はてなキーワード: 連対とは
最初は舐めた態度で視聴してたんだけど、意外に作り手が本気だったことに気づき途中から正座視聴させられるやつー! だった。
SNSを見渡しても基本ポジティブな感想が多くて、成功裏に終わったと言っていいと思うけど、それは作り手がアニメに対しても競馬に対しても真面目だったからかな、と。
舐めてた俺が最初に「おっ」と思ったのはOPを見たとき。ゴルシワープ(2012年皐月賞。道中ほぼ最後方に居たゴールドシップは、最終コーナーで他馬が避けるほど荒れていた内ラチ沿いを猛然と突っ切って15頭ごぼう抜き。直線を向いたときは3番手に躍り出ていた。ゴルシを語る上で外せないレースのひとつ)が描かれていて、「ひょっとして……」と思って見返すとサビに入ってからの映像は各ウマ娘の名レース集になっていた(ダスカ:右回りかつ他馬をちぎっているので2008年有馬記念、ウオッカ:左回りで他馬を縫うように進んでいるので2009年安田記念、ゴルシ:前述どおり、テイオー:右回りかつ後ろにハヤヒデ+歓喜の涙で1993年有馬記念、マックイーン:右回りかつ雨ということで1990年の菊花賞か1993年の宝塚記念、スズカ:左回りかつ4角先頭+2番手3番手の勝負服から1998年天皇賞秋(の夢の向こう側))。
ただまあモデルとなった馬の有名レースぐらいはチェックするか、とその場は納得したんだけど、1話のラストで「日本一のウマ娘とは?」と問われたスズカが「見ている人に夢を与えられるような、そんなウマ娘」と答えたとき、これはひょっとして、と初めて期待を抱いた。
ところでウマ娘はコミカライズもされているが、アニメに先駆けて始まったそっちはレースメインじゃなくキャラの内面を掘り下げるような内容になっている(『STARTING GATE!』)。オグリが怖い先輩として誤解されたり、スズカやスペがエアグルーヴと模擬レースをしたりと史実からも離れている。アニメもそういったオリジナル色の強いコンテンツに仕上げる方向もあっただろうが、おそらくいろんな考えがあって98-99年の競馬界に即した内容となった。結果的に大正解だったわけだけど、アニメファンと競馬ファンの双方を満足させることが必達というかなり難しいお題に制作スタッフは挑むことにもなった。
1-3話、つまりスペがスピカに入って皐月賞に負けるまでかなりスピーディに展開する。1話スピカ加入まで、2話は新馬戦、3話ではきさらぎ賞と弥生、そしてなんと皐月まで行ってしまう。そして穴に向かって「お母ちゃんに勝ったところを見せてあげたかったのに……!」。競馬ファンとしては「ずいぶんと早いな」、「でもアニメとして考えるなら妥当なスピード感かな」、という感触。
新作アニメが毎クール大量に作られる昨今、3話までに一つの山ぐらいないと切られてしまうだろう(遅いぐらいか?)。ウマ娘はテンポよく世界観を示し、キャラとその目標を示し、初の挫折と復活を期す姿でそれに応えた。いずれもクオリティが高く見ていて純粋に楽しめた(1話のラストのように「来週デビュー戦だ」「ふぇ? え? え? うぇ!? う"ぇ!? えーっっっ!?」のように笑いとストーリーを混ぜ込みながら話を進行させる手腕は高く評価されていいと思う)。まずはアニメとして純粋に楽しめる代物を、という制作側の意気込みをしっかりと感じられた。
なら競馬ファンとして見た時どうだったのか。これも意外や意外、思わず反応したくなる小ネタ満載でしっかり満足できる出来だった。スペが初めてナマで目撃するレースはサイレンススズカ伝説の幕開けとなる1998年のバレンタインSで「分かってるじゃないか」と思わず愉悦顔になってしまうチョイス。解説は元中央ジョッキーで日曜の15時に競馬番組をつければだいたいパドック解説をやってるホソジュンこと細江純子がまさかの本人登場での担当だし、主人公たちが話している後ろではオグリが大食いを披露する。19世紀の伝説的名馬エクリプスをぶっこんできたと思えば、タイキがプール調教で鍛えたネタをしっかりと拾う。NHKマイルCにエルコンが出走するニュースはJRAのブランドCMを意識した作りだったし、スペシャルウィークが他のウマ娘を見たことがなかったという設定も母馬キャンペンガールが出産直後に亡くなったエピソードをしっかりと踏まえてきた(育ての親が外国人ぽいのは育成を担当したスタッフがニュージーランド人だったかららしい)。
しかもただエピソードを引っ張ってきて終わりではなく、しっかりとアニメのストーリーラインに落とし込むところが好感度大。特に良かったのは1999年の京都大賞典。スペシャルウィークは7着だったから無視するかなと思ったのにちゃんと取り込んだのを見たとき、思わず唸ってしまった。
