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はてなキーワード: 杜氏とは

2024-01-17

能登地酒には、次のようなものがあります。

  1. 能登の白菊
  2. 能登末廣 遼 原酒
  3. 千枚田 純米酒
  4. おれの酒 純米酒
  5. 竹葉(ちくは)

能登地酒は、能登半島の先端にある珠洲市や旧内浦町を発祥地とする日本酒づくり集団によって作られています能登流と呼ばれるこの酒は、味の濃い酒質が特徴と言われています。

能登半島には、能登杜氏発祥の蔵として、水や原材料にこだわる「宗玄酒造」などもあります。

2023-10-15

anond:20231014164938

服部とか錦織とか加冶屋とか猪飼とか杜氏とか綾織とか土師とか矢作とか笛吹とか Taylor とか Smith とか、いろいろあるじゃん

2023-07-08

anond:20230708112717

この反論には「ダッサい、実際食べてから言えや」って思うけども

食べ物レストランの界隈がオカルトじみてるのは実際あるよなとも思う

というか科学アプローチに対するアレルギーがすごかった

杜氏を設けずにデジタルデータ分析を取り入れ大ヒットした「獺祭」とか

フレンチの「分子ガストロノミー」という手法かに対する

嫌悪感忌避感は色んなところで目にした

昔ながらの手法実践してる人達やそのファンからすると、自身否定されてるように感じるのかもしれないけど

消費者としては美味しかったらなんでもいいと思うんだけどね

2023-03-09

anond:20230309151631

杜氏って納豆食えなかったりいろいろ制限あるんだろ。嗜好品には金出してやれよ

2022-07-01

九州で知られている杜氏の仲摩鹿太郎は(薩摩鹿児島人物)じゃないんかい

2022-05-18

anond:20220518153416

でも若い女性の杜氏も増えていると想像すると・・・


呑める!美味しい!ふしぎ!

2022-01-09

いま旬の日本酒

天美 山口県と言えば獺祭が有名だが、Twitterでは天美がオススメだ。夫婦二人で運営している小さな蔵だ。小規模なのでなかなか量が出ないのが難点か。

わかむすめ ここも山口県女性杜氏活躍している蔵だ。ここも小さな蔵だ。

2021-09-21

農業自動化の行き着く先はどこか?

●過剰生産で需給バランスが崩れ豊作貧乏

作ればいいというものじゃない。買って食べてもらわないと意味がない。

今は、生産と消費と災害補助金高齢化による離農と参入、規模拡大がある意味よくバランスされていると思う。

ただちょっとした揺らぎでどこでどう転ぶか分からないので、とても不安ではあるが、

そのリスクを打ち消してくれるのが農業収入保険という制度。もはやこれは社会保険一種だとも思う。

ただその効果は3年程度だ。過去5年の売上を平均して収入補填をする仕組みなので、

3年目で立て直せないと廃業まっしぐらだろう。

●消費拡大を唱えるが、輸出はできない

長期的に消費は落ちていく。

今のところ、輸出で成功しているのは高級果物と肉と加工品(日本酒など)だと思う。それ以外はムリ。

そこには色々な事情があり、個別農家ではどうしようもない。一例をあげる。

コメ

国際価格が安すぎて話にならない。円換算で42円/kgだ。

1俵2500円、安い安いと騒がれている今年のJA仮渡金(販売額みたいなもの)の一番安い地域の1/3だ。

もし輸出前提で作るコメ補助金がつくのであれば、その大義国防だと思う。つまり過剰生産しても国民食糧を守るということ。

そもそもコメ生産国は、自国消費分を作っているのがほとんどであって、生産量に比して輸出量が少ない。

基本的にはほとんどの国が国内消費を前提としている。例外的生産超過しているのがタイインド

中国は現時点ではコメ生産力不足で輸入超過状態しかリン鉱石産出量世界一という農業上の最大のアドバンテージがあるので今後は未知数。

肥料について、すでに中国に首根っこを掴まれている状態のようだ。

野菜

日本には野菜を長期保管するように加工できる施設が十分にない。

なぜなら、日本国土が狭く生鮮品が生鮮のうちに目的地に着くため、加工施設必要ない。

アメリカと違って、ほうれん草缶詰にする必要はない。

その他冷凍長期保存技術の普及状態などは、おそらく勝ち目がない(たぶん)

