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はてなキーワード: 早乙女とは

2023-10-13

anond:20231013234337

有名な遍昭僧正の歌だよ。

古語では助詞ではなく一般名詞しかも語頭であっても「を」を表記する事例がたくさんあったよって話。

 

んで「おとめ」も正しくは「ウォとめ」だけどそれも発音とかこだわってるのかね。愛媛県元増田くんは。

早乙女さんがサウォトメさんとかちゃんとやってんの?

そこまでの教養ないならニワカじゃん。

 

まあ元増田けが悪いんじゃないとすれば平成あたりで中高生合唱コンクールで優勝とらせようとしてへん音楽指導者がわいわいいってたんだろうな。

江戸仕草とか、韓国起源説とか、水に感謝すると結晶がとか、統一の壺とかとおなじで個人の思いつきがひろまっただけのそれらしいデマだろ。

プジワラノプピトとかもそれだろ。

あんまりデマに踊らされたまま他人ドヤ顔すんじゃないよ。黒歴史

2023-04-06

うたの☆プリンスさまっ♪ 最近時系列

うたの☆プリンスさまっ♪10年以上身をおく者が、状況・思考整理のために書いています

から見てる方には、今回の件が長年の色々が積もり積もっての大炎上であること、

4月以降の時系列」だけ把握していただければいいです。

長いのは重々承知なので、暇な人だけ読んでください。

 

 

目次

  3月   直前までのフラストレーション

  4月1日  うたの☆プリンセスさまっ♪発表

  2日夜  上松さんお気持ちツイートガソリンをまく

  2日昼  上松さん追いガソリン

  3日昼  スタッフ開発日記更新

  3日夜  ElementsGarden富田さんが薪をくべる

  5日   ブロッコリーIR発表「弊社新規コンテンツにつきまして」

 

 

大荒れした大まかな前提要素

 (プリンス側ではMV自体が滅多に作られない)

 (2016年6月PSP Vita原作ゲーム続編制作を発表以降PSP Vitaも終了し、

  2019年Switchで出しますの情報しかきてない)

 (HE★VENSアニメで登場の為ゲームはなく、新作ゲームで出るはずだったのに待たされいる、キャラクターの深掘りが出来ないまま)

他にもあるでしょうが、大きな要素はこの辺だと感じています

 

ちなみに原作ゲームについては、PSPで出た「6作」を全てPSP VitaSwitch移植

同じゲームの焼き直しを特典だけ変えて発売してきた経緯があるので、古参ほど重課金になる。

(特典も店舗別で何種もあるし、特典分高額になる)

私も全部2本ずつあるし最初に出たゲームは3本ある。(4回出てる)

Switch移植時には3本連動特典で「楽曲CD(2曲)」もされてます

アイドルジャンルにおいて楽曲CDなんて1番欲しいやつです。

 

 

炎上時系列

🔸3月 直前までのフラストレーション

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【グッズ通販

下記予約締切のグッズが、全て2023年3月に発送予定となる。

この時点で不安視されている。

A:2022年10月(発送予定:3/上)

B:2022年11月(発送予定:3/中)

C:2023年 1月(発送予定:2/下~3/上)

 

特にライブグッズ」であるSSSグッズ(A)の事前通販が手元に届くまでに人によって10日程バラツキが出たこと、

更には「3月10日(金)棚卸しの為、以降の発送は13日から」の知らせもあり、届かない層に不安が広がった。

元々「上旬」とされていたので、みんな不安から文句を言いつつも待っていた。

トレーディング商品多数のため、ライブ日までに交換を間に合わせたい等の思いもあった。

この時、一部梱包缶バッジなどの小物が段ボールの底に挟まっており、下手をすれば外に出ていた等の報告が出る。

通販事業委託してから梱包が粗くなった)

 

ライブグッズ最終便と同時期発送のもの(C)はギリギリ10日に発送メールが届く。

中旬発送のもの(B)があり、それも10日に発送メールが届くがメール内の「送り状番号」が一向に配達業者登録されず、

数日後に「発送準備は完了しているが、業者にはまだ出していない」のお知らせが届く

(発送登録時点でメール通知まで完了するシステムなのではと予想)

 

 

イベント物販】

3月23~26日「SHINING STAR STAGE」(通称SSS

当日物販用に「新規アイテム」9種を追加、その内3種がトレーディング商品で、イベントビジュアルを使ったアクスタ等の目玉商品

・当日物販は事前抽選

・30分枠で300番台が確認されており、当日は予想通り1時間程度ずれ込んでいた

・トレーディング商品(各11種)の上限30

・目玉商品のアクスタが2時間足らずで完売

・日割と言われていたが、明らかに日が経つほど完売が早くなる(機会の不公平感)

・「会場内でのトレーディング行為禁止です」と開催中都ツイートされているが、トレーディングスペースはないので

「トレーディング商品を出しているのに??」と反感を買う。

・事後通販で各種トレーディング商品の上限が「120個」となり、「アクスタ120」をトレンド入りさせる。

とにかく在庫を持ちたくないのか、イベントの度に上限大盤振る舞いをする割にすぐ枯らす(事後通販をするのになぜなのかいつも不思議) 

 

 

🔸4月1日  うたの☆プリンセスさまっ♪発表

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うたの☆プリンスさまっ♪エイプリルフールは、のちの企画予告的な意味合いを含む時があるので注視される。

単純にトンチキ企画ブラウザゲームを作って楽しませてくれる年もあるのでみんなこちらを期待している。

今年は24時間で1時間に1本動画配信をしてくれるという最高企画だった!

みんなが見たかったやつがそこにあった。

 

そんな中で原作者がハッピーエイプリルフール☆と「うたの☆プリンセスさまっ♪」発表しざわつく。

https://twitter.com/agematsu/status/1641823451496464384

企業のパロ企画だと思っていた人、急に出てきた「プリンセス」に戸惑いを隠せずいる人、

エイプリルフール企画にしては「オーディション」等ガチっぽいので不安になる人、

ひとまず目の前のプリンスたちのエイプリルフール企画が最高なので意識の外に追いやる人など

TLは混沌を極める。

 

疑心暗鬼の中、上松さんが昼過ぎに「エイプリルフールが終わったら伝えたい事がある」とツイート

またもTLをざわつかせる。

 

 

🔸2日夜 上松さんお気持ちツイートガソリンをまく

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うたプリ作詞作曲の休業」を個人アカウント宣言

うたの☆プリンスさまっ♪は数年先までイベント企画が決まっているのは

みんなの知るところなので、曲にストックがあるのは分かっている。

誕生日等にプリンスたちの個人Twitterアカウントが動き、半年先の企画示唆などがよくある)

 

・この休業宣言会社を通さず、思いつきで個人アカウントで言ってしまコンプライアンス意識の欠如

 

作曲家が休業していようと表に出さなければこちらは知りようがなく、ストックが2~3年分あると

いうのなら尚更、表に出す必要のない情報を「ファンきっかけ」と言ってしまうところ

 

・「プリンセス」も同時進行だったのでこっちもやりますは、既に企画が動いているだろうから止められないにしても「同時進行」に疑問符がつく

(当時、男性アイドルものが無かったので企画は色んな大手に断られ、ブロッコリーでやっと拾ってもらえたエピソードは何度もされており、

プリンセス」がいたならそちらは大手に拾ってもらえたのでは?/熟成しきったコンテンツ相乗りするには出すタイミングが遅すぎる。等)

 

尚、この際上松さんが代表取締役社長をしている「アリアエンターテインメント」の副社長アカウントではこれらのお気持ちツイートRTされており、

それに対しての言及特にないままで「誰も止められる人が居ないのか」と絶望する。

 

 

🔸2日昼 上松さん追いガソリン

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bioに「うぅ。炎上」を追記し、(5日に削除済)

エイプリルフール……だよね?」と書かれた記事ツイートに「う…」と引用ツイートをする

https://twitter.com/agematsu/status/1642701566946988032

これにより一層、構ってちゃんメンヘラおじさん等言われてしまうが

これはあまりあんまりではないだろうか。誰かSNSを取り上げてくれ。

「うぅ。炎上」を追記する際に「うたの☆プリンスさまっ♪」と書かれていた部分が「うた☆プリ」になっており、

その為に文字数削ったのか……?まで言われる。

 

 

🔸3日昼  スタッフ開発日記更新

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https://www.utapri.com/staffblog/2023/04/03/230403/

うたの☆プリンスさまっ♪には、誕生日イベントのお知らせに使われているブログがあります

今回はそこでスタッフによる「エイプリルフール企画をご覧いただきありがとうございました、と今後の告知済の予定、

まだまだ楽しいことを準備していること、

ゲーム開発メンバーも引き続き頑張ってまいりますので

今後とも「うたの☆プリンスさまっ♪」をよろしくお願いいたします……!」のメッセージ

現場の人が出せる精一杯のものだと感じましたし、ゲーム開発が進んでいることも示唆されました。

10年以上このブログ見てきたけど、トレンドに入ったのなんて初めてだよ……こんなことで…

 

 

🔸3日夜 ElementsGarden冨田さんが薪をくべる

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「うちのボスですが、私は信じてます。何も変わらずに。本当に何も変わらない。

大丈夫です。」「信じてください」

https://twitter.com/tomitaakihiro/status/1642925621235044357

信じていたらこの状況だったのですが。

何故荒れているのかを把握していないようなお花畑ツイートで更に荒れてしまう。

何を言うかより、何を言わないかの方が重要だと改めてわからせてくれた。

申し訳ありません、冨田さんの漢字を間違えていたので修正しました)

 

 

🔸5日  ブロッコリーIR発表「弊社新規コンテンツにつきまして」

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新規コンテンツについてなので、うたの☆プリンスさまっ♪騒動については何も書かれていない。

https://www.broccoli.co.jp/news/backpri_230405/

『「うたの☆プリンスさまっ♪」とは異なる世界お話として展開』するなら「うたの☆~」を冠する必要性がないのでは……?

