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はてなキーワード: 臨場感とは

2023-02-21

ぼざろも期待したよりリアリティラインが低かった

 

ぼざろを見たんよ。

きらら作品特有のざっくりしたキャラデザとやや類型的なキャラ造形の中から

リアルライブハウス演奏空気とかを出してくる侮れない作品

みたいなイメージ期待感で。

 

で、確かによくできてたんだけど

なんか思ったより青春リアリティラインが低かったなーて感じた。

その辺はもう作者の実体験をいかにぶちこんでくるかってところだけど

そういうのはアニメからはあまり感じ取れなかった。

描写されてる駅とかは俺が昔住んでたあたりなんだけど

まりリアルにグッとくるような場面てなかったな。

 

ライブシーンもタイミングとか滅茶苦茶凝ったカット演奏表現されてるんだけど

そこまでやるのになんでボーカルはこんなに安定してるんや?ってとこで乗りきれなかった。

 

学生ライブなんだからもっと汚い声でいいのにね。

ていうかプロライブでもこうはならんよね。

整いすぎ。破綻なさすぎ綺麗すぎ。

ギターに拘る割になんでボーカルでもうちょっと臨場感さなかったのかな。

声優必死に歌った一発撮りでよかったし録音環境も悪くしてほしかった。

ぼっちの方に気を取られて歌いだしが遅れたりとか当然あるはずなのにそういうのもない。

  

十分完成度高い作品への贅沢な文句だし

好みの問題が多分に含まれる話だけどね。

俺はあと一歩リアリティラインが高いのが見たいっていう俺の趣味の話。

  

反応来てた

mahinatan リアリティがあれば売れるというわけではなく ある程度綺麗なパッケージにしないといけないので…アニメリアリティを求める人あんまりいない説

2023/02/21 リンク yellow59yellow

俺は「俺の事前の期待はああだったけどぼざろはこうだった」つってるだけで

セールス的に俺の期待通りにすればもっと売れたんだ」とか

道義的に俺の期待通りにするべきだったんだ」とか

そういうことは一文字も書いてない。

 

あなた方の反論はどれも外部的な基準依拠したもので、

一方俺は純粋に俺の趣味の話をしてるだけで

外部的な基準を持ち出したりそれによって自分趣味擁護したりしていない。

から俺の趣味の話に反論するなら自分趣味の話をすべきだったと思う。

「これこれこういう目的基準でぼざろの描写はきちんとまとめられておりそれは私の美意識叶うものだった」 

みたいなね。

 

そこに鋭い好き嫌いを持っていない人はそもそもこんな話に反論することが出来ないわけで、その意味で話の嚙み合ったレスポンスは1割ぐらいしかないと思う。

 

 

    

といううえで

この人はリアリティって概念を何か勘違いしてると思う。

 

コンテンツにはリアリティは常に存在して、設定されたラインの高低があるだけ。

この人の主張を正しい言葉に直すと「アニメに高いリアリティラインを求める人はあんまりいない」となるんだけど

あんまりいない」ことはなくて基本的にはディテールリアリティ要求ラインは一貫して上昇傾向だし、ぼざろも未見の人間への惹句として「リアリティ」「解像度」という言葉を盛んに使ってたよね。

わかりやすいのは逆にこのへんをもっと下げていったらどうなるか考えてみるってことで、その場合だるいアニメになって今ほどヒット出来ない仕上がりになっちゃうでしょ。

 

リアリティの設定にはみんなすごく影響されるんだよ。

  

nbr-bnbr-b そもそもリアリティというのも個人差があるし、そこを追及し過ぎることにはメリットが無い派。自分の求めるリアリティが無かったからといってわざわざ主張することでもない。

2023/02/22

この人も言葉ガバガバしてるけど

主張を正しく直すと「求めるリアリティライン個人差がある」だよね。

で、「追求し過ぎると」ってどのラインで追及するかという議論しかない。

そしてどの辺が自分の好みであるか述べることの何が問題あるのかわからない。

 

sovereignglue スポーツは弱小からのし上がっていく話が成立するけど、音楽リアル志向で下手なとこからスタートだと観たく(聴きたく)無くなるから難しいね

2023/02/21

俺は別に「下手糞な段階をじっくり見せろ」って言ったんじゃなくて(俺の趣味でもそれは別に見たくない)

「(歌が上手いのは結構だが)安定しすぎてて臨場感表現足りて無くねーか」つったんだよ。

歌が上手い人でもライブの時は色々あるしスタジオ録音とは違うだろ。

(だからドラムも安定し過ぎてるぞ」みたいなブコメツッコミはその通りだと思う。)

  

uk_usa_tv ぼっちは、見せ場のはずの文化祭ライブステージの照明の素人感(喜多ちゃんぼっちの顔が影になるほどヘタクソ)をあえて出した時点で完敗だったので、歌唱が多少うますぎても気にならなかったです。

2023/02/22

これはよく見てるいい感想で俺への反論足り得てると思う。

俺はこれをベストブコメにしたい。

(逆に言うと上の人達は俺の話にかみ合ってない反論で会ったりそもそも話を理解してなかったり「リアリティ」という言葉への注意がガバすぎたりしている。)

 

fried-tofu リアルで下手な歌を聞きたいかと言われると……上手い方が自分は嬉しい。 アニメ

2023/02/22

「うますぎる」なんて書いてなくて「安定しすぎてる」って書いたのにこれだもん。

反論してくれるのは嬉しいけど相手が何て言ってるか理解して反論してくれよ。

 

yujimi-daifuku-2222 バスケ始めたばかりの素人全国大会活躍する荒唐無稽からスラムダンクには乗れなかった的な。/美人ばかりが集まる時点でご都合主義なのは分かっていたはず。

2023/02/21

ご都合主義ダメだなんて言った?

