はてなキーワード: 遂行とは
■計画的に既婚者のフリをはじめたんだがw
事あるごとに結婚は?いい人いないの?と言ってくる
職場がうざくなり、既婚者のふりを始めた。
ちなみにうちの職場は地方出身者が多いので結婚が早く、30ともなれば行き遅れ認定され憐れまれる。そんな環境だ。結婚は絶対に無理だし嫌だが、既婚お局に憐れまれるのは癪だと思い計画を遂行することにした。(子どものいない既婚者が複数名いるので、結婚の事実さえ作って仕舞えばあとはなんとかなると思っていた。)
ひとまず私は誕生日やクリスマスなど、大事なイベントの後には必ず持ち物を一つ高価なものに新調した。
うっかり忘れてしまったり無くしてしまった時は、(意図していたわけではなく、本当にうっかりで二度ほどあった)「これ人にもらったやつなので良かったです!」
と口添えた。
それを一年ほど続けた後、自分の誕生日の翌日から指輪をつけはじめた。指輪はメルカリで適当に婚約指輪っぽいやつを購入。これで数人は察してくれた。
そして数ヶ月後、満を辞して指輪を左薬指につけ、
私は既婚者のフリに成功した。
なんとかこれで誤魔化しきれないかなーと思っている。
※バレした時点で今の職場は去ろうかなと思ってるのでどの辺りがヤバいか教えてください
※色恋沙汰めいた雰囲気って例えばどんなやつですか!
※みなさん色々ありがとうございます!ちなみに同居人の申告はありません!!
事あるごとに結婚は?いい人いないの?と言ってくる
職場がうざくなり、既婚者のふりを始めた。
ちなみにうちの職場は地方出身者が多いので結婚が早く、30ともなれば行き遅れ認定され憐れまれる。そんな環境だ。結婚は絶対に無理だし嫌だが、既婚お局に憐れまれるのは癪だと思い計画を遂行することにした。(子どものいない既婚者が複数名いるので、結婚の事実さえ作って仕舞えばあとはなんとかなると思っていた。)
ひとまず私は誕生日やクリスマスなど、大事なイベントの後には必ず持ち物を一つ高価なものに新調した。
うっかり忘れてしまったり無くしてしまった時は、(意図していたわけではなく、本当にうっかりで二度ほどあった)「これ人にもらったやつなので良かったです!」
と口添えた。
それを一年ほど続けた後、自分の誕生日の翌日から指輪をつけはじめた。指輪はメルカリで適当に婚約指輪っぽいやつを購入。これで数人は察してくれた。
そして数ヶ月後、満を辞して指輪を左薬指につけ、
私は既婚者のフリに成功した。
なんとかこれで誤魔化しきれないかなーと思っている。
「チー牛」というワードがある。
チェーン店で3種チーズ牛丼を食ってそうな陰キャ(とくにアデノイド顔の若い男)を指す蔑称である。
誰かが就労移行支援でその手の風貌をした発達障害の男性を多く見かけたことが語源となったようだ。
主には就労移行支援業者とコネのある企業の障害者枠に就職する。
そこではチー牛の他にどんな人が働いているのか、実際の仕事ぶりはどういった感じなのか、支援員の自分から報告しようと思う。
障害種類欄は全部ではなく、どれかの症状に当てはまるという意味。
絵に描いたようなチー牛。障害者枠の10人中2、3人は確実にチー牛。
就労移行支援を経由しているだけに、仕事(といっても障害者用の単純作業だが)はまあまあできる。
少なくともExcelの初歩はできるため、ミスは多いが勤まっている。
コミュ力が低く、世間話ができない。または特定の分野になると必要以上に雄弁になる。
見た目通りゲーム・アニメ好き。なぜか古風な趣味を持っていたりする(囲碁将棋、三国志研究など)。
障害が重いチー牛は突然寝たり、共有ファイルを勝手に消したり、よくわからん部分でキレるため、迷惑度には個人差がある。
いわゆるメンヘラ女。
業務遂行力、有害度、障害等級はバラバラだが、ほぼ例外なくアイドル・アニメ・声優ヲタ。
総じてチー雄牛よりコミュ力が高め。
ハイスぺだろうが、低スぺだろうが、独身だろうが、既婚だろうが、泣く。
中高年のチー牛。いわばチー成牛。
口癖は「何でもお申し付けください!」。
やってもやんなくても会社の利益には何も影響がない無為な仕事なのに、なぜ彼らは熱心に働くのか。
長く勤めた末、役職が与えられたチー牛。
といっても月給としては一万円程度上がっただけである。
出世したとはいえ、障害が治ったわけではないのでリーダーシップはない。
リテラシーが低く、報連相に対して独自の解釈をしてしまうため、相談者に無力感を与えてしまう。
普通に考えたらそうはならんだろと言いたくなるような謎ルールで他者を指導するため、部下が疲れ果てて辞める。
能力的に一般枠で働けるけど、就職難だからとりあえず手帳を使って障害枠で働いている人。
既婚者が多い。
業務遂行力は高いが、仕事を効率化しようとするのが玉に瑕(障害者に与えられる仕事は、わざと非効率な単純作業に設定してあるため、改良されると弊害がでてしまう)。
他の障害者の面倒を見させられるので、消耗して鬱が悪化してしまい、退職してしまう。
所詮は健常者、この戦いにはついてこれない。
発言にさほどおかしなところがなく、見た目も健常者に見える。コミュ力も普通。
だが仕事ができない。
とりあえず後回しにする。もしくはサボる。
そのくせなかなか自主退職しない。
おしゃべり好きでフレンドリーに話しかけてくる。ハムスターやインコなどの小動物を飼っている。
仕事はまあまあやってくれる。
社内イベントに欠かさず参加する行動的ブス。
ネットスラングとしての「アスペ」ではなく、真性のアスペルガー。統合失調症を併発していたら無敵。
大体が中高年の男。
とにかく話が通じない。年下に敬語を使わない。
仕事が壊滅的にできない。病的な嘘つき。迷惑をかけている自覚がまったくない。
Excelの使い方を聞かれたので「そこをクリックしてください」と指示すると「え?クリックって左?右?」といちいち聞き返してくる。
「左クリックです。クリックとだけ言ったらそれは左クリックのことですよ、覚えてくださいね」と優しく諭すのだが、5分後にそれを忘れてまた「左クリック?右クリック?」と聞いてくる。
