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はてなキーワード: 5月とは

2024-04-01

[]とは

増田のやべーやつ番付とは、はてな匿名ダイアリーで行われている番付である

概要

2017年9月8日最初投稿がなされてから現在も行われているこのサービスにおける特定ユーザーネーム増田とも)の危険度を個人視点評価する増田

サービス投稿された日記文章で特徴が同じものをまとめあげ、その中でも特に危険ユーザー(「やべーやつ」)となるもの大相撲などの番付と同じようにどれだけそのユーザー投稿危険ものかを評価している

 

実際の相撲で行われている取り組みのスケジュール番付発表日とは異なるが、おおむね同じ時期でだいたい3~5カ月程度の間隔で発表されている

危険度の高い増田横綱大関関脇小結前頭十両幕下以下の順となっており、十両幕下以下のみ別のページで紹介されている

 

2020年3月場所で初代となる番付増田引退し、2020年7月場所から二代目となる番付増田勝手に引き継いでいる

二代目からは新しいフォーマットが使われており、横綱の横に白文字で「(触れてはならぬ人たち)」の追加、誰が優勝したかが分かる「🏆」の実装十両幕下以下の分割2ページなどが採用されている

また2023年11月場所十両以下が割愛されたことを理由に三代目の番付増田が出現しており、現在二代目と三代目がそれぞれ十両と重量以下の番付を行っている模様

 

かつては過去場所トラバリンクもあったが、2024年3月に「トラバが見えにくい」という声を受けて廃止されている

番付

前述したように大相撲などの番付表と同じ名称がつけられており、2019年9月場所で「活動歴・出現頻度・危険性などから独断偏見で決めている」ことが判明している(二代目以降の番付増田が同じ方針で決めているのかは不明

かつては引退なども紹介されていたが、現在廃止されている

横綱

増田の中でも前歴がある者、今すぐにでも犯罪行為をしてしまいそうな、文字通り本当の危険人物

危険すぎる故に、右側に「(触れてはならぬ人たち)」と白文字で書かれている(ドラッグしないと見れないと思いきや、言及エントリを開くを使うと見れる)

大関

横綱と比べるとまだその危険度が低いものの、一般的ユーザからしてみれば危険人物

初期の番付から大関の優勝も多いため、人によっては横綱より質が悪いとも

関脇

増田でも高頻度に登場するもの複数ユーザ使用しているものは大抵ここに入れられる(パンティー、クンニなど)

小結

関脇と比べると頻度は低いものの、その迷惑度はかなり高い増田

前頭

登場頻度は低いが忘れたころに現れるような増田

十両

危険度は低いもののいずれ高くなってしまうかもしれない増田

幕下以下

危険ユーザーではないもの定番のように出てくる増田

これまでの開催

横綱じゃない増田力士場合は「()」で階級記載する

以前はURLanond形式としていたが、トラバが見えにくいので廃止した(棘対策もついでということで)

回数場所番号日付優勝者備考
1-201709082027122017-09-08なし修正版が後で出された→20170908210102
27月場所201806282034052018-06-28なし
311月場所201811110945502018-11-11なし
41月場所201901131906082019-01-13なし「お前増田」が優勝レベルである評価
55月場所201905011842582019-05-01なし
69月場所201908152000192019-08-15なし
73月場所202003201818362020-03-20ひらがな増田大関統失ITおじ、初の大関からの優勝
87月場所202007181458032020-07-18なしここから別の増田担当
911月場所202011281508142020-11-28スパム増田大関ここから「🏆」が実装
103月場所202103141245232021-03-14増田糖質統失ITおじ、初の2勝目
117月場所202107211816302021-07-21地方なら仕方ない増田大関アンチ山笠増田・赤チャート先生ピアノ増田など
1211月場所202111211731232021-11-21村上隆増田
133月場所202203010000212022-03-01字下げ増田
147月場所202207202115252022-07-20レヴェル増田地方なら仕方ない増田アンチ山笠増田・赤チャート先生ピアノ増田など
1511月場所202211231612302022-11-23字下げ増田
163月場所202303121840472023-03-12複垢フェミ
177月場所202307301916142023-07-30ストックホルム卿(大関
1811月場所202311301928382023-11-30字下げ増田初の3勝目
二代目は十両以下は省略、新たに三代目となる増田十両以下を作成している
193月場所202403312147342023-03-31字下げ増田史上初の4勝目、更に史上初の連覇を成し遂げる
過去場所トラバリンク廃止された

批判

はてな匿名ダイアリー自体が半ば危険地帯の1つと言われている中で、その中でも更に危険人物を決めるという闇の中の闇ということもあって、以下のような批判も見られる

匿名個人主観しかない

アンサイクロペディアエクストリーム謝罪や、ブラック企業大賞などのように、複数人による審査ではなく、増田単独主観での評価であるため、どうしても番付信頼性には疑問が残る

かにやべーやつの中でも特にやべーやつをまとめているので、要注意人物リストとしての価値はあるが、そもそも増田自体匿名である以上、個人なのかも複数なのかもわからないため、信頼性については無いようなものではある

そもそも「やべーやつ」という単語番付増田しか使わないと主張する増田存在している(「やべーやつ」の語源自体増田発祥ではない)

また2024年3月場所では既に引退している力士が未だに残っていることに批判があった

晒しなのか賞賛しているのかわからない

番付は要注意人物リストユーザー晒しという側面が強いが、大相撲番付に例えていることで皮肉にも逆に賞賛しているように見えてしま問題がある

このため一部の増田はこれを栄誉と捉えてなのか『高校鉄拳伝タフ』に因んだ「しゃあっ!番・付!」と反応することもあり、仮に危険ユーザー晒すというのが目的だとした場合逆効果ともいえる

ルールガバガバすぎる

初期の頃からパンティ増田」などのように複数ユーザー使用しすぎて特定できない増田番付入りしているため、1人のユーザー小結十両の両方で番付入りする場合も当然有り得る

もちろん増田匿名である特性上、どうにもならない問題であるため利用者はその増田危険増田しか認識できないのである

また複数増田が使っているフレーズのものについては、Xなどのような利用価値のないトレンドのようなものだとみなすユーザーも少なくない

この番付番付入りしてない

以上のことが理由で「やべーやつ番付番付入りしてない」という声が常套句のようにして批判されている

仮にやべーやつ番付のもの番付入りする場合、少なくとも関脇以上は確実ではないかと言われている

2024-03-29

1日目

youtubeでこれの存在初めて知った

結構便利そうだし初めてみる

まぁ、飽き性&忘れっぽいのダブルパンチで三日四日で消えそうだけど

なんでもいいか

今日結構しかった

ネッ友通話はやっぱまじで楽しい

推しとか趣味とか性格とか合うから真面目に一番大切な人まである

永遠…は無理かもしれなくてもできるだけ長く一緒にいたい

僕にとって君は一番大切な友達で唯一無二のオタ友なわけだし

「また今度やろ」って言った時「やろ!」って返してくれたの本当に嬉しかった

あ〜痩せないとな

痩せないと本当に太るばかりだもん

ツアーあるから5月に向けて段々痩せて平均真ん中くらい、大体48くらいまで落とす

できるならもうちょい落としたいけど高望みしたら絶対失敗するし

めげんの早いんだよ僕は

飽き性を本気で治そう

2年なったら色々やりたいことやりたいけどその分資格勉強も頑張る

情報処理一級受かりたいなぁ

2024-03-28

電気とガスの補助金、とりあえず5月で終了

とりあえず終わりって何ですか? 再開はいつですか?

とりあえず終わりって何ですか? 再開はいつですか?

とりあえず終わりって何ですか? 再開はいつですか?

とりあえず終わりって何ですか? 再開はいつですか?

