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はてなキーワード: 暴走とは

2020-09-22

フェミニストアップデートしてるんじゃなくて、表現の自由戦士ダウングレードしてるんだろ

海外は知らんが、日本に関しては明らかに暴走しているのはフェミニストではなく表現の自由戦士の側。

そもそも今みたいなエロおっぴろげ表現なんて昔(1990年代以前)から保護者から叩かれて改訂を迫られたりしてたっつーの。

ネットが普及しすぎて無法地帯になった結果、モラルダウングレードしてるんだよ。

ネットは本やテレビ比較しても見る人間限定されておらず、特にSNSは誰でも目にする事ができる分慎重になるべきなのに。

anond:20200921235800

では何ができるか?集会をする場合に、十分な安全配慮義務養成することはこれはできる。

とはいえテニスコートの誓いなど、これから革命のため自国内で戦争をするとなった場合

インフルエンザを防止するためにというのが

いかおかしなことを言っているかがわかる

命がけで国の暴走国民がとめようというとき

インフルエンザで止められるなら、むしろ国会が止まり解散し、選挙をやり直せ

 

その場合に、政権がかわらないのであれば それは国会が正しく

政権が変わるのであれば、国民が正しい

2020-09-21

コロナウイルスビール業界が売上被害ときいて

風評被害とおもったら、

これはしょうがない。

 

ビール免疫力を上げ 健康を促進させる麦芽酵母

が含まれているため

免疫力を上げすぎて、自分の体体を崩壊させるコロナサイトカイン)とは相性が悪い

そりゃぁ、抑止するわそんなもの

免疫暴走を防がなきゃいけない時に

免疫活性化させるビールはそりゃのめない

2020-09-19

左翼の悲哀

安倍が辞任し、正式菅内閣(民主党時代菅直人区別が付けづらいが、彼の話題を出すことはないので単に菅といったら菅義偉だと思ってほしい)が発足した。

安倍は嫌いだが、菅も同じくらい嫌いだ。

しかし、社会的政権批判が憚られるこの風潮も嫌いだ。

そもそも政権批判というもの基本的に「いいこと」のはずである権力というもの暴走するものである。これは自民党政権でも、もちろん民主党政権でも変わらないし、日本だけの話でもない。

からこそ、国民メディアは厳しく政権批判糾弾し、少しでも不正をしないように導いていかねばならない。

これは野党支持者は当然として、与党投票した与党支持者たちこそ、自分の支持した政治家政党不正に走らないように監督する、つまり彼らを支持した責任を負っているはずだ。

こういった発言をすると、「はいはい左翼乙w」みたいな雰囲気になってしまうのが、非常に悲しいところである

原因は明らかだ。声のデカ左翼がクソバうんこ共だからである

権力暴走というものはつまりは野蛮である。野蛮を糾弾するのだから、そこには(具体的には法学的・社会科学的な)理論存在しなくてはならない。

だがバカクズうんこ共は安倍やめろ!というだけで、何のビジョンも持っていないどころか、やけにバカみたいな発言しまくる。

もちろん、バカみたいな発言をするのは右翼(ネトウヨ)も一緒だ。まともな神経をしている人は公の場で差別用語を口にしないし、陰謀論めいた言説を信じることもない。

しかし、ここに悲しい構造がある。

右翼政治家(もちろん各政党一枚岩ではないのだが、今回は単純化のためにそう呼ばせてほしい)は、ネトウヨのようなアホみたいな発言を、大っぴらにはしないのである

いや、もちろん、杉田水脈生産性事件かいろいろ事件はあるが、それらは“失言事件として扱われるため、右翼政治家公式見解には、とりあえあずはならないのである

一方、野党左翼政治家は、ネット左翼のアホクズうんこ共のような発言を、平気でするのである。そしてそれらが失言として扱われることもほぼない。

ベガーを平気で地で行くような姿勢を、メディアSNSでありありと見せつけてくれるのである

まり、ここに、

ネトウヨ右翼

ネトサヨ左翼

という、マジで地獄みたいな構図ができてしまっているのである。まさに獅子身中の虫だ。

もちろん、野党若い政治家などはこういったことに高い問題意識を持った方も多く、改革を望んでいらっしゃることは重々承知であるし、共産党なども高い法学パワーで不正に対してクリティカル論陣を張ることが多々ある。

しかし、メディア露出の多い野党トップ層などがあっぱらぱーで、しかネット左翼の皆様はやけに“運動”が大好きでアホみたいな理論SNSなどで御解陳なさるので、上の構図は揺らがない。

安倍・反菅は絶対必要だ。奴らに不正がないわけがなく、そして不正絶対糾弾されて然るべきだ。

一時期、ご飯論法小泉進次郎構文が話題になったが、奴らが不誠実な答弁をしていることは火を見るよりも明らかであり、不誠実な答弁をして隠さねばならぬ諸不正があるはずである

菅(当時官房長官)の記者会見映像を見たことがあるか?彼の答弁は非常に不誠実極まりなく、質問に答える、ということができない病気を疑いたくもなる。

一方で、野党のクソバカが国会でアホみたいな質問しまくる(というのも印象論であり、実際には野党の若手議員などは鋭い質問をよくしている)という事実があり、これらの不誠実な回答も

「あ~あ、また野党がアホみたいな粘着してるよ。首相も毎回ご苦労さん」

みたいな雰囲気になっているきらいがある。野党のアホクズ質問に対する不誠実な回答と、正統な追及に対する不誠実な回答は区別すべきである

ついでに言えば、野党政権運営能力はない。仮にあったとしても、政権交代の混乱はまっぴら御免である

菅でも誰でもいいが、とにかく自民党政権が続いていくべきである

打倒安倍(今だと打倒菅)を掲げる奴は正気とは思えない。政権は打倒するものではなく、不正糾弾して健全化させるべきである

とにかく、政権批判必要性を訴えると、すぐに「馬鹿者」のレッテルを貼られ、有益な話し合いができないこの状況を生んだバカ左翼どもに、怒りと、そして悲しみを覚える。

後だしのようになるが、私は自民党支持者であり、政策方針も(好きではないが)左右でいえば右寄りである

政権批判は左右翼関係なく、正しいことは正しい。間違ったことは間違っている。と指摘する、市民義務である。そう願っている。

anond:20200919153927

それは言えてるな。

厳しいようだけど、客側は自分が欲しい物を見に来るんだ。元増田を称賛するために来てるんじゃない。

だけど、消した増田自分が称賛されたく批判は受けたくなく、当然批判を受けての修正もできない。承認欲求がやや暴走気味。

もちろん、批判意味があるのと意味がないのと「自分仕分けしないとならない」。そして意味がないのは無視していいんだよ。だって元増田人生から。噛み付くやつは耳を貸せとしつこいがな。