どんなに心優しく笑顔を絶やさない支援員でも、こいつの面倒を見ているときは般若面になる。
こういう人間は世の中に必要なのかと、真面目に考えさせられる。
こいつのせいで他の社員がストレスフルになって退職してしまう。
人の形をした災い。
というわけで、絵に描いたようなチー牛はけっこう頑張って働いている(他にもっとやべーやつがいるからさほど気にならない)。
支援員からすると上得意だから、量産型チー牛の世話をしていてもなんとも思わない。
障害枠にもっとも適さないのは、発達障害の傾向があまりないタイプの鬱病患者。
障害枠は基本的に発達障害者向けに仕事を設定されているため、「鬱なだけでIQなどは普通」という人が入社すると半年持たずに辞めていく。
企業は法定雇用率達成と助成金のために仕方なく障害者枠を作っているだけだから、いわゆる「合理的配慮」には期待しない方が良い。
給料も激安だし、明らかな利点は残業がまったくないことぐらい。
ちなみに知的障害者は「屋内農園」に隔離されているので、社内ではみかけない。
屋内農園について知りたい人はYouTubeで「屋内農園 障害」とかで検索してみてくれ。
「農園 外注ビジネス」でググってもいい。ヒットするのは少々手緩い記事だが、大体合ってる。
この手の農園はパチンコの三店方式みたいなもんで、悪質な脱法ビジネスだ。
知的障害者を自社で面倒見るのは嫌だから、隔離された外注の農園に飛ばして、一般販売されないハーブとか作らせてやんの。
作物を育てるための"高輝度LED"を直で長時間目に浴びなきゃならんから、視力が瞬く間に下がってしまうんだけど、知的障害者は文句言わないから、失明するまでずっとLEDを眺めさせられてる。
これってただの人権侵害だからさっさと辞めさせるべきなのに、「すばらしいシステムだ!」とかいってあちこちで推奨されている。ザ・ディストピア。
会計年度任用職員といえど、(条文番号とか覚えてないけれど)法適用された公務員という立場であるはずなので、キッチリ相談窓口にねじ込んでやるべきです。
相談窓口が分かりにくいという役所あるあるに阻まれると思いますが、ぜーったい職員用にパワハラ相談窓口はあるはずですし、何なら行政一般相談窓口でもいいと思います。某市だと行政一般相談窓口は消費者センターにありました。まぁ、面倒なので折れておくというのも手ですけど、公務員である以上、理念的に職務を遂行してもらわないとなりません。役所って、民間のロールモデルでしょ。
電話口とか対面で怒鳴り散らすより、お役所は法律で動いてるので、法律というか手続きというかに則りシッカリ対象人物の評価に減点をつけてやるべきです。
時々見ているVtuberが最近おもしろいことを仕掛けてきてる。
Vtuberっていわゆる「ガワ」と「魂」というものが暗黙の了解となっているけど、そこを逆手というかなんならむしろ順手にとったシナリオ(ストーリー、演出)を展開していて、界隈がえらいことになってる。
もうすぐ契約更新時期であろうというタイミングで仕掛けてきて、しかも中の人の活動もおそらく計算ずくで動かしていて、そういうメタな情報もリスナーの頭の中にあることも見越してシナリオを動かしているのがうまいなーと思う。
自分は中の人から知ったクチなので、いかにもこういうのが好きそうだよなあやりそうだよなあとも思うけど、ただのVtuber視聴者として配信なり動画なりを楽しんできてもいるので、それはそれでしんどい。
キャラありオーディションではじまったタイプのVtuberだから、シナリオのベースは運営が考えていてそれをしっかり遂行できる人を選んだのだろうけど、あまりにも人選が適切すぎた。
とにかく、ここまでやっておいてどういうオチをつけるのかがすごく楽しみだ。
今の政権にオリンピックをやめさせるには、結局①都民多数が変異株に感染して②都議選で自民・公明が壊滅的に負けないことには不可能なんじゃないか、と思うに至った。
マスコミの無力さ加減は安倍内閣時代から露呈していたけど、菅内閣に至っては「どうせ国民はデモも打てない無気力集団だから世論調査も無視して構わん」「国会で論破されても怪我ひとつしない」という教訓を学んだらしく、彼らの進路を変えるすべはほとんどないのだ。
まして、はてブが世の中を動かす力などほぼゼロだ。
しかして、主に若い都民の皆様は辛抱生活に耐えかえてあちこちで暴発し始めているらしい。明日以降、感染危険性の高い振る舞いが都内において加速することは必定だろう(望んでいるわけではないが)。
あとは都議選だ。
石原慎太郎を都知事に選んだ集団が理性的な判断をするとは期待していないが、政権がオリンピックを遂行するためにどれほど無茶苦茶をやっているかの一点でブームが起きれば、雪崩的な選挙結果は十分起こり得るだろう。
都議選は中選挙区制だから十分な対立候補が出なければ議席に反映しないが、今回は共産党のターンだと思うので想像以上の地殻変動が起こる可能性はあると思う。
都民ファーストだかライトだかという集団が絶滅危機に瀕しているらしいが、選挙はワンイシューで勝てることもある。小池知事を見限って勝負に出る価値はあるだろう。あとなんか中途半端な野党がいるらしいがそれは無視してよい。
この増田では、鉄オタじゃない人がまんがタイムきらら連載の4コマ漫画「初恋*れ~るとりっぷ」をネットの反応を予想しました。
「天使すぎる」
「生きがい」
「鉄オタの美少女化」
マタドガス どくガスポケモン
たいないに ふくまれる どくガスを ぎりぎりまで うすめると さいこうきゅうの こうすいができる。
「鉄オタの気持ち悪さをぎりぎりまで薄めると天使みたいな美少女が出来上がることを証明した漫画」
「鉄オタやっているアリス」
「その格好で教師は無理だろ」
「テニプリやスラムダンクとコラボしたら大変なことになりそう」「おっさんが多人数で一人の幼女を囲ってたら警察沙汰だろ」