全体的にやけにうまいのは結構

でもギター作画の細かい不安定芝居臨場感芝居の割にボーカルが安定してんね

っていう俺の感覚と俺の趣味の話をしてるんだ

作画見てるとぼっち心配して目線やってる奴とやってない奴の差まで描いたりしてるからね)

 

俺の趣味に対し「私の趣味はこうだ!」って激突してきて否定してくれるんならい

けどこの人の反論そもそも俺の話を完全に取り違えてるだろ

こういう感じの「反論」が多すぎないか

  

 

masa_w 大谷くんとか藤井くんいる世界線でのリアリティラインとは

ぼっちの非現実的設定について俺は一言も触れてないだろ

 

これもブコメの多くで見られたけど

「非現実的な設定をぶち込むこと」と「リアリティライン」は全然別の話であって

そこの区別がついてない人が多いんだよね

 

「凡人しか出てこないけどリアリティラインの低い世界」も描けるし

将棋星人が襲来してるけどリアリティラインの高い世界」も描けるでしょ

  

あと「主人公の髪の色がピンク色だからリアリティを問うことは無意味」とかも

もはや何からどう言ったらいいかわからん

2023-01-16

anond:20230116131205

あれさ技が分かりやすくて

戦闘ハラハラできるんだよなあ

 

作品だと

技出しましたー、勝ちました

でもそれは今までの技に比べて何が違うの?

ってところがフワッとしすぎててバトルを追えないんだよな

 

遠目から眺めてる感じ

鬼滅はもっと近くで見てる臨場感があった

 

そういうのもっと増えてほしい

2023-01-11

anond:20230110123933

あんまり言葉遊びが巧みすぎても余裕を感じられてむしろ臨場感が減るから

元の方がかろうじて搾り出した言葉遊びに乗せながら日々の苦しみを吐き出すことしかできないくらいに弱りきってる様子が伝わってくる

2022-12-27

消えてしまったエロ小説の作者さんにどうしても声を届けたい

楽園Survivor無人島へ一緒に漂流したメンバーが全員美少女ならば過酷な日々でも難なく乗り越えられる説~」っていう作品

作品は削除済だし、web archiveや魚拓にも残ってない。元URLは残ってる。

https://novel18.syosetu.com/n4281gb/

Twitter上で探しても、作者さんがいらっしゃる形跡はないし、なんなら私しか具体的にこの作品についてつぶやいてない(シャドウバン喰らってるかもなので今は表示されないっぽいが)。

けど滅茶苦茶面白かったんだ。

筋書としては、「主人公ヒロイン3人が、学校旅行中の事故無人島に漂着してサバイバルする」という話なんだけど、サバイバル部分がすごーーくちゃんと書きこまれていて、少しずつ生活基盤を作って自分たち生活を維持しようという描写が、読んでいてやたらカタルシスがあった。水の確保から始めて、食糧の確保とか衣食住の工面とか、一方その最中お腹を壊したりとかその危険性とか、納得感と臨場感と、課題解決していく爽快感があった。

一方、R18とはいえエロ全然安易ではなくって、とにかくヒロインとの進捗はゆっくり。なんなら最初10話くらいはエロ要素ほとんどない、けれど主人公ヒロインの接近や性欲はちゃんと描かれて、しかヒロインたちが個性豊かでとてもかわいい

で、凄くわくわくしながら読み進めて、ようやくハーレム展開になりかけてきた、けどむしろ無人島サバイバル要素やこの島の正体をもっと知りたい、と思っているあたりで更新が止まってしまっていて、残念と思いつつも愛読している内に作品が削除されてしまった。この時はめちゃショックだった。何で保存していなかったんだ…!と思う。

ちゃん感想は書いたんだよ?けど、私が読んだ時点では既に更新が止まってしまっていたし、やっぱり創作をする上での辛さとかは当然あったろうと思うし、もしかすると身バレとかのやむにやまれ事情があっての削除かもしれない。そこはもう仕方ないと思うんだ。

ただ、ファンとしてはただただ「もう一度あの作品を読みたい…!続きを書いて欲しいとまで贅沢は言わないから、せめてもう一度あの作品を読みたい、あのヒロインたちに会いたい」って気持ちでいっぱい。

どこかで作者さんに奇跡的に声が届いたりしないだろうか?と思ったので増田で書かせていただきました。

あの作品を書いてくれてありがとう。大好きでした。あと、もし、もしよかったらどこかでひっそりとでも読めるようにしてください……

それとみんな、好きな作品がいつまであるか分からいから、ちゃんと「好きだ」と思ったら作者さんにその声を届けてくれ!その声は絶対絶対無駄にならない!

あとお気に入り作品は念のため保存もしておいた方がいいぞ!

2022-12-20

映画 THE FIRST SLAM DUNK 感想

中学高校バスケ部、下手くそ全然試合出れずずっとベンチ、スラダン全巻保有人間感想

以下ネタバレ

オープニングの湘北が1人ずつ歩いてくるやつ、かっけ〜!!テンション爆上がり。音楽もよい!

山王メンバーもかっけ〜!!

試合臨場感やべ〜!!

山王応援めっちゃいたことあるやつ〜〜!!

めっちゃテンション上がる〜〜!!

