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2011-08-30

犬を食べる

食犬の習慣って、韓国中国メインっぽいけど、

日本でも食べるというか、食べた時の記録を残す。

もう10年以上前の話で恐縮ですが、

美術系の大学に進んだものの、純粋に物作りに打ち込めなくって、

沖縄県の某離島へいって、民宿バイトしながらのんびりすごしておりました。

ごはんの準備と掃除洗濯などを手伝うだけで、

小さな部屋をあてがわれ快適な日々でした。


そんなこんなで、夏休みが終わろうかとしていた

多分今ぐらいの時に、観光客野良犬が襲ったらしいという話が出ました。

笑い話っぽく聞こえますが、田舎なので犬が出たってだけでも

話題になるのですが、野良犬が人を噛んだとなると大騒ぎで、

どこか他人事のようなそれでいて我が事のような変な気がしたことを覚えています

お昼を食べ終わった頃、その民宿でお世話になっていたKさん(40代男性)に誘われました。

「おま、犬狩りにいくさヨ。」

ついていくと、村の集会場のようなところに、けっこうな男性があつまって、

手に手に木製の杖(お遍路さんがもっているような奴)を持っていました。

聞くところによると、犬は山の神の使者なので、

これでしとめるということでした。


犬を誘うために、山羊肉を空き地に置き、

寄ってくるのを待つだけという沖縄らしい、

のんびりした方法で捕まえようとしていました。

そして、村の中で犬名人と呼ばれるおじいが、

「あおぅうううん、おんんん、おん、おん」と

何故か四つんばいになって鳴き始めると、

呼応するかのように、犬が遠くからやってきました。

へーと思ってみていると、

「おまが捕まえるん、何しとんのさー」

と犬捕まえ係を仰せつかり、例の棒を渡され超びびってました。

うわっうわっと焦りつつ、捕まえるのどうやって?

とか思っていたら、Kさんが少し近づいた犬を棒でどつき気絶させました。

まさに一撃でした。

うわー、捕まえたし保健所送りかなって思っていたのですが、

「おま、くくんの手伝えヨ」とロープとブロックを渡されました。

で、いわれるがままに、犬の四肢をしばりブロックを結びつけると

「ほら、ほうりこむのさー」と

広場の横を流れる川を指指しました。

僕は小さい頃は昆虫を殺し方ことはあるけど、

ほ乳類を殺害したことがなかったので、

うわーうわー、まじかよーと思っていたのですが、

犬をしとめなかった気後れもあり、思い切って放り投げました。

その瞬間、犬が息を吹き返し、こちらを見てくぅんんと鳴いたよう気がしたけど、

気のせいと思うことにしています

犬の最後はあっけないものでした。

なんで溺死させるのかと聞いたところ、

あんまりよく覚えていないのですが、

山の神の使いなので、川に流すんのさー」

みたいなことを言われました。

で、川にしずんだ犬をどうするのかなーと思っていたら、

隣にすんでいるMさんが、川から引き上げ解体を始めました。

そしてすぐに肉になり、集まったみんなで分けました。

まさか食べると思っていなかったので、

驚いたのを覚えています


その晩が犬汁でした。

犬食べると精がつくといわれたので、

マスをどれだけかけるかと思い3発くらい抜いたような気がします・・・・・・。

そして、翌日。

台所に泥棒猫が現れ魚を盗んでいきました。

猫も食べるのですか?って聞いたら、

「猫はアクがキツイからヨ、食べんちさー」

とのことでした。

2011-03-14

死ぬときは一気に死にたい

中途半端電気と水が使えなくなってそれでも生活しなきゃならないような状況は勘弁してほしいと思った。

死ぬときは一気に死にたい。がれきの下敷きになって、救助される前に即死。それか津波にさらわれて訳も分からいま溺死。これがいい。

不幸にもどこで地震が起きても即死出来るような状況にはないから、もう核ミサイル誤発射で死にたいくらい。北朝鮮に近いから奴らが撃ってくれるといいんだけど。

それか原発が全部爆発して日本人滅亡シナリオ東京のど真ん中を震源とする地震が起きたらどうなるんだろうか。NHK民放も全部死ぬのかな。総理大臣与党野党もみんな死んだらどうなるんだろう。

なかなか人間はしぶといな。だから今日普通にネットやるさ。部屋にあるゲームテレビコンセントは引っこ抜いておいた。

2011-03-13

泣きたい

泣きたい

けれど、なぜか涙が出てこない。

喉までこみ上げては、みぞおちへと落ちる何かが胸をかき乱す。

ぼうぜんとして現実感が薄れていく。

 

あまりの衝撃に遭遇した時、人はそんな状態に陥りがちだ。

前代未聞の巨大地震から2度目の朝を、いまだ大勢の人々が心の混乱にさいなまれつつ迎えたに違いない。

 

情報が欲しい

しかし、知った惨状が恐怖を増幅し、心をなえさせるジレンマ

亡くなった人、行方が分からない人。

情け容赦なく増えていく数字に慄然(りつぜん)とする。

 