「そらちゃんが憧れるお姉さんのはずなのに、そらちゃんと同い年にしか見えない」
「とわちゃんのほうがよっぽどお姉さんしてるだろ」「いやあれはママだろ」
「幼いそらちゃんやみかげちゃんの面倒見てるまひろ先生にバブみを感じる」
「素直になれないシスコン」
「小さいエリーチカ」
「しっかりしてるように見えてちょっと抜けてるの、きんモザのあややみたい」
「美味しく食べる君が好き」
「ゆるキャンの各務原なでしこと犬山あおいを足して2で割ったような人」
「何らかの形で幸せになってほしい」
「鉄オタの擬人化」
「鉄オタ版しまりん」
「なでしこにあっさり落とされて部活に入るしまりんのような展開」
「語尾がかわいい」
「きららで最も脹相構文が似合う女」
「許嫁を名乗る不審者」
「プリシオンちゃんに許嫁と言われるそらちゃん、脹相にいきなりお兄ちゃんだと言われて困惑する虎杖みたいで笑える」
「どいて!!!私は許嫁なの!!!」
「全力で許嫁を遂行するの!!」
「オタサーの姫」
「鉄道部に入ったのに鉄道沼に嵌らないの、普通の女の子みたいで好き」
「話が進むうちに部員二人に好意持たれているのなんかヤバくね?」
「まひろ先生のために頑張る健気な女の子だったのに、本人が気づかないうちにサークラみたいになりかけててヤバい」
「美少女化した鉄オタの中に普通の女の子をぶっこんで百合展開するの斬新すぎる」
「一体いつから――美少女化した鉄オタが鉄道趣味をやるだけの漫画だと錯覚していた?」
「主人公が美少女の皮を被った鉄オタになる漫画かと思ったら、オタサーの姫になる漫画だった。」
「もしも、そらちゃんがさくらちゃんでまひろ先生が雪兔さんなら、小狼くんは誰になるんだろう?」
https://www.asahi.com/articles/ASP6B73PZP67TIPE01M.html
「デジタル庁はNECには死んでも発注しないんで、場合によっちゃ出入り禁止にしなきゃな。このオリンピックであまりぐちぐち言ったら完全に干すからね、一発遠藤のおっちゃんあたりを脅しといた方がいいよ。どっかさ、象徴的に干すところを作らないとなめられちゃうからね。運が悪かったってことになるね。やるよ本気で。その、やる時は。払わないよNECには。基本的には。」
https://www.youtube.com/watch?v=8pYykq-C8Ug
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・平井大臣
一部、私自身の発言が報道されているということに関して、私のほうから発言させていただきたいと思います。
契約の変更によって、NECとの契約を解除したのは、同社が開発運用保守を担当していた顔認証連携システムであり、海外からの一般観客を想定した機能でありました。
海外からの一般観客の受け入れを行わないとの方針となったことから、もともと契約上事業遂行に影響を与える大きな環境変化があった場合は、協議を行い解決を図るという条項があり、それに基づいて受注者と協議合意したものだと考えています。
今回のオリンピックのアプリに関して言えば、すべてサービスの提供が終了時点でお金を支払いするという請負契約という形になっています。ですからまだ現時点でも国が費用を払っているわけではなくて、フルスペックでオリンピックを開催した場合にその費用はその終了時点で払うという、普通のシステム契約とは少し違う形態になっているということでございます。
私自身としてはですね、国民の血税をお預かりする立場として国民目線で調達の無駄をなくしていくという強い気持ちを持っておりまして、今回の契約の見直しに関しても可能な限り契約金額を圧縮するため、担当者担当責任者には何度か打ち合わせを行っていろいろ指示を出したということだと思います。
で、報道されている音声データについては、その中の一部ではないかと私思いますが、まあ誰に対してしゃべったかということで言いますと、まさに幹部中の幹部二人まあ10年来私が一緒に仕事をしてきた仲間でございますので、まああの非常にラフな表現になったなとは思います。
表現はやっぱり不適当だなと思いますが、今後気を付けていきたいと思います。
ただし私自身はその契約の現場にいるわけではなく直接ベンダーと契約について話すという立場ではありません。ですから、このような契約を進めるにあたっては担当者が強い気持ちを持っていないと、なかなかそのコストを削減するということはできません。それだけ今回の発注もリスクがある発注でしたから、まあそのある意味金額も高いし、そういう状況の中で今回のそのいろいろなサービスを縮減するということですから、ここは国民の立場になって物事をやっぱり考えるというのが私の一番のスタンスですので、やっぱりこの事業は各ベンダーさんにとっても大きな利益を出すというような類のものではないはずだという風に思っておりまして、そういう意味で強い覚悟で国民の立場になって交渉するということを幹部二人に強い口調で申し上げたことが、今回表現が不適当であったという風に思います。
私からは以上です。
改めてですけれども、やはりITを担当する大臣としてですね、業者に対する優越的地位にあると思うんですけれども、そちらにおいてですね、非常に大臣が内部で言ったこととはいえかなりプレッシャーになるのではないかと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
・平井大臣
