はてなキーワード: 社会的制裁とは
元増田です。
これこそ、ずーーーっと、電車内痴漢はじめ性被害にあったことがある女性が男性に訴え続けてきていることだし
僕は「痴漢行為を軽蔑する」とも書いてるし、僕が女性を怖いと感じるように、女性も男性を感じているだろうことは理解しているつもりです。そう書きましたよね? まあ、無視してるつもりはなかったんだけど、無視してるように感じられたのなら謝ります。
そして、僕の主張は男性専用車両設置です。あなたが男性に近づきたくないように、僕も女性に近づきたくない。女性専用車両からの「隔離」の流れを汲むものなので、あなたの方向性にも合致するんじゃないかと思いますよ。
そんなに「女は全員俺を陥れようとしている殺人予備群だ!」と言い張る前に、
最初の増田に「可能な限りのことはしてる」と書いたつもりなんですが、そう読めなかったのなら謝罪します。あなたの読解力に合わせて平易に書けなかった僕の力不足です。
あと、僕は「女性を殺人予備群だ!」なんて言ってませんよ? 「女性は男性を告発一つで殺せる」と書いただけです。人を殺せるナイフを持っていることと、それを殺人に使用することには天と地ほどの開きがあることくらい、聡明なあなたなら理解していただけますよね?
実際に痴漢の被害にあった傷よりも、痴漢冤罪の被害の方がずっと重いと思ってるのかもしれないけど、そうでもないっすよ。
痴漢冤罪の被害は目立つ分リスクが大きいのは確かだが、痴漢被害の一番の問題は「目立たない被害」だから、
被害の傷の質が違うしね。
被害の「質」が違う、というのはまったくその通りだと思います。
心理的な被害と社会的制裁による被害を比較衡量するのは筋が悪いと思いますので、どちらが重いなんて言うべきではないと僕は思っています。
僕ら男性は「俺たちも大変だけど、女性も大変なんだ」と思うべきだし、同時に女性も「私たちも大変だけど、男性も大変なんだだ」と思ってほしいですね。
ただ、自分が被害を受ける可能性が高いものについては予防すべきだし、交通機関や行政には対策を取っていただきたいと思うだけです。女性は女性の対策の取り方があるように、です。
これも実際その通りなんだと思いますよ。
2000年代の大学生時代、私は妹を含めた家族とともに実家にいた。そこでは携帯電話や家の電話に掛かる詐欺の電話や宝くじの当選金絡みのカツアゲや不良による大人の園への勧誘に辟易していた。
それから時は進み、現在ではこういった集団に対しては社会的制裁が課せられるようになり、プライバシーの尊重はより厳格となった。不良が過去帳入りになり、もうこれで文句はない…と私は思っているが、世の中にはとにかくそういった些細な問題を徹底的に撲滅しなくては気が済まない人間がいるようだ。
「オタク性悪説」という言葉がある。思考の偏った人間の増加が社会に対する悪影響を引き起こすのだそうだ。
そのオタクが不良連中よりも害を引き起こすというのだが、こんなのは完全なデタラメである。しばしばオタクはネトウヨよりも危険という説も語られるが、それなら迷惑の順位を付けると以下のようになる。
こんなバカなことがあり得るだろうか?
よく考えてみよう。彼らによる迷惑が仮にあったとしても、その量は職業不良などにくらべるとケタ違いに小さいはずだ。おそらく数千分の一とか数万分の一とかのレベルだろう。それが「間接的に」社会に害悪をもたらしているということは、さらに問題のレベルは軽減されることになる。
ではそれらの立場の人がどういう問題を撒き散らすか、ここで考えてみる。
ネトウヨ = 政治的な直接的影響+政治的な間接的影響+見てくれにより不快感を覚えさせる
不良 = 反社会的な迷惑行為+政治的な直接的影響+政治的な間接的影響+見てくれにより不快感を覚えさせる
どう考えてもオタクが最も悪質などというのは寝言同然におかしな理論なのだ。こんな単純な足し算すらわからないのか?