投資をしたところで、ほとんど輸出前提の場合のみに使える技術となるので、元から加工が必要な国と比べると分が悪いだろう。

すまないが、これは想像も入っているので、気になる人はファクトチェックをお願いしたい。

●最終的なボトルネック人間である

全ての工程自動化することは不可能だ。必ずボトルネック存在し、そこには人間がいる。

農業は種籾を入れたらコメになるような機械存在するわけではないし、

この例えですら「種籾を入れる」というボトルネックになりうる工程存在する。

(#追記:籾を入れてコメにする機械存在し、それを精米機というが、ここでは主題から外れるのは理解してもらえるだろう)

自動化をすすめるというのは「どこまでコストをかけてボトルネックを解消するか」という問題に半分は置き換えられる。

もう半分の問題人間疲労だ。

残念ながら、機械が高度になればなるほど、人間作業環境過酷になっていくのではないだろうか。

例えば田植え機を自動化できたとして、今の速度の2倍の速さで作業ができるようになったとしよう。

田植え期間は限られるので、機械の性能向上と達成可能な規模拡大の最大値はイコールになるだろう)

しか田植え機を動かすには、苗の補給必要だ。

苗の補給はというかコメ栽培で最も重労働ものの一つ、田植え作業の半分は苗運びと言っても過言ではない。

さて、この前提で能力2倍の機械を導入して達成される成果は

・2倍の作業者を投入して2倍の面積をこなす田植え機をボトルネックになる)

作業者数を同じとして規模を1.33倍にする(苗運びがボトルネックになる)

である高齢化人不足の業界で前者が容易ではないのは想像つくだろうし、

後者機械に乗る時間が規模拡大前の0.67倍になるが苗運びの時間は1.33倍になっている。

多分体がもたない上に2倍のはずの機械能力が発揮されている気がしない。

これでは規模を拡大しない方が正解な気がする。

余談だけど、ヤンマー提唱した密苗は、この業界では珍しく苗運びの負担減までを考えた優れたパッケージだと思う。徒長やすいという問題は残ったが。

●最終的に農業自動化が行き着くところはどこだろうか

僕の予想は

機械化はもう少し進むけど自動化は止まる。結局は人間がやる方が応用がきく。AIの出る幕は全然ない。

・分業が少し進み、プロ農家仕事野菜・作物を作ることにフォーカスされていく。イメージとしては酒蔵の杜氏が近いと思う。

セミプロ農家としての収穫家(とでも言うべきか、収穫調整に特化した人、今はパートのおばちゃん担当)の登場

野菜農家は農作業者(正規雇用)1名あたり700万円程度の売上で4人程度で1経営体あたり年商3000万円程度(北海道を除く)

コメ農家は1経営体あたり15-30ha程度、農作業者(正規雇用)が1-2名程度

多分、このくらいがそこそこ機械投資もできて利益も上がる、最も競争力が上がる領域ではないだろうか。

そこから上は、規模拡大だけならハイリスクローリターンの領域なので、

踏み込むのは地域を守るなどの義務感とか、別の大義必要だ。

突き出るためには、余程の工夫を凝らすか、余程良いビジネスモデルを構築できたものだけだろう。

・きちんと対策を打っていかないと、セミプロ農家低賃金化していく。

需要があれば規模拡大を狙う農家は出る。田んぼ一枚増えたところで限界費用は低い。それゆえ食糧不足にはならない。

生産性の低い圃場は耕作放棄となる。

・60歳あたりで参入してくる人は相変わらずいて、80くらいになれば誰でも限界が来る。農業従事者の高齢化は高止まりしたまま動かず70歳あたりを維持する

も付け加えておく。

大規模ガチ農家ではなく、中規模ガチくらいがちょうどいいのだろう。

anond:20210921082503

2021-09-08

名家婿養子を送り込んで財産乗っ取ったり

不幸が起きる旨を囁いて人を不快にさせたり

昭和総会屋のようにギャアギャア騒ぐ


というある種の宗教関係者性質を持つ種族

これまでに完全犯罪したことはないとは言えない

祭政一致国策犯罪しかねなかったであろう

戦後もどうだか


例えば

神社杜氏に頻繁に見かける姓で

その姓の起原は山梨だと言われており

日本キリスト教会柏木教徒にもいる姓の種族

2021-08-05

お盆事件

八つ墓村みたいな辺鄙な村に隠された事件というのは珍しいことではないのかなと思ったこ

僕が約20年ぶりにある山村曽祖父の家を訪れた。僕は東京まれだが戸籍はその山村にある。村の中では一応、名士の家とされていて、お屋敷のような家がある。

明治まれの高祖父国策林業成功したらしい。

でも戸籍からすれば、その4年後に隣村に転住している。理由ははっきりしないが、林業は続けていたらしく、のちの雷災の年には損木の代金で村に神社を建立したという家記録がある。娘が6人いて、中で作家を目指した娘は上京して平塚らいてう会社に入ったそうだ。