今までね、私自民党でもそのITの調達に関していろいろ今までも政府のいろんな問題点を過去指摘してきた中で、どちらが優越的な立場にあるかというというのは皆さんこれ本当によくわからないケースのほうが多いですよ、実際。ですから、ある意味一社入札が多いであるとか金額が高止まりしているという指摘を受けるというのは、やはり政府の発注能力がないということなんです。そういう流れの中で今回デジタル庁というものを創設して、自らがちゃんとその要件定義をできてそしてフェアな発注ができるようにしたいという思いですから、今のご質問に関してはですね、私はそのようには思っていないし、私自身がその企業に言っているわけではなくて、長年一緒に働いているスタッフ、過去もいろいろそういう問題を私が指摘しながら自民党にいるときも一緒にやっていたメンバーに対しては、強い表現というか強い覚悟で臨まないと国民の望む結果にならないからということで、直接業者さんに話すということはないし、担当者も私の表現をそのまま相手に伝えるような方々では全くないので、それはもう10年一緒に仕事をしておりますから、私の極端な表現ぶりを受けて強い覚悟で交渉なさったという風に思います。
・朝日
政府の調達において業者が非常に強いということで大臣がこの任に、IT大臣として着かれていると思うんですけれども、やはり脅しておいたほうがいいなどという話はですね、乱暴という次元を超えているのではないかと思うんですけれども。
・平井大臣
これね、要するに幹部二人に対して内部の会議で指示をした表現、だからその表現は不適当だという風に言っているじゃないですか。私は業者に対してそんなそのままそういう表現を使っているわけでもなくて、彼らも、要するに指示を受けた二人も、大臣はやっぱりここはなんとしてでも下げたいんだなという意味で理解はしてもらったと思いますが、言い方は皆さん大人ですからその表現でやっているはずがなくて、ですから私の幹部職員に対する表現の仕方が不適当であったということは認めますが、対外的にそんなことを誰も業者の方に言っているわけでもなく、私はその指摘は当たらないと思います。
・朝日
わかりました。それじゃあ値下げに関しては大臣の発言の影響はなかったという認識ですか。
・平井大臣
値下げに対してというのは、誰かの発言で金額が変わるというものではなく、要するに契約変更というのは両者の合意がどっかの時点で合理的にできてくるということで、それぞれ法律的にも問題のない契約に落ち着くということだと思います。
・朝日
しつこくて申し訳ないですが、再度確認しますが、交渉にあたっていた職員の方からですね、脅すようなやり取りがあったということはなかったと
・平井大臣
え、なに?
・朝日
その、交渉にあたっていた職員達が業者側を脅すような文言はなかったと。
・平井大臣
普通ね、そういう大人の契約でもう10年来やっているプロ中のプロの皆さんが、そんなことで金額が下がるなんて思っていませんよ。
・朝日
わかりました。
関連質問で、音声データを聞くとですね、デジタル庁はNECには死んでも発注しないんで、場合によっちゃ出入り禁止にしなきゃなとかですね、一発遠藤のおっちゃんあたりを脅しておいたほうがいいよと、結構シリアスな口調で発言をされているんですけれども、そもそもこの辺の40秒50秒のデータを聞いていると、すごいNECを敵視しているように感じるんですけれども、これって交渉に入る前に発言をされているんですよね、例えば協議が不調になっていたからはっぱをかける意味で言ったのか
・平井大臣
あのね、交渉の内容の金額とか途中経過っていうのはなかなか表に言えることではないんですよ。ないんですが、さっきもお話ししましたが、その幹部二人に対してはですね、いままでも相当いろんな指示といいますか、10年来いろんな問題に取り組んできた仲ですので、私の言いぶりをそのまま受け取るような立場の人間ではありません。そのうえで言いますと、NECさんとはですね、マイナンバーの顔認証であるとか、今まで実証実験もたくさん一緒にやらせていただいていますし、ほんとに国と一緒に顔認証いろんなところでも実装しておりますし、強い信頼関係でご協力をいただいているということは事実です。ですので、ある意味、国がこういう状況になっているときに、金額的なものも協力してくれるはずだという、長いお付き合いといいますか、国の実証実験等々、とか、マイナンバー等々でも大変な協力をいただいているということを考えれば、今回も協力をしていただけるのではないか。ただ、この話は音声データにならないとNECさんに対して伝わる話ではないので、今回こういうものが表に出てしまった以上、ある程度誤解のなきよう話す必要があるかもしれないなと今考えております。
契約の話なんですが、一般的にですね、リスクを業者に負わせるということはですね、これリスクを考えてベンダーが値段が上がるという意味において、必ずしも長期的には金額を下げることにはならないのではないか、今回のようなリスクの事例に対して果たしてベンダーさんの契約をゼロにすることはふさわしいのかどうか、そのあたりのお考えをお伺いできますか。
・平井大臣
システム発注にあたっては可能な限り仕様を確定し、開発期間を十分に確保することによって、コストっていうのは出てきますよね。今回の場合は、開発期間は異常に短いしかも、国家的大プロジェクトであるということで、結局すべて動かした後の結果が問われるという意味のリスクという話をしました。
で、システム自体っていうものはそんなに難しいものを作っているわけでは今回ありません。ただ規模が大きいということと、要するに、多くの方々がフルスペックで参加されると来られるわけで、そういう意味では、大変、つまり要件が完全に固まっていないというところですね。そこのところがリスクということではないでしょうか。普通はこんな発注はないんですね、よくよく考えてみると。なかなかこのような形の発注というのは、こういうオリンピックみたいな時以外にこのような、それ以外はちょっとなかなかこういう発注というのはないと考えます。まあ、特異なケースの発注だと思います。
・日経BP
一般論としてはこういう環境の変化で起こった想定外の契約の見直しというのは、必ずしもベンダー側が責任を持つ(平井大臣:いいや違いますよ)、ような契約は必ずしも望ましいものではないと。
・平井大臣
