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はてなキーワード: 改善とは

2024-02-01

anond:20240128201444

現状批判するのはいいとして、自民改善を求める方がいいのか、政権交代して新政権に期待する方が現実的か、の比較検討必要だと思う。

anond:20240201095947

アメリカステレオタイプ的な米国人から今でも差別が残る国ってだけの話だろこれ

差別撤廃という話は欧米から流れてくるけど、それは欧米が進んでいるからでは無いんだよ。

巨大な問題があって、根強くて改善できないから騒がれてるんだよ。

脚本家の人に同情できるか、考えてみた。

漫画読みとしては、原作者が死にたくなるほど追い詰められるなら、作らない方が良かったのでは?と素朴に思ってしまうな…。

anond:20240201014306

ーーー

脚本家の人に同情できるか、考えてみた。

今回たまたま死者が出てしまったけど、追い詰められて極端な行動に出る危険性があった関係者は、原作者にせよ脚本家にせよ、いままでもいたんんだろうな。みんなが危険運転をしている中で死者を出す事故当事者になってしまった不運はあると思う。

今までたまたま誰の目にも明らかな形での死者が出てなかっただけで、鬱その他の疾患、なんならニュースにならないタイミングでの自殺者なんかもいたのかもしれない。

なぜこうなってしまったのか、製作当事者の人は、現場の細部はわかっても、分析はそんなにうまくできないんじゃないかと思う。

理想的にはジャーナリストとかが上手く分析してくれたらいいんだけど、できるかなあんまり期待できないのかもしれない。

脚本家の人個人火祭りにあげるのは溜飲を下げる以上の意味はないと思う。

ーーー

漫画家とか小説家の人にできる事って何があるのか考えると、悲観的に言うと自衛のためにどんどん実写化断っていくことくらいしかできることはないのかもしれない。(弁護士雇って契約書を分厚くしていく方向の話もありそうだけど)

でも難しいのが、芦原さん、砂時計実写化はすごくいい経験だったみたいなんだよね。

実写化は、ビジネスとして重要という側面もあるけど、いい形での実写化普通に作家の人にとってとても嬉しい話であるらしいので、ざくざく断るの難しいんだろうな。

ーーー

漫画世界だと、今も色々と無理をしているけど、昔より漫画家が休めるようになってたり、昔に比べると人気作の終わりどきを決める権限が作者にあるみたいで、昔よりは、良くなってる印象がある。

何をどう改善するのがいいのかわかんないけど、少しでも良くなって欲しい。けど、変わるかな?

ーーー

追記

“こんくらいで自殺なんかされて罪悪感植え付けられて可哀そうと思う”

自分漫画を書いた先生の方に感情がよってるから、先に書いたような書き方になっちゃうけど、脚本家の人に共感する人は、そう思うよな。

先生が生きてたら、過去の笑い話になったりしたかもしれないし、あるいはお互い一生のわだかまりが残ったんだけど、それはそれとして次に進んでいったみたいな展開になったかもしれない、ともかく別の展開があり得た。

個人的には、こんなことが起こらないように改善してほしい気持ちと、ギョウカイのカイゼンとかどうでもいいから死なないでほしかった気持ちが両方あるな。

漫画の続きが読みたかったという気持ちはあるけど、もし読めないなら読めないでそれでもいいし、なんでもいいから生きててくれたらよかったんだけどな。

anond:20240201014306

漫画読みとしては、原作者が死にたくなるほど追い詰められるなら、作らない方が良かったのでは?と素朴に思ってしまうな…。

ーーー

脚本家の人に同情できるか、考えてみた。

今回たまたま死者が出てしまったけど、追い詰められて極端な行動に出る危険性があった関係者は、原作者にせよ脚本家にせよ、いままでもいたんんだろうな。みんなが危険運転している中で死者を出す事故当事者になってしまった不運はあると思う。

今までたまたま誰の目にも明らかな形での死者が出てなかっただけで、鬱その他の疾患、なんならニュースにならないタイミングでの自殺者なんかもいたのかもしれない。

なぜこうなってしまったのか、製作当事者の人は、現場の細部はわかっても、分析はそんなにうまくできないんじゃないかと思う。

理想的にはジャーナリストとかが上手く分析してくれたらいいんだけど、できるかなあんまり期待できないのかもしれない。

脚本家の人個人火祭りにあげるのは溜飲を下げる以上の意味はないと思う。

ーーー

漫画家とか小説家の人にできる事って何があるのか考えると、悲観的に言うと自衛のためにどんどん実写化断っていくことくらいしかできることはないのかもしれない。(弁護士雇って契約書を分厚くしていく方向の話もありそうだけど)