海が町をのみ込んだ。

一つ二つどころではない。太平洋に臨むすべての町々が丸ごと海に侵されたといっていい。

大津波という怪物の蛮行に無力な私たちであることが悲しく、悔しい

 

「津浪(つなみ)」という言葉が文献に初見されるのは400年前に起きた「慶長三陸地震」についての記述という。

「政宗領所海涯人屋、波濤大漲来、悉(ことごとく)流失す。溺死者五千人。世曰(いわく)津浪云々」。

伊達政宗の所領を襲った津波歴史の中で震災は幾たびも東北を苦しめてきた。またも…。

打ちひしがれ、絶望のふちに沈みそうな心を少しでも救えるとしたら、それは互助のぬくもりではないか

自然の前に無力でも、人は支え合う力で強くなれる。

いや、ならなければ。

これからの長い闘いを乗り切っていくために。

 

宮城県/河北新報コラム/河北春秋2011年03月13日

2010-12-26

http://anond.hatelabo.jp/20101226231852

とりあえず、25歳で役がつく会社の例をくださいって、それからですよ。

あと、内資でも外資でも単純な能力の高さが出世に結びつくかっていうとそうでもなかったりね。

一応昇給して退職金も貰える内資系大企業の方が、エグくはないよね。

外資はスパっと逝くからね。

内資でも外資でもいいけど、2~3年も会社勤めをした人なら

能あるタカが爪をヘシおられて錐揉み落下して溺死するシーンを見てきたと思うんだよなー。

出世ってわかんないよねぇ。

2010-10-20

カップラーメンは人体に対してこんなにも危険!

1)ラットによる実験では、ラットラーメン内に入れると87%確率溺死する。

2)カップラーメンを食べた人が将来200年以内に死亡する確率はほぼ100%。

3)凶悪犯がカップラーメンを購入する確率は、同じ犯罪者アフガニスタン国債を購入する確率よりはるかに高い。

4)カップラーメンを気管に入れると咳嗽反射が起こり、最悪の場合窒息により死に至る。

5)カップラーメンを食べながら自動車を運転した場合、重大な人身事故が発生するおそれがある。

6)健康な成年男子カップラーメン1個のみを与えて長期間監禁した実験では、被験者の99%が50日以内に死亡した。

7)電化製品カップラーメン内に入れると、破損するおそれがある。

8)25年間保存されたカップラーメンは有毒である。

9)カップラーメンを作る際に火傷をした人の85%は、カップラーメンがなければ火傷はしなかったと述べている。

10)米国では倒壊したカップラーメンの入ったコンテナの下敷きになって人が死亡した事例が報告されている。

2010-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20101018205527

この国は常に「みんな一緒」だからな。

良い時は一斉に盛り上がるのに、駄目な時は一斉に盛り下げる。テレビネガキャンが良い証拠。

国民性だから仕方ないと言えばそれまでだが、このままだと沈んで溺れて溺死するだろうな。

2010-09-25

やばかった。具体的に死にたくなったのは今回がはじめてだ。

今までは消えちゃいたいとか思っても、具体的な方法までは考えなかった。

昨日は目がそういう場所を探す感じで、実行するならこうだとかまで考えた。

3Fの屋上からじゃ運が良くなきゃ死ねないとか

10Fの非常階段、あれ登りやすそうな足場もあっていいかもとか

あそこから下に落ちたら入口のとこだから誰かに当たったら悪いとか

でも植え込みのところじゃ変に死ねないのも困るしとか

ホームの端の青いランプ見ながらこのくらいの速度でも大丈夫なんだとか

人身事故は迷惑かかる人の桁が違うから避けるべきだろうかとか

この橋の高さと川の水量じゃ溺死の前に全身打撲で死亡だよなとか

まさに「うつ」真っ只中って感じだ。

2010-09-06

テキスト情報追記>友達の死について、情報提供をお願いします

http://anond.hatelabo.jp/20100905183546

id:goukです。

動画を見れない人もいる」ご尤もだと思うし、

事実あの動画はちょっと長いので、伝えたいと思うなら

テキストでまとめるべき、というのは正しい。と思うので追記です。

言い訳すると、自分言葉でこの件を詳細に書くのは、結構辛い。

動画上で不審とされている点を箇条書きにします。

順不同、及び只今会社にて動画を見直していられず、覚えているものだけを。

・身体についていた(後頭部や首の後ろなど、

 自分では付けることが出来ない位置にある)傷が

 警察から「死後についたものだ」と説明をされた

 (この件については後から訂正されている)

