当にこの、マスク着用『ルール』の必要性理解しているのだろうかという疑問である

マスク着用ルールは、判子は斜めに押すとか、乾杯の際はグラスを下にすべきとかそういうクソくだらない仕草ではなく、疫病の蔓延を防ぐためという目的を持ち、また明確に効果が判っているものであるマスクは本当に不便だが、私たち自分ウイルスの運び屋にならないよう、大切な人、あるいはそうでない人を守り、この疫病を根絶させるため、マスクをして、密を避け、ときには帰省結婚式我慢して過ごす。

自分他人を守るための『ルール』を履き違え、大きな問題となった、NAMIMONOGATARIというHIPHOPフェスについて、知る人は多いだろう。HIPHOPカウンターカルチャーの側面は認めているものの、それは体制的な抑圧であったり、不条理命令であったりに対するカウンターである

おそらく参加者にとって、マスク着用、密の禁止禁酒もしくは減酒というルールは、「根拠のない、上から不条理命令」程度の認識だったのだろう。だから破っていい。

コムドトメバー根底に、同じような気持ちを認めるからこそ、ファン不安すら覚えているのではないか

コムドットのファンには良識的な人が多いと感じる。悪いことをしたことは認めつつも、応援姿勢を示し続けることは簡単なことではない。

からこそ彼らは不安を抱くのではないか自分応援している人たちが、バカではないと信じているかである

コムドットと『ルール』は意外と根深関係性を持つ。彼らが盗撮を嫌い、直接ファンに苦言を呈する動画アップロードしたことは有名らしい。

盗撮はもちろんルール違反であるが、ただちに法律違反ではない。そんなことを言い出したら、彼らの撮影中映り込む人々は、彼らを訴えていいことになる。

では何をもって悪意のある盗撮とみなすのか、その線引きが難しいからこそ、『ルール』によって彼らは自分たちの、また、ファンは彼らの盗撮を許さない。

マスクおよび密を避けるというルールと、この盗撮に関するルール正当性については述べるまでもないが、彼らは前者のルールをたびたび軽んじ、それどころか、タバコは外で吸うが(条例違反)、他人タバコポイ捨てを厳しく指摘するなど、矛盾が多く見られる。

これは大きな違和感であるし、彼らもその矛盾否定はしないだろう。だから謝罪文は早々にその姿を変える。

ヤマト氏による謝罪文は、いかに多くの誹謗中傷が寄せられ、その恐怖が如何程であるかを切々と述べている。情に訴えている。

さらには過去に行きすぎたネット上の誹謗中傷により自ら命を絶った有名人をもちだし、覚えていないのかと訴える。

ここにも大きな違和感がある。明文化するのは難しいかもしれないが、やってみよう。

まずここでの有名人はまず間違いなく木村花氏のことであろう。彼女の痛ましいニュース私たち否が応でも画面の向こうに人がいることを思い知らせた。もちろんそれを私たちに教えるためだけに彼女は亡くなったわけではない。

まず第一に、このタイミングで彼らが自らその話を持ち出すことに対する違和感である

任意の誰かが社会通念上誤ったことをしたとき、「そんなに叱ったら死ぬよ!」などと言われたら、私たちはどうしたらいいのだろう?

死とは、そんなに簡単に持ち出していい概念なのだろうか?

次に、木村花さんを持ち出すことへの違和感である

死は究極的に個人的ものだ。100人いれば100通りの死に方があるだろう。もしそれが自死であれば、その理由は本当に個人的ものだ。

彼らはあえて木村花さんという個人名を出さないことで、これに関するそしりから逃れようとしているのかもしれないが、個人名を出せないということは、それは配慮ではない。後ろめたさがそこにあるということである

木村花さんは、何もしていない。本当に何もしていないが、マスメディアにより悪意のある人間に仕立て上げられ、自分意見を述べることもできず、頼れる人もおらず、また前例もないため、亡くなるほど追い詰められていたことに気づく人もおらず、孤独に死を選んだ。彼らとは土台から違う。それを指摘されたくないから、個人名を出さなかったのは、卑怯とすら思う。