まあ、どちらにしても一つチャンネル構えて、常連さんでもつくようになって、色々考えて仲良く伸ばしていきな。無論考えすぎると鬱になるから程々に。

物を発信するというのはそれだけで楽しいものなんだから、気楽に行きな。収益化は申し訳ないけどだいぶ先だ。

2020-09-18

追記 居心地の良いコミュニティ運営方法って

追記

「無関心」「みんな違ってどうでもいい精神」的なのはから思うが、関心の強い人全くない人いろいろで難しいね。育った文化の違いなんだろうか。多様性教育で変わるんかね。まさに、変人のAさんをそれを躍起になって正そうとするBさんという2人が今の悩みの種。

「互いに萎縮せずギスギスしない人間関係」が個人的目標の一つで、欲を言えば「互いに尊重し合える」をつけられたらこの上ない至福かなと思う。仕事やすいし、気苦労がなくて楽しいしね。

まあ寛容でありたいおおらかでありたい和やかでありたいと思うあまりコミュニティに害をなす奴に不寛容になり始めてしまパラドクスはある。難しい。

リベラリストの多い?はてなで「均一な人間を集める」「家柄と学歴」と沢山出てきて結構ショックだった。文化ごった煮コミュニティとか論外なん……?ってか教育格差肯定するのって結構勇気いらない?「DQNのガキは公立小にぶち込んでおけ。檻に入れときゃいいんだ。」的なこと言うじゃん……。いろんな人と関わる能力を身につけるの大事じゃない?

1つ言わせて頂きます階級意識選民思想子供絶対植え付けないほうがいいですよ……。将来的には子供がその価値観に縛られて苦しむことになりますよ……。都内公立小の現状は存じ上げないので何ともいえませんけど、子供オープンマインド大人が歪めるのは支配的すぎると思います……。

(追記終わり)

小学校なんかだとさ、「みんな仲良く」とか「やさしくなろう」とかでテキトーぬかすけどさ、あれ効果全くないじゃん

ませた馬鹿なガキとか「どうして仲良くしなくちゃいけないんですか〜w」とかいうだけじゃん

でもさ、馬鹿なガキにも底辺いじめられっ子にも居心地の良い学級はメンタルに良い影響を及ぼすわけじゃん

いじめっ子なんかは、居心地の悪いクラスお山の大将して子供特有の全能感を振りかざす方が平和で居心地の良い諍いの少ない学級より楽しいかもしれないけどさ

いじめる側になっていた」っていう事実がその先の人生に及ぼす悪影響ってでかいと思うよ

悪口なんか言った側のほうが首締まるものじゃん

あいじめっ子にそんなこと生涯理解できないかもしれないけどさ

ともあれ、いじめリーダー格になるような極々一部の逸脱者を除いてさ、普通の人々は居心地の良い学級の方がいいわけじゃん

「なんとなく平和でそこそこ居心地の良いコミュニティを作るために、各人が労力を払う」払える能力ってその先の人生でもめちゃくちゃ役に立つと思うんだよな

から学生のうちに身につけられたらいいと思うし、大人になってからも強化していきたいじゃん

よく(まれに)あるのが、気配り上手なムードメーカーが引っ張ってくれていい感じになるケースだよな

あいう気の利く善良な人がゴロゴロいりゃあいいんだけど、あれは完全に才能だよな

子どもの頃、担任で学級運営うまいなと思ったのは、落ちこぼれにみんなの前でこまめに声かけて愛されキャラに仕立て上げる先生。「〇〇はまた寝てるのかあ」「△△は仕方ないなあ」といった調子で。無論これも下手なやつがやったら最悪の結果が目に見えてるやり方だが上手いなと思った

影の薄い人間リーダー格がこまめに声をかける、ってのはハマれば強いのな。でもやはり「あっオタクくんも笑ってるよ」になりそうで怖い

地味ながら尊敬するのは、「〇〇ちゃん癒し〜」とちょっと浮いてるやつを可愛がる女子だよな

あいうのが一人いるだけで集団が随分和やかになる

仕事先で参考にしてるのは、Aさん、Bさんといちいち名前を呼びながら話を振る奴。コミュニケーションの場で満遍なく話を振ってくれるやつがいると、全員がコミュニティに参加できる。円滑なコミュニケーションって業務効率にめちゃくちゃ影響する。ヤバイ。うちの部署にもいて欲しい。

きちんとしたビジネス関係だとその程度の気配りでも上手くいくけど、底辺の集いだとなかなか難しい。昔いたバイト先はセクハラオヤジ店長大学生いじめる中卒フリーターDQNと手癖の悪いパートのおばさんみたいな地獄で、ああい集団はどうやれば上手くいくのか不明すぎる。

そこは奇跡的にも可愛い女子大生の登場で、DQNが惚れ込んで公正、おばさんが世話を焼き出し店長セクハラから女子大生を守り、と上手く回り出しだが、俺の手ではどうにもできなかった。

俺は雰囲気のいいコミュニティが好きだから結構研究しつつ尽力してるわけだけど、腹が立つのはそういう人の努力を水の泡にするためかのように自分自分好き嫌い露骨に表に出すやつだよな。雰囲気ぶち壊し。あと悪口の多いやつ。

愚痴らないとやってられないわ〜じゃなくて、愚痴愚痴言うのはいいか他所でやれよとイラッとしてしまう。いい歳してそれってどうなんだよ。もう少し環境を整える努力をしてくれたっていいじゃないか……

俺はただ仲良く平和にやりたいだけなのにさ、なかなか上手くいかないよなあ。「仲良くしましょう」じゃなくて仲良くする方法を教えてほしいわ。B君を迫害し始めてるA君をどうやって諌めたらいいの?とか、マウンティングがヤバくて浮き始めてるCちゃんをどうやって繋ぎ止めたらいいの?とか、性格が最悪のD君がリーダーになり始めてて暴走しそうな学級をどうやって止めたらいいの?とか、仕事の失敗をEさんのせいにして恨むFさんを宥めて2人の中を良好にする方法とかさあ

まあなんだ、みんな仲良くやろうぜ……

疲れた

2020-09-17

バレエチュチュスカートの中のフリルパンツ

今回もブルマーとは関係ないが

イギリス人ブルマー調査から、ずいぶん遠くまで来た。脱線脱線を重ねてきた結果だ。しかし、昔から気になっていたので、バレエチュチュ(ふわっとしたスカートみたいなあれ)についても調べておこうと思う。子どもの頃に、やっぱりこれがエッチだと思ったからだけではない。どんなことでも、疑問を持ったならば調べることは大切だからだ。それに、こういう素朴な疑問だけれども面と向かって聞きにくいことについて調査し、書き留めておくことは、誤った憶測に対抗する上での価値があると信じている。

これは、単純にお尻フェチだとかパンチラ萌えだとかだけの話ではない。僕たちの欲望がどのような仕組みになっているのか、そして欲望喚起するシステムがどのように働いているのかを理解することは、逆説的に欲望暴走コントロールすることにつながるはずだ。言い換えるならば、社会が求めている女性像/男性から自由になる手段であり、政治広告から発せられる都合のいいメッセージから身を守るすべにもなる。

前置きが長く、堅苦しくなってしまった。どうか肩の力を抜いて読んでいただきたい。

実際、チュチュスカートの中ってどうなってるの?