とりあえず終わりって何ですか? 再開はいつですか?

2024-03-22

1ヶ月だけの短期派遣に受かったぞ~

派遣ですら上限3年も俺といたくないから落ちまくりだぞ~

5月から仕事もまた探さなきゃ

anond:20240322120213

表現の自由戦士自称する人たちが嫌ってるのは「コンプラ」であり「規制」は嫌ってないのよな。規制の度合いうんぬんの話は昨日はてブで見かけた記事が参考になる。

ここには20世紀規制で守られてきた日本と、小泉構造改革後の21世紀コンプラ重視による自由化社会の違いが述べられている。

昭和自由、令和は窮屈、窮屈なのはコンプライアンスのせい」は本当か? 『不適切にもほどがある!』の社会学(伊藤 昌亮) | 現代ビジネス | 講談社(1/12

https://gendai.media/articles/-/125986

12ページで広告も入るから読みにくいけど読んでみてちょ

それまでの日本では、行政が人々の活動にさまざまな規制をかけることで、企業不祥事を起こしたり、市民トラブルに巻き込まれたりすることをあらかじめ防いでいた。これが「事前規制」というやり方だ。

しかしそうしたやり方では、人々の活動規制の網の目に阻まれ自由競争が起きにくくなってしまう。また、規制のためのコストがどんどん膨らみ、財政が圧迫されてしまう。新自由主義的な考え方に照らすと、そうしたやり方は望ましいものではない。そこで打ち出されたのが、「事前規制」を緩和するという方針だった。

しかしそうすると、それまでは規制の網の目があることで防がれていた問題顕在化してきかねない。たとえば規制が弱まったのをよいことに、企業がやりたい放題にやって不祥事を起こし、そのためのトラブル市民が巻き込まれるような事態が頻発化してきかねない。そこで打ち出されたのが、「事前規制」を緩和する代わりに「事後監視」を強化するという方針だった。

コンプラ社会自由化社会の成れの果て。

しかしそうしたやり方では、どのような問題が事後に起きるのかの予想がつかないので、そのための対処コスト予測もつかない。それを行政が一手に引き受けることは、やはり望ましいことではない。そこで打ち出されたのが、監視機能全面的行政が担うのではなく、むしろその大部分を民間に任せるという方針だった。つまり人々が自分たち自分たち監視するようにする、という方針だ。

その結果、「何をしてもよいけれど、自分たちの行動は自分たち監視し、自分たちで律してください、そのために自分たち行動基準を作り、そこから逸脱しないよう心がけてください」という方針が打ち出された。そこで導入されることになったのが、コンプライアンスという考え方だった。

BPOが出来たのもこの頃よね。

それはいわば、上から規制に守られてきたそれまでの日本人が、自己責任に基づく自由競争に乗り出していくために要請される、自律的主体を作り出していくための手立てだった。

その後、2001年1月には内閣府に「コンプライアンス研究会」が設置され、9月にはその報告書が発表される。それを受け、経団連などの経済団体を中心にこの概念の普及が進められていき、2006年5月施行されたいわゆる新会社法には、その扱いが明記されるに至った。こうしてこの概念日本社会の中に急速に定着し、普及していった。

今の時代法律作ったり変更したりするのはコストいかルール民間が作れって始まったのよね。

2024-03-21

寒いから外出たくない → 年度初めで忙しく休みが少ない → 雨で外出たくない →暑くて外出たくない →台風で外出たくない

5月10月わずかなベストシーズン除くとアウトドア系は基本何かしら苦痛との戦いになるんだよな

そろそろロードバイク乗ったり釣り行ったりしたいけど寒いし風が強い

2024-03-19

いうてリクナビマイナビ使うか??

リクナビゴミ!マイナビゴミ!就活ビジネスゴミ!ってよく言われるけど、いうて就活リクナビマイナ

あんまり使わなくね?

去年就活した大学4年だけど、マイナビ使った覚えがほとんど無い。

かに最初マイナビか何かからエントリーするんだけど、企業マイページにすぐ誘導されて終わり。企業説明会とかの案内などは全てマイページで完結しちゃうので、2月以降、マイナビを開くことは無かった。

あとは3年の5月に合同の説明会に行ったくらいか

リクナビマイナビの使い方って、いまだによく分からん

2024-03-14

anond:20240314224959

前提変えちゃダメなんだよね、両親に任せるね

まぁ両親に任せるねが前提であれど、シッターに任せきりもどうかしてると言わざるを得ないし、ワイは燃える🔥と思ってるよ

 

こういう事件もそういうのが生むと思っているし、

複数週刊誌が報じた記事によると事件2012年5月青山学院中等部に通う黒木の娘と仲間3名の女子生徒4名が、男子生徒2名を2万円で買収。

 

女子生徒をレイプするよう依頼し、男子生徒は女子生徒をトイレ個室に追い込み、そこへ押し入って服を脱がし動画撮影した。結果、男子生徒1名は退学処分となったが、もう1名と女子生徒らは直接手を下したわけではないとして、数日間の停学処分で済んだ。

 

こういうネポベイビーもそういうのが生むと思ってる

つか実際、「こちらはアリ。私のベビーシッターさんのボーイフレンドなの。私の両親はまず家にいないので、代わりの両親というわけ」とか言ってる動画公開してるし

「私が外出禁止になったのはね。キャンプ仲間と夕食を食べるために、パパのクレジットカードで、ニューヨークからメリーランドまでヘリコプターチャーターしようとしたからなの」

2024-03-13

anond:20240313154318

[「秘密質問」は安全か? | NTTデータ | DATA INSIGHT | NTTデータ - NTT DATA](https://www.nttdata.com/jp/ja/trends/data-insight/2017/0721/)

2015年5月Google社(※3)はGoogleアカウントの復旧に使用された数億件の質問とその答えからハッカーが正解する可能性を調査し、「秘密質問は、それ単体でアカウント復旧の仕組みとして使用するには安全性も信頼性も十分ではない」と結論付けました。

例えば「好きな食べ物は?」という質問に、英語母国語とする利用者の19.7%が「ピザ」と答え、スペイン人利用者への「あなた父親のミドルネームは?」という質問には、10回の推測で21%が正解に辿り着けると報告しています

2024-03-10

anond:20240310172237

仕事でもちゃんとした香水をシーンに合わせて適量つかっている人減った。日本ビジネスシーンだと原材料ロマ系とか化学合成で安くできる系とリセッシュファブリーズ系に集約されていくのかもw5月頃になんかクソきついヤンキーみたいなパルファムつけて電車とかエレベータとか乗ってくる(喫煙者)なかなか減らない

2024-03-04

どうしようもないクズですけどなんとか生きてるから許して

※吐き出したいだけだからかなり乱文になります


今年の5月で30歳になるアラサー

先のコロナ禍で生活リズムしまくって不眠症になり、そのまま抑うつ状態の診断が出て去年の5月から休職中。

休職の原因が仕事ストレスでも人間関係でもない。ただの自滅。

まりにも恥ずかしすぎる。


休んでいる間も自堕落生活ばかりで生活習慣を直す気なんてなさそうなだらけっぷり。

仕事を休んでいるのだから収入だって当然なくなるのに(幸いなことに休職手当は出たが)

自分推しお金をかけることをやめなかったせいであっという間に貯金100万を使い切った。

去年の8月クレカを使い過ぎていよいよ支払いが追い付かなくなったので加入してた保険を解約して支払う。

これで反省してつつましく暮らそうと意を決した1か月後には推しイベントで散財する学習能力のなさ。


年末には解約金すら使い果たし、実家母親に泣きながら電話

どうしよう、お金払えない。お金貸してください。ごめんなさい。

どこぞの詐欺の手口みたいなこと言ったなと思いながら年甲斐もなくギャン泣き

母親から説教されるアラサーの姿たるやなんと惨めなことか。

ここまでくるともうクズしか言いようがない。


母親から30万借りてなんとか年を越す。

今までもこっそり仕送りしてくれてたりしてたけど、その信頼すらもどぶに捨てた瞬間だったかも。


さすがに仕事復帰しないとな、なんて思いつつも今日推しに貢ぎ続けるアホっぷり。

いっそ今より給料良い会社転職すっか!なんて能天気なことをのたまいつつ求人サイトを開く。

でも、なんだかんだ言って応募はしてない。

若いうちからキャリアがどうのこうのと言ってアラサー対象外っていうのが結構多い。

あらやだ世間アラサーに厳しいの…?

