はてなキーワード: 日和見感染とは
歯科って古い機器だと患者の体液が触れる範囲がディスポでもなければ滅菌も出来ないつくりだったりするらしい。
あと滅菌出来ても毎回交換となると手間も費用もかかるので使い回ししている所も多いとか。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASGBQ36CWGBQPLPB002.html
ブコメだと根拠の無い風評被害とか反医学とか田舎だからとか思ってる人が多いようだけど、
根拠が無いわけでもなくガチで院内感染起こしてる可能性があるわけで。
あと風邪の方はこの人の言う通りだね。
ただの風邪なのか日和見感染なのかで専門的な治療が必要になる可能性もあるし、大病院での診療を勧めるってのは別に悪くないと思うけど。HIV感染者の対応を一般病院に求めるのは酷。差別じゃない。
専門医でなければ対応が難しい基礎疾患持ってる人だったらそれ以外も全部かかりつけでよろしく、ってのは別に他の病気でもよくある事。
うろ覚えなんだけどこんな感じ。間違ってたら指摘してくれ。
感染経路はセックス、注射の回し打ちなどの血液感染、母子感染の3つ。
(最近医療器具の使い回しが次々発覚してるけど、あれでHIVが広がってないことを願う。)
HIVは発見当初はゲイの感染者が多くて、ゲイ差別とHIV差別がごっちゃになってた。ゲイがうつりやすいのは避妊を考える必要がなくて生でやっちゃうことと、肛門性交は裂傷ができやすくてそこから感染しやすいから。
日本だとセックスでうつるってだけで差別されてる感じがするね。元カノの元カレがHIV持ってれば感染するので、差別を受けるようないわれはない。(処女信仰とか童貞信仰(あるのかな)の議論はここでは勘弁ね。)
芸能人が「HIV検査を受けました」なんて言わなきゃいけない状況が、いまだに差別があることをあらわしてるよね。ほんとは普通の健康診断で検査やってもいいくらいだと思う。
潜伏期間は5年??10年。その間に細胞の中の免疫を作る機能が破壊されていく。
潜伏期間が過ぎると、日和見感染症と呼ばれる、通常ならかからない感染力の弱い病気に次々とかかる。
多いのはカリニ肺炎とカポジ肉腫。つか連続してこの病気にかかった人が発見されたことが、HIVウイルスの発見につながったらしい。
こういった日和見感染症にかかった時点で、AIDSが発症したことになる。
最終的には脳炎や癌にかかって亡くなる。
HIVと共存し、免疫機能が減らないまま生きながらえる人が数%いるらしい。
治療は意外と進んでて、免疫機能を減らさない(HIVを減らす)薬が開発されてるので、毎日決まった時間にそれを飲んでいればAIDS発症は避けられる。普通の生活も送れる。
帝王切開すれば母子感染を防ぐことができる場合がほとんどで、出産も望める。
当然のことながら、免疫機能が破壊される期間が短ければ短いほどいいので、発見は早いほうがいい。
アフリカでは、「処女とセックスすればAIDSは治る」という誤った言い伝えがあるんだと。赤ん坊をレイプする人もいるらしい...。
後は宗教上コンドームをつけない地域でも蔓延してる。これは中南米のカトリック圏に多い。
日本の場合も、女性がコンドームをつけてと言えないこと、男性が生でしたがることが蔓延を助長してる。
ということで、「気をつけていれば感染しないと言うことと、差別される理由のない病気であると言うことが分かりました」という今まで散々世間で言われていることを再認識しただけで終わってしまったw日和見感染症っていうのは初めて聞いたけど。