はてなキーワード: 格差拡大とは
http://anond.hatelabo.jp/20110410024618
http://anond.hatelabo.jp/20110416121851
あの頃は、嫌韓流や中国人が書いた中国非難本みたいなのが流行ってたね。
ただ、まだリアルでは中韓を嫌っているような人ってあまりいなかった気がするんだよね、あの頃は。
それで、やっとここ数年になり、ようやく一般の人達までそれが浸透した感じがする。
つまり、今が全体的なレベルでいうと一番盛り上がってる最中ということ
これ、あくまで印象論ね。
中韓は、これからも仮想敵として日本(の一部の人達)にとって必要な国だと思う。
その条件を満たすには、
哀しいかな、日本には今のところ「自由主義経済で勝ち残る」くらいしか目ぼしい方法はない。
この自由競争って言葉に対してアレルギーというか汚臭を感じる人も相当数いる。
一括りにするなら左翼ってやつ(互いの政策を理解しない中間層が多数派と思うが)
それが、形となって現れたのは2年前の政権交代
ちなみに、蓮舫さん批判する人多いけど、彼女はリベラルの味方です
というかすぐ吹き出すだろう。
そんな時に最強な弁論カードが、「確固たる仮想敵」なわけ。
↓
セーフティーネット、福祉充実、非正規労働反対!などの気運高まる
↓
↓
識者とか「中韓北はいつミサイルを打ってくるか来るか分かないトンデモな国です、なので備え(軍事力)は絶対必要です。
その前提である経済発展を止めては対抗できません。だから格差は仕方ないです。
あなたが負け組なのは あなたの能力がないのが悪いんです、自己責任です、たかじんさんも辛坊さんもざこばさんも皆そう言っています」
そんなこんなで、結局 日本にとって中韓北はあと数十年はトンデモな国々なわけですよ。
日本は その仕組みを匠に活用し、経済でのし上がってきたわけですし。
ただ、今の日本は充分 生活水準も高い国になってしまったので、
このまま無理すれば支障をきたします。
インドや中国、ベトナムなどの発展途上国との熾烈な競争に労働者が巻き込まれるからです。
なぜなら、彼らの生活水準は我々よりも低く、
給与が低くたって 日本の底辺のサラリーマンよりかは少しはゆとりを持って暮らしていけます。
スキルをアップさせる時間的余裕や精神面で有利な途上国の労働者は
今後高いスキルを備えていくだろうし、
生産性の低い仕事に就き、朝から深夜まで働き通しの底辺のサラリーマン達は
家に帰っても スキルを習得する時間や金銭的余裕もなく、やる気も沸き起こらない。
いずれは、彼ら発展途上国の人達より低い給与で雇われる日本人達がたくさん出てくるかもしれません。
これはまだ少し先の話だけど、このまま無策の状態が続けば
いずれそれが真実味を帯びてくるでしょう。
まあこういうこと言うと極端なアレな方々が
必ず思考停止ワードを持ち出すわけだけど、
陰謀論とかって 地震兵器とかユダヤとかそっちの話で、これ経済の原理だから
少なくとも中国は、国民レベルでは日本のことなんて嫌ってないし
国家レベルでも、彼らの真に目指している敵は、アジアの国々でもイスラム圏の石油国でもなく、
もっと大きな別のところにある。
http://anond.hatelabo.jp/20110410024618
あの頃は、嫌韓流や中国人が書いた中国非難本みたいなのが流行ってたね。
ただ、まだリアルでは中韓を嫌っているような人ってあまりいなかった気がするんだよね、あの頃は。
それで、やっとここ数年になり、ようやく一般の人達までそれが浸透した感じがする。
つまり、今が全体的なレベルでいうと一番盛り上がってる最中ということ
これ、あくまで印象論ね。
中韓は、これからも仮想敵として日本(の一部の人達)にとって必要な国だと思う。
その条件を満たすには、
哀しいかな、日本には今のところ「自由主義経済で勝ち残る」くらいしか目ぼしい方法はない。
この自由競争って言葉に対してアレルギーというか汚臭を感じる人も相当数いる。
一括りにするなら左翼ってやつ(互いの政策を理解しない中間層が多数派と思うが)
それが、形となって現れたのは2年前の政権交代
ちなみに、蓮舫さん批判する人多いけど、彼女はリベラルの味方です