思うにオタクなどという、政治活動家や不良連中に比べたらものの数ではないほどの迷惑を排撃しようとするのは、もうこれくらいしかいじめの要素がなくなったからだ。
タバコや放射線のように閾値のない害だとしても、ここまでのレベルになると、もはや花崗岩の上に立つのは危険(花崗岩は放射線量がわずかに多い)というほどのレベルの話でしかない。
そんなものを狂ったように排除しようというのは、健康論どころか、大衆ファシズムによる自由社会への害のほうがはるかに大きいといえる。
しばしば欧米はオタク(とくにアニメ・ドラマ・漫画・小説・日本文化)に関しては狂気じみたヒステリックな主張をしてくる。そしてオタクを絶滅させたいと思う人間がこれに根拠も曖昧なまま便乗するのだ。まさに思考停止状態というほかはない。
艦これ検証部問題っていうのがあったなあとふと思い出して関係者のTwitter見てみたんだけど、まだ細々と続いてるんだね。
私は最初の方追っかけてたけど、すぐに興味を失くしてしまった。DMMによって、検証部が実質的に「去勢」されて艦これ本体に影響力を及ぼせないということがわかったから。まあ艦これアーケード関連の詐欺とかあったけどアケ版提督じゃないからどうでもいいんだよね。
ちなみに私は観察部が嫌いだった。というのも、ごく初期の段階でデマを巻き散らしたからなんだけど。ある程度の情報通なら一蹴するようなお粗末なデマだったから、実害はなかったと思うんだけどさ。それでも、検証部側もお粗末なデマ(ギミック関連のアレ)を拡散して運営に対する批判を煽ってたことを踏まえると、デマにデマをぶつけるようなやり方には心底がっかりした。
ただ、今はある種の「公正さ」に拘ることは間違いなのかもしれないと考えている。自分たちの意思とは関係ないところで、目障りな人間たちを進んで潰してくれる存在というのは、ほとんどの人にとって、「あえて言うならば」有難い存在なのだろうから。自分たちが属するコミュニティにおいて、問題のある人たちを(やや過激な言い方だが)「排除」するのは、ほとんどの人にとっても利益になるだろうし。社会的制裁を加えるために、プライベートなメッセージのやりとりや鍵垢のツイートを晒したり、顔写真入りのコラの作成をしたりとか、汚れ役を進んで買って出てくれる人なんてそうそう居ない。
もちろん、これが「正しい」行為だとは思えない。ただ、積極的に止めるべきだとも思わない。現実的に考えて、何も接点がなく、しかも(少なくとも)ある程度の非がある相手を擁護する道義的責任なんて、誰にもないのだから。もっと重要な問題は、たくさんある。
ちなみに今でも疑問に思ってるのは、検証部中枢メンバーはなぜ(少なくとも表では)沈黙を守ってるのか、ということ。検証部にガッツリ協力してたpixyくんとか、のいじの囲いだった国見くんとかみたいに、変わり身が早ければ幸せになれたかもしれないのにね。薄い本とか精○持っていってあげれば何も考えてなさそうな性事部くんとか暖かく受け止めてくれるんじゃないかな(適当)
もう二年になる。
LINEで俺に謝ったまま。
気まぐれなところがあるのが玉にキズだったが基本的にいろんな人に可愛がられてた。
子どもの頃は俺もそれを妬んだりとかしてた。
俺たちの父親は昔から機械に強くて、周囲よりも早い時期からパソコンに触れていたせいもあって俺たち二人は簡単にオタクになった。
高校生になり、妹は地元でも有名な公立高校に進学して、腐女子仲間ができたと喜んでたのを覚えている。
成績はよかったが、手に職をつけたかったのと自分の趣味で仕事をしたかった妹はゲーム系の専門学校に進学し、
その、はずだった。
専門学校でも先生に可愛がられていて、資格の勉強も順調と聞いていた。
だから、あの冬の日に妹からたった一言「ごめん」と送られてきた時、