でも難しいのが、芦原さん、砂時計実写化はすごくいい経験だったみたいなんだよね。

いい実写化ビジネスとしての重要という側面もあるけど、普通に作家の人にとってとても嬉しい話であるらしいので、ざくざく断るの難しいんだろうな。

ーーー

漫画世界だと、今も色々と無理をしているけど、昔より作家を休めるようになってたり、昔に比べると人気作の終わりどきを決める権限作家にあるみたいで、今も色々と無理のある世界だけど、昔より良くなってる印象がある。

何をどう改善するのがいいのかわかんないけど、少しでも良くなって欲しい。けど、変わるかな?

きちんと仕事しない人が増えた

少し前までは、得意先も若手も、一緒にいいもの作ろう!というムード仕事をすることがほとんどだった。

その分厳しいやりとりもあったと思うが、終わってみれば満足感が残った。

しかし、最近は、

保身だけで決めることをせず責任を極限まで回避する人や、

口ばっかりで何も行動、実行しない人や、

ちょっとした摩擦があると、相手が悪い!といって吹き上がって通報しまくるバカや、

言われたことをしないですごい私のオリジナル採用して!と調子にの素人や、

落とし所を見つける努力せず論破(笑)マウント気持ちよくなるアホが、

ずいぶん増えた気がする。

そういう人を避けて仕事をするようにしているが、どうしても出会い頭は避けきれない。

こういう奴らばかりの会議なんてのもあって、地獄だ。

その中で、まともに交渉しながら難しい仕事をしようとすると、どうやったって彼らから

攻撃されながら仕事をすることになる。苦痛である

仕事をやらないならやめたら?と心から思う。お願いだから現場に参加するのはやめてほしい。

なんでこんなに増えたんだろうか?

なんとなくは分析はできるが。Z世代だとかリモートワークだとかの言葉が思い浮かぶ。彼らを見ているとこういう状況が改善しまくる感じはあまりしない。

それしてもずいぶん急というか多いというか。

本当に邪魔だ。大体、こういう奴らが会議だとかチームだとかで半分以上になると、真面目な人が完全に割を食う。貧乏くじを引く。めちゃくちゃ苦労して搾取される。

「なんでボクの平和ラクできる世界邪魔するんだ!」と睨まれたりする。

安全なところから石を投げる多数派が、おどろくべきことに正義ヅラしたりする。その調子にのったツラも許せない。が、我慢する。

結局は、そういうマクロ的なことばかり考えるより、ミクロ的なところでの話に対応しなくてはならないのであり。

結局、自分自分のまわりだけでもなんとか地雷を避けたり爆弾排除したりしていくのが一番だと半ば諦観とともに思う。

2024-01-31

anond:20240131113007

①まず、増田はたしかデリカシーに欠けていた。「付き合って三ヶ月も経つのやらせてくれねぇなら分かれる」と言われたら、大抵の人は最低だなと思う。そこは反省して、同じ状況での心の持ち方や言い方を改善したい。

大学クラス大学生活のごく一部。また、人生のごくごく一部でしかない。大学生活の別の場所有意義な居場所複数見つけることを勧めたい。他に複数の居場所があるなら、最悪の場合として、クラスメンバーには今後卒業までフル無視され続けてもそんなにダメージはない。ゼミ研究室サークルバイトインターン留学etc時間軸と空間軸を拡げて見れば居場所はいくらでも見つかる。

クラスメンバーとの関係修復を図りたい場合は、増田にとってもっと信頼関係のある相手から順に、増田元カノからどんな話を聞いたのかを聴き、増田視点から事情説明して、誤解があるならそれは解き、今はこのように反省しているのだと申し開きをする。

いささか唐突申し訳ないですが、質問があります

大型二輪免許バイク)という国家資格がありますが、

教習者が平均的身長男性向けに整備調整したものしかなく、

1,000cc, 2,000cc (さらには 8,000cc といったバイクもありますが)