まずは以下の画像をご覧いただきたい。

https://tutusthatdance.com/blogs/faq/parts-of-a-tutu

これは、クラシック・バレエチュチュ基本的構造である。pantyと書かれている項目に、「ここにフリルが縫い付けられる」と書かれている。要するにお尻の曲線はそこまで丸見えにはならないのである

しかし、このフリルにもいくつか種類がある。英語版wikipediaのtutuの項目には、現代チュチュとして、次の4つが挙げられている。

他にも、日本語版記事には、

短く硬い、釣り鐘状のスカートを持ったチュチュ。通例、パンケーキチュチュより長い。ドガ作品で多く見られる。

https://en.wikipedia.org/wiki/Edgar_Degas#/media/File:Edgar_Degas_-_The_Ballet_Class_-_Google_Art_Project.jpg

これだけを調べるのにも、意外と時間がかかった。当たり前だが、カタログ写真では普通スカートの中まで写さない(というか、写すべきでもないだろう)。「inside pancake tutu」では、こういう資料は見つけたが。

https://www.pinterest.jp/pin/560487116124411506/

http://4.bp.blogspot.com/_Ozo7z2zkqWs/S-i2wVfcR1I/AAAAAAAACYQ/zDek9ewzWno/s1600/platter.jpg

チュチュの縫い方で調べたらもっと出るかもしれない。

結局、その下はどうなってるの? バレエパンツ問題

世の中には私と同じような疑問を持つ御仁もいらっしゃるようである

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11205496201

さて、ウィキペディアチュチュの項目を見ると、「ツン」というパンツ部分を指す言葉が出ている。引用すると「ツン(Tune)はスカートと一体になったチュチュパンツ部分。……(中略)……構造的にロマンティック・チュチュには存在せず、ロマンティック・チュチュではバレリーナ下着としてステージショーツを別途着用する(広義では、これもツンと称する場合もある)」となっており、幾分ややこしい。

また、その下着の項には「チュチュを身に付ける際は下着として薄手のキャミソールレオタード状をしたバレエファウンデーションを着用する……(中略)……色はほとんどの場合ベージュである」との記載がある。

要するに、レオタードみたいになっている場合普通下着を身に着けるし、パンツ部分がチュチュと分かれているものでも、オーバーパンツはいているわけである。当たり前ではあるが。

ロマンティック・チュチュ1832年、「ラ・シルフィード」で初めて案出されたらしいので、先ほどのツンについての記述と比べれば、現代につながるフリル付きの見せパン起源はそこにある、と判断できそうである。ただし、英語版wikipediaには「ツン」の項目はなかった。

また、興味深いのは注釈の「ただし、アンダースコートとは異なり、ツンのフリル横方向よりも縦方向に付けられる場合が多い」という個所だ。確かにさっきの画像でもそうなっていた。フリル趣味時代的変遷だろうか?

で、何でこんなにスカートは短くなったの?

Wikipedia英語版のballetの記事バレエ歴史を振り返ると、拾い読みだが、次のような流れになっている。

まず、バレエ起源ルネサンス期の宮廷でのダンスにさかのぼる(ルイ14世も踊ったほどだ)。それが徐々に劇場で公演されるようになった。

17世紀の頃は、女性衣装は重たい生地と膝丈のスカート構成されていて、動きやしぐさを出すのが難しかった。しかし、これでは動きやジェスチャー制限ができてしまう。これが18世紀になると、スカートは地面からインチの高さになる。色はパステルカラーが主流となり、さまざまな飾りが華やかでフェミニンスタイルを強調するようになる。現在踊られているバレエでは一番古いものがこの時代で、「ラ・シルフィード」「ジゼル」が知られる。以下は18世紀絵画だ。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/49/MarieSalle.jpg

19世紀初頭には、身体にぴったりとフィットした衣装が用いられるようになる。具体的にはコルセットが導入され、身体ラインが見えるようになった。また、花冠、コサージュ、宝石などの小道具も導入された。クラシック・バレエでは「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」がよく知られる。次の画像では、少しスカートが短くなっているのが確認できる。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/72/Giselle_-Carlotta_Grisi_-1841_-2.jpg

そして20世紀バレリーナスカートは膝丈のチュチュとなった。正確なポワント(足の技)を披露するためである舞台衣装の色も鮮やかに変わった。20世紀作品としては、「牧神の午後」「春の祭典」が名高い。1910年写真を貼る。

https://en.wikipedia.org/wiki/Ballet#/media/File:Agrippina_Vaganova_-Esmeralda_1910.jpg

それから現代バレエではこうなる。

https://en.wikipedia.org/wiki/Ballet#/media/File:Grace_in_winter,_contemporary_ballet.jpg

画像をご覧いただければ、スカート丈がどんどん短くなっていくのがよくわかる。

さて、結論を述べよう。Wikipediaによれば、衣装が重いと細やかな表現ができないのと、脚を使ったテクニックを見せるようになったため、スカートが短くなったようである

ちなみに、海賊というバレエでは、へそ出しの衣装存在しているらしい。確かにbunkamura食事に行ったときバレエ衣装を展示していたが、そこにへそ出しファッション衣装があったことを思い出した。バレエにしては大胆だと思った覚えがある。

搾取問題ちょっと真面目に考えてみる

ブックマークコメントはありがたく読ませていただいており、不快だというお叱りも真摯に受け止めたく思っている。確かにパンツじゃないのにパンチラに見えてしまって欲情する人がいるってのは幾分デリケート話題であり、増田ではないとやりづらい。また、どの程度ユーモアを交えて描くか匙加減も難しい。それを受けて、少し考えておきたい。

僕は割と美術鑑賞が好きで、ドガ作品も好きなのだが、その背景を知っていると、手放しで褒めることはできない。再びウィキペディアから引用しよう。日本語版からだ。

エドガー・ドガバレエダンサーを描いていた頃、バレエダンサー現在と違い地位の低い人が身を立てるためにやっていたため、バレエダンサーは蔑まれていた。主役以外のダンサー薄給生活しており、パトロン無しでは生活するのが困難だったとされる。パトロン達は当然男性が多く、女性ダンサー娼婦の如く扱っていたと言われる。かくして、フランスバレエから男性ダンサーはいなくなり、フランスバレエ低俗化することになる。

もちろん、どんな事情があったとしても、弱い存在表現しようとしたドガ作品価値は損なわれない。しかし、僕は問わねばなるまい。スカートが短くなったのは、果たして本当にダンサー意志だったのか、と。そして、女性身体を見せるようになった流れの誕生は、観客も共犯だったのではないか。こうして性的好奇心を持ってしまう僕も、同じではないか

もちろん、過去のことだからからないことが多いし、究極的には真相は明らかにならないかもしれない。女性が美しい肢体を見せたいと思ったとしても、それは男性が主流だった時代文化の中で育ったからそう思っただけなのかもしれず、どこまで本当に主体的判断たか判断は難しい。とはいえ過去人間が何を考えていたのか、それはどの程度自分だけの決断によって決められたことか、証拠が不十分なままでこちらが断定するのは越権行為だろう。

しかしながら、現代に生きる僕らは、自分主体的にしていると思っている行動の多くも、無意識のうちに同時代文化支配されていることには、自覚的であることが求められるだろう。欲望の仕組みを知るとは、そういうことだ。読者諸氏も、自分フェチ起源を考えてみると、きっと得るものがあると思う。

スポーツでも……?

