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はてなキーワード: 高度成長期とは

2017-12-25

東京自転車はもういらない

シェアサイクル事業への参入をとりやめた企業が出たとか、

アナウンスししておいて、実は参入を検討しているだけだったりとかしている話があった

それでいいと思う

東京にもうかなりの期間住んでいるが、こんなに危ない道路自転車なんか乗りたくないと、いつも思う

歩道を走ると、チンタラ歩いている歩行者にぶつかりそうになるし、

車道を走ると、車に轢かれそうになって、死ぬかと思う

歩道車道も、自転車用にはできていない

歩道を走ると、自転車凶器のもの闖入者で、自転車乗りは、存在を許されるべきではない、傲慢馬鹿

皇居の近くで歩道を歩いていると、警察の立てた看板があり、歩道で起きた交通事故の目撃情報募集していた

ひと月ほど前、深夜1時頃に、自転車歩行者ひき逃げして、歩行者に重傷を負わせ、容疑者はいまだに捕まっていないらしい

馬鹿であり、かつ危険ものに乗ってスピードを出している人間を野放しにしている社会は、どう考えてもおかしいと思う


車道を走ると、自転車は車にとってひたすら邪魔な、できればぶっとばしてやりたいがそうもいかない、中途半端弱者

そのくせ、交差点では、自転車自動車と同じ車両のふりをして突っ込んできて、横断歩道を渡ろうとした人間を「おいこら!」などと恫喝して通り過ぎていく

このようなガラクタに乗っている人間は、もっと早めに交差点ダンプに衝突し、横断歩道に脳をぶちまけるべきなのに、そうなっていないのは、おかしいと思う

ひとことでいえば、東京自転車のためにできてはいないし、今後も状況が改善する見込みは、ない

その昔、東京もっと車が少なく、交通事情も緩やかだったころは、ちょっと前の東南アジアの国々のように、自転車でそこら中走り回ってよかった

また、そうするしかなかった

だが現在地下鉄バスネットワークが発達しており、車に乗れないからと言って自転車に乗る理由はまったくない

公共交通機関に乗りたくなければ、歩けばよいだけの話だ

東京道路はどこまでも舗装されているので、どこまでも快適に歩いていくことができる

高度成長期遺物である自転車に対してだらしない交通ルールを、もう東京では残しておいてはいけない時期に来ていると思う

自転車道を整備するなどといっておいて、ダラダラしている暇があったら、路面電車をさっさと復活させた方が、どれほど便利かしれない

趣味自転車に乗る自由侵害するな、などという人間は、決まって馬鹿傲慢で、他人安全を顧慮する能力がない

早めに交差点ダンプに衝突し、横断歩道に脳をぶちまけるべきなのに、なぜ歩道歩行者恫喝しているのだろう

ほんとうにわけがからない

東京自転車はもういらない

2017-12-19

カルビーにまつわる思い出話

そろそろ人生手仕舞いしようかという時期に差し掛かったウチの父親ときどき昔の話をしてくれる。戦後すぐのドサクサの話は、それなりにおもしろい。

カルビーのことがニュースになっていたので、思い出した。そういえば、カルビーの出てくる話もあったなと。

老人の昔語りを、別に記録もとらずに聞いたうろ覚えの内容だから事実とかなり違うことがあるかもしれない。虚偽が混じってしまったら、まあそういうもんだと笑って流してもらえればありがたい。

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親父は、大阪で袋屋をやっていた。包装資材問屋だ。それも戦後すぐ、物資が不足している時にうまい具合に包装紙を手に入れるツテがあったこから気がついたら事業ができていたという、伝統も何もない若い会社いちばん下っ端の小僧だった。創業すぐの頃は朝鮮人が闇でつくって売る飴の包装紙の卸売がメインの仕事だったが、すぐに広島にあったカルビーが大量に注文をくれるようになった。親父は、リュックサックを背負って店の前に現れたカルビー社長を覚えているという。やがて商売の半分以上はカルビーにぶら下がるようになった。

