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はてなキーワード: 核兵器とは

2022-03-09

anond:20220309011959

それがプーチンのCOVIDへの恐怖であるのか暗殺可能性なのかは関係しない。プーチンが最も信頼している者の接近を恐れるのであれば、いったいどうして彼自身と大切な者を破滅することを選択できるであろうか? ( 翻訳終わり ) 姉.街.も.か.わ.い.い.?.そ.れ.は.そ.う

1: スラブ言語英語の間で翻訳を行えば imminent(寸前である) と inevitable(不可避) の単語距離がなくなることが知られている。注意を要する。

2: what [guided [those in charge] [to decide [to proceed with [the execution of [this operation]]]]]]]]]

3: Ref. Elementary Quintessential Russian(5th Ed.) (Mingmei Publishing, 2032), pp. 1337

4: Ref. Language in Memes: Russian State Organizations and Media (Miskatonic University Press, 2048), pp. 1D6

5: 「 欧 州 から人道支援」だと!? ロシア人民よ! 君たちのアイデンティティアジアにあるのか、ヨーロッパにあるのか!? モースコヴァ欧州先進都市か、アジア北東の秘めたる地なのか!? はっきりし給え! そんなことだから君らはキラキラ西側ヨーロッパに対するコンプレックスいつまでも抜けず神話を求め独立国家侵略して解消を図るような羽目になるのだ! 先の戦勝予定稿でもその通り自爆していただろう!

6: "“Denazification” and “demilitarization” are not analytical categories because they don’t have concretely formulated parameters by which meeting of the objectives can be evaluated." 和訳者はこのような文章から冷戦期にしばしば見られる美的目的によって重厚コンクリート建築特有陰鬱に湿っていながらほとんど性的快感を呼び起こす特有ホラーショーのような大気を肺いっぱいに吸引することができ、そして吐きだすことができる。この文章に限っては帝政ロシアから引き継がれた華美な外連味を覚えるが気分を変えるには大変よいと言えよう。

7: 「──の可能性を排除しない」という表現ロシア研究者の使う表現であるようで、「──と考えるが、職を賭すことは避けたい」と解釈してよいようだ。

8: 水爆に用いられるプルトニウム半減期は、文明よりは長い。この十年という数字はこの文書の外でも随所で囁かれているが、どうもプルトニウムを使った熱核兵器に用いられるトリチウム問題のようだ。トリチウム半減期12.32年と短く、24.64年で1/4に減じてしまう。崩壊したトリチウムは安定なヘリウムに変化し、これを内部のガス容器から取り出して補充しなければ爆発規模が漸減するようだ。読者もりっぱなトリチウム夜光時計の光がすっかり暗くなってしまって残念だという声を聞いたことがあると思う。

9: おそらくこの文書が書かれた後の話ではあるが、問題プーチンソ連時代から続くフラッグキャリアたるアエロフロートぴちぴち若手女性CAを卓にぐるり侍らせ、揃って弁当を食べる会食を開いて大変楽しんだような報道がある。新型コロナウイルス対策としてはご法度もいいところであろう! だいたい、人の容姿にけちは付けないが化粧の趣味が悪い。極東においてすら脳筋残念地雷系の地位が必ずしも高くないことは和訳者にとって大変不満である。人は顔、顔は芸術芸術は爆発、そうだろう(†昇天†)。

anond:20220309011920

我々は全ての非難ウクライナ転嫁する状況を作るよう土壌を耕している。ナルィシキン(ロシア対外情報庁(SVR)長官)と彼のSVRウクライナが密かに核兵器製造していたことを証明するために地面を掘り返している。F単語。彼らは我々はすでに分析し事案処理済としたもの必死になっている: 我々はただ証拠品とか証明とか専門職存在とかウラニウムでっち上げるということはできない。ウクライナは大量の劣化ウラン238を保有している──そんなものは何でもない。[核の]製造工程は密かに実行できるようなものではない。汚い爆弾は密かに作ることはできない。ウクライナの古い原子力発電所はそれら物質副産物として極少量製造できるのみである。これらはアメリカ人がMAGATE[和訳者註: МАГАТЭ, IAEAロシア語名称]とともに監視していて話題にするだけばからしい。