先だって描かれた1999年宝塚記念。ここでスペシャルウィークはグラスワンダーの2着に敗れる。怪我から復帰したスズカにかかりっきりで上の空だったスペはグラスワンダーの本気の前に屈してしまうのだ。これは実際に凱旋門賞への挑戦を検討していたことやグラスワンダー主戦の的場のヒットマンぶりと連動しており、このネタの取り込みっぷりもすごいのだが、もっと凄いのはこのレースに敗れたスペが2度目の挫折と復活を穴に向かって叫んだ直後のレースが京都大賞典だ、という点だ。
復活を期すスペシャルウィーク。アニメ的な展開を考えれば、ここから上り調子で大願を成就するのが普通だろう。しかし史実では単勝1.8倍のまさかの7着。スペシャルウィークが唯一複勝圏はおろか掲示板も外したレースであり、アニメの流れの中では非常に扱いづらい。だから当然なかったことになるだろうと思っていた。と同時に、スペはお母ちゃんお母ちゃん言うけれど、基本的には実家でスペの応援してるだけだよなあでもまあトレセン学園に来るわけでもなし出番ないよなあと思っていた。そこにまさかの合わせ技。スペがやる気を出しすぎでオーバーワークになって敗れた、それを見たトレーナーはスペを実家へ放牧に出した――という展開になってそうきたか、と。アニメのストーリーと相性の悪い史実もちゃんと取り込んで必然とも言えるストーリーラインに昇華していく。アニメとしても競馬としても良いものにしたい。スタッフが知恵を絞ったから両方から見て納得の展開に仕上がったのだろう。
ここまでやられてはもう認めざるを得ない。むしろ舐めてかかったみずからの不明を恥じるばかりだ。
そしてそんな魂のこもった仕事に、「夢」を見た。ここまでやってくれるスタッフなら、競馬ファンの見果てぬ夢を、見せてくれるんじゃないか――と。
そんなこちらの高ぶった感情を見抜いているかのように、トレーナーが折に触れて「夢」を叫ぶ。
「お前、日本一のウマ娘になるのが目標だと言っていたな。日本一のウマ娘ってなんだ」
「俺はお前たちがレースに出て先頭争いをしているところが見たい! それが今の俺の夢なんだ!」
「俺は全力で走るあいつらが好きだ! これからもずっと見ていたい!」
そう、夢。
牝馬でありながらG1通算7勝、そして何より64年ぶりに牝馬のダービー制覇という常識はずれをやってのけたウオッカ。
驚異的な二枚腰で数々の牡馬を屠り、生涯連対と37年ぶりの牝馬の有馬記念勝利を達成したダイワスカーレット。
配合からローテーションから馬主の情熱が注ぎ込まれた結果、世界の頂にあと一歩まで迫ったエルコンドルパサー。
夫の遺志をついだメジロのおばあちゃんの下、春の盾・親子三代制覇という前人未到の偉業を成し遂げたターフの名優メジロマックイーン。
年間8戦全勝というレジェンド。世紀末にターフへと降り立った覇王ことハナ差圧勝テイエムオペラオー。
偉大なるサンデーサイレンスの初年度産駒であり幻の三冠馬と言われたフジキセキ。
無敗で三冠という偉大すぎる戦績。強すぎて退屈とさえ言われた皇帝シンボリルドルフ。
父子三冠という夢に挑み無敗で二冠を達成するも骨折に泣き、勝つか着外かという好不調の波に悩まされ続けた末に中364日の有馬記念で奇跡の復活を果たしたトウカイテイオー。
シンボリルドルフ以来10年ぶりに誕生した三冠馬。皐月賞を3馬身1/2差、東京優駿を5馬身差、菊花賞を7馬身差と同期をまったく相手にしなかったシャドーロールの怪物ナリタブライアン。
新・平成三強の一角でデビュー以来15戦連続連対という離れ業をやってのけた、顔デカ兄貴と書いて何でもできると読むビワハヤヒデ
3歳から6歳までG1戦線で活躍し、親子二代の優駿牝馬制覇、17年ぶりの牝馬による天皇賞優勝、年度代表馬選出とウオッカ/ダイワスカーレット時代に先鞭をつけた女帝エアグルーヴ。
3歳戦を無敗で制するも骨折から始まった低迷と復活を繰り返しながらスペシャルウィークやエルコンドルパサーといった同期としのぎを削り、グランプリ三連覇を達成したワンダーホース・グラスワンダー。
世界的種牡馬の代表産駒として8戦8勝、3歳王者戦を大差勝ち、2着馬につけた着差の合計は61馬身など数々の伝説を打ち立てるも持込馬という生い立ちからクラシックに参戦できなかったスーパーカー・マルゼンスキー。
クラシック初戦は荒れた内馬場を通ってワープし、春の盾は2角からというまさかの超々ロングスパートで勝ってしまい、三連覇に挑んだ春のグランプリではゲートで立ち上がり信じられないほど出遅れとターフ内外での茶目っ気でファンを魅了した新・芦毛の怪物ゴールドシップ。