身体を使った表現と性の問題は扱いが厄介だ。ただでさえスポーツは厳しい師弟関係パワハラになる危険があるうえに、新体操などの身体表現のあるスポーツでは、性暴力にまつわる訴訟は絶えない。

スポーツではないが、芸術と性も深い関係にある。どちらも人間の根源に根差しており、安易善悪を論じることが困難だ。バレエ例外ではない。師弟の間で身体が親密に触れあい過ぎて恋愛関係になってしまう例がある。美しさへの憧れが恋愛感情欲望混同されることだってある。現に、男女だけでなく、ディアギレフとニジンスキ―の同性愛関係もよく知られている。こうしたことが、後から振り返ってみれば不適切な関係だった、師弟の力関係を利用していた性暴力だった、と判断されることにもなるかもしれない。とはいえ、これらは個々の具体例によって判断すべきだ。正直なところ手に余るし、多くの人の人生について書くことになる。ここでは語りつくせない。

今までこうした社会的な側面から女性ファッション歴史に触れてこなかったのは、元々は衣装のもの歴史を書きたかったのであり、社会の反応まで行くと本題がその中に埋もれてしまうことを恐れてのことだった。しかしながら、ドガが好きな自分としては、いい機会なのでここで一言断っておく必要がある、と感じた次第である

何を好きになっていいし、対象にはどんな感情を抱いてもいいと思うけれど、歴史や経緯は知っておきたい。それが、芸術スポーツに励む女性性的な魅力を感じてしまう僕なりの折り合いのつけ方だ。そして、盗撮などの犯罪には断固反対する。

結論、まとめ、考察

今後の発展、展望

今回の調査では、見せパン起源と推測される年代までは確認できた。しかし、細部は依然として明らかではないため、何らかの形で補完したい。

そこからメイド服、またはロリータ服における、見られても恥ずかしくない下着について調べるかもしれない(知識がほぼないのでとんでもない誤解かもしれない)。または、キャバレーでのラインダンスバニーガールについて、になるかもしれない。あるいは、再びブルマー回帰するかもしれない。それは明日の気分次第だ。

とはいえ、しばらくは休みたい。自分欲望やその起源について考えることは有意義であったし、文章化することで過度のブルマーへの執着やフェティシズムは手放すことができたからだ。一段落した感じがある。この言語化妖怪名前を付けて対処法を見つけたようなものだろうか。どろどろ、もやもやした不可解なブルマーに対する欲望が、知的ものとして把握できるようになった。

まり増田欲望を垂れ流すことで、落ち着くことができた。知識が増えて勉強になったという肯定的意見、ねちっこく不快だという否定的意見、どちらも自分の姿を客観的に見せてくれた。すべての意見に対して、ここに感謝言葉を述べたい。

おまけ

ドガの絵を見ていたら、レオタードらしいものを見つけた。

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Miss_La_La_at_the_Cirque_Fernando#/media/File:Edgar_Degas,_Miss_La_La_at_the_Cirque_Fernando,_1879.jpg

2020-09-16

anond:20200916213712

エバンゲリオン:人類補完計画のために、謎のロボット兵器エバが登場する。

ドラえもんのび太補完計画のために、謎のロボット兵器ドラえもんが登場する。

エバンゲリオン:謎のロボット兵器エバ0号機のカラーリングは青を基調とする。

ドラえもん:謎のロボット兵器ドラえもんカラーリングは青を基調とする。

エバンゲリオン:謎のロボット兵器エバは時々暴走する。

ドラえもん:謎のロボット兵器ドラえもんは時々暴走する。

エバンゲリオン:謎のロボット兵器エバ使徒と戦うためにいろんな武器を使いこなす

ドラえもん:謎のロボット兵器ドラえもんジャイアンと戦うためにいろんな道具を使いこなす

エバンゲリオン:しばしば女を巡る争いが発生する

ドラえもん:しばしばしずかちゃんを巡る争いが発生する

エバンゲリオン:シンジ君はどうしようもなく軟弱なキャラ設定

ドラえもんのび太君はどうしようもなく軟弱なキャラ設定

anond:20200916164305

暴走やすロボットが出てきて

三石琴乃声と同居してるところとか

クリソツだな!

2020-09-15

潰瘍性大腸炎という病気について

安倍総理が辞任後に会食でワインを飲んだとか、あの手のニュースを見て「仮病だ」と言っている人たちがいる。公文書も破棄するような総理なので、仮病の可能性もゼロじゃないとは思うが、報道内容だけで仮病と決めつけられると、潰瘍性大腸炎患者としては心が痛い。自分も影で「仮病じゃないの?」と言われてるんじゃないか疑心暗鬼になってしまう。

なので、こういう人たちに、潰瘍性大腸炎がどういう病気なのかを知ってもらいたい。

ただし、この病気患者によって症状が異なるので、一般的にこうだということは言いにくい。以下は、あくまで俺自身の症状だということを前提に読んでいただきたい。

症状について

安倍総理辞任の際に広く報道されたので、潰瘍性大腸炎の症状については多くの人が知っているかもしれない。

下痢が止まらず、血便が出る、というのが基本的な症状だ。これらの症状は、免疫系が誤って大腸攻撃するために起こる。

腸で炎症が起きているので、体の怠さと高熱も出る。俺の場合、ひどいときは39度台の高熱が続き、布団とトイレの往復で、一ヶ月の休職を要した。

ただし、人によって症状の内容や軽重も異なるので、上のような症状がない人もいると思う。

活動期と寛解期について

この病気は、活動期と寛解期がある。

活動期は上のような症状で日常生活を送ることもままならないが、寛解期は健常者と何も変わらない。食事普通に取れるし、酒も飲める。なので、寛解期だけ見ていると、「本当に病気なの?」と思われるかもしれない。

活動期と寛解期の周期は一定ではなく、何をきっかけに悪化するかも定かでない。唯一確かなのは、大きなストレスがかかると症状が悪化すること。それ以外はよく分からず、突然活動期が来たり、突然寛解したりする。

そもそもこの病気は原因がほとんど解明されておらず、現状では完治はない。なので、難病指定されている。

薬について

潰瘍性大腸炎の薬は多くの種類があるが、厄介なことに人によって合うものと合わないものがある。

一般的には5-ASA製剤という飲み薬で症状を抑えるのだが、俺はこれが効かないどころか、症状が悪化した。その他の薬も色々試したが、どれもダメで、唯一効いたのがレミケードという点滴薬。今はこれを2月に一度打ってしのいでいる。このレミケードを打つと、数日で症状がなくなり、健常者と何も変わらない生活を送れる。