カルビー創業者は、米軍とのコネ小麦粉砂糖の払い下げを確保し、それをもとに商売を広げていた。広島原爆で荒廃していたが、その原爆商品名に入れるような宣伝もやっていた。いまでは考えられないかもしれないが、「原爆=スゴイ」というポジティブイメージも当時はまだあったのかもしれない。

そのカルビーが、倒産した。発注生産が追いつかない黒字倒産だったらしい。親父はオート三輪に乗り込んで債権を回収しに広島に向かった。

たまたま親父の会社倉庫が空いていたのを、カルビー大阪支店代わりに借りていた。最終的にそこを差し押さえることで、親父の会社破滅的な損害は免れた。

黒字倒産だったのでカルビーはすぐに復活した。ただ、それを期に、親父の会社は、少ない大得意にぶら下がるような商売をやめ、小口顧客を広く求めるような経営方針に転換した。たまたまポリエチレン袋が普及を始める時期で、包装紙からプラスチックへと主力商品を転換することで、親父の会社も急成長を始めた。カルビーとはそれっきり縁が切れた。

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古き良き時代みたいに言われる戦後復興から高度成長期だけど、あの時代、けっこう倒産も少なくなかった。倒産した会社からぶんどってきた半端な品物を親父が持って帰ってきたことも記憶に残っている。時期的にいってカルビーのものではなかったはずだけれど、オマケのおもちゃとかも差し押さえたとか言ってたから、ひょっとしたらそういうのも家に転がっていたのかもしれないなと思う。