それはもうもちろんかかった費用とかそういうものに関しては、お支払いするんで、今回だって結局38億か、38億はお支払いするわけです。38億お支払いしてその範囲でやれることはやっていただくということなので。ただ、やっぱり会社っていうのは、売上計上したり、会社の経営っていうものがあるわけじゃないですか、当初計上してた売り上げの半分になっちゃうわけですから、そういうのはリスクだと思います。損を被れなんていう話は一切しているわけじゃありませんから。
・日経BP
ごめんなさい、追加になるんですが、NECに関してはまあゼロになったということで、今回リスクを丸被りした形になるとは思うんですが。
・平井大臣
というより、これ請負契約で、要するに海外に来る人たちの、要するに顔認証ということ自体を全部やめちゃったわけですから。ですよね。これ用に何か作ってくれという発注ではないので。いやこの話はさー、我々合意している話で、特段問題ないと思っているんですね。要するに合理的に判断して両者がそう思ったからこの金額になっているということだと思います。
・日経BP
わかりました。あのちょっと追加で、念のためもしお伺いできれば、NECとの交渉はどういう形でNECは条件を飲んだ形になったのか。その経緯は、現場の方から、
・平井大臣
ただね、こういう交渉の経緯というものは、あまりオープンにすべきものとも思えないんですよね。各社の競争力に関わる問題でもあります。ですから、最終的に私は交渉の現場に一切立ち会っておりませんけれども、交渉の経緯というようなことに関してはおそらくそれは説明できないんだと思います。
今の関連になるんですけれども、NECはですね、1月に契約してから少なくとも5月31日までは人を貼り付けてきているわけですから、ゼロっていうのはちょっと極端ではないかな、という風に思うんですね。で、やっぱり大臣がおっしゃっているようにですね、契約をきちんと仕様を決めて、透明な契約をしていくっていうのがデジタル庁の大きな狙いの一つだと私も思ってそれは素晴らしいことだと思っているんですけれども、その趣旨からいってどうなのかというあたりをお聞かせいただけますか。
・平井大臣
かかった費用があってそれを国に請求したいということであれば、請求していただければいいんです。今回は要するにゼロでいいということだからゼロなんですねということです。
・朝日新聞
それが交渉事で決まってくるというあたりがですね、ちょっと透明性があるのかなと。でさっきの質問もあったように、そういうことになってくると、国との契約をするとですね、どうしても高値の、要するにリスクに備えておかないといけないという発想も出てくるんじゃないかなという風に。
・平井大臣
あの普通の発注ではですね、もっと明確な要件定義をして発注をするのでそういうことは起きないと考えます。
特にデジタル庁の場合は、発注、今までは外部の方に要件定義まで発注するっていうまあ丸投げと言われる批判をさんざん受けてきていましたが、我々はそれをやる気はないので、きっちりと要件定義をこちらでやったうえで発注すると。ですから、デジタル庁発足後はこのような発注は絶対にしたくないという風に考えています。
・朝日新聞
・平井大臣
というかね、問題があったというよりも、こういう異常な事態のシステム開発というものに関して言えば、なかなか普通出来ることではありません。で、今回、オリンピック自体がどの規模でやるのか、もしかしたらやらないかもしれないというようなマスコミの報道を思う方もいらっしゃったと思います。
そのような中で事業を受けるということですので、通常の発注とは違うと、いう風には考えますが、問題があったかどうかということでいえば、やむを得なかったのではないかと思います。
全体的な確認なんですけれども、先ほど大臣は10年来の付き合いのある幹部二人に対する強いざっくばらんな口調で発言があったということだったんですけれども、会議自体には、他にもたくさん出席されていた方がいるかと思います。会議自体がどういう状況でどういう雰囲気の中で行われたのかっていうのを大臣のほうからご説明をいただけますか。
・平井大臣
それよくわからないんですよね、正直言って。ただ、私もですね、本件に関して普通大臣がこんな契約の内容に口出すことはないんですけれども、特に国民の関心事でもあるし、まあ野党の皆さんから高いという指摘もあるのでここはまあ幹部に檄を飛ばすということで、二人はおりましたので、現場で直接話をしました。
ただその時の会議の音声がどこまで共有されているとかそういうことを私知らないので、今お答えしようがありません。
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実家住み、アラサーの妹に数年ぶりに彼氏ができた。(私は結婚して実家を出てる)
彼氏は私の1つ上。
久々の恋人で浮かれてる妹。
夕飯要否連絡がなかったり、
宿泊するか帰ってくるのか事前連絡なく深夜に帰宅するなど、お花畑。
(外泊ダメって実家ではなく、夕飯いるいらない、その日のうちに帰る帰らないの連絡しないのがルール違反)
二人とも社会人で良い年なのに、っていうので、浮かれてる妹は勿論、彼氏の家内評判は悪かった。
親に会わせるよりも先に、姉のチェックを受けておこうという算段らしい。
私は15分くらい前に着いて待ってた。
・15分遅れてきて、二人でヘラヘラ手を繋いで歩いて現れて、事前の連絡も「遅れてごめんなさい」の一言もない
妹とお互い好き合ってるのは確かだし、
後日妹に、親に紹介するつもりなら本気で気をつけろ、と説教したが「緊張してたんだよ、ごめんね」と軽く言われ、それもイライラ。
実家に妹を車で迎えに行き、庭いじりしていた父にエンカウント。「こんにちは」「はじめまして」で止めておけばいいものを、
「◯◯(呼び捨て)のお父さんですか?」と声をかけて父をイライラさせていた。
これが1年くらい前の話。
二人で同棲する、って話を1年以上しながら、
二人暮らしのアパート借りて住み始める初期費用なんて、どんなに盛って盛って見積もっても50万程度では?