だが、薬が突然効かなくなることもあるらしく、レミケードが効かなくなったらどうしようという恐怖はある。

ちなみに、潰瘍性大腸炎免疫暴走して起こる病気なので、基本的には免疫を抑える薬を投与することになる。なので、感染症には当然かかりやすくなるわけで、新型コロナへの恐怖は人より大きい。

安倍総理について

安倍総理の症状については、本人や主治医しかからないことであって、何とも言いようがない。なので、推測でしかないが、おそらく新型コロナ対応ストレスで症状が悪化し、薬も効かなくなったのではないか。だが、辞任を決めてある程度ストレスから解放されたこと、別の薬が効いたことで、今はほとんど症状が収まってしまったんじゃないかと推測する。なので、辞任会見の時は顔色も悪くなかったし、会食でワインも飲めたんだろう。

自分も、ストレスから解放されると症状が収まるということは経験してるので、「総理を辞めたら治った」と言われても全然不思議じゃない。「そら、この時期に総理なんてやったら悪化するわ」という感じで、当事者からすると「仮病」とは全く思わない。

まとめ

総理大臣、政治家としての安倍に対する批判は、どんどんしたらいいと思う。俺自身安倍政権には批判的だ。が、病気で投げ出したとか、仮病だという批判は、患者を傷つけることにもなるのでやめてほしいなと思う。

安倍政権に批判的な人たちの多くは、リベラル価値観を大切にする人たちだと思うのだけど、であればなおのこと、病気で人を批判することはしないようにしてほしい。

幻聴暴走 2月 3月 4月 で 3ヶ月分って考えたいたら

5月 6月って意識もしていない言葉幻聴で聞こえて きて 気が狂っていることを自覚

言葉が聞こえる それが 心底 苦痛

 

今までは 自分が考えていることが 音になって 脳内で聞こえたり そらみみ

しょうがないとおもっていたら

234って数えたら 567ってそうじゃない

2+3+4=9だからって 頭が 壊れている

2020-09-14

anond:20200914151539

社会学ヤバい」ということが知れ渡ったのって、キズナアイに雑に炎上を仕掛けたからで、それまでは「変な一部のフェミ暴走してる」って扱いだったんだよね。

ところが、「どうやら社会学という学問のもの堕落してて、まともに査読もないし、学問的にそもそもメチャクチャな状況になってきてたようだぞ」とバレたのがキズナアイ事件以降。

それまで、オタクは「社会学なんてどうでもいい」だったよ。学問のものヤバいという認識一部の人しか持ってなかった。

1 敵既知の攻撃能力保有していない軍隊が本当に、自国防衛に役に立つのか?

2 国民に黙って兵器保有することが許されるか?(実は持ってるから持ってないって言おうぜ問題

 

口先だけも 攻撃としては現実有効である

いわゆる口先だけの軍事力のない軍隊に(国防能力に不備があるといういみで)存在価値があると思えない

だったら金食い虫だから解体論が必要

 

万が一暴走して、他国攻撃したらどうすんの?

 ↓

万が一では確率ありすぎる。

兆が一だとはおもうが、それでも確率が高い

暴走しないように、安全装置を何十にもつけるべきである

本当は持っているのに、無いことになっている攻撃能力には

安全装置をつけようもない

2020-09-13

ツイフェミも怖いが表現の自由戦士も怖い

今まで変なツイフェミ社会学者批判してきたけど、最近表現の自由戦士たちの暴走っぷりっていうか、相手攻撃したいっていう姿勢が見えてくるようになって、結局守る対象が違うだけで、両者とも本質は何も変わんないんだなって気づいたよ

もうどっちも応援も味方もしたくないし、山田太郎議員を静かに応援するだけにしようと思う

20年来の銀英伝ファンからみた今回の揉め事

きっかけになったツイート

銀河英雄伝説リメイク。3期以降も続くのかな。もしそうなら、男女役割分業の描き方は変更せざるをえない気がする。旧アニメのままだと、さすがに時代にそぐわない。作品として大変に面白いのは踏まえたうえで。…なんてことを書いたら炎上するかな。

https://twitter.com/brighthelmer/status/1304248768896921603

実際のところ、昔のドラマアニメを見ていると、価値観の変化がもっとも顕著なのがジェンダーの描き方だという感はある。そういう変化を踏まえたうえで作品を楽しめばよいわけで、ジェンダー関係の指摘は作品全否定することだというのは違うと思うんだけどな。

https://twitter.com/brighthelmer/status/1304248771631632384

なお、個人の感想ですので作品に何ら干渉する意図はありません。NHKに投書もしませんし、BPOねじ込んだりもしません。三期があるのを皆で祈りましょう。

https://twitter.com/brighthelmer/status/1304509133895290880


原作者田中芳樹さんのスタンスらいとすたっふ安達裕章さんの過去ツイートより)

このあたり、マッグガーデン版の巻末付録につけた田中さんインタビューで聞いたなあ。執筆当時の「30代男性」と現在のそれでは、かなり大きな差があるもんね。あとは女性兵士の描き方とか。田中さんも「いま書いたら、ずいぶん違う作品になったと思う」って言ってたわ。

https://twitter.com/adachi_hiro/status/1268192130997997568

それについては作者の田中さんも、当時の自分もつ軍人イメージ男性中心だったことを認めたうえで、いまの自分が『銀英伝』を書いたら、女性活躍もっと多く書いただろう、と言ってました。

https://twitter.com/adachi_hiro/status/969445867986890752


増田個人の感想

タイトルの通り増田20年来の銀英伝ファンですが、私が銀英伝を知りネット掲示板個人サイトなどを見始めた当時からファンによる「銀英伝女性キャラステレオタイプ過ぎる」とか「田中芳樹女性を描くのが下手」みたいな批判は当たり前のものとしてありました。今回炎上した冒頭のツイートもそれと同系統のものであり、作品内の女性の扱いに対する感想としては見慣れた内容で特に違和感はありませんし、個人としての違和感を述べたうえでリメイクにあたってのアップデート希望するものであって、それ自体問題があるものとは思えません(なお、「Die Neue These」はリメイクではなく「原作の再アニメ化」なので、その点は事実誤認なされているものと思います

また、続いて安達さんのツイート引用した通り、原作者は「銀英伝における女性キャラ活躍が少ない」という点について、それを創作上の弱点(という言い方が正しくなければ上手く描ききれなかった部分)だと認めていて、当時の自身理解価値観を前提とした描写だったとしたうえで「いまなら別の描き方をしていた」というスタンスをとっています

男女役割分業の描写については特にスタンスを明確にしているわけではないですが、上記のように女性活躍社会進出については当時といまとで違った描き方をするだろうことを認めていることから考えるに、現在価値観にそぐわない描写があることは作者自身否定しないものと思われます原作で描かれたヤンとフレデリカ生活描写を「現在価値観にそぐわない」と判断するかはわかりませんが)。