体の大きな私からしたら、同額の教習料を支払っているのに、不公平状態です。

男女共同参画バリアフリー女性の権利・・・

そういった観点からも、よくないと思えています

このような現状を改善するために、

行政指導をいれる、法制改革する、といったことができたらと思うようになりました。

もう少し踏み込めば、大型二輪免許は400~で、

750ccの約250kgのバイクで教習するのですが、身長の高い男性(または程よく訓練された肉体)には軽すぎる場合があります

車体の重量は調整してしまうと操作性にも影響がでてしまうので、

普通二輪免許区分を移動し、~250cc(小型二輪)、250cc~750cc普通二輪)、750cc~(大型二輪)とすれば、

より理想的なのではないかと、思えています

750ccに満たない車体は身長180cm以上(または程よく訓練された肉体が)ないとかえって扱いにくいです。

でもこれは行政指導ではなんともできないので、法制化が必要なのかと思います

250ccは、バイク安全担保する必要のない車検不要の排気量であるのに

高速道路を走れるのは恐ろしいです。

それで高速道路走行の分割の分岐点として、最適であると、私は考えています

anond:20240131154918

反故にしたい人ほどなんだかんだ理由をつけて書面に残すのを嫌がる

書面に残すことによって抑止力が働く

裁判になった際にちゃんと勝てるようになる

反故した側が裁判で負けたことが広く知られることによって

書面に残すことによる抑止力が強力になる

100%絶対安心の銀の銃弾なんてないんだから

少しずつでもよくなるように改善すべきでは?

anond:20240131005602

不朽の名作映画でも原作者メチャクチャ批判されている物多いから、良い作品=原作者意図を汲んでいるわけではなくて倫理的方面での議論の展開は良くないなあと思っていた。

ただ、原作者会社の力関係改善必要とする面もありそうだから、みんな契約とか仕事フローとかの話に集中してくれれば良いのに

Visit Japan Web改善された

anond:20240106154341 を書いた増田です

1/25から「共同キオスク」の実験が開始されたとのこと

https://www.customs.go.jp/kaigairyoko/20240125.html

前回俺が指摘したVisit Japan Web課題と、今回改善された点を列挙する。


上の⭕❌だけ見ると変わってねーじゃん!となってしまうが、税関の言い分では

入国審査認証ゲートの前に共同キオスクを設置し、そこでVJWアカウント顔写真登録することで入国審査認証ゲートをウォークスルーできるのが改善ポイントとのこと。

また資料上では税関申告の手続き不要であるかのように書かれているが実際の使用感は不明だ。

過去の俺の主張は「そもそもVJWアカウント作らせるのやめろよ。パスポートでぜんぶやれよ」なので、個人的希望からギャップがある(入国審査の方を簡素化するっておかしくね?)が、改善の方向で進んでいるのはいいと思う。

実際の使用感を試した人は教えてくれるとうれしい。

anond:20240130205400

犬でなくて人間に対しても、自分100%幸せ提供できるなろうか、できているだろうか、と考えてしまうことはある。

理想というのは手が届かないか理想なのであって、そこに到達することはできない。

理想から逆算される改善点を、少しでも埋めていくことしかできない。

それができるだけでも良しとすべきなのかもしれない。

短期制作大量生産コミュニケーション不足

セクシー田中さん』見てなかったし、原作も未読。でもあの一件以降、原作者やクリエーターたちが同じような経験をしてるという話をポストしているのを見て対岸の火事ではないと感じた。みんな同じことを経験してるんだ。

私も制作する立場にいる(偉い人じゃないです)。どちらかというと原作側。

とにかく短期制作大量生産コミュニケーション不足。複数現場経験したけどどこも同じ。

基本的原作側と制作側、そこの末端の制作者、顔を突き合わせる機会は少ないと思う。

とにかく時間がないし、脚本はわからないけど単価も労力に追いついてないと思う。

その中で私たちはどうにか軌道修正しなきゃいけなくて、それが本当に辛い、めっちゃストレス

みんなひとりひとり、人格のある人間なので我が出てきてしまうけど、複数人でひとつのものを作る時は作品を一番に考えて、原作者がいる場合原作が目指すところを一番に考えてやらなきゃいけない。我を出してくる人を止めなきゃいけない。

プロデューサーにはその手腕が必要だけど、制作時間の短さに対するそれに見合わない物量のせいで『妥協』が発生する。

本当は作ってる側は完璧にやりたいけど、直す時間がない。結果妥協するしかなくなる。理想から程遠いものを作られた時、それを直すのに同じくらいの時間がかかるので。

消費者が思ってるよりも一つの作品を作るのには時間と労力(そして資金)が必要なんだよね。日本だけじゃないかもしれないけど、それをあまりにもケチってる現場が多いように思う。本当に余裕がない。