お忘れかもしれませんが、「うたの☆プリンスさまっ♪」は、アイドルゲームではなく、「乙女ゲーム」なんですよ。

 

知りたいのは新規コンテンツのことより、上松さんの暴走についての「ブロッコリーとしての見解や今後の対応」です。

すぐ結論出せない・言えないにしても「現在対応協議中につき今しばらくお待ちください」とか何かあってもいいと思うんですが、

おそらく何もする気ないんだろうな……という諦念、ブロッコリーElements Garden権威勾配がキツそうという感想

 

ほぼ同時刻に「アリアエンターテインメント」も「ニュース」を更新しているが、ブロッコリーのお知らせのURLを載せただけの内容となっている。

https://www.ariamusic.co.jp/news/2023-04-05.php

御社社長やらかしているのですが………(ここが1番ヤバいと思っている)

 

 

キャラクター類似性ロゴについて

 

🔸うたの☆プリンスさまっ♪にいる「カミュ」と酷似するキーワードもつ人物がいる

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https://twitter.com/hputa777/status/1642190603692937216

上記ツイートのツリーにもあるが

「跪く」「忠誠を誓う」「愛を与える」

原作ゲームでも「カミュ」の重要なアイデンティに関わる部分でもあるので、

タイトルを冠するキャラクターでここを使われると本当にキツイ推しです。

上松さんも散々これらのキーワード歌詞を書いてきているのに気づかないはずがない。

 

🔸ロゴについて

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https://backpri.com/assets/img/character/logo-silent-queen.png

2グループのうち、SILENT QUEENロゴで色のついた★が3つと色のない★が1つあります

おそらく今後追加され、4人体制示唆されているのですが、それをするとST☆RISHファンが荒れます

原作ゲームには「ST☆RISH」はなく、アニメで初めて結成されたのですが

元々6人で始め、原作ゲームではシークレット扱いだったアイドルが合流して完成形となります

 

ST☆RISH」はメンバー名前を一文字ずつとっているので、アニメでも最後メンバーが加入した際は

ST☆RISHの☆は愛島セシルのAだった」のセリフがあった経緯があります

そんなところまで踏襲されると心穏やかではいられません。

ちなみに、プリンス側には「QUARTET NIGHT」という4人組先輩グループがいます

プリンスナイトプリンセスクイーン、単純な連想ゲームしょうが

QUARTET NIGHT担の私は「世界観違う割にめちゃくちゃ寄せてくるやん……」とは思っています

 

 

プリンス」「プリンセス」の同時進行についての疑惑

https://twitter.com/Nelly_69_870/status/1643571155486507008

「◆2日夜 上松さんお気持ちツイートガソリンをまく)」でも書きましたが、

男性アイドル作品推していきたい」を各所で断られてる中で、

同時に「女性アイドル」を用意しているのも矛盾しているので後付感がすごい。

上記ツイートでは過去発言から、「同時進行していたのはシンフォギア」だったので、そちらに延焼しないことを願っています……

 

 

どうすればここまで炎上せずに済んだのか

「うたの☆プリンセスさまっ♪」を使わなければ……、の一点に尽きるかと思います

過去性別反転グループを出して炎上してきたコンテンツは山ほどあったのに、なぜ同じ轍を踏むのか。

世界観が別というのなら、なぜ「うたの☆~」を冠する必要があったのか。

 

早乙女という名の設定も含め、世界線が混じらないようにする」とあるが、

うたの☆プリンスさまっ♪」の「シャイニング早乙女」は「早乙女学園」を設立した学園長であり、

原作ゲームはこの学園で過ごしていくところからまります

卒業するとシャイニング早乙女経営する「シャイニング事務所所属となります

早乙女名前を使った別プロダクションだとしても、世界線が違うのなら尚更矛盾が生まれます

 

 

他にあった、【「うたの☆プリンスさまっ♪」に課金したら他に使われていた】については、売上が半数近く占める「主力コンテンツひとつ

会社を支えるには不健全なので、流用しての新規IPは歓迎していますし、会社運営として当然です。

ただ、それを独立したコンテンツには出来なかったのか。

 

4月1日にすることはなかったんじゃないか】、については「プリンセスさま」でなければ何も問題のない発表ですし、新年度なので理解も出来ます

この名前からこそ、疑惑が深まりました。

発表時期が悪い、であれば「うたの☆プリンスさまっ♪」の13周年、6月24日を待ってもよかったのではないか、とは思います

これに関しては、プリンスさまのエイプリルフール企画動画から、「これが立ち絵として新作ゲームが進行しているのではないか」、

6月の13周年のお知らせ新作ゲームについての情報が出るのではないか、と予測していたくらいには訓練されています

実際にはお知らせがくるまでは分かりませんが……

 

 

着地点をどうするのか

正直、どうにもならないと思っています

謝罪がほしいわけでもなく、タイトルを替えて欲しいがすでに稼働しているコンテンツだろうからどうにもならない。

ブロッコリーについては、おそらくこれ以上のものを出してこない気がするのでこのままなあなあで終わると思っています

上松さんの暴走については被害者でもあるので。

 

ただ、アリアエンターテインメントについては大手音楽プロダクションとの取引があるなか、突然の休業宣言ストックがある等裏事情を公にするなど、

作品内容に関わるコンプライアンスについて重大案件ではないかと思うので、説明と今後の対応はして然るべきではないかと思っています

 

 

 

 

2023-01-12

anond:20230111233833

逆に女の方が痴女のように迫ってくる(いちご100%早乙女姉妹等)とかまあ男が受け身になったエロ表現の方が増えてる感はある。

ってブコメあるけど、そのせいで

「女は実際は男より遥かに性欲強い」と信じて主張するキモオタ増えてるよね

百合が増えたせいで「女も美少女が大好きで美少女とヤリたいと思ってる」とかも

エロ漫画なら昔と変わらず性犯罪正当化してるものも溢れてるし、

それ本気にしてるのと比べたら上記はマシではあるが…

2022-07-21

ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じたコンテンツを思い出してみる。の続き。2

anond:20220721070123の続き。

西尾維新作品2013年以降)

初めて触れた西尾維新作品ジャンプでやってためだかボックスだったけど、それが妙に自分に合ったのかとにかく当時のジャンプ作品で一番好きだった。連載終了後にはファンブックも買ったけど実に読み応えがある物だった。

めだかボックスがこんなに自分に合うんだから他の作品もそうじゃないか?と次に手を出したのは所謂戯言シリーズで、こっちも面白くて西尾維新自分に合う作家なんだなと思った。モヤモヤする要素も多いけどそういうのも込みで。

戯言の次は人間シリーズ人間シリーズの次は化物語化物語の次は刀語シリーズ…と言った感じにハマったり飽きたりを繰り返しながらコツコツ西尾維新作品を読んでいった。

これ明らかに手を抜いて書いてるな…とかこれ自分には合わなかったな…とか好きな作家だけど割と本によって好みが別れる感じだったけど、それでも大体の本は自分にとっては面白いので読んでいて楽しめる作家さんだった。

2015年ドラマをやっていた掟上今日子の備忘録2017年アニメをやっていた十二大戦2021年アニメをやっていた美少年探偵団など、この人の本を読まなくなってからも定期的にこの人の作品に楽しませてもらってる。

ファンの間で未完で終わるのではないか?と言われていた新本格魔法少女りすかが数年前に完結したと最近知ってめでたいなと思った。ちなみにこの人が書いたジョジョノベライズ所謂DIO日記個人的には結構面白かった。

上遠野浩平作品2019年以前?)

奈須きのこ西尾維新に多大な影響を与えた事で有名な作家さん。西尾維新曰く「作家の間で一番ジョジョ好きな人」らしく、確かにこの人が書いた恥知らずのパープルヘイズは本当に面白かった。

この人の作品ブギーポップは笑わない一作目と恥知らずのパープルヘイズしか読んだ事が無かったけど、何かの拍子にブギーポップの二作目VSイマジネーターを読んだらそれが滅茶苦茶面白くてドハマリした覚えがある。

そこからペパーミント魔術師まで一気読みして、他にも講談社ノベルス事件シリーズ徳間デュアル文庫ナイトウォッチシリーズノン・ノベルソウルドロップシリーズなどを読んだ。どれも面白かった。

そこから改めてブギーポップの続刊を読み始めたけど、ペパーミント魔術師までと比べるとどうだろう…と思いながらもこれはこれでやっぱり面白かったんじゃないかと思う。面白い本でなければ何冊も読まないし。

2019年ブギーポップが再アニメ化して、これが昔からファンには賛否両論な感じの作品なんだけど個人的には大好きだった。VSイマジネーター・歪曲王・夜明けのブギーポップなど好きなエピソードアニメになったのはたまらない。

一作目のラスボス早乙女君の声が今アニメやってるジョジョフーゴと同じ人なのが奇遇だな、と思ったり。ビートのディシプリンにも出てくるモ・マーダーの叔父貴カッコ良すぎだろ!とTVの前で大興奮したり。

名前だけとはいえブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラに出てくる人気キャラユージンが一瞬出演してくれたのは原作通りとは言えニヤリと出来た。その興奮で上遠野作品を全作読み返したりもした。あの時は結構熱量あったなあ…。

鬼畜王ランス(2018~2019年?)