というかすぐ吹き出すだろう。
そんな時に最強な弁論カードが、「確固たる仮想敵」なわけ。
↓
セーフティーネット、福祉充実、非正規労働反対!などの気運高まる
↓
↓
識者とか「中韓北はいつミサイルを打ってくるか来るか分かないトンデモな国です、なので備え(軍事力)は絶対必要です。
その前提である経済発展を止めては対抗できません。だから格差は仕方ないです。
あなたが負け組なのは あなたの能力がないのが悪いんです、自己責任です、たかじんさんも辛坊さんもざこばさんも皆そう言っています」
そんなこんなで、結局 日本にとって中韓北はあと数十年はトンデモな国々なわけですよ。
日本は その仕組みを匠に活用し、経済でのし上がってきたわけですし。
ただ、今の日本は充分 生活水準も高い国になってしまったので、
このまま無理すれば支障をきたします。
インドや中国、ベトナムなどの発展途上国との熾烈な競争に労働者が巻き込まれるからです。
なぜなら、彼らの生活水準は我々よりも低く、
給与が低くたって 日本の底辺のサラリーマンよりかは少しはゆとりを持って暮らしていけます。
スキルをアップさせる時間的余裕や精神面で有利な途上国の労働者は
今後高いスキルを備えていくだろうし、
生産性の低い仕事に就き、朝から深夜まで働き通しの底辺のサラリーマン達は
家に帰っても スキルを習得する時間や金銭的余裕もなく、やる気も沸き起こらない。
いずれは、彼ら発展途上国の人達より低い給与で雇われる日本人達がたくさん出てくるかもしれません。
これはまだ少し先の話だけど、このまま無策の状態が続けば
いずれそれが真実味を帯びてくるでしょう。
まあこういうこと言うと極端なアレな方々が
必ず思考停止ワードを持ち出すわけだけど、
陰謀論とかって 地震兵器とかユダヤとかそっちの話で、これ経済の原理だから
少なくとも中国は、国民レベルでは日本のことなんて嫌ってないし
国家レベルでも、彼らの真に目指している敵は、アジアの国々でもイスラム圏の石油国でもなく、
もっと大きな別のところにある。
お返事ありがとうございます.
http://anond.hatelabo.jp/20101111151244 の増田です.
いただいたお返事,ちょっといろいろ話が入っているので,
ひとまずある側面だけ取り出してまとめると以下のような話でいいでしょうか.
解雇規制緩和の是非や,実現方法について議論をしたいわけではなく,
たくさんいるであろう解雇規制緩和反対派の方を説得したいわけなんですかね.
正社員職が(契約社員・派遣・フリーターなどの非正規雇用職に比べて)特権的なものであると薄々自分でもわかっているからこそ、解雇規制に反対する。まさか、自分の今の地位的経済的な裕福さが、非正規雇用の人の”犠牲”の上になりたっているという厳然たる事実を、正社員の人は明示的にでないにしてもわかっている。無意識的に理解はしていても、それを事実であるとは(口に出して、明示的に)認めたがらない。「自分が、他人の“犠牲”によって成り立たせるような”悪い”人間ではない」と思い込みたがるというバイアスがかかっているから。
実際に、民間企業に正社員として勤めてる友達に話そうとしても、仲がこじれそうで気軽に言えないわけですよ。理解力ある人ならいいけど、そうでない人に関しては絶交されるのも覚悟するくらいの意気込みで(それくらいの強い意志をもって)話さなきゃいけないのは辛いです。
ううむ,絶交を覚悟してまで友達にその話をする意味があるでしょうか.
そもそも元増田も納得してくれたように,
「先進国の裕福さは途上国を犠牲によって成り立っている!有り金すべて寄付しろ!」とか,
「人間の裕福さは他の生物の犠牲によって成り立っている!霞を食って生きろ!」とか,
頭ごなしに言われたら誰だって気を悪くするでしょう.
元増田が挙げた内田樹氏の話(http://blog.tatsuru.com/2010/04/02_1243.php)の中にもあるように,
「解雇規制問題に無理解なバッドガイ」を安易に設定して議論するのはあんまり得策ではないと思います.
むしろ典型的反対派である友人の話に耳を傾け,前述の説得シナリオのヒントを得ようとする方が建設的では.