あと一週間で何が始まるか知っているか? 二週間でもいい。我々は大変ひどいことになり90年代の空腹の日々を思い起こさせるようになるであろう。株式市場も閉鎖しているから、ナビウリナ[中銀総裁]は正しい行動を取っているが、船に開いた穴を指で塞ぐようなものだ。状況はどのみち現状を突破するしより強烈になる。三日五日七日それ以上経とうが何も解決することはない。

カディロフは理由なくひづめを蹴っているわけではない。彼らにも旅路が待っている。彼は自分自身に無敵の者として名を付けた──彼が一度でも負ければ彼の人びとが彼を除去するであろう。

次。シリア。"諸君──待ち給え、ウクライナはすべて終わりになって我々はシリア防衛を固めるのだ。" そうして今にも我々の現地増援部隊補給品を使い果たせば、ばかげた熱風がやってくる……トルコ海峡を封鎖しており、シリア補給を空輸するのは釜に現金をくべるのと同じことだ。留意されたい──これらは全て同時に起こっており、我々にはこれをすべて一つの書類山に投げ込んで分析する時間すらないのだ。我々の現在の状況は1943-1944年ドイツ類似している──しかしそれがウクライナにおける我々の _起点_ なのだ。時折筆者はこの過労状態の中で迷子になる。時折これはすべて夢ですべては以前のままであるかのように感じる。だ.っ.て.僕.は.星.だ.か.ら.。

刑務所について──状況は悪くなる。血を見るまで留め具の締め込みが始まるだろう。あらゆる場所で。正直に言って、純粋技術見地から、状況の統率を図るには、それが唯一の手である

我々はすでに全軍動員状態にある。しかし我々はこの状態に長く在ることはできない。しかし我々の予定表は不明瞭であり、そして悪化の一途をたどる。統治は動員により道を誤る。そして想像したまえ: 100m走を走ることはできるだろう──マラソンでやってみたまえ。そして、ウクライナ問題に関して我々は100m走の構えを取ったが、しかし我々はマラソンに参加していたことが明らかになったのだ。そしてこれはどちらかといえば現在起きている出来事簡単なあらましなのだ。

さらなる皮肉主義提供するなら、筆者はプーチンが赤い釦を押して世界破滅させるとは信じていない。第一に、これは一人の人間決断することではなく、誰かが拒否するであろう。この手続きには大勢の人が関わり、たった一つ"赤色"の釦があるわけではない。第二に、これが実際正常に機能するかについてある種疑念がある。経験により制御手順がより透明であるほど問題の断定は簡単であることが示されている。そして誰が何をどう管理するかが不明であるが、誇大表現に満ちた報告書がつねに書かれているところにこそ、常に問題があるものである。筆者には"赤い釦"装置宣言された情報の通り機能する確信がない。だいいち、プルトニウム燃料は十年ごとに交換が必要なのだ[8]。第三に、これがもっと不愉快で残念なのだが、彼自身の最も近い閣僚や助言役すら近づけないのであれば、筆者はそのプーチン自己犠牲を信じていない。[9]

2022-03-08

anond:20220307185236

”我々はウクライナに全責任をおっ被せるシナリオの土壌を作っている。ナルイシキン(ロシア対外情報庁官)と配下SVRは、ウクライナが密かに核兵器製造していた、という証明をせっせとこさえている。クソったれ。

連中は、我々がとっくに分析放棄した論を押し通そうとしている: [核兵器開発の]専門家ウランがあったことの証拠証明など、でっち上げることは不可能だ。ウクライナには劣化同位体238[ウラン238。劣化ウラン]が1トンある—だが問題にはならない。核燃料サイクル上、作り出すことを秘密にはできない。

「汚い爆弾」にしても秘密裏に製造することはできない。ウクライナの古い原発では、それに必要物質副産物として最小限産出されるのみだ。アメリカはMAGATE[IANAロシア表記]と共にこういう施設監視しているから、こんな論など出したら馬鹿にされるだけだ。”

プーチンは核を使うか

これは完全に素人妄言なんだ。

プーチンウクライナ原発攻撃した理由として、ウクライナ核兵器製造しようとしているので、それを妨害するためだと主張している。

オウム真理教毒ガス攻撃されると言っていたことを思い出す。攻撃するのではなく攻撃されると主張していたのだ。だから、同じように核で攻撃されることを心配しているプーチンは核で攻撃するのではないかと思う。

いきなり先制核攻撃世界から非難される。そこで、妄言であることを強調した上で思うのは、プーチンロシア国内無人場所(あるいは反プーチン派の多いところ)で核爆発を起こして、他国から攻撃されたという狂言を演じるのではないかということである。もちろん、世界には通用しないが、国内勢力には効果があるかも知れない。効果があるとプーチンが思うかも知れない。

攻撃されたということにすれば、次には他国に向けて核を使う口実にもなる。

ロシア核兵器って機能するのか?