アリスソフトフリー配布している名作シミュレーションゲーム1996年作品だけど自分が実際にプレイしたのは今から数年前だったと思う。

これがもう本当に面白くて、PCの前にしがみついてぶっ通しで何時間も遊んでいた。自分がこうなんだからこれを発売当時にプレイしていた人のハマり具合とか本当に凄い物だったろうな、と思う。

所謂エロゲーはこれ以外は同じアリスソフトのしまいま。しかプレイした事無かったけど、何故アリスソフトランスシリーズが高い人気を誇りファンが多いのかこの二作をプレイしただけでもこれでもかと分からされた。

クレイモア八木教広作品2014年以降)

月刊少年ジャンプジャンプSQで連載されていたダークファンタジー少年漫画自分SQ以降の読者なので月ジャン時代はどんな作品だったのか知らなかった。

2014年に連載が終わってハッピーエンドで良い話だったなあ…と途中からしか知らない自分でも思ったけど、ある時「そういえばクレイモアってSQ連載前はどんな漫画だったんだろう?」と急に思い単行本を買い始めていた。

正直SQで連載していた時期はやたらテンポが悪くてキャラは多い漫画だな…としか思っていなかったけど、月ジャン連載時代の頃の話を読むとこりゃおもしれえ!と思った。おねショタ好きだったので主人公二人に凄く惹かれた。

月ジャン掲載分の単行本を全て集めると、今度は家の倉庫に置いてあるジャンプSQを全部引っ張り出してクレイモアを読み始めた。大まかな流れを理解してから読むとこんなに面白かったのか…と思わされた。

数年分のジャンプSQクレイモアやそれ以外の漫画も含めてクレイモア最終回分まで読むのは中々楽しかった。単行本の巻数的にはそんな長い漫画では無いけど、読み終えた後は実に満足していた。

クレイモアとどっちが先だったかは忘れたけど、自分は平行して八木教広先生の前作エンジェル伝説単行本も集めていた。これが面白ギャグ漫画で、これ本当にクレイモア描いてるのと同じ人の作品なの!?と思った。

エンジェル伝説の頃からクレイモアのような漫画おねショタが描きたいんだろうな…と感じられる要素が終盤あったので、クレイモアでそれを実現したんだと思う。今サンデー移籍して描いてる作品も、いつか読めたら良いな。

小説ガンダム2016年

ある時「劇場版逆襲のシャアとは違う展開が描かれる」という言葉に惹かれてベルトーチカ・チルドレンを読んだのが小説ガンダムに触れるようになる入り口だったと思う。

所謂アニメガンダム結構見てる方だったんだけど、富野監督の書く小説ガンダムは…何というか文章の癖が強くて、でも原作者が直々に描いてるだけあって自分が求めてるガンダムでもあるのが何ともたまらない物だった。

ベルトーチカ・チルドレンを読み終えた次はアムロ死ぬと言われている小説版初代ガンダム、その次はZガンダム…と言った感じでどんどんガンダム関係小説を読んでいった。

文章で読むガンダム面白いな、と思えたお陰で小説媒体という事で触れる事は無いと思っていたガンダムUCにも手を出したけど、これがプロ作家さんが描いた作品だけあって本当に面白かった。

自分OVA版に完全ノータッチだったのもあるだろうけど、逆襲のシャアF91の間を描く完全新作ガンダムとして面白くて面白くて続きが読みたくてたまらん!といった感じで貪るように読んでいた。

UCを読み終えた後も完全に「小説として読むガンダム」の面白さに惚れ込んでいたから、とにかく「ガンダム」が題材の小説は入手出来る範囲なら何でも買っては読んでいたと思う。

そのお陰で自分は実機でプレイした事が無いドリームキャストゲームコロニーの落ちた地で…」の大まかなストーリー林譲治先生小説版のお陰で知る事が出来た。ガンダム小説は本当に良い媒体だと思う。

この時期はこれと並行して漫画ガンダムにもハマっていた気がする。アストレイや00Fなどアニメになっていないオリジナル外伝作品がその入り口だったと思う。この頃は本当にガンダム全般を楽しめていた。

ゲームだとGCソフト戦士達の軌跡にドハマリしていたのもこの頃だった覚えがある。初代ガンダムキャラゲーかと思いきや08MS小隊ポケットの中の戦争0083MSVの要素までガッツリあったのは良い意味で裏切られた。

龍狼伝(2016年くらい?)

修羅の門シリーズを読み終えた後月刊少年マガジン漫画って面白いなーと思っていた頃に出会った作品コータローまかりとおる!とは多分同時期くらいに読んでいた気がする。

三国志知識三國無双くらいしか無いけど歴史ロマンス物として滅茶苦茶楽しめた。と言うか、三国志好きの友人に読んでもらったらこんなの三国志じゃねえ!と半分冗談だろうけど怒っていた。

三国志+北斗の拳というか、主人公志狼くんが明らかに中~高校生じゃない戦闘力の持ち主なのが半分ギャグ漫画みたいだった気がする。それはそれとして北斗の拳っぽい格闘漫画として滅茶苦茶面白かった。

城平京作品2015年以降?)

スパイラル~推理の絆~ヴァンパイア十字界絶園のテンペストなどの原作を手掛けているここ20年ほどのガンガン作品に触れてる人にはある意味お馴染みの作家さんではないだろうか。

自分がいつこの人の作品にハマったかは正確な時期は覚えていないけど、アルスラーン戦記ハガレンガンガン作品という順番で触れた筈だから恐らく2015年以降、だと思う。確かスパイラルから読み始めた。

とにかく真相が気になる事件を描かせるとこの人に敵う作家さんは居ないのではないだろうか?と思う。一見ファンタジー要素のあるバトル物に見せかけて、結局この根幹にある物は推理物のノリだった、という作品が多い。

個人的漫画作品での最高傑作ヴァンパイア十字界で、それ以外だと小説スパイラルが非常に面白かった。二年ほど前にアニメ化された虚構推理もトンチと屁理屈ロジックが実にいつもの城平京作品といった感じで良かった。

アイアムアヒーロー2017年以降)

大泉洋が主演で映画化された事でも有名なサバイバルホラー漫画。後にレンタルで借りて見たけどネットの高評価通り滅茶苦茶面白かった。

この作品を読むようになったのは完結して終盤の展開があまりよろしくない事を知った後の事だったから、少なくとも完結した後の事だったと思う。

普段この手の青年漫画はあまり読まない方だったんだけど、これは本当に面白かった。実力のある作家さんが日本舞台ゾンビ物を描いたらこうなる、という感じでゾンビ物が好きな人ならまず間違いなく楽しめる傑作だと思う。

作中に登場するゾンビに噛まれるか引っかかればその時点で感染してアウト、という緊張感が凄まじかった。終盤の展開は確かにネットの評判通りこれはどうなんだろうな…って感じだったけど、そこまでは滅茶苦茶楽しめたから良し!

銀河旋風ブライガー銀河烈風バクシンガー銀河疾風サスライガーJ9シリーズ2015年

スーパーロボット大戦にも時々参戦しているロボットアニメ。この時期にニコニコ動画で大ヒットしていて、それに釣られて自分も楽しんでいるニコ厨の一人だった。

どの作品キャラクター、ストーリー音楽が魅力的でたまらないぜハニハニ。一作目のブライガーなんかはこれまんまロボアニメ版SFルパンでは?って感じの作風だったけど、面白いんだからとにかく良しと思うべきだと思う。

J9シリーズロボットキャラを使いたいがためにスパロボα外伝を再プレイしたりスパロボGCを買うくらいにはハマっていた。個人的にはロボアニメ版「燃えよ剣」な銀河烈風バクシンガーが一番面白かったかもしれない。本当名作。

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ2015~2017年

まれて初めてリアルタイム放送を追ったガンダム。これ以前のガンダムは全てレンタルDVDを借りて見ていたので、先の展開が一切分からないガンダムに触れるのは今作が初めてだった。

正直な所自分は一期の時はこの作品に対してあまり良い感情を持っておらずアンチ気味だった。自分が好きだったキャラ達が次々惨死し、嫌いだった側のキャラクターが大した損害も無く大勝利!という見たくない展開だったからだ。

この作品に対する好感度が逆転したのは二期の後半、2017年に入ってからだったと思う。それまでプロットアーマーにでも守られていたかと思っていた陣営キャラクターが、ある回で戦いの果てに戦死してしまったのだ。

その回以降「あれ?マジでこの作品どうなんの!?」と先が気になって仕方なくなった。ネットでの評判はあまり宜しくなかったけれど、その回以降最終回まで自分はずっと楽しんで見ていた。先の展開が全く読めなかったから。

最後の方はもう次回の放送を一週間待つ事が出来なくて、最新話を見たら一期の一話からまた最新話まで見返す、という事までしていた。今なら到底こんな事やれないと思う。

この作品の結末は個人的には「なるべくしてなった」感じでそんなに悪い物だとは思わなかった。それでも個人的にずっと推していたあるキャラがとても無残な最期を遂げた時は本当に体の力が抜けてしまった。一ヶ月くらい引き摺った。

終盤から荒れ気味だったのもあって放送終了後はこんなにも凄まじいのか…と思うほど荒れていた。5年経った今は多少収まった気もするけど、それでも未だに鉄血の話題になるとピリピリしている人をコミュニティでよく見かける。

放送終了からしばらく立って、この作品プラモデルセールになっていたのを見かけて自分ガンプラデビューを果たした。好きなキャラの乗っていた好きな機体の立体を手にするのってこんな感覚なんだ!ってこれも本当に楽しかった。

書店ホビージャパンやグレートメカニック、メカニックワールドなど鉄血について語られた書籍を読むのも楽しかった。所謂アナザーガンダムの中でも鉄血のオルフェンズはTOP3に入るほど好きな作品であり好きな世界だった。

先日放送されていた鉄血のオルフェンズ特別編を見て、流石に5年も経てば自分の鉄血熱も少しは冷めたかな?と思ったら5年前と同じように楽しめていて、何年経っても好きって気持ちが冷めないくらい好きだったんだと自覚した。

まりに入れ込み過ぎたからか、ガンダムとして次回作にあたるビルドダイバーズやビルドダイバーリライズは鉄血ほどの熱量を持って見れなかった。これはビルド系があくまガンプラを題材にした作品なのもあるかもしれないけれど。

今年の秋にガンダムシリーズの新作水星魔女放送がついに始まる。果たして自分は鉄血の時と同じ熱量水星魔女を楽しむ事が出来るだろうか。期待と不安が半々、楽しめたらそれに越した事は無いなあと思っている。

ガンプラ2018年)

鉄血のオルフェンズの影響でガンプラに触れるようになってから一時ガンプラを集めるのが趣味になっていた。組む方はヘタクソだけど、それでも100円均一ショップで何かプラモデル作りに仕えそうな物とか色々漁っていた。楽しかった。

鉄血シリーズHGを始め、この時新商品が展開していたビルドダイバーズ、HGUCGのレコンギスタとかちびちび買っていた。SEEDの1/144シリーズなんかも安価だったので好きだった機体のキットを少々買った。

プラモデルを触っていて思ったのは、海老川兼武氏がデザインしたMSは本当にどれも良いな!という事だった。グレイズゲイレールグリムゲルデダブルオーダイバー等々海老川デザインMSのキットはどれも最高だった。

このガンプラという趣味ビルドダイバー放送終了後には自然と冷めてしまった、というか懐事情関係で続けられなかったけど…不器用なヘタクソなりにプラモデルをパチパチと組み立てていくのは面倒でもあり中々楽しかった。