法的な問題は詳しくないので、あくまでも、一人の法律に関する素人として、日本社会の一人の市民としての意見として読んでください。
えーと,整理するとこんな感じでしょうか.
問1については納得です.
問2の「安易な正義感に私たちが乗っからないこと」というのも,なるほど.
ただ,元増田も同意してくれたように,
を突破するためにも,問2についてもう少し踏み込んだ話がほしいですね.
もちろん私も元増田も素人なので,私たちだけじゃあんまり実のある議論になりませんが.
こちらの増田への返信でも可です < http://anond.hatelabo.jp/20110201001407
問題となるとすると「解雇規制緩和で格差拡大は本当に防げるのか?」という点,
このシステムに則り始めた日本の経済はどうなった?一人当たりGDPは?労働生産性は?景気は?購買力平価は?
絶対値で横ばい、他国との相対比較では、圧倒的に負けってとこだな。
だからといって経済的には「総中流万歳」にはならんだろ。アンタ自身が指摘してるが、日本はアメリカやシンガポールみたいに優秀な移民を
活用する体制になってないんだから、そもそも「突出的に賢い奴らがその少数だけで回して凄くいい仕事、馬鹿は切り捨て」が出来てない、
まだまだ「総中流コース」寄りだ、ってだけの話だろ。格差拡大してるのか統計的には微妙、ってだけでも「総中流コース」の範疇に収まってる
って考えた方が妥当だと思うぞ。
横ばい&相対的低下なのは、その「総中流コース」が駄目駄目、ってことではなくて、「総中流コース」(なんなら「総中流コースの残り火」でもいいけどさ)は
そこそこのパフォーマンスを出してるんだけど、グローバル経済下だと、「最強生産性」の連中には勝てないってだけだろ。「総中流コース」を
極めたとしても(今よりましだろうけど)、結局は「最強生産性」連中には届かない、ってのは認めないと。
繰り返しっぽいけど、俺は「移民ばんばん、馬鹿切り捨て、最強生産性目指して頑張ろうぜ!」は個人の幸福面でのデメリットが多すぎると思うから
反対だし、実現性にも難があるとは思ってる。ただ「総中流路線」がマクロ経済的には既に「負け組コース」なのは認めなきゃあかんだろ、と。
ま、何が言いたいかと言うと、「一億総中流」から悪化した主原因は、「優秀者活用」を狙って「総中流コース」の生み出す価値を毀損したことじゃなくて、
「総中流コース」よりもっと凄い奴らが、ばんばん出てきて国際競争に負けた、って所にあるだろ、と。
よくわからない外人が日本のあちこちに中華街みたいなのを作る社会が嫌なら、経済を捨てるしか無いわな。経済だけ見てたら移民マンセーになるだろうけど、それは頭の悪い結論だ。
は賛成だけど、これを主張する同志が「総中流コース」に戻れば経済もなんとかなる、なんて経済音痴な認識してるのは気に入らんのだよw(内ゲバだなあw)
今更総中流コースを極めたところで、国際環境が全然違うんだから、経済では「昭和の勝利」は戻って来ない、という認識してないと、経済成長万歳厨に
鼻で笑われるだけだろ。
その前に、サービス産業がボロボロになって、失業率が上がって、女性の就労どころじゃなくなるかと
現在の税バランスの調整は、生活が困窮している層にはメリットがあるが、
可処分所得を直撃する税制。
可処分所得が大きい、高所得者層は平気だろうが(可処分所得が大きいので、個人事業主にして経費落としができるので痛くない 上に所得税が20%~50%から15%に減額 お得)
可処分所得が、もともと小さかった中所得者層は、家賃と生活費でカツカツになる。(結果 増税)
低所得者層は、もともと、家賃と生活費でカツカツ。(増税されるも、給付がお得)
何が起きるかというと、移民が増えるので人口は増えるが、家賃と生活費に消えていくという事で、サービス産業に金が周らない。
まず直撃するのが、外食だろうね。低中そろって、自宅で食べるが基本にシフトするだろうから、いくつか潰れるだろうね。
いままで主な利用者だった中が外食しない組みにはいることで、特にファミレス当たりしんどいだろうね。
その他、衣料品はじめ高額品を扱っているところは、いくつか直撃するだろうね。ブルジョア向け以外。
結局、上はさらに上に、中間ぐらいは下へ、下はやや上にという政策だけど、結局、格差拡大するだろうね。この税制だと。