娘は美人で転住した年に大阪商業学校出身地元実業家の卵と結婚した。実業家イケメン。そりゃ願ったりの結婚だったことだろう。で実業家の卵は何をしたかというと、結婚早々、家資金で作った水力発電所社長に収まった。約500世帯電気を売っていたそうだ。ただ戦争国策でそれが接収されてから運送業に転業した。

まあそこそこ成功者のイケメンだった高祖父だが、その家には不自然な記録が少なくない。村の人は何故か過去を語らない。

ひとまずその先の主な出来事

林業家の娘と実業家の子は、娘1人を得た。その家族は何故かコーヒーチーズが好物。

・その娘はのちに実業家の親戚と結婚

・娘夫は軍の化学者敗戦後に死亡したが、その場所図書館

神社杜氏名は分かるがどこにあったか、今もあるのか不明

過去の分かる限りのことは

林業家の息子は9歳で家督相続したが23歳で死亡し、林業家がまた家督になった、林業家はのちに実業家家督を譲った

そもそも林業家も婿入りした人物で妻の姓を名乗った

林業家妻は、家が庄屋だったが親が庄屋を退任。つまり父親も婿。

林業家妻の母親戸籍上は転住前に婿夫より先に亡くなっているが死亡日が分からず、位牌や過去帖の記録もない。ただしそのまた両親は記録がある

9歳で家督相続すれば普通はその祖父母は生きてる年だし、実業家肖像写真の中には口ひげに陽気な微笑をたたえたイケメンがいる。涙袋のある顔貌だ。整形かもしれない。いわゆる明治人物にはとても見えず、留学帰りかサイコパス匂いがしてくるほどなのだ

そしてこの家の主な人物の中で死亡日が分からないのは、その実業家義理母のみなのだ

2020-11-26

長野の美味いもの

https://anond.hatelabo.jp/20201125201136

長野県民として反論

 

>>そば山形福島の方がうまい

これは正解。

そもそもそば自体が他県産を使用している店が大半。

ただ八幡屋礒五郎の七味を蕎麦に使うと、どんな蕎麦も絶品に変わるのでおすすめ

 

>>りんご山形福島青森の方がうまい

これは甲乙つけがたい感じ。品種の差

シナノスイートは甘くて美味しい

温暖化の影響で以前よりレベルが下がっているのも事実

 

>>日本酒→ヌカ臭く積極的にまずい酒ばかり。お山の大将無能杜氏たちがガン。

クソみたいな酒蔵が多いのは事実

大信州や真澄の大吟醸はよく飲む

 

>>米→新潟比較するのすら恥ずかしい。

比較対象があれだが、魚沼産と比較できる米ならば木島平米がうまいし安いかおすすめかな

 

>>淡水魚ナマズなど泥臭い下魚ばかり。岐阜高知アユアマゴの方がうまい

そもそも淡水魚を食べないからわかんないけど、長野は鯉すら食べる民族ということも追加しておく。

味は普通

 

>>野沢菜長野県民は味覚音痴なので、味の素霜降りになるまでかけて食う。

しょっぱい

 

>>おやき→こんな救荒食品を名物扱いする貧乏臭さ。

家庭のおやき無限に食べれる謎の食べ物

 

>>蜂の子野生動物と食い物を争うあさましさ。

美味しいらしいが食感が無理

 

>>イナゴ害虫を激甘にして食うひもじさ。

砂糖醤油を食べている感じ。タンパク質摂取するならプロテインで摂る

ちなみにイナゴソフトクリームという狂気スイーツもあるぞ

 

>>ローメン→物珍しさで食った観光客が本気で気分悪くするまずさ。

なぜローメンピックアップたか謎だが、俺は食べたことがないし食べたくもない。せめてソースカツ丼

 

>>寒天→海もないくせに。

なぜ寒天ピックアップたか謎だが、美味いものか?健康のために食す。味噌汁に入れて毎日食べる

 

>>シャインマスカット山形天童ブドウの方がうまい

要審議案件。食べ比べたことが無いので不明。種無しは正義

 

>>ジビエ向上心の無い雑なハンターばかりなので、血なまぐさいゴミしか作れない。

長野県に限らずジビエ全体がそうじゃないのか?