もう何年も実験してないわけじゃん。いざ使ってみたら、まったく爆発しませんでいた、ってことありうるの?

核兵器がなかったらWW3が既に始まっていたのではないだろうか

たぶんロシアが核持ってなかったら、「NATOさんアメリカさんやっちゃってくださいよおお」って言ってたでしょ。そしたらWW3だよねそれ。

反論としては、「核兵器がなかったらロシアウクライナに侵攻しなかったのではないだろうか」だが、今の非合理(に見える)ロシア見る限り、なくても侵攻したような気もする。

核はWW3を一定抑止するが、いざ起きたら地球の終わり、といういかんともしがたい性質を持っているな、と今回思った。

anond:20220307235546

あれは「大陸日本太平洋という位置関係にある日本ではありますが、私たちあなた国境を侵すことは致しません」という対外的宣言なので、国内でどう思われてようとぶっちゃけどうでもいいのだ

国内での核兵器解釈がどうでもいいのと一緒(外国からどう思われるかが重要

2022-03-07

FSB内部告発文書(信憑性注意)

id:Vorspiel

Changelogを入れたら末尾が切れてしまった…Changelogはリプにします。https://anond.hatelabo.jp/20220308162009

--

Twitterで流れていた以下の文書翻訳したものです。

https://twitter.com/igorsushko/status/1500301348780199937

最初Twitterに流しましたが(https://twitter.com/Vorspiel2/status/1500677825044819971)、誤訳修正し、追加情報を入れて清書しました。

なお、この文書真正性について、まずこちらの評価をご参照ください。(イギリス情報サイトBellingcatの幹部Christo Grozev氏による)

https://twitter.com/christogrozev/status/1500196510054637569

以下はその翻訳です。

昨晩[日本時間3/5早朝]、FSB内部告発文書と称するものが公開された。そこには、ロシア軍ウクライナでの失敗と、今後数週間~数ヶ月におけるロシア惨状予測が記されていた。これが本物かは分からない—ウクライナは以前に、心理戦の一環として偽のFSB文書リーしたことがある。

だがこれはそれとは違うようだ: 情報源は信頼できるもので(gulagu.net創始者)、偽造にしては遥かに長い文書だ(長くなるほどボロが出やすくなる)。

私はこの文書を、知己のFSB職員2人(現職または前職)に見せた。2人とも、これは間違いなく同僚が書いたものだと判断した。彼等は結論のすべてには同意しなかったが、それはさておき。

文書こちら。一読の価値がある: https://www.facebook.com/vladimir.osechkin/posts/4811633942268327

内部告発というのが仮に真であったとしても、内容に虚偽が含まれている可能性にご注意ください。

更に、私はロシア語は分からないので、露→英訳時に意図的か否かを問わず誤情報が紛れ込んでいる場合にはそのままになります。この点について、ロシア語が理解できる方はチェックをお願いします。

以下本文です。

--

[冒頭は英訳者Igor Sushko氏のコメント。氏はウクライナ出身アメリカ育ちのレーシングドライバー]

以下は、現職のFSB分析官による、ロシア現状分析英訳したものである。長いスレッドになるので心して読んでいただきたい。シェア歓迎。全文で2000語以上になる。カーテンの裏で起きていることに対する高度な洞察であり、幅広い題材を含む。

文意を明確にするための補足を、必要に応じて括弧書きで加えている。[日本語訳時に、追加の補足を角括弧書きで入れている。] では始めよう:

[ここからが元文書の内容]

最近はろくに眠れていない。ほぼ24時間勤務で、頭に靄が掛かったような状態だ。過労なのだろうが、まるでシュール世界の住人になったような気分だ。

パンドラの箱は開いた—本当の世界規模の惨劇は今夏までに始まるだろう—全世界飢餓は避けられない。ロシアウクライナ小麦の主要産地なのだから。(コメント: 世界規模の飢餓が起きるという予測には同意しない。)