年齢制限のない会社経験不問の会社もなくはない、がブラックで有名な職種企業さんの求人だったり。

職種を絞らなければ…と思うもやっぱり自分能力的に苦手な分野はちょっとなぁ…

って、何かと理由を付けて転職できなーいなんて甘ったれたことを言ってる始末。

何度でも言うけどこいつクズだ。


実際、こんな甘ったれアラサー採用する会社なんてないだろう。

今いる会社でもこれと言って実績積んでない

なにか専門的な資格を持っているわけでもない

お金管理自分管理もできない

自分採用する側だったら、(求人サイトコラムで見るような文言だな…)

こんなゴミ書類で落とす。応募してくんなとすら思うだろう。


そうやって自分を甘やかし続けてもうすぐ1年。

今いる会社から休職期間満了」のお知らせ。

4月までに復帰しないとクビです(超意訳)ってよ。

そりゃそうですわいな。いつまでもまれちゃかないませんものね。


あーあ、こんなクズでアホな人間でも推しに貢げるくらい生きていける世の中になんねえかな。

無理ですよね。知ってた。

まだ死んで迷惑かけてないからそれだけは許してほしい。

2024-03-03

来年度は○○関係で出せるから、夏もしくはあきにある集まりでしゃべっとく。

審査の季節までにはだしておかねば・・3月中には・・といいたいところだが、それはムリだとしても

4月中には、だしたい。4月に1つ。5月に1つ。そのうち、懸案となっているアレも出るはず。

そしたら3つ。

3つもだしておけば、問題ないっしょ。

来年度うまくいくと信じて、来年度は、貧困に耐え難きを耐え、忍びがたきをしのぼう!!

おっしゃ!エーエーオー

2024-03-02

日本中国に学べと偉そうに言う人が知らなそうな事実

中国EV大手BYD、ガソリン車にも脅威に

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/jp.wsj.com/articles/chinas-ev-champion-is-coming-for-your-gas-powered-cars-too-2b16bd20

日本も学ぶべきか?その奴隷賃金

去年5月長沙工場で大量の離職者が発生した時に発覚した数字だけど

BYD工場の工員の賃金は平均1,950元(日本円で4万円弱)、ベテラン工で3000元(6万円)

https://mp.weixin.qq.com/s/CrZSQHpBJ4R9IDo_mnmjoA

   

ちなみにトヨタ期間工最初は月30万円くらい、長く続ければ色々手当もついて40万円超える

これを4万円にすれば確かに車の価格も大幅に安くなりそうではあるが、ちょっと無理じゃない?

さらに付け加えると日本自動車メーカー海外市場に関しては現地生産がメインで現地に雇用を生み出してます

BYDは中国国内の安い労働力で安く作って輸出するのが基本戦略なので、いつか怒られます

日本企業が昔バッシング不買運動食らったように

   

日本も学ぶべきか?ダンピング販売

EVでは利益出てないらしいですよ

まぁさすがに安すぎですからね。しゃぁない

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2653J0W3A520C2000000/

   

赤字でもいいからばらまいて市場に食い込みシェアを広げるというのは新興企業ならあり得る戦略ですが

日本自動車メーカーは既にシェアを持っている側です。真似するべきだと思いますか?

新婚即セックスレスメンタルぼろぼろじんせいずたぼろ

お互い30代後半で入籍し、夫と一緒に暮らし始めて約1年半。行為の回数は片手の指で足りるほど。

最後セックスしたのは昨年5月自分が泣いて訴えたらお情けをかけてもらった形で、夫は最後までは至らず。

仕事ストレスが原因でできない、とのことだけど、それならそれでハグやらキスやらできることはあるじゃないですか。

それもぜーーーーーーーーーーーんぶ拒否

重い、うるさい、べたべたする、こっちくんな。

夫はなぜ自分結婚したんだろうか。私はなぜこの人と結婚したんだろうか。

2024-03-01

anond:20240301003212

ワイの場合はこうだった。今から振り返ると超スピードだな。。。

1月 お見合い〜3回目デート

2月 〜6回目デート真剣交際開始

3月 毎週会ってた

4月 成婚退会、温泉旅行、同居先の内見

5月 賃貸契約引越し準備

6月 同居開始

7月 不妊治療開始、彼氏のご両親と食事

10月 入籍

2月 妊娠発覚

ワイの婚活カレンダー

驚異的なスピードで進んだつもりなんだが世の中もっとスピードで進めるカップルもいてビビる

2月 初回お見合い

3月 2回目デート

4月 3〜4回目デート

5月 真剣交際、以後毎週会うペース

6月 成婚退会

7月 温泉旅行

8月 彼女のご両親にご挨拶

9月 週末に同棲する賃貸物件を探す

10月 物件選び終了

11月 引っ越し同棲開始

2月 入籍

2024-02-28

anond:20240228150901

岡崎京子交通事故に遭い後遺症マンガを描けなくなってしまう(1996年5月)というのは1995年の人にとってはまあまあ衝撃なんでは。

anond:20240227194729

報道によると、遠足が行われたのは2022年5月

当時小学校1年生の女子児童は、遠足に持っていったお茶がなくなったため、担任教諭お茶の購入を申し出ました。

しかし、学校側は水分の購入を認めず、女児小学校に到着後に体調不良となり、その後、38度を超える高熱を出して救急搬送されたと報道されています

女子児童は無事に回復しましたが、病院からは「熱中症」と診断されたということです。

両親は、学校側が安全配慮義務を怠ったとして、八尾市に対して損害賠償を求めて裁判を起こしています

リセッションはいつ来るか

2000,2007,2020の金利下げ始めと、そのあとの株価ピーク(リセッションの起点)を見ると

だいたい3〜6ヶ月後にピークを付けてそこから大きく下げている

ただ少し注意したいのは、その3回は経済的危機があったということだ

 

とりあえず利下げ始めが5月6月だとすると、次のダウピークは8〜11月くらい

11月大統領選があると考えると、大統領選後にピークを付けてそこから一気に落下とかかな

2024-02-22

Fanza(旧DMM10セール 歴史メモ

AV動画限定

FANZA10セールの開催時期を記録しているサイト

osusumehulu.com/?p=23019

サイト2015年からだが実際は10セール2012年から始まっている。

19年までは年1回~2回、1020本の作品10対象

20からコロナ在宅応援として1年に複数回、30本以上の作品10対象となるようになった。

 

10セール作品情報を記録しているサイト

ソースとなるURL直リンはしていないが、記録優先でサイトの素性の良し悪しは関係なく掲載しているので、サイトを見る時は自己責任で。広告ブロッカーを使ったPCブラウザから見ること推奨。

2012年

第1回10セール12月に始まった。作品情報の記録は全くなし。2chでもスレッドが立たず全く話題にならず。情報募集

追記:第1回の10販売作品は8本だったとのこと web.archive.org/web/20150402185425/http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/avideo/1331601334/