最近エントリーグレードというワンコイン価格で発売されているガンプラがあるので、それを手に取って遊んでみたいな…という気持ちはある。またお金に余裕が出来たら手を出してみたいと思っている。

とりあえず思い出せる物を思い出せる限り書いてみた。他にもあるだろうけど忘れていて思い出せないのが残念。また思い出したら書いてみよう。

追記】誤字を直した

追記2】誤字を直した

追記3】

トラバブコメでこの日記に対して色んな事を言ってくれる人達が居て嬉しい。昔の作品も今の作品面白いよね!続きが気になってたまらいくらいハマれる物に出会えたら、それは本当に最高だと思う。

自分の好きな作品に対して何かを言ってくれる人やこの日記に対して何かを言ってくれる人が居る事がとにかく嬉しい。ありがとうございました。記憶から抜けてる好きだった物についてもいつか何か書けたら良いなぁ…

追記4】anond:20220722013251に続く。

2021-05-20

anond:20210520012252

作品として失敗だったと思うし、商業的に振るわなかったのはそれが原因だと思う。

 

なによりも、監督演出原作に対する愛と理解が足りなかった。

OPの演出でまずそれがわかる。

イマジネーターに宮下藤花が直面して茫然とする演出なんだけど、そうじゃないんだよ。

宮下藤花が直面して翻弄されるするのはブギーポップ

完全に話の筋を表面でしか理解してないとしか思えない演出で、その時点でおれはヤバイと思った。

 

案の定理解不足は序盤に特に顕著だった。

ニュルンベルクを削ってめちゃくちゃネット燃えてた兼とかがそうだし。

あと「笑わない」の末間パート木村パートを削るとか、原作が伝えていたものを伝えないのと同じ。

事件が終わった後も何があったのか判らないで苦しんでいる人がいる、ということが何よりも大事だったんだが?

早乙女くんがマンティコアを庇った描写をわかりやすくしなかったことも重要度を読み取れてないとしか言いようがないし。

山田くんをクソ陰キャとして描写したことも、単なる解釈違いといえばそうだが、ダメだと俺は思う。あれはどちらかというとイケメンですら陰キャ的に苦しんでいるみたいな話なんだよな。

 

そういう明らかな理解不足は、元増田も書いてる通り後半になるほど解消されたよ。

イマジネーターでマシになってきて、口笛もそのへんから入ったのがあったし、夜明けや歪曲王マジでよかったし。

でもそれって、アニメ作りながら監督演出原作を読み込んでたってことだと思うんだよね。

だったら最初からやっとけよと。

 

そういう、なんていうか愛の無さを感じたのが全体的につらいアニメ化だったし、失敗したけどよかったみたいにはしたくない。

2020-12-05

anond:20201205111547

武田さんっていう写真からも良い匂いがしてしそうなめちゃくちゃかわいい女子

早乙女くんっていう柔道しか似合わないジャガイモ男子がいた

2020-08-11

anond:20200811160813

体が女なら女性だって言うんなら早乙女らんまも女性って事になるしなぁ

見たいようにしか物事を見ない人間って居るよね

2020-08-02

おすすめマンガ一覧

anond:20200729213114

これが見にくいから読みでソートした。元増田のもトラバブコメも混ぜて作品名のみ。

iショウジョ

青のオーケストラ

青のフラッグ

アシガール

アオアシ

アクタージュ

アゴなしゲンと俺物語

あさひなぐ

亜人

ADAMAS(皆川亮二)

アニマル横町

アニメタ!

アリスと蔵六

淡島百景

暗殺教室

アンダーカレント

アンデッドアンラック

市場クロガネは稼ぎたい

嘘食い

うそつきリリィ

映像研には手を出すな!

ǝnígmǝ

衛府の七忍

大奥(よしながふみ)

王様達のヴァイキング

王様はロバ

推しの子

おはようサイコパス

開演のベルおやすみ

顔がこの世に向いてない

かぐや様は告らせたい

輝夜姫

学園アリス

かげきしょうじょ

彼氏彼女の事情

彼女カメラ彼女の季節

彼方のアストラ

累(かさね)

ガラスの仮面

かんかん橋を渡って

ガンバ!Fly high

キスアンドネバークライ

鬼滅の刃

奇面組

キャノン先生トばしすぎ

吸血鬼すぐ死ぬ

キングダム

薬屋のひとりごと

クズの本壊

海月姫

クレイモア

クロガネ

群青にサイレン

ケンガイ

絢爛たるグランドセーヌ

こいつら100%伝説

ここは今から倫理です

寿エンパイア

この音とまれ

殺し屋

ザ・ワールドイズマイン

斉木楠雄のΨ難

psyren

早乙女選手たかくす

坂道のアポロン

サマータイムレンダ

左門くんはサモナー

3インチ

三月ライオン

四月は君の嘘

シグルイ

7人のシェイクスピア

じみへん

灼熱カバディ

シャドーハウス

しゃにむにGo

じゃぱん

sugar

シュガシュガルーン

重版出来!

将太の寿司

ショコラの魔法

少年ノート

少年荒野をめざす

食戟のソーマ

神童

Switch

スキップローファー

スケットダンス

昴(曽田正人)

スパイファミリー

高校生

背筋をピンと

せんせいのお人形

先生の白い嘘

選択トキ

セントールの悩み

SOULCATCHER(S)

大正処女御伽話

タテの国

ダブル(野田彩子)

ダンスダンスダンスール

チェンソーマン

地球

父とヒゲゴリラと私

ちはやふる

長歌

罪と罰

帝一の國

でぃす×こみ

ディスコミュニケーション

10DANCE

東京喰種

ドクザクラ

Dr.STONE

土星マンション

トモちゃん女の子

ドラゴンボール

ドリキャン!!

ドリフターズ

ドロヘドロ

とんがり帽子アトリエ

忍者極道

ねぎマ!

ねじまきカギュー

のだめカンタービレ

ハイキュー

バクマン

バタフライストレージ

バットマンズ

バトゥーキ

はなにあらし

はねバド!

バラ色の聖戦

HUNTER×HUNTER

パンプキンシザーズ

ピアノの森

ヒカルの碁

左利きエレン

ひとりぼっちの地球侵略

メゴト 〜十九歳の制服

百万畳ラビリンス

百鬼夜行抄

ピンポン

ファイアパンチ

ファンタジウム

BEASTERS

プライド

ふらいんぐうぃっち

フラジャイル

BLACK LAGOON

ブラッドハーレーの馬車

BLUE GIANT

ブルーピリオド

辺境警備

辺獄のシュヴェスタ

ボウイング

ボールルームへようこそ

宝石の国

忘却バッテリー

僕とフリオと校庭で

僕の地球を守って

舞妓さんちのまかないさん

魔入りました!入間くん

魔喰のリース

まくむすび

マチネソワレ

魔法が使えなくても

繭、纏う

ミステリという勿れ

ムーンランド

蟲師

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

メイドインアビス

めだかボックス

毛沢東

ものの歩

モブサイコ100

やがて君になる

約束のネバーランド

UQホルダー

よつばと

弱虫ペダル

落語心中

ラジェーションハウス

ラフ(あだち充)

ラブデスター

ランウェイで笑って

landreaall

龍と苺

連弾ノオト

六道悪女たち

路地恋話

ワールドトリガー

惑星のさみだれ

私の少年

わたしは真悟

ワンダーラビットガール

ワンダンス

ワンピース

2020-07-29

マイナーかもしれんが教えてくれ 追追追追記しました

好きな漫画メジャーじゃなくてつらい

というかジャンルとか出版社?がバラバラすぎてどういうのが好きなのか自分でもわかってない

有識者、下のリストを参考に俺の好きそうな漫画を見繕ってください…(タイトルうろ覚えもあるのは許してくれ)

…尽きた

思い出したら追記する。有識者よろしくお願いしま

ここまで追記、ここからは「記事への反応」で教えていただいた作品リスト

作者さん推し

ある有識者兼同志の好きな作品

熱いオススメ文→anond:20200730215107

7月30日13時30分の追記

遅めの昼〜と思って開いたら「人気エントリ」に載っててビビった。作品まとめようと思ったけど昼休みでは終わらなさそうなので途中だが投げさせてくれ。マイナーじゃないという指摘はごめんとしか言えない。まとめの続きと他のコメントへの返信はまた夜にします。たくさんの意見が集まってて感謝しかないし、俺と似た趣味の人、正反対趣味の人の役に立てればと思います

同日18時の追記

とりあえずブックマークコメントから作品リスト追記した。他のコメントの返信はまだ待ってください。重複あったらごめん、消してるつもりだが正直チェックしきれてない。

同日21時の追記

ほとんどのブックマークコメントに返信できたはずです。皆さんありがとうございます。こんなに有識者が集まってくださるとは思いませんでした。土日とか引きこもってるんで少しずつ教えていただいた作品を読もうと思います本当にありがとうございました。よければまだまだコメントしてください。

有識者名簿

b:id:tomasoon b:id:Bioegg b:id:reachout b:id:masaq55 b:id:synopses b:id:ruka98 b:id:right_eye b:id:heyjoe0123 b:id:moocc b:id:tomatopasta b:id:auto_chan b:id:kudoku b:id:syakepa b:id:ifttt b:id:kk255 b:id:kagecage b:id:camellow b:id:Tailchaser b:id:kiwamaru100 b:id:soraboby b:id:yamadadadada2 b:id:mini3mini3 b:id:augsUK b:id:AKIMOTO b:id:fusionstar b:id:Zephyrosianus b:id:mame_3 b:id:hak2407 b:id:tukanpo-kazuki b:id:marumusu10 b:id:ippeichangg b:id:aox b:id:hirarino b:id:namisk b:id:odakaho b:id:vndn b:id:zataku b:id:kurotsuraherasagi b:id:kohgethu b:id:ayumun b:id:hocopi b:id:mobile_neko b:id:Dr_Shibaitaroka b:id:fncl b:id:ustam b:id:gabill b:id:x100jp b:id:molbolmol 