妹がその時置かれていた状況が理解できなかった。
それを見た妹は黙っていられなかった。
なんでそんなことをするんですか?やめなさい、とリプライしてしまった。
相手は逆上した。
バカなことに、妹は絵が得意でフェイスブックとかにもその絵を載せてたんだよ。
それで、相手は妹の本名やどの専門学校にいるかを知ったらしい。
某掲示板に本名つきで根も葉もない誹謗中傷が書き込まれるようになった。
妹の性格や人となりを知ってる俺からすると「ないわー」と思える内容だが、
第三者として見ると妹の名前のやつはすげぇ悪いやつなんだろうなぁと思えるような内容だった。
twitterで炎上したアカウントとかの話をにちゃんねるで見てるのにかなり近い感じで、
こいつはこんなに悪いやつで、社会的制裁が必要だ!と思わせる書き方だった、
ゲーム系の専門学校では人脈が大事で、就職のために色んな勉強会に参加したり
インターンに参加するらしい。
だから名前も大事で、検索したら一発でそういうのが出てくる人は採用されない。
妹が自殺した後、
俺だけが知ってる場所から出てきた紙に書いてあったブログの内容は概ねそんな感じだった。
そのブログは本人だけに見えるように非公開で作られていて、
途中から、某掲示板の妹への誹謗中傷が書かれたURLを保存したりするのに使われていて、
「何度も何度も削除してるのにまた増えていた」
「いつまで続ければいいのか」
とか、そういうのが書かれていた。
死んでごめん、ならなんで生きててくれなかったのか。
他者への攻撃のうち、物理的なものと精神的なもので、社会的制裁や抑止の差が大きすぎる。
つまり、会社で上司が部下を殴れば傷害罪になるけど、罵倒して鬱にしても、パワハラとして会社が責任を問われるぐらい。刑事事件にはならない。
差が大きすぎることで、手を出さなければ何をしてもいいという風潮があるような気もしないではない。
いじめもパワハラもやったもの勝ち傾向があるし、ヘイトクライムという概念も最近だし。
精神のダメージ度を客観的に測定できる方法があれば、傷害罪と同じように対応できるんじゃないか。
1.「差別的な表現を公にしている」ことを見聞きした人は、そのダメージ度x人数を発信者に理性的かつ事務的に伝え改善を申し入れる
どうだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20161018224703
この続き。主にブコメへの返信など。
表現の自由は憲法とかの法的な枠組みだけじゃなくて価値観・思想の一つだと思うんだが。法的に保障された権利かどうかという問題と、表現の自由という価値観を守りたいという話は別だろうに。
法的な枠組みとは異なる価値観・思想とのことであれば良いのですが、辞書には載ってない程度には特殊な用法なのではないかと思います。そのような意味で使いたいのであれば注記をするなどしないと誤解を生みやすいのではないかと思います。
一般条項があれば間接適用が可能なので、具体的に表現の自由に関する規定がある必要はないですね。
これ。ほんとこれ。表現の自由は政府による検閲などからの自由であって、絶対的に保障されなくてはならないが、表現内容による刑事処罰・社会的制裁もまったく別物。
絶対的に保障されるか否かでは、検閲からの自由と後二者とは区別されますが、国家からの自由という観点だと、検閲・刑事処罰と社会的制裁に区別されることになりますね
それはその通りです。
表現の自由の問題であるかと、問題であるかとは別だけどな。民主主義のシステム的には何らかの意見が表明されにくくなることは全般的によろしくない。
その通りだと思います。ただ、その問題を論じるに当たって、直接関係のない表現の自由という言葉を使って欲しくないというのが元記事の主眼です。