当時GEO宅配レンタル10セールを行っていた。DMM10セールはそれに習って開催されたものと考えられる。

web.archive.org/web/20121104050933/http://rental.geo-online.co.jp/10th.html

GEO10セールにも「ネタ枠」があった。

2013年

第2回は5月10円で購入できたのは22本。2chの主要板でスレッド複数立ち、ネットで一気に話題になった。

web.archive.org/web/20140423170551/http://www.logsoku.com/r/news/1369420198

2014年

この年からキャンペーンページが作られる。

第3回 10本 ネタ枠は「デブワゴン

72時間限定!破格の10円SALE - DMM.R18

web.archive.org/web/20140310153207/http://sp.dmm.co.jp/lp/digital/p004

第4回 9本 ネタ枠は「第2回PTV紅白ブタ合戦

72時間限定!破格の10円SALE - DMM.R18

web.archive.org/web/20141207212243/http://www.dmm.co.jp/digital/lp/10yen/

2015年

5月開催 チャプター切り売り作品20

gyazo.com/0d07cca894f821fcc190769f401f5bed

11月開催 デビュー限定15本 ネタ枠は「ポチャーリーズエンジェル

burumanian.blog.2nt.com/blog-entry-842.html

2016年

11月開催 10本中VR2本 ネタ枠は「老婆の休日

【72時間限定10円SALE - DMM.R18

web.archive.org/web/20161113130123/http://www.dmm.co.jp:80/pr/digital/248

2017年

10本中VR4本 ネタ枠は「更年期戦隊オバレンジャー

hokurikufuzoku.blog.jp/archives/71690469.html

2018年

10本中VR5本 ネタ枠は「君の縄。」

akunaki.blog.fc2.com/blog-entry-866.html

2019年

通常作品3本 素人2本 VR4本 ネタ枠で「鼻フック戦隊オバレンジャー

【72時間限定10円SALE - FANZA

web.archive.org/web/20190728052750/http://www.dmm.co.jp/pr/digital/557

 

Twitter検索する時

Fanza 10セール until:2020-01-01 since:2019-01-01 - 検索 / Twitter

https://twitter.com/search?q=Fanza%E3%80%8010%E5%86%86%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%AB%20until%3A2020-01-01%20since%3A2019-01-01&src=typed_query&f=top

あるいは「DMM.R18 10セール until:2019-01-01 since:2018-01-01」で検索

2024-02-20

価格報道責任

価格

https://www.jz-tamago.co.jp/business/souba/graph/

 

2024年2022年あたりまで落ちている

 

ニュースは「当分下がらない」とか煽ってたよね

5月くらいにこぞって「半年から1年かかる」とか言ってたけど、確かに上がり始めの2月から見て下がるのに半年かかったけど、5月から見てはさほど「長期」では起こってない

2024-02-19

悲惨

ツッコミ祖母ファンタスティックで困るって話【不在】

膝の手術を3回受けた70代祖母が同行者の孫に無断でイタリア縦断弾丸ツアーに申し込んだ話。

序章 不安しかない出発

一章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

三章 こんなとこに住む人の気がしれませんよね

四章 40万()のアクセサリー

五章 ナポリと靴

六章 おばあちゃんクレーム

七章 ローマの夕食

終章 逃げ切った空港バス

サイドストリー

シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

・激重スーツケース

・Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

・自慢話と夏の空

ボッティチェリに敬意を示して。

・嵐ってすげぇや!

序章 不安しかない出発

孫が中学三年になるのに合わせて祖母海外旅行に行きたいと言い出した。

昔は海外によく行っており孫と一緒に行くのが夢だったんだそう。

そこで白羽の矢が立ったのが、2番目の孫で初の女の子わたし

おばあちゃんは息子しかいないから初めての女の子をかわいがって、よく自分の好みの服やらを買って着せられた。娘がいたらしたかたことを私にしてる感じ。

あとまぁ「孫と一緒に旅行!」ってのが老人にとってはステータスなんだね。「孫と海外旅行をするくらい仲が良くて金銭的にも裕福な家庭」みたいなさ。

「あらお孫さんと旅行?いいわね〜羨ましいわ〜」って言われたいのもあったと思う。そりゃあ孫連れて旅行してる人がいたらそういう反応しかないでしょ。

当時は何も知らんかったか旅行行くのに全然賛成で二つ返事でOKしたし海外行けんの楽しみにしてた。

祖母は膝が悪く何度か手術の経験もあるため、最初は膝のこともあるしバンクーバーあたりのひとつ都市に留まってゆっくりしようねって話してた。

それが5月のある日

「孫ちゃんイタリアにしない!?もう申し込んじゃった!」

って。ねぇ、あんた。

パンフレット見せてもらったらまぁイタリアを北から南まで大移動する8日間の超弾丸ツアー。母が「大丈夫なんですか?」と心配そうに聞いても「大丈夫よ〜!」で聞きゃしない。

身体爆弾抱えてる人がどうしてそこまで自信満々になれるのか。謎です。

テンションの上がった人間は突拍子もないことを言い出すの典型を目の前で見た。

1章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

そして迎えた当日、前泊する為に祖母の家に行った私が「杖あります?」って聞いたら、自信満々に「無いわ!でも多分大丈夫だと思うから!☺️」

まって??

いやもう、「なんで??」の一言に尽きる。

だって言ったもん、「買う」って言ってたやんけ。母さんがおばあちゃんの膝を考慮して折りたたみ式の勧めたり口酸っぱくして杖を持っていけって言ってたから。そりゃあ買ってると思ってたし若くないんだから過信しないでくれ、たのむから

ここで私が間違ったのは不安に思いながらもすぐそばショッピングモールに走って杖を買いに行かなかったこと。これが後に解決できない大問題となる。

今なら過去の私をぶん殴ってでも杖買ってこっそり自分スーツケースに突っ込む。もし声だけでも伝えられるなら夜とか関係なしに「杖を探しに走れ〜!!!!!」って叫ぶ。絶対に。

「何かあったら現地で買うわ!」って言ってたか大丈夫かと思ってた。

予想してたとおり毎日足が痛くなるくらい歩く超弾丸ツアー。15歳の私でそうなんだから70代の祖母はさぞ辛かったと思う。

でもね?普通に考えて膝にボルト埋まってて普段杖ついてんのに、どう見ても歩くツアーに杖の1本も持ってかないなんて、そんなことある

現地について2日目くらいに高級店が並ぶ通りで杖を見つけた。べっ甲の持ち手のついたツヤツヤの杖だったからこれならおばあちゃんも満足だろうと思って「杖ありましたよ!」って声かけた。のに。

「でもね〜、ここ(現地)の人に合わせてあるからおっきいのよ」

なんて??????

現地で買うって?言ってませんでした???

祖母は中肉中背、ヨーロッパ基準の杖はそりゃ合わんだろう

ちょっとマジでよく分からないんだけどそんなん最初からお前わかってたの?つまり絶対買う気ないのに買うって言ってたんか?って。

既にツアーの列から遅れて添乗員さんに迷惑かけてんのに何言ってんの?って。

オシャレでプライドの高い祖母にとって杖を着いて歩くのは格好悪いと、ただそれだけだったのだ。

結局杖は買わず観光続行。明らかに膝を気にかけております

miss! 選択 を 間違え た !