おすすめ作品

その他おすすめ

有識者名簿

b:id:mionhi b:id:takeox b:id:fusionstar b:id:odakaho b:id:makopan b:id:watarux b:id:sds-page b:id:hetarechiraura b:id:onesplat b:id:nomitori b:id:kitayama b:id:pyiec

ジャンル

作者さん

雑誌

漫画じゃない

布教

きじゃなさそう

曽田さんが好み分かれるみたいですね。これは面白そうなので早めに読んでみるわ。

その他返信

b:id:go_kuma b:id:mutinomuti b:id:memorystock

趣味が逆だからこそ、このリスト活用してほしい。合わない人はとことん合わないと思うし。

b:id:nmcli b:id:tomoP b:id:tobaritooth

同志さんはどうぞこのリストを参考にしてくれ!!俺は俺が好きな作品好きな人が増えるのは嬉しいタイプなんだ!!

b:id:soraboby b:id:bloominfeeling

今、あなたSOUL CATCHER(S)の話をしましたね!?!?読み切りからずっと好きなんだよあれ!!周りに好きな人が居ないんだが俺は好きすぎて定期的に読み返してるぞ!!「春よ、来い」を聴くたびに泣きそうになるし読み返したくなる作品だ!!俺は吹奏楽知らんし音楽とか楽器ピアノちょっとかじってたぐらいだが、そんなど素人でも楽しめるぞ!!なんてったって主人公吹奏楽素人からスタートするから!!!専門用語楽器などについては説明入ってるし、曲名も明記されてるから俺的には漫画見ながら作中に登場する曲を聞いてみるのをおすすめする!!b:id:bloominfeeling さんも良かったら読んでくれ!!!1話だけでいいか!!!ジャンププラスだと3話まで無料!マワシヨミジャンプなら3巻まで無料!!とくに1巻はレア度Cだからすぐ見つかる!!2巻と3巻もレア度Bだから探せば見つかる!!!買うなら全11巻だからお財布に優しい!!ジャンプラでレンタルするなら総話数90!!つまりコインに換算するとボーナスコインも使えるうえにたった2610コイン!!でもジャンプラは1日1回限り動画視聴でコイン30が消費無しになるのでそれだと読むのに約3ヶ月かかるが実質タダみたいなもんだよ!!!良かったらぜひ!俺はこれきっかけで地域吹奏楽コンクール行くようになったぞ!どうでもいいが俺は去年の「エイプリルリーフ」って曲が好き!!とにもかくにもよかったらSOULCATCHER(S)を読んで欲しい!読めばSOULCATCHER(S)という不思議タイトル意味もわかるから!!SOULCATCHER(S)をよろしくお願いしま!!!!!!

方法とかのコメ

b:id:yamapi33 b:id:auto_chan

そんなつもりはなかったが、結果としてツッコミつつも教えてくださる有識者方が集まってくださったので、これから意図的にそうしてみる。

「わざとツッコミどころや噛みつきやすい部分を用意すると有識者マイスター様が集まってくださり記事が伸びやすい」といったところか。

b:id:masayoshinym b:id:Baybridge b:id:TakamoriTarou b:id:lionsage b:id:yas-mal b:id:watarux b:id:morimori_68

b:id:ivory105 b:id:hatechan09 b:id:Silica b:id:watarux b:id:whirl b:id:mame_3 b:id:hirarino

受け付けない、こういうのは苦手、読んだけど合わなかった作品、何が好きかより何が嫌いか、嫌いな漫画

そういう情報があったほうがオススメやすいんだな、ありがとうからは気をつける

でも自分でわかってるのはグロは苦手、エロ恋愛ストーリー必要範囲だったら読めるけどそれメインだとあまり読まない、絵柄はあまりにも非現実的だと読みにくく感じる、ジャンル縛りは特にない…ぐらいなんだよな。アドバイスありがとう

b:id:fkatsya b:id:mujisoshina

趣味を狭めてるつもりはなくて、ただもっと自分の好きな作品が探しやすくなればいいなと思ったんだ。それに明確なジャンルとかあったほうが説明やすいから…。でもそうですね、ラベリングにこだわるのも良くないか。確かに絶対共通項があるわけじゃないし、俺は俺が好きだと思える作品を見つけ続けるようにする。ありがとう

俺が好きになりそうな傾向や要素

有識者名簿

b:id:nmcli b:id:fusionstarb:id:ippeichangg b:id:namisk b:id:odakaho b:id:kurotsuraherasagi b:id:kohgethu b:id:ayumun b:id:kitayama b:id:mobile_neko b:id:pptppc2 b:id:fncl b:id:wonfeipon b:id:x100jp

…わりと心当たりがある。確かに天才とか群像劇とかそういう話が多いかもしれない。指摘されて初めて気づいた。

ご指摘に関して

名簿

b:id:eriotto b:id:sys-cys b:id:hatechan09 b:id:fujifavoric b:id:totoronoki b:id:kamonyan1 b:id:iiko_1115 b:id:f84w1dqd60j

これはもう頭下げるしかない。メジャー/マイナー定義がしっかりできてなかったしあやふやな書き方をした俺が悪かった。今はもうアニメ観てないし、大賞とか売上情報とかそういうのをきっかけに読むタイプじゃないし、情報収集も疎かにしてるから知らなかったんだ。本当にごめんなさい。

個人的には b:id:pkoiri さんの

この漫とかの上位読みまくれば?メジャー作品が好きみたいですし

という皮肉コメが好き。心にダメージを受けた。ごめんなさい。

2020-06-10

anond:20200610154244

あれは性欲を満たして解消するための漫画というより、性欲をめちゃくちゃ露骨にしてその露骨さを笑うための漫画だよ。

実は神様の絵面が一番キモだよね。

 

ジャンプラにはもっとそういう目的に適した漫画かにあるよ。終末のハーレムなり、スレイブなり。

 

あ、早乙女姉妹は、露骨さを笑うほうだね。

2020-05-27

早乙女姉妹漫画のためなら!?の舞空先生が好きすぎて、火曜日は日が変わるまで寝れない。

2019-12-10

火事(炎上)と喧嘩(煽り合い)はラブコメの華

複数ヒロインものラブコメの終盤といえばファンの間で煽り合いになるのが常である

俺妹刑事事件になるまで発展したが、そうでなくともニセコイ惨状政宗くんのリベンジ(最終巻の表紙を師匠にしたのは許していない)の局地的な荒れ具合、綺麗な終わりを迎えた神のみですら荒れたことを見ていればわかるように、概ね人気作品であれば炎上はするものである。当たり前だがそのキャラ好きな人がいなければ炎上などしないからだ。

ラブコメ炎上とは作品がどれだけ愛されているうちに終われたかバロメータと言い換えてもいいと思う。(ハヤテとかハヤテとかハヤテなんかは荒れすらしなかった)

ラブコメが終わる間際の祭りのような雰囲気が大好きだ。恋が叶わないことが分かりきっているヒロインをそれでも応援したいし、九割九部九厘結ばれるであろうヒロインがそれでも結ばれるか不安になりたいのだ。真面目な考察を読んだり掲示板を見たりして感情を揺さぶられたいのだ。

単体ヒロイン全盛の時代にほぼ同時期に開始し、どちらもアニメ化までした人気作品の「五等分の花嫁」と「ぼくたちは勉強ができない」がどちらもクライマックスを迎えようとしている。

私にしては珍しくどちらも推しヒロインが結ばれそうでドキドキしているが、同時にこの後に夢中になれそうな複数ヒロインものが見当たらず、終わった後のことを考えるとふと寂しくなる。(真面目に早乙女姉妹くらいしかないような気がしてる。末期だ)

まあともあれ今はこの祭りの中に身を置いている幸福感謝して一話一話を楽しみつつ、祭りを眺めるのも楽しみにしたい。

2019-12-02

anond:20191201214112

ヤングジャンプ少年ジャンプじゃないのと同様、ジャンプラは少年ジャンプじゃない。

そこの混同をまずなおせ。

16才以上とか17才以下とかの混同もだ。

 

その上で、ジャンプラは今、あれこれ試行錯誤しているようだね。早乙女姉妹載せたり載せなかったり、いろいろしてるわ。

レーティングもずっとついているのか、今後外れるか、わからんね。

2019-11-15

富士山さんは思春期とか、早乙女選手、ひたかくすとかそういう系のラブコメがすごい好きなんだけど同じような系統漫画他にないのかな

2019-11-06

ジャンプ女性差別セクハラの温床だった

ネット少年ジャンプを読んでみた。

少年ジャンプ

https://shonenjumpplus.com

[2.5次元の誘惑] 

 「キミがどんなにエロいコスプレをしようが決して邪な心など抱かないと約束しよう」

 コスプレ好きの女の子を騙して、自分の前だけでエッチな姿にさせる先輩の男。

[ド級編隊エグゼロス]

 「ドヤ列人?うちらは見られそうで列人は見えそうでHエネルギーが溜まる Win-Win関係やろ?」

 ミニスカート女の子三人が主人公の前でパンティーを脱いで満員電車に乗る。女の子エッチ気持ちになってHエネルギーが溜まるとの描写

[早乙女姉妹漫画のためなら!?]