・自宅には洗濯機に衣類が入ったままで生活感が漂っていた。

 にも関わらず、PCTV本棚の上の埃まで跡形もなく拭き取られており

 書籍からも、本人の指紋すらも見つからなかった

彼女行方不明とされた前日未明、ホームセキュリティ

 作動し警報が鳴ったが、駆けつけると誰もいなく荒らされた形跡もなかった。

彼女行方不明となった日に同僚?が自宅に行ったが鍵は空いていた。

 翌日にもう一度自宅に行くと、前日無かったはずの鍵の束が置いてあった。

彼女の死後、郵便受けが壊されていた

警察発見したという自転車は、堤防の近くにあり

 警察は「堤防上の浮浪者を見に行ったのだろう」と説明。

 浮浪者の様子を見に行きそのまま自殺するのか?という意味での

 矛盾もあるし、堤防上に住む人は「その日彼女は来ていない」と証言

・死亡推定時刻は11/14(行方不明になった日)で溺死とされたが

 11/15の昼ごろまで、携帯電話の呼び出し音は鳴っていた。

 携帯電話はポケットに入っていたので、水死した時間を考えると矛盾する

これだけの状況にも関わらず、警察は周囲の人への聞き込みの結果

事件性が低い(自殺の可能性が高い)と判断して捜査を縮小しつつある、ということです。


この件について、何かご存知の方がいらっしゃいましたら

さっちゃんの会を応援する会」

http://sachan330.exblog.jp/

までご連絡をお願いします。

-----

以下独り言。

こういった状況も勿論なのだけど、彼女を知る人は

私も含め、誰もが「彼女自殺をするはずがない」と思う。

実際動画を見ても、彼女がいなくなった影響がとても大きいことがわかり、

そのことを知っている彼女が、彼女自身が大事にしていたものを

置いて先に逝くなんて無責任なことをするはずがないと思うのです。

だから、余計に、悔しいと思う。

何故彼女が死に追いやられなければいけなかったのかと思うです。


-----

ついで言うと。

別に、増田に夢見てるわけじゃーないですよ。

強いて言えば、個人のブログよりは見てもらえるよな、という程度なんだが

それでも何故増田を選んだのか、ってのはそれなりに理由があるのだが

それは恥ずかしいから秘密

私が、このサービスを(つかず離れず、それでも

もう5年以上も)使っている理由、でもあると思う。

2010-07-13

947 : タコス(東日本):2010/07 /13(火) 05:38:19.93 ID:3KqTIupZ

俺は、

「溺れている皆さんお気の毒ですね。かわいそうですね。助けてあげましょう」

と、せっかく手をさしのべてるのに、

「溺れてる俺はカッコイイ。溺れている俺の気持ちが分からないお前は下劣だ」

などと言って俺の手を払いのけるのだから、面白いよね。

955 : AV監督(アラバマ州):2010/07 /13(火) 05:42:06.34 ID:mKohbUjX

947

お前のは岸にいる人間が溺れている人間に向かって

「ほらそのままじゃ溺死しちゃうよ?頑張れ頑張れ、ほらもっと一生懸命手足動かさなきゃ!ヤル気がないなあ、死にたいの?」

といってニコニコ応援してるだけだろ

手なんか伸ばしてねえ

他人の自殺止めるの人ってこういう構図で助けようとしてるだけだよね

凄い残酷

2010-03-14

例外対応コストが低い場合にこそ、教条的なおはなしは一番よく機能する

http://anond.hatelabo.jp/20100314195035

知らない人についていくなと子供達は教えられる

でも、子供馬鹿だから、そういう人についていくのがいる。

どういう不審者がいるかは覚えきれないほど情報が垂れ流されるが、

監禁されたあと、どうしたらいいかの情報は流れてこない。

だから、何年も監禁されっぱなしで行方不明になる。

危ない池や海などには近づくなと子供達は教えられる。

でも、子供だから、そういうところに近づいて着衣したまま落ちるのがいる。

学校では水着で泳ぐことは教えるけど、着衣水泳は教えない。

だから、泳げる子でも溺死することがある。

交通ルール信号を守れ、左右を確認しろと子供達は教えられる。

でも、ひき逃げされたら、どうしたらいいか誰も教えない。

だから、事故に遭ったら、即死亡となる。

自動車学校でも安全運転しろと教えるが、事故を起こした後どうすればいいかは教えない。

この日本では、親も学校も「いい学校に行け」「いい会社に入れ」ばかり言う。

でも「落ちた」ときにどうしたらいいか、学校も親も誰も教えない。

だから、「落ちた」らどうしていいかわからない。

真面目に勉強した奴ほどわからない。

「他人に迷惑をかけるな」と子供のころから言われ続けるが、

他人に迷惑をかけられたら、どうしたらいいのかは一切言われない。

だから、会社政府ブラックでも泣き寝入りして自殺する。

ここで挙げられている話に関わりそうな概念を少し切り分けて置くと

単に「世の中が馬鹿」という以上の問題として、

・事後対応 vs 事前対応という問題や、

・標準対応 vs 例外対応の話、

対処すべきモデルケースの老朽化

といったこともそうなんだけど、

なによりも「伝達コストの低い情報 vs 伝達コストの高い情報」の話である、と思ったよ。

1.知らない人について行った後の対応バリエーションを教えるよりも、「ついていくな」と教えた方がラク

たとえば、「知らない人についていく」ことをして拉致監禁されてしまった場合に、そこからどうやって抜け出せばいいのだろう、と考えるのは、けっこう大変なように思う。

拘束具を外す方法は?抵抗したら殺してくる相手かそうでないかを、どうやって判断すればいい?

