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2017-06-03

産休の入り方

今月から産休に入った同僚がいるんだけど、デスクが壊滅的にぐちゃぐちゃ。

勝手自分デスクに持ってきていた会社備品は机に置かれたまま。

私物とまざっててどれが備品かわかりにくい。(他人の気配が残ったデスクをいじるのってとても気後れする)

引き出しの中のものけがダンボールに入って机の上においてある状態。封もされてなければ記名もなし。

ひざかけ、ウェットティッシュ(持参?)、充電器やイヤホン私物?)がぐちゃっと椅子においてある。畳むかまとめるという発想はなかったのか…。

持参して設置しているゴミ箱には中身が入ったまま。

冷蔵庫にも置き土産がたくさん。

チーズヨーグルトバナナ賞味期限切れの瓶詰め海苔、飲みかけのジュースふりかけ


体調不良だったわけでも、仕事が忙しくてバタバタとやめたわけでもない。

こちらが慣例的に「片付けてから休みに入るんだろうな」と勝手勘違いしていたとも言える。

備品会社に返品、置いておきたい私物分散せずにまとめて箱へ、処分するものは事前に自分で処理、冷蔵庫もチェックを忘れずに、と伝えておくべきだったか

これから産休に入る人にそんなこといったらいじわるかと思ってたけど、見誤った。

会社大掃除ちょっとした雑務からいつも逃げるタイプの人で、冷蔵庫占領するタイプの人だったから予想できたはずなのに、ここまでとは。

これからはこういうことも文面にまとめなきゃいけないのかな。



昨日別の同僚と冷蔵庫を片付けていてさすがにイラっとして(他人の食べかけのものを処理するのってすごく辛い)

「"すみません、残っていた◯◯捨てました"って連絡しようか?」と話に出たぐらい。

いじわるすぎる、マタハラになるからやめよう、となったけど、すげーむかつく。

2017-05-30

会社を辞めようと決心したが、考えることが多くて大変だ

発達障害持ちが退職勧奨を持ち掛けられて会社を辞めようとしているが色々不安になっているという、ただそれだけのことを書いていたら大変長くなってしまった。

 

私が新卒正社員入社した10年近く前には、ロクにルールも定まっていないチャランポランな体質だった会社が、

ちょうど入社前後から人を増やし始め、組織として真っ当なものになろうと年々変化していった。

その変化は、評価制度見直しであったり、細かなルールや社則の追加であったり、オープンオフィス化の推進であったりということだったのだが、

それらは、発達障害(ASDADHDの併発)を抱えていた私には、ものの見事に働きづらい方向へとどんどん舵が切られ続けられていくものだった。

これまで、通院やカウンセリングを利用しながら、ルールが変わって何か困ることが現れる度に日常生活改善を積み重ねてだましだましやってきたのだが、

数年前に適応障害で一度休職した頃から、年齢によるものか、ますます自身特性の出方がキツくなってきたこともあり、

この度いよいよ退職勧奨を受けるレベル会社の求める働き方をすることが困難になってしまった。

拒否するならば解雇も辞さない(前年度の有給切れによる体調不良での欠勤記録を理由にしている)という姿勢会社に対して、

どちらにせよ、年々働きづらくなる職場で今後も働き続ける未来イメージしづらいことに加え、

自身状態の変化、生活仕事バランス等の問題もあってそろそろ退職検討しようかと考えていたところに、上長から面談で説かれた

「結果よりも、みんなが同じように頑張ることがまず大切で、同じやり方をしないのは和を乱す悪しき行為だ。」

という最近定まってきたらしい社の基本方針が、私にとって大変窮屈で最後まで適応することのできなかった義務教育現場を鮮烈に思い起こさせ、

折れかけていた心を綺麗に折ってくれたため、退職勧奨に応じる方向で検討している。

はいえ、改めて考えてみると普通の人が当たり前にできることで自分にはできないことがあまりに多すぎるため、

うっかり適当転職してしまうと、これまで元チャランポラン会社という多少特殊環境だったために問題視されず表面化していなかった部分が、

より一層問題として表面化して、試用期間で即切りされるような事態も十分にありえる気がしており大変不安だ。

単純に自分地雷社員とみられる要素を考えると、比較調子良く生活して、

体調や特性を様々な工夫で割とコントロールできている現在状態でも誤魔化しきれていない要素だけでも

片頭痛持ち(気象病気味で薬が効くまで行動不能)

周囲の様子に体調が影響される(周りで他人に対して怒っている人がいるとダメージを受け、度合いによっては数日にわたって発熱下痢頭痛などを起こす、インフルエンザ流行ると高熱を出す、など)

寝坊遅刻、居眠り、忘れ物集中力の波が激しい、不注意、ミスが無くせない、数量を数える程度の軽作業的な雑務が苦手

重いモノを運ばせるとすぐ転倒したり落としたりぶつけたりする、人と長く話すと高確率で翌日発熱する

作業中に話しかけられると手と頭が完全停止して再開にかなり時間がかかるが、集中状態だと話しかけられたことに気付けない

オープンオフィスが厳しい(刺激が多すぎる)、電話が聞き取れない、ネクタイスーツ等の着用が厳しい(感覚過敏)、電車バスでの通勤が難しい

……と、こういったことが簡単に思い浮かんでしまう有様である。恐らく他にもあることだろう。

他に、よくあるコミュニケーション問題では、お世辞や冗談がそうとわからないなどということもある。

また、現在たまたま周囲との相性が良く問題になっていないが、ソリの合わない(不確定なことや不正確な内容を上から・強く・断定的に語る)相手がいると、

たとえ相手取引先や重役相手でも突っかかってしまって、後で頭を抱えてしまうという悪癖もある。

というか、恐らくこれ(こだわり、と言われたりする)が私の一番の悪癖なのだが、そういった傾向の発言連続して浴びせられると、

不確定性への言及がない事に対して頭に血が昇ってしまい、(話題主題ではないのに)そのことしか考えられなくなり、

体が震え、眉間に力が入って目が吊り上がり、瞳は潤み、気が付いたら我を失って相手発言修正するまで長時間食らいつきながら、

なかなか発言修正されない苛立ちでうめき声や奇声を発し、自分身体を殴りつけてしまうという、かなり制御不能な状態になってしまうので、それはもう大変に厄介である

(入社直後に特定の重役と何度か激しく衝突したのだが、現在はその重役とセクションが分かれて接触を断ったことで回避できている。)

例を挙げるならば、「普通に考えてAKBで一番美人なのは絶対○○だ。他を選ぶなんてありえない!」などと10回くらい連続で唱えられると、

気を付けて平静を保とうと努力しても、恐らく暴走してしまうだろう。私自身はAKBには何の興味もないのに、だ。

これらの諸問題ほとんどは、現在環境では前提から回避されているため問題になっていないか

結果的仕事量が他と遜色ないため問題になっていないか

問題視されてはいるが周囲にも似たような人(居眠り常習犯とか)が多く、多少評価を下げる程度で許されている部分になるが、

恐らくこれらの多くは「普通職場」に行くと結構確率で致命的な問題になってしまうだろう。

ちなみに、仕事量は同一でも集中力の波が激しい点と、色々な原因から体調を崩しやす休みがちな点が、今回退職勧奨を受けている原因となっている。

仕事への集中については、机に向かっている8時間ずっと作業に集中するなどというのは自分には到底不可能なので、

結果的に同一の期間で最低でも同レベルの結果を出せるように自分集中力の波を把握してコントロールするよう工夫・努力してきたのだが、

そのやり方自体を「頑張っていないように見える可能性があり、周囲に悪影響を与えかねない」と可能性の話で全否定されてしまったし、

体調不良はまだ有給が残っている程度に今年はうまく抑えられていて、調子がいいと思っていたのだけれど、他の人より多いので問題がある……らしい。

ということで、これまでは医師に上記のような困りごとを相談しても、強く困っていない(現実として会社で働けている)から投薬の必要はなく、

障害も軽度であるという判定で見送られ続けてきたわけだが、今後環境が変化するとそうも言っていられなくなるのではないかと思うのだが、そのことを相談しても医師の反応は鈍い。

しかし、再就職してから投薬開始ではコントロール面で不安が残るし、実際どの程度効果が表れるかもわからない。就職に何度も失敗してから投薬開始というのも遅すぎるだろうと思う。

そもそも再就職時に月数回の平日通院を継続できるかどうかというのも、一般応募ではかなり怪しいだろうと思われるので、病院との付き合い方も検討しなければならない。

また、上に書いた、いかにも真っ当な社会人をやるのに向いていなさそうな特徴の羅列を眺めていると、

いよいよもって障害者支援系の制度や枠組みの利用も視野に入れなければならないのか?いやしか自分程度でそれは甘えでは……などという事が頭をよぎる。

まずは相談……するにも診断書を書いてもらう必要があるようで、前回は反応が鈍く次回の予約日を早く決めたそうな医師相手にうまく切り出せず、先延ばしにしてしまった。

もし支援を受けた経験から見て、私が支援を受けた方がよさそうに思えたなら、少し背中を押してもらえると大変ありがたい。

なんにしても、(現在職場が恐らく稀有比較的恵まれ環境であると知りつつ)限界を感じて退職するという方向自体は決心したものであるので、後は時期だけの問題だと考えている。

そして退職前後の直近の問題として、無職になると恐らく部屋が借りにくくなるので、

様々な要因で現在手取りに対してかなり高い家賃を払っている部屋を、まだ職に就いている間に引き払って引っ越す必要がある。

しかし、ここ数年相対的な勤務時間の短さを理由バンバン評価給与を下げられていたので、現時点で敷金礼金はおろか引っ越し資金の捻出すらできない。

金銭的に頼れる親戚もいないので、ひとまずは夏のボーナスをもらうまで粘って引っ越し資金に投入するつもりだが、

年によっては寸志のような額になることもある中、果たして今年のボーナス支給で足りるのかどうか……足りなかったら何かで借金をするしかないのだろうか。

また、会社側の退職勧奨をボーナス支給後、引っ越し完了のメドが立つまでうまく受け流しきることができるのか。

そして引っ越し完了まで上手く漕ぎつけたとして、その後の就職生活が本当にまともに再構築できるのか。

しばらくは失業手当をもらいながら、概日リズム睡眠障害検査治療など、まとまった時間のかかる部分の対処を進めたいと考えているので、無職期間が発生するのは確定的だ。

まったくもって不安なことだらけだし、どうすればその不安が解消されるのかもよく分からないので、とりあえず書き出したり並べたりしてみるものの、

あーもう困ったなあ、あれもこれも考えないと……と御覧のように完全にテンパってしまっているのである。参った。ネコ飼いたい。

2017-05-27

解雇規制緩和は正しいのか

少し昔話をする、IT業界に関してクリエイティブな印象しかなかっった学生の頃に専門を卒業して客先常駐メインの特定派遣会社(当時は100人規模)に就職した。

そこは足りない知識は客先で学んで来いと言う管理職の声の元、新卒単独でどんどん派遣したもの生存確率が低く

10人中8人が3年以内に辞めていくために社員の大半が中途採用リーマンショック以前からいる中堅社員だった。

自分自身も3年以内に辞めた社員に含まれた。

辞めてから今を通して解雇規制緩和って実は会社が得するだけではないか、とモヤモヤした気持ちがなんとなく整理できたのでここに書く。

現行の法律に関する知識は皆無なので、あくまチラ裏として読んでもらえると幸いである。

まず特定派遣とは正社員を客先に派遣する客先常駐をメインとする自称SIerに多い、中には客先常駐であることを求人段階で隠すか別の言葉ごまかす会社もある。

まっとうな会社として新卒を受け入れている所が過半数を占めるが新人教育は1か月足らず後は客先に丸投げ、ダメならクビと言う流れの会社が多い。

そんな中小が占めるSI業界解雇規制がほぼ機能していない・・・ダメなら退職を促すメール社員に送り自己都合退職させる行為業界全体で行われている。

特定派遣会社正社員なのに、まるで派遣社員のように扱われている、請負メインの中小正社員でもダメ烙印管理職から押されたら社員自身に非がなくても邪魔から辞めろと遠まわしに言い放ち退職届を出させる。