近所に血抜きが上手な猟友会がいるため定期的に猪がやってくる。脂身が多いかBBQ外食べれない

あと毎回お返しに困る

 

>>味噌愛知八丁味噌の方がうまい

信州味噌が美味いか不明個人的には出汁との調和重要と思う。

 

個人的に追加でおすすめ

松茸→傘が開いたものの方が美味い。上田特に有名

 

きのこ霜降り舞茸というのがあるが、うまい

 

ワイン→五一わいんという会社ワインが常飲酒として個人的に好き。一升瓶のタイプおすすめ

 

ラーメン→意外と激戦区なので外れが少ない。ただし観光地ラーメンは駄目。下調べしてから行くこと

 

もも川中島白桃はマジ美味い。間違えて白凰を買わないように。白凰も美味いけど、白桃は別格

 

牛乳→小規模酪農家が多いので濃厚なミルクが多い。

 

誤解があるもの

小布施→栗の産地ではない。栗菓子の村

2020-11-25

長野県うまいものなし

そば山形福島の方がうまい

りんご山形福島青森の方がうまい

日本酒→ヌカ臭く積極的にまずい酒ばかり。お山の大将無能杜氏たちがガン。

米→新潟比較するのすら恥ずかしい。

淡水魚ナマズなど泥臭い下魚ばかり。岐阜高知アユアマゴの方がうまい

野沢菜長野県民は味覚音痴なので、味の素霜降りになるまでかけて食う。

おやき→こんな救荒食品を名物扱いする貧乏臭さ。

蜂の子野生動物と食い物を争うあさましさ。

イナゴ害虫を激甘にして食うひもじさ。

ローメン→物珍しさで食った観光客が本気で気分悪くするまずさ。

寒天→海もないくせに。

シャインマスカット山形天童ブドウの方がうまい

ジビエ向上心の無い雑なハンターばかりなので、血なまぐさいゴミしか作れない。

味噌愛知八丁味噌の方がうまい

2019-07-29

規制されたお仕事の行く末を考える

うなぎ規制

ウナギ養殖家は別の魚を養殖して、うなぎ職人和食とか修行すればいい

たばこ規制

たばこ屋は駄菓子とか売ればいい、たばこ農家野菜でも作ってろ

規制

酒屋は駄菓子でも売って、杜氏醤油でも作ればいい

自動車規制

車屋家電とか売って、メーカー家電を組み立てて塗装してろ

2019-07-23

[]anond:20190723224440

獺祭会社説明会女性差別を受けた話

獺祭を作っているメーカー旭酒造という会社名で、山口県東部岩国市にある。

地元広島の私はUターン(Jターン?)就職視野に入れて、旭酒造会社説明会に行った。

会社説明会には、男子が5人、私を含めて3人の女子がいた。

内容は至って普通会社説明会で、会社事業内容やこれから選考予定の説明を受けた。

その会社説明会には社長桜井氏が直々に来ていた。

桜井氏は社長にしてはかなり若々しかったので驚いた。スーツのよく似合う、カッコいいおじさまだ。

桜井社長は、売上げが伸びているので給料に反映していること、ニューヨークで酒蔵を作っている話などを語ってくれた。

事業説明を聞いているときはかなり魅力的に感じており、ぜひともこの会社で働きたいと思っていた。

ただ、旭酒造では10日間にわたるインターンに参加することが選考の条件らしい。

正直なところ、大学の近くの大阪に住んで他の会社選考も受けている私にはかなりスケジュールが難しい。

その選考スケジュールを聞いた時点で、自分には無理かな、とは思っていた。

質疑応答時間になって、私ではない女子が手を挙げた。

「毎年、女性採用が1、2名ですが、女性は不利なんでしょうか」と彼女質問した。

パンフレットを見ると、ここ数年は男性10名以上雇っているにも関わらず、確かに女性は1人か2人だった。

桜井社長特に憶することもなく、次のように答えた。

メーカーで力作業もありますので、男性が多くなる傾向はあります。ただ、私は女性能力男性と同等、特に差別することな活躍できると考えております。」

この発言に、私は怒りを覚え、そして絶望した。

どうせ女性差別するなら、そんなタテマエを言わない方がよっぽどマシだと思った。

時間労働ができるか、という意味での体力ならば、性差よりよほど個人差の方が大きいだろう。

でも、腕力は男女での性差歴然存在する。

腕力雇用を絞るのが合理的なら、東京医科大は数十キロバーベルを持ち上げられることを入試基準に入れてしまえばよかったのだ。

緊急時患者搬送する必要があるため」とでも理由をつけて。

全ての業務腕力必要なら、そういった能力主義も許容することができた。

しかし、旭酒造女性が働いていないのかというと、決してそんなことはない。

ただしそういった女性は、パートタイマーとして働いている。

私が工場見学した際には、たくさんの女性段ボールの箱組みやラベリングを行っていた。

昔、獺祭特集したテレビ番組内(がっちりマンデーだったと思う。うろ覚え)では、品質管理を行う女性の姿を見た記憶がある。

杜氏カンではなく、計測可能な数値で味を保っているとかで、そのデータ取りを行っていたのはパート女性だった。

要するに、どうしても腕力必要な力作業があることを理由に、正社員には男性を採る。たとえ、管理職になってから仕事には腕力必要でなかったとしても。

力の必要の無い業務には非正規女性を安く雇って充てる。

彼女たちは重要業務を任されてはいても、それ以上のキャリアアップ給与のアップも望めない。

正社員給与は引き上げたのかもしれないが、パート給与最低賃金に毛の生えたような、普通の時給だった。

しかしたら、パートになるよりない当事者主婦たちにとっては、旭酒造は働きやす会社なのかもしれない。

でも、力の必要のない業務を全てパート給料で済ませてしまえば、そこに正社員女性入社する余地はない。

それが男女差別でなくて、いったいなんなのだろう。

この話は数年前のことなので、今は体制が変わってきたのかもしれない。

最近世間で「女性が働きやす会社」と呼ばれるものが、子育て女性けが時間を割くことを前提としていたり、時間の都合がつきやすい代わりに夫の収入無しではとても成立しないような薄給だったり。