在特会 http://www.youtube.com/watch?v=Q8b2wivPsyE&
20090927西岡応援を邪魔し帰れコールされる応援団 http://www.youtube.com/watch?v=7wqtVmQtKqM
非常にヤバい。言ってしまえば、日本がもはやヤバいことになりつつあるのかもしれん。
この2つに共通することは、結局ある種の集団は先鋭化してヤバい方向に向かっていくってことだ。
(まぁ今回俺が本当にヤバいと思って書いてるのは前者のせいだが)
たぶん、両者とも「自分たちが正しいことを行っている」と考えているんだろう。
じゃなきゃこんなことやらないはずだ。もしかして単純に思考回路ブッとばしてるだけかもしれないが。
それに加えて「たぶん、みんなもそれを分かってくれるはずだ」とどこかで思ってるはずだと俺は思う。
なんせ、こういうのはある種の一体感と承認を求めてやってるからね。
で、そこで「もしかしてみんな分かってくれない、分かってない」と考えたときに
(例えば今回の選挙の結果であったり、球場全体からのブーイングなどといった自分たちが少数派であると気づかざるを得ない状況だとそうなるよね)
他に拠り所がある人の場合、ある種の余裕があるし、それにそこまでいれこむ必要性はないが
他に拠り所がない人の場合、自分たちの正当性を主張することしか選択肢はない。
自己正当化であり、それは自己欺瞞を含む。そのことに気づくことはなく、そして必然的に先鋭化していく。
自分たちのアイデンティティを求めて。一体感を求めて。自分の正当性を求めて。
そして、それは意外にもたやすく満たされるのかも知れない。
「シナチョン」だとか言ってるやつが日本人の0.01%だとしても1万人はいることになる。
(2chでいえば、こういう奴らは一人10レスぐらいつけるから10万レス、あれ簡単に100スレ到達するなw)
そこでウジャウジャ集まってしまえばいくらでも一体感と正当性は調達できる。便利な世の中。
じゃあ、ネットがあるからこういう奴らは止められないのかっていえばそうじゃない。
問題はなぜそこまでして自分たちのアイデンティティ、正当性、一体感を求めてる人がいるのか、
ひらたく言えば、自分には価値があると思いたい人が(反対に言えば自分に不全感を持ってる人が)なんでこんなにいるのかってこと。
まぁそこら辺は言い古されてきたようなことがあるけど(核家族化とか、格差拡大とか、終身雇用の崩壊とか、クソ労働環境wとかとか)
まぁ、日本の成長が止まっちゃったってのはデカいよね。政治って結局資源をどう分配するかってことだからさ。
それプラス、今ってビジョンがないからね。日本自体の。日本ってどうなりたいのって感じ。
それプラス、ロールモデルになりうる人もあんまりいないしね。イチローはすげぇが俺のロールモデルになりえないw
まぁ見えないところにいるんだろうが、そういう人がロールモデルになりうるっていう掘り起こしがもっと必要だよね。
それプラス、神が承認してくれればいいんだけど、日本って無宗教だからね。仏教がんばれよw
(あと、どんどんマニュアル化されて交換可能な存在になっているからっていう論を俺は馬鹿にしていたんだけど、
最近それは意外に正しいのかも知れんと思いなおしてる。
家族とか、地域社会とか、友達とか恋人でも何でもいいが、交換不可能な関係性っていうのは意外に自分の存在意義を保っているから馬鹿にできん。
そういう関係性がSNSとかによって築けるのかどうかは知らないが)
俺論を総括すれば、「己の拠り所になるものがどんどん無くなってきてる」ってこと。それがないとやっぱきついよね。
つまり「自分の周りの環境はどんどん悪化していって、国自体にビジョンがなく、自分自身のロールモデルもない」奴らが、ネットによって容易く集まり
「自分の"仲間"を見つけ、国自体に"ビジョン"を見つけ、自分自身の"ロールモデル"を見つけて(櫻井よしことか、チャンネル桜の誰々とか、多分w)」
一体感であるとか、正当性であるとか、自分には価値があるという感情を見出そうとする。
で、"仲間"以外は分かってくれないという現実にぶつかると、その"仲間"をつなぐ教義(あらゆる意味でのイデオロギー)を強めていって、行動は先鋭化していく。
いくつかの集団がフラッシュバックする。
結局、未来が見えない日本っていうのがリアルになってきたってこと。