地獄ルート に 決定 します !

to be continued

閑話 シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

イタリアに着いて初日夕方に到着したのでそこからバスに乗る。着く少し前に機内食が出たから夕飯は無し、この日はホテル直行して寝るだけ、明日から観光が始まる。

10時間以上のフライトで腰は痛いしケツはもじょもじょするしで、10時間前に一瞬顔を合わせた人たちと一緒のバスに乗ってホテルへ向かう。

ホテルの部屋へ入り、荷物の整理をして、今すぐシャワーを浴びて寝たいところだが事は起こった。

シャワーが出ないのだ。

というか、湯をシャワーから出せないのだ。

普通、コックを上下に動かせば水が出るし、それをひねれば温度調節ができる。少なくとも日本ではそうだ。

このシャワーはどうだろう。コックを上にあげると蛇口から水が出る。コックをひねって温度調節も可能だ。それでも蛇口から繋がるシャワーはうんともすんとも言わなかった。

困った。いちおう先進国なのに世界共通必須のものの使い方がわからないなんてことある?私はある

もういっそこの蛇口で滝行をするしかないのか?とまで考えた。

長旅直後に知らない土地で使い方がわからなくてゆっくり風呂にも入れないなんて哀れだね。

しばらく考えて、海外経験豊富なおばあちゃんなら知ってるかなと思って聞いてみたら、祖母はすぐに「フロントに連絡するわ!」と。

あんたも知らないんかーい

いやいいんだけど、知らないのは別に良いのだけどね、ここでフロントに連絡してもイタリア語なんてさっぱりだし、なんなら英語も怪しい祖母と孫で外人スタッフコミュニケーションが取れるなんて到底思えない。

それだけは勘弁してくれの一心で私はひたすらスマホで使い方を探した。

その間も祖母3分に1回「やっぱりフロントに聞いた方が良いんじゃないかしら」と言ってきた。祖母なりに心配だったのだと思う。その自信はどこから来るのかだけ聞かせて欲しい。

型番を検索しても外国語のページが出るばかりで、祖母によるホテルスタッフ襲来の圧を受けながら色々いじくっていたら、ふとした拍子にシャワーから水は出た。

蛇口から水を出した状態蛇口の先の部分を引っ張るとシャワーが出る仕組みだったらしい。初見しか

なんでこんなとこで1人謎解きやってるのかさっぱり分からないが、ホテルスタッフを呼ばれる前に解決できたのはファインプレーだったと今も思っている。

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

歩く!歩く!歩く!

弾丸ツアーはひたすら歩く。海外旅行に行く層なんて暇と金のある金持ちのじいさんばあさんが主なのに、旅行会社のツアーは「夢の🎶イタリア一周」だとか、「スペイン世界遺産ツアー」だとかの移動にかなり無理があるツアーばかりを組んでくる。

東京の有名観光地を巡るだけのツアーとか作れよ

例に出したのは私が実際に祖母(父方 母方)と参加したツアーだ。そしてどちらも参加者の平均年齢が60を越していた。

老人、己の体力を過信するな。

しかしたらゆったりしたツアーもあったかもしれないけど、私が知る前に祖母は申し込んでいたから知る由もない。そゆとこの報連相大事だと思うんだ!

数日で全部を回ろうなんてツアーでは大体の日程がメチャクチャ歩いてるか数時間バスに乗るかの2択になるが、直射日光を浴びて歩いたジジババばかりのバスなんて小学生遠足帰りのバスより爆睡率が高い。

寝息の聞こえる静まり返ったバス内は幼稚園のお昼寝の時間と同じ空間だった。

日に当ててから涼しいとこでゆっくりさせるのはね、寝かしつけの方法なんよ。

私はイタリアに行ってまでソシャゲガチャを引いて、推しが出ては「ありがとうイタリア…😭🙏」とTwitterつぶやくだけになった。景色は飽きる

観光地に着くとその場限りの現地ガイドが着くことがままある。

大体このガイドはやたら大声でハキハキと話す細身な40代くらいの女性が多い。あとなんかダサい旗持ってるよね、キティちゃんとか。

そんで、そのハキハキしたおばさんガイドはめちゃめちゃ歩くのが早かった。大股でズンドコ行くので必死で追いかけるが、配布のトランシーバー早口観光地の説明をするから忙しい。

実績解除のための観光だ。この現地ガイドにより観光RTA(リアルタイムアタック)に様変わりした。

参加者も置いていかれないよう頑張って着いていくが、ここで忘れちゃいけないのが祖母だ。

観光は現地ガイドが先頭に立ち先導しつつ、はぐれる人がいないよう1番後ろを常勤ガイドで挟む姿勢を取る。

私が息切れしながら振り返ると、横にいたはずのおばあちゃんがいなかった。

前に言った通り祖母は膝が悪く、普段杖をついているくらいだから当然歩くのが遅い。それに杖無しというデバフ+でこぼこの石畳+傾斜が拍車をかけた。

「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

追いついた時、祖母一生懸命歩きながら悪態をついていた。

うん、まあ、なんだろう。同情できない。

列の1番後ろでガイドさんに付き添ってもらって悪態をつくって、どう???

ガイドさん、ごめんな。

杖があればどんなに楽だっただろうと今更ながら後悔したし、この旅行中頭10%くらいでは常に杖のことを考えていた。ちなみに今でも百均で杖を見ると「この!クソ!!これがあれば!!」と思う。500円しないで買えるんだぜ?

閑話 クソ重スーツケース

表題の通りである。おばあちゃんスーツケースバカクソ重いって話。

おばあちゃんスーツケースが重量制限心配になるくらいマジでバカ重かったんだけど、

「何も入ってないのよ〜このスーツケースいから〜」って言ってたし、古いスーツケースの重さなんて知らんからそんなもんかなって思ってた。ハードケースだったし。

重量制限23キロまでで、おばあちゃんのは20キロくらいだったはず。行きの時点でこれって土産のも買うはずだけど大丈夫????となったがホテルで開けて驚いた。

広げた両側に服が隙間なくギッチリ詰め込まれていた。

ニモ…入って…ない…❓

スーツケースが古いとかそんな問題じゃねーよ。ギチギチに布詰めて「何も入ってない」なんて言える姿勢は逆にすげーよ。

ちょっと冷静になったけどこの後のお土産タイムで早速おばあちゃんが買ったワイン旅行中ずっと私のスーツケースに入れて運ばれた。たまにスーツケースから瓶が擦れて酒屋の音がした。

旅行の回数が多いだけの自称旅慣れてると本当の旅に慣れてる人というのは別物だ。

閑話 Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

閑話3つ目である。ちなみに書いてあること全部まだ2日くらいで起こったことで、たかだか1週間程度の旅行でよくここまでネタがあるなとしみじみ思う。

一応海外旅行に行くからには大体のツアーには現地の有名料理が組み込まれている。Tボーンステーキもそれのうちの1回。2日目の夕飯だったかな。

「夕ご飯のメインはステーキです」

ガイドさんがメニューを読み上げてなんかよくわからんサラダとか食べて、例のメインは来た。

ミスター味っ子存在だけは知ってる料理だけあって私は若干テンションが上がっていた。

出てきた肉は画像の通りである

第一印象、「左ちっっっさ!!!!」

漫画の微かな記憶では左がヒレで右がサーロイン、さっぱりしたヒレを先に食べ脂の乗ったサーロインを味わうのが鉄板だと味っ子の顔のうるさい審査員が言っていた。

記憶のTボーン比率は約1:2、出てきた肉の比率は1:5くらい。申し訳程度のヒレ肉に思わず笑ってしまった。これ、わざわざTボーンにする必要ある?