(一本、そーぉれ一本!ピッピー!とか、ディーフェンス!ディーフェンス!とかそういうやつ)

試合の合間にコートの隅にいるモッパー(モップ係。選手の汗が落ちてると踏んで滑るから拭きます)の猛ダッシュ懐かっし〜!!リアリティがやべ〜

オフィシャルも懐かしいよ〜ファウル数えたりタイマー止めたりタイムアウト言われて試合止めたりすんだよ〜あれ他のチームが順番にやってんのよ、試合出ない人が。(全国大会は違うかもしれぬが)

審判の「オフェンスチャージング!」の身振りの大げささとか、「バスケットカウントワンスロー!」の力の入れ具合とか懐かし〜!あのグレーの審判服も懐かし〜!審判、人によっては動きがコミカルだったり、やたら力入ってたりとか面白いんだ。

冒頭の湘北のアリウープ漫画だと結構ギャグシーンだけど映画だとサラッとやっててよかった。

桜木ゴリカンチョーして殴られるのとかはやるけど、魚住大根桂剥きは無かった。別に無くていいけど。

途中の桜木の成長振り返りシーンで一瞬牧とか仙道とか出てくるのもテンション上がるわ〜

リョーちんの生い立ち、プライベートシーンは普通に泣いた。

絵が上手すぎるんだよ。絵の演技がすげぇよ。

台詞じゃなくて絵で語ってた。

ちゃんのカラッとした感じがよかった。

やさぐれる前のミッチーキラキラ感やさぐれ後との落差で笑えるほどだった。

ミッチーとリョーちん、こんな関係性だったのか。よかった。

見終わった感想としてはめちゃくちゃ良かったけど原作未読の人は多分意味分かんないんじゃない?と思ったんですが、原作読んでないけどよかったと言っている人がいたのでそんなことないのかもしれない。

原作読んでなかったらあのキラキラボーイがミッチーだとは分からない気がするが、どうだろう。

ミッチーがかつてもたらした混乱も映画だけだと分からんしな。

映画本も買った。

単行本未収録のリョーちんの沖縄時代エピソードが載っているというやつ。

全然映画と違う話だった。

もっと映画元ネタみたいな話かと思ってた。

チラッとは映画エピソード出てくるけどさ。

井上雄彦インタビューが載っててよかった。

映画を作るのがどれだけ大変だったかという話。

漫画自分一人のフィーリングで描けるけど、映画を作るには大量のスタッフ意図を伝えるために言語化をせざるを得なかった話とか、

漫画なら小さいコマでチラッと載せられるエピソードも、映画は全コマ見開きみたいな感じで難しい話とか。

苦労が伝わった。

マジで映画作ってくれてありがとうだよ!

ありがとう!!!

2022-12-12

anond:20221212162348

VRレースゲームとかあるんじゃね?そっちの方が臨場感ありそうだが

2022-12-01

anond:20221130204714

外国は急に愛称をぶちこみだすもんね。タルコフスキーくんが急にターニャ呼びとか。キャサリンキャシーとか。スティーヴンがボブだっけ。

でも日本作品光源氏読んでると肩書き呼びだから昇進したら急にかわるんよ 

主人公の)少将はこうしてこうして~みたいなのが急に(主人公の)右大臣はこうしたんだけどみたいにコロッとかえてくる

それが臨場感なんだろう

2022-11-21

anond:20221121174309

太田啓子弁護士が『宇崎ちゃんは遊びたい』の献血問題

公共空間環境セクハラしてるようなものですよ」って言っているんだが職場じゃないよな。

弁護士職場関係なくセクハラと言っているんだが「のようなもの」がつけばいいってもんじゃないだろ。

弁護士が言っているんだからなあ、セクハラなんて法的概念ど真ん中で法の専門家デタラメいうわけないんじゃないかなあ。

https://togetter.com/li/1417811

読売新聞でも仮想空間「『メタバース』でセクハラ横行…臨場感あり『とにかく気持ち悪い』」

なんて記事を出しているけど、これも職場関係なかったよ。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221121-OYT1T50104/

セクハラって、日本語に訳すと性的嫌がらせなわけで、元来は職場限定用語だったかもしれないけど

広義のセクハラ性的嫌がらせ一般を指すようになってきてるんじゃないか

  

  

追記

anond:20221121181158

いや元来からして性的嫌がらせ全般の事だよ

検索してもらえばわかるけど、もともと労働関係からでてきた用語職場内に限定して使う用法になっているものも多いよ。

から職場内の行為じゃないから「セクハラ」じゃない、ってのはまるっきりの間違いじゃないと思う。ここでそこに拘るかというと別問題だけどね。

性的嫌がらせ一般進化して捉えている用法もあるしね。

  

他人嫌がらせしちゃいけない」ってのは当たり前の話 むしろ職場以外なら嫌がらせしてもいい、ってどういう認識なのかと

これはまるっと同意なんだがanond:20221121152505に繋げてくれ。

まあセクハラに当てはまらんと言ったanond:20221121152505セクハラかどうかだけを書き込んだ私がまずかった。

勝手に人の性的嗜好を決めつけて非難対象にするってのがそれだけで人格を疑われる行為で、

仮に、定義上のセクハラではないとしても下衆いとしか言いようがないわけで、こだわるべきところじゃないところに突っ込んだ私がおかしかった。

  

追記の2

太田啓子弁護士については私の読み間違いの可能性があり削除しました。

ただし、一般用語としてセクハラが使われており、それは法律用語セクハラと異なる

という点については修正必要性はなく文意は変化しておりません。

2022-11-17

[]ハンドジェスチャーだけでプレイする指揮者ゲーム「Maestro: The Masterclass」が凄い

ほんとにステージ指揮者指導を受けてるみたい。

コントローラーを持ったままではプレイできない。全部ハンドジェスチャーだけど手だけ使っても上手く指揮できない。右手ペンか何かを持って初めて指揮の快感を味わえる。

Masterclassという副題の通り、最初チュートリアル的なモードがあって、隣にイカツイ顔した初老指導者がいて指揮の仕方を指導してくれる。全部英語で何言ってるか分からないけど課題クリアしたら表情変わらないけど言葉ものすごい褒めてくれてるっぽい。進めてくだけでいい気分になれる。