牝馬は牡馬に勝てないという時代にあって対等以上に渡り合い、94年の有馬記念では絶頂期のナリタブライアンに真っ向勝負を挑んだ脅威の追込馬・女傑ヒシアマゾン。
地方笠松から殴り込んで中央競馬界を席巻。先輩タマモクロスとの競演で芦毛伝説をつくり、連闘(!)で挑んだジャパンカップにて2分22秒2という世界レコードの前にタイム差なしのクビ差2着に敗れるなど数々の死闘で身体をボロボロにしながらも有馬記念で見事に引退の花道を飾って多くのファンに大きな夢を見せたスーパーアイドルホース・オグリキャップ。
武豊もダービーだけは勝てない。そう言われていた天才に悲願のダービー制覇をもたらし、凱旋門賞馬モンジューも降した日本総大将スペシャルウィーク。
そして、サイレンススズカ。
1000mを57秒台という無謀とも言えるラップで逃げながらもそれが本馬のペースとジョッキーに言わしめた異次元の逃亡者。
しかし大欅の向こう側に散って悲運の最期を遂げてしまったサイレンススズカ……。
ウマ娘は、1998年の競馬ファンが抱いた夢、志半ばで霧散したその夢にまっこうから挑んだ。始まる前の俺なら「いやいやスズカの伝説ってのはそんな簡単なもんじゃないんだ」と言っただろう。しかしウマ娘のアニメとしての面白さ、そして制作陣の競馬に対する真摯な態度の前に「夢」を見せてくれることを期待するようになった。
そしてウマ娘は見せてくれた。競馬ゲームで生産した「サイレンススズカ」を走らせ、ひとりこっそりそして虚しく見ていた夢ではない、ある意味で本物の夢の続きを。
いや分かってる。所詮アニメじゃないか、それこそ本物のサイレンススズカは大欅の向こうで散ったじゃないか。その通りだ。それがまごうことない真実だ。でもあの時に涙を流した競馬ファンみんながいっしょにサイレンススズカの夢の続きを見られるとしたら、これが最初で最後じゃないか――そんなふうにも思える。
それぐらいアニメウマ娘は馬鹿正直に、大真面目に、こっ恥ずかしいほどに競馬が見せる「夢」に挑み、そしてやり遂げてくれた。
トレーナーは夢を叫ぶ。そしてときには叱り、ときには励ましながらウマ娘たちを応援する。「俺がついてるぞー! どこまでも走れー!」
競馬ファンが自分の好きな馬を応援するときの気持ちをトレーナーは代弁してくれた。彼は競馬ファンそのものだった。そして競馬を知らないアニメファンにも競馬を好きになってもらえるんじゃないかという期待を抱かせるほどカッコ良かった。
こんな未来があるなんて、大欅の向こうに散ったスズカを見たとき思いもしなかった。
そして何より、オタクであってもちょっと引いてしまうようなアレなコンテンツに愛馬の出走を許した権利者の皆様に心からの感謝を。
あなたたちの勇気ある決断のおかげで本当にいいものが見れました。ありがとうございました。
※おまけ
あんまり競馬に詳しくない人がもしここまで読んでいるのなら以下の動画をぜひ見ていってください。もうちょっとウマ娘と競馬が好きになれるかもしれないから。
[ウマ娘]OPにプロの実況と解説を付けてみた - nicovideo.jp/watch/sm33239562 ※サビにご注目。東日本G1ファンファーレで始まる構成も秀逸
ブランドCM 「夢の第11レース」 120秒編 - youtube.com/watch?v=kcv3D26GjWA ※最終話WDTの元ネタ
【ウマ娘】JRA・CM 夢の第11レース ウマ娘Ver. - nicovideo.jp/watch/sm33399077 ※この人の動画ほんと好きなんだ……
【ガチ実況】ウマ娘:ウィンタードリームトロフィー - nicovideo.jp/watch/sm33385387 ※最終話ネタバレ
【THE WINNER】グラスワンダー ウマ娘ver. - nicovideo.jp/watch/sm33232892 ※かっちょいい
【ウマ娘】JRA・CM キングヘイロー ウマ娘Ver. - nicovideo.jp/watch/sm33252425 ※かっちょいい
【競馬CM】2012年JRA G1レースCM上半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm18106839 ※↑2つの元ネタ。そしてライスシャワーがかっこよすぎて痺れる
【競馬CM】2013年JRA G1レースCM上半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm21202474 ※テスコガビーが曲のマッチ具合も含めて最高。ちなこれと↓はポプテピピックの神風動画制作