相手と自分が戦った場合の勝機は?相手はどういう武器をもっているか?あやまって深刻な傷害が発生しないためには?

監禁者が不在の瞬間を見計らう方法は?今、自分がいる現在位置を知る方法は?どうやって助けを呼べばいい?

etc...

考えることは、たぶん、ものすごく沢山発生する。しかも、その経験がほかのことにどれだけ活きるのかはわからない。(特に安全性の高い社会生活を営むことが出来る人であればあるほど)

本当に事後対応について、きちんと教えようと思ったら、数年がかりだろうと思うが、

事前対応についてならば、たった10秒で済む。「知らないひとについっていってはいけません」おわり。

2.では、例外的・事後対応の事例が多くなってしまった場合はどうすればいいのか?

ただし、やっぱり、例外的な事後対応が多発する問題というのはやっぱりある

自動車事故は年間何千件も起こっているわけだし、

就職できずに困っている人、というのは今や日本マジョリティになってきている。

 

もし、日本人若者の99.99%が「正社員になりなさい」で解決する状況を抱えているのならば

正社員になりなさい」は、情報の伝達コスト低くてラクだけれども、

正社員になりなさい」で解決しないケースが、2割とか、3割とか大量に発生してきてしまうと、それは伝達コストの低くて効率的な情報ではない、ということになる。

こういう場合は、例外ケースを回収してやる方法を(多少面倒くさかったとしても)きちんと考えてやるなり、制度を作ってやる、という話にしなきゃいかんだろうな、と。

いまのところ、教条的なおはなしに回収してやる方がまだまだラクだと思われているので、今ひとつな状況なのかな、と。

単に起業しろ、と言っても「無責任」と言われるし、

単にベーシックインカムと言っても、「財源はどうする?労働インセンティヴはどうする」とつっこまれるし、

単にベンチャーキャピタルと言っても、「いま機能していないのは確か。実現シナリオをどう描くんだ?」とつっこまれる。

つっこまれにくいのは、「新卒偏重いくない!」ぐらいかしら。

単に新卒偏重がよくない、と言っても「それは経験採用を増やすだけの可能性をきちんと避けられるのか?」とつっこまれる。

 

個別的にも総合的にも考えを煮詰めなければいけないのだけれども、「例外対応・事後対応」についてきちんと対応コストを支払っていくことがやはり必要という話になる。

短期的には大変ではあっても、「不況」がくるたびに、この問題は発生するので、

不況期が単に失われた期間、になってしまうのか、成長分野に縛られにくくなる期間になるのか、

対応力の多様性が問われるところだよなぁ、などということを思った。

教条的なおはなし、というのは使いモノになるものとならないモノとが混じっている場合が多くて、

けっこう多くのものが社会環境の変化とともに、腐っていく。

でも、それが腐っていることに気付かない人というのは多くて、どの時点で、教条的なおはなしが機能しなくなったのか、を判断するのはなかなか難しい。

まあ、もっと深刻にならないと理解されないのかもなあ。

#「正社員になれない」ことを嘆いていると、

「それは君が待遇を選んでいるからだよ」「それは君に本気度が足りないからだよ」みたいな、補完的な説明をする人も沢山出てくる。

確かに「正社員になる」ことが一番効率的で、間違いないっていうのだったら、そういう「まず、正社員ありき」な世界観ベースとした、補完的な説明構築も機能するのかもしれない。 

知らない人についていくなと子供達は教えられる

でも、子供馬鹿だから、そういう人についていくのがいる。

どういう不審者がいるかは覚えきれないほど情報が垂れ流されるが、

監禁されたあと、どうしたらいいかの情報は流れてこない。

だから、何年も監禁されっぱなしで行方不明になる。

危ない池や海などには近づくなと子供達は教えられる。

でも、子供だから、そういうところに近づいて着衣したまま落ちるのがいる。

学校では水着で泳ぐことは教えるけど、着衣水泳は教えない。

だから、泳げる子でも溺死することがある。

交通ルール信号を守れ、左右を確認しろと子供達は教えられる。

でも、ひき逃げされたら、どうしたらいいか誰も教えない。

だから、事故に遭ったら、即死亡となる。

自動車学校でも安全運転しろと教えるが、事故を起こした後どうすればいいかは教えない。

この日本では、親も学校も「いい学校に行け」「いい会社に入れ」ばかり言う。

でも「落ちた」ときにどうしたらいいか、学校も親も誰も教えない。

だから、「落ちた」らどうしていいかわからない。

真面目に勉強した奴ほどわからない。

「他人に迷惑をかけるな」と子供のころから言われ続けるが、

他人に迷惑をかけられたら、どうしたらいいのかは一切言われない。

だから、会社政府ブラックでも泣き寝入りして自殺する。

2010-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20100108161152

言ってることは正しいと思うんだけど。うーん。

ブサイクな女に限って必要以上に男を怖がるもんですよ。

ブサイク男性を怖がる

というのは、結果。課程は、

ブサイク等)→恋愛に縁がない→恋愛は未知、リスクもある→怖い

だと思う。というか、そう考えるべき。

女性イケメンにちやほやされたい程度には、男性女性といろいろしたいんだろうな、と考えれば、怖くないはず。相手だって、同じ人間

ここで、「未知・リスクへの恐怖」を男性にかぶせるのは失礼。

うまく言えるかわからないけど。泳いだことない人が恐れるべきなのは、「水」という「具体的物体」じゃなくて、「うまく泳げるかどうか」という「自分能力」と「溺死」と言う「結果」。