抵抗すれば、特定派遣会社派遣先を紹介せず別の会社業務命令扱いで紹介派遣社員が嫌がった場合業務命令に背いたとして懲戒解雇にすると脅して辞めさせる。

請負メインの中小場合は、業務をさせずひたすらシュレッダー係りか雑務処理をさせてミスすれば叱責して精神的に追い詰めて退職に追い込む。

ここまでされてなぜ、訴える事例が出てこないか不思議に思った人が多いのではないだろうか?

上記の事を見てきた自分労基署相談してみたところ「IT業界は横の繋がりが強いから訴えると後の転職活動に影響が出やすい、まだ転職できる年齢なら騒がずに退職奨励にさせてやめたほうがいい」だった。

実にクソである、もう少し詳しく聞くと営業営業仲間のネットワーク管理職管理職仲間のネットワーク社長社長仲間のネットワークがあり辞める際に騒ぐと注意するべき社員として情報業界に流れるとのことだった。

評判を打ち消すレベル技術力があればいいのだが上記の会社では教育がなく技術者レベル個人資質依存するため、辞めた社員技術力はかなり低い事が多く難しいのが現実とのことだった。

そもそもなぜ低いか、私が見てきた事をネタ説明すると新卒新人教育は1か月足らず後は客先に丸投げする会社派遣先に「優秀な子」と伝えるため派遣先教育必要ない人と理解派遣契約を結ぶ。

いざ派遣されると案の定派遣先責任者は怒り心頭新卒の人は何も悪くないのに怒られ最悪できる仕事掃除書類整理だけになる事が多いため技術力は一切身に付かないまま契約打ち切りになる。

この時に新卒は知らないだろうが、営業派遣先責任者が裏で手打ちをして「新卒が虚偽の経歴を経歴書に書いた」として派遣先から新卒個人責任と扱われ新卒個人を出入り禁止にして新卒派遣した会社とは

今まで通りの関係を続けると言う事になって幕引きとなる。そして会社に戻っても受け入れてくれる派遣先が見つからずクビになるため技術レベルが低いまま新卒第二新卒として転職市場に放り出されるのである

請負会社場合もっとひどい、中学生かと思うようないじめダメ烙印を押した正社員いじめ精神的に追い詰めるため業務に触れる事なく社員転職市場に放り出されるのである

こんな事例を見ていると「解雇規制緩和は正しいか?」と思うようになる、ITSI業界無法地帯化してるのに解雇する会社に法的ペナルティーがないままホイホイ切れる緩和をしていいのだろうか。

解雇規制がなくなれば労働者陰湿嫌がらせ理不尽対応もされる事なく、経営者は面倒臭い事をせずにクビに出来るから日本労働環境が明るくなるのか?

ただでさえ会社がやりたい放題の状況を悪化させるのではないか?優良企業業務経歴と技術力による足切りと定員がある、解雇規制緩和で労働者流動性が上がってもスタートで失敗した人は延々と解雇される事になるだろう。

解雇されるかされないか会社の考え次第となる状況が現状の労働環境改善しないまま生まれたら、ブラック企業が廃れても会社意向に反する態度を取って解雇された人が巷に溢れることになる可能性の方が大きい。

この時だけ、経営者視点を嫌う人たちがいきなり経営者視点になる現象が起きるのだが経営者視点に立つほど権力を持った人たちなのか疑問に思う。

2017-05-25

http://anond.hatelabo.jp/20170525152137

結婚した後に雑務が増えるのが女側なのは「男のせい」だろ

男が雑務をやらず女に押し付けたがるから

甲斐甲斐しく雑務をやる男なら、エリート男性と同じく「他の女からまれ結婚相手」「そいつ結婚した女は勝ち組認定を得られる男」になると思うよ

実際たまにいる主夫とか家事育児やる男とか、女の間ではめっちゃ羨ましがられてるもの

でもそんなやつエリート男性より遥かに少ないし

http://anond.hatelabo.jp/20170525093939

雑務を男に振るという選択肢もあるのに(まあ出産とかは無理だけど)

それをしないのは女の方なんだから、まあ勝手に苦労してろとしか言いようがありませんな

一応言っておくけどそういう選択肢勝手に外からバカにする風潮があるのはわかっているし

一刻も早くなくすべきだとも思う

http://anond.hatelabo.jp/20170523181252

動物的に下半身に任せて選ぶ」ということがまず女性ではありえないからね

そもそも性欲の強さが全く違うから女性男性のように性欲に任せて行動することはしないしエリート女性なら尚更

そもそも相手の外見よりも「一緒にいて会話が楽しめる」が女の重要視項目だから経済力だけあっても駄目なところが女の婚活の難しいところなんだよ

現状結婚後に雑務が増えるのは女側だし、結婚したところで苦労ばかりが増えるなら独身の方が何倍もマシ

2017-05-22

教師を殺す部活動

教員の友人が壊された

地方都道府県庁から遠い)の学校に飛ばされた友人は、新しい学校若いというだけで春夏と注目されるような部活顧問にされた。

4月からは前任の教員が昨年から決めていた週末を練習試合で費やしていた。

日付けが変わるまで新しい環境でのカリキュラム指導方法検討しながら、始業前・放課後グランドに出て指導しながら自身練習をして、なんとかノックを打てるようになったと言っていた。

春の大会が一回戦で終わり、OB保護者との懇談会が設けられ、彼はここで自分では難しいから色々と協力をお願いしようかなと語っていた。

その後、彼から受けた内容は懇親会なんて建前で、糾弾の矢面に立たされ訳もわから精神的肉体的にドツかれるというものだった。

次の週末どころか秋までは予定が組まれていて、自宅には帰れずに金曜から月曜の朝までの遠征しなければならない。

授業準備や部活動雑務は彼のプライベート時間マイナスにし、彼は”急病”で教壇から離れることになった。

理科離れ」に対し科学技術の魅力を若い人に伝えたいと語り合った友人からの連絡に、お前の役目はそれじゃないだろう!って言っても彼からの「ダメだった・・・」。

幸いなことに私は希望通りの自分趣味に合った部活顧問にさせて貰った。

活動の一部で道具を運搬する必要があったかレンタカー学校活動費を使おうとしたら例年は顧問私費ってふざけんな。

土日の手当てどころか、金出すのかよ。

部活ってボランティアどころか、時間と金銭に余裕がある教員パトロンになるもんだったんだな

2017-05-21

外注を使えない会社はいずれ滅びる

IT系コンサルをしてて思うのが、今自分たちでやらなきゃいけない事が何か?を見失ってる会社がすごい多いこと

半分愚痴だけど書いておく

俺たちでもできる事だから外注しないという思考停止

いや、だからこそ外注しましょうよ

Windowsサーバグループポリシー設定とかVLAN設定とかアカウント発行業務サーバメンテナンスパッチetc..

これあんた達が本当にやりたかったことなの?運用会社なら良いかもしれないけど開発会社だよね?

いざとなれば自分たちでできる=ベンダーコントロールやす仕事からこそアウトソースしましょうよ?

それプロパーやらせてなんか知見溜まります?まあ得るものゼロとは言えないかもしれないですが開発より優先させるんですか?

社内システムの事だから外注させるとセキュリティ心配

これよく聞くんですが、正社員から信用できて、フリーランスから信用できないってのはどういう根拠なんすかね?

最終的には人です。会社でも肩書でもなく信頼できる人を探しましょうよ

正社員じゃなくても良いじゃないですか?というか経験上できる人は一人会社フリーランスの方が多いですよ昨今

その癖開発で難しいところは外注する矛盾

そんなコア業務をなんで外注ちゃうんですか?開発会社ですよね?それでお金貰ってるんですよね?

そのビジネスロジック実装把握してないとリリース対応も大変ですよ?

Ruby On Rails得意なメンバー居なくてしょうがなく。。。じゃないでしょ!トレーニングさせましょうよ

手順さえ知ってればできるような運用業務忙殺されてて、勉強する時間が取れないって本当頭おかしいですよ

開発会社なら開発に集中してください

要するにこれです

開発に集中してください

安易に「俺たちでもできるから」、「なんとなく外注するとセキュリティ的に心配から」という理由開発者雑務に費やさないで、開発させてください

開発に必要勉強をさせてください

もう100回以上こんなこと言ってるけど、年配経営者には馬耳東風なんだよな・・・

2017-05-10

残業しない→仕事が回らない

サビ残する→周りに迷惑なんでやめろ

申請して残業する→この仕事量で?マジ?