そんなことが多くて絶望したので、今更のように思い出してこれを書いている。

獺祭会社説明会女性差別を受けた話

獺祭を作っているメーカー旭酒造という会社名で、山口県東部岩国市にある。

地元広島の私はUターン(Jターン?)就職視野に入れて、旭酒造会社説明会に行った。

会社説明会には、男子が5人、私を含めて3人の女子がいた。

内容は至って普通会社説明会で、会社事業内容やこれから選考予定の説明を受けた。

その会社説明会には社長桜井氏が直々に来ていた。

桜井氏は社長にしてはかなり若々しかったので驚いた。スーツのよく似合う、カッコいいおじさまだ。

桜井社長は、売上げが伸びているので給料に反映していること、ニューヨークで酒蔵を作っている話などを語ってくれた。

事業説明を聞いているときはかなり魅力的に感じており、ぜひともこの会社で働きたいと思っていた。

ただ、旭酒造では10日間にわたるインターンに参加することが選考の条件らしい。

正直なところ、大学の近くの大阪に住んで他の会社選考も受けている私にはかなりスケジュールが難しい。

その選考スケジュールを聞いた時点で、自分には無理かな、とは思っていた。

質疑応答時間になって、私ではない女子が手を挙げた。

「毎年、女性採用が1、2名ですが、女性は不利なんでしょうか」と彼女質問した。

パンフレットを見ると、ここ数年は男性10名以上雇っているにも関わらず、確かに女性は1人か2人だった。

桜井社長特に憶することもなく、次のように答えた。

メーカーで力作業もありますので、男性が多くなる傾向はあります。ただ、私は女性能力男性と同等、特に差別することな活躍できると考えております。」

この発言に、私は怒りを覚え、そして絶望した。

どうせ女性差別するなら、そんなタテマエを言わない方がよっぽどマシだと思った。

時間労働ができるか、という意味での体力ならば、性差よりよほど個人差の方が大きいだろう。

でも、腕力は男女での性差歴然存在する。

腕力雇用を絞るのが合理的なら、東京医科大は数十キロバーベルを持ち上げられることを入試基準に入れてしまえばよかったのだ。

緊急時患者搬送する必要があるため」とでも理由をつけて。

全ての業務腕力必要なら、そういった能力主義も許容することができた。

しかし、旭酒造女性が働いていないのかというと、決してそんなことはない。

ただしそういった女性は、パートタイマーとして働いている。

私が工場見学した際には、たくさんの女性段ボールの箱組みやラベリングを行っていた。

昔、獺祭特集したテレビ番組内(がっちりマンデーだったと思う。うろ覚え)では、品質管理を行う女性の姿を見た記憶がある。

杜氏カンではなく、計測可能な数値で味を保っているとかで、そのデータ取りを行っていたのはパート女性だった。

要するに、どうしても腕力必要な力作業があることを理由に、正社員には男性を採る。たとえ、管理職になってから仕事には腕力必要でなかったとしても。

力の必要の無い業務には非正規女性を安く雇って充てる。

彼女たちは重要業務を任されてはいても、それ以上のキャリアアップ給与のアップも望めない。

正社員給与は引き上げたのかもしれないが、パート給与最低賃金に毛の生えたような、普通の時給だった。

しかしたら、パートになるよりない当事者主婦たちにとっては、旭酒造は働きやす会社なのかもしれない。

でも、力の必要のない業務を全てパート給料で済ませてしまえば、そこに正社員女性入社する余地はない。

それが男女差別でなくて、いったいなんなのだろう。

この話は数年前のことなので、今は体制が変わってきたのかもしれない。

最近世間で「女性が働きやす会社」と呼ばれるものが、子育て女性けが時間を割くことを前提としていたり、時間の都合がつきやすい代わりに夫の収入無しではとても成立しないような薄給だったり。

