はてなキーワード: 紅組とは
ガキのころ、フランク永井とか、菅原洋一とか、よく知らんオッサンが当然のように出ているのか不思議だったよなあ。
あんなオッサンに全盛期があったなんて、信じられなかったし。
なぜ、水前寺清子は毎年365歩のマーチを歌っているのか、とか。
主演の連ドラが最高視聴率50%越えしたことのある「国民的スター」だったなんて知らなかったし。
毎年のように「ヒット曲なんてないのに、なんで和田がでているのか」とか、ネットの一部で盛り上がるけれど、
まあ、30年くらい前から、そんなもんだったよな。
千昌夫あたりも、たいしてヒット曲ないのに、毎年同じような歌で出場していたと記憶する。
白組・山川静夫アナウンサー、紅組・佐良直美か黒柳徹子、というのがある時期、紅白の定番だったけど、
いまさら復活するとはね。
というニュースを聞いて、おっちゃんは若い頃に好きだった子の事を思い出した。
おっちゃんが免許を取り立ての頃。実家に帰った時に母ちゃんの車を借りて悪友とドライブにでかける事になった。
そこで浮かれて悪ノリしたおっちゃんと悪友は、おっちゃんが中学生の頃から好きだった地元の同級生の子をドライブに誘うことになった。
あまり乗り気でない女の子を勢いで説き伏せ、なんとか車に乗せる事に成功。そのままカラオケに行く事になった。
久しぶりに会う女の子は相変わらず可愛くておっちゃんはもの凄くドキドキしていた。
そして店に入り、おっちゃんと悪友が場を温める歌を歌って女の子の番。
おっちゃんは女の子がどんな歌を歌うのか凄く期待していた。やっぱり女の子だから可愛くモー娘。かな?それとも大好きだって言ってたB'zかな?でもたぶん可愛い歌なんだろうなあ、と思っていた。
すると、女の子の選曲は、「会いたい」という歌だった。おっちゃんは良く知らないけれどとりあえずタンバリン叩いていた。
サビに入ると女の子は高らかに「あなたーなんちゃらなんちゃら、死んでしまったーの~♪」と歌い上げる。声はすんげードスい。
おっちゃんはドン引きした。イメージと違いすぎた。その後も女の子は海がどうとか映画がどうとか会いたいとかさんざん歌っていた。
その雰囲気や歌詞は、まるで拉致された自分の境遇を嘆くようにも聞こえて、おっちゃんはモー娘。とのギャップやら罪悪感やらに苛まれて居た堪れない気持ちになった。
そしてテンションダダ下がりのおっちゃんは、紳士的に女の子を送り届けてドライブは終了した。
そんな「会いたい」を歌っていた高橋真梨子の事を思い出して何十年ぶりかにググってみた。