授業を全部受けたらステージに立つわけだけど、目の前にはオーケストラ、後ろには大観衆。臨場感が凄い。観客を前に拍手が起きると思わずお辞儀をしてしまう。タクトを上げるとオーケストラ楽器を構える。スタート指揮者タイミングで振り下ろすと演奏が始まる。曲が終わると観客はスタンディングオベーション。気分がいい。

MetaQuest2 のAppLabで無料リリースされてるものから実質クラシック1曲しか入ってないんだけど何度でもやりたくなる。多分正式製品リリースされたら中身はオールジャンルで曲が入ることだろう。

 

Oculus Quest 2の「Maestro: The Masterclass」 | Oculus

https://www.oculus.com/experiences/quest/4813149252124417/?locale=ja_JP

2022-11-13

想起というより追体験に近かったような

映画「すずめの戸締まり」で震災の想起が云々と話題になっているけど、モチーフとして使ったとかイメージを想起させるとかそれもあるけど、一番の肝は「これが起きたら地震が起きる」っていう演出だったと思うんだ。

作中のキーになる表現なんだけど、それのスケールアップのやり方がすごく訴えかけてくるのね。繰り返しながら徐々に盛り上げていくわけ。想起というよりは追体験にも取れるくらい臨場感はあったよ。そこをどう評価するかじゃない?

震災テーマにするなっていうか、そんな単純な話じゃないよなぁ、と

2022-11-07

三眼族がVRした場合、第三の目は絆創膏でふさぐ

が、頭頂部用のバンドでちょうど隠れるな

臨場感確保成功

anond:20221106195353

2022-10-28

anond:20221025122911

以前聞いたのは4、5年前だったんだけど、どうにも臨場感が足りないと思ったんだわ。

当時は催眠ボイスとかって名前だったかな。耳舐めとかもあったと思うけどよくわからんかった。

それが、今回聞いたのはほんとに隣にいるんか?!って思うくらいのリアルさで、もうただただクオリティの高さにびっくり。

機材とかが発達したか演者技術が上がったかだろうな

anond:20221028000708

吉田のサヨナHR京セラの観客総立ちだったからな

あの臨場感は実際に試合観てないとわからないよ

2022-10-23

舞台の2、3階席

同じ料金払って二階席三階席だと最悪。

久々に2.5次元舞台行くかと思ってぴあ先行で席とった。

まだ発券前だけどひょっとしてぴあ先行って席悪いこと多い?

前回の2.5次元マイナー作品だったかぴあ先行でも良席だったが今回のは人気作品

しまったやっちまったか

二階席だったら行く気失せると思い、リセールに回すか悩んでる


2階とかだと臨場感が全く違うんだよな

没入感というか、のめり込み度とか、とにかく感覚としての楽しさが全然別物!!!

二階以上だとそんな楽しくない!没頭出来ない!

同じ1万以上払ってそれは納得できない


舞台にほぼ行ったことない知り合い連れて行く予定だから絶対マシな席がいい

1人ならなんとか双眼鏡持っていくのもありだけど

舞台を遠くの方でなんかやってるつまら学芸会だと思ってほしくない!!!

それには良席必要!!!!だったんだけど


ダメ元で発券してから考えるか?

でもなぁ

公式リセールじゃないと不安

チケ取引全般があまりにもめんどい


マジで二階席なんか作らないで欲しい

リピーター向けに安いならありだけど、全席指定全席S席はちょっとなぁ

2022-09-07

anond:20220907111858

撮り鉄バカにする俺カッケーとか思ってんのかもしれんけど

「あの列車どんな顔してたっけ?」って思ったときにググって出てくる鮮やかで美しい車両画像

あれ大体撮り鉄が撮ってくれた画像からな?

JRとかの公式画像なんて単に車両画像をポンと載せてるだけ

美しい風景を堂々と走る臨場感生命力に溢れた1枚の画を観ることで生きているその車両を知る事ができる

お前らのその恩恵に預かりながら馬鹿にするという行為こそ恥だと思う

2022-08-13

同人音声の隆盛と衰退について書いてみる

同人音声について取り上げたブログが先日ホッテントリに上がっていたのもあって、同人音声沼にもう何年も浸かってる自分が界隈の変化と今を簡単にまとめてみる。

まず、音を聞いて抜く(しこる)ってのがよく分からない人もいると思う。AVエロ漫画と違って視覚的な刺激がないので、物足りなさを感じるかもしれない。可愛い声の女の子エロい台詞を喋ってくれればそれはエロいのだが、同人音声はエロい台詞というよりシチュエーションで抜く文化になってる。目を閉じてイヤホンヘッドホンをはめて、女の子が隣にぴったり座って耳元で囁きながら手コキしてくれるような妄想で聞いて抜く。エロい台詞があったらもちろん抜けるんだけど、ぶっちゃけ耳元で吐息があればいいし、随所で「おっきくなってきたね」とか「我慢汁でてるよ」とか「そのままいっていいよ」とか簡単台詞があればそれだけでもいい。エロい台詞朗読じゃなくて、どっちかというとバーチャル女の子がすぐ隣にいるシチュエーションで抜くわけ。VRAVもかなり一般的になってきたけど、同人音声のバーチャルは本当にすごい。だって想像から。とても可愛い二次元美少女世界最高峰モデリングで出てくる。だって妄想から。それを可能にしてくれるのが音の存在感っていう作り。映画ちょっと音響のいいシアターで見ると音がすぐ隣にあったり後ろから来たりしてビクッとすると思うんだけど、それをすごくミニマムエロに特化させたのが同人音声ということ。シチュエーションバーチャル二次元美少女を成立させるための演出に特化してる。