つまるところ能力がない。

ワークシェアするけど窓際で雑務回されても文句言わないでほしい。実際できなかったんだからさ。

2017-04-11

怠惰な真面目が日本を殺す

働き方改革生産性向上。


多重下請け構造によりエンジニア底辺押込めるIT産業

剥がれ落ちない垢のように降り積もったセキュリティ対策

文科省役人を喜ばせるための雑務に圧迫される研究時間


はてな界隈ではもうずっと長いこと、生産性や、それを阻害する

制度や習慣についての話題が尽きない。


ある人は言う。リスクを取らずひたすら保身を求める顧客経営層が悪い、と。

またある人は言う。この国では新しい産業が育たず官僚主義支配されてしまっているのだ、と。


僕も最近までそう思っていた。


でも、30代半ばを過ぎてもう一つの気持ちに気づいてしまった。

考えるのをやめてひたすら手を動かし続けるだけで仕事をしていることになる、それがとても楽だということに。


このままこの安穏に身を任せてしまいたい。そこそこの良い企業でちゃんと仕事をしてると見做されて、

それなりに評価されて、でもやってることは考えることをやめてひたすら手を動かすだけ。

判断が求められないわけではない。でも、決まりきった思考パターンテンプレ文言に乗せて意見を言うだけ。

数年に一度か二度ピークが無いわけではない。そんなときに少し本気を出せばよいだけ。

日々学びを重ねるわけでもない、周りも惰性で働いているだけだ。


クズだ。

若い頃の自分なら、間違いなくそう言ったに違いない。


でも、周りから見れば、勤勉な人に見えるんだろう。

多くの、真面目な日本サラリーマンの一人に見えるんだろう。


最近は思ってしまう。

新しい技術を学び続け、効率を上げるために努力し、意味のない慣習と戦い、常に仕事の仕方を変えていく、そんな働き方を。

成果と生産性が本当に評価される、意味のない雑務存在自体否定される、そんな世の中を。

本当に多くの人が望んでいるのだろうか、と。

頭を止めて手を動かし続けるだけで維持できる現状に満足してるんじゃないか、と。


みんなどう感じてるんだろう。

2017-04-05

社内の雑務と戦力化の関係とは。

新人仕事ができない。

先輩の貴重な時間を使わせて教えてもらってる立場

見て覚えろ。周りはみんなそうしているんだ。

ここじゃ普通そこまで教えないから。

ならば、社内の清掃やパシリは多くやれ。使えないしやることないならそうしてろ。

と、いうのは仕事ができる人間に育つのだろうか。

社会性がきちんと備わっていて、人から可愛がられるタイプ人間なら、掃除やらお茶汲みや買い物等の機会を活かして社内に馴染んで通常の仕事も任せられるだろう。

しかし、そのようなおべっかが上手くいかないタイプは、嫌われて社内の雑務の時点で見限られる。

大体、このようなことを言ってくるのは小規模な組織ですぐ真上に経営者がいるような所である

当然、新人いびりは教育で、社員経営者の都合の良い駒と思っているので離職率は高い。

清掃員や召使いとして雇われてるなら掃除パシリが上手くできなくて文句言われるのも筋が通るが、実務教えないのにそれってなんなの?

今回、そんな小規模なところを辞めて大きな組織正社員で入ってみたら、

掃除担当は雇われた清掃員で、

雑務は総務の人がたくさんいるのでほぼない、

鍵開け等は当番制で全員が行う。

そうしたら、雑務で1日が終わるような場所とは違い、初日から業務必要知識と実際に顧客に関わる実務をやらせてもらった。

社会的価値意味のあることを最初からやれることで、仕事へのモチベーションがあがる。

コツコツと地道にこなせることで毎日ステップアップがある。

応用的な仕事も早いうちから任せてもらえるようになる。

……どう考えてもいきなり仕事教えた方がちゃんと実務ができて戦力になる。

上手く生きられない人間ほど、教育システムが備わっている大企業公務員目指した方が生きていく為に稼ぐ術なんだなと身をもって知った。

仕事なんか身過ぎ世過ぎなんだから自分性格や特徴に合わない職場に行くのは自殺行為である

ただ、周りを見て自分立場弁えることはどの職場でも大事だし、周りが見えなきゃ出世はない。

しかし、実務以外で余計なストレス溜めすぎないような場所で生きていきたい。

小規模な職場は裏を返せば上手く仕事すると唯一無二の存在になれるんだがね。

そんな特別人間になりたくもないんだ、と思ったので何事もない普通サラリーマンAとして余生を過ごしていきたい。

2017-03-24

http://anond.hatelabo.jp/20170323162129

これさぁ、うちの旦那メーカー営業なんだけど、営業以外の雑務とか書類仕事がめちゃくちゃ多いんだって

事務の人(多分派遣)もいるんだけど、全然足りてないらしい。だいたい、営業が向いてる人は書類仕事とか苦手なんだよ(偏見

営業ノルマもあるし、めちゃくちゃ忙しいし、メンタル病む人が続出。

そんな状況なのに人事だか総務だかは効果があるんだかないんだか不明研修やらプロジェクトやらをどんどん立ち上げて、更に忙しくなるという…普通に事務の人増やすとか、雑務を減らすとか、してくれればいいのに

大きな組織って世界中どこでもこうなるものなのか、それとも日本独特なのか。

2017-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20170323162129

研究教育を切り離せという意見がありますが、研究していないと教育できない(特に上位の大学では)ので、研究教育を切り離すのは難しいです。

ただ、事務職員でもできるような仕事教員がやっているというのは確かにそうで、一員としても謎なままやらされています試験監督はその最たるもの

文章作成したり校正したりという作業は、事務職員の基礎学力があって、文章推敲ができるレベルならよいのですがそうでない大学では事務職員ができないか教員がやらないといけないのかもと思ったりもします(短大で教えたことがある方はわかると思いますが、短大には日本語がままならない方もおり、でもそういう方が「エクセルができます」とか言って大学職員採用されたりする。)文科省に出す書類は分厚く大量なので、文章の読み書きになれた文系教員でないと作成したり誤字脱字を修正したりというのが難しいようです。教員が見て初めて修正された部分がいくつもありました。

事務教員パワーバランス問題もあります。私がいたところでは、事務職員が「忙しくてできない(実際は能力が低くてさばききれない)」と投げ出した仕事教員がやらざるを得ない状態でした。やらないと管理職に「あの教員が働かないから辞めさせろ」と言いに行くのです。

比較偏差値の高い大学で、大学事務職員が卒業生だと基礎学力モラルも愛校心もあり、それほど大きな問題は起きないのですが、いろいろな大学があり事務職員も多様なので、事務能力や意欲の問題からできない(やらない)で教員やらせている仕事結構あるように思います

プログラムとかで短期教員事務職員を雇用してという形で予算が出るので、教員予算をとるための書類書きや事務仕事に追われます事務職員もいろいろな人が雇われるので質もばらつきが出ます文科省予算のつけ方を変えるのが一つの解決策なのでは。

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コメントが付いたので追記です。

一時私立大で非常勤をし、ある国立大学学位を取り、ある国立大学プログラムで働いていた者の意見です。

東大は~」という意見がありますが、東大とは前提として違うところがいろいろあり、こちらも東大の状況をよく知らないので何とも言えないところがあります。ただ、東大の~研究所でも学部生の授業を持っていたり、院生指導をしていたり学振PDを受け入れたりというのを結構聞きます独立行政法人研究所バイトしていた時もありましたが、そこは研究だけしていたら良いようでいて、意外と他の大学非常勤に行っている人が多かった。教えることを通して学ぶこともあるので、研究だけ、教育だけと分けなければいけない、というものでもないのではと思います教育研究を両方やるのは別に普通だけれど、教員事務仕事生活指導のような雑務を異様に多くやるのが問題なのではと私は思います

事務事務が専門で、教員教育研究が専門なのだから教員事務仕事をやるのはおかしいというのは確かに最もで、本来はそうあるべき(かつてはそうだった)のかもしれません。ただ、現実として、試験監督文科省に提出するプログラム運営必要な分厚い書類を若手が作らされるというのはあり、それを拒否することはできません。他大ではもしかするとそのあたりの事務仕事事務の方がやっているのかもしれませんが、私がいたプログラムでは事務仕事は大量にあり、だれも逃れられない状態にありました。事務の専門を尊重してというのはやってきましたが、その事務専門性も危うく(日本語が危ういとか仕事に対する意識の低い職員が少なからずいる)教員教員の専門を尊重されることはほとんどなかった。若手の教員は次々に変わっていき、「代わりはいくらでもいるんだ」という態度を管理職から事務からもとられていて、すべてを受け入れないといられない状態でした。若手研究者が過多で足元を見られて酷使されるというのはポスドク問題とも関係してくる問題なので、文科省競争させてプログラムお金をつけるという方針であることだけに起因するものではなく、複合的に生じた問題のように思います

2017-03-22

努力」と「根性」に関する最近話題について

結論から言えば、どちらも「適切な環境」で行われないと意味がないと言う事。

学問運動は才能の有無以外では「努力」と「根性である程度、実力を伸ばして行く事が出来た訳だが仕事となるとそうはいかないのが実情である

仕事場合は劣悪な環境下で行われる「努力」と「根性」は無意味な事が多い。


人手不足書類作成雑務を一気に新卒押し付けOJT機能しない「死ね」だの「クズ」だの言うパワハラが横行する会社

新卒が「努力」と「根性」で書類作成雑務が出来るようになる、しかしメインの仕事に関しては任せられるレベルでなく窓際に追いやられて辞める。

こんな会社新卒が実行した「努力」と「根性」に意味はあったのだろうか?ない。

さっさと辞めた方が彼は3年間を無駄にしなかっただろう。

会社の総務に10年以上勤めてあらゆる雑用押し付けられる中、なんとか「努力」して社内資格を取得をした女性産休申請を行った時に言われたことが

「うちに産休制度があるが今は取らせる余裕はない、紹介予定派遣も出来るから会社派遣社員として行くか自己都合で辞めるか決めてくれ」

次の日に10年以上勤めた会社彼女自己都合で退職した。こんな会社10年以上勤めて「努力」してあらゆる雑用を処理しつつ社内資格を取る意味はあったのか?ない。

彼女は社内制度が利用されることない絵に描いた餅状態であることに早くから気づき見切りを付けるべきだった。

以上の例はほんの一部ではあるが、そんな会社社会に混じっている世の中で「努力」と「根性」を振り回す人間がどれだけ愚かかわかるだろう。

私は「努力」と「根性」と言う言葉が嫌いだ、その2つを強調する会社に限ってろくでもない会社ばかりだからだ、本来であれば労働者が「努力」と「根性」なんて必要としない

労働環境を整えることが先だとは思う。

2017-03-15

機械室で事務仕事してたら心と体がぶっ壊れた話

 三月機械室は寒いビル全体に快適な空調を提供するための機械が詰め込まれ、常に忙しく稼働しているが、地下三階のこの部屋自体は空調の対象外だ。本来人間のいる部屋ではないから当然である

 束の間静かになったかと思うと、あちらの機器が動き、こちらの機器が唸る。遥か上層まで温風を送るための、巨大な機械の稼働音。出入口の重たい鉄の扉には、騒音漏れ出しを防ぐためだろう、「開放厳禁」のプレートが貼られている。

 その扉の横には、在室者表示パネルがあるのだが、あまり意味はないのかも知れない。人がいると表示されているにも関わらず、全ての照明をオフにして出てゆく人が時々いる。後に残るのは機械が動く音と、非常誘導灯の光だけ。

 私はその、地下三階の機械室で働いていた。申し訳程度に置かれたストーブは、部屋の寒さと広さに対してあまりに貧弱で、温かいと感じたことはなかった。仕事中もコートは脱がず、ヒートテックの腰と肩と下腹部に、貼るタイプカイロを仕込む。電気ポットも電子レンジももちろんないので、温かい飲み物を一日に二本は買いに行く。それだけやっても、夕方には体が氷のように冷たくなる。大きな音をずっと聞いているためか、外に出ると全ての音が遠く小さく聞こえた。