そして、それが個人の不全感をもたらす。
2010年代の課題として、この個人の不全感をどうするかというのが最重要課題に多分なる。今回はその萌芽。
中国を始めとした外国とやっていかざるをえない状況に加え、日本が多様性を認める国になるためにもこの課題は解決しなければならない。
不全感を抱いた個人は多様性を容認しない。
教育、経済、政治すべてがこの個人の不全感を満たすために機能しなければならない。先鋭化を防がなくてはならない。
___________________________
<追記>
http://b.hatena.ne.jp/articles/200910/428
「フランスは少子化対策に成功しましたが、最初にまずフランス文化を後世に残したいか否かを決めたんです。
残す、という意見でまとまったら、次に『フランス文化を残すためにはフランス語を話す人口を増やすべきである』と決めた。
国全体で理念をはっきり掲げ、コンセンサスが取れているので、政策がぶれないんです」
例えば、こういうことだよな。
「分配」志向の民主党政権になって、「格差是正」に期待が高まっていると思うのだが、メディアの論調がしばしば「義賊」待望になっているのは気に入らない。「義賊」とは、鼠小僧とかロビンフッドみたいに、金持ちから奪って貧乏人に分けるという考え方である。わかりやすいのだが、それを政治でやっちゃうと、金持ちはますます自分の富を隠し、世の中のために流通しなくなるし、また「成功しよう」という個人のインセンティブを奪って、昔のソ連になってしまう。
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090924/1253823202
上記のエントリのブックマークを見るに今やすっかり忘れ去られてるのかもしれないが、はてなでも過去に一部で話題になっていた「子どもの貧困」よりひとつの表を引用する。先進国中唯一再配分後の子どもの貧困率が上がっているというあの話題の次にあげられた国際的な福祉の負担に関する目安となる表である。
フランス | ドイツ | 日本 | スウェーデン | イギリス | アメリカ | |
---|---|---|---|---|---|---|
所得のシェア | ||||||
低位20(%) | 9.1 | 8.4 | 6.7 | 9.8 | 7.7 | 6.2 |
中位60(%) | 54.2 | 55.4 | 55.7 | 56.2 | 52.9 | 53.0 |
高位20(%) | 36.7 | 36.1 | 37.5 | 34.1 | 39.4 | 40.8 |
直接税・社会保障のシェア | ||||||
低位20(%) | 7.0 | 3.3 | 7.9 | 6.1 | 2.5 | 1.8 |
中位60(%) | 37.6 | 52.1 | 52.8 | 52.8 | 48.1 | 41.1 |
高位20(%) | 55.3 | 44.6 | 39.3 | 41.2 | 49.5 | 57.1 |
ここでは高齢者を除く現役世代を対象としている。人口を所得に応じて三つ(一番貧しい20%、真ん中の60%、一番豊かな20%)のグループに分けて、それぞれが、社会全体の総所得と、総負担(直接税と社会保険料)をどれくらいずつシェアしているのかをみてみたものである。これをみると、所得の割合では、日本の低位グループは6.7%とアメリカに次いで少ない。ところが、負担の割合をみると、7.9%と一番多い。つまり、少ない所得でありながら、ほかの国よりも多くの負担を強いられているのである。逆に、高位のグループは、所得は真ん中であるが、負担の割合は一番少ない。アメリカは、所得格差が大きい国で知られており、たしかに高位グループは総所得の40.8%を占めているものの、負担も57.1%を支払っている。逆にアメリカの低位グループは所得は6.2%と一番少ないものの、負担も1.8%しか担っていない。
(阿部彩「子どもの貧困」岩波書店 2008(表は府川哲夫「第2章 国際的にみた日本の所得再分配」小塩隆士・田近栄治・府川哲夫編『日本の所得分配-格差拡大と政策の役割』東京大学出版会 2006))
2006年のものであるし、社会保障や税制は様々な方法が国ごとに違って比較が難しい上、単純なデータのこの表で全てを表すことは出来ないと思うが、現状はどうなんでしょう?