【競馬CM】2013年JRA G1レースCM下半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm22387914 ※オペラオーの「その馬は完全に包囲された。道は、消えたはずだった」からの流れが激熱
【競馬】第49回毎日王冠 サイレンススズカ - nicovideo.jp/watch/sm4584692 ※あのエルコンに影も踏ませないスズカ
1999年 第78回凱旋門賞 日本語実況版 - youtube.com/watch?v=IrIH0SNUt2M ※世界の頂への挑戦
1999年(平成11年) ジャパンカップ スペシャルウィーク - nicovideo.jp/watch/sm16283421 ※エルを降したモンジューを、日本総大将が迎え撃つ
【競馬】第44回有馬記念 グラスワンダー(画質向上) - nicovideo.jp/watch/sm4026592 ※最後は最強の二頭
2008.11.02 第138回 天皇賞(GI) - nicovideo.jp/watch/sm5198792 ※ダイワスカーレットが差し返すところ泣いてしまう……
(競馬) トウカイテイオー 1993第38回 有馬記念 (奇跡の復活) - nicovideo.jp/watch/sm5913 ※364日(1年)ぶりのレースでG1制覇は史上初
【競馬】1990年 有馬記念(オグリキャップ) - nicovideo.jp/watch/sm1170176 ※オグリ燃え尽き……からの復活ラストラン。なんてご褒美だよまったく
※おまけのおまけ
【競馬】根岸S ブロードアピール - nicovideo.jp/watch/sm998264 ※すごい追込+青嶋バクシンオー渾身の実況
1997 エリザベス女王杯 エリモシック - youtube.com/watch?v=Q0R2cQ2kJ1E&feature=youtu.be&t=249 ※グラス主戦の的場のすごいレース+馬場さんの実況がかっちょいい
今後の政治情勢並びに制度改革について、いち増田の妄想を書いておく。
→優先順位としては相当に後回しになるとみてほぼ間違いない。「日本死ね」増田は一過性のブームに終わってしまった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160705-00000095-asahi-pol
http://nippon-kosodate.jp/questionnaireresult.html
http://www.komazaki.net/activity/2016/03/004786.html
・介護施設増・介護に関する費用負担・介護士の労働環境改善等の介護問題関連対策について
→保育園より絶望的な状況。具体的な優先順位については不明、というのも何せ言及自体がされていないため。増税延期で財源が限られている中でこれはお察し。
なお診療報酬制度など見ると、少なくとも医療の側からは自宅や施設へと送り出す方針になるとすでに決まっていて実際にそう動いている。
http://www.asahi.com/sp/articles/DA3S12410792.html
→各党とも「同一労働同一賃金」「最低賃金1000円以上」「非正規雇用の正規雇用への転換」「長時間労働抑制」を挙げてきたが、自民党はこのうち最低賃金の件以外はなんかフンワリした公約。特に時間外労働を一律規制する政策や勤務間のインターバルを設ける政策については、「再検討を開始」「企業の取り組みを促進」といったかたちでしか言及していない。サビ残させると経営者が罰されるといったような方向性で労働環境改善が成されるのは相当先だろうと思う、
https://special.jimin.jp/political_promise/bank/
・おまけ:憲法改正について
→議席は取っちゃったので国民投票が実施されることはほぼ決定である。
首相は前文から書き換える気満々であり、散々呪いの書としてツッコミを食らってきた例の草案については「既に叩き台として出してある」とのことで、つまり党としてはアレがベースで問題なかろうと思っているらしいことがうかがえる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000042-san-pol