 ここまでの文章を読めば、そういう場で働く職業の人か、と思われるだろう。だが、実際はタイトルの通りであるExcelや専用ソフトを用いた書類作成が主な仕事であり、その他コピー取りや備品の注文といった雑務も行う、私はただの「派遣事務女性」だ。機械室の奥の、気休めのようにパーテーションで区切られた広場という就業場所以外は。

 そこに常駐しているのは私一人だった。他の人は打ち合わせで外に出たり、営業所に出向いたり、同じ建物内の別の事務所仕事をしていた。

 ただの事務のくせに、スマートフォンは常に手元に置いていた。心証が悪いのは分かっていた。それでも手放せなかった。一人きりで機械室に置かれた心細さも多分にあったが、在室表示を見落とした誰かに照明を落とされてしまったら、光源は非常灯とパソコンモニターだけになる。そうなると私はスマートフォンLEDライトを点けて、機器の間の通路を通り抜け、自分で照明スイッチの所まで行かなくてはならない。そういう事態が、一日に三度は発生する。昔、自分懐中電灯を持って歩くお化け屋敷に入ったことがあるが、今は何故あんものお金を出していたのかと不思議に思う。機械室に、脅かしに来るお化けはいない。誰も居ない。こちらの方がずっと怖い。

 そんな環境で三日ほど働いた。たったの三日。その三日間で、私の心は駄目になった。四日目の朝、起き上がれなくなった。


 目は覚めているのに体が動かない。スマートフォンの目覚ましアラームが鳴っている、うるさい、止めなければ。頭では分かっているのに、全身が鉛のように重く、手を伸ばすのも一苦労だった。起き上がることはもちろん出来なかった。

 毛布にくるまったまま、体調が悪いので休みます、と派遣元派遣先にそれぞれ電話を入れた。そのまましばらくぼんやりしていた。食事を摂るべきだと思い至って、ベッドの上を這い、落ちるようにして床に降りた。その姿勢のまま、壁を見つめて泣いた。

 休むつもりなんかなかった。少なくとも昨日の終業の時点では。テキスト形式のToDoリストに、明日作業に使うはずのファイルパスを貼り付け、紙の資料は机の上に出しておいた。温かい飲み物を毎回買うのはお金がかかり過ぎると思い、買い物リスト魔法瓶と書き込んだ。小腹が空いた時のための飴のストックも、どの職場にも持ってゆく自作マニュアルも、引き出しの中に入っていた。明日もここで仕事をするのだと信じて疑わなかった。

 最後の一藁が積まれたのは、おそらく退勤後、帰りの電車に乗った時だ。運よく空いた座席に座ることが出来た私は、鞄から文庫本を取り出したものの、読む気になれず膝の上に置いてしまった。凍え切っていた体が、車内の暖房に温められて緩むのを感じた。それを自覚した時、ああ、今の私はホームレスの人みたいだ、と思った。

 ローカル現象かも知れないので補足しておくと、私が利用している普通電車には、時々ホームレスが乗ってくる。全財産であろう荷物を抱え、申し訳なさそうに体を縮めている。彼らが乗ってくるのは、決まって冷え込みの厳しい早朝や深夜だ。深夜営業マクドナルドも、地下街もない田舎から、初乗り料金の切符を買って電車の中で暖を取るのである

 彼らのほとんどは、きっと悪いことをしたわけではないのだろう。好き好んでそうしているわけでもないのだろう。私も同じだ。それなりに一生懸命やってきたつもりだった。そうして勝ち取ったものが、この労働環境と、冷え切った体だった。

 心の背骨が、音を立てて折れた。


 たった三日で、と書いたが、実際はそうではない。実は夏から、私は似たような環境で働いていた。

 そこはとあるビルの、やはり本来機械室で、冷房機器がなかった。もちろん窓もなく、日差しに焼き殺されることこそなかったが、這い上がってくる湿気に蒸し焼きにされるような、座っているだけで体力を削り取られるような環境だった。

 体調を崩して病院に行くと、熱中症と診断された。冷房を付けないと体に毒ですよと医師に言われ、冷房機器自体職場にないと伝えると絶句された。月の医療費は一万円近くに上り、休んだ分の給与はもちろん出ず、家計は逼迫した。冷房なしでも平気な鋼の肉体ではない私が悪いのか、と理不尽に感じた。

 それでも働き続けたのは、頑張れば良くなると信じていたからだ。冷房は今手配してるから、という雇用主の言葉を信じていた。臨時事務所と言えどここまでひどいことはそうそうない、とも聞かされていた。認められれば営業所への配属も叶うと思っていた。結局、夏も終わる頃になって馬力不足のエアコンが付いた。そんなものが要らない秋が来て、防寒着とカイロヒートテックで武装するしかない冬が来た。

 なんとかそこでの仕事を二月いっぱいまで勤め上げ、三月からの配属先も機械室の臨時事務所だと聞かされた。今度はきちんとした事務所でしょうね、と私は確認した。ちゃんとした事務所体裁になっている、という言葉を信じて、契約更新書類に判を押した。

 ちゃんとした事務所

 机とパソコンが置かれ、電話通信環境さえあれば、それは「ちゃんとした事務所」ということになるのだろうか。パーテーション暴力的に乗り越えてくる冷気と騒音は、ないものと見做すのが一般的なのだろうか。私には分からない。

 ただ、体を壊し、薄給にも耐えて、それでも次は良くなると信じて頑張った結果がこれか、と絶望を噛み締めるには十分だった。新しい事務所環境も、三日間という時間も。


 仕事に行こうとして起き上がれなかったあの日から一週間、ずっと泣いて過ごしている。正確に言うと、何をしても涙が出て止まらないのだ。あの機械室で過ごした時間よりも、自室の壁を見つめて泣いている時間の方が長いというのはどういうことか、自分でもおかしいと思う。

 年甲斐もなく泣きじゃくりながら関係者電話をして(泣き止んでいる時間ほとんどないのだからやむを得まい)、とりあえず休職することが決まった。仕事休みになったらやりたいと思っていたことは沢山あったはずなのに、旅行はおろか、買ったままになっていた本を開く気力もまだ湧かない。せめて気持ちを整理しようと、布団に潜り込んだままタブレットを使ってこの文章を書いている。


 まだ耐えられる、という考え方は危ない。自分限界と、改善の時期を正確に見極められるのならその限りではないが、少なくとも私には無理だった。まだ働けると思っていた。自分限界は、思っていたよりも小さかった。

 雇用主の人は、どうか労働環境に気を使って欲しい。口では耐えられると言いながら、無自覚ダメージボロボロになっている、私のような人もいるかも知れない。同じ環境に置かれても、年に八百万円貰っている管理職と、四百万円貰っている社員と、二百万円貰っている派遣社員と、仕事が大好きで報酬なんか気にならないという人では、耐えられる限界がそれぞれ違う。

 もし望まずに似たような環境に置かれている人がいたら、出来れば逃げて欲しい。次の仕事も見付けられていない私が、逃げても大丈夫だよ、とは到底言えないから、「出来れば」としか言えないのだけれど。朝から晩まで涙が止まらず、食べ物を買いに出れば道行く人や店員にぎょっとされ、転職活動をしようにも履歴書に貼る写真が撮れない、自分の好きなことも楽しめない、友人から電話を受けてもロクに話せない──こんな状態になるくらいなら、もっと早く逃げておくべきだったのだと思う。


 涙が止まったら、仕事を探しに行くつもりだ。最低限の空調機器の備わった居室で働かせてくれる転職先が、見つかるといいのだが。


【同月16日23時 追記】

 勢いのまま書いて投稿したものに、多少の加筆修正を行った。面白くもない話題の長文なのに、予想よりもブクマ数が多くて驚いている。目を通してくださった方、ありがとう。その程度で休むのか、とのお叱りも覚悟してコメント欄を開いたはずが、今は世界の優しさを痛感している。

 子供の頃の夢は作家だったので、文章力を褒められたり、覆面作家じゃないかと疑われるのは面映ゆい。私が本当に作家だったら、有名なジョークよろしく「良かった、可哀想派遣社員はいないんだ……!」となって、それはそれで良かった気もする。

 現実の私は、ボイラー技士の資格は持っていないが、その類の業界の専用ソフトの扱いに慣れている。派遣会社業界経験者優先で仕事を紹介するし、少人数の臨時事務所特に教育不要経験者を欲しがるわけで、私が同じ業界の似たような職場に続けて派遣されたのはさほど不思議なことではない。


 この労働環境が法に触れるものであることは、私も承知している。ただ、同じ事務所に出入りする他の社員たちは、不満は言っても我慢は出来るという様子だった。性別給与も、滞在時間も違うのだから仕方がない。

 私が一人で告発したとして、正社員ならふてぶてしく居座ることも出来るだろうが、派遣社員場合はそれが原因で(表向きは「経営上のやむを得ない事情」で)即座に切られる可能性がある。自分就業中にはとても出来なかった。逆に今の私は失うもののない身なので、後任が同じ目に遭う前に一言言っておきたいとは思っている。

 本文中にも書いた通り、もしこれを読んでいる中に環境を作る側の人がいらしたら、少しの配慮をお願いしたい。この記事へのブクマコメントだけでも、「私より辛かったんじゃ……?」と思うような書き込み複数あった。それらは全て、改善されるべきものだ。改善出来ない立場の人は、どうか自分の身と心を守って欲しいと願う。


 幸いだったのは、今回の派遣先短期契約で、私も近々次の仕事を探す心積もりであったこと。転職情報を集めたり、職務経歴書を作り始めた矢先だった。自分の心が折れたのは計算外だったものの、少し休んで五月くらいに次の仕事を見付けられれば大体予定通りだな、と結構気楽に構えている。

 収入が絶えることだけが不安だったので、傷病手当金を貰える可能性があると教えて頂けたのは助かった。貰えないとしても、自分メンタルケアのためにも明日病院に行くつもりだ。


 名も顔も知らぬ私の文章を読んで、心配してくれる人がいる。それだけで心が軽くなった。本当にありがとう

 ストレス要因はなくなったので、たっぷり寝て美味しいもの食べて、あとはジョギングしてプール行って本読んで映画観てカラオケに八時間くらい篭もれば回復すると思う。今はまだ泣いてるけど。私の今後のことは、どうかご心配なく。

2017-03-09

品質問題

明らかに他より作業負荷の大きいグループしかサビ残)で問題が頻発している

ここで普通の神経の持ち主なら、人数を増やす仕事量を減らすべきだと考えるだろうが

ブラック企業事なかれ主義の最悪の融合がもたらした答えは

品質保証名目雑務工程に組み込んで余計に作業量を増やす」であった

もちろんそんなことで問題が無くなるはずもなくかえって悪化した

品質保証って一体何なんだろうね

2017-02-06

個人事業主で在宅って家政婦みたいなもんなのか?