昔、知り合いのドラマ制作に関わっていた人は過労死してしまった。

だいぶ前の話だけどそのときからまり現場改善されてないのではないか

何を望んでいるかというと、もっと余裕をもって妥協せずに制作できる業態になってほしいということ。

労働者の身を削らないとクオリティの高いもの理想とするものが作れないのなら、いったん全てを見直さなきゃいけないと思う。

それができているところもあれば、できていないところもあるし、現状ではそれが主流ではないと感じている。

山田祥平さんは完全にキャリアを再構築した

おそらく御年70を超えていると思われるが、コロナ前後まではポエム的なものが多く技術コラムとはいえないものだった。

しか最近現場に足を運んで取材したり、豊富過去経験からデータをまとめるなどして読み応えのある記事になっている。

どこかで切り替えをしたのだろうと思うが、人間は何歳になっても進化したり仕事改善できるのだなと勇気づけられる。

キャリアというのは停滞があったとしても、どこかで改善したということが分かると一気に評価が上がるなとも思った。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/1562770.html

2024-01-30

原作改変を批判するために人の死を利用するのはやめろ

https://anond.hatelabo.jp/20240130113337

ドラマ原作改変との戦いが作者を疲弊させたことが分かってるよね?

疲弊させたのは事実だと思われるが、それが自殺理由であるという極論に走るのはやめろ。可能性はあるが、まだ分からないことの方が多い。

(実写化等において原作立場があまり良くないと言うのは界隈でずっと言われ続けたことでもある)

実際ずっと言われていたことで改善されるべきだと思うが、そのことを批判するために人の死を利用するのはやめろ。都合の良い解釈他人を叩く材料にするべきではない。

アイシールド21」読切に倒れ伏している

昨日のジャンプ買った?

20年ぶりの「アイシールド21」読切、どうだった?


・読めて感激、気分はお祭り文句なしに大喜びできている人

・ 「アイシールド21」という作品にはひとつ欠点もないと感じる信心深い人

ヒル魔好きな人

以下の文章を読むことはおすすめしない。

読切うれしい。21周年おめでとう。ありがとう

増田もそう思ってるよ。嘘じゃない。


思ってはいるけど、漫画ファンとしては、

ぶっちゃけ全然手放しで喜べない、

看過できない仕上がりだったとも思っている。

なのでここにその旨のお気持ちを記録しておく。


・今回の読切に少しでも思うところがあった人

・「アイシールド21」という作品全体を通じて積年の思いがある人


向けの内容である


・筆者について

・はじめに

・読切のストーリーについて

作画について

・かつてのアイシールド21の何が素晴らしかったのか

・まとめ


の順で触れていく。

あと言っておくが「アイシールド21」の21周年は心から祝っている。

おめでとう。読切企画を実現してくれた関係者各位、先生方、心からありがとう


しかどうしてこうなった



筆者について(読み飛ばし可)

アラサー漫画オタク

・往年のアイシールドファン。連載開始から最終話までリアルタイムジャンプで読んでた

単行本画集も持ってる。アニメも見た。

・連載後半は2ちゃんアイシスレ見たりもしてた(本スレアンチスレを兼ねる様相で当時はおどろいた)

はじめに

かきおろし読切の制作が決定したという作者の告知があってからこの日をずっと楽しみにしていた。

完結して十何年もたった作品の続きが読める、

こんな奇跡はまたとない。

お祭り読切です」という言葉にいやおうなく期待は高まった。

発売日、即ジャンプ買って読んだ。



………………。



昨日からSNSは「アイシールド21が読めて嬉しい!」といった歓喜の声にあふれている。作品名でトレンド入りもしている。

総じてネガティブ意見は言いづらい空気が漂っている。


昨今、批評批判混同され歓迎されない風潮だが、

いちファン作品真剣に相対したいち記録となることを信じてせっせとこれをネットの海に流している。


読切のストーリーについて


まずあの話、どうでした?