それで、2010年代後半に爆発的に発展したのが、バイノーラマイク。それまでは正面位置の音を左右にパンするのが一般的だったけど、バイノーラルで細かく位置や高さや距離演出できるようになった。音だけで女の子が近づいてきたり、離れたり、手前に移動して乳首を舐めてくれたかと思ったら、左耳に回って囁いてくれて、今度は右に移動して耳を舐めてくれたりする。さっき上に書いたシアターの音響に近づいた。今ではバイノーラルの音声作品が主流になって、そうじゃないのは市場の一割くらいになった。それくらい、バイノーラルで爆発的に発展した界隈。

そういう背景もあって、同人音声はMと相性がよかった。目を閉じて、バーチャル二次元美少女イメージしながら抜くから自分から腰を振るのはちょっと動きとして違うよねっていうのがずっと強かった。エロ漫画を思い出してほしいんだけど、エロって普通、責める方が喋るの。言葉イニシアチブを取ってる方が発する。陵辱ものは竿役がべらべら喋るし、痴女ものヒロインが喋る。だから、お姉さんが優しく手ほどきしてア・ゲ・ル(はぁと)、みたいなのが同人音声には多かった。受け身のMが二次元美少女に手ほどきされるのが同人音声のメディアと相性よかった。だから同人音声といえばM向けって印象を持ってる人も多いんじゃないかな。これは音を聞いて抜くっていうスタイルを重視した結果で、1人でしこしこオナニーするには受け身の内容がぴったりだった。でもバイノーラルの発展と共に、スタイルじゃなくって、音そのもの勝負する流れが生まれてくる。マイク技術が上がってきたのもあって、女の子の喘ぎ声をクリアな音声で収録して、それにぐちゃぐちゃぱんぱんって腰振りの効果音を合わせると、男が動く内容でも音として抜けるようになってきた。技術スタイルや相性を上回ってきた。

また、同人音声は当たり前だけど竿役が喋らないから、「〜ってこと?」っていうちいかわ構文みたいなオウム返しを使って竿役の台詞を代弁させるのが一般的だった。これも変わってきていて、巷の噂では声優オールアドリブをさせて収録させていたりと、より自然に、シナリオではなく臨場感や音の質やリアリティで抜かせる方向に進化してきた、ってこと。

ASMRっていうのも今では一般的になって、YouTubeでもよく見るようになった。これはぞくぞくする音の快楽を求めるものなんだけど、もちろん、同人音声とも相性がよかった。R15あたりのちょいエロASMRが出始めて、今ではASMRと同人音声をひとつ作品パッケージするものも多くなってきた。これも上の流れと同じで、アニメチックでM向けとされてきた同人音声が、音の質というガラパゴス進化を遂げてきた背景がある。だから今は環境音に凝るサークルも多くって、実際に街中で街の雑踏の音を録ってきたりもよくある話。腰振りパンパン効果音も、金と機材のあるサークルマイクの前でオナホとローション使って声優の声にあわせてパンパンして録り下ろす。よりリアル臨場感のある音が仕上がって、妄想の中で二次元美少女が喘ぐ。実際に腰みたいな大型オナホを買う人もいるだろうけど、ほとんどそうじゃないと思う。本当は腰を振ってないけど、音で腰を振るイメージができる。AVエロ漫画みたいに、映像や絵の刺激と同じように、音そのものの刺激という根源的なところに戻ってきた。それができる技術が積み上がってきたのね。だからほとんど受け身コンセプトだった市場はがらりと変わった。

女の子が喘ぐ声と音の質を重視する流れは、ASMRと合体して、耳舐めという文化を作った。女の子が耳を舐めてくれるエッチプレイ。ただ浅いところでぺろぺろするんじゃなくて、本当に舌をねじまれているようなぐぽくぽしたやつが今の流行り。そのまま吐息混じりに淫語を囁いてくれる。それもバイノーラマイクで。そして今の流行りはオホ声。これはエロ漫画アヘ顔の音声版みたいなやつで、女の子が濁点がついた お゛っ て喘ぎ声をはしたなくあげるというもの。一歩間違えるとゴリラのウホウホ声になっちゃうんだけど、上手い声優さんはとても上手い。しかもこれはいわゆる種付けピストンみたいなごりごり男が責める内容と相性がいい。オホ声の流行は、古くから続く同人音声=M向けが決定的に覆されたわかりやすい例だと思う。

でも、ここまで盛り上がっている市場は衰退しつつある。粗製濫造のターンに入ってきた。それまでは個人サークルが細々と作るまさに同人文化だったが、そこから成り上がった大手サークルや、資本力のある企業が、どんどん数を出すようになってきた。

同人音声って、実は簡単に作れる。まずエロアイデアを出す。そこからライター仕事を依頼する。これで3万くらい。声優に読んでもらう。多めに見積もって10万。絵師に依頼する。これも10万だとする。編集だってネットで探せばやってくれる人は山ほどいる。これに5万としよう。あとはデザインとかロゴとかをフリーデザイナーに依頼して2万として、合計30万。これだけあれば立派な見てくれの作品は作れてしまう。これを1000円で売ったとして、プラットフォーム(例としてDLsite)の取り分が4割なので、600円が利益。500本の売上が損益分岐点だ。500人に買ってもらえばいい。そしてこれは、有名な声優と有名な絵師を使えば、ほとんど簡単に達成できる。そして流行りがとても顕著でユーザーもすぐそれについていく市場なので、今であればとにかくオホ声主体作品を作ればいい。損益分岐点を越えれば、あとは補充不要自販機として延々と売れていく。有名サークルほとんどFIREしていくだろう。年に数千万は固い。だから参入障壁がとても低い。同人で家が建つの漫画だとイメージやすいと思うけど、絵はそう簡単に身につかない。練習必要。でも同人音声は簡単。全部人に依頼しても作れてしまう。最初の元手さえあれば回るだろう。コロナもあって副業で音声サークルやる人が増えて、実は近年、同人音声の作品リリース数は過去最高を更新し続けている。完全に市場は飽和。そして利益が落ちたエロ会社もどんどん資本を投入してきていて、個人同人)では作れないクオリティの音声をすごいスピードリリースするようになった。今、音声市場は完全に供給過多になった。でも、それでも売れている。もうほぼギリギリで、そろそろ表面張力限界のような気がする。