そんな波乱万丈を経て、押しも押されぬ有名ブランドとなったカルビー。ま、たいしたもんだよな、とも思う。


どうでもいい昔の話でした。


追記:ブコメ情報ありがとう

http://b.hatena.ne.jp/entry/352161724/comment/ustar

そうか、昭和28年倒産だったんだな。

陸軍倉庫跡に会社をつくったのは、そういえば親父も話していたわ。そっから持ちだした物資がけっこうあったとか言ってたけど、まあ、噂レベルだろう。

掴まされた不渡り手形、なんか最終的にうまいこといったような話もあったんだけど、覚えてないな。また聞いとくわ。

2017-12-13

anond:20171213121417

横だけど。田舎と都会で見えてる景色が違うんでないか

田舎複数世帯が多いので、そうなる。

ただ県別の母親就業率でみると、意外と地方女性は働いてる。その分析として祖父母の育児参加が指摘されてはいる。

田舎田舎専業主婦のあり方はあると思うけど)都市部高度成長期人材獲得のために地方から若い人が集まって核家族専業主婦構成した、という景色もあるみたいですよ。

今は都市部でも専業主婦なんてファンタジーなんで保育園が足りない、みたいになってるが。

2017-12-03

日本人独創性はないけど改良が得意」

みたいな言説。

いまだに言ってる連中いるよな。

高度成長期からバブル期にかけて、工業製品日本のほうが勝ってた時代欧米人が悔し紛れに言ってたプロパガンダなのに。

「あー、たしか品質では日本のほうが上だけど、日本人って猿真似ばっかりで独創性ないよね。真の文明人は欧米のほうだから」みたいな。

中途半端バカ文化人でも言わなくなってるのに、ネットはいまだにみかける。言ってるやつ。

2017-11-24

anond:20171124095835

同性婚かどうか以前に、婚姻制度自体庶民含めた全ての国民に対して法制度化されたのは明治からなので。歴史はそんなに古くない。

それ以前は、貴族血筋武家や一部の金持ちのもの

一般庶民にとっては、結婚ってのは、ある程度お金のある人しかできない、というのが、明治中ごろまで続いたところらしい。

夫婦もの落語にでてくる、「結納を取り交わした間柄」か「仲人なしのひっつきあい」か、というくだりが出てくるけど、

前者が「比較的余裕がある庶民結婚」で、後者がそれ以外の一般庶民という感じ

当時の庶民でも、商家農村なんかは、家同士のやりとりで「働き手」「財産の跡継ぎ」を求めて結婚をするというパターンがあった。

やっぱり現代式の結婚というよりは、家と家の結びつきなんだろうなぁ。

戦後からイメージ結婚スタイルって、ほんと歴史が短いんだよなー。自民極右勢とかネトウヨ勢なんかは、

戦前ってよりも、戦後10年ぐらいの高度成長期イメージで喋ってる気がするわ。三丁目の夕日的な。

2017-11-20

anond:20171120120826

そんな世の中の実績なんかないぞ。

日本がそういう世の中だったのは精々高度成長期のごく短い間だけだし、その頃から日本少子化は進み始めたわけだし。

2017-11-15

いわゆる独裁政治って効率そんなによくないよねって話

記事がどっかに流れてしまって、大したことを言ってないので探すのも面倒なのでこのまま書くけども、

民主主義より独裁のほうが効率よくないか、という話の反論というか徒然なる雑感です

 

まず基本的に、会社国家だと、会社経営者経営が失敗したら倒産して社員失業して、

それはそれで大変なんだけど失業保険とか再就職とかそこそこ逃げ道があるんですが、

国家が破たんすると会社と違って逃げられないという問題があります

日本語なんて日本しか通じないですし、今どきはどの国も難民に冷たくて排斥されます逃げられないですね

まり会社経営失敗してもしょうがないけど、国家運営失敗しちゃいけない

国の運営に参加してる人(国民)は、そういう「絶対に引けない戦い」をやってる

 

つぎに、経営政治がやってみて上手くいくかどうかは、究極的には「わからない」です

一部の例外を除いで正解なんかないので、特定事業に全リソースを注ぎ込むようなカッコイイことをやって

上手くいくかどうかは時の運というのは、会社はやっていいけど国家はやっちゃまずいです

 

つぎに、その一部の例外である「必ず正解する政治」ですが、

後進国先進国の真似をして追っかけるてのがありまして

先進国イギリスとかが成功したのはアメリカ大陸インドアリカを筆頭に超絶に搾取しまくったからですが、

そのあとを追いかける国が真似しまくったのが啓蒙専制君主とか重工業に集中投資とかそういうやつで、

今どきだと、いわゆる開発独裁ですよね。ソ連の五か年計画みたいのも入れちゃっていいと思うけど、

工業とか何もないところに工業を導入したら上手くいくというのが開発独裁の言い分ですけど、

しばらくすると高成長でごまかしてたのが成長が落ちて、取り分の配分で意見が分かれるようになって

正解のない政治世界に逆戻りしま

日本明治から戦後高度成長期自民党一党政治でずーっと開発独裁と呼んで差支えない状態でしたが、

80年代セカイイチ経済になったあたりで正解のない政治と向き合うようになり、それで政策失敗して今に至ります

 

さて、話の方向をちょっと変えまして、国会の話し合いとか時間無駄だよねって件ですが、

議会政治がないと、もっと効率が悪くなります

選挙自分たち意見を表明する人を出して話し合いをするわけですが、あれで大事なのは合意形成なんですよね

政治って、「あれはやらない、これはやる」というイエスノーもありますけど、

「あれもこれもやらないといけないけど、どこから順番に手をつけようか」ということをやりまして

橋をかけるのが先か、保育園を建てるのが先か、優先順位をつける

もちろん、最終的には全部やるということで、それぞれの現場議会の結果を持ち帰って、

「後で橋をかける順番になったので、先に保育園を作るのを協力してくれ」と、選んでくれた支持者に合意を説得する

みんなが「自分意思で協力する」体制を作るための議会なんです

 

これが議会がないとどうなるかというと、合意してない人にやらさないといけなくなる

自発的にやる気がある人だったら、自分で動いてくれると期待できます

けど、やらされてると感じてる人だったら、隙を見て自分の都合でサボります

サボる奴は監視して管理すればいいだろう、と思うかもしれないけど、そうすると、管理費がかかります

人間自分の面倒もろくに見きれないのに、他人の全部を監視できるわけがない

管理って大変なんです

 