と思うが、全く目処がたたない。
給料少なくても、毎月二人で◯万ずつね、と決めれば、それが半年後なのか1年後なのかなんて決まるだろうに。
まあ、お遊びならそんなものなのかな、妹が浮かれてるだけなのかなと思ったが、
プロポーズしてきた、のに、親への挨拶とか同棲は「彼くんの準備が整ったら。」
さすがにおかしいと怒鳴ったら
妹も若干正気に戻ったのか、彼氏と色々話したところ、借金こそないものの貯金ほぼなくてカッツカツだったらしい。
車通勤の癖に、『車を売れば金ができるから大丈夫』とかその場しのぎの発言。
妹は彼氏のことが好き、田舎だし20代とはいえ焦りあり、で別れる気はなく、とりあえず待つらしいが…。
姉の本音としては、
別れてほしいが、
「あのときお姉ちゃんに反対されたから結婚できなかった」と後々独身人生まっしぐらで恨まれても困るので、
同じく反対派の母とともに「いつでも帰ってきていいよ」というスタンスでいようとは相談してる。
■追記
割と反応いただいていて驚いた。
コメント全部読みました。優しい言葉も辛辣な意見もありがとうございます。
元々明確に反対の意を示していたこともあって、
妹本人にとっては私は過干渉でキツい姉のようなので…。
自分が結婚する時は、親への報告とか挨拶とか、その後の顔合わせとか、
妹が結婚する時は、いろいろ相談に乗ってあげたいと思っていたし、
お姉ちゃん楽しみにして張り切ってたから、彼氏に会ってまじでがっかりした。
本当は妹のことも祝福してあげたいんだけど、
明らかなだらしなさと先に見える苦労で全然そんな気持ちになれず。
お金もためてて、一応自分1人が暮らし始めるだけの費用はある。(親が確認済み)
自分は大した支出なしに同棲始めようとしてたんじゃないかって姉は疑ってるよ。
「お金ないなら私が一人暮らしする部屋に来る?」って考えにならなかったのは本当によかった。
車の貸し借りって田舎だと当たり前ですか?
税金の金額も非対称だし、整備とか大丈夫なんだろうか。大丈夫じゃないよね。
妹馬鹿じゃね?お似合いじゃね?というのは辛いけど認める。
少なくとも親が存命のうちは、
答えはだいたいわかってるんだけどね。
それは核家族化によってそれまで維持できていた家事育児の集団での分担共有コミュニティ、いわば女社会が崩壊したからだ。
考古学の成果でも原始的な人間社会は「狩りや戦争を分担共有遂行するコミュニティである男社会」と、「家事や育児を分担共有遂行するコミュニティである女社会」があって、それら2つの社会が支え合って人間社会を維持していたことは明白だ。
明白な理由として共同炊事場跡や貝塚の存在がそれを裏付けており、何なら現代でも伝統を維持する一部の民族には共同炊事場文化が残っていたりするし、例えば日本の家事に関わる慣用句として井戸端会議などを挙げればイメージされるのは女性同士のコミュニティだろう。
しかし人間社会は誤った舵取りをしてしまい、経済発展のために核家族化を加速させたことにより女社会の崩壊を招いてしまった。
もちろんこの考え方は現代の人間社会でジェンダーロールの強制などの問題を孕むものだけど、別にこれは身体としての男性が男社会、女性が女社会と表現しているわけでなく、理解しやすい言葉として選択しているだけなので、そこにツッコミを入れられても困る。
この辺りへツッコミを入れる際は戦争や家事などの要素を含めて誰もが理解しやすい代替する言葉を明示すること。
男社会は狩りや戦争を担うものというステレオタイプに囚われるのが良くないみたいな考え方もあるだろう。
すばらしく高度に発展した人権思想をアナタは持っているので高度な人権思想を理解できるアナタの天才的な頭脳を持って、それを原始人に説明してきてくれ。
男社会は前述した通り原始古代の人間社会の役割がベースにあることを前提に選んでいる言葉であり、男社会は狩りや戦争を担うものというステレオタイプが良い悪いとかそういう部分の議論は別の議題の時にやってくれ。
現代では女性同士による家事や育児を分担共有遂行するコミュニティとしての女社会がほとんど崩壊してしまった。
一度に大量のメシを加工して集団へ提供することをしないし、上の世代に孫を預けることもしなくなってきている。
このような状況で女性がワンオペで家事育児を回しているのだから大変なのも当然だ。そもそもワンオペで回せるように人間の社会構造が古来からどうやらできていないようなのだから。
女性は女社会が崩壊したけれども、人間はコミュニティへ属さなければ生きていけない動物なので残ったコミュニティである男社会へ進出せざる得なくなった。