あとはプラットフォーム問題。現状はDLsiteが独占状態で、FANZA最近は音声に力を入れてきたけど足元にも及ばない。DLsite事実上の独占にあぐらをかいて、一部サークルを反感を買うレベル優遇したりと阿漕なことも沢山やっていた。最近ちょっとそういうのも大人しくなったけど、あまりにも一社独占なので、DLsite判断ひとつでどうにでもなる感じ。市場競争が成り立っていない。これもすごく危ない。

そして同人声優。元エロ声優が半分くらい、もう半分は同人音声の時代に成り上がってきた若手。といっても有名どころの十数人が主力で、ほとんどその人たちで回っている。上に書いたように作品リリース数が跳ね上がってるけどネームバリューのある声優はまだまだ少ないので、余裕で半年一年先の収録スケジュールまで埋まってたりもする。バイノーラマイクを扱えるスキルがあってASMRにも理解があって耳舐めできてオホ声も出せる、あまりガラパゴス進化しすぎた存在なので、替えが効かない。これもちょっと市場としては健全じゃない状態

同人音声は、聞き手想像力に頼る形で発展してきた。ドラゴン娘もサキュバスエルフスライム少女ともエッチできる。だって想像の、バーチャル存在から。どんなエロ漫画よりどんなコスプレより解像度が高くぬるぬる動く。妄想から。そしてそれに説得力を持たせられる音の技術が上がってきた。純愛NTRスカトロも欠損も拘束も催眠も、だいたいの性癖はそろってる。無い性癖を探す方が難しいと思う。視覚に頼らないから、人の想像力っていう根源的なところが占める割合が大きい。AVエロ漫画より可能性が広い。人の想像の数だけ広くなる。それが、目をつむって楽しむエロである

2022-08-04

ゲームデバッグ仕事タクティクスオウガリボーンを長いことプレイしてた

業務性格上、守秘義務ガチガチなんでタクティクスオウガリボーンの新要素とか新キャラかには当然ながら一切触れられないが、これだけは言わせてほしい。

タクティクスオウガリボーン面白いぞ」と…!

PSP版はやったことないんで、PSPからどのくらいの要素がどの程度引き継がれてるのかとかはよく知らんが、キャラのフルボイスの演技がマジで良い。

俺も一時期はSFC至上主義だったんで最初は「フルボイスかぁ…」とやや否定的だったが、マジで全ての台詞がフルボイスで溢れんばかりの臨場感で読み上げられるんで知らず知らずにタクティクスオウガ世界にドップリ引き込まれる。ランスロットとかレオナールとか演技が本当に渋くて紳士でカッコイイ。デニムも勇敢な青年感がこれでもかと言わんばかりに演技で発揮されてて良い。

ラストバトル後~エンディングでの各キャラの芝居とか、仕事中なのに泣きそうになったもんな俺…。

あと魔法エフェクトとかも派手派手なんで楽しみにしててほしい。

魔法エフェクト仕事でもちろんチェックしたが、金貰いながらこんな美麗エフェクトひたすら眺めてていいのかって感じでやってて楽しかったわ。

あんま書くと怒られそう(いや特に何もネタバレはしてないが)なんでこの辺りで筆を擱きたいが、まあ俺から言えることはただ一つ。

11月11日、みんなマジでタクティクスオウガリボーン買ってくれ!後悔はしないぞ!

2022-08-03

最近買って読んだBL

 数ヶ月前に予約した小説『天官賜福』(墨香銅臭)が届いたし、Kindleポイント50%還元セールがあったり竹書房の日があったりしたので、いつになく多くのBL作品を手にした7月末~8月冒頭だった。ほっこり。そんな訳で、読んだ本とその感想を少し。あ、『天官賜福』を発売月内に読んでレビューポイントを稼ごうと思って忘れてたなあ!

『天官賜福(1)』(墨香銅臭)※まだ読み途中。




あらすじ

 謝憐(シェ・リェン)は仙楽国の元王太子で、17歳若さ天界に飛翔し武神となった天才神官であった。ところが数々のやらかしにより人間界に落とされ、今では貧乏神ガラクタの神と蔑まれ、彼を信仰する人ももはやいない。

 そんな謝憐だが、このたび三度目の飛翔を遂げ神官に返り咲いたものの、天界に着くなり飛翔の衝撃で他の神官の館等をぶっ壊してしまい、多額の負債を作ってしまうのだった。

 そして彼は、返済のために功徳を稼ぎに人間界に降り、人々を苦しめる怪異事件解決に乗り出した。

増田感想

 すごい厚みなのだが、まるで話上手な人による噂話を聴いているかのような軽快で臨場感のある文体と、面白いストーリーのため、ひと度読み始めるとページを捲る手がなかなか止まらなくなるやつ(といっても、私は歳のせいかすっかり集中力がなくなってしまい、しかも他の本と掛け持ちで読んでいるので、なかなか読み進まないのだがw)。

 同作者の『魔道祖師』よりはストーリーが分かり易いと思う。人界の民草に信仰されることによって「功徳ポイントを稼ぐという設定がゲームみたいで面白い。何年か前にアニメになった『霊剣山』(国王陛下)をちょっと思い出したんだが、こういう古代中国舞台ゲームっぽい設定って、中国Web小説界隈で流行ってるのだろうか?

