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2010-05-18

リーチサイトって何?

知的財産戦略本部インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策に関するワーキンググループ第7回(2010/05/18)実況ツイート

http://togetter.com/li/22015

資料より抜粋>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/contents_kyouka/dai7/siryou1.pdf

(1)リーチサイトによる著作権侵害への対策について

現状:侵害コンテンツへのリンクを集めたリーチサイト著作権侵害を助長・拡大

世界中に分散する著作権侵害コンテンツへのリンクを集めたリーチサイトによって、アクセスが容易となり、著作権侵害を助長・拡大している。

○ これらの一定の行為については、著作権侵害に該当する場合があると考えられるが、直接の侵害者ではないこともあり、その範囲が明確でない。

○ このため、著作権間接侵害についての議論の中で整理していくことが必要。

○ また、特に悪質なサイトについては、侵害対策の一環として、削除等の対策を検討することも必要。

(参考)リーチサイトについて

世界中の様々なサーバーに掲載されている著作権侵害コンテンツへのアクセスを容易にするため、

それらへのリンクをまとめて掲載するリーチサイトが数多く存在し、著作権侵害コンテンツの閲覧を助長している。

リンクの態様は、深度によって大別できる。

サイトトップページへ飛ぶケース

サイトの奥深くのディレクトリに飛ぶケース

違法データに直接飛ぶケース

場合によってはリーチサイト内で視聴可能)

例1:他の動画共有サイトに投稿されている動画ファイルリンクを張り、当該サイトにおいて視聴できるようになっているケース。

例2:本人が別のサイトファイルアップロードした上で当該サイトリンクを貼り付けている(と推測される)ケース。

例えば利用者が多く多様性の高いインターネット掲示板が、その使われ方によっては、この『リーチサイト』として当局に認定される可能性もある。また、一種のコピペブログなども同様だろう。さらに言えば、検索条件を狭めて検索が可能な情報検索サイトも、ひょっとしたらリーチサイトとして、当局がその気になれば摘発可能かも知れない。なんだか曖昧だなあ。

最近のこの手の議論って、もう「手段がダメ」と言うより「意図ダメ」という主張で裁けるようにしてしまおうって話が多い気がするな。こわいこわい。

仕事が増えていいなあ。そういうところに就職出来たら仕事がなくて困るなんてこともないんだろうか。

2007-06-25

オーバーレイ作戦成功時総統祝賀演説

もしかしたらこうなるかもしれない未来

「ジーク・サイバー! --- 或る学者の演説」を読みながら、こんなことを考えていた。以下は創り出した未来予想図。こういう演説をもし実際に聞くことができるなら、Think Cの演説よりもっと興奮できる未来が、あるのかもね。たとえばこんな感じ。

改正ベルヌ条約

ネットワーカーの国際組織 The World EFFと世界規模の主要な通信キャリア家電メーカーなどは、WIPOに働きかけ、カリフォルニア州バークレイ市において、ベルヌ条約の全面改正を討議する国際会議を20XX年に催した。ここにおいて成立したのが、「20XX年の改正ベルヌ条約 (正式名称 20XX年のバークレイ条約)」。旧ベルヌ条約の根幹である「著作権はすなわち創作者の権利である」というドグマを捨て、創作者本人の知的労働の権利保障を中心とする第一部、文化の発展のための権利調整を中心とする第二部、商業利用される著作物保護制度を中心とする第三部からなることが、大きな改正点である。

Gnu-Commons

「ニュー・コモンズ」と発音する。Free Software Foundation (FSF) が200X年にリリースした、P2Pテクノロジーと利用者相互のコンテンツスクリーニングを組み合わせた情報の自由流通ネットワークアプリケーションの名称、およびそれが形成するオーバーレイネットワークを指す。発表当時から、そのファイル転送の効率性と民主的なスクリーニングネットワーカー達の熱狂的支持を集めたが、ただちに各メディア企業、とくに映画産業と音楽産業からの訴訟攻撃に直面し、ついに20XX年 米国最高裁判所において、著作権間接侵害が認定され違法化された。さらに各国裁判所も同判決に追随し、主要先進国の大部分においてGnu-Commonsは違法化された。

Gnu-Commons Ver.3

これらの判決に反発奮起したネットワーカー達によって、関係団体への不買運動および猛烈なロビイングが開始された。さらに判決において著作権間接侵害と指摘されたソフトウェア部分の改修改善急ピッチで進められた。ロビイングが奏功して、20XX年に開始されたベルヌ条約の全面改正作業と平行して、Gnu-Commons の改修も進められ、Gnu-Commons Ver.3において、改正ベルヌ条約完全準拠のファイル共有ネットワークとして運用が開始された。以下の演説は、総統によって提唱された、条約法律オーバーレイ(上書き書換え)と、オーバーレイネットワークテクノロジーによるコンテンツの自由流通の実現を目的とした、世界の著作権枠組みを一変させる運動、通称「オーバーレイ作戦」の成功と、Gnu-Commons Ver.3 リリース祝う祝賀演説として配信されたものである。

オーバーレイ作戦成功時の総統演説記録

我が忠勇なるネットワーカーたちよ。今や著作権絶対主義者どもが主張する"永久の知的財産"なる概念は「改正ベルヌ条約」の発効と「Gnu-Commons」のリリースによって完全に否定された。これらの成功の輝きこそ我らネットワーカーの正義の証である!

決定的打撃を受けた著作権絶対主義者の主張に いかほどの正当性が残っていようと、それはすでに形骸である。

あえていおう!力スであると!

知識は、我らのもっとも効率的な情報流通ネットワークたる「Gnu-Commons」によって流通伝達されて、はじめて最大限の自由と、最大限の効率と、最大限の幸福を達成することができる。これ以上、知識を独占させては、人類そのものの存亡に関わるのだ。

それら既得権者の集団が、金の力で「改正ベルヌ条約」を覆し、訴訟により「Gnu-Commons」を違法化することはできないと私は断言する。著作権絶対主義の無能なる者どもに思い知らせ、明日の未来のために、我らネットワーカーは立たねばならんのである!!







Inspired by Gihren Zab and GeetState

Special thanks and deep respect to...

Adolf Shirater  http://orion.mt.tama.hosei.ac.jp/hideaki/indexj.htm

Lawrence Lessig  http://blog.japan.cnet.com/lessig/archives/003976.html

Thank you for reading this speech...

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Please feel free to create any kind of stuff, like flash, picture, novel ,so on.

...Do you want to make this dream come true?

 
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