我が国指導者層に本作戦(ウクライナ侵攻)を決断させたのが何かは分からないが、彼等は揃って我々(FSB)の責任だとしている。我々の分析非難され、もっと沢山報告を出すよう、最近ますます圧力を掛けられている。

こういう政治コンサルタント政治家、権力者ども全員が混乱の元凶だ。何より重要なのは、誰もこんな戦争が起きるとは知らなかったということだ—開戦は誰に対しても秘匿されていた。

一例を挙げる— ロシアに対する隕石攻撃(コメント: 西側諸国による制裁を指すと思われる)[これは露→英訳時のミスと思われる。詳細はhttps://anond.hatelabo.jp/20220322231355を参照]があった場合の結果と影響の分析依頼があったとしよう—

そこで攻撃モード分析するが、一方これはあくまで仮説であって細部を強調するな、とのお達しがくる。なるほどこのレポートはどこぞの官僚チェックリストとして使うもので、分析結果はロシアにとってポジティブものでなくてはならない、

そうでなければ「仕事ができていない」と詰問されるんだな、と理解する。したがって、我々にはどんな攻撃にも対抗手段が揃っている、という結論を出さざるをえない。もう完全にやりすぎだ。

ところが、蓋を開けてみればこれが仮説ではなく現実に起こっており、こんな仮説に基づいた分析など全くのゴミ屑になってしまった。制裁に対抗できていないのはこのためだ。こんな戦争が起きることは誰も知らず、従って制裁への対抗策も準備していなかったのだから

これは秘密主義と裏表だ—誰もが知らされていないのなら、準備のしようがあるだろうか?

カディロフは激おこだ。ウクライナが「FSBからキーウのチェチェン部隊情報をもらった」と吹聴したことで、我々(FSB)と連中は一触即発になりかけた。

カディロフの部隊戦闘に入る機会すらなく壊滅し霧消した。FSBからウクライナへのリークがあったという情報を私は持っていないので、推測するにその可能性は1-2%だろう—とはいえ可能性を完全に排除できるものではない。

我々の電撃戦は完全に失敗した。そもそもが完遂できないタスクだ: ゼレンスキーと部下を開戦3日で確保し、主要な建物をすべて占拠し、城下の盟を誓わせたとしたら、

ウクライナ抵抗は最小限に抑えられただろう。理屈上は。だがそれがどうした? こんな「理想的な」展開であってさえ、解決不能問題が残っている: 我々は誰と交渉する気だ?

ゼレンスキー排除するとして、よろしい、では合意署名するのは誰だ? ゼレンスキー署名するなら、彼の排除後は合意は役立たずだ。ОПЗЖ(ウクライナの親露派野党)は協力を拒否している。

臆病者のメドヴェドシュク[実業家プーチンの友人]は逃亡。指導者は他にもいるが—ボイコ[野党党首]は拒否、彼の支持者も理解しないだろう。ツァリョーフ[DPR・LPR議会議長]を呼び戻そうにも、ロシア国内ですら不評。ヤヌコーヴィチ[前大統領]を戻す? どうやって?

占領不可能、ということになれば、我等の撤退後、[ウクライナ]新政府10ももたずに倒されるだろう。

占領するにしても、必要人員がどこにいるというのか? 司令部軍警察、防諜、諜報—ウクライナ人の抵抗を抑え込んだとしても、50万人は要る。これに更に補給兵站が加わる。

こんなのはまりきったことだ—質の悪いリーダーシップを量で補おうとするなら、何もかも分が悪くなる。繰り返すが、これは「理想的シナリオ」での話だ。現実はそうではない。

それでどうなっているのか? 総動員を掛けることはできない。理由は2つ:

1)総動員を掛けたらロシア国内問題で自壊する: 政治でも経済でも社会でも。

2)我々の兵站今日ですら伸びきっている。これだけ巨大な分遣隊をウクライナに送り込めたとして、何が得られる? ウクライナ—広大な国土を持ち、我々に向けられる敵意は半端ない国において。

我々の道路はこんな大部隊補給に耐えうるようできていないから、何もかもがストップするだろう。現在の混乱状況を鑑みれば、指導者層がどうにかできるものでもない。

この2つの理由が同時に存在している。どちらか一方でも、失敗には十分だというのに。

ロシア軍の損失について: 実数は分からない—誰にも。開戦から2日間は何がしか情報が入ってきたが、今となってはウクライナで何が起きているのか誰も把握していない。主要師団との連絡は途絶えている。(!!)