>特にナンパなんてしてるやつは絶対悪、女の敵。

これは、非モテの思考だと思う。2chの女(ビッチ)叩きと同じ。

かなりねじ曲がっちゃってると思う。

2009-12-23

http://anond.hatelabo.jp/20091223140341

病死は葬式で言うね。ガンとかね。事故死ははっきり言わないことあるね。社員旅行ハワイに行って酔っ払って泳いで溺死とかね。「酔っ払って」の部分は言わなかったね。

若いうちに突然死ぬと、みんな死因を知りたがるし、あまりにマヌケな死に方だとカッコ悪いといえばカッコ悪いね。大抵の人はそれで故人を悼む気持ちが薄れることはないと思うけど。

ただまあ、どんなアクロバティックな姿勢で歯を磨いているのか知らないが、歯ブラシが喉に刺さって死亡ってのは考えにくいんじゃないの。割り箸だって子供だから刺さったんだし。

2009-07-31

エンドレスエイトは終わらない

「私が当選した暁には、全放送局エンドレスエイトエンドレスに流すことを約束します!」

沸き起こる拍手。狂ってやがる――。

 

エンドレスエイト涼宮ハルヒの憂鬱の一エピソードして2009年から放映されたその話は、徐々にその枠を広げていった。

初めは本当に小さなものだった。一部のU局での30分枠。

ごくごく当たり前のアニメ枠。視聴者もごく普通に、当たり前に楽しんでいた。

ところが、京都アニメーションのとった戦略というのは当たり前ではなかった。

 

「実際にエンドレスエイトが終わらなかったらどうする?」

オタクたちがしばしば使う冗談でしかなかった。

ところが放映が3ヶ月、6ヶ月と続き、2009年は終わった。

最早タチの悪い冗談ですらなくなった……。

エンドレスエイトは終わらなかった。

そう、京都アニメーションの取った戦略というのはエンドレスエイトエンドレス放映だったのだ。

 

30分の枠だった涼宮ハルヒの憂鬱はその枠を1時間と伸ばし、2時間、24:00以降の枠全部……。

テレビ埼玉はいとも簡単に崩落した。

そして東京MX千葉テレビ関東はこれらU局の陥落から、悲劇が始まった。

 

そこまでで4年。

じわじわと侵略の手を伸ばす京都アニメーションのやり口に、黙ってられない人間もいた。

宮崎駿。いわずとしれた日本を代表するアニメ監督だ。

彼がインタビュー京都アニメーションに反感を示した翌日、失踪した。

 

冨野由悠季。彼ははっきりと、明確な敵意を向けて京都アニメーションを批判した。

そんな彼は、両手両足が縛られた状態で溺死していた。

正確には溺死ではない――窒息死。

彼の首には縄できつく縛られた痕が残っていたらしい。

しかし自殺と判断された。

 

次第に京都アニメーションに口出しするものは減った。

そして2012年、ついにやらかした。

政党エンドレスエイ党」が発足した。

木上益治を党首、脇には堀口、石立、山田名前が並ぶ。

エンドレスエイトテレビジャックするというキチガイみたいな公約を掲げ、民衆の支持を仰ぎはじめた。

これがつい先日のことだ。

 

もはや狂気の沙汰とは思えなかった。

「――木上師匠もこれまでか」

えっ? 師匠

京都を叩く」

紛れもない、山本寛の姿がそこにあった。

京都を叩くですって?」

「ああ――内部から腐ってきてやがる。今やらねば、日本は崩壊する」

「しかし、今京都に単身飛び込むのはあまりに危険では!?」

「そう、その通りだな……。ひとり、ならね」

「えっ?」

 

「待たせたな、山本

その声。聞き覚えがある。以前NHKで……。

「平川、待たせやがって。俺たちに残された時間はあまりに少ない」

「ひ、平川監督……!?」

「ふふ、俺を知ってるなんて嬉しいね。生憎話している時間はないが……せめて僕らを応援してくれると嬉しいな」

「申し訳ないがわれわれは行くよ。君もせめて、心をやられないようにね」

あっけにとられている僕を尻目に、彼らは足早に去っていった。

 

 