https://www.buzzfeed.com/daisukefuruta/revision-of-the-constitution?utm_term=.noQKMAE64#.uio3vDkN2
http://m.huffpost.com/jp/entry/10913812
仮に草案の自助ベースな「家族の助け合い」が憲法で義務化された場合、「保育園が足りないと声をあげたり介護施設に空きがないと声をあげたりサビ残横行でろくな職がないと声を上げたりすることはすべて自助の不足であり、従って公的予算を費やす対象でない」として一蹴する暴論を、これまで以上に助長させることになる。待機児童問題なんかはまさに憲法を法的根拠のひとつに数えて「保育園を増やすのは国及び自治体の義務」という論理でやってきている部分があるのだが、それは一切通用しなくなる。
・急募
憂き世を生き延びるために庶民(年収400万円未満)が知っておくと良いような小ネタがあったら、ぜひ。
アラサーで相手は候補すらいないものの結婚したいし子供も欲しいしでも今の仕事は楽しいししかし田舎で親が年老いているいち増田ですた。
追記
あ、そうだそうだ参院選だ。普段政治に関心薄い方だし「選挙」としか呼ばないから間違えた。すんませんタイトル直しましたてへぺろ。
連対69/130=53%(2着までに入った率)
複勝88/130=68%(3着までに入った率)
ウオッカ | ダイワスカーレット | ブエナビスタ | ジェンティルドンナ | |
---|---|---|---|---|
生年 | 2004年 | 2004年 | 2006年 | 2009年 |
戦績 | 26戦10勝 | 12戦8勝 | 23戦9勝 | 19戦10勝 |
勝率 | 38% | 67% | 39% | 53% |
連対率 | 58% | 100% | 74% | 74% |
GI勝利数 | 7勝 | 4勝 | 6勝 | 7勝 |
獲得賞金 | 13億円 | 7.8億円 | 14.8億円 | 17.2億円 |
主な勝鞍 | 2006 阪神JF(阪神) | 2007 桜花賞(阪神) | 2008 阪神JF(阪神) | 2012 桜花賞(阪神) |
2007 ダービー(東京) | 2007 秋華賞(京都) | 2009 桜花賞(阪神) | 2012 オークス(東京) | |
2008 安田記念(東京) | 2007 エリザベス女王杯(京都) | 2009 オークス(東京) | 2012 秋華賞(京都) | |
2008 天皇賞秋(東京) | 2008 有馬記念(中山) | 2010 ヴィクトリアマイル(東京) | 2012 ジャパンカップ(東京) | |
2009 ヴィクトリアマイル(東京) | 2010 天皇賞秋(東京) | 2013 ジャパンカップ(東京) | ||
2009 安田記念(東京) | 2011 ジャパンカップ(東京) | 2014 ドバイシーマクラシック(メイダン) | ||
2009 ジャパンカップ(東京) | 2014 有馬記念(中山) |
馬名 | 性 | 生年 | GI級競走 | 功績 |
---|---|---|---|---|
スペシャルウィーク | 牡 | 1995年 | 4勝 | 当時世界記録の獲得賞金10億9千万 / 内国産種牡馬として初めて海外GI勝ち馬を輩出 |
ダイワスカーレット | 牝 | 2004年 | 4勝 | 37年ぶり牝馬の有馬記念優勝 / 12戦連続連対・連対率100% |
ブエナビスタ | 牝 | 2006年 | 6勝 | 史上最多タイの4年連続GI勝利 / 中央競馬最多の19戦連続一番人気 |
ヴィクトワールピサ | 牡 | 2007年 | 3勝 | 日本馬初のドバイワールドカップ優勝 |
ゴールドシップ | 牡 | 2009年 | 6勝 | 二冠馬(皐・菊) / 史上初の宝塚記念連覇 |
ジャスタウェイ | 牡 | 2009年 | 3勝 | 国際レーティングで内国産馬最高の130ポンド / 国際レーティングで日本馬史上初の単独1位 |
モーリス | 牡 | 2011年 | 6勝 | 短距離馬では史上3頭目の年度代表馬 |
オジュウチョウサン | 牡 | 2011年 | 4勝 | 障害最多タイのJ・GI4勝(連勝) / 障害重賞最多8連勝 |
グランアレグリア | 牝 | 2016年 | 6勝 | 史上初の古馬芝マイルGI完全制覇 |
デアリングタクト | 牝 | 2017年 | 4勝 | 史上6頭目の中央競馬牝馬三冠 / 史上初の無敗牝馬三冠 |