基本的には私人間の問題なので表現の自由の問題にはなりにくいと思います。場合によっては国家行為の理論などが使われる余地はあるのかもしれません。下手なことを書くと憲法警察が来そうなのでやめておきます。
"取り締まりたい"<こういう向きの言説に対し差異に基づく権利の主張をもって法に働きかけてきたフェミニズムと親しい方が肯定的なのフェミのひとりとして残念。反差別の声もたんなるポジショントークと化してしまう。
男女平等、間接適用というと日産自動車事件というのがありますね。
そういう考えがあるなであれば誤りでしょうね。
経験則だけどね
犯罪係数高い人って、まだ捕まってない人の中にも結構居るので自覚ができたほうがハッピーだと思う
「これは犯罪になってるけど、理屈では納得できない。別にやってもいいんじゃないか?」
とか考えてる人
「あいつら最悪だよ。俺らなんて、ちょっと金をいただいてるだけだからね」とか
裁判では反省してる風を装うらしいが、実際には全く反省せず、次の手を考えている
その人にとっての価値観というのは驚くほど揺らがないのだ
これの反対は「犯罪なんだからやっちゃいけないと頑なに信じている人」
要はよく教育されたお利口ちゃんか、いろいろ考えた結果、現状の犯罪のすべてを「やるべきではない」と考えている人
例えば、ほとんどの人がやっててほとんどの人が捕まらない犯罪などは、揺らぐ人が多いし
数年前まで合法だったものや、会社法みたいに難しくなってくると、信念が持てなかったりする
他の人より「こうやったら上手くいく」「こうやっても捕まらない」ということに気づきやすい
ちなみに実際は、単なる罠であることも多い
1と組み合わせると
この犯罪はそこまで悪く無いと思う → 抜け道に気づく → 抜け道を探すのが楽しくなる
てな感じ
ぶっちゃけ1と2だけならネットユーザーの2、3割が当てはまってしまうのではないかと思う
ただ、普通はそこで思いとどまる
考えただけでやらない
でも、そこで「試しにやってみようかな」と行動に起こす輩がいる
想像してみてほしいが、多くの犯罪は、実行までに色々と準備が必要だ
普通は準備する前に面倒くさくなったりするのだが、一部の人はやり遂げてしまう
(もちろん衝動的な犯罪もあるし、組織化・マニュアル化されると状況は変わってくる)
難しい問題にチャレンジしたり、積極的に発言したり、起業したり
個人的にこれをチェックできる一つの例として「ネットでコメントを書き込むかどうか」があると思う
特に日本人はROMが多く、コメントを書き込む人はせいぜい1割とかそこらだ
さらに言えば、HPを作ったりブログを書いたり、何か作ったりしてる人もそこそこ犯罪係数は高いと思う
これだけ、内的要因と外的要因の中間にある原因で、性格とは言えないかもしれない
まじめに働いたほうがずっと儲かるし、自由に色んな事ができる(一部の規制を除く)
たとえば、ある店に窃盗に入ったら100万円得られるとする
すると額/リスクは、100万/0.5年=200万/年となる
そうすると、普通の会社員だと割に合わないとなるが、ニートなんかだと割りに合ってしまう
そんなわけで社会的弱者や底辺、守るべき家族がない者などは犯罪に走りやすくなる(いわゆる無敵の人)
※ちなみに、「割に合うか」まで計算し始める人はかなり犯罪係数高いので注意
アメリカなんかではまた別だが、日本においては社会的制裁でほとんどの益なんて吹っ飛ぶし
犯罪者の間でも過当競争が起こっていて、勝ち抜くのがきついという状態になっている
内的要因は以上の4つでいいと思うが、もう一つ重要なのが環境と理由だ
2.こんな風にやったらくっそ儲かる
3.よし、いっちょやってみっか?