2018年山本、平川の二氏は偉大な革命家として世界史教科書ラストページを飾っている。

2009-02-23

清水マリコハートレスハートフル

読んだ。何か書きたくなったがとりとめがなくなったのでここに書き散らす。

一言で本作を述べるなら性の呪縛ということになる。これまで清水MF文庫発表してきた作品にはあまり濃厚に描かれなかった,肉体と精神の性が主題として扱われる。いやもちろんわかっている,これまでも【少女】がテーマだったじゃないかと言うのだろう。ここは微妙な点なので慎重にいきたい。清水が扱ってきた【少女】とは,性を免除された特権階級だ。性がもたらす束縛から自由。そして,もちろん大人=生産者になることも要求されない永遠消費者。これは,たとえば「セックスする女」「労働する女」「産み育てる女」といった像と照応させれば明らかだろう。モラトリアムを言うなら別に【少年】でもよさそうなものだが,あまりうまくない。少年セックスに怯える必要がなく,労働自己承認に直結する。これらを免除されることに肯定的な含意はない。他方,少女には【少女】にこだわるだけの理由がある。……話がそれた。今回述べられているのは,そうした無性者としての【少女】じゃない。年少の女は出てくるが,性を与えられている。清水作品において,物語水先案内人をつとめるのはいつも存在希薄な【少女】で,ときには幻影だったり妄想上の存在だったり,つまり肉体をもっていないことも多い。本作の少女もじゅうぶんに希薄だが,しかし彼女の肉体は触れられるものであり,かつそれが性的なものであることが強調される。主人公を含めた「男」たちは彼女の肉体に性的な視線を送り,彼女も「さわっていいよ」と繰り返し挑発する。読者はいやおうなくキャラクターの,そして自身の性を意識させられる。

以下,この「性」を切り口に述べてみる。ネタバレ回避はしていない。

13歳の少年Aは「きれいなもの」に対する強い憧れをもっていた。これには風景工芸・装飾品から,「女の子向けの」人形まで含んでおり,その年齢層の少年ジェンダー規範からはやや逸脱していた。A自身もその逸脱を恥じていた①。しかしそこに,Aに幼い好意をよせる10歳の女子Bがあらわれる。Aは少しずつBに「きれいなもの」を見せて反応をたしかめ,Bが自分を受け入れてくれること,拒絶されるおそれがないことを確認していく。最終的にAはもっとも大切な宝物である人形を見せるのだが,ここでBはAに「お人形遊びなんて好きなの? 信じられない! 男の子で,中学生なのに!」と無邪気な一言を放ってしまう②。Aは逆上し,Bを強姦しようとする③。Bが抵抗することで未遂に終わるが,「だったらいい」の一言とともにAはBを川に放り込む④。溺死しそうになるB。恐怖にかられたAはBを慌てて助けるが,真相を知らない周囲からは「溺れた子供を助けた勇敢な少年」として賞賛される。Aは自己嫌悪と罪悪感を抱えて鬱屈する。Bはこの周囲の勘違いについて何も言わないことを選択する。いつ事実を暴露されるかわからないという不安の中にAを閉じ込めることが,最上復讐になると考えたからだ。Aは少しずつ人格を歪めていき,他方Bはやがてその記憶を誰にも言わないまま抑圧して忘れ去ってしまう。6年後,19歳になったAは電車の線路に転落した女性を救助しようとして,代わりに意識不明の重傷を負う。

本作はこうした「事実」の上に,Aの弟を視点とした物語をつづっていく。全体を俯瞰してまず気づくのが,Aの自己抑圧①だろう。Aのかかえた性違和が全ての起点になっている。Aが心底欲していたのは,この違和を肯定してくれる誰かだった。「きれいなもの」を愛する権利を正統に有する,正しく少女であるBに救いを求めるが,Bは逸脱を許さなかった②。内なる女性性の隠蔽を要求されたAは,男性性をむき出しにして,略奪的に「女」を手に入れようとする③。しかし果たせず,結果として「女」の全否定という選択に行き着いてしまう④。Aが男性的でない自分を許容できていれば,Bが男性的でないAを受け入れられれば,その後の事態にはつながらなかった。10代前半の子供であっても,というか子供であるからこそ,ジェンダーの命ずる規範からは逃れられなかった。

Aは後に,意識不明のさなか,奥底に隠蔽された女性性を分離させ,少女の姿をした肉体ある霊を生み出す。これを霊自身は「脱獄」と表現する。牢獄からの脱走。じゃあ牢獄とは何か。解釈はさまざまあるだろうが,私としては「Aが内面化させたジェンダー規範」以外に考えられない。脱獄して自由になった「少女」は,思うまま自らの女性的肉体を誇示し,「甘いときめき」「おいしいもの」への欲望を開けっぴろげにし,「男の子が,自分名前呼びながら走って追いかけてくれるのって,女の子は,すっごく気持ちいいんだよ」と女の子の気持ちを語る。Aの弟はこの「少女」と共に行動するうちに,秘められた過去事実に直面し,やがてAの苦しみを知る。弟とBに過去の罪を認識され,受け入れられることで,Aは意識不明から回復する。それと同時に少女,あの人形の姿を借りたAの分霊は消滅する。物語の発端が解消されることで終結を迎える,非常に整った円環構造だ。清水あとがきで語る。「この本は」「あなたの心にきれいな何か」「を残したいと願って書きました」。視点設定をどこに置くかにもよるし,そもそもラノベメッセージ性を求めるのはどうよという主張もあるだろう。でも,文庫の主読者層であろう10代の少年たちに,清水が届けたい言葉は極めて明瞭であるように,少なくとも私には思われる。……あなたの心の中の少女を殺すな。脱獄しろ。