そんなことが多くて絶望したので、今更のように思い出してこれを書いている。

2019-06-21

はんこ屋さんに対するヘイトスピーチがひどすぎる

たばこ農家の次は杜氏じゃなくてはんこか

2018-11-14

anond:20181114094910

きくよー

おれのいとこは元杜氏で今は溶接工やってる

2018-08-19

元号出典一覧

元号出典備考
大化書経』(『尚書』)大誥、『漢書』巻56、『宋書』巻20 
白雉漢書』巻12帝紀 
朱鳥礼記』曲礼 
大宝易経』繋辞下 
慶雲文選』巻6、『晋書』巻54陸雲伝 
和銅和銅(ニギアカガネ)が朝廷に献上されたことにより改元
霊亀瑞亀献上により改元
養老養老の滝命名に因んで改元
神亀白亀出現の瑞祥により改元
天平天王貴平知百年」の文字を背に負った瑞亀の献上により改元
天平感宝陸奥から黄金献上により改元
天平勝宝孝謙天皇即位により改元
天平宝字蚕が「五月八日開下帝釋標知天皇命百年息」の文字を成したことにより改元
天平神護藤原仲麻呂の乱神霊の護りによって平定したことによる
神護景雲瑞雲の発現により改元
宝亀瑞亀献上により改元
天応伊勢斎宮に現れた美雲の瑞祥により改元
延暦後漢書 五十二巻 
大同礼記』礼運篇 
弘仁 
天長 
承和 
嘉祥豊後国大分郡寒川現在大分川)で捕獲された白亀が献上されたことを大瑞として改元
仁寿白亀・甘露の瑞祥による改元
斉衡石見国から醴泉の瑞を献上された事による改元
天安美作国常陸国両国より白鹿、連理の樹が献上された祥瑞による改元
貞観易経 
元慶白雉・白鹿献上の瑞祥による改元
仁和 
寛平 
昌泰 
延喜尚書』旋璣鈐 
延長文選東都賦、白雉詩 
承平漢書 
天慶漢書 
天暦論語 
天徳周易 
応和「董巴議」 
康保書経 
安和礼記』楽記第19 
天禄 
天延天変、地震による改元
貞元火災地震による改元
天元災変、陽五厄による改元
永観書経』洛誥 
寛和 
永延漢書』巻75翼李伝 
永祚『晋書』巻21礼志 
正暦大風、天変による改元
長徳揚雄の『城門校尉箴』 
長保国語』(周語中) 
寛弘漢書」(元帝紀賛) 
長和礼記』(冠義) 
寛仁『会稽記』 
治安前漢書』 
万寿詩経 
長元六韜 
長暦春秋』または『晋書』 
長久老子』(七章) 
寛徳後漢書』(杜林伝) 
永承書経 
天喜『抱朴子』 
康平後漢書 
治暦尚書正義 
延久書経』または『尚書‐注』 
承保尚書 
承暦「維城典訓」 
永保尚書 
応徳白虎通」 
寛治礼記 
嘉保史記 
永長後漢書』巻1光武帝 
承徳周易 
康和崔寔『政論』 
長治漢書 
嘉承漢書』礼楽志 
天仁文選 
天永尚書 
永久詩経』?
元永天変、疾疫による改元
保安天変、厄運による改元
天治『易緯』 
大治『河図挺佐輔』 
天承漢書 
長承史記 
保延文選卷十一·魯靈光殿賦并序』 
永治『魏文典論』『晋書』武帝 
康治宋書 
天養後漢書 
久安『晋書』劉頌伝 
仁平後漢書』孔奮伝 
久寿『抱朴子』 
保元『顔氏家訓』文章 
平治史記』夏本紀 
永暦後漢書』辺譲伝、『続漢書』律暦志 
応保尚書 
長寛『維城典訓』 
永万漢書』巻64王褒伝 
仁安毛詩正義 
嘉応漢書』王褒伝 
承安尚書 
安元漢書 
治承「河図挺作輔」 
養和後漢書 
寿永詩経 