自分たちの引き起こし不祥事に、無関係の故人を持ちだし、自分の死を匂わせることで、批判から逃れようとする姿勢ダサい。彼らの肩で風を切るイメージとあまりに相反する態度に、違和感を覚えるのである

もちろん誹謗中傷ルール違反ですらなく法律違反だし、絶対に行ってはいけない。密になるよりマスクしないより騒音を起こすより、明確に悪いことである。そういう人に対し、彼らは私刑に出る必要もない。法的にアプローチすることができる。皮肉なことにこれは、あきらかに木村花さんの事件あっての効果である

正直なところ、そんなに批判の矢面に立つのが嫌なのであれば、大きな芸能事務所に入ればいい。大きなところであれば文春スキャンダルを揉み消すこともできるし、こういった際矢面にたちタレントを守ってくれる。

しかし彼らは自由でいることを選んだ。事務所のものになり、金銭的、肉体的な縛りを受けるより、自由活動していくことを選び、彼らのそんな姿勢がウケているのである

自由は必ず痛みを伴う。これは、自由な者は痛みを覚えるべきということではない。痛みを受けることと自由であることは、ほとんど同じ意味であるということだ。

総合的に一貫性がない、悪い意味で、あらゆる立場のいいとこ取りをしてやろうという彼らの甘えを私たちは感じ取っており、彼らと彼らのファン大事にする『筋を通す』ことができていないことに、失望を抱かれているというのが、現状への分析である

2021-09-17

anond:20210917084916

結論から言うと、バカだなーと思った。

自分HIPHOP擁護派を後ろから殴ってる張本人であることに気づけ。

 

まず、行動を抑制したいならインセンティブを用意しなければならない、という理論は、

正しい部分もあるが増田の言い分に適用するにはふさわしくない。

なぜなら、個々人が自粛するインセンティブは実はすでにあるのに気づいていない、もしくは軽く見積もっているからだ。

ではそのインセンティブとは何か?

それは「自分や大切な人が死ぬ確率を減らすことができる」とインセンティブである

ある意味、これ以上に価値の高いインセンティブなどあるだろうか?というほど大きなものだ。

 

しかし、このインセンティブにどれほどの価値を見出すかはかなり個人差があり、

その個人差にはかなり知能指数が関わっている気がする。

まず、このコロナ禍で一切の自粛をせずに通常どおりの生活をした場合

自分や大切な人が死ぬ確率」がどれくらい上がるのか?

これを適切に見積もることは専門家でも難しい。

 

仮に、ここにあるボタンがあるとします。これをAボタンします。

1回押すごとに1万円をただちに得ることができます

その代わり、1回押すごとに「自分や大切な人がただちに死ぬ確率」が0.01〜0.1%の間でランダムな数値分上昇します。

さて、あなたなら何回押しますか?

 

さらに、ここにもう一つボタンがあります。これをBボタンします。

こちらも1回押すごとに1万円をただちに得ることができます

その代わり、1回押すごとに「自分身の回りの人がただちに死ぬ確率」が0.01〜0.1%の間でランダムな数値分上昇します。

自分身の回りの人」が「自分や大切な人」かどうかは、わかりません。

さて、あなたなら何回押しますか?