会社だって、人数が増えると少人数の頃に比べて管理費が膨大に膨らみます

IT革命って「管理費がちょう安くなるよ」って話だったはずなんですが

現状、総トータルの管理費あんまし変わらん感じでして、むしろ増えてたりもしまして

大企業で10万人単位かそこらの管理で大変なのに、日本国場合、億ですよ億

 

1億の人間監視して管理して効率よく動かそうと考えた場合コストって、どれだけかかるか見当もつきません

警察官をどれだけ増やせばいいのか。警察官監視する内部監査職をどれだけ用意すればいいのか

かといって、管理しきれないからと放置して、みんなが好き勝手に動いたら、効率よくなるわけがない

 

独裁とか専制とか、管理費用がかかりすぎる仕組みを高成長率が期待できない状態でやったら、管理コスト国家が縮小してくしかない

地下資源取り放題とか植民地搾取とか奴隷狩りとか、そういう美味しい搾取が出来るなら話は別です

独裁体制軍事増強して韓国中国に攻め込んで奴隷労働者を確保できるとかね

今は乱世だ、朝鮮半島を再植民地化して搾取しようとか、そういうビジョンがある人が独裁を唱えるなら、それはそれでアリかと思ったりしま

そうじゃないと現実的じゃないと思います

それが不可能というなら、国内コスト負担するしかないので、つまり国民負担がかなり重くなります

 

最初の話に戻りまして、なにが正解かわからない現状の政治に参加する(参加させられる)にあたり

管理費を軽減するための合意形成のための議会って大事だと思います

2017-10-27

anond:20171027105108

昭和高度成長期暗黙の了解としてそういうシステムだったんだよ。

それがどうしてこうなったかって話。振り出しに戻るってだけだよ。

2017-10-25

平成末期の主人公

最近漫画小説主人公は、血統がよくて努力しなくても実力が高く周囲に支持されているケースが多くて、読者はそんな主人公の行いを妨げる展開が苦手…とくれば、若者自民支持も分かる気がする。

巨悪と戦いながら下から泥臭く這い上がっていく主人公は支持されない。それは高度成長期昭和主人公からね。

平成末期の主人公世襲元総理の息子とか、孫とかのほうがいいわけ。まあ公募議員のあの体たらくを見れば、幼少期から訓練されてもののわかっている世襲のほうがマシかもしれん…とは思う。

2017-10-24

anond:20171023163706

>1.古今東西若者保守よりも革新が好き。「人作り革命」「生産性革命」など、現在自民党革命を掲げる革新勢力伝統への回帰を掲げる立憲は保守勢力なので若者から支持を得られない。

仮に「若者保守よりも革新が好き」という前提を受け入れたとしても自民伝統回帰を言ってるし野党改革革命を言ったりするのでこれは自民だけに当てはまる話ではない

>2.古今東西若者は概して健康なので恐れを知らない。自分の力だけではどうにもならない経験をしたことがないので立憲のような助け合いを重視する主張は支持を得られない。

健康になりやす高齢者でも自民支持が同じくらい多いので健康健康自民支持に影響するとは言えない

>3.生まれから一度も景気のいい日本を見たことがないので「アベノミクスのおかげで今は景気がいいのだ」と言われればそれを信じてしまう土壌がある。若者は本当の意味で景気が良かった頃の日本を知らないので「一億総中流時代への回帰を目指す」と立憲がいくら主張しても響かず、支持を得られない。

高度成長期を知ってる高齢者自民支持が同じくらい多いので好景気を知ってるかどうかも関係あるとは言えない

野党支持者でも高度成長の再来が実現可能と思う人も少ないので一億総中流時代への回帰を目指すというのが立憲支持者に響いているとも言えない

>4.現代若者批判されることや議論することを極度に恐れる傾向がある。他人批判するのはとても悪いことだという認識根付いている。TV中継を通して見ると、野党批判ばかりしているように映るので、若者から支持を得られない。

仮に「現代若者批判されることや議論することを極度に恐れる傾向がある」という前提を受け入れたとしても

自民党もことあるごとに民主党政権など野党批判をしてるのでこれも自民党にだけ当てはまる話ではない

何故自民野党批判は悪いと思われないのかを示すべき

2017-10-22

anond:20171022184746

コーテク会長夫妻思い出した。

創業戦後高度成長期中小企業経営者夫妻に

このパターンが意外といるのではないだろうか?