 けっこう早い段階で攻めの花城(ホワチョン)が登場し、謝隣が彼に惹かれていく描写もなされるので、BLとしても『魔道祖師』より分かりやす萌えが多いかもしれない。

 問題は、第2巻以降の発売の目処が立っていなさげなことだろうか。読んだ内容を忘れないうちに発売してほしい……。

逃避行じゃあるまいし』(タクアン)



概要

 短編集。恋愛に対して臆病過ぎてすぐ行方くらます男とストーカー行為を楽しむ男の話と、遠恋中の若者達の話と、体毛がすごいおっさんの話の三編。

増田感想

 『Canna』のBLサブカル系で癖が強いって誰かがどこかに書き込んでいたけど、これもかなり癖の強い短編集。筋肉! 体毛! ムンワァァ……! な、におい立つような劇画調ラッコ鍋絵柄で描かれるのは、おじさん・お兄さん達の複雑な乙女心だった!!

 表題作だけ『Canna』本誌で読んだことがあったんだけど、連載が飛び飛びだったせいかまり面白いと感じなかったのだが、単行本にまとまったのを続けて読んでみたら、案外悪くない感じだった。

 私は2話目の『恋しさ募って』がお気に入り。初々しくてかわいい

『アキはハルごはんを食べたい』(たじまこと



あらすじ

 ルームシェアをしている大学生のアキとハル。見た目がもろにワンコ系で実は心配性なのがアキ、クール系に見えるけれど食いしん坊で楽天家なのがハルだ。そんな二人の好きなのは、お料理する事食べること。今日も美味しい料理を作って食べて、無自覚0距離でたのし暮らしています

 

増田感想

 めちゃめちゃ腹減ったーー!! 『きのう何食べた?』(よしながふみ)に負けず劣らずな飯テロBL漫画だった。とにかくアキの作る料理が美味しそう。各話の末尾にレシピがついているから、後で作ってみようかな。ただ、若者向けのガッツリメニューが多いので、中年以降にはきついかもしれないが。

 BLなんだけど、エロがないどころか恋愛描写もほぼない。アキがハルのことを好いているというのがちょっと描写されるくらいかな。ハル女子との交際歴があるとか、脇役の女子二人組が登場してグループ交際っぽい絵面になったりとかもして、BL感はかなり薄い。

 でもアキとハル幸せそうにご飯を食べてかなり密着状態で楽しそうに過ごしている様の和み度・癒し度が高く、それだけで満足感がたっぷりある。


あと他に三冊買ったけどそれはまた後ほど。

2022-07-08

AX-5 オリオン/クェスト anond:20220708135130

一部で「有意義オリオン」と呼ばれていた、PC-6001用にASCIIから発売されていた8ビットの擬似3D宇宙空間シューティングゲーム

しか32KBしかないメモリ空間で、4MHzクロックの8ビットCPUなのに、ちょっと感動的なくらい「臨場感」があってハマったんだよねーw

操作マニュアル的な冊子に、わりと詳しいプログラムロジック解説が載ってたり、月刊ASCII誌で解説記事があったりしたと思うが、それ読んでプログラミングを志した感じかw

当時、IT業界とは関係ない方面大学に通ってたけど、卒業後に某F社系列ソフトウェア会社就職して、まんまとPC向けソフト部署に配属になり、仕事で作るソフト全然ゲーム関連じゃなかったけど、休み時間とか業務のヒマな時期を見繕って、会社PCで密かにオリオンそっくりゲームを作って一人で遊んだww

いまオレが使ってるパソコン、当時の100万倍の32GBのメモリ積んでて、1000倍近い(というかコア数・スレッド数も勘定に入れたら4000倍近い)3.6GHzクロックCPUだけど、あの有意義オリオンより有意義ソフトなんて一個も走らせてないなw

2022-07-04

劇場版ゆるキャン△期待値低めで見にいったら楽しく見れた

 120分の映画を見るんではなく、テレビシリーズを120分ぶっ続けで見るつもりで行ったら結構楽しく見れた。

 こう書くと俺がゆるキャン△がそんなに好きじゃないように見えるが、原作一巻発売直後から読み続けてるし、芳文社漫画しか読めないサブスクにも加入している程度にはゆるキャン△が好きだ(サブスクゆるキャン△目当てではなく、単にきらら系全誌を手軽に読みたいだけだが)。

 とはいえ、例の記事の人みたいに有給とって期待に胸膨らませながら劇場版ゆるキャン△を見に行くような気持には当初からなれなかった。

 

 そもそも日常系というジャンル映画きじゃないと個人的には思っている。

 映画というのは主人公ピンチになったり、挫折から立ち直ったり、苦悩して葛藤して立ち上がったりして、そういう展開が観客にカタルシスを与えてエンディングに到達する一本の作品であることを望まれジャンルだ(たまに観客を嫌な気持ちにさせることもある)。

 あるいは派手なアクションライブシーンみたいな劇場でこそ最大限に楽しめる作品もある。

 人によって色々考え方があるだろうけど、俺は映画館で見る映画をそういうものだと捉えている。

 その点でいうと、ゆるキャン△は不利だ。しまりんとなでしこが本気で言い争ったり、野クルの面々とギスギスしたり、社会人として深刻なレベルで失敗して限界になっていたり、時計の針を進めたからそういう展開も可能だけれど、作品的に喜んで受け入れる人は少数だろう。

 原作者もスタッフもその点はよくわかっているだろうから、大きな山場は作りにくい。また、作品的に派手なアクションシーンやライブシーンみたいな劇場ならではの臨場感を楽しむことも難しい。

 解決策の一つとして、劇場版用の新キャラを用意して苦悩とか葛藤を外付けすることがあるが、事前情報ではそんな気配は感じられなかった。

 そうすると、キャンプ場を作るという話のフックを作って、それに沿いつつ、極力いつも通りの「やさしい世界」の中での展開にするのではないか

 勝手にそんな想像をした上で、「いつも通りのテレビシリーズを120分見る感覚で行こう」と思いながら映画館に行った。たまたま時間ができたので(そもそも行くかどうかも迷っていた)。