 

この2つのボタンがあったとして、Aボタンは押さないけどBボタンは押す、という人は、

なぜか「自分身の回りの人」の中に「自分や大切な人」が含まれることはないという根拠なき自信を持っている。

そういう人が波物語に行くんだろうな〜と私は思ってしまう。

2021-09-01

anond:20210830142741

HipHop界隈、インスタのストーリーで見てるとコロナ禍でもクラブでのライブ普通にかなり密でずっと気になってた。他にもパーティーとかでいつも通りに酒飲んでるし以前と変わらない

2021-08-31

わいもHIPHOPライブに行ったら陽キャになれるのかな

日本HIPHOPオワタ

これはもう愛知県は看過できませんわ

日本の三番目の経済圏に目を付けられたら終わり

東京大阪追随してもうHIPHOPイベントは大規模なのは永久に無理でしょうな

 愛知県大村秀章知事8月31日、観客が密集するなどして問題になっている野外音楽フェス「NAMIMONOGATARI 2021」について、主催者が30日に公開した「お詫びと経緯のご説明」に事実と異なる部分があると自身Twitterアカウントで指摘した。「自分達(主催者)に都合の良いように事実と異なる記述がなされている」としている。

主催者Office keefが公式サイト掲載した「お詫びと経緯のご説明

愛知県側の指摘

 主催者Office keefは会場で酒類販売した経緯について、8月18日までに「過度な飲酒でなければお酒提供可能という状態愛知県から話を頂き」と説明している。しか愛知県は「お酒提供可能説明した事実はない」と指摘。一貫して自粛を強く要請してきたという。

 またOffice keefは常滑市がまん延防止重点処置地域指定された20日の時点で、一部キャンセルできない酒類販売すると「愛知県担当者に報告」したと説明している。

 しか愛知県によると、Web面談主催者から酒類販売の申し出を受けたのは24日で、その際も「再度、酒類提供自粛を強く要請」したという。さらに26日と27日にもメール自粛を強く要請イベント当日の29日にも電話ガイドラインに沿って運営できているか確認/注意するように指示したとしている。

 観客が8000人にまで増えた経緯の説明についても愛知県は疑問を投げかけた。イベント当日、ガイドラインの5000人を超える8000もの観客がいたのは、常滑市がまん延防止重点処置地域指定された20日より前にチケット販売していたためで、この場合は上限5000人は適用されない。

 問題販売期間。主催者は「8月20日でまずチケット販売を終了」と説明しているが、愛知県12日に主催者Web面談を行い「即停止」を求めていた。実際にチケット販売を終了するまでの8日間でチケット購入者が増えた可能性も否定できない。

 大村知事主催者説明を「事実を捻じ曲げるものであり、到底看過することはできない」とし、改めて厳重に抗議するとともに早急に誠意ある対応を求めるとした。

https://anond.hatelabo.jp/hoimin-densetsu/edit

酒販店への働きかけの時は「酒と感染拡大の因果関係があるのか!」「法的根拠がない!」って怒ってたのに…

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.livedoor.com/article/detail/20496107/


HIPHOPイベントには適用されないんだね

大人ができないことをやってやったという感覚

HIPHOPの某イベントを見てると、どうもそういうのを誇らしげに思う気持ちが随所に出てて微笑ましいなあと思う。

わかるよ。右も左もわからない子供ときって、右も左も見え過ぎちゃってる大人がなかなか行動できないでいるのを見て、ただただもどかしく感じるんだよね。

なぜできないのかの理由には目を向けず、できるんだからやっちゃえばいいじゃんで動いてしまう。

それで本人たちは、大人にはできないことをやってやったぜ!ってめちゃくちゃハイになれる。

TIKTOK動画あげちゃう気持ちなんてまさにそれ。

大騒ぎの証拠になるなんて思ってもなくて、自分たちが成し遂げてやったぜくらいに思ってなきゃ動画なんてアップしないから。

だけどその結果、大人には見えていた理由でめちゃくちゃ怒られてしまった。

それでもなんで怒られてるのか理由がわからず、大人はクソだとか始まってさらにすれていってしまう。

HIPHOP差別するつもりはないけど、割とそういう理由からHIPHOPに逃れていったことは想像に難くないので、結局は起こるべく業界において起こるべくして起こった事件しかないのだよね。