4.「そんなに儲かっちゃうの?」
ここまできても
「でも警備が厳しくてムリだぁ」とか
「今別に金に困ってないしなぁ」とかがあると、行動に至らない
これらの逆をやればいい
2.抜け道を潰す
3.とにかく犯行を面倒くさくする。組織化やマニュアル化を防ぐ
5.警備強化
何度考えてもまじめに働くのが一番なのだ
実はこの性格は新しいことをやる人(イノベーター)にすごく向いていると思う
1.現状のルールに縛られず、柔軟な発想ができる
3.実行に移し、完成させることができる
4.損得勘定が得意
何しろ法整備が追いついていないので、グレーゾーンの中をギリギリまで攻めなきゃいけない
お利口ちゃんではマジで勝てないんだ
でもその時、やり過ぎると炎上して、株価がウォール街したりする
だから、何が皆にとって良くて、何が悪いのか、どこまでやったらリスクになるのか
きちんと考えられる人は貴重なんだ
※ ちなみに私は単に人間観察が好きなだけで、法学部卒とかじゃないです
___
ちょっと書き忘れ
もう一つ条件に「心が弱い人」がある
これはほとんど1なんだけど
「これは犯罪でよくないことだ」「でもやりたい」と、認知的不協和に陥った人が「これはそんなに悪いことじゃない」という結論に差し替える人
ちなみにちょっと別枠で、「悪いとは分かってるがやる」というタイプも居る
屁理屈が好きなタイプで、2chとかいくとたまに見かける。俺もこのタイプ
例えば殺人も、「自分が死ぬ覚悟で、家族に死ぬほど迷惑かけても良いと思えるくらい殺したい相手なら殺して良いんだろ?」とか、損得で考えてしまうので
行動には気をつけている
「こいつはここで殺してよかったのか?」みたいなね
まず、検察官はどう考えているでしょうか?
不起訴の意味は多義的ですが、今回のケースでいう「不起訴」には、嫌疑がないことによる不起訴、嫌疑が不十分であることによる不起訴、情状や犯罪の軽重からして起訴の必要がないことによる不起訴(起訴猶予)などが含まれます。
今回は、不起訴の理由が公表されていないので、このうちのどの理由の不起訴なのかは分かりません。
(弁護士のコメントの冒頭で、強姦致傷は重大犯罪なので、示談したとしても悪質性が低いなどの事情がない限り起訴は免れません、と書いてあるのは、上記の起訴猶予のことを意識した記載と思われます。)
不起訴の理由が分かりませんから、検察官が嫌疑についてどう考えているかは分かりません。
強姦致傷が重大犯罪であって簡単には不起訴にならないのは弁護士のコメント通りですが、示談が成立していること、前科がないこと、社会的制裁を受けている部分があることなどから起訴猶予となった可能性も否定できないと思われます。
個人的には、無罪推定の原則からして、逮捕や不起訴の前後を問わず、犯罪者として扱われるべきではないと思います。
2 高畑さん又は弁護士は女性と合意があったと主張しているのか?
弁護士のコメントでは、高畑さんは合意があると思っていた可能性が高い、と言っているだけで、合意があったと述べているわけではありません。
女性との合意がなかったとしても、高畑さんが合意があると誤信していれば、強姦の故意がなかったとして、強姦(致傷)は成立しないのであり、弁護士コメントで述べられているのはこの点です。
3 じゃあレイパーは合意があったと思ってたと言えば無罪になるのか?
本当に合意があったと信じていたことが立証されれば故意がなかったとして無罪です。
ただ、そのような弁解がされたとしても、前後の状況や行為の態様から、合意がないことを知っていた(確定的故意があった)ことや合意がなくても構わないと思っていた(未必の故意があった)ことが認定され、有罪になるケースが多いと思われます。
親告罪(起訴に告訴が必要とされる犯罪。過失致傷や強制わいせつ、強姦など)は、告訴がなければ起訴できませんから、示談が成立して告訴が取り下げられれば、起訴はされずに有罪判決がされることはありません。
親告罪以外については、示談があって告訴が取り下げられたとしても、起訴は可能ですから、起訴されて有罪判決を受ける可能性はあります。
もっとも、示談が成立していることが起訴猶予とするか否かの判断に影響することはあるでしょう。
5 示談不成立なら起訴されることを盾に、被害者は際限なく示談金の額をつり上げることができるか?