脱獄であって叛乱でない点に,清水バランス感覚を感じる。ことさらに敵意をむき出しにして戦いを挑むのではなく,まして新しいルールを打ち立てようとするのでもない。ただ逃れて自由になる。言うほど簡単ではないが,これが唯一の道であることには同意する。正面から戦ったところで勝ち目はない。桜塚やっくんレイザーラモンHGに回収されるのがオチだろう。相手を警戒させ牢獄を強固にするだけだ。当事者でもないくせに,戦場が大好きなうざったい連中がすりよってきたりもする。それよりは,牢獄からひとり抜けふたり抜け,革命もないままいつのまにか牢獄廃墟になっているというシナリオの方がやりやすい。

殺人者盗賊が救われる話はいくらでも書けるが,レイプ犯が救われる話はそうそう書けるもんじゃないな。

2008-03-02

勝ち組という古典的なデマゴーグ

勝ち組」の代表格に勝間和代という人がいる。いや、別にこの人だけを槍玉に挙げるつもりはないのだが、あまりにもわかりやすかったので。

やたらとポジティブ自己啓発書を次々と出しておられる方だが、やっぱりこういう人だったか。以下の記事の末尾を参照。

座右の銘は、「起きたことはすべて正しい」。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw06112601.htm

来たよ来たよ。要するに "This is the best of all possibile worlds" というやつですな。何百年も前に使い古された「最善説」というやつです。本を月に何十冊も読む(上記記事参照)のなら当然ヴォルテールカンディード」なんて小説なんかも読んでるんだろうね。フランスなんかだと古典教科書として国語の授業で教えられるような本ですよ。もう一度読みなおすことをお勧めしますよ。この方が既に以前に指摘していることですが、もう一度書かねばなるまい。

この「カンディード」という小説のなかにこんなくだりが出てくる。d:id:hokusyu:20080112から孫引き。

ジャックという商人の、戦争財産を巡る争いを見るに人間自然堕落させたのではないか、という質問に、パングロスはこう答えます。

「そうしたことはすべて必要不可欠だった」と片目の博士はすかさず言い返した。「個々の不孝は全体の幸福をつくり出す。それゆえに、個々の不幸が多ければ多いほど、すべては善なのだ」

ちなみにジャックリスボン沖で溺死するのですが、パングロスは「リスボン沖の停泊地はあの再洗礼派の男(ジャック)が溺死するように特別につくられたのだと証明」するのです。

もはや説明は不要であろう。これほど「勝ち組」のネオリベ思想を的確に風刺した表現はそうないのではないのだろうか。

ちなみにこの「カンディード」という小説は、このパングロスを天才的哲学者と信じて馬鹿正直に信じたカンディードという純朴な青年が、世の不条理と師の教えの間の葛藤と戦いつつ、幾多の悲惨な体験を乗り越えて精神的自立を達成するに至るまでの物語、というわけなのだが、この小説が書かれたのは二百五十年前なのである。努力によって自分を向上させることが大好きな「勝ち組」の頭の中身というのは、どうやら二百五十年間進歩しないものらしい。

さて、上に引用したくだりをもう一度読みかえした上で、ロスジェネに関するこれにはじまる話題、たとえばこれとかこれを読みかえしてみてほしい。あまりにもこの小説と構図が似ていないだろうか。このような形で見せられれば誰でも、「自己啓発」の限界馬鹿馬鹿しさに気付くのではないか。結局「自己啓発」というのは世の中の仕組みを全て肯定して不問に付した上で「全ては自分次第でどうにでもなる」という、あまりにもナイーブな思想なのだ。もうそろそろいい加減そのことにみんな気付いてもいいのではないか。

この小説の結論では次のようなことが語られる。あまりにも単純で、まともな大人なら誰でもわかっているはずのことだ。

正直者が報われるとは限らない、全てが必要不可欠で正しいなんてことはあり得ない。世の中は理不尽で満ち溢れている、しかしその中で自分なりに細々と努力して生きていくことこそが唯一の「人生を耐えられるものにする手立て」だということだ。そして、そのことについて他人がどう論評しようとも、すべてはどうでもよいことなのだと。

言いかえれば、「自己責任」だとか「自己権利」なんてものはどこにも存在しないのだ。健康環境才能努力と時の運、それらを全て兼ね備えたときにだけ「成功」ができるし、「責任」があるとすればその「努力」の部分だけだ。それに、その「努力」さえも、「健康」と「環境」がなければどうすることもできなかったりするものでもある。その辺の複雑なことは自分にしかわからない。一般的に「負け組努力が足りないから自己責任」なんてことが言えるはずもないのだ。