20サラリーマンしてきて、数年前に独立した。

売り上げは当時の半分だけど、年々右肩上がりだし頑張ってる。

夫がいる。夫はサラリーマン

でも、在宅って(Web仕事からほぼ在宅)、家事やって当然って思われてるんだよね。

サラリーマンの頃はさ、家事分担が当たり前。できる人間がやる。

(ただ、犬の散歩はなぜか自分毎日早朝やってたんだけど)

でも今は

宅配便くるからよろしくね。」

一応在宅の時間確認してくれるけど、その間トイレにも行けない、

集中してたり客先と電話したりしてるとピンポン気づかなかったりでれなかったりする。

からピンポンを気にしながら、気が散っても良いような仕事だけする。

洗濯物を取り込んでたたむ。

ゴミ出しする。あとなんか色々雑務

作業が途切れ途切れで効率が悪い。

そして夕飯の支度。

これは「気にしないで仕事しててくれていい」と言われてるんだけど、

気にしないで仕事続けていると明らかに機嫌が悪い。

「俺は疲れて帰ってきてるのに」的なのが見え見え。

自分サラリーマンの頃はこんなことなかった。

別に兼業主婦になるために独立したんじゃない。

あなただって、売り上げあげてくれって言うでしょう?

サラリーマンよりも在宅は舐められてるのか?

ノートパソコンを買ったかもっと外出しろって?

だったら早朝に犬の散歩に行ってくれ!

確かにサラリーマンサラリーマンなりの苦労があるよ。

対人ストレス半端ないし、自分は戻りたいとは思わない。

だがな、個人事業主サラリーマンとは違うストレスがある。

誰かに言われたことをやれば良いというわけではないし、

常に自分仕事を生み出さなければならない。

それが、やっと「うまくいってきた!」っていうところで

夕飯の支度をしなきゃならなかったりで中断されたりとか…。

趣味程度で、とか扶養範囲内で、とかじゃないんだから

もう少し、もう少し協力してほしい。

あと、こっちだって苦労してるんだから、仏頂面はやめてくれ。

これだって、私がサラリーマンの頃は気を使ってくれてただろう?

サラリーマンはえらくて、在宅はお気楽だと思ってるのか?

私がサラリーマンに戻れば気がすむのか?

こっちだって苦労してるんだからさ、頼むよ。

2017-01-30

なんだか各所でPTA関連で騒がれてる。

http://anond.hatelabo.jp/20170127224355

http://nemurenai-same.hatenadiary.jp/entry/2017/01/29/215244

ぶっちゃけPTAって名前共通しているだけで学校毎に別組織なんだから、一括りにして話が出来るもんじゃないだろうって思うんだけど。

うちの子どもが通う学校PTAについて俺の雑感を書いてみる。

is

一応現職のPTA副会長

実態行事等の実働担当で、計画やら何やらの部分は他役員に丸投げ。

定例会なんかも時間に都合が付けば出るレベル

話が来た時点で「行事等の実働をお願いするので、話し合い等は来なくても構いません」と言われてるのでそれに甘えている形。

PTAの主な活動

あくまでうちの子どもが通う学校PTAの話、という前置きをしておく。

基本的活動を列挙するとこんな感じ。

特にモンスターペアレント」という言葉が広く知られるようになってから学校側に意見を言いづらく感じる人が多いらしく、結構な数の相談事が持ち込まれているようだ。

学校側に意見を挙げるだけでは解決の見込みが薄い問題についてはPTAから人員を割いて対応に当たるケースもある(センシティブなケースなので詳細は省く)。

PTA活動って仕事しながら出来るのか問題

で、これらのことを執行部の総数30名、各部役員を合わせて100名程度の役員でやっていく。

行事のことをやるだけなら仕事してる人でもどうにかやれる分量なんだけど、色んな雑務を合わせるとまず無理。

事実役員の半数以上は専業主婦の人(うちのPTAには専業主夫はいない)が頑張ってくれてなんとかなっている。

会議は平日夜や休日昼間に行うことが多いけど、学校意見したり校外活動時の立哨なんかは平日昼間に時間取れる人じゃないとやれないからね。

平日昼間に時間を取れない人は、その分休日に行われる行事等の仕事担当して負担分散していて、今のところ不満は表には出ていない模様。

全部を役員で賄うのは無理なので、PTA会員からボランティアを募る。

うちは1家庭あたり最大年2回のボランティアをお願いしてるけど、正直言って必要数に全然足りない人数しかまらない。

そら誰も面倒なことはやりたくないよな、って思うんだけど、運動会運営補助やら大掃除の実働要員程度はともかく、校外活動に関することは人が足りないと最悪中止になるので、子どもたちのためにと自治会なんかにお願いしてどうにか人数を揃えている。

うちの地域はクソ田舎から共働き世帯はそれほど多くないんだけど、それでも集まらないので共働き世帯が多い地域PTAもっと大変なんだろうなと思う。

お金問題

PTA会費は各PTAでバラバラだけど、うちの場合一世帯あたり年間1,500円の負担をお願いしている。

ただ、児童数の減少に伴い各種補助金を受けても賄いきれず、ここ10年ほどは赤字が続いている。

一応児童数が多かった時期から続く保留金があるのでそれを切り崩しながらやってる状況だけど、あと数年すれば保留金も底をつくという状況。

で、お金が足りないなら会費上げればいいじゃないかっていう案も当然出る訳だけど、会則を変えなきゃいけないので会則に従い全会員数の2/3以上の承認を受けなければならず、未だ会費を上げることが出来ずにいる。

じゃあ支出を抑えるために活動を改めるか?となると、会員から「それをやめるなんてとんでもない」みたいな意見がぶち上がって来るのでなかなか進まない。

ここ数年で幾ばくかの改善を行えたらしいけど、赤字である事実は変わっていないので若干延命出来たか?っていう程度。

一応寄付金も常時受け付けてるし、年数回行ってる総会での会計報告でも赤字であることの報告と寄付のお願いをしているけど、俺が把握している限りでは寄付は一度もない。

そんな財政状況だけど備品管理はちゃんとやらないといけない訳で、そこでベルマークが登場する。

各家庭に金銭負担をお願いすると不満が多く出るけど、ベルマークであれば金銭負担がないからかそこそこ集まるので、ベルマークの積立金で備品の補充を行ったりする。

ベルマーク運用も多分学校ごとに違うんだろうが、うちの学校ではPTAが完全に管理して、学校から相談があればPTAから寄付という形で学校側に贈られる(一定数の会員から承認がなければ行えないシステム)。

ベルマークなんて集めずに寄付したい?どうぞどうぞPTA役員としても現金で貰えるなら助かります。本当に寄付してくれるんならな!

強制加入とかクソ

うちも例に漏れず加入届はなく、加入する意志がなければ非加入届を出す必要がある。

ただこれについては入学前の説明会説明して、説明会不参加の家庭にも明記した資料学校から配付してもらい、一応任意加入の団体である体を整えようとしている。

任意加入の体をちゃんと取るなら加入届を提出する方式にしては?」という意見も毎年出ているようだが、じゃあその加入届を誰が処理すんの?個人情報管理は?ってなって誰もが沈黙している状況。

非加入者の児童名だけ管理しておいて、会員の住所や電話番号等は一切管理せず徹底して学校にお願いしてプリント配布や連絡網で伝えてもらうことで管理の手間を省くシステムで長く運用されているので、人手のことを考えたらまぁ仕方ないのかなと俺は諦めている。

PTAなくなったらどうなるのっと

多分何だかんだなくてもどうにかなるんじゃないかとは思う。

というのも、子ども健全育成を目的とした地域団体は他にもあるため、PTAがなくなっても多分それが似たような立ち位置に立つんだろうなと思ってる。

うちの地域で言えば俺もぱっと2,3団体思いつくし場所によってはもっとあるんじゃなないのかな。

逆にPTA以外にそういう団体がなかったとしても、きっとそのうち似たような団体が作られるんじゃないだろうか。

2016-12-08

退職エントリ博士進学を考えるあなたに送る、進路に関するあれこれ

博士をとってから大学博士研究員として1年ほど働いたが、先日、民間企業から内定をいただいて大学を去ることになった。転職活動をする中で思ったことを書き残しておきたい。自分と同じ程度に何も考えず、ちゃらんぽらん博士課程に進もうとしている人の参考になればよいと思う。

1.スペック

男29 バイオ系 医学研究科所属(non-MD) 特筆すべき業績は無い

いわゆるピペド的な分野だけど、医学系に所属していたことが就職プラスとなった模様。

2.ポスドクを辞める理由

一般的基準で言ってブラック職場だったから。

1日6時間勤務で時給1670円。つまり日給1万円。額面20万程度なので、手取りは16~17万ほど。残業手当休日出勤手当についての規定はいろいろ事細かに書いてあるが、残業休日出勤存在しないことになっている。生物相手仕事なので6時間の中で全ての仕事を収めることが不可能である場合によっては夜中に始めなければいけない実験もある。また、生物には曜日関係ない。大学院生の頃、研究室に行かない日は年10日ほどだった。卒業前、ポスドクになってもそのペースで仕事ができると思っていたのだが、お金をもらう身分になるとそれができなくなった。給料が発生しないのに研究室に行くことが馬鹿らしくなってしまった。こういうことを言うと、休みがほしいと言ってるようでは研究者に向かない、と言われたりするのだが、そういう問題ではないだろう。だって、こちらは契約書を交わして雇用されている身分なのである。そういう意味では民間企業で働く人と同じだ。上の言い分がまかり通るなら、サービス残業ができないような会社員だって、その会社仕事に向いてないと言ってよいことになるのではないか。少なくともこれまではてブ等で言われてきた基準から考えれば、即退職すべき職場と言えるはずだ。

これはうちの大学だけの問題ではなく、どこの大学でも聞いてみると似たような人が居る。教授たちはポスドク生活について特になんとも思っていないし、月20万も出してやれば逃げていかないと思っているらしい。「サイエンスサティスファイ」していれば飲まず食わずでやっていけると思っているのだろう。

それでも、百歩譲って、自分の好きな研究をしているなら、お金をもらわずに働いてもまだ納得がいく。しかし、雑務に追われて研究ができない大学教員同様、ポスドクも上でオーバーフローした雑用をこなしているだけで時間が過ぎていく。毎週末出張に行かされたり、インターン学部学生の面倒を見たり、他大学学生スタッフ技術指導をしたり、シンポジウム運営を手伝ったり、種々の書類を書かされたり、というのが日々の業務である。それでいて、世間からは、研究者なんて劇団員とか芸人とかそういう類なのだから待遇が悪くても仕方が無いだろう、お金がもらえるだけいいでは無いか、というようなことを言われるので腹が立つ。

3.ポスドクから転職活動

活動期間はトータル4ヶ月。ただそのうち一ヶ月半ほど忙しすぎて何も動けない期間があった。覚えている限り、13社応募した。うち、3社は転職エージェント音信不通になった。2社は転職エージェントから応募を断られた。残りのうち、4社は書類で落ちて、4社で面接に呼ばれた。最終的に2社から内定をもらった。