示談は当事者間の合意ですから、金額を決めるのは当事者の交渉です。
どうしても起訴を取り下げてほしいケースでは、被害者側が強い交渉力を持つことはあるでしょう。
しかし、示談はせずに贖罪寄付(示談の代わりに公益的な活動をする団体に寄付をすること)をすることで反省を示し、検察官に起訴猶予の方向で考えてもらったり、裁判官により軽い量刑にしてもらったりすることもできますから、高額な示談金を要求してもそう簡単には奏功しないでしょう。
昔いじめてた人が立派になったら凄いね、偉いねってこういうの。
ヤンキーがちょっと偉くなったら偉いとか良いとかを必要以上に言い続けるのと同じで
何か人を傷つけて来た人が更生とはまた別の何かをして偉くなった時に
昔を知っているいじめられっ子やいじめられ側にいる関係者に全くと言ってフォローがない日本社会だから
非常に気分が良くないんだけどさ
何でいじめられっ子に原因があるかのような風潮を作るの?
だけどいじめっ子が何も叩かれないし、マスコミも絶対いじめっ子に対しては何も言わないよね。
何も言わないのが無言の抗議だとか本気で思ってそうで気持ち悪いんだけど。
何か言わないと伝わらないんだよ。
それをどうしてマスコミは伝えないのって怒りを覚える事が多い。
いじめられっ子にさも原因があるかのように吹聴する世の中。
普段は事件が起こらない限り相談にも乗ってくれない警察をバッシングするくせに
マスコミだって自殺事件にならない限り全くと言っていいほどいじめ加害者に親身になって
また、いじめが露見した時も加害者側の心の闇を報じても加害者がいじめによって被害者を自殺に追い込んだなんて報道は絶対にしないじゃない。
結局いじめ加害者には何の社会的制裁を加える事もなく、いじめは怖いねで報道を打ち切ってしまう。
こんな社会に誰がしたの?
今日もいじめがどこかで起こってるのに他人事でいじめで誰かが自殺しました終わり。
こんな世の中じゃどうしようもない。
世間に向かって謝る必要がない、っていうのもまだまだ過激だと思うんだよなあ。
だってさ、それなりの立場があって、慰謝料も世間並の相場ならまあどうにかなる。
そういう人間にとって、不倫がばれて困る理由といったら、現状では社会的制裁しかない。
所属する組織にばれて制裁されるか、世間で騒がれるか。受けるダメージは立場次第でバラバラだけど。
それはただのリンチだからダメだ、って言うのはわかるよ。実際その通りだし。
でも、それなら自分が不倫されたときだって、社会的制裁なんかに頼るんじゃねえぞ。
適切な額のカネを払われれば、例えば相手の会社には黙っとかなきゃ仕方ないと割り切れるのか。
それができない人のいる現状では、センテンススプリングもまた、不倫の抑止力の一翼を担っている。
その下駄を履かされてた部分は剥げ落ちるだろうね。吉田豪とかのインタビューとか、twitterなんかでも露悪的な傾向が見られたので、裏アカ流出もさもありなんだけど。漏れるって思わなかったのかなぁ…撮るのはいいけど、ネットに乗せちゃダメだよねぇ…
関わっている人同士、民事賠償請求とかでやりあってくれれば、社会的制裁みたいのは筋違いだとは思うけど。そうもいかない部分もあるんだろうねぇ…
普通に考えれば、不倫自体が悪い。誰がやっても悪い。当たり前だ。
しかし、ゲス以降の騒動を鑑みるに、どうも不倫した人間が「優等生ポジションの芸能人」だったり、
「わざわざ育児休暇を取るような意識高い系議員」だったから、余計に叩かれた印象がある。
どうも、運動部の奴らが好き勝手するのはしょうがないけど、陰キャラが同じことをするのは許されない、
ベッキーはあれから番組下ろされたり、違約金を払うハメになったり散々らしいが、
例えばプロ野球の監督があれだけ不倫しといて、そのせいで辞めることになった人は何人いただろうか。
角界や梨園なんかその辺乱れに乱れまくっていると聞くが、みんな見てないふりをしている。
育児休暇を取った議員が辞める一方、どこぞのコスプレポピュリストは涼しい顔だった。
サラリーマンなら、不倫が社長にばれれば降格や退職といった罰は免れないだろうが、