しかし男社会はそもそも家事育児を想定していなく、更には多くの女性を狩りや戦争へ参加させることも想定していなかったので女性にとってみれば生活しづらいコミュニティだ。
そこで生まれたのがフェミニズム論なのだろうと思う。
つまりフェミニズム論はそもそも女性でいながら男社会での平等公正さを求める主張であって、例えば女性が生活しやすい女社会を再構築するみたいな主張じゃないわけだ。
男性という衣食住の心身健康の品質の管理を怠ることがなければ進んで危険な環境へ飛び込んできて富を得てきてくれる存在を維持するための女社会は求めていなく、男社会という危険な環境へ飛び込むことが推奨される社会で女性も活躍できるようにしようという主張なわけだ。
俺も現代思想へ染まった人間なので女は後ろに控えていろなんて言うつもりはない。
どうぞ俺の代わりに前線で戦ってくれ。それだけ俺に弾丸が当たる確率が減るしな。
「契約を確かに履行する国であることの証明」、これ一点である。
資源もない、技術もない、外交力もない、金もない、学力は長期低下、スポーツも主要競技は万年二線級、政治家は与野党ともに利権と忖度だらけで国民そっちのけ…
そんな日本が唯一世界から賞賛されているのは、契約履行に対しては極めて遵守意識が高いことだ。
例えばサッカーのプロリーグでは、契約通りに給料を払うのは日本のJリーグくらいだという。額面は決して高くないが、給料が決まった日に確実に支払われることを魅力とみて日本に来る外国人選手は珍しくない。元名古屋のストイコビッチが長く名古屋に居てくれたのはそのためで、「ある日社長に呼ばれたから何事かと思ったら、事務ミスで給料振込が1日遅れるという謝罪だった。なんの問題もなかったよ」という笑い話が実在する。
昨年のコロナ禍でもJリーグのクラブで給料不払いは一件も出なかった。J2以下も含めて。日本は如何に契約履行を重視してるかの好例だろう。逆に海外から高額オファーをもらって意気揚々と日本から出ていくも、現地で不払い食らって右往左往する事例は多数ある。最近だとA代表の浅野が現在進行形で食らっている。
中国、東南アジア、中東、欧州などは契約書は参考程度にしかならず、契約通りに金を払ってくれたり任務を遂行してくれることのほうが少ない。例えば二週間の作業を委託した場合、二週間で半分くらいしか終わってなくても平気で作業を打ち切られるのが普通だ。
契約不履行が当たり前の世界にあって、契約を何としても履行する日本はそれだけで特筆すべき価値があるのだ。だから日本はいまだに先進国扱いしてもらえてると言ってよい。
が、仮に五輪を中止してしまうと、その価値がゼロになってしまう。
資源もない、技術もない、学力もない、金もない、契約も守らない…
そんな国、誰が相手してくれるのだろうか。
「矛盾って何でだめなの」と質問されたとき、あなたは答えることができるでしょうか。
レスバトルでは議論が錯綜してくると相手の矛盾についてまるでペナルティをカウントするようにあげつらわれるようになります。
しかしそもそもなぜ矛盾は相手の欠点として指摘されるのでしょうか?その根拠はなんなのでしょうか?
我々は矛盾を指摘されると「矛盾なんてない」と納得させる方向性で弁解する癖がありますが、「矛盾はいけないことではない」という方向性で自分の瑕疵に対する認識を是正させる人がいないのはなぜなのでしょうか?
どうにも矛盾というものに対して、単なる価値観から忌避するあまりでなぜ矛盾がいけないことなのか説明できない人が多いように感じます。
私も同様なので「矛盾 なぜ駄目 知恵袋」などと検索したものですが箸にも棒にも掛かりません。
そこでいくつかの類型にまとめたうえで、それぞれの是非について書きたいと思います。
まさしく故事の通りに「この矛は何でも貫き、この盾は全てを防ぐ」と言った場合、この発言は意味を決定できなくなります。
それは悪いことであるというよりは、「何が言いたいのかはっきりしてよ」と言いたくなる場面です。
ただこういった単なる支離滅裂な主張が矛盾として指摘される機会は多くないと思います。
何か言語的な働きかけを行ううえで矛盾が「不可避的」に発生する場合です。
不寛容な人間がいたとする。この人間に「寛容であれ」と注意したとき、「その注意は不寛容な人間に対する不寛容であり、矛盾だ」と反駁される。
こういった状況に対してメタ不寛容という概念が持ち出され、矛盾を解消する方向で注意の正当化が図られます。
しかしそもそも矛盾は解消されなければならないものなのでしょうか?