通信回復するかもしれないし、攻撃を受けて散開しているかもしれない。司令官ですら戦死者数・負傷者数・捕虜数を把握できていない。戦死者の合計数は千人単位だろう。1万人か、5千人か、2千人ですんでいるか

こんなことすら、司令部誰も知らない。もしかしたらロシア兵の戦死者は1万人近くかもしれない。しかもここにはDNRとLNRの戦死者は含んでいない。

ゼレンスキー殺害ないし捕縛したとしても、状況は変わらない。我々に向けられる敵意はチェチェンのそれ並だ。今となっては、ウクライナの親露派ですら公然と我々に反抗している。

それもこれも、(ロシアの)トップがすべて決めたから。こんなシナリオ(ウクライナ侵攻)など、先制攻撃を受けない限り起こらないと聞かされてきたから。

我々が脅威を高めていくのは、戦闘によらず交渉で結果を出すために必要と聞かされていたから。ウクライナ国内でのゼレンスキー批判の準備も、ウクライナ侵攻など考慮にも入れていなかったから。

今日ウクライナ市民の死者数は幾何的に増加しており、抵抗は強くなる一方である歩兵部隊都市侵入を試みているが—落下傘部隊20隊のうち、わずか1隊が「暫定的に」成功を納めたのみ。

モスル侵攻を思い出してほしい。まるで同じだ—どの国でも起こることで、何も新しいことなどない。ここ数十年のヨーロッパでは—セルビアが一番良い例だろう—都市を包囲しても数年は持ち堪えられる。ヨーロッパからウクライナへの人道的支援が始まるのも時間問題だ。

我々のひとまずの期限は6月だ。というのは、6月になったらロシアには経済というものが無くなるからだ—何にも残らない。

大局的には、来週には(ロシアで)(戦争賛成派対反対派の)両者の一方が崩れるだろう。こんな(ロシア国内の)緊張状態は長続きできない、というだけのことだ。

分析のしようもなく、混乱状態予測の立てようもなく、何が起きるか確度を持って言える人間など(ロシアには)誰もいない。

直感に従って、しかも強い感情に動かされて行動するなどというのは最早ポーカーではない。だが賭け金は釣り上がってしまい、どれかしらの手段はうまく行くだろうという望みに掛けるしかない。悲しいけれど、人間は往々にして計算違いを起こすし、そうなればすべてを失うことになる。

見渡してみれば、ロシアにはアウト[ポーカーにおいて「これを引けば勝てる」というカード。「勝ちの目」]が無い。勝ち筋などなく、どうやっても負けるしかない—ということだ。(ここで一旦中断。小休止後に再開する)

(ここから後半。こちらはもっと興味深く、ラストには喜ばしい方向で驚くべきことが記されている)

我々は前世紀の失敗を100%なぞっている。「弱っちい」日本を蹴散らして瞬く間に勝利するつもりが、実は我々の軍はずたぼろだった。[日露戦争]

その後、また勝ちを目指して戦争[第一次世界大戦]をおっ始め、軍隊教育のためにボリシェヴィキ徴兵を始めた。当時よく知られていなかったボリシェヴィキ戦争反対のスローガンを掲げ、ああいった行動に出た…

プラスの面も見よう: 懲罰部隊前線に送り込むなんてことは考えもしないよう、我々は手段を尽くした。政治犯や社会不適合者を徴兵したら、前線士気は下がるだけだ。

敵軍(ウクライナ)の戦意は高い。恐ろしく高まっている。戦い方をよく知っているし、有能な指揮官も多数居る。武器補給もある。世界的な人道破局舞台を整えているようなものだ。

我々が最も恐れていることは: 首脳が古くから問題を新しい問題で糊塗しようとしていることだ。ドンバス2014年に起きたことの大きな理由がこれだ—我々は西側諸国クリミアの「ロシアの春」から引き剥がす必要があった。それで、いわゆるドンバス危機演出し、西側の注意を逸らして

交渉材料にするしかなかった。だがそれで問題さらに大きくなった。そこでエルドアン圧力を掛けてサウス・ストリーム(ガスパイプライン)を4本引かせた上で、シリアに侵攻した。