何にもできねえ大人はいらねえ。俺らの力でコロナぶちのめす。って言いながら世の中にぶちのめされちゃうところ含めてHIPHOPだなって思います

日本HIPHOPが嫌いな理由って、愛情とか友情とかオーケストラに乗せてお涙頂戴するか、大人とか政治家ディスって気持ちよくなってる子供しかいないかなのだよね。

マイノリティからマジョリティにつば吐き上等な本物のHIPHOPって日本にないの?しらんけど。

anond:20210830232822

今絶賛炎上中のフェスなんかには「この界隈は見限る」「そもそもこんなエンタメ必要ない」とか、ひどい言われようで

まさにこんな意見を持ってしまった人間です。

HIPHOPに参加してる客層をみて、「あ、これ治安悪いわ」と思わず声が出てしまった。

他人の楽しみにケチをつけたくないが、

ジャンルによって治安が悪いもの同士がひかれあう、というのは否定できない事実

こと自粛においては習近平さんが求められている。(先日、学習塾POP音楽ゲーム禁止した)

2021-08-30

HIPHOP好きそうな若者って

かなりの確率で肘にマスクしてるんだけど、肘から唾液出してラップ刻むの?

 

それとも前腕の細さ自慢大会でもやってるの?

anond:20210830164237

HIPHOP応援するで。コロナ脳なんかに負けるな。

 

コロナ脳と立ち向かう、HIPHOPオリンピックアスリートをわいは応援するで。

anond:20210830164237

HIPHOP文化考えたら、反体制無秩序路線って王道だよな

R指定とかが形にしつつあるHIPHOPメジャー化に急ブレーキをかけてほしいわ

HIPHOP最高!

イベントライブ応援したい!って言って、ノーマスク飲酒勝手に解禁したりしてるの、がんばってコロナ禍で安全イベント運営しようと頑張ってる音楽業界背中から撃ち抜いててまさに地獄絵図。

運営だけじゃなくてファンも一緒になって滅亡の最短ルートを最速で駆け抜けてる感じがまじでHIPHOPもっとやれ!

クラブカルチャーが終わってしまった

クラブカルチャーが終わってしま

https://anond.hatelabo.jp/20200801003933

おれは去年の8月1日に↑を書いた。

下記に丸々引用する。

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Twitterで「コロナ DJ」で検索したり

TikTokおすすめ動画を見ていると

本当に暗澹たる思いになる

CBDオイルコロナに効くんで」とか

コロナ対策万全なので現場でお待ちしてます」とか

コロナ陽性出てもクラブ遊んだってチクんなよ」とか

そう言った書き込みをみると

本当に悲しい気持ちになる

もう寄付給付金じゃ

どうにもならないところまできているか

「どうせ死ぬなら黙って死ぬよりマシ」

でもこれじゃあ

仮にコロナがおさまったとして

焼け野原バラックを建てることさえできなくなりそうだ

今後感染経路が明らかになるにつれ

クラブカルチャーへの風当たりは

どんどん強くなっていく

正直おれはもう

界隈の発言がアホすぎてついていけない

----------

2021年8月29日

日本HIPHOPクラブカルチャー歴史の中に

最悪の1日

として記憶されると思う。

でもそれは

あの主催者けがが悪いんじゃなくて

あの出演者けが悪いんじゃなくて

あの客だけが悪いんじゃなくて

ずっとずっと前から

皆が「大丈夫なのかな?」って思いながら

「まあいいでしょ」って思いながら

放置してきた過去に追いつかれた

ヤキが回った

で、このあとどうする?

どうするんだろうね

HIPHOPイベント横浜アリーナでやるとかいう奴

横浜アリーナって、横浜市出資してるけど、西武キリンというコロナダメージ受けてる企業出資している以上、

直前なって中止とか出資から圧力ってのは期待でき無さそうだなぁ。

逆に言えば、西武キリンネット炎上するくらい攻撃されれば、さすがにHIPHOPイベント横浜アリーナ側が中止させるだろ。

anond:20210830141606

HIPHOP界隈なんて相手にするから

アレな奴しかいない業界なんだから滅ぼさないと。

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