 「じゃモッ君、お姉ちゃんキスしてみる?すっごい気持ちイイよ」

 16歳の漫画家の主人公に18歳の姉と14歳の妹が制作を助けるためにパンツを見せたりキスをしたり指フェラをしたり。

他にもエロ漫画多数でオジサンびっくりしたよ

anond:20191106010022

2019-08-27

うたプリ マジLOVEキングダム

今日は40回目を観てきました。

もうすぐキングダムわっちゃいますね。

その前に少しだけ思い出を残しておこうと考えてこの記事を。

私とうたプリ出会いは偶然、Amazing Ariaでした。パッケージには青いおかっぱの人、それが気になったのが入口でした。

そしてその人を今までずっと応援してきました。きっとこれからも。

ゲームでは真面目でツンケンした性格の割には進めていくと照れたり笑ったり悩んでいる事を話してくれたり、音楽に対しても精神的な面でも色んな事をスポンジみたいに吸収していく彼がとてもカッコよくて大好きです。

アニメではライバル視(?)するオレンジ色の髪の毛、綺麗な青い目をした彼と最初はお互いいがみ合いながらも結局は一緒に学んで、同じステージに立っている事が嬉しかったです。

グループ内では真面目かと思いきや少し抜けている一面があるのが可愛いと思います

映画では「グループの垣根を超えて略」という発言をしていました。彼の真面目さ、好奇心が強い事が前面に現れている言葉だなあと感じます

硬派なキャラクターって真面目一直線だったりするじゃないですか、でもそれだけじゃなくて愛嬌があったり天然だったり、斜め上のコメントをしたら、とっても生身の人間のようなんですよね。

オタク推しが生きてるって言いがちだけど、私も彼は生きてるって言ってしまます

それも上に書いたみたいな要素があるからなんですよね。

それから、「アイドルになれなかったかもしれない」(細かく覚えてないです)このセリフ、込み上げて来るものだらけでどうしようもない気持ちになります。でも同時におめでとうの気持ちも。

ここからは彼だけの話ではなくなりますが、

1000%、6人共バラバラ性格で、それぞれ違う悩みや不安の中早乙女学園で学んでデビューして、

過去も受け入れて笑顔の本当の意味理解した子と、

白く綺麗な気持ちを大切に持ち続ける彼、

もう1つを失う訳でなく1つになって強さを手に入れた子、

鋭い目つきだった子は優しく微笑みかけられる子に、

自分がどれだけ愛されているのか理解した子、

努力を続けて夢を叶えている子、

そして、2000%からは誰よりも人の良いところを見つけられる子が加わりました。

デビューしてからの方が大変だった」

そんな7人が今では沢山の人の歓声を浴びて一緒にステージを創り上げて、今回はお城まで造ってしまって、最後には鳴り止まない拍手。そんな光景を見るだけで幸せです。

今までの9年間、私たちがずっと会いたかった彼等が笑顔ステージにいる。それだけで胸がいっぱいになってしまます

そして彼等が大好きなあの子へ、アイドルとしての輝きを日毎に増していくのはあなたのおかげです。

私たちファン、少なくとも私個人彼女に伝えられない程の感謝気持ちを持っています

の子からこそ出来た幸せ楽曲達。

2019-06-15

プリンセス休業中の私がマジLOVEキングダムを見に行った話

タイトルの通りです。ネタバレ含。あと自分語り多い上に長い。

私がうたプリから距離を置いたのは大した理由ではなく、受験勉強が本格化したから。2017年年末シャニライのポスターを見て回ったのが最後だったと思う。ちなみにファン歴はこの時点で3年半くらい。その後はウルトラブラストの発売、映画最初ビジュアルが出たこと、3ユニットから3人ずつのCDが出たこと、2回目のカルライが開催されたこと、雪月花がコンセプトの何かがあったこと、辺りは受験勉強中も時々ネットを覗いたりして知っていた。

受験が終わってTwitterに戻ってきて、上に挙げた以上に様々な展開があったことを知った。受験間中に新しい情報を知る度に戻ってもついていけるのか不安に思っていたけれど、自分の知らない作品になってしまった気がして、もう無理かもしれないと思った。

その後、劇場版の公開が6月14日だと知って、私がうたプリを追い続けるか、離れるか、この映画を見て決めようと思った。全編ライブだということ、自分の知らない曲が歌われることは分かっていたけれど、特に予習はして行かなかった。

ライブ本編が始まって真っ先に思ったのはCGクオリティがめちゃめちゃ高いということ。シャニロマの時と比べると(比べていいのか分かんないけど)本当にそのままのアイドルが動いているみたい。彼らが私の聞いたことない曲、カルナイとヘヴンズに至ってはいつ出たかも知らない曲を歌っているのは少し寂しかったけれど、2年振りに動くアイドル達を見られて正直嬉しかった。(そういえば最近スタリのVRライブ?やってたみたいですね)

MCまで見て、3ユニット18人ともいい意味であの頃と芯というか本質というか根底にあるもの全然変わってないなって。ヘヴンズ相変わらず青い炎出してるし…あと翔ちゃん階段の手すりを滑り降りて来たのは1期のOPを思い出して懐かしくなりました。

それでも、メタ的なところで言えばCGもそうだし、彼らが進化しているところはやっぱりあって。

それが1番感じられたのはやっぱり3人の曲。私は組み合わせすら把握してなかったので意外な組み合わせも納得の組み合わせもあったけれど(ちなみに前者はシオン後者真斗カミュ瑛二)、みんなすごくかっこいい。翔ちゃんナギシオン可愛い。みんな表現の幅がすごく広がってる。みんなアニメから2年、私が離れてから1年半の間に成長したんだなぁ…あとMCでいきなり告白するのはやめてください。飲み物吹き出すかと思った。

そして個人的に1番印象に残ったの最後MC。サイドのモニター過去映像が映し出されてて、ヘヴンズは今7人で仲良く活動できてて良かったねって思ったし、カルナイは藍ちゃんの話から仲間割れして嶺二がいなくなった時のことを思い出した。その時流れてる映像KIZUNABGMGod's S.T.A.R.なのもまた泣ける…今回の曲でも歌詞に4人の絆のことを歌った部分もあったような気がしたし、なんだかんだ仲は深まってるのかな。

そしてスタリ。映像からも、音也の話からも、彼らと早乙女学園で出会たこと、ST☆RISHとしてデビューしたこと挫折を乗り越えてきたこと、等々色んなことが蘇ってきた。君たちは、こんなに大きな会場でライブができるまで、大きく成長したんだね…マジLOVEキングダム最後ハートフォーメーションで、音也がライトを浴びてセンターに立っているのも何だか感無量でした。彼らの晴れ舞台をこの目で見られて本当によかった、そしてこれから応援していきたい、そう思ってしまいました。プリンセスに戻ろうかな。

難点を挙げるとしたら、通常上映では観客の声援が大きすぎると感じたこと。ライブ上映だとあれくらいの方がいいかもしれないけど、ちょっと曲やMCがよく聞こえなかったり集中できなかったりするレベルのものもあったと思う。各アニメ1話EDを見てる感じ。私は応援上映が話題になった(と信じたい)某アニメ作品応援上映に何度も通っているけど、その作品の観客のガヤはキャラステージに上がってから曲が始まるまでの間とMCや曲の途中に時折入る程度で、コールを入れたりすることはなかったので…難しいだろうけど通常上映はガヤなしとかできなかったのかな。嶺二のマイボーイのくだりは笑い堪えられてない人もちらほらいた気がする。

あとライブ上映に行く人はみんなあのコールできるんだろうか?あれ1からマスターするのなかなか難しい気がする。私がライブ上映に行けるのはいつになるのだろうか。

でも、今回見に行ってよかったと心の底から言えるライブだったと思う。1年半ジャンルから離れていた私からすると、Twitterで回ってきたみたいに、うたプリに少しでも興味がある人なら絶対面白い!!とまでは言えないと思ったけど(最近追ってない人は知らない曲ばかりだし)、最低限アニメを1期から4期まで見た人ならグッとくるものがあると思う。彼らの成長、彼らと共に歩んだ日々、色んなことが頭を駆け巡ることでしょう。あと書き忘れましたがED春ちゃん舞台袖で見守ってる描写があるのすごくいいですね。また見に行きます

もしここまで読んでくれた人がいたらありがとうございました。よろしければ都内映画館のライブ上映の雰囲気特に今回のペンライトを持ってなくても殺されないかどうか教えてください。

2019-05-04

あなた向けのフィールドではないということが分からない人たち」

anond:20190504065645

これが本人の投稿だと信じるとして、件のブログに納得できる部分もあるもののどこか無性にムカツク理由が分かった。

クジラックス作品コロコロ」とかいう糞みたいな例えでな。

結局いつものあなた向けのフィールドではないということが分からない人たち」問題からだ。

ジャンプ+は週刊少年ジャンプWEB漫画ではない。ジャンプという名前こそついてはいるがヤンジャンと同じで週刊少年ジャンプとは全くの別の層をターゲットにしている。終末のハーレムとか、週刊の方には載せれないけどプラスなら掲載できる。その温度差が分からいからそんな馬鹿みたいな例えが出てくるんだ。

案の定普段からプラスを読んでた訳ではなく、ツイッターはてなで目についたかイナゴってみたと。

女性の裸体が軽く扱われる」ことが問題なら、まず終末のハーレムやら早乙女姉妹やらに噛みつかなきゃ順番がおかしいもんな。でも実際には問題になってないだろ。既にジャンルという括りで緩やかにゾーニングされてきたんだよ。プラスは。

乳首も出る、ラッキースケベ有り、謎のサービスシーン。そういったエロが今まで許容されてきたフィールドに、たまたま1作品を読んで次の日には去っていくお客さんに、そのフィールド方向性を外部の規範で「矯正」する権利なぞない。

民族自決ならオタク自決だ。何が面白いと思うのか、何に欲情するのかっていうのはそのフィールドの住人で決められるべきだ。

2019-01-22

anond:20190122101235

今まで何を聞いてたんだ。ゲッター線と早乙女博士ゲッターロボが融合して初めて神だゆうとるやろが。

2019-01-17

ブギーポップQ&A2

我慢できずについ続きを書いてしまった。

アニメ放送開始前の前回はこちら)

https://anond.hatelabo.jp/20181223175220

原作未読者向け及び共通話題アニメ3話まで視聴済み前提)

早く続きが見たい!

無料配信ではAbemaビデオいちばん早いです。

クールやるの?

円盤リリース情報によると、全18話になるようです。中途半端な話数ですが、どういう放送形態になるのかは不明

竹田君がブギーポップを強く引き止めた理由ってなに?

原作での、竹田ブギーポップの会話の多くが省略されたせいで、竹田が徐々に心を許していく過程が見えづらくなっています。とにかく、竹田ブギーポップが好きなのです。

早乙女君とエコーズってどうなったの?

エコーズ自分身体情報に変えて報告ビーム(仮)を撃ち、そのビームからマンティコアかばって早乙女君は消滅しました(人型の灰のようなものが地面に残っている)

エコーズの正体やエコーズを捕えてた組織?の実態や、ブギーポップが何者なのか等についての説明がぜんぜん無いんだけど?