専門知識が活かせそうな職であれば、研究職、非研究職に関わらず応募した。そのため、最初は何がやりたいのかもはっきり固まっておらず、書類審査に通りにくかった。後半は、希望業界職種が絞れてきたことと、求人から書類審査に通りそうなものがある程度わかるようになってきたので、思ってたよりもあっさり終わった。

巷では博士まで行くと就職が無い、特にバイオ系は終わっているというような話が多かったので、活動を始める前は心配していたが、別にそんなことはなかった。ただ、研究職に絞っていたらそう早く決まらなかったかもしれない。自分実験技術ニッチ職人芸で、企業研究で活かせるかというと微妙だったし、業績も研究職を目指すには寂しいので書類選考がかなり厳しかった。それに、やっぱり分子生物学を直接活かせる分野はまだそんなに無いというのも思った。

博士課程で身につけるべき専門性スキルは、研究以外にも活かせる道があると思うので、研究以外のことにも興味を持てる人だったら、博士まで出たからといって特に就職で不利になることはないと思う(能力的に博士として平凡な人でも)。

4.博士進学すべきか

私は博士進学したことを全く後悔していない。ポスドク期間は精神的につらかったが、大学院生の間は、研究を通じてエキサイティング経験ができたと思う。

博士を取るのは、学士修士に比べたらかなり大変ではあるが、その分、達成感がある。私は基礎研究分野なので、その視点に絞って言うが、博士というのは世界で初めて誰も到達してない場所まで登り、そこから新たな景色を見せることができた人に与えられる称号だと思っている。博士課程で行う研究なんて、そうたいしたものではないけれども、でもどんな小さなことであれ、世界で一番になる経験というのはなかなかできるもんじゃない。だから、もし学部修士課程研究面白いと感じているなら、その先の山まで登ってみることは悪い経験にはならないと思う。

もちろん、リスクデメリットはいろいろあるし、向いている向いていないもあるけど、条件が合えばリスクは限りなく小さくできる。博士課程に進学しようと思ったらお金必要であるが、親から全く援助が受けられなくても、プラス収支で博士課程を卒業することは不可能ではない。最近貧困の原因になっているとも言われている学生支援機構奨学金だが、大学院で借りた奨学金3分の1の確率で半額または全額が免除されることはあまり知られていないのではないか免除されなかったら大きな借金を背負うことになるのでハイリスクな賭けではあるが、単純なギャンブルではないので勝率を上げることはできる。免除される枠は大学ごとに割り当てられているので、学内相対評価で勝てれば良い。背伸びして良い大学院に入ると大変かもしれないが、小さな大学アクティティの高いラボに入れれば免除される可能性はかなり高くなる。私もこのパターンで、日本全体では平凡な大学院生だったと思うが、所属大学では上位に入れた。それから最近お金を出してでも学生を囲いたい大学院もあるから、この辺をうまく使えればお金がなくても進学は可能である卒業後の就職のことに関しては上に書いたとおりである。実感として、そんなに不利だとは思わなかった。研究を続けるか別の道を歩むかの決断はあるかもしれないが、仕事を見つけること自体は難しいことではない。

優秀な人が将来の懸念から博士過程を避けるようになっているという話をよく聞く。それがどの程度本当なのか私はよく知らないが、本当だとすれば残念なことである。真に優秀な人はおそらく研究者として残っていけるだろうし、別の道を探すことだって難しくはないだろう。重要なのは進学前の情報収集だ。良い指導者(色々な意味で)に出会うことは極めて重要である

5.学術界に言いたいこと

それはそうと、博士課程を卒業した後、ポスドク待遇は酷い。なんなら、学生のころよりも生活が苦しくなったりする。私の待遇でも、社会保険厚生年金に入れるだけ全体としてはマシだと言われるようなレベルである

博士まで取った人なら、仕事くらい自分で見つけてこられるだろう。だから別に今いるポスドクをみんな救済しろと言いたいわけではない。ただ、せめてルールくらい守れと言いたいだけだ。大学予算枠の規定で仕方がないのか知らないが、秘書実験補助員と同じ枠でポスドク雇用し、ポスドクにだけ特別暗黙のルール適用することはいい加減やめた方がいい(秘書実験補助員は定時で帰るし、定時で帰れるように配慮される)。本来研究者時間給で雇うのが間違いなのだが、全員を正規雇用できないというのもわかる。だから正規雇用されなくてもいいから、パートタイムで雇うならその規定をきっちりと適用してほしい。そんな中途半端研究者は要らないと思うなら雇わなければいい。自分だってボスからポスドクとして残ってほしいと言われたから残ったのである必要だと思うなら、必要性に応じてお金を出せばいいし、出せないなら逃げられても文句は言わないでほしい。

6.まとめ

大学院は超エキサイティングだったが、ポスドク待遇が酷いため研究をやめることにした。

博士進学および研究人生を賭けた博打であり、勝つためには運が多大に必要であるしかし、単に運だけで決まるわけではない。そこそこ得たいものを得て降りることは可能である研究過程を楽しく思えてかつ優秀な人には博士進学を勧める。

2016-12-05

ブラック企業死ね」が理解できない

そんなに嫌だったら転職すればいいじゃない。

憲法には一つの企業就職したら絶対に定年まで勤め上げなければならないなんて明記されてないし、法的にも何も強制してないし、それどころか職業選択の自由日本は認めてんだからさ。

役員役職を与えたいほどの技能習得していたら諸手を挙げて受け入れてくれる企業だってあんじゃん。

あるいは自分起業したっていい。

もしあなた特筆すべき技術も有していなくて、ただの社会の徒食者のような人間であるのならば、受け入れてくれる企業があるかは知らないけどね。

そりゃ主義主張ばかりが強くて、何の苦労もしなくて社会保障制度を蝕んでいく人間なんて、どこの企業お断りだろうよ。

断られたとき自分を呪うか、自分がその程度の人間なんだときちんと認識して受け入れてください。

考えてもみてよ。

全く知らない人があなた会社で「帰る家もお金もない…助けて」と声をかけてきた。

かわいそうだからという理由で受け入れたら、投資のために貯めていた内部留保を毟り取られるんだよ。

かといって、その人は労働をするわけでもなく、ただ会社の中で腹が減った、娯楽が欲しいと大声で叫び続けるんだ。

しかし、その人が営業上手でどこかで稼いできたり、あるいは積極的特許を取ったり、雑務を協力的にしてくれるんだったら、受け入れて良かったと思うんじゃないかな。

そもそも営業上手で稼げるレベルなら、誰かに頼ることはしないのかもしれないけどね、つまりそういうことだと思う。

個人的には電通は十分すぎると思っている。

私程度の百数十時間程度の残業で、一体何人の労働時間補填できるんだろうと考えときがある。

社屋などのランニングコストを考えたら、もしかしたら数人にも及ばないかもしれない。

その社屋を使って営業にも行くだろうし、接待にも出るだろうし、飲みにも行く。

海外赴任ベトナム)の経験から、雨が降ったあとに外を出歩いても泥で裾が汚れないというだけでも、かなりありがたいと思っている。

そもそも論なんだけど、何でそんなに企業固執してんの?

ブラック企業就職して、食べていく道を選んだのは君たちが選択した結果でしょ?

だれもブラック企業就職しなければならない、毎日6時間残業しなさいと強制したわけじゃない。

例えば優良企業で働きたかったら、グーグルかどっかに就職して、将来はストックオプション行使して数億円くらい取得したらいいじゃない。

それがダメかどうかはグーグルが決めることで、グーグルにとってあなた従業員として受け入れる価値があるかは知らないよ。

それで断られたら「グーグル死ね」とでも言うのかしら。

しかしたら、私は「ブラック企業死ね」という人のことが理解できないのではなく、理解したくないのかもしれない。

私は電通が好きだ。

から電通に帰ってきたし、電通に骨を埋めたいと思う。

そうであるからこそ、私は電通を良い方向に変えていきたいと思う。

さな個人ではあるけれど、もっと働きやすい良い企業にしたいから諦めたくない。

確かに斜陽企業なのは間違いはないと思うけどね、働きやす企業を作る可能性はゼロじゃないよ。

それでも「ブラック企業死ね」と言われるのであれば、それは私に対して「死ね」と言っているものと同様であることを知って欲しい。

他人に対して容易に「死ね」と口にする人ほど、関わりたくはないと思うし、恐ろしいものはないと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20161204222654

2016-12-04

察してくんの夫に疲れた

私が犬の散歩から帰ってくると、夫が起きて犬の餌の準備をしていた

これはもうずっと決めていること。朝は私が散歩に行き、夫は餌の準備をして食べさせる

その間に私は朝食をかきこみ、あらかじめ分担を決めた家事をする。

いつも通りのはずだった。夫が「なんでご飯食べてんの?」というまでは

「俺は疲れてるのに休日なのに無理やり起きてきたんだぞ。」

「あ、そうだったの、じゃあ餌やっとくし(夫がやる予定の)洗濯もやっとくから寝てなよ」

「もういい!(持っていた餌の容器をもぎ取り犬に優しく話しかける)」

なんとなく朝食を食べているとサボっていると思われる気分になり、先に担当分の家事をした。

すると夫は「怒られたときだけそんなことしても無駄なんだよ」

私はなるほどと思った。夫は疲れている。疲れているから眠っていたかった

けど「疲れてるから朝の家事やっておいて」とは言わず「すべて察して俺に気を使え」と伝えたかったんだ

これはいわゆる察してくんではないかなあ、と思ってモヤモヤして書いた

このひと、もし部下をもったら仕事のできない上司になりそうだとも思った

家事など雑務なのだから、終わらせればなんでもいいのに。今日休みいから代わりにやってと言えばいいのに

家事を終わらせるという話のはずなのに、俺の機嫌を損ねるなという文脈にすり替わっている

から怒られた、とかい表現が出てくる

なぜこんなことで対立せねばならないのか

ああ、モヤモヤする

2016-11-17

国立大学法人ブラック企業化しはじめている件

ちょっと前に、河野太郎さんが大学運営交付金研究費云々のポスト投稿していた。

それと少し関連する内容をつらつらと書きます

書きなぐっているので、読みにくいと思うけれど、許してね。

あと、具体的な数字を調べてない(まあ、知ってても増田には出せないけど)ので、体感と伝聞の話になってしまう。これまたごめん。

進む国立大学ブラック

僕はとある国立大学研究助手をやってるんだけど、まあ一言で言えばタイトル通りです。

研究助手という立場なのに、雑務に追われて今年度は殆ど研究ができていない。任期までに何もできず娑婆に放り出されてしま未来が、かなり現実味を持って見える。

なぜか。単純だけど、現場人員は減らされ、逆にやるべき仕事は増え続けている。

それに尽きる。

助教助手職員はこの10年で減り続けている

10年ほど前、僕がホヤホヤ学部生だったころには、所属学科10人の助手がいた。

それが今自分助手立場になってみると、8人まで減っていて、来年度にはさらに一人減って7人になるという。

助教は2人いたのが、今は1人。(教授の数は変わらず。)