まぁそれは例によって外国なのでサーブされた人によって大きさも全然違っていた。海外に行ってまで日本のような画一化を求めるのが間違っているとも言える。日本が細かいのか、海外が雑なのか。

肉質にも差があって、同じテーブルのおじいさんは「固すぎて食べられない」と言っていた

私のは食べられないって程じゃなかったけど、先に言ったようにツアー参加者は老人の方が大体だ。その人たちにこれは重いんじゃないかと思う。

そっかーとか思いつつ1人で黙々と食べてたら祖母

「そうかしら?私のすっごく柔らかいのよ!ほら!」

と、見せつけるように肉を切っていた。肉が固いと言っていた人の目の前で。

何故。

嫌がらせか?と思ったが、別に祖母はそんなこと考えておらず、ただ思ったことを言っただけだ。それがナチュラルマウントになる人なのだ純粋培養のヤバ人(やばんちゅ)である。悪意は一切ない。

そしてその素直な性格がこの旅行悲惨にした一番の原因である

ただただ、いたたまれなかった。ここで私が「そういう意図はないんです!」なんてことは到底言えないし、言ったところで祖母理解するような人じゃないし、わたしにできることと言ったら押し黙って肉を食うだけだった。

言われた同じテーブルの人たちは「人によって差があるのね〜」とかで流してくれた。大人だ。

そしてうちの祖母がごめん。

3章 「こんなとこに住む人の気がしれませんよね」

イタリアといえばベネチア水の都。今回のツアーももちろんベネチア観光が含まれていた。

こんなにネタがある時点ででお察しだとは思うが、祖母はかなり癖が強い。私と年代が違うから、というだけでなく単に人間としての癖が強すぎる。だから付き合うにはかなりコツなり話し方なりに工夫が必要だ。特殊食材

祖母の特徴を端的に並べると

お嬢様趣味(メルヘン)気質なとこがある。

・謎の自信を持つ。

・反面、少々過剰に心配性な面もある。

個人的英語のレッスンを習っていた。

介護息抜き海外旅行へ行っていた。特にヨーロッパを中心に巡っていてイタリアにはもう何回も来たからもう飽きちゃったくらい!が旅の口癖だった。

謎の自信、杖の件はこれが遺憾なく発揮された結果だ。このエピソード祖母人間性が伝わったかと思う。決して悪い人ではないから逆にタチが悪いのだ。悪意じゃないから私もそんな強く言えないし、そもそも強く言えるような間柄でもないのがさらに状況の悪化拍車をかけた。私は押しに弱い典型的な日本人であったから余計に。あの場にいたのがアメリカ人かもしくは私たちの母だったら「ダメよ!杖を持たないと出発しないから!」と断固拒否姿勢を見せただろう。私も1人ストライキを決行すればよかった。

話を戻そう、ベネチアである

ここで問題なのが「イタリアにはもう何回も来て飽きちゃった!」の口癖だ。

わざわざ12時間飛行機に乗ってケツを酷使して見知らぬ土地に降り立って言うことがそれなの、普通にやばい。現地ディスしたい行動力の鬼なの?

修学旅行の同じ班に到着直後から「もう来すぎて飽きちゃった!」なんて言う奴がいたら、そいつ絶対回る友達いないでしょ。もし現地の京都人に聞かれて初手からぶぶ漬けを出されても文句は言えない。花輪くんでもそんなマウントは取らん。

しかし一番直近でも10年以上前イタリアだって発展し続けるのだ。祖母は旅の間中も思い出のイタリア(思い出補正シマシ)に浸り続けている。

ベネチアは陸から少し離れた場所にあり小さな船に乗って向かう。

海の水は綺麗ではないが、所狭しとゴンドラが並び、ヨーロッパ建築様式で作られたカラフル屋根や壁に白い柱、窓の一つ一つまで細かな意匠が凝らされた建物がずらりと並び、それらが海の上に浮かぶ光景は圧巻だった。色んな作品の題材になるわけだ。これは日本では見れない、世界は綺麗なものがいっぱいあるなぁ、連れてきてもらってありがたいなと素直に感謝した。

水に浮かぶふかふかした地面の繋ぎ目を歩き、現地ガイドさんの説明を聞きツアーの皆さんもワクワクした目で街を見渡しているその時

「こんなとこに住む人の気がしれませんよね〜」

ここでタイトル発言だ。

見れば祖母が隣の人になかなかの声量で話しかけていた。あえての悪意とかではなく井戸端会議で「や〜ね」とでも言うような表情で。

やめろや。思うのはまだ良いとして、百歩譲って話しかけるなや。瞬時に吹っ飛ぶ感謝もっとありがたがらせてくれ。

隣の人はどんな反応をしたっけ。曖昧に相槌を打っていたっけ。でもこの場で言うべき言葉ではないことだけはわかる。

KY発言選手権があればこの発言はかなり上位に食い込む確信があるし、さらに現地で言ったことで芸術点も加算、相当な高得点を取れるはずだ。エピソードとして聞く分には良いのだけども。

これによって私は生涯ベネチアを思い出す際にはこの時の祖母発言とあのいたたまれない気持ちを思い出すのだ。なんの呪いだよ。

以上、ベネチアでの思い出でした。

まぁこの後も絆創膏を探してドラッグストア店員(イタリア人)に「Where is バンドエイド?」と英語で聞いたり(結局買えなくて私が持っていたのを渡した)自由時間迷子になったり私が素敵な羽根ペン買ったら「お金あるわね〜」と本人にその気はなくても嫌味と取れる事を言われたりがありましたがエピソードとしては”弱”なので口頭で説明すれば良いかと思います

四章 40万()のアクセサリー

その日祖母は朝からガサガサと何かを探し回っていた。

「無いわね〜」

「何かなくしたんですか?」

アクセサリーが入った袋がないのよ」

昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。

「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」

パタパタと探してる最中爆弾発言に思わず固まった。なんだって

「あれ全部で40

悲惨

ツッコミ祖母ファンタスティックで困るって話【不在】

膝の手術を3回受けた70代祖母が同行者の孫に無断でイタリア縦断弾丸ツアーに申し込んだ話。

序章 不安しかない出発

一章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

三章 こんなとこに住む人の気がしれませんよね

四章 40万()のアクセサリー

五章 ナポリと靴

六章 おばあちゃんクレーム

七章 ローマの夕食

終章 逃げ切った空港バス

サイドストリー

シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

・激重スーツケース

・Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

・自慢話と夏の空

ボッティチェリに敬意を示して。

・嵐ってすげぇや!

序章 不安しかない出発

孫が中学三年になるのに合わせて祖母海外旅行に行きたいと言い出した。

昔は海外によく行っており孫と一緒に行くのが夢だったんだそう。

そこで白羽の矢が立ったのが、2番目の孫で初の女の子わたし

おばあちゃんは息子しかいないから初めての女の子をかわいがって、よく自分の好みの服やらを買って着せられた。娘がいたらしたかたことを私にしてる感じ。

あとまぁ「孫と一緒に旅行!」ってのが老人にとってはステータスなんだね。「孫と海外旅行をするくらい仲が良くて金銭的にも裕福な家庭」みたいなさ。

「あらお孫さんと旅行?いいわね〜羨ましいわ〜」って言われたいのもあったと思う。そりゃあ孫連れて旅行してる人がいたらそういう反応しかないでしょ。

当時は何も知らんかったか旅行行くのに全然賛成で二つ返事でOKしたし海外行けんの楽しみにしてた。

祖母は膝が悪く何度か手術の経験もあるため、最初は膝のこともあるしバンクーバーあたりのひとつ都市に留まってゆっくりしようねって話してた。

それが5月のある日

「孫ちゃんイタリアにしない!?もう申し込んじゃった!」

って。ねぇ、あんた。

パンフレット見せてもらったらまぁイタリアを北から南まで大移動する8日間の超弾丸ツアー。母が「大丈夫なんですか?」と心配そうに聞いても「大丈夫よ〜!」で聞きゃしない。

身体爆弾抱えてる人がどうしてそこまで自信満々になれるのか。謎です。

テンションの上がった人間は突拍子もないことを言い出すの典型を目の前で見た。

1章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

そして迎えた当日、前泊する為に祖母の家に行った私が「杖あります?」って聞いたら、自信満々に「無いわ!でも多分大丈夫だと思うから!☺️」

まって??