エコーズの正体については、『笑わない』原作どころか少なくともブギーポップシリーズ内でははっきりとは語られません。一作目にもかかわらずあの「宇宙人」がらみの話はシリーズの中でだいぶイレギュラーなので、忘れてもらってほぼ問題ありません。

組織」はこれからバンバン出てきます

ブギーポップが何者か?こっちが聞きたいぐらいです。

○○(登場人物)すこ♥これからどんな活躍をするのかなあ((o(´∀`)o))ワクワク

4話からは、ごく一部を除いて登場人物一新した新エピソードが始まります。主な舞台は深陽学園ではありません。すこ♥なキャラが続投するかどうかは祈っててください。

話が異常にややこしくて理解しづらいんだけど?

アニメ原作構成をだいたい踏襲しているものの、時間の移動や他視点の混入が増えて省略もかなり多いので、意図的に分かりにくくしているフシすらあります特に2話)

分かりにくいのは原作通り!という自称原作読者は、うろ覚えでいい加減なことを言う大嘘つき野郎だと思っていいです。

原作ラノベ、読んだ方がいい?

アニメのみで十分楽しめているなら無理に読むこともないですが、話を把握するためだけにアニメを何度もリピートするぐらいなら、原作を読んだ方が効率がいいでしょう。原作は、(エコーズの設定や組織ブギーポップの謎などはともかく)マンティコア事件で何が起こったのかに関しては、読めば普通に理解できる内容になっている、と思います

また、原作ひとつの章(早乙女編)と細かい部分を除いて、視点人物一人称で書かれており、各キャラの心情も詳しく知ることができますアニメではモノローグがほぼ全カットでした)

原作、なんか色々あるけどどれから読めばいいの?

現在カクヨムにて期間限定で(いつまでかは不明)『笑わない』が全文無料公開中なので、これがいちばん手っ取り早いです。以後の初期巻も(アニメの進行に合わせて?)公開予定。

ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

購入するなら、オリジナルである文庫版及びその電子版が手ごろ。電子版には、新規の「後書き」が追加されています

今月出たばかりの新装版は、B6単行本価格もそれなりですが、表紙と挿絵新規の描き下ろしで、中身にも書き下ろしの「補記」があるそうです。

前回も書きましたが、上下巻になっている『笑わない』は、原作イラストレーター本人による「コミカライズ」の新装版なので、そこは気をつけてください。

いま雑誌ネットで連載してる漫画版?ってなんなの?予習になる?

アニメ4話から始まる原作2作目の「VSイマジネーター」と、アニメ化予定は不明可能性は濃厚)な5作目の「夜明けのブギーポップ」のコミカライズです。

どちらも単行本1巻が既に発売されており、また、一部無料公開もしています

ブギーポップは笑わない VSイマジネーター 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker

夜明けのブギーポップ 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker

キャラクターデザインが原作寄りだったり、エピソードの順序が原作から変更されていたりして(アニメイマジネーターの最初原作に近い構成になりそう)、アニメから入った人はかえって戸惑うところもあるかもしれませんが、気軽に読んでみてもいいのではないでしょうか。


原作読者向けの話題

ブギーポップ笑っとる(笑)

第一話 浪漫の騎士 3 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

 ブギーポップは奇妙な顔つきをした。目深に被った帽子の下で左眼を細めて、口元の右側を吊り上げた。藤花では絶対にしない左右非対称の表情だった。

 後で思うと、あの表情は苦笑いだったのかも知れないと気づいたが、そのときはわからなかった。ただ、妙に皮肉っぽい、悪魔的な感じのする表情だなと思っただけだ。

 僕は結局、こいつの笑顔というのを最後まで見なかったのだ。

なので、口角上げてるのは原作通りではありますね。竹田君的にというか作品的に「苦笑い」が「笑顔」カウントされないというだけで。まあ、始終この表情をしているわけではないだろうとは思いますが。

ブギーポップもっと感情のない淡々とした喋り方をしてるイメージだったんだけど?

第一話 浪漫の騎士 1 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

「君たちは、泣いている人を見ても何とも思わないのかね! あきれたものだ。これが文明社会ってわけか! 都市生活弱者を見殺しにするところからはじまるってことかい、は!」

 急に大きな声で怒鳴った

公務と名乗るのなら、しかるべき義務果たしてからしろ。苦しむ人々を助けるのが君らの仕事だろう。押さえつけるのは本末転倒もいいところだ」

 と黒帽子演説調に喋っている間に、

第一話 浪漫の騎士 3 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

「なんでなんだろうね……ぼくも、それが知りたいよ」

 ブギーポップは頭上に広がる空を見上げながら嘆くように言った。

「うん、まあね。でもぼくはほら、出ているのは少しだからさ」

 中途半端な慰めで怒るかと思ったのに、彼はしみじみと返事するのだった。

なので、少なくとも『笑わない』では、完全に無感情な喋り方とか棒読みってことはないですね。

本当の「人を喰うもの」の話がカットされてる!٩(๑`^´๑)۶

それ、もともと『笑わない』で出てくる話じゃありませんよね?

なんで校門の自動改札(風の何か)ないの?

そこまで要るか?アレ?

まあ、凪がハッキングで登下校のデータを盗み見る話はなくなったけど、別によくない?

なんで口笛ないの?

なんででしょうね。

一応、こういう解釈もあるようです。

https://twitter.com/sakranized0007/status/1083755868963753985

https://twitter.com/sakranized0007/status/1083756620440514561

2019-01-12

ブギーポップは口笛を吹かない」あるいは「木村明雄の消失

アニメブギーポップは笑わない」1〜3話および原作ライトノベルブギーポップは笑わない』の内容に触れています

TVアニメブギーポップは笑わない」が放送中だ。ほぼ20年前にスタートしたラノベ原作であり、アニメ自体は二作目だが、原作の内容に沿ったアニメ化は今回が初めてとなる。

さて、そんなアニメブギーポップの「ブギーポップは笑わない」(原作シリーズ一作目)編が、最新の第三話で完結となった。平均的なラノベアニメ化としては、原作1巻を3話で消化というのは、極端に速いペースというわけでもない。それでも、もともとが5話で構成された原作を3話に再構成する上で、大小さまざまな省略・変更が発生することは避けられなかった。

そのうち、特に目についた二つの変更点について、思うところを少し書いてみる。

「君と星空を」&木村明雄

上で述べたように、原作ブギーポップは笑わない』は5つのエピソード構成された物語となっている。一話にそれぞれ主人公視点人物)が設定されており、一つの事件複数人間の目から見ることで立体的な世界が立ち上がってくる、といったような、今となっては(当時でも?)さほど珍しくはない仕掛けだ。

原作構成及び各話の主人公はこうなっている。

ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム


これがアニメでは、

ねこういう形に変換されている。話数単位で大雑把に見れば、各パートの分量はともかく原作の流れを大枠では引き継いだ構成と言えるだろう。

ただひとつ原作第四話がその主人公存在ごと抜け落ちている点を除いて。

原作第四話は、木村明雄という男子高校卒業後(事件から二年後)に、当時「失踪」した紙木城直子と過ごした日々のことを回想する、という内容になっている。

木村は、紙木城の交際相手の一人(アニメでははっきりと描かれないが原作の紙木城は木村田中を含めて複数の男と付き合っている)であり、事件にはあくま彼女を通して間接的にしか関与していない。紙木城から保護したエコーズについての話も聞くことになるが、何かのたとえ話だとばかり思っていた。

紙木城の失踪後、色々あったもの普通高校卒業普通大学生として普通生活していた彼の元に一通の手紙が届くことで高校時代記憶が蘇り……という、1話竹田と同じかそれ以上に青春小説的な色合いが濃く、いわゆる「一般人」の目線から見た章となっている。

アニメ化にあたって、章はともかく仮にも原作主人公の一人を丸ごとカットするのはあまり乱暴に思えるが、ここには一応それなりに納得できる理由がある。

第一に、事件の真の姿あるいはその存在すら知らないまま全てが終わってしまっていた、という木村明雄の立場は、程度の違いこそあれ竹田啓司(一話)や末真和子(二話)と重複している。一人一人に見える現実には限りがあるというテーマを示すためには、この二話だけで既に必要最低限のノルマは達成していると言えなくもない。

第二に、竹田と末真は以後の巻でも登場している(末真は準レギュラーに近い)が、二人と違って木村明雄は今のところ少なくともブギーポップシリーズ内では再登場しておらず、カットしても今後の展開に特に影響がない。

第三。エコーズの素性に関する情報は、原作では第四話で木村が紙木城から話を聞くという形で最初に明かされる。物語の本筋との関係においては四話の存在価値と言ってもよい部分だが、アニメでは2話後半、紙木城と凪の会話でほぼ同じ内容が補完されている。これは、原作でもそのようなやり取りがあったと事件後に凪の口から語られていたものであり(木村自分にだけ話してくれたと思い込んでいたが)、オリジナル展開というより変則的原作再現に近い。木村カットしてもそういう軽度の改変で済む部分なのだ

驚くべきことに原作『笑わない』には、凪と紙木城が親友であるという情報こそあるが、二人が直接会話するシーンは存在しない。にもかかわらず、読者にはちゃん彼女らが親友同士に感じられていたというのは小説マジックというほかないが、ともあれ、今アニメで凪と紙木城の会話が追加されたこ自体ファンにとって喜ばしくさえある。

これらの理由から、『笑わない』をTVアニメ3話分に収めるために章と主人公をどうしても一つ削らなければならないとすれば、やはり第四話と木村妥当ということになるだろう。アニメスタッフ判断は間違っていない。

間違ってはいないのだが。

口笛

原作において、ブギーポップというキャラクターはいくつかの記号によって構成されている(もちろんその全てが記号還元され得るというわけではない)

都市伝説死神世界の敵の敵、黒い帽子と黒いマントと黒いルージュ、ワイヤー、そして口笛。

ブギーポップは、常にというわけではないが誰かの前に姿を現す時、特に世界の敵と向かい合う瞬間には、なぜか「ニュルンベルクのマイスタージンガー第一幕への前奏曲を口笛で吹きながら登場する、ということになっている。

過去メディア展開でも、多くの場合はこの口笛が再現されてきた。

実写映画はあらすじの時点で「口笛を吹く死神」と紹介されているし、旧アニメファントム)ではブギーポップ登場時の口笛はもちろん、次回予告のBGMとしてオリジナルアレンジマイスタージンガーが毎回使われ、最終回ではテルミンバージョン???)すら流れるという充実ぶり。