レイマニ(イスラム革命防衛隊)が自分側の問題解決するために、わざと偽情報を我々に流したために起きたことだ。その結果、クリミア問題は片付けられず、ドンバス問題も無くなっていない。

サウス・ストリームは(ガスパイプライン)2本に減らされ、シリアは宙吊り状態だ—我々が撤退すればアサド政権は倒され我々は無能扱いされるが、我々が駐留し続けるのも困難だし意味もない。

こんな「ウクライナ電撃戦」を誰が思い付いたのかは知らない。もし仮に我々が正しいインプットを受け取っていれば、少なくとも初期の計画には疑問点があり、大部分を再評価するよう指摘できただろう。それはもう大量に。

それが今や、我々はクソみたいな(PG言葉遣い英訳者による)ハマリ状態で、どうしたら良いかも分からない。「非ナチ化」「非武装化」というのは分析カテゴリには無い。というのも、具体的に数値化されたパラメタが無く、目的達成を何をもって評価できるのか分からない。

今や我々は、頭のおかし参謀トップヨーロッパとの紛争決断させるのをただ待つだけだ。要求制裁の緩和だ—制裁を弱めるか、それとも戦争か。

西側が拒絶したら? その場合、本物の国際紛争に巻き込まれ可能性も否定しない。1939年ヒトラー同様に。我々の「Z」[紀章]は鉤十字同様に扱われるだろう。

(ウクライナでの)局地的な核攻撃はありうるか? イエス。但し軍事目的ではない。こんな兵器は防御を崩す役には立たない。使うなら目的は我々以外(西側諸国)の恫喝だ。

我々はウクライナに全責任をおっ被せるシナリオの土壌を作っている。ナルイシキン(ロシア対外情報庁官)と配下SVRは、ウクライナが密かに核兵器製造していた、という証明をせっせとこさえている。クソったれ。

連中は、我々がとっくに分析放棄した論を押し通そうとしている: [核兵器開発の]専門家ウランがあったことの証拠証明など、でっち上げることは不可能だ。ウクライナには劣化同位体238[ウラン238。劣化ウラン]が1トンある—だが問題にはならない。核燃料サイクル上、作り出すことを秘密にはできない。

「汚い爆弾」にしても秘密裏に製造することはできない。ウクライナの古い原発では、それに必要物質副産物として最小限産出されるのみだ。アメリカはMAGATE[IAEAロシア表記]と共にこういう施設監視しているから、こんな論など出したら馬鹿にされるだけだ。

1週間後には何が起きているだろうか? 2週間後でもよい。我々はドツボにハマり、古き良き、空腹の90年代を思い出すことになるだろう。

市場が閉じつつあるのに対抗して、ナビウリナ[ロシア連邦中央銀行総裁]は正しい措置を講じているようではあるが、所詮は船に空いた穴を指で塞ぐようなものだ。状況はどのみちどんどん悪化し続ける。3日とか5日とか7日、などのうちには最早解決しない。

カディロフが地団駄を踏んでいるのも故ないことではない。彼等には彼等の野心がある。彼は「無敵」として名をあげた—もし失敗したなら、自分の部下達に引き摺り下ろされることになる。

それからシリア。「諸君—耐えろ、ウクライナは片づける、そうしたら我らのシリアでの地位を強化する。」実際のところ、ロシアの分遣隊はい補給が切れるかも分からず、その後には熱波が待っている…

トルコ海峡を封鎖したし、シリア物資を空輸するのはかまどに金をくべるようなものだ。しかもだ—これはすべて並行して起こっている。ひとまとめにして分析する時間すら無い。

我々の現状は1943-1944年ドイツのようなものだ—だがこれはウクライナでの「初期状態」にすぎない。

過労でくらくらするし、これは夢で、実は以前と何も変わっていないのではないかと思うことすらある。

監獄について—今後も悪化するだろう。ナットは血が滲むまで締め付けられるだろう。どこでも。有り体に言って、純粋テクニカル観点では、現状をコントロールし続けるにはこの手しかない。

我々は既に総動員体制だ。だがこんな体制は長く続けられない。タイムテーブルがどうなっているのかは分からないが、状況は悪化の一途だ。国家統治というのものは、総動員を掛けたら狂い始めるものと決まっている。しかもだ: 100mを疾走できるとして—それをマラソンでやったらどうなるか。