 結果的に、最初に書いたように楽しめた。でも、120分はちょっと長く感じた。90分でまとめて欲しかった。

 家のテレビで流しながら、のんびり見る分には凄く向いている作品になっていたと思う。

 登場人物社会人になってリアリティラインが変わってしまい、多方面地雷が埋め込まれたように感じたけれど、極力その辺は触れないように配慮されてたと思う。それでも、色んなところで引っかかる人はいるだろう。もともと日常系学園ファンタジーからこそ許容されてる部分が多かったろうし。

 以下、改行の後に、ネタバレ込みで個人的に良かったところや気になった所を羅列する。





























しまりんの距離問題が意外と上手く処理されてた

 劇場版の設定が公開された時、一番厳しく感じたのは名古屋から山梨まで頻繁に移動することになる、しまりんの移動距離だった。

 劇中でも触れられてたけど、片道四時間山梨名古屋はそれほど近くない。いくらしまりんがツーリング好きでも無理がないかと思っていた。

 そこをキャンプ場作りをしまりん仕事に絡めることで、業務の一環でもありますよ、としてたのになんか安心した。必ずしも毎週末山梨に帰っているわけではないことも描写していたし、とりあえず俺は納得できる作りになっていた。距離についても最初ちゃんと話があったのも良かった。

大垣が便利すぎる

 話を動かすのが大垣であるパターン最後まで続いたのがちょっと気になった。動かしやすいし、そういうポジションにいるのはわかるけど、気が回りすぎて後半もう一人の主人公みたいになっていた。

 キャンプ場造りが頓挫しかけて、それでも何とかするしようと決断する最後の展開くらい、しまりんとなでしこもっと花を持たせてやっても良かったのでは。特に、「出版社企画が上手く立てられないしまりん」が描写されてたんだし、しまりんに企画を出させてやってよ。

・十年くらい経過してるのに全員若い

 キャラデザ的に老けさせるのは難しいのかもしれないけど、親世代までTVシリーズそんまんま過ぎて見てて困った。エルフか。ちび犬子が大学生になってたし、十年近くたってるよね。でも、不思議なでしこだけは大人になった感があった。こういう絵柄で上手に成長させるのってどうすればいいんだろうね。

・犬が死にそう

 散歩してるちくわが昼寝始めたとき、そのまま死ぬかと思ったファフナーのあの場面を思い出して無駄不安になる。

・考えてみると、なでしこしまりんの登山シーン、キャンプで良かったんじゃないか

 終盤にしまりんとなでしこが冬山登山して温泉に入るシーンがある。アウトドアの申し子みたいになってるなでしこ面白かったし、雄大自然の中の温泉シーンや二人の語らいも良かった。その時は話の流れに騙されてしまってけど、帰って落ちついてから気づいた。

 どうせならキャンプすれば良かったんじゃないか? 

 明け方富士山とか、山の上から夜景とか、二人が過去と今について語らうに相応しい場所キャンプ場じゃないか。俺がちゃんと見てないだけで、あの後冬山キャンプしたのかもしれないけれど。あんなにしっかり登山しなくてもいい気がする。

 劇中で何度も原作に出て来たキャンプ場や風景を出してたことだし、そこはキャンプでもいいでしょ。

原作の新入生でなかった

 原作では新学期が始まって、新入生の新キャラが登場している。サプライズ的にちょっと出てくるかなと期待してたけれど、影も形もなかった。本当に、ほんのちょっとだけ期待してたので残念。仕方ないけど。とりあえず、あの二人は遠方に就職してて来れなかった、と脳内保管しておいた。

2022-06-24

猫ちゃん毛繕いショー

ソファに座っているとたまに始まる毛繕いショー。

ステージは私のお腹の上。

臨場感たっぷり、大迫力のショーです。

終わると丸まって寝る。

かわいいね。

2022-06-23

オフィスでできるボードゲームを教えて

オフィスに出社して、オフィスの同僚と少しずつボードゲームを進めていけると楽しいのでは?

以下の条件に当てはまるボードゲームがあったら教えてほしいです。

まあ、オセロとか将棋とかなのかな。

パンデミックとかで試してみるか。

2022-06-21

ダンダダンの人の読み切り第2弾が超つまらんくて勇気をもらった

やっぱさ、天才から最初から全部上手く出来るとかじゃなくて頑張って結果出すものなんだよな人間は。


まあ実際何がつまらんかったかって言うと、

舞台設定の雑さが雑すぎる

世界観に纏まりがなく全体が陳腐に見える

・なるべくしてそうなってる感が薄いので展開の臨場感が薄れる

・結局問題解決されてない感が凄い(主人公夫婦は結局周りに気を使って夫婦喧嘩も今後出来ないのでは?)

辺りかなあ。

一言で言えば「粗い」んだよね。

逆にダンダダンは凄い丁寧というか、「ここをちゃんとやらないと読者の没入感が減衰する」ってポイントを把握してそこをキッチリ抑えてる感じ。

こういうのってやっぱ技術というか成長というか、才能だけで解決されないポイント何だなあって。

そしてそこがやっぱ本当に魅力的なものを生むわけよ。

ケレン味の聞いた派手なシーンは未熟な天才でも出来るけど、そのシーンに納得感を持たせることで読者の体験に奥行きを生み出すのは表現力を「技術体系的に」鍛えた果てに出来ることなんだな。

それを再確認できて感動したよ。

筋トレした人のビフォーアフターみたいな、日々の積み重ねによって形作られるモノの重みみたいのを感じたね。

いやーいいもん見た

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