このように、冒頭のツイートは以前からファンの間でも作品問題点のひとつとして挙げられていた描写について、あくまでも個人意見として再アニメ化を行うにあたり違和感のないようアップデートしたほうが良いと述べるものであり、いっぽうで原作者原作には様々な問題点があることは認めたうえで「いまなら別の描き方をする」というスタンスをとっているわけです。

実際にそれらの描写を変更すべきか否かはそれぞれで判断が異なるのは当然としても、こうした意見に対して「現代にそぐわないから変えろって言いだす社会学者やべえ」などと嘲笑するのは原作者スタンスを含めて明らかに論点を見誤っていますし、「銀英伝を燃やしに来た」などと反応するのは過剰です。挙げ句社会学者というツイート主の職業フォーカスしてその職業全体を否定するような言説まで行うのははっきり言って異常だと思います

■余談

本件もそうですが、ポリティカル・コレクトネスを巡る議論においては「過剰なポリコレ押し付けるな!」などと主張する批判側にも個人意見に対して過剰かつ攻撃的な言動を繰り返す「反ポリコレを旗印に個人を抑圧するネット憂国騎士団」みたいな存在も目立ってきており、まともな議論が成立しづらい状況になっているように思います

創作物それ自体だけでなく、創作物に対する意見批判を含めての「表現の自由」です。「表現の自由」を訴えるのであればその点を見誤るべきではないし振る舞いも自制するべきではないでしょうか。

さらに余談

「Die Neue These」も良いですが、原作ファンとしてはいウルトラジャンプで連載中の藤崎竜銀英伝激推ししたいです。キャラクターやエピソードは本伝・外伝OVAなどからの好いとこ取り、それも全体として齟齬がないように再構成されており、さら物語キャラクターをより魅力的にみせるような改変も随所になされていて、原作を知らない人はもちろんですが、原作特にOVA)を良く知る人こそ色々な改変や小ネタ伏線を見つけながら楽しむことができるとてもよい漫画となっていますフジリューはいいぞ。

追記

銀英伝』の話題の火元を把握した。原作ファンが怒ってるけど、たしかマッグガーデンノベルズ版収録の田中先生のロングインタビューで、「フレデリカまわりの描写は、今だったらもうちょっと違うものにする」みたいなことをご本人がおっしゃってなかったっけ? 手元に本がないのでアレだけども。

https://twitter.com/maeQ/status/1304686580699783168

知人から田中芳樹先生がフレデリカ描写について触れているインタビューソース画像が送られてきた。私の責任引用しますね。出典は『銀河英雄伝説 6 飛翔篇 』(マッグガーデンノベルズ) の297ページ・298ページ。商品リンクもしときますhttps://amzn.to/33ncPLt

https://twitter.com/maeQ/status/1304686580699783168

(フレデリカ料理描写について)ただ、これも三○年以上前から許された表現なわけで、いまの時代にはそぐわないと思いますヤン料理家事をしても良いわけですから

https://twitter.com/maeQ/status/1304686580699783168/photo/2

このインタビューを読めば分かる通り、原作者自身問題視された描写についてはっきり「いまの時代にはそぐわない」という認識を示しています原作者現在価値観スタンスはむしろ冒頭のツイートに近いわけです。にもかかわらず、「あの描写時代にそぐわないかリメイク(再アニメ化)では変更したほうがいい」という意見を言っただけの個人に対して今回のような揶揄嘲笑攻撃が向けられる状況はやはり異常だと思います

原作者を完全に置いてきぼりにして創作物への批判的言説を行っただけの個人を過剰に攻撃する。

本件はポリコレ批判派の暴走と言って差し支えないものだと考えます

2020-09-11

逆に精神的に健康作品コンテンツについて考えてみた

前回はこちら 

https://anond.hatelabo.jp/20200911202150

精神的に不健康作品コンテンツの例として、青年向け漫画も取り上げる予定だった。もつあきさんと無望菜志さんと朝凪さんを取り上げようと考えていた。

迷った挙句に書かないことにした。男性しか読んで楽しめないものは書くべきではないと考えたからだ。かといって、私がボーイズラブ世界に足を踏み入れるわけにもいかず。

その代わり、ブクマコメント要望のあった、精神的に健康コンテンツを取り上げてみようと思った。

各編ひとつずつ選んで紹介する。ひとつにつき1000字程度。たまにネタバレをする。

漫画

火の鳥

 久しぶりに読み返して、精神的に不健康作品ってそもそもどんなものなのか?と自らに問いかけることになった。

 これは面白い。「何も聞かずに読んでみて!」と無条件で人に勧めることができる数少ない漫画だ。

 火の鳥。生き血を飲むと不老不死になる。彼女(?)は人間世界を見守っている。たまに人間に捕まえられて血を取られたり、稀に自分から血をあげることもある。その血を巡ってドラマが繰り広げられる章編もあれば、そもそも生き血を飲みたいという展開のない章編もある。

 精神的に不健康描写が数多くある。不老不死テーマなだけに理不尽な死も多い。エロもあるし、グロもある。昔の漫画なのでよくない言語表現もある。

 でも、読んでいるうちに何が何だかからないまま時間が経って、読み終えると心が静かになっている。何も考えられない。心が作品に持っていかれる。

 前々回の記事で、『完全なる経営から読み取ることができる、精神的に健康人間要件として以下の5つを挙げた。

 ・今の状況をありのままに捉え、不確実な状況でも耐えることができる

 ・創造的やユーモアがある

 ・自分自分に関わる人間幸福を願う

 ・夢中になれる物がある

 ・自分能力を惜しげなく発揮している

 火の鳥に出てくる主要人物は、このいずれかを必ず持っている。持っていないこともあるが、成長とともに持つようになる。

 どのシーンも主人公に厳しい。安息の時はない。あったとしても理不尽に打ち砕かれる。各編の主人公には欲しいものや、なりたいものがある。それらを目指して戦い続ける。

 彼らが生の終わりを迎えた時、死の跡には必ず何かが残っている。

 精神的に健康/不健康作品を分かつものは、破壊創造バランスなのだと思う。精神的に不健康作品コンテンツは、最後は何かが崩壊して終わる。対して、精神的に健康作品というのは、最後に何かが創造される。

 物語過程で、登場人物が絶えず営為を繰り返している。だから読者の心に爪痕が残る。

アニメ

プリキュアシリーズ

 精神的に健康になりたいのなら、土日の朝にやっているアニメを見るのが近道かもしれない。

 人として正しい道へと導いてくれる作品が多い。

 プリキュアはその筆頭だろう。プリキュア作品を見た児童は、正しい人格の在り方や、仲間のために何をしてあげればよいか、敵に対してはどのような態度で接すべきかなど、社会生活を営むうえで大事なことを学べる。

 大人が視聴すると、忘れかけていた大事なことを思い出させてくれる。

 今やっている『ヒーリングっどプリキュア』だと、15話がよかった。のどかラビリンがあることをきっかけに喧嘩となり、冷戦状態になる。なんというか、リアルなのだラビリン問題行動を起こすきっかけも、のどかが怒った理由も。ケンカ中の態度も。