不倫の社会的制裁というのは思った以上にガバガバである。一部の世界(の男)に甘すぎる。
ちなみに乙武氏については、叩きたい人は普通の人みたいに叩いていいんじゃないかと思う。
というのも、そもそも彼は「障碍者だからといって固定観念で見てほしくない」という主義でデビューしている。
むしろ望むところだろう。
いろいろ考えられるだろうが、とりあえず最大公約数的に言えるのは、夫が妻子を平気で捨てたり、
誰が親かもわからない子がそこら中にあふれたりという環境は、大多数の人間にとって望ましくないと思われる。
かつての武士階級では、不貞がわかれば重ねて四つに斬るという時代もあったらしいし、
近代までは姦通罪というものもあったが、現代の日本では民法上のみ制裁の対象となる。
ただ、慰謝料の相場は、ケースにもよるが数百万円というのが大半だと聞く。
上で挙げたように、ある程度収入のある立場の人間には、むしろ社会的制裁の方が痛い。
ただ、社会的制裁はどうも命中率が悪いし、かといって金は今の相場だと払える奴にはそこまで痛くない。
それ以外、何に頼って不倫が抑止できるのだろう。そもそも、そこまでしてでも抑止すべきという合意があるのか。
殺されるまでもない、刑法で罰するまでもないから、そういう決まりはなくなったのではないか。
なんだかわからなくなってきた。
ベッキーのファンというわけでは無い。
彼女がレギュラー出演している番組は一つも見ていないので、彼女がTVに出なくなっても俺の生活には何の変化も起こらないし困る事も無い。
それでも俺はベッキーを応援する。
思い出して欲しい。恋をして、恋い焦がれて、その想いが実って、付き合って3ヶ月位の頃を。
毎日が浮き浮きしていて、ラブラブで、相手の事が愛おしくて仕方なかった頃の事を。
その時期に、「実は嫁(or夫)がいる」と言われて別れられるか?
俺には自信が無い。
相手は畳み掛けるように「でももう結婚生活は破綻していて別れるつもり」と言うだろう。
既婚である事を隠して口説いてくるような人間の言葉なんて信用できないが、自分は既に恋という情念の世界にどっぷりと浸かっている。
頭の片隅では嘘かもしれないと思いつつも、心が本当であって欲しいと強く願い、愛する人の言葉を信じるようになるだろう。
もう周りの状況なんて見えていない。
おそらくベッキーを激しく叩いている人達はここで別れる事が出来る人なのだと思う。
そういう人は確かに存在する。
立川談春『赤めだか』によると、立川談志は『落語とは人間の業の肯定である』と言ったそうだ。
「実は結婚してる」と相手に打ち明けられたとき、キッパリと別れていたら、例え交際が明らかになったとしても今ほどのダメージは受けなかっただろう。
でも、そこで別れる事が出来なかったベッキーを、俺は許したいと思う。俺ごときが何から許すのか知らんが。
ベッキーも、弱くて駄目な一人の人間だったんだなあとむしろ親近感すら覚えてしまう。
一番の被害者は奥さんだ。
そんな事は分かっている。
分かっちゃいるけどやめられない事もあるのだ。
おそらく彼女は多くの物を失うだろう。
俺に正義は無い。
不倫を異常なほど嫌うネット社会では彼女を応援する俺も非難の対象になるだろう。
それでも俺はベッキーを応援する。
社会的制裁を受けた後、彼女の事を許す人が一人でも多い社会になれば良いなあと本気でおもっている。
──────────────────────────────
落語はね、この(赤穂藩の四十七士以外の)逃げちゃった奴等が主人公なんだ。
人間は寝ちゃいけない状況でも、眠きゃ寝る。酒を飲んじゃいけないと、わかっていてもつい飲んじゃう。夏休みの宿題は計画的にやった方があとで楽だとわかっていても、そうはいかない。月末になって家族中が慌てだす。それを認めてやるのが落語だ。
寄席にいる周りの大人をよく見てみろ。昼間からこんなところで油を売ってるなんてロクなもんじゃねェヨ。でもな、努力して皆偉くなるんなら誰も苦労はしない。努力したけど偉くならないから寄席に来てるんだ。
──────────────────────────────