イクイノックス | 牡 | 2019年 | 6勝 | 国際レーティングで日本馬最高の135ポンド / 当時中央競馬歴代1位の獲得賞金22億1544万円 |
馬名 | 性 | 生年 | GI級競走 | 功績 |
---|---|---|---|---|
ウシュバテソーロ | 牡 | 2017 | 3勝 | ダートのドバイワールドカップ優勝 / 中央競馬歴代1位の獲得賞金22億1567万円 |
この「日本人は甘い」というコメントにも「ルールを変える発想が無い」という指摘にも、
何か違和感を感じたので、ちょっと考えてみる。
「1回のフライングで失格」という規定は厳しいなと感じた。
なるほど、こういう理由もあるんですね。
とりあえず、ここでは「この規定は厳しすぎる」という前提で話をしよう。
この発言は一体何を意味しているのだろうか?
直感的に感じたのは、
「今まで俺は(そして多くの人は)理不尽なルールで戦わされてきた。それを強いられてきた。
そして受け入れてきた。ルールは変えられないとあきらめてきた。
ルールを変えてほしいというのは、ミスを許してくれと言うようなもので、考え方が甘い。」
という感じ。どこまで正確に捉えられているか、もしくは見当はずれなのか、よく分からないけれど。
この「一部の人が一部の人に都合の良いルールを作り、結果その理不尽なルールがまかり通っている。」
そしてそれに対して、
A. あきらめてそのルールの中でがんばる
C. ルールを作る立場になろうとする
などの対応をする人がいて、
Aの人にとってBやCは卑怯者のように見える。
これらはいずれも「その集団の中でどうしたら上に立てるか」という発想から来るもの。
「ルールの中で自らは頑張る一方で、正当なルールに変更できないかを考える」
人もいるだろう。そういう人の目的は集団の中での自分の立場ではない。
こういう目的の違いが両者の相互理解を拒んでいるような気がする。
「世の中はどうあるべきか」という発想で見られる人を僕は応援したい。
何をやったか出せという人が多いので、簡単に政府の対応をまとめてみた。
対策本部設置
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100420.html
ごく当たり前にすぐさま対策本部を設置。
4/23 関連対策を発表
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_kikaku/100423.html
http://twitter.com/higashitiji/status/12923223278
http://twitter.com/higashitiji/status/12932541229
4/28 県畜産試験場の豚からも。南西70km離れたえびの市でも。
全額国庫負担での消毒薬散布を隣接県にも拡大、獣医師の増員を決定。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100428_1.html
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/soumu/100428.html
http://twitter.com/higashitiji/status/13046613183
県庁へ行っただけで地元からは顰蹙を買ってるらしい。(自民党対策本部談)
4/30 追加対策を発表
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_kikaku/100430.html
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_kikaku/pdf/100430-01.pdf
このpdfに今回の対策がまとまってるので政府が何をしたという人はよく読もう。
赤松農相の外遊はおいとくと普通の対応をしてるんじゃないかな。
それより気になったのが以下2点。
同日 自民党、対策本部設置
↓
消毒薬を送ったとプレスリリースしたがまったく送られてこない。
↓
消毒薬といっても基本的に消石灰なので、わざわざ現物を送らず現地調達が普通。
ついでだから韓国の豚肉輸入についてもと思ったが、こっちでまとめられてるので割愛。
http://d.hatena.ne.jp/ohira-y/20100506/1273118670
ちなみに、輸入再開を決めたのは自公政権時代。
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