 イザという時にケンカ裏目に出てしまう。信頼関係がなくなったせいで〇〇に失敗する。

 ラテ仲介によって二人は仲直りするのだが、これもまたリアルだ。現実でも、こんなやり取りを見たことのある人がいるのではないか

 創作世界に生きている人間を、現実に生きているように描く。これができるのは一流の作品だ。当たり回はいくらでもある。騙されたと思って是非視聴してほしい。

(余談)

 大人児童向けアニメを見ても面白くないという意見もある。特に作画児童向けアニメというのは、1年間放送する関係で1話当りの予算が少ない。作画がよくないイメージが強いのではないか

 その点は安心だ。ハートキャッチプリキュア!の辺りから予算が上がっている(ような気がする)。それまでのプリキュアシリーズというのは、月に一度は作画が崩れてプリキュアの顔がおっさんになるという事態が生じていた。

 いい時代になった。ただし弊害もある。スタッフお気に入りプリキュアが贔屓されるようになった(※今は特定キャラが贔屓されることはない)。個人的意見になるが、キュアムーンライトの変身時の作画枚数が少ないのは、キュアサンシャイン変身バンクを盛大にするために暴走したスタッフのせいだと思っている。

 プリキュアシリーズがたくさんありすぎて選ぶのがしんどいと思われた貴方には、私が選んだ大人向けのプリキュアを紹介させてもらう。作品紹介は最小限に留めている。

 ★ハートキャッチプリキュア!2010年

  キャラデザは子ども向け。物語シリアスファッションショー回にスタッフの愛を感じる。

 ★スイートプリキュア♪2011年

  本物の友情を描いている。硬派で軟派。中学生なのに色気がある。

 ★ドキドキ!プリキュア2013年

  男の子向け? 保守寄りの価値観ベースにしている。お笑い描写に定評がある。

 ★Go!プリンセスプリキュア2015年

  誇りや気高さ、心の強さを描いている。みんな大好きキュアトゥインクル

 ★魔法つかいプリキュア!2016年

  少女友情がメイン。スイプリに比べれば甘々な感じ。最後の方は泣ける。

ゲーム

・かたわ少女

 フリーゲームだ。一時期話題になったので知っている人もいるだろう。

 主人公ヒロインは、病気障害を持っている。主人公である中井久夫は、ある時に心臓であることが判明し、30まで生きられるか怪しいという状態物語スタートする。

 ヒロイン障害は様々だ。目が見えない子、話すことができない子、足がない子、手がない子、火傷のある子……。

 この作品の、いったい何が精神的に健康なのかといえば、キャラクター同士の人間関係の深みを追体験できることだ。

 外国人の有志が作ったゲームなので、そのあたりの深みはとんでもない。愛情で繋がるシーンが感動的なのと同じく、信頼が消えるシーンもまた同じくらいの衝撃で心を抉ってくる。

 笑美のルートがよかった。外国人から見たとき模範的恋人同士ってこうなのかな、というのが伝わってきた。個人主義秘密主義を貫いていた笑美が、心の弱さを久夫に見せられるようになる過程に癒された。

 テキスト量が凄まじいゲームなので、ホームページを読んで感じるものがあった子をプレイするのがいい。

 ゲーム編の番外作品として、高橋邦子シリーズを挙げる。

 某動画サイトではお馴染みのシリーズであり、2011年頃までは定期的に動画投稿をしていた。

 このシリーズは、各作品制作時期によって印象がてんで異なる。

 初期の作品は見るに堪えない。まさに精神的に不健康だ。理不尽な死は基本であり、人権侵害を地でいっている。実際に見てみるのが一番早い。

 時代を経て作風は変化する。

 初期に投稿されたのは、邦子子どもの頃に作ったと思われるものだ。キャラクターはとりあえず雄叫びを上げ、とりあえず戦闘突入し、とりあえず死ぬ。そんな作品しか言いようがない。ただし、作者のセンスが飛び抜けているので結果的面白いストーリーになる。

 邦子大人になってから作ったと思われる作品は、初期のものとはまるで違う。理不尽な死が基本であるのは変わらないが、以下の特徴が挙げられる。

ユーモア意識している。特にセリフ回し。

視聴者テンションの変化を読んでプロットを組んでいる。ハリウッド映画研究している。

・真面目でひたむきなキャラが無残な死を遂げるのが減った

 現在新規作品がアップされることはまずない。

 高橋邦子大人になってしまったのだと思う。新しめの作品を視聴すると、このことがよくわかる。

 精神的に若くないと、ああい作品を作るのは難しい。例えば、会社員として適合してしまうと、そっち方面アイデアが湧いてこなくなる。

 邦子作品をまた見てみたい。

小説

百年の孤独

 1967年に発表されたガルシア・マルケス長編小説

 これまでに30ヵ国語以上に翻訳され,1000万部以上を売ったとされる。架空の町マコンドの創設から、その滅亡に至るまでのブエンディア一族歴史が描かれる。

 ブエンディア一族は、みな自らが決めた使命や、本能のままに生きている。長生きした者もいれば、短命だった者もいるが、誰一人例外なくキャラクターが濃い。

 キャラの立ち方について、「根が明るい」とか「聡明」とか「向こう見ず」とか、そういう言葉で表すのではなく、具体的なエピソード表現している。

 読了後は放心状態になる。静かな気持ちの中で、この本を選んでよかったという感慨を得ることができる。

 大衆向けの作品でありながら純文学でもある。思わず吹き出ししまうシーンもあれば、「お前ここで終わるんか…」みたいに物悲しいシーンもある。

 一番のおススメは文章だ。一文字文字読書中の脳に突き刺さる。以下の例はほんの一部だ。

 屋敷のなかが恋であふれた。アウレリャノはその恋心を、初めも終わりもない詩にうたい込めた。メルキアデスからゆずられたざらざらの羊皮紙や浴室の壁、自分の腕にまで詩を書きつけた。あらゆるものに、変身したレメディオスの姿を認めた。午後二時の睡魔をさそう風のなかのレメディオス薔薇の穏やかな息遣いにつつまれたレメディオス、蛾の浮いた静かな水時計のなかのレメディオス明け方パン匂いにただようレメディオス。いたるところにレメディオスがいた。永遠に変わらぬレメディオスがいた。 P.73

ホセアルカディオが寝室のドアを閉めたとたんに、家じゅうに響きわたるピストルの音がした。ひと筋の血の流れがドアの下から洩れ、広間を横切り、通りへ出た。でこぼこの歩道をまっすぐに進み、階段上り下りし、手すりを這いあがった。トルコ人街を通りぬけ、角で右に、さらに左に曲り、ブエンディア家の正面で直角に向きを変えた。閉っていた扉の下をくぐり、敷物を汚さないように壁ぎわに沿って客間を横切り、さらひとつの広間を渡った。大きな曲線を描いて食堂テーブルを避け、ベゴニアの鉢の並んだ廊下を進んだ。アウレリャノ・ホセ算術を教えていたアマランタの椅子の下をこっそり通りすぎて、穀物部屋へしのび込み、ウルスラパンを作るために三十六個の卵を割ろうとしていた台所にあらわれた。