見合い結婚で妻の親がベンチャーキャピタルなケースもありそう。

2017-10-21

anond:20171021183346

戦後インフラを整えてきたのはいまのジジイババアからなあ…。高度成長期地方から金の卵と呼ばれ上京日本経済成長を土台で担った。道路電気水道などのインフラが整ったのもこの頃。その当たり前の便利をいま享受している。バブル期24時間戦えますかと働いた。男女雇用均等法が施行されたのもこの頃。

ジジイババアになって弱者になったらポイ捨てかぁ〜。弱者排除していけば数十年後には姥捨山ができてるでしょうね。あなたはそこに行きたいのね。

子育て世代や若年層の不満を高齢者にぶつけるのは理論すり替えですよ。どちらの福祉も両立する方法模索することすら放棄してるのですか。

2017-10-10

過去ディテールが失われる

団塊の世代が生まれ時代だって夢みたいな時期ではなかったし、高度成長期だって公害はひどいし色々大変な時期でもあったって事が「今と違って昔は良かった」の人の認識には無さそう。終末思想とか流行ったのも、社会不安が大きかったのも大きな原因だろうし。

2017-09-19

anond:20170919151231

資本は集中するほど投資効率が良くなるから、人=資本が一点に集まりやすいのも、経済合理性のみを考えれば自然帰結ではある。

東京一極集中させようとした明治政府初期も、戦後高度成長期も、金(外貨)を稼ぐことが最優先された結果。

じゃあ経済合理性のみで色々判断して良いかどうかというと、ちょっと違うような気もしないでもないし、でも経済が立ちいかなくなるの怖いし、というのが今。

お金好きな人が多いからしゃーない。

2017-09-10

anond:20170910161054

そもそも右翼左翼保守革新という区分が「あの意見右翼意見ではないから間違ってる」「右翼意見から正しい」みたいなのにしか使われないわけだから

議論には全く意味のない分類。

まあ、毎度この手は上げた政党を叩いて「だから消去法で自民がいいんだ」って誘導ってのはわかってるから、そういう釣りだろ?と突っ込むために釣られてやった。

高度成長期で、ケインズ主義で、一人あたりGDP世界最高だった時代に「日本世界一資本主義国」「日本世界一社会主義国

と両側から言われるように分けのわからん部類。

元を正せば右翼左翼ってのは、フランス革命の後の区分で、重商主義派が右側、弱者救済側が左側に陣取ったからなんだけども、

日本高度成長期自民党保守と名乗ったから、日本においては大きな政府派を名乗るのが右翼というわけわからん状態

更にそれに、アメリカにつく派が右翼中国につく派が左翼のようにフランス革命区分どこに行ったのポーンみたいなのまで混ざってる。

2017-07-31

https://anond.hatelabo.jp/20170731220854

高度成長期みたいに専業主婦子供2、3人を養えるだけ家計に補助をよこせ、ってのは、ちょっと財源がみあたんないか

https://anond.hatelabo.jp/20170731211610

高度成長期みたいに夫婦で完全orセミ分業制で家計が成り立たないと、女にとっては今はまだちょっとハードゲームだったりしそう>見合いで余りもの結婚出産

簡単に言えば、家事子育てをメインでこなしたうえに共働きしてもまだ中流にいけない、のなら独身のがマシだと思う女は少なくないかもね。

子育て家事もばっちり分担できるよ!という男性がいたとしても、それを許す社会的な状況がなかったり(ブラック労働とか保育所問題とか)するし。

2017-07-26

https://anond.hatelabo.jp/20170726130753

???