メインの使用キャラクターではなくサポートキャラとしての出演に過ぎない、格闘ゲーム電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」でさえ、ブギーポップはやはり口笛を吹いて登場している(実際にプレイしているわけではないので又聞きだが、そのせいで攻撃判定の発生が遅いとかなんとか)

このように、「マイスタージンガー」「口笛」はこれまで原作の内外で、ブギーポップというキャラクター作品象徴する、代名詞と言ってもいい扱いをされてきた。

原作『笑わない』では、ブギーポップは二度口笛を吹いている。一度目は、一話の竹田屋上で会話をしている時。

第一話 浪漫の騎士 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

ブギーポップが口笛を吹き始めた。明るく、アップテンポな曲で、しかも呼吸に緩急があってすっごく上手だったが、しかし口笛なので、やっぱりそれはどこか寂しげだった。

 そして、藤花は口笛が吹けないことを思い出した。

うまいんだな。なんて曲だい?」

「〝ニュルンベルクのマイスタージンガー第一幕への前奏曲さ」

「なんだいそれ」

ワーグナーって大昔のやかましロマンチストがつくった、一番派手な曲だよ」

二度目は五話終盤、早乙女を失って荒れ狂うマンティコアに追われる新刻の前に姿を現す時。

第五話 ハートブレイカー 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

 恐怖のあまり、私はついにおかしくなった、と思った。

 幻聴が聞こえだしたのだ。

 現実にはあり得ないほど不自然な曲が、目の前の並木の植え込みから聞こえてきたのだ。

 それは口笛であった。

 しかも、口笛にはまるで似合わない曲、ワーグナーの〝ニュルンベルクのマイスタージンガーなのだった。

いずれも、古くからの読者には印象深いシーンだろう。

しかし、今アニメの「笑わない」編ではこれらの口笛演奏存在しない。ブギーポップは、一度も口笛を吹かなかったのだ。

これも木村同様に尺の都合なのだろうか?

マイスタージンガーといえば、あの、ふぁーふぁーふぁふぁーという力強いイントロが印象的な曲だ。口笛でいうと、ぴーひょーろろーとなる。最低限この、ぴーひょーろろーさえ吹いてくれれば、少なくとも原作読者には「あの口笛」だと一発で分かるし、初見視聴者にも、ブギーポップというのは口笛を吹くキャラらしいということだけはなんとなく伝わっていただろう。

前回のアニメや電撃FC使用された口笛バージョンマイスタージンガーで、ぴーひょーろろーの部分の所要時間確認してみると、せいぜい2〜3秒というところだった。2、3秒。もちろん1秒24コマで動くアニメ世界での2、3秒は、日常的な感覚のそれよりも遥かに長い時間ではあるのだろう。だが本当に、今回のアニメ「笑わない」編は、ぴーひょーろろーを挿入するだけの余裕が一切存在しないほどに緊密な内容だったのだろうか。

どうしても時間が足りないなら、いっそセリフを喋りながら同時に口笛を吹かせてもよかったのではないかブギーポップというのは、そのぐらいの物理法則を超えた無茶も読者視聴者笑って許してもらえるような、良くも悪くも異質なキャラだったはずなのだが。口笛のためにそこまで冒険するほどの価値はない、と判断されたのか。

これが、今回のアニメではブギーポップは口笛を吹かない存在として設定されているということなのか、それともあくまで「笑わない」編だけの変更なのかはまだ分からない。次回からの「VSイマジネーター」編ではしれっとぴーひょろ吹き始めたりする可能性もある。しかし仮にそうなるとしても、「笑わない」で口笛を吹かなかったという事実は、もはや取り返しがつかないのだ。

原作未読者の中には、口笛が無いとなにか物語の展開に支障が出るのか?という疑問を持った人もいるかもしれない。たしかに、どうしても口笛が無ければ成立しないという場面は、原作にもほとんどない。もちろん口笛自体に、特殊振動波か何かで敵の脳に直接揺さぶりをかける、などという実用的な効果存在するわけもない。はっきり言ってしまえば、口笛は基本的雰囲気づくりの賑やかしでしかないということになる。

その意味では、削る必要はないが削ったところでどうということはない要素だったのだ、とも言える。

言えるのだが。

昔語り+α

ここで唐突に昔の話をする。

ブギーポップがちょうど一度目のアニメ化や実写映画化をしていた頃のこと。とある個人サイトにて、「実写映画になるっていうから読んでみたけど単なる化け物退治の話だった」というような『笑わない』の感想を見かけた。当時の自分シリーズ純粋ファンだったので、そのあまりにも大雑把なまとめ方に、大雑把にまとめてんじゃねーわよ!と素朴に憤慨したものだ。

しかし、今にして思えばあの感想示唆である複数視点による眩惑を取り払った一本の話として『笑わない』の本筋だけを眺めてみれば、それはたしかに「単なる化け物退治」の話でしかないのだ。

では、自分を含めた多くの読者に『笑わない』を「単なる化け物退治」ではないと感じさせた、「本筋」以外の部分とはなんだったのか。それは、自分の進路について語る竹田とそれを半ば無責任肯定してくれるブギーポップであり、

第一話 浪漫の騎士 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

「へえ、君は受験しないのかい

「うん。親父の知り合いでデザイン事務所をやってる人がいて、ずっとバイトしてたんだけど、その人が〝おまえは見込みがある。センスを感じる〟とか褒めてくれてさ、大学なんか行かずに俺のところに来いって言うんで」

「すごいじゃないか親方に見込まれ職人ってヤツだな」

“対決”を望んで走る末真であり、

第二話 炎の魔女、帰る 3 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

(そうよ──中途半端はもううんざりよ!)

 霧間凪はほんとうに魔女なのかも知れない。でも、それこそ望むところだった。

「No One Lives Forever」を口ずさむ早乙女であり、

第三話 世に永遠に生くる者なし 5 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

「……誰も、誰も、誰も、誰も、誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も………」

新刻の意志の強さを賞賛するブギーポップであり、

第五話 ハートブレイカー 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

しかし、新刻敬──君の意志の強さは見事だ。君のような人がいるから、世界はかろうじてマシなレベルを保っている。世界に代わって感謝するよ」

そして、木村であり口笛であり、そういった一見取るに足りない枝葉こそが作品の印象を形成していたのではないか

枝葉とは言うものの、ひたすら枝と葉を切り落として純化していった先にあるのは、ただ一本の幹だけがまっすぐ天を突く寒々しい樹の姿だ。口笛や木村が本筋に不必要だというなら、ブギーポップあんな格好をしている必要別にない。『笑わない』のプロトタイプとなる作品には早乙女存在していなかったともいうし、この巻に限って言えばブギーポップだって無くても成立しそうな内容だ(シリーズ全体で見てもブギーポップ世界設定の中で異物として浮き続けていている)。必要不要物差し物語を測れば究極的には、そもそもアニメ化する“必要”とは……?原作が書かれる“必要”はあったのか……?という不毛なところにまで踏み込みかねない。

ブギーポップというシリーズは、ことに『笑わない』は、この「剪定」の影響を大きく受けやす作品であるように思う。本筋に関わらない細部が、作品本質とは思いがけなく深く結びついてるかもしれない、という面倒くささがある。アニメ側にとっては、原作の味を再現するためにどこを切ってどこを残すべきなのか、という判断が非常に難しい題材だったのではないか

いや、ブギーポップに限らずどんな作品であっても、ファンアニメ化や映画化などのメディア展開のたびに、アレがないと○○本来の良さが失われてしまう!と感じてはいるのだろうけど。

まとめ

木村明雄の省略に関しては、大きな変更ではあるし非常に残念ではあるが、三話という尺を考えれば致し方ない(そもそも『笑わない』を三話でというタイト過ぎる構成の是非はともかく)

口笛に関しては、小さい部分かもしれないが逆にそんな小さいところを敢えて削る意味が分からないし、監督でもシリーズ構成でもプロデューサーでもいいので早めに誰かに何らかの説明をしてもらいたい。

ということになる。

原作から変えること自体は、いい。メディアの違いに加えて、予算時間など様々な制約もある以上、どうしたって変えざるを得ないところは出てくるだろう。だが、その変更に意図というか大げさに言うと「思想」があまり感じられないのはちょっと困る。原作から変えてまで実現したかたこととは何なのか。

前回のアニメ、「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」は、初アニメ化にもかかわらず『笑わない』のオリジナル後日談という暴挙とすら言える内容となっており、それだけにとどまらず「霧間凪一人称が『オレ』じゃない」など、原作からの変更点がいくつか存在した。当然、原作ファンから評価も当時はあまり良くないものが多かった。

しかし、ファントムというアニメからは、これが作りたい、こうした方が面白いはずだ、という意志は強く感じられた。原作からの変更点自体に納得できるかどうかはともかく、そういう姿勢を打ち出されればこちらも、へぇ……あなた達はこういう画面も話も異常に暗いアニメがカッコイイと思ってるんだ?「オレ」女はリアルじゃないって?へーえええええ……?と正面から受けて立つことができるというものだ(こめかみに血管浮き上がらせつつ)

今のところ、今回のアニメブギーポップは、原作読者の目から見ても決して悪い出来ではない。悪くはないのだが、どうも、どこに芯があるのか分かりにくいアニメ化となっているように見える。

公式が「アクションファンタジー」と銘打っているということは、「笑わない」編では終盤に集中して存在する程度だったアクション部分が徐々に増えていく、これからエピソードが本番ということなのかもしれない。たしかに、最初に公開されたPVでもアクション描写はひときわ光っていた。

次の4話からは、原作では上下巻の大がかりなエピソード「VSイマジネーター」編が始まる。そこでは、このアニメと思いきりVSできることを願っている。

追記

”『笑わない』のプロトタイプとなる作品には早乙女が存在していなかったともいうし” へえ  それどこ情報? - maturiのコメント / はてなブックマーク

”『笑わない』のプロトタイプとなる作品には早乙女存在していなかったともいうし” へえ  それどこ情報

電子版『笑わない』新規書き下ろし「後書き」。プロト版のタイトルは、「エコーズ──人喰いの谺」だって

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