もしご存知の方がいたら教えて頂けるとうれしいです。というか改めて自分も興味がわいたので勉強してみたいと思います。
fromdusktildawn 幸福とは相対的なものだから、金持ちが富を奪われて不幸になることこそが日本の庶民の幸せなんだよ。その結果日本経済全体が衰退して自分たちの生活がますます貧しくなっても、それは元々の運命だったと思うのさ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090924/1253823202
はてなブックマークより。
上記の表に照らしてアメリカを見ると結構低所得者層の負担は軽く高所得者層の負担は重そうだが、それによってアメリカ経済全体は衰退していき、アメリカ国民の生活がますます貧しくなっていきそうなのだろうか……
議論の余地のないほど絶対正義にされてるのは労働規制じゃなくて格差縮小なんじゃないかと。ただ格差は小さく固定化しないほうがいいというのは建前で多くの国民は格差縮小や流動化を望んでるわけではなくて自分の生活水準が落ちにくくなることを望んでる。最低賃金引き上げ派遣規制で割を食うのは少数派の失業者非正規雇用でしかない。多数派の正規労働者にとってはダンピングしてる相手を締め出せるんだから規制したほうが得。本気で格差拡大固定化を望んでないならグローバリズムに賛成するはずなんだが、たいてい途上国との格差を流動化し縮小するはずのグローバリズムは悪の権化にして、農業とか保護主義を唱えるし、日本人と中国人の格差を縮小するべきだなんていう人は出てこない。
ニコニコ動画に「景気回復断固阻止!民主党(http://www.nicovideo.jp/watch/sm7909565)」という動画がランクインしていた。動画自体は見ていないのだけど、前々から疑問に思っていたことを書いてみる。
それはネット右翼の経済政策観だ。わけがわからない。ネット右翼って小泉元首相を支持していたわけでしょ。小泉首相は財政拡大による景気対策を否定し、構造改革なるわけのわからない政策による景気回復を目指していた。それに対し麻生首相はまったく逆で財政拡大による景気対策を志向している。政策的にはまったく逆なのに、ネット右翼が麻生首相の経済政策を支持する理由がわからない。「小泉元首相の政策の失敗から学び、財政拡大による景気回復を支持しているのだ」というネット右翼もいるかもしれない。しかしそれは歴史的に言えば逆だ。もともと財政拡大による景気対策が失敗しているように見えるから、小泉元首相の政策が支持を集めた。公債残高を見れば分かるが、「失われた10年」の当初、つまり1990年代は財政拡大による景気対策がなされた。それでも景気が回復しなかったから、小泉元首相の構造改革というわけのわからない政策が支持される土壌ができたわけだ。「小泉元首相の政策の失敗から学び、財政拡大による景気回復を支持しているのだ」といわれても、「じゃぁ、90年代の失敗はどう総括するの?」と突っ込みたくなるわけで、論理的整合性があるように思えないのだ。世間の空気というか代表的な意見はわかる。だいたい
財政拡大による景気対策の支持 ↓ 財政拡大による景気対策の失敗 ↓ 構造改革による景気対策の支持 ↓ 構造改革による景気対策の失敗及び格差拡大 ↓ 弱者保護の支持及び90年代の失敗を踏まえた財政拡大による景気対策への反対
こんな感じだろう。この認識を支持するわけではないが理解はできる。一方ネット右翼は考え方自体理解できない。一体どういう理屈で小泉元首相の経済政策への支持と麻生首相の経済政策の支持を彼・彼女らの中で整合させているのかが気になる。「ネット右翼は本質的には経済政策に興味は無く、対外的に強気か、民族主義者かどうかが判断の基準となっている」と言う人もいるかもしれない。それはそうなのだろうけど、そうするとなぜ経済政策をポイントに麻生首相支持・自民党支持を他人に訴えるのかわからない。ネット右翼の経済政策観はよくわからん。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090724-00000524-san-bus_all
非正規雇用の増加が主因とか言うけどさー、要は技術的なアプローチでの生産性向上が全然見込めないから、給料下げて(=非正規を使って)人件費あたりの生産性を上げるしかないってことなんじゃないの?
だとしたら、格差を小さくするのが目的なら、解決策は『みんなで貧乏になる』しかないんじゃないの?