で、ウクライナ問題について100m競走よろしく飛び出したものの、よく見たら参加登録したのはマラソンだった、ということだ。しかもこれは、現状のかなり簡潔な要約でしかない。

更に皮肉なことを言えば、私はプーチンが核の赤ボタンを押して世界を終わらせるとは信じていない。

まず、それを決められるのは1人ではない。誰かが反対するだろう。このプロセスには多数の人間が関与している。「赤」ボタンを1個押すだけ、というものではない。

2つ目、そもそも[核兵器が]正常動作するかも疑念がある。

経験的に知られているとおり、制御構造に透明性があるほど、問題点は見つけやすい。誰が何をどうコントロールしているか混沌としているにも関わらず、虚勢を張った報告ばかりが飛び交う状況にこそ、問題が潜んでいるのが常である

「赤ボタンシステムが言われているとおりに稼働するかは確信が持てない。それに、プルトニウム燃料は10年毎の交換が必要だ。

3つ目、これが最も唾棄すべきで悲しいことだが、私個人の信念として、側近や忠臣すら近づかせないようになったプーチンが、自分自身を犠牲にするなどとは思えない。

プーチンが恐れているのがCOVIDなのか暗殺なのかはどうでもいい。もしプーチンが、自分が最も信頼していた人々すら恐れているのだとしたら、自分自身と最愛の人々を破壊するなんてことができるものかね? (英訳終)

anond:20220307135501

それ、90年代平和学が、核抑止批判文脈採用してた理屈だわ。

彼らはこう言った。

核抑止による平和平和ではない。なぜならい核戦争になるかわからいからだ」

そしてあくまで核の完全廃棄を目指すべきだと言った。

 

結果どうなったか

平和学っていうのは、平和になんの貢献もしない学問となって、廃れた。

核兵器はまだあるし、核抑止もまだある。

anond:20220307131015

そのはずだったんだが、機関銃都市空爆核兵器の順で進んでしまった戦争技術が全部をひっくり返したのがこれまでの歴史

 

人を効率的に殺し過ぎて、武力世界統一よりも人類滅亡のほうが早そうなのよ。

日本人、78%が「核共有の議論するべき」

はてなー、また負けたんか?

アメリカ核兵器自国領土内に配備して共同運用する「核共有」について聞いたところ日本も「核共有に向けて議論するべき」が18%「核共有はするべきではないが議論はするべき」が60%「核共有の議論はするべきではない」が18%でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/11221e89165ac59ede449708c25ead2260a14038

2022-03-06

ウクライナ劣化ウラン弾製造核兵器を取得しようとしている

ゆるせない!😠💢

もしロシアが核を使った日には

欧米特殊部隊が合同でプーチン暗殺に動きそう

核兵器使用国家元首暗殺が、どっちも覇道非道なことは変わりないし

というか非常事態に核を使用しないなら、莫大な税金や労力を使って核兵器運用してきた国民祖先申し訳が立たないだろう

anond:20220306002509

アメリカ広島福島原爆投下したのだって自国の一流科学者強制的従事させたり、軍人も大量に動員して、完成したら落とさないといけない雰囲気になってたんだろう

anond:20220306000712

どのくらい持ち堪えられるかわからないけど、いつかは負けるでしょ

でもロシアへの経済制裁ロシアが終わるまで続くから、いずれロシアも終わりでしょ。

勝ち筋があるとしたら、核兵器使われた時じゃない。

2022-03-05

ロシアウクライナをなめてたんじゃない

我々がロシアをなめてるんじゃね?

ロシアはどれだけ損害を受けようと、経済的にズタボロになろうと、プーチン脳内世界現実が追いつくまで駆け抜けるんじゃないかな。

核兵器独裁制がそれを許してしまっている。

anond:20220305121356

核兵器が使われると他国核兵器行使せざるを得ないのなら、ゲームラスボスみたいな破滅思想の持ち主がその思想を隠して核保有国独裁者にまでなって、核兵器を撃つことで意図的人類核戦争に巻き込むことができるってわけだ。

お互いに核兵器を持つことで核抑止が成り立つというけど

実際に核兵器を使った国があったらそこに核兵器を撃ちこむということだろ。

でも核兵器を使った悪の国家に他の国は核兵器をためらいなく撃つことができるのだろうか?