高度成長期会社潰して首くくった人は今60~70代として生きてないから、今問題にしている高齢者が使い物にならないという話は全く間違ってないと思うが?

2017-07-10

常に酌女を必要とする酒観

サントリーといえば、女性の間ではあまり評判が宜しくないのが金麦の壇れい、今回の頂にしろ金麦しろ、いわゆる「低価格ビールであるというのがありそうである

点が線になったというか、要するにサントリーが「貧乏人向けの酒」のターゲットに対して行っている意図したマーケティングのように見える。要するに、セクハラ妄想アピールをむしろ積極的に喜ぶ層を想定して、彼らに高アルコールの旨くもない酒を売っている。金麦は売れ線らしいので、まぁ当たってんだろうねこマーケティング

そう考えれば、buzzfeed電通談「えんじょう狙った…」の符牒も合おうというもの

この炎上理由理解するのを面倒がる層は恐らくこの問題に対して「サントリー可哀想!これが本音だろ?」とサントリーシンパシーを持ったりするのだろう。現に治部れんげ氏の解説記事のうざがりなブコメに人気が集まっている

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/byline/jiburenge/20170709-00073091/

偏見には偏見返しをするが、一連のサントリー貧乏人向け(あえて言うが)セクハラマーケティング肯定的な人は、酒は味よりアルコール度数、みたいな人が多そうではある。

大昔のサントリーは自社の宣伝部で質の高い広告をうんぬん、というのも聞いたことがあるが、よく考えたら大原麗子の「すこーし愛して」ってやつも、今放映したらかなりヤバい感じはある。サントリーの酒観は、常にカップリングウィズ・女なんだろうね。高度成長期価値観のまま今やっちゃってる感じか。

2017-06-28

反緊縮&財政出動支持者はちょっと花畑すぎないか。追記あり

からはてな村ネットの若手リベラルブロガーの中で「日本経済を復活させるには消費税は減税!ガンガン財政出動させて介護や保育や教育予算をぶち込め!」という論評が人気で、前から暖かい目で見守っていたのだが、今回自民党の若手議員までもそういった提言をしていたというニュース日経であがってはてぶが大絶賛の嵐だったので本気で不安になってきた。ブコメの一部に「応援するからこの議員27人の名前を公開してほしい」というのもあったが、俺も別の意味で公開してほしい。自分選挙区だったらその議員には絶対票を入れないから。ベーシックインカムほどのトンデモ感はないし、ある程度はうなずける点もあるが、ちょっとみんな夢見すぎなんじゃないかと思ってしまう。

俺みたいな「反緊縮&財政出動反対論者」にはよく「日本国債はほぼ国内で消化できてるから大丈夫!」という反論がつく。ギリシャなどが経済破綻したのは国債の大半を海外投資家などに保有されてて、一度経済危機が起こると一気に売りに走って暴落するけど日本はそんなこと起きないよ!という話だろう。それはわかる、ただ日本国債国内で消化されているのは単純に「日本高齢者の多くが安定資産として国債をかっている」または「高齢者貯金を溜め込んでる銀行安全策として国債大量購入してる」という話ではないか???そりゃ中国も利回りが限りなくゼロに近い日本国債を買うなら世界で一番安全で利息もある米国債を買うだろうよ。現時点では団塊の世代引退時期で溜め込んだ大量の現金安全運用策として日本国債が選ばれるんだろうが、今後彼らも生活のために貯金を切り崩し、また段々と人口減でそんなにお金ためこんだ高齢者の数もへっていったら、今後は日本国内日本国債を消化していくのは難しいと思うのは俺だけだろうか?なのに反緊縮派は今後も日本国債問題なく日本国内で消化される前提で大型財政出動説を取る。あまりに楽観しすぎじゃないか