事務方職員も減ることはあっても、増員している雰囲気はない。

でも、仕事は増え続けている

上述の通り、教員職員の数は減り続けているのだが、仕事比較にならないほど増えている。

国際的なアレ。

オリンピック意識しているのか、スーパーグローバル大学云々の流れのせいなのか、わからない。

しか雰囲気として、2020年ひとつの節目に、どこの大学も国際化を目指している。

海外大学から教員招聘海外提携大学との共同プロジェクト、視察、講演等々…以前と比較して、海外と関わる仕事ビックリする程増えている。

しかし…笑い話にもならないが、英語が流暢といえるレベル教員殆どいないので、英語が堪能な若手の助手通訳仕事が降り掛かってくる。

また、そういったプロジェクトが増えれば増えるほど企画書報告書運営、準備等々の雑務が、プロジェクトごとに発生する。

そういったプロジェクトには予算も発生するが、人員が増えるわけではないし、使い道も限定されているので、正直に言うとただ単に大変なだけだ。

大学運営する為の金を稼いでね的なアレ。

文字通りです。教員研究するためのお金を、瑣末な仕事で稼ぐ必要があるが、そのお陰で研究する時間ガンガン削られる。

タイム・イズ・マネーとは、なんという皮肉の利いた金言か。

産学協同プロジェクト地域とのプロジェクト行政とのプロジェクト。こういうのも昔と比較して増え続けている。

「今年は去年よりも更に忙しくなった。ヤバい、なんとかしないと」

これはウチの科の教授セリフだが、去年も同じことを言っていた。

ボジョレー・ヌーヴォーかよ」と思うところだが、体感的には年を追うごとにマジで忙しくなっている。

ていうかボジョレー・ヌーヴォー日本国立大学を見習って欲しい。

結果として、ブラック化しはじめている

兎に角、どんどん忙しくなっているのに、人員は減らされ続けていて現場疲弊している。

ただ非常勤だろうが常勤だろうが、教員給与は固定されているので、残業すればそれすなわちサービス

週によっては毎日終電近くまで仕事していることがある。常態化してないだけマシだが、殆ど雑務だ。研究ではない。

また事務職員の離職率は異常に高く、年度初めにいた人が次の年度末を待たずに消えていることは少なくない。っていうか枚挙にいとまがない。

で、一人あたりの仕事量が増える。結果、鬱で休職する人も珍しくなくて、それでまた一人あたりの仕事量が増える。

事務に行く度に、死んだ目をした人びとと「忙しいっすね〜」と挨拶するのが最近の日課だ。

河野太郎さんのデータだと、別にガッツリ予算が減っているわけでは無いらしい。

あのポストを読んで以降「だとするとこの現状はなんだ?」と思うようになった。

まだまだブラック企業惨状には及ばないと自覚はしているが、年々近づきつづあることも明確だ。

はー…なぜ日本に生まれたんだろうか。

2016-10-31

こんな糞上司のどこがいいんだ。

http://anond.hatelabo.jp/20161027142849

非実在案件乙。

「ぼくがかんがえたさいきょうのじょうし」がどんなものかは理解したが、中間管理職はそんなに甘くない。正直1から10まで見事に理想真逆のことしか書かれてない。部下から見た理想と、中間管理職理想が、どの程度かけ離れてるか。こんなに酷い上司像が1500ブクマ共感されてしま現実恐ろしい恐ろしい

これから書くことは、「何もわかってない若造がエラそうな口叩きやがって」って新橋の高架下で安酒あおって上から目線講釈をたれてる40歳中間管理職、という設定の「妄想」だ。決して現実ではない。非実在フミコフミオ。でもEDじゃないよ。あ、XVIDEOSは大好きです。

あ、あと、社畜自分の頭で考える事が出来ない大脳が壊れた豚とか、起業起業!さっさと瞑想しばくぞ!とか、そういうのはいらないのでお帰りください。帰れ。

初めて上司になって1年が経った

酷い。タイトルから臭い。30歳営業自分のこと「上司になって」とか表現してるのは社会人としてどうよ。「管理職」とか「部長」とかだろ。年齢自体フェイクか?

かいところまでとことん効率

あー、効率大事だよねー。大事大事

アナログで書いたり打ったりしていた書類

この手の効率化は大概自部署だけで収まらない。裏を返せば影響範囲が自部署だけの効率化なんてたかが知れてる。

書類関連のデジタル化なら、関連各所に問題提起し、打ち合わせを重ねて書類フォーマットを詰めて、フォーマット変更で影響を与える他部署に筋を通す。書類の種類によっては法務とも相談。無事デジタル化に至った場合は、関係部署説明、規模によっては資料作成し社内説明会を開く。

この中で君の仕事は、問題提起効率プロジェクトメンバー選定、他部署上層部との調整、説明会での背景説明までだ。管理職として一線を退いた以上、具体策は現役に任せる。ツメが甘いなーと思っても、どうしても納得いかないところ以外は一歩ひいて我慢する。細かく指示を出すのはNG裁量はやる気の源。自分が部下だった時を思い出せ。

その他の細かい事は部下の仕事になる。それだけの負荷を部下に与えて尚、トータルでの効率化が達成されるという信念をもって、上層部の説得や外部折衝を根気よく続ける。重要なのは、その信念を誇示し続けて、チーム全体の効率化に対するモチベーションを保つこと。

こんな時代になっても尚アナログだったものは、大体面倒臭い理由がある。関係各所の都合の調整。つるし上げ。吐くほどの高負荷。板挟み。上層部は「効率化!効率化!」と簡単に言いやがる。いざ終わってみるとデジタル化って意外に成果が出ない。大概の場合アナログより制限が多くなるので管理は楽になるけど、現場は使いにくくなる。しまいには昔の方が良かったとか言い出しやがる。きっつー。

あ、フィクションからね。これ。

せめてエクエルでと関数マクロを組んでその人が理解するまで家庭教師みたいに一緒にやった。

アウト。管理職業務エクセルシートを作成するのは完全に悪手。もし不都合があったとき、部下は上司メンテナンスを依頼するのか?自分が依頼した修正で居残っている上司がいる状況で、君は先に帰れるか?結果、メンテナンスは部下に任せる事になるが、他人の作ったエクセルシートのメンテナンスがどれほど苦行か。

この場合、どんなに自分で作りたくてもエクセルシート作成は部下に任せて、自分問題点を伝えるのみにとどめる。なぜか知らないが、エクセルシートって、若手で作りたくてうずうずしてる奴が一人くらいいる。重要なのはそういうのが好きそうなメンバーを見極める事。うまくハマれば、多少細かく指示し出しても、めっちゃ楽しそうに仕事してくれる。まぁ、これはメンバーに恵まれた感あるけど。

あ、フィクションからね。これ。

(追記;もし仮に文章下手で「関数マクロの使い方を教えた」って意味で書いたんならもっと酷い。エクセルは出来る奴に組ませて、その他の人間運用するものだ。わざわざ出来ない奴に関数マクロを教える意味がない)

パソコン関係ではなく、細かい手順やルールまで「そもそもコレなんのために必要?」を毎回やって、徹底的に無駄を省いた。

閉口。さすがに簡略してると信じたいが、手順やルールまで事細かに「そもそもコレなんのために必要?」って、上司に言われてムカッとしない奴がいるか自分に当てはめてよく考えろ。どんなに丁寧に言ったとしても、そもそもこのニュアンス自体NG

この手の効率化は、いかモチベーションを持たせるかという心理戦になるので非常に面倒くさい。管理職になった以上、その業務プロ担当部下であって自分ではない。ならいっそ無知を演じて、「これめんどくさいよねー。いらなくない?」くらいから会話を始めて「実は自分も~」みたいに釣る。言うは易し。デジタル系の自動化とかならともかく、手順とかルールについて、余計な負荷を与えてまで効率化を促進させるのは、かなり骨が折れる。というか心が折れる。というか折れた。きっつー。

あ、フィクションからね。これ。

定時退社おばけになった

あー、定時退社大事だよねー。大事大事

定時がくると「定時ですよ~定時ですよ~」とフラフラ部署を歩き回るおばけになった。残って仕事をしている人には簡単に何をやってるのか説明してもらって、明日でも大丈夫そうだと自分判断したものは「明日明日!」と言いながら退社を催促した。

うん、ごめん。なんか、この上司ウザくね?

まず「残業中に上司業務説明する」という負荷を部下に与えてる事に気づけ。何回も言うが、業務プロは部下であって自分じゃない。大丈夫かどうかを管理職とき判断できるなんて、勘違いも甚だしい。誰だって早く帰りたいんだよ。今日9時でイベントが終わるんだよ。スタミナMAXなんだよ!12万位ボーダーギリギリなんだよ!!ここはフィクションじゃねーんだよ!!

上に書いた効率化も、ひとつひとつ作業が十数分早くなるだけだけど、地道にいくつも積み上げていくと、慢性残業部署だったのに今では定時退社が当たり前になった。

Oh...Fantasy...効率化しただけで定時退社ができるなんて考えはお花畑だ。1つの原因を潰して1つの結果を得るなんて小学生でもできる。

残業の原因は千差万別。いろんな病気を「風邪」と十把一絡げにしてるのと一緒。風邪における総合感冒薬の役目は、病気を治す事ではなく症状を緩和する事、病気を治すのは自分自身残業も同じ。帰りやす空気だけ作って、あとは自浄作用を信じる。見てきた中で数少ない成功例は上司が早く帰るパターン。週に1日でもいいかスパッと帰ってしまうだけでも効果があるらしい(ここだけ伝聞なのはしろ。世の中そんなにうまくはいかないんだよ)。あ、外出直帰は効果があったなー。打ち合わせ5時くらいに終わって「直帰ね♪」とかやってると、この文化はかなり簡単に浸透した。敵は社内上層部。戻ってこいって言われりゃ戻りますよ。もちろん。死ね

雑談積極的にした

一言だけ。人によるだろ。以上。

お礼を心掛けた

仕事をやってくれた皆さんに「ありがとう!」「ありがとうございます!」「助かりました!」を絶対に欠かさないようにした。

これは合ってる。声掛けしてるうちに心から本当に感謝するようになる。どんな小さなことでもお礼大事

ただし「!」の表現に一抹の不安が残る。小さな事には小さくお礼、大きな事には大きくお礼。些細な事で「上司から大袈裟にお礼されて嬉しいか?年上部下ならなおさら相手自分立場はよく考えろ。

クレームは受けるのも発するのも自分に集中させた

客先からクレームは全部自分に繋いでもらうようにお願いし、逆に、客に一言モノ申したい時や、他部署への申し入れも、自分に一本化した。でも、処理の進捗や細かいニュアンスは、可能な限り発端の担当者には伝えた。

あほか。やれるもんならやってみろ。管理職になった瞬間、雑務は5倍、会議10倍に増える。お前は社内上層部との会議中にクレーム対応できるんか?あ?