核による人類滅亡を加速したという汚名を着る覚悟はあるのか?

銃を持った犯罪者を射殺するのと同じ感じでできるのかな。

人類が完全に滅亡したら黒歴史も何もないけどね。

すでに第三次世界大戦は始まっているのだから、今すぐにロシアに対して西側陣営は開戦するべきである

遅かれ早かれ大きな戦争突入する可能性があるのだからロシア軍が弱体である今、日本も含めて西側は即時ウクライナからロシア撤退を求めた最後通牒を行いロシアが従わなければ開戦するべきだ。

今、戦争を行うのが最も被害を低く抑えることが出来る可能性があるからだ。

 

現状、武力行使していない戦争を行っている。

経済制裁と言うが要は開戦していないだけで戦争をしているのと同じだ。

ロシア経済を破綻させようとしているのだから

 

スポーツの場からロシア人を排斥するのは間違いだ、などという意見的外れ

すでに開戦しているのに敵国の人間西側ルールに基づいて構築されている世界に招き入れれるわけもない。

 

これはすでにロシア西側の戦いなのだ

当たり前だが核兵器がなければ、とうの昔に多国籍軍が編成されてロシアウクライナから追い出されて、モスクワ国連管理下において占領する方法をどうするのか話し合われているところだ。

ただ、核兵器があるから、その行動は抑止されている。

 

極めて、曖昧な期待のもとに開戦の決断を避けている。

経済制裁ロシア経済が破綻することにより国民暴動を起こす、プーチンに対して反乱が起こる、側近グループ大富豪たちがプーチン外しを行う、そういった「こうなればいいのにな」的な曖昧な期待を抱いて開戦の決断を避けている。

しろ逆のパターン可能性が大であるのに。

国民の窮乏に対する不満は他国への憎悪すり替えることは容易だ。

どうして我々は困窮しているのか?西側にたくさん悪い奴らいるからだ。やつらをやっつけよう!

そうならないほうが不思議だ。 

 

プーチンは結局、力の信奉者なのだ

彼には力の説得しか効果がない。

もちろん彼は核兵器の発射ボタンを押せる男だ。

さな判断をすることはあるかもしれないが、押せない、わけではない。

からといって、いま問題を先送りしたところで同じではないか

結局、核戦争リスクを伴いながらも西側は彼らと戦わなければならないときがくるのだから

 

結果論的にはクリミア侵攻を容認したのがすべての間違いの始まりだった。

あのとき違うメッセージプーチンに届けていればいまのようなことは起こらなかった。

そして、あと10年先に同じこと言うのか?

ウクライナ問題を先送りしたのがすべての間違いだった。

核の業火に焼かれゆく一瞬の圧倒的な光の中で思い浮かべるのはそんなことでいいのか?

2022-03-04

ウクライナが攻められても仕方ない理由

ロシア系住民虐殺している ←ウソ 紛争地域国連監視団が入っていて虐殺なんてできない

核兵器を開発してる ←ウソ IAEAが明確に否定

生物兵器を開発してる ←証拠なし 核兵器開発疑惑否定されてからいきなり言われだした

NATO拡大しないと約束があった ←ウソ そんな記録はない

ウクライナ原発ただの占拠で終わってよかったよ。

欧州では石油天然ガスロシア制裁で手に入らないからと、原子力シフトしつつある。

ロシアは他のエネルギーに映られたら困るから原子力発電所を破壊して、原子力へのシフトを止めさせようと攻撃しているのかと思った。

ましては東日本大震災3月11日も近いことだし、その日に大爆発起こさせれば二度と原子力へ戻らなず、石油頼みになる=ロシア制裁してると苦しむって展開になるかと。

でもそうだよな、原子力発電所は攻撃したら大爆発するし、「かろうじて核兵器じゃない」から相手に大ダメージを与えるには絶好の設備だもんな。

ロシアが「自称現実主義者」の現実をどんどんぶち壊していく

な?原子力発電所通常兵器で起爆可能核兵器だろ?

ごめんな人類

コロナ蔓延させて全世界弱体化させれば、第三次世界大戦が起きる未来回避できると思ったのに。

いや、まだ間に合う。

さら進化を繰り返して感染力最強のウイルスになってくるからさ。

からさ、核兵器を出すのはもうすこし待っててくれ。

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