元暦尚書考霊耀」 
文治礼記祭法 
建久『晋書』『呉書』 
正治荘子‐漁父」 
建仁文選卷四十七・聖主得賢臣頌』 
元久毛詩正義 
建永文選』卷四十二・曹子建與楊德祖書 
承元「通典」 
建暦後漢書 
建保尚書 
承久「詩緯」 
貞応易経 
元仁周易 
嘉禄「博物志」 
安貞周易』上経坤 
寛喜「後魏書」 
貞永易経」(坤卦) 
天福書経」(湯誥) 
文暦文選卷四十六・顔延年三月三日曲水詩序』 
嘉禎北斉書」 
暦仁「隋書」(音楽志下) 
延応文選卷二十四・潘安仁為賈謐作贈陸機』 
仁治新唐書 
寛元宋書 
宝治春秋繁露-通国身」 
建長後漢書 
康元赤斑瘡による改元とみられている
正嘉芸文類聚-歳時中・元正 
正元「詩緯」 
文応「晋書‐劉毅伝」 
弘長貞観政要‐封建」 
文永後漢書‐荀悦伝」 
建治周礼 
弘安「太宗実録」 
正応伏見天皇即位による改元
永仁『晋書』巻22楽志 
正安孔子家語』 
乾元周易 
嘉元芸文類聚天部 
徳治『左伝』 
延慶後漢書』馬武伝 
応長旧唐書礼儀 
正和「唐記」 
文保梁書 
元応唐書 
元亨周易 
正中易経 
嘉暦唐書 
元徳周易 
元弘芸文類聚天部 
正慶光厳天皇即位による改元
建武文選』?
延元梁書 
興国春秋左氏伝』昭公四年伝、『新五代史』伶官伝序 
正平天変や兵革による改元
建徳文選 
文中易経』彖伝上?
天授史記』淮陰侯列伝
弘和書経』君牙篇?
元中易経』彖伝上?
暦応帝王代記』 
康永漢書 
貞和芸文類聚 
観応荘子 
文和旧唐書』順宗紀、『三国志』呉志孫権 
延文漢書』儒林伝 
康安史記正義』と『唐紀』 
貞治周易 
応安毛詩正義大雅江漢 
永和尚書』舜典と『芸文類聚』巻8 
康暦唐書 
永徳『群書治要』巻17
至徳『孝経』 
嘉慶毛詩正義 
康応文選曹植七啓 
明徳礼記 
応永『会要』 
正長礼記正義 
永享後漢書 
嘉吉周易 
文安『晋書』 
宝徳旧唐書 
享徳尚書 
康正史記』と『尚書 
長禄韓非子 
寛正孔子家語』 
文正荀子 
応仁『維城典訓』 
文明周易 
長享文選 
延徳孟子 
明応周易 
文亀『爾雅』釈魚 
永正周易緯』 
大永杜氏通典』 
享禄周易 
天文易経 
弘治北斉書』 
永禄『群書治要』巻26 
元亀毛詩』と『文選 
天正文選』と『老子 
文禄杜佑『通典職官十七』 
慶長毛詩注疏』 
元和徳川家康の命により、唐の憲宗の年号を用いた
寛永毛詩朱氏注』 
正保尚書正義 
慶安周易 
承応『晋書』律暦志 
明暦漢書』律暦志と『後漢書 
万治史記』と『貞観政要』 
寛文荀子』致士篇 
延宝『隋書』音楽 
天和尚書』、『前漢書』、『後漢書』、『荘子 
貞享周易 
元禄文選 
宝永旧唐書 
正徳尚書正義 
享保後周書』 
元文文選 
寛保国語』周語 
延享芸文類聚 
寛延文選 
宝暦貞観政要』 
明和尚書 
安永文選』巻一 
天明尚書 
寛政『左伝』 
享和文選』ら 
文化周易』賁卦彖伝、『後漢書』荀淑伝
文政尚書』舜典 
天保尚書 
弘化菅原為定の漢文 
嘉永宋書』楽志 
安政内裏炎上地震安政の大地震)、黒船来航などの災異による改元
万延後漢書』馬融伝 
文久後漢書』謝該伝 
元治周易 
慶応文選 
明治易経 
大正易経』彖伝・臨卦 
昭和書経堯典 
平成史記五帝本紀、『書経(偽古文尚書)』大禹謨 