あと低待遇介護士保育士待遇ヘリコプターマネー改善しようという安易なやり方にも大反対。彼らの低待遇はたしか問題だし改善すべきだが、それならちゃんと国内議論して彼らの待遇改善のための予算増税)を組むべきである。「介護士保育士社会重要仕事から財政出動給料を5割増にしよう」というのは簡単だが、一度ヘリコプターマネーであげた給料をあげたらいったいいつ元に戻すのか???年金3号問題というのも、元々は高度成長期に猛烈サラリーマン家庭を助けるための「仮法案」だったのに(あまり知られてないが、仮なので今でも定期的に国会で新しい法案をとおして延長してる)、企業国民もその年金3号がずっとあることを前提に社会プランを構築してしまったので、もうやめるにやめれない状態になってしまった。おそらく介護士保育士待遇ヘリコプターマネー改善しても10年もしたらその特例が「当たり前」になって誰もやめることができず、国の借金が完全に破綻するまで増大していくだけだ。

それに根本問題として、もう少子化が進みすぎて日本人口低下が止まらない状態になった今、「日本経済増税に耐えられる状態になるまで回復する」時期なんて永遠に来ないだろう。正直少しずつ騙し騙しで増税して国の国力低下をソフトランディングさせる以外に方法はないと思うし、「消費税は減税!財政出動さらに拡大!」をやったら、自分世代はなんとか逃げ聞けるかもしれんが、まだ生まれてない次世代の子供にとんでもない額の借金押し付けるだけになるのではないか?これじゃ俺らが「逃げ切り」と批判している今の高齢者と変わらない、いや借金の膨大化を許した分もっと罪が重いのではないか???

ただだからといって「消費税増税」が劇薬なのは納得せざるをえないのが悩ましい。対案として「高額所得者への増税」「法人税増税」をよく聞くのだが、日本の厳しい点は少子高齢化が進んでいるので勤労世代の数がどんどん減っている点だろう。国としてはぶっちゃけた話「今後増えていく一方の年金受給者にも税金負担してほしい」のが本音であり、その高齢者からも確実に税金徴収できる手段として「消費税」はたしかに確実な方法なのである個人的にはなんとか相続税をもうすこし調整して税収を増やしてほしいのが、現在自民党高齢者が溜め込んだ現金を早く市場に流すようにと子供、孫世代への教育費用については控除みたいな方針を出しているので、あまり相続税をガン上げしてもあまり劇的な効果はないんじゃないかと思ってしまう。

正直ここまで書いて行き着く結論は「魔法解決策なんてないよ」に行き着いてしまう。日本にいる人は現在日本税金は高すぎる!この上消費税増税なんて狂ってる!と思っていると思うが、日本は他の先進国に比べたら税負担は低いほうだろ。欧州は論外として、低負担福祉で知られる米国と比べても税負担はそんなに変わらない。それなのに医療設備はここまで完備されているのは、日本のいう国はバブル終わってからずっと借金で回っているから。この国は「低負担・中福祉」なんだよ。それを負担を今のまま、いやむしろもっと減らして、福祉の質は更に上げようなんて虫が良すぎるだろ。

教育無料化して国民の質をあげれば後々になって税収入となって戻ってくる」という論もあるのだが、正直俺には「国が10負担すれば将来うまくいけば5ぐらいは帰ってくる」ぐらいの与太話にしか聞こえない。俺もそこまで経済に詳しいわけじゃないか専門家からみたら穴だらけな指摘もあるんだろうが、やっぱり感覚的に反緊縮&大型財政出動主義に乗れないのである。今後日本ができることといったら、労働関連の法律もっとしっかり整備して、ちゃんと夫婦フルタイム共稼ぎでも子供が育てられるレベル環境設備していくぐらいじゃないか?もちろんそのために保育士介護士待遇をあげるために多少の増税はやむを得ないと思ってます

追記①

正直もっと荒れるかと思ってたけど、みんな比較煽りなしで答えてくれたのでよかった。きっと「娘とYUKIライブいけるかも?」の増田さんのおかげでみんなの魂が浄化されてたんだろう。