いやもう、「なんで??」の一言に尽きる。

だって言ったもん、「買う」って言ってたやんけ。母さんがおばあちゃんの膝を考慮して折りたたみ式の勧めたり口酸っぱくして杖を持っていけって言ってたから。そりゃあ買ってると思ってたし若くないんだから過信しないでくれ、たのむから

ここで私が間違ったのは不安に思いながらもすぐそばショッピングモールに走って杖を買いに行かなかったこと。これが後に解決できない大問題となる。

今なら過去の私をぶん殴ってでも杖買ってこっそり自分スーツケースに突っ込む。もし声だけでも伝えられるなら夜とか関係なしに「杖を探しに走れ〜!!!!!」って叫ぶ。絶対に。

「何かあったら現地で買うわ!」って言ってたか大丈夫かと思ってた。

予想してたとおり毎日足が痛くなるくらい歩く超弾丸ツアー。15歳の私でそうなんだから70代の祖母はさぞ辛かったと思う。

でもね?普通に考えて膝にボルト埋まってて普段杖ついてんのに、どう見ても歩くツアーに杖の1本も持ってかないなんて、そんなことある

現地について2日目くらいに高級店が並ぶ通りで杖を見つけた。べっ甲の持ち手のついたツヤツヤの杖だったからこれならおばあちゃんも満足だろうと思って「杖ありましたよ!」って声かけた。のに。

「でもね〜、ここ(現地)の人に合わせてあるからおっきいのよ」

なんて??????

現地で買うって?言ってませんでした???

祖母は中肉中背、ヨーロッパ基準の杖はそりゃ合わんだろう

ちょっとマジでよく分からないんだけどそんなん最初からお前わかってたの?つまり絶対買う気ないのに買うって言ってたんか?って。

既にツアーの列から遅れて添乗員さんに迷惑かけてんのに何言ってんの?って。

オシャレでプライドの高い祖母にとって杖を着いて歩くのは格好悪いと、ただそれだけだったのだ。

結局杖は買わず観光続行。明らかに膝を気にかけております

miss! 選択 を 間違え た !

地獄ルート に 決定 します !

to be continued

閑話 シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

イタリアに着いて初日夕方に到着したのでそこからバスに乗る。着く少し前に機内食が出たから夕飯は無し、この日はホテル直行して寝るだけ、明日から観光が始まる。

10時間以上のフライトで腰は痛いしケツはもじょもじょするしで、10時間前に一瞬顔を合わせた人たちと一緒のバスに乗ってホテルへ向かう。

ホテルの部屋へ入り、荷物の整理をして、今すぐシャワーを浴びて寝たいところだが事は起こった。

シャワーが出ないのだ。

というか、湯をシャワーから出せないのだ。

普通、コックを上下に動かせば水が出るし、それをひねれば温度調節ができる。少なくとも日本ではそうだ。

このシャワーはどうだろう。コックを上にあげると蛇口から水が出る。コックをひねって温度調節も可能だ。それでも蛇口から繋がるシャワーはうんともすんとも言わなかった。

困った。いちおう先進国なのに世界共通必須のものの使い方がわからないなんてことある?私はある

もういっそこの蛇口で滝行をするしかないのか?とまで考えた。

長旅直後に知らない土地で使い方がわからなくてゆっくり風呂にも入れないなんて哀れだね。

しばらく考えて、海外経験豊富なおばあちゃんなら知ってるかなと思って聞いてみたら、祖母はすぐに「フロントに連絡するわ!」と。

あんたも知らないんかーい

いやいいんだけど、知らないのは別に良いのだけどね、ここでフロントに連絡してもイタリア語なんてさっぱりだし、なんなら英語も怪しい祖母と孫で外人スタッフコミュニケーションが取れるなんて到底思えない。

それだけは勘弁してくれの一心で私はひたすらスマホで使い方を探した。

その間も祖母3分に1回「やっぱりフロントに聞いた方が良いんじゃないかしら」と言ってきた。祖母なりに心配だったのだと思う。その自信はどこから来るのかだけ聞かせて欲しい。

型番を検索しても外国語のページが出るばかりで、祖母によるホテルスタッフ襲来の圧を受けながら色々いじくっていたら、ふとした拍子にシャワーから水は出た。

蛇口から水を出した状態蛇口の先の部分を引っ張るとシャワーが出る仕組みだったらしい。初見しか

なんでこんなとこで1人謎解きやってるのかさっぱり分からないが、ホテルスタッフを呼ばれる前に解決できたのはファインプレーだったと今も思っている。

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

歩く!歩く!歩く!

弾丸ツアーはひたすら歩く。海外旅行に行く層なんて暇と金のある金持ちのじいさんばあさんが主なのに、旅行会社のツアーは「夢の🎶イタリア一周」だとか、「スペイン世界遺産ツアー」だとかの移動にかなり無理があるツアーばかりを組んでくる。

東京の有名観光地を巡るだけのツアーとか作れよ

例に出したのは私が実際に祖母(父方 母方)と参加したツアーだ。そしてどちらも参加者の平均年齢が60を越していた。

老人、己の体力を過信するな。

しかしたらゆったりしたツアーもあったかもしれないけど、私が知る前に祖母は申し込んでいたから知る由もない。そゆとこの報連相大事だと思うんだ!

数日で全部を回ろうなんてツアーでは大体の日程がメチャクチャ歩いてるか数時間バスに乗るかの2択になるが、直射日光を浴びて歩いたジジババばかりのバスなんて小学生遠足帰りのバスより爆睡率が高い。

寝息の聞こえる静まり返ったバス内は幼稚園のお昼寝の時間と同じ空間だった。

日に当ててから涼しいとこでゆっくりさせるのはね、寝かしつけの方法なんよ。

私はイタリアに行ってまでソシャゲガチャを引いて、推しが出ては「ありがとうイタリア…😭🙏」とTwitterつぶやくだけになった。景色は飽きる

観光地に着くとその場限りの現地ガイドが着くことがままある。

大体このガイドはやたら大声でハキハキと話す細身な40代くらいの女性が多い。あとなんかダサい旗持ってるよね、キティちゃんとか。

そんで、そのハキハキしたおばさんガイドはめちゃめちゃ歩くのが早かった。大股でズンドコ行くので必死で追いかけるが、配布のトランシーバー早口観光地の説明をするから忙しい。

実績解除のための観光だ。この現地ガイドにより観光RTA(リアルタイムアタック)に様変わりした。

参加者も置いていかれないよう頑張って着いていくが、ここで忘れちゃいけないのが祖母だ。

観光は現地ガイドが先頭に立ち先導しつつ、はぐれる人がいないよう1番後ろを常勤ガイドで挟む姿勢を取る。

私が息切れしながら振り返ると、横にいたはずのおばあちゃんがいなかった。

前に言った通り祖母は膝が悪く、普段杖をついているくらいだから当然歩くのが遅い。それに杖無しというデバフ+でこぼこの石畳+傾斜が拍車をかけた。

「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

追いついた時、祖母一生懸命歩きながら悪態をついていた。

うん、まあ、なんだろう。同情できない。

列の1番後ろでガイドさんに付き添ってもらって悪態をつくって、どう???

ガイドさん、ごめんな。

杖があればどんなに楽だっただろうと今更ながら後悔したし、この旅行中頭10%くらいでは常に杖のことを考えていた。ちなみに今でも百均で杖を見ると「この!クソ!!これがあれば!!」と思う。500円しないで買えるんだぜ?