不寛容な人間に対して注意するということは、寛容な人間に対してはそれをしないという意味では確かにそれ自身がある種不寛容な行為と言えます。
でもそれをするよりほかに、不寛容な人間の不寛容な行為をやめさせることは困難でしょう。
ある目的に至るための遂行のうえでこのような矛盾に陥ることが不可避であるとき、それは不可避型と呼べます。
この矛盾はいけないことなのでしょうか?「意味が分からない」という類のものではなく、意思疎通に支障を来すようなものではありません。
そもそも目的のための遂行のうえで不可避というなら、仕方ないと考えられるのが合理的な判断に思えます。
自分に非があることを認めたうえで、相手にも同種の非があると迫るような場合を指します。
ある掲示板での実例ですが、擁護派とアンチが言い合う構図が延々と続いていたわけですね。
そこへある人が加わって「おまえらそんな不毛なことしたって世論は変わらんぞ」と書き込む。
両派お互いの立場を主張し、譲らない。それどころか「そういうお前は何なの?」という態度。
物分かりが悪そうな人たちを憂い、不毛さを説き続けた結果、「お前こそこんな掲示板に何時間も書き込んで自家撞着じゃねーか」と言わてしまう。
そこでその人は「矛盾している自覚はあるが一度書き込んだ程度ではお前らは聞かないだろう?だったら一緒に地獄に引きずりこんでやるよ」と言う。
不毛であることを認めてそのような不毛な書き込みをやめたらなば、潔く掲示板を去ろうということも言っていました。
ようするに、私は非を認めるからあなたたちも非を認め省みなさい、ということですね。
不可避型に通じるところがあります。これも意味が分からないというような矛盾でありません。
むしろ、同じ穴の狢になってでも目的のためならば行動していくという点で、目的意識が明確です。
自覚のうえでの矛盾なら、自分を棚上げしてでも何かを成し遂げるという心意気のある矛盾なら問題ないと思います。
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いくつかと書いたくわりには三つしか挙げられなかったのですが、類型化できる状況は他にもあるかもしれません。
まとめると1つ目が正真正銘の意味を成さない矛盾で(しかし悪いとは言ってない)後半二つがそうではない矛盾です。
意味を成さないようなものではない矛盾に対しても、批判したりして口をふさぐような言動は「意味を成さない」と思いますし、矛盾について考えたことがないような人、思考停止した人に見えてしまいます。
うちの市は今年の4月からコロナ対策専門の部署を新設し、若手のホープと呼ばれるやり手をリーダーに据えて
ワクチン接種、PCR検査、療養施設の確保等の事務を一元化して作戦立案及び遂行を担うこととなった
同じ公務員として見てみて、政府の中でコロナ対策の指揮系統がどうなっているのかさっぱりわからない
ただでさえ厚労大臣、コロナ担当大臣、ワクチン接種担当大臣と職務が3人に分散してる上に
それ以外にも官房長官が指示を出してみたり急遽自衛隊が出張ってきて防衛大臣まで絡んできたりどこがイニシアチブを取ってるのか本当にわからない
自衛隊、結局旅行会社や人材派遣会社に投げるのならそもそも最初から防衛省が委託する必要なくない?
チケットぴあがワクチン予約システム作ったけどそれこそあらかじめ政府が作らせておいて然るべきじゃない?
せっかく内閣人事局作って人事を掌握したのなら各省庁から腕利きを集めて内閣官房の中に対策チーム作ってそいつらにやらせりゃいいのに
強権を振るえるようにわざわざ作った部署の強権をこの非常時にマンパワーを集約させるために使わなくてどうするよ
首相補佐官やら内閣参与やらの役職はそもそも思いつきを垂れ流させるためにあるんじゃないだろう
鼻水をティッシュなどでかんでゴミ箱に捨てるという行動は明らかにここ近代ないし現代以降に定着した行動なのだが、恐らく人類700万年の歴史においてこの行動はイレギュラーである。
鼻水は恐らく飲むものだと思う。
理由はいくつかあるのだけれど、そもそも物理的に鼻は口の上方にあるから、普通鼻水が垂れてくると唇に付着することになるわけで、この際に鼻をかむ以外の行動を取るとすれば、その時我々は
・1.鼻水を顎より下に垂れ流すか
・2.あるいは飲むよりほかになくなる。
そして、少なくとも人類700万年の歴史の大部分においては、二つ目の選択、つまり、鼻水を飲む選択が取られてきたことと思う。
理由としては第一に、清潔な飲料水が安定して手に入るとは限らなかった先史時代において、水分を失うことは避けなければならなかったからである。付け加えれば、病気の際に分泌される青洟などの状態を除けば、鼻水は基本的に清潔だからである。つまり、水分をできるだけ失うべきではないというドクトリンを遂行する際には、「鼻水は飲む」というルールに従わなければならないのである。
大きな理由としてはその二つ、つまり、物理的に鼻は口の上方にあるということ、そして、先史時代においては鼻水を地面に垂れ流すことによってみだりに水分を失ってはならなかったこと、が挙げられる。この二点を抑えれば、「鼻水は飲むものである」という規範を導くことは可能であると思う。
更に、余談に近いのだけれど、最近の自分の経験を根拠づけに利用したい。
三月の下旬頃に鼻水の噴出に襲われた。一日にティッシュ箱の三分の一に相当するティッシュが失われる始末だった。花粉症かな、と思いながら職場のティッシュをガバガバ使っていた。
当然俺も人前で躊躇いなく鼻水をぺろぺろしたりはしない。
しかし、帰り際、夜の十時を回り、駅までの人気の無い道を歩く中、俺は鼻水をぺろぺろしていた。ポケットティッシュが勿体ないからである。
するとどうだろう。十分ほどの間、絶え間なく流れ落ちる鼻水をぺろぺろしていたところ、俄かに鼻水の噴出が止まり、鼻腔が通常の状態に復したのである。
つまり、俺の立てた仮説としては、比較的清潔な鼻水を口にすることによって、人間は自身の異常について味覚を通して認識でき、人間の体調が通常の状態へとアジャストされるきっかけになる、ということなのである。その仮説を含めたこれまでの言説を考慮すれば、「鼻水は飲むものである」という規範を導くことが可能かもしれない。