※すべてWikipediaから

 

調査を通じて学んだこと

※代始改元はかつては非礼とされていた

https://kotobank.jp/word/%E4%BB%A3%E5%A7%8B%E6%94%B9%E5%85%83-1359409

代始改元は,(中略)平安時代から806年平城天皇大同改元場合を除き,皇位継承の年に先帝の年号を改めるのは非礼であるとしてこれを避け,翌年に改元するのを原則とするようになった。

南朝元号の出典、勧申者がのきなみ不明になってる。焚書にあった?それとも元号を考えられる教養のある人がいなくて適当につけただけだったりする?

日本古典出典の元号過去に一件のみ存在する(弘化

元号って漢籍から適当に二文字抜き出しているように見える。「百姓昭明、協和萬邦」から明和昭和の2つの元号が作られているし。なんか規則あるんだろうか?

2018-06-27

anond:20180627003355

さっきのテレ朝の「あいつ今、何してる?」って番組高畑淳子(62)の短大演劇学科同級生男子が出てきて今までの人生を語っていたが、演劇学科で一番の演技力を持っていた彼は卒業後、劇団を立ち上げ、同時にお笑い芸人もやりながら、そこそこ成功したが、劇団意見もつれで解散、もう芸能世界にいたくないと30過ぎて別の道に転職結婚してた奥さんと離婚最初ログハウス建設会社大工として働き始めたが、仕事任せられるようになった時に会社倒産、そこから一人親方大工を始めるが仕事がこない、再婚を契機に地元に戻り40過ぎて介護職に就き介護福祉士の免許も取ったが、義親が倒れ自宅介護必要になり介護離職、数年義親を介護して看取った後、妻の友達杜氏コネ日本酒の酒蔵に50代後半で入れてもらえて、自分より若い人もいる環境仕事を覚え、現在も勤め続けていて、そこに底辺ブラックだってはてなありがちな悲壮感などどこにもない。「演劇専門の短大行ったのに」という悔しさは少し語ってたが、それも非常にさっぱりしたものだった。人生いつからでもささやか社会のレールに復帰できるんよ。そしていわゆる人生成功者も人生落伍者も等しく老い死ぬ

2018-04-07

anond:20180407063802

酒造りの世界でも、女は酒蔵に入ってはならない。という女人禁制があった。

昔の女性は台所で糠漬けを作ることが多く、体に付着した乳酸菌が酒造りを失敗させるという経験則によるもので、始まった当初はそれなりに合理的だった。

現代では、理由も判明し糠漬けを作らないようになったので女人禁制は無くなり、

女性杜氏・蔵人もみかけるようになった。

そして、菌類の影響に気づいた結果、今では、納豆を食べた人間は酒蔵に入ってはならない という、納豆食禁制の掟が作られた。

2017-08-20

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松井屋酒造資料館に行って参りましたわ。

ここでは220年前に造られた母屋と現役で酒造りが行われている酒蔵を

見学することができます従業員の方が案内してくれました。

設備更新することなく、昔ながらの道具で酒造りを続けられているそうです。

製造量がずいぶん減ってしまったそうなので、その方がかえって経済的なのかもしれません。

展示のためにも酒蔵はよく整理されていて、二階の道具にも埃が見られませんでした。

資料館にしたことの緊張感がプラス作用していそうでした。

注目の品は江戸時代の鉄製大釜で、同時代のもの戦争時の金属供出で集められてしまい、

これしか残っていないらしいのです。

またフランス製複葉機の翼や戦闘機飛燕タイヤが、昔のご主人が拾ってきたそうで

展示されていましたわ。

杜氏は酒造りをしている職人さん全体のお名前ではなくて、

いちばん偉い人一人だけの呼び名であることも覚えておきたいですわ。

杜氏さんが最初に五右衛門風呂に入って、入浴が終わると拍子木で次の人を呼んだそうですわ。

お酒造りは温度管理が命と覚えましたわ。

桶のほかにお湯を入れる湯たんぽ的な容器が大量にありました。

さなスペースを整備したので、ミニ展示会の希望者がいれば

場所提供したいとのことでした。

ぐい呑の展示会などができたら良いですわね。

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