「あらぁ大へん!」とウルスラは叫んだ。 P.142~143

 モンカダ将軍は起きあがって、シャツの裾でべっこうの分厚い眼鏡をふき、次のように言った。「恐らくね。しかし、わたしが気にしているのは、銃殺されるかどうかということじゃない。結局のところ、われわれのような人間にとっては、銃殺自然死と変わらないんだから」。 P.172

 真ん中の描写は、マジックリアリズムという。

 現実世界ではありえない現象を何度も何度も描くことで、読者に対してこういう世界なんだなと思わせる。慣れてしまうと、どんな不思議な情景が現れても自然に読める。この小説マジックリアリズム極致にある。

 時間のある人は図書館で手に取ってみよう。時間のない人はほしい物リストに放り込もう。

YouTube

フェルミ研究

 イラスト形式人生に役立つ知恵を提供している。あなた動画を見たことがあるかもしれない。

 このコンテンツも、高橋邦子と同じく、作者が人間的な成長を遂げたタイプだ。

 初期の頃は、インターネット上の疑問やネタを集めて電撃ランキングやその他まとめ的な成果物を作り、電ラン子というキャラクターに解説させるスタイルだった。

 だが時を経て、そういったランキングで使うテーマや疑問、ネタを自らの手で作り出すようになった。

 そこまで珍しい作風ではない。ほかにも、「ネタざんまい」や、「これ本当かも」、「アシタノワダイ」、「セカイノフシギ」など、イラスト形式日常・非日常の疑問を解説するページはけっこうある。

 フェルミ研究所が、類似コンテンツよりも抜きん出ているところ――精神的に健康な要素というのは、ひとえに笑いだ。

 他に比べて、フェルミ研究所が一番笑えるし、絵も可愛いし、ネタ豊富だ。他のコンテンツは、ストーリーの傾向がシンプル意味で「精神的に不健康である

 一応はディスる内容なので、どのコンテンツがこういう内容で精神的に不健康である~といった具体的な説明はしない。

 一般的な傾向として、ストーリーが語られる中で不幸になるキャラ存在している。そんな、不幸になった人物ラストに描くことで、視聴者に「ざまあみろ」という感情を吐き出させる。

 精神的に健康人間は、そういったコンテンツを好まない。再生ボタンを押したとしても、臭いを感じた時点でページを閉じる。

 フェルミ研究所にしても、初期~中期にかけてはやりたい放題やっていた感がある。

 恋愛を扱った回だと、童貞を煽るようなナレーションを連発したり、女性キャラ恋愛に挑んで失敗した男性辛辣セリフを吐いたりしていた。

 今では、そういった描写は少ない。むしろ恋愛に挑む若者応援するような作品を作るようになっている。

番外編(R-18

スミヤ

 青年向け漫画活躍している。性別非公表一般的エロ漫画に比べて絵が独特なので見たらすぐにわかる。

 ここで取り上げる理由は、その物語性にある。

 男女別の作品を好む傾向として、「男性シチュエーション萌え女性人間同士の関係性に萌える」というのがある。

 スミヤ作品には、そのいずれも在る。

 このふたりはこういう関係で、あの時こんなことがあって、だから今はお互いにこう思っている、といった情報さりげなく挿入されている。読者はこれから行為をする者同士の気持ちを知ることができる。

 では、肝心の行為をしているシーンはどうかといえば、これがまた…略

 はてな匿名ダイアリーなので、あまり詳細に書くことはできない。一般的男性であれば満足できる。「スミヤでは抜けない」といった意見もあるが、漫画をよく読んでいないからだ。

 肉々しいタイプの絵柄ではないので、作中の行為だけを見て興奮するのは難しい。ふたり関係性を理解したうえで楽しむのが筋といえる。

 男性向けのエロ漫画において描かれる女性というのは、実は女性ではない。女の姿をした男だ。最初は嫌がっているものの、性的な興奮によりスイッチが入り、快楽に抗えなくなる。最後は自ら求めるようになる――愛よりも肉を優先せざるをえない。それが男だ。

 スミヤ作品純愛が多い。ふたり愛情を描いたうえで行為表現する。最初愛情がない時もあるが、ラストではお互いに何らかの感情が芽生えたことが示唆される。

 それらに触れて、多くの感情を得ることができた。もちろん、他の作家からも得られるものは多かったけれども、ここでスミヤを紹介したのは、「これって男性から女性からウケるんじゃないのか?」と私が勝手に思ったからだ。面白くなかったらごめんなさい。

2020-09-09

つるの剛士を叩いてる人ら

正義暴走が今までどれだけ大量の人間を殺してきたか考えたこともないんだろうな

2020-09-07

ペラコン2020の意義や問題点を整理してみる


2020-09-05

anond:20200904075613

正義感法律について自分も感じた事。

YouTube動画スーパー駐車場に斜めに車を停める車を一方的ナンバーごと移す動画がアップされていた。

自分が気に入らない行為を当てはめて「こんな輩は動画晒し上げられて当然」といった晒し上げを肯定するコメントが多くてゾッとした。

自分不快に思った人間私刑としてネット上に晒しあげられるのだ。

誰にも他人迷惑をかけて生きては行けないのだ。という考えの人間ばかりで吐き気がした。

もちろん迷惑行為肯定する気はないが、間違った行いで、むしろUP主の方が違法行為を働いているだろう。

個人正義感暴走は止められない。怖い。

2020-09-04

スマホの普及と民主主義崩壊

スマホが普及し、誰もが情報を発信できるようになった事で

マスコミ凋落が始まって久しい

最初マスゴミザマーミロぐらい思っていたが、思ったよりも影響が大きくて少しびびってる。

これまでは曲がりなりにも高等な教育を受けた者達が愚民誘導できていたのが

今は愚民愚民誘導し合っていて収拾がつかない状態だ。

トランプ躍進、ポリコレ暴走、BLM暴動全部根は同じ

民主主義は大なり小なりマスコミによる誘導により成り立っていたのに

その根底崩壊してしまった

民主主義はもうダメかも分からんね。

スマホの普及と民主主義崩壊

スマホが普及し、誰もが情報を発信できるようになった事で

マスコミ凋落が始まって久しい

最初マスゴミザマーミロぐらい思っていたが、思ったよりも影響が大きくて少しびびってる。

これまでは曲がりなりにも高等な教育を受けた者達が愚民誘導できていたのが

今は愚民愚民誘導し合っていて収拾がつかない状態だ。

トランプ躍進、ポリコレ暴走、BLM暴動全部根は同じ

民主主義は大なり小なりマスコミによる誘導により成り立っていたのに

その根底崩壊してしまった

民主主義はもうダメかも分からんね。

anond:20200904043108

管理者がつまんないやつで暴走したって話しでは?

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