閑話 クソ重スーツケース

表題の通りである。おばあちゃんスーツケースバカクソ重いって話。

おばあちゃんスーツケースが重量制限心配になるくらいマジでバカ重かったんだけど、

「何も入ってないのよ〜このスーツケースいから〜」って言ってたし、古いスーツケースの重さなんて知らんからそんなもんかなって思ってた。ハードケースだったし。

重量制限23キロまでで、おばあちゃんのは20キロくらいだったはず。行きの時点でこれって土産のも買うはずだけど大丈夫????となったがホテルで開けて驚いた。

広げた両側に服が隙間なくギッチリ詰め込まれていた。

ニモ…入って…ない…❓

スーツケースが古いとかそんな問題じゃねーよ。ギチギチに布詰めて「何も入ってない」なんて言える姿勢は逆にすげーよ。

ちょっと冷静になったけどこの後のお土産タイムで早速おばあちゃんが買ったワイン旅行中ずっと私のスーツケースに入れて運ばれた。たまにスーツケースから瓶が擦れて酒屋の音がした。

旅行の回数が多いだけの自称旅慣れてると本当の旅に慣れてる人というのは別物だ。

閑話 Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

閑話3つ目である。ちなみに書いてあること全部まだ2日くらいで起こったことで、たかだか1週間程度の旅行でよくここまでネタがあるなとしみじみ思う。

一応海外旅行に行くからには大体のツアーには現地の有名料理が組み込まれている。Tボーンステーキもそれのうちの1回。2日目の夕飯だったかな。

「夕ご飯のメインはステーキです」

ガイドさんがメニューを読み上げてなんかよくわからんサラダとか食べて、例のメインは来た。

ミスター味っ子存在だけは知ってる料理だけあって私は若干テンションが上がっていた。

出てきた肉は画像の通りである

第一印象、「左ちっっっさ!!!!」

漫画の微かな記憶では左がヒレで右がサーロイン、さっぱりしたヒレを先に食べ脂の乗ったサーロインを味わうのが鉄板だと味っ子の顔のうるさい審査員が言っていた。

記憶のTボーン比率は約1:2、出てきた肉の比率は1:5くらい。申し訳程度のヒレ肉に思わず笑ってしまった。これ、わざわざTボーンにする必要ある?

まぁそれは例によって外国なのでサーブされた人によって大きさも全然違っていた。海外に行ってまで日本のような画一化を求めるのが間違っているとも言える。日本が細かいのか、海外が雑なのか。

肉質にも差があって、同じテーブルのおじいさんは「固すぎて食べられない」と言っていた

私のは食べられないって程じゃなかったけど、先に言ったようにツアー参加者は老人の方が大体だ。その人たちにこれは重いんじゃないかと思う。

そっかーとか思いつつ1人で黙々と食べてたら祖母

「そうかしら?私のすっごく柔らかいのよ!ほら!」

と、見せつけるように肉を切っていた。肉が固いと言っていた人の目の前で。

何故。

嫌がらせか?と思ったが、別に祖母はそんなこと考えておらず、ただ思ったことを言っただけだ。それがナチュラルマウントになる人なのだ純粋培養のヤバ人(やばんちゅ)である。悪意は一切ない。

そしてその素直な性格がこの旅行悲惨にした一番の原因である

ただただ、いたたまれなかった。ここで私が「そういう意図はないんです!」なんてことは到底言えないし、言ったところで祖母理解するような人じゃないし、わたしにできることと言ったら押し黙って肉を食うだけだった。

言われた同じテーブルの人たちは「人によって差があるのね〜」とかで流してくれた。大人だ。

そしてうちの祖母がごめん。

3章 「こんなとこに住む人の気がしれませんよね」

イタリアといえばベネチア水の都。今回のツアーももちろんベネチア観光が含まれていた。

こんなにネタがある時点ででお察しだとは思うが、祖母はかなり癖が強い。私と年代が違うから、というだけでなく単に人間としての癖が強すぎる。だから付き合うにはかなりコツなり話し方なりに工夫が必要だ。特殊食材

祖母の特徴を端的に並べると

お嬢様趣味(メルヘン)気質なとこがある。

・謎の自信を持つ。

・反面、少々過剰に心配性な面もある。

個人的英語のレッスンを習っていた。

介護息抜き海外旅行へ行っていた。特にヨーロッパを中心に巡っていてイタリアにはもう何回も来たからもう飽きちゃったくらい!が旅の口癖だった。

謎の自信、杖の件はこれが遺憾なく発揮された結果だ。このエピソード祖母人間性が伝わったかと思う。決して悪い人ではないから逆にタチが悪いのだ。悪意じゃないから私もそんな強く言えないし、そもそも強く言えるような間柄でもないのがさらに状況の悪化拍車をかけた。私は押しに弱い典型的な日本人であったから余計に。あの場にいたのがアメリカ人かもしくは私たちの母だったら「ダメよ!杖を持たないと出発しないから!」と断固拒否姿勢を見せただろう。私も1人ストライキを決行すればよかった。

話を戻そう、ベネチアである

ここで問題なのが「イタリアにはもう何回も来て飽きちゃった!」の口癖だ。

わざわざ12時間飛行機に乗ってケツを酷使して見知らぬ土地に降り立って言うことがそれなの、普通にやばい。現地ディスしたい行動力の鬼なの?

修学旅行の同じ班に到着直後から「もう来すぎて飽きちゃった!」なんて言う奴がいたら、そいつ絶対回る友達いないでしょ。もし現地の京都人に聞かれて初手からぶぶ漬けを出されても文句は言えない。花輪くんでもそんなマウントは取らん。

しかし一番直近でも10年以上前イタリアだって発展し続けるのだ。祖母は旅の間中も思い出のイタリア(思い出補正シマシ)に浸り続けている。

ベネチアは陸から少し離れた場所にあり小さな船に乗って向かう。

海の水は綺麗ではないが、所狭しとゴンドラが並び、ヨーロッパ建築様式で作られたカラフル屋根や壁に白い柱、窓の一つ一つまで細かな意匠が凝らされた建物がずらりと並び、それらが海の上に浮かぶ光景は圧巻だった。色んな作品の題材になるわけだ。これは日本では見れない、世界は綺麗なものがいっぱいあるなぁ、連れてきてもらってありがたいなと素直に感謝した。

水に浮かぶふかふかした地面の繋ぎ目を歩き、現地ガイドさんの説明を聞きツアーの皆さんもワクワクした目で街を見渡しているその時

「こんなとこに住む人の気がしれませんよね〜」

ここでタイトル発言だ。

見れば祖母が隣の人になかなかの声量で話しかけていた。あえての悪意とかではなく井戸端会議で「や〜ね」とでも言うような表情で。

やめろや。思うのはまだ良いとして、百歩譲って話しかけるなや。瞬時に吹っ飛ぶ感謝もっとありがたがらせてくれ。

隣の人はどんな反応をしたっけ。曖昧に相槌を打っていたっけ。でもこの場で言うべき言葉ではないことだけはわかる。

KY発言選手権があればこの発言はかなり上位に食い込む確信があるし、さらに現地で言ったことで芸術点も加算、相当な高得点を取れるはずだ。エピソードとして聞く分には良いのだけども。

これによって私は生涯ベネチアを思い出す際にはこの時の祖母発言とあのいたたまれない気持ちを思い出すのだ。なんの呪いだよ。

以上、ベネチアでの思い出でした。

まぁこの後も絆創膏を探してドラッグストア店員(イタリア人)に「Where is バンドエイド?」と英語で聞いたり(結局買えなくて私が持っていたのを渡した)自由時間迷子になったり私が素敵な羽根ペン買ったら「お金あるわね〜」と本人にその気はなくても嫌味と取れる事を言われたりがありましたがエピソードとしては”弱”なので口頭で説明すれば良いかと思います

四章 40万()のアクセサリー

その日祖母は朝からガサガサと何かを探し回っていた。

「無いわね〜」

「何かなくしたんですか?」

アクセサリーが入った袋がないのよ」

昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。

「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」

パタパタと探してる最中爆弾発言に思わず固まった。なんだって

「あれ全部で40

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