いろいろあった反論から全部答えるのも長くなるので一部だけにしますが、俺はべつに「消費税増税に賛成」とか「成長をあきらめてる」とか単純な話じゃないんですよ。ただ「反緊縮&財政出動日本経済復活」なんて単純に信じられるのがお花畑すぎるってことです。人口減少している日本じゃどのみち経済規模は落ちるし、毎年のように高齢者向けの社会保障予算は増えていくし、数あるクソ対策のなかから少しでもマシなクソを選べって話だと思ってます。ただねー高齢者負担を増やすための方策ってやっぱ数が限られてくる。

日銀の大胆な金融緩和政策については俺も評価してますよ。ただブコメトラバにあった「インフレが順調に進めば、資本家金持ちには間接的に税金になり、庶民物価もあがるけど給料もあがるから国の借金が目びりして万々歳」みたいな話が流れて、それは違うだろうと思うわけです。少なくても同じような金融緩和政策を行って景気回復させた米国では「年金ぐらしの高齢者暮らしは確かに厳しくなったが、資産のある高齢者資産価値があがって逆にプラス」「企業金持ちインフレ資金目びりするどころか、あらた投資チャンスでもっと資産やす」「物価不動産医療学費)のインフレ給料賃上げがついていかず、実質的庶民手取りはどんどん減ってる」という現状を無視せずにちゃんと直視してもらいたいわけです。日本アベノミクス規制緩和ほとんど手付かずなので中途半端におわったといわれてますが、もししっかり規制緩和してたとしても米国のような結果に終わっただけじゃないかな。まーそれでも国力がどんどんジリ貧になっていくよりはマシかもしれないけどね。経済学でこれまで語られてきたインフレと、現実先進国で起こっているインフレの現状は違うんだよね。そこは認めようよ。

ブコメトラバでも「相変わらずわかってない奴」的なコメが多いんですが、他の先進国経済政策みても英国労働党のコービン氏以外は俺の認識とそんな変わんないんじゃないの?だって俺の理解では各国の中央銀行金融政策を行うのとは別に政府が「国のサービスや補助を厚くするから税金やすよー」と「税金減らしてみんな好きに使っていけど、代わりに国のサービスカットするね」の2択から時代に応じてどっちかを重視してバランスとってくってのが基本じゃない?それなのになんで日本だけ「税金は安くするし、困っている人おおいか公共サービスも厚くするよー。費用については後で考えようね」なんてトンデモな話になっちゃってるんだろ?っていう現状にモヤモヤ不安が募るのは普通じゃないですかね?誰かもいってたけどフリーランチなんてないよ?

2017-06-25

結局高度成長期なんてもの

日本人再生産と介護のことを考えずに済んだ幸福なひと時に過ぎなかったってだけの話なんですかね

2017-05-31

高度経済成長時代の人のお人好しさ

http://anond.hatelabo.jp/20170531064938

ありがとう

じつは母親なのだよ。で、父親が寝たきりでもう余命いくばくみたいな。母が面倒見てる。

でも、少しづつ本人に考えさせるようにする。

で、思ったけど、先日、嫁の実家土地売買に立ち会ってきた。でも、ほんと仲介業者の言いなりだった。もちろん俺もそんな知識いからそうなのだけど、最初仲介業者をどこにするか、ほんと大事だと思った。

というくらい、なすがままで、でもたしかに、そういうことを、高度成長期世代の人たちは知らずに育ってきた人多いんじゃないかなと思った。当時はリスクなんて考えずに行動する人が多数だったんじゃないかなって。

ちなみに、うちの実家の、その寝たきりの父もクズだったよ。原野商法振り込め詐欺にあってる、クズというかお人好しだった。でも、そのお人好しが、今は、まわりに迷惑をかけちゃうのだよね。困ったものだよ。

お人好しは罪、って認識しないとだね。

ありがとう

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