(人件費ベースの)生産性の向上で得られた競争力が失われるから、富の総量も減る。
減った総量をみんなで平等っぽく分配すると、みんなが貧乏になって、おまけに総量も減ってるから、百貨店だけじゃなくてコンビニとかもつぶれたりする。
それでいいのか?
小泉が格差を拡大して世の中を悪くしたと言う。
格差拡大は事実かも知れないが、少なくとも40??60才のやつらには絶対言って欲しくないね。
バブル時代に散々遊んだツケを今も払い続けてるからこうなってるんだ。
そもそも不景気は好景気のツケという考えがおかしい。
不景気と好景気は同じだけくるものじゃなく、経済政策とかによって違ってくる。万年不景気で貧乏なままの国もあれば成長する国もある。
第一考えが短期的すぎる。景気よくするのは正直簡単で、公共事業をやりまくればいい。
それで国がつぶれても良いのかお前ら?そうなったら海外脱出すら出来ないぞ。
景気悪いのに財政再建金利正常化とかやっても余計に国が落ちぶれるだけ。
今まで稼いだ分だって言っても、お前らの年代は払う量が少なすぎたんだよ。
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10001000/1112008091802.html
これを見てみろ。若くなればなるほどり赤字一直線だよ。
子沢山の世代は育児の負担も多いはずだし、老人が死ねば次世代に遺産があるわけだから、そういうグラフの世代間格差とか言うのは単なる煽り。世帯間格差というほうが正確。
格差が広がったんじゃなくて、若い奴らが減って一人あたりの負担が増えて金がない、中高年は今までの生活をやめようとしない。
その差が出てるだけだよ。
バブル期に就職は向こうから来て、しっかり遊んで、それでいて老後もしっかり遊ぼうってか。
その金はどこから来てるか考えたことあるのか?就職氷河期と呼ばれ有名大学出ても仕事がなく、車すら買えない今若い労働者の税金だぞ。
賃金はどこから出てくるか考えたほうがいい。誰かが消費しないと賃金を払うことはできない。氷河期が来るのは不況でみんなが財布の紐を締めて企業もそれにあわせて人件費削るから。バブル=悪、消費=悪の価値観に染まってる限り、いつまでたっても賃金も増えず氷河期が続くことになる。
http://news.livedoor.com/trackback/3834035
小泉が格差を拡大して世の中を悪くしたと言う。
格差拡大は事実かも知れないが、少なくとも40??60才のやつらには絶対言って欲しくないね。
バブル時代に散々遊んだツケを今も払い続けてるからこうなってるんだ。
第一考えが短期的すぎる。景気よくするのは正直簡単で、公共事業をやりまくればいい。
それで国がつぶれても良いのかお前ら?そうなったら海外脱出すら出来ないぞ。
医療費の負担増っていうが、増やさなかったら誰が払うんだ?
国庫から無限にに出てくる訳じゃないんだぞ。しかも世界見てみろ、日本の医療費バカ安だぞ。
医療費無料の国があるとか言うけど、そういう国の税金見てみろ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112223596?fr=rcmd_chie_detail
これが「老人増で成り立たなくなったから負担上げます」
何もおかしくないだろ。今までの負担が良いならアメリカ型に移行、高福祉目指すなら北欧型に移行するしかない。
これから年金を受け取り、医療費を受け取ってそれで何も生み出さず余暇を過ごそうって言うのに。
今まで稼いだ分だって言っても、お前らの年代は払う量が少なすぎたんだよ。
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10001000/1112008091802.html
これを見てみろ。若くなればなるほどり赤字一直線だよ。
格差が広がったんじゃなくて、若い奴らが減って一人あたりの負担が増えて金がない、中高年は今までの生活をやめようとしない。
その差が出てるだけだよ。
バブル期に就職は向こうから来て、しっかり遊んで、それでいて老後もしっかり遊ぼうってか。
その金はどこから来てるか考えたことあるのか?就職氷河期と呼ばれ有名大学出ても仕事がなく、車すら買えない今若い労働者の税金だぞ。
構造改革が最良の選択だったかは時代が決めることだが、何もやらなかったら国つぶれるぞ。
お前らの言ってることは、自分たちが死ぬまでは今のままでやれ、死んだあと国がつぶれても知らないって自己中なこと言ってるようなもんだ。