なんでその程度の平凡な理屈が誰の口からも出てこないのだろう?自己啓発自己啓発といって騒いでいるはてな民は、自分の努力だけでなんでも解決できると思ってるのだろうか。だとしたら随分、挫折を知らないお坊ちゃんお嬢ちゃんだとしか言いようがないのだが。

ちなみに「ルサンチマン乙」と言われないために言っておくが、俺自身はどちらかというと「勝ち組」に属する人間だし、才能のない俺にとっては努力だけが切り札だったことは理解しているつもりだ。しかしそれでもなお、いやそれだからこそ、努力だけで全てが解決できるなんて素朴すぎる発想にはとてもついていけないのだ。

2008-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20080116154351

いやそれは、何でおめえに尻の穴見せなきゃならねえんだ、ということであって、死にたいというのは何されてもいいっつうことでないぞ。

だからみんなできるだけ痛くない、ラクな死に方を選ぶんじゃないか。

とはいえ、イグアスの滝あたりだったら溺死じゃなくショック死かな。あれだけの高さがあれば。どっちの国からだったら飛べるんだろうな。

2007-05-24

http://anond.hatelabo.jp/20070524131317

水泳の挫折といえば、私の場合は同級生たちから水の中に頭を押さえつけて溺死させられそうになったり、着替えている最中に素っ裸のままで更衣室の外に放り出されたり、プールの中で水泳パンツを無理矢理脱がされたりして、それで水泳には挫折しました。

2007-04-02

http://anond.hatelabo.jp/20070401215735

それはそれでハッピーエンドとするべきじゃないか

それはそれで理想に溺れて溺死しそうじゃね?

2007-03-24

私はいい友に恵まれている

http://anond.hatelabo.jp/20070324205139

やっぱ基本褒めなのね。

うちはいっこも褒めてないしいっこも褒められてない。

玉砕」「隠者」「真似はできない」「オタク」とか平気で書いてるし

溺死」「浮かない」「理解できない」とか余裕で書かれてる。

2007-01-19

電気消して入浴すると何となく面白い。湯船と寝床は真っ暗闇がいい。

でも風呂で寝ると溺死凍死心臓麻痺あたり危なそうだ。

2007-01-14

わっふる2

 同窓会も無事終わり先生学校に送る寄贈品の寄付金について会計報告書の確認をY子と二人だけで済ませた。帰宅して食事となるともう遅いからということで軽く二人でイタリアンを食べることにした。店は若い人の声がうるさく、何時になくY子の声が甲高く感じられ、高校生のころの不安そうな彼女を思い出した。

 彼女が所属する派閥教授不倫しているという噂を聞いたことがある。彼女人生の選択の問題だ。スリットのように白髪の混じる髪をそのまま長髪にしているのも彼女の選択の問題だろう。だが肌は四十近い歳にも似合わず陶器のようにつるっとしていて見入ってしまうのだが彼女は気が付かない。お喋りな女でもないのに思い出話がチェーンを手繰り寄せるように続いていた。

 そのまま若者のようにラブホテルに流れ込んでしまったのは自然な成り行きだった。部屋に入るとY子は私が先にシャワー浴びるわと辞書を他の部屋に取りに行くように消えた。僕はアースカラーの閑散とした部屋を眺めて水音を聞いていた。部屋に煙草の臭いが残っているのに気が付き、つられるように煙草の箱を取り出したがやめた。彼女は気にしないかもしれないが、濯いでも残る自分の口臭を思うと嫌悪を覚えた。彼女の濡れているだろう性器に煙草の臭いを押しつけるのは嫌だ。そう思うとペニスがきつく勃った。

 彼女タオルを巻きもせずそのまま全裸で現れた。高校生の時の彼女を裸にできたとしても今の彼女とそれほど変わらないかもしれない。少し微笑んでいる。あなたの番ということなのだろう。怒張したペニス高校生のように恥ずかしく思った。

 ベッドに横たわり、彼女の背や尻に触るとするっとした感触があった。部屋の明かりが弱く肌の色はよくわからないがそれでもぼんやりと光るような感じがする。きれいだね、からだ、高校生みたいだよ、と僕が言うと、彼女はよく洗っているからよと言った。洗っている? 水泳よ。

 彼女大学のころシンクロナイズドスイミングをしていた。今でもやっているのだろうか。僕は半身を起こして、悪戯っぽくすらっとした彼女の両脚をL字に持ち上げてみた。彼女は抵抗するわけでもなかった。こうして脚を開くんだよね、水着がないと、きみがよく見える。彼女は、もっと見たい?と聞いた。うん。

 僕は開いたそこに顔を埋めた。熱く暗い海のなかに沈んでいくような感じがした。苦しくないのなら溺死というのも悪くないと思いつつ海を眺めることがある。磯の臭いのような若い娘のような臭いにわずかに機械油のような体臭がした。海岸線に沿って遠く続く鉄道を思いながら、性器の裂け目をゆっくり上下に舐めて、それからクリトリスを舌で探った。

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