クレーム対応は、重大さを正確に判断して必要タイミングで出てくのが基本中の基本。相手を見極めて戦略的謝罪担当営業謝罪技術担当と同行で謝罪上司も同行で謝罪ジェットストリーム謝罪。これマジ有効高度経済成長の中、歴戦の日本企業戦士あみだした渾身の必殺謝罪なめんなよ。

これも管理職必要以上に部下の業務干渉する最悪手。特に対応進捗管理営業の手腕の見せ所。管理職はまず部下を信じる。裁量はやる気の源。「失敗したら即相談」できる空気作りが重要なんだけど、これは未だに難しい。人間誰しも失敗は隠したい、重大なら重大なほど。なんつーか、そいつが育ってきた環境による感じだよなー、これって。

ここで一番重要な事。全部自分を通させるべきなのは「得意先」ではなく「社内上層部」だ。本当の意味で部下を守るってどういう事なのか、もう一度考えてみろ。本当の敵は身内にあり。しかし部下には理解できない。きっつー。

有給おばけになった

上の定時退社と一緒で、有給の取得率を上げるために「有給有給~」と意識して声掛けをした。

だーかーらー。「有給有給~」と意識して声掛けをするだけで、有給取得率が上がるとか、どんな人生イージーモードだよ。福山雅治かよ。寝言は寝て言え。定時退社同様、直接的に解決する方法なんてない。子供行事有給とる文化根付かせたいなら、まず自分が取る。上層部にどう思われようとも、子供風邪病院に連れてくためだけに有給をとる。んでもって、本部長に「あいつ、いっつもいねーなー」って言われる。部下からは「本当っすねーw」って笑われる。上層部と部下の潤滑油になれるなら、それこそ理想中間管理職だ。

仕事をお願いする時は必ずその前後を伝えた

「これやって」「あれやって」ではなく、例えばデータの集約なら、それが誰からどうやって集めたデータで、集約した後にどんな場面で活きるのか、それを全部伝えてからお願いした。締切日は、自分が一旦頭に浮かんだ日付より3日ほど前に設定するようにした。

ここまで読んでればわかるだろう。明らかに管理職の職域を逸脱してる。こんなことしたらモチベーションは確実に下がる。各担当はその業務プロ、まずは部下を信じる。管理職は、締切日を担当見積もらせた上で全体把握して調整する。ただし、どう考えても常識から大きく逸脱してる場合のみ修正。また、新人とかが締切バッファ計算してなさそうなら、バッファは設けさせる。

仕事に対する時間見積もり」は社会人として最重要スキル。これができないと、他にどんな突出した能力があっても社会人として無能時間見積もりスキル経験しか身につかない。まぁ、これはいくらやってもできない奴もいるので、時間見積もりが得意な他メンバーとセットにしてアウトソーシングさせる。

重要なのでもう一度。上司時間管理にまで直接口出ししたら、その部下のストレスは倍増、モチベーションは半減する。自分が部下だった時を思い出せ。

必ず最後に帰った

はい、最悪ー。ここまで読んでるなら、もはや何も言うまい。顔洗って出直してこい。クソが。

ただ、まあ、1対1の会話を如何に成功させるかは、かなり重要なんだよなー。早めに外出先に出かけて喫茶店で30分くらい時間を潰す形で雑談とか、朝早めにきて早出メンバー雑談するとか、4時くらいに外出の打ち合わせ終わったら1時間くらい喫茶店でだべって直帰とか。ただ、これも人による。

んー。偶発イベントではあるけど残業メンバーでの雑談って、確かに濃厚で有用なんだよなー。なので、「時々(週2~3日位)最後に帰る」位にしとけ。

飲み会企画した

これは人によってはウザいかもしれないけど、~行くお店は、一人一人交代で好きに候補を挙げてもらった。

解ってんなら書くなよ。これも人による。ちゃんとした関係を築けてるなら悪くはない。まぁ、固定メンバーにはるけど、一回でかなり濃厚に情報交換ができる。

ただ「可能な限りで少し多めに払った。」はあほか。年上部下だと若造なのにお前より金もらってるアピールになりかねない。ここまでの話読んでると、そこら辺の微妙空気をちゃんと読んでるやつには思えないんだよなー。。。大丈夫か?

自分仕事絶対妥協しない

もう、なんかさ。ここにきて、まさか仕事ができる俺かっこいいアピールとか?

こんな青臭い当たり前のこと、最後にわざわざ書くなよ。読んでるこっちが恥ずかしいわ。そもそも自分仕事ってなんだよ。中間管理職なめんなよ。

まぁ、なんつうかさ。

その青臭さ嫌いじゃないよ。

君が、いつか本当に管理職になったら、肩肘張らずにいろいろ頑張ってみな。

ボンクラだと思っていた上司が、突然スターになったりするんだぜ。


あ、フィクションからね。これ。


(追記)中間管理職がわかる良エントリタイムリーに上がってたので上げとく。

http://blog.tinect.jp/?p=32469

2016-10-28

日本人残業が増えたのは電子化が原因

日本仕事効率が悪いって言われることについて思ってることを殴り書きしてみた

紙での処理をデジタルに置き換えただけの電子化

これはよく言われることだけど普通の国なら電子化によって効率化して仕事量は減る

ところが日本電子化によって仕事量が増えた

単に紙でやっていた作業電子化しただけなので

作業量はほぼ変わらずに習熟のコストけが上がった

Excel方眼紙PDFだらけのシステムはそのせい

本当なら電子化するときに紙では必要だったけど本質的必要じゃ無いものは削ったり

電子化することで自動化できる部分に関しては省略したりする必要があった

ただ特に大企業人間は「もしかしたら必要かもしれない」という恐怖心に勝つことができず

成功はないけれど失敗もない「ただ紙でやってた業務デジタル化した」だけに留めてしまった

中途半端電子化ルールの非明文化

さんざん議論して効率化するために導入したはずなのに大半の大企業は完全に電子化されてなくて

一部は印刷して手書きサイン必要だったり領収書原本を貼り付けないといけなかったり

別に法律で決まってないけど念のため紙で印刷して保存してたりする

日本人ハイコンテクストで会話するもんだからそういうルールは明文化されていなかったりして

新しい作業をするときに何をすればいいのかを調べるのことに凄く時間がかかる

Excel方眼紙PDFによる様式ファイル

紙でやってた処理をデジタル化しただけなので

本来デジタル的に入力させる項目もExcel入力させてそれを電子ファイルとして保存するというアホなことをやってる

Excel場合入力するときセルをはみ出ないか気にしたり入力値が間違ってないか別のファイルを参照にしながら確認したりして

紙に書くより時間がかかってるのでは?ということもある

PDF印刷して手書きで書いてスキャンして保存もよくある

様式ファイルを探すのも一苦労

管理していた頃は棚を探せば紙が出てきたけど

電子化によって共有ファイルサーバに格納を始めると

フォルダの奥底にある場合があってそうそ発見できないので逆に時間がかかる

部署毎にコピーを持ってたり過去データから様式を持って来たりすると

実は様式が変わってたりして二度手間になってまた余計な時間がかかる

社内技能の蓄積が難しい

「慣れてくれば早い」

という日本の古来からある謎の文化のせいで時間が経てば職人的になって効率も上がってくるんだけど

一方で人事異動システムは残ってるからその職人もいずれいなくなる

そして異動先では別のシステムファイルサーバが動いていたりしてレベルからやり直し

異動元では職人がいなくなったことで効率が下がり無駄な稼動が発生する

パワポ文化と長引く会議

これらに加えて海外企業特にIT系)やベンチャー系は電子化に強いので

プレゼン説明資料を大変綺麗・分かりやすく作ってくる

日本特に大企業の偉い人はそういうのが大変好きなので

「うちもあれぐらいのクオリティ資料作ってこんかい!」

という感じになってみんなひたすらパワポと睨めっこ

練りに練って情報量満載の資料を作って

プロジェクターで大写しにして会議するもんだから

そりゃみんな細かいところに突っ込んだり議論が二転三転したりして全然終わらない

偉い人の時間を潰すことは問題なので

偉い人の会議にかける前に事前チェックをする会議を開いてそこでチェックをする

その会議にかけるために(以下,2~3回のループ

セキュリティ対策とやめられないメール

標的型攻撃を初めとして近年のセキュリティ対策として

特に大企業暗号化リモートアクセス化が顕著

暗号化ネットワーク越しのせいで一つ一つの作業ストレスが溜まるし

リモートアクセスの端末がだいたいノートPCのせいで

画面が小さくて作業がしにくくまたストレスが溜まる

そのせいでしょーもないミスが起きると二度手間だし

再発防止の対策とか言い出して二重・三重のチェックをやりだす

メールがこれだけ危ないって言われてるのに他のメッセンジャーアプリは導入できず

結局メールを使ってコミュニケーションを取るんだけど

送信防止のための変なシステムが入ったり

ファイル暗号化してパスワード別に送るという謎セキュリティのせいで

いちいちコミュニケーション取るだけでやたら時間がかかる

コンプライアンス重視

そんな雑務を高い給料払ってる正社員にさせるのはもったいないので

派遣を雇って作業させたり手伝わせたりしてたら

コンプライアンスとか請負法とか言い出してそっちの管理をするために余計な稼動が発生

残業が増えてくると組合が五月蠅く言ってきたり

どっかのバカ違法なことを平気でやったりするから

再発防止の水平展開とか言い出して二重・三重のチェックをやりだす

電子化をやり直す!

だいたい大企業中の人はこのことに気付いてて

電子化をやり直すために新しいシステムを入れようとするんだけど

前述の通り日本人ハイコンテクストで会話するから本当に必要業務っていうのを抽出しにくくて

だいたい新しいシステムは何かが足りなかったりする

結局二重運用されたり運用対処(紙ベース)とかされたりして

効率全然変わらないのがオチ

だったらDevOps

最近言い出したのが

「社内システムはDevOps!」

って奴で要は内製とかもして自分たちで良くしていこうっていう動き

はいプログラム書けるやつは大企業に見切りをつけて外資ベンチャーに移ってるし

まともに書ける人間が残ってるとは思えないからこれも上手く行かないと思う

やるなら新入社員に美味い餌をぶら下げてプログラム書ける奴をバンバン採用するとこからじゃないか

来てくれるかどうか分かんないけど

2016-10-18

医者が専門技術を身に着けるの遅くね

 医者パワハラ全開な理由って、「5年目くらいまでは専門がとか無い」ってことじゃないか

 「これはコイツしかできないからなー」ってのがあれば、他人もそうそケチつけにくいし、逃げられたら困るからうそう強くは出れない。

 それまでの時期はパワハラし放題。そういう感じ。単なる雑務要因だから

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