過去キャラ総出演!」

セナVSヒル魔まさかの激突で激アツ展開!」

…とは思えなかった。

というか読切では当然のように「ヒル魔セナ、双璧のW主人公」みたいな雰囲気が醸されているのだが、

そもそも大前提として、本作品はW主人公作品ではないだろう。

という確認がなされないまま作られている印象だった。


ヒル魔というキャラクターが大いなる魅力や影響力をもっている、そのこと自体異論はない。

人気投票では主人公を凌ぐレベルの票をあつめ、

ストーリー於いて重要役割を担い、

彼の求心力とある種のカリスマ性が、読者並びに各種ファンダムを今なお牽引していることにも異論はない。

原作者が格別の思い入れを注いでいることにも、この際異論はないものとする)

それでも、少年漫画としての「アイシールド21」に考えをはせるなら、第1話の構造からいっても、

この物語主人公セナひとりであり、

この物語は「アメフトを通して描かれる小早川瀬那の成長譚」でなくてはならないはずだ。

……にもかかわらず、本作はそこをぶらしていった。

連載半ばからヒル魔は悪い意味でどんどん主人公化していった。

そしてそれが改善されていないどころか、全面化していたのが今回の読切だった。


思えば、最終話の落としどころはまだマシだった。

セナの結末とは別のレイヤーで、ヒル魔の着地点を描いていたからだ。

デビルバッツ創立時のコアメンバー3人、

ヒル魔・栗田・武蔵がそれぞれ、

京大・炎馬大・バベルスという別の進路をとり、三国志の道を選ぶ。

ここの3人が対等なライバルとなる結末は、

物語構造からしても納得感があるものだった。

にもかかわらず読切で披露されたのは

セナvsヒル魔NFLにいくのはどっちだ!?」対決………って、



三国志とはなんだったんだ?????

武蔵と栗田の立場がなさすぎて、あんまりじゃないのか????????



(※さらに言うなら武蔵に至っては読切に影も形も出演がないの、本当にあんまりだったと思う。回想の円陣にもいないとはいったい…。

※この点について「読切から興味をもった読者に武蔵存在を伏せたかった・ネタバレを防止したかたからでは」という擁護意見も目にしたが、

そうであるなら円陣では後ろ姿で顔が見えないように描いたりすればいいだけだし、現在軸の観客ポジションはいてもいいはずである

それすらない以上、描き忘れ疑惑が晴れるものではないと思う)


読切の大筋を

「先輩とライバルになり、それを超えていく主人公セナ

という骨子にするのならせめて

セナ率いるドリームチーム vs デビルバッツ創立時メンバー3人が再結成するドリームチーム

…みたいな構図にはできなかったものだろうか。

さらに「AIをしのぐのは人間勇気」みたいなテーマを(是非はともかく)導入したいのだったら、

半端にセナ主人公とせず、いっそいさぎよく「読切なので主人公ヒル魔です。セナは脇役として登場してもらいます」などとして構成してしまうほうが、

まだ「作者のエゴ」と「読者」と「読切作品としての完成度」、すべてに対して誠実な仕上がりをみたのではないだろうか。


このあたりの整合性のとれていなさ、ちぐはぐさが、読み味の違和感、納得感の薄さにつながっているように思う。


(※余談だが、アイシールドスポーツマンガとして傑出している点であり特色のひとつに、

天才と凡人」というテーマ残酷なまでに描いているところが挙げられると思う。

それを思うと、読切からその要素が完全に排除されていたのも惜しむべき点だった。

その意味においても、読切では

身体能力においてはある種の天才であるセナと、今度はそれに挑む身体的凡人ヒル魔

といったふうにセナとは別の視点ヒル魔視点から描いてしまうほうがいっそ面白かったんじゃないだろうか。

原作者ヒル魔描きたい欲も、キャラファン読者の需要も両方満たされただろうし

本作の新たな面を見せることができたんじゃないか、等々。

後述するが、原作者編集者はそういった検討すらしなかったのだろうか)


あとこれも看過できないので言及するが、

セナvsヒル魔試合」という今回の読切が、アニメ最終話の追認に近いものになってしまっていることにも絶望しかない。

アニメアイシールドはあらゆる意味筆舌尽くしがたい出来栄えなのだが、満を持した読切がそれと今さらカブるって、そんなことがあっていいのか。


作画について

村田先生、みんなご存じ、少年漫画界屈指の超絶技巧ハイレベル画力の持ち主。

アイシールド完結から十数年、満を持しての読切、

すなわち『ワンパンマン』のようなアップデートされた村田先生作画で、

令和のアイシールドが読めるのか!?!?


…というファンの期待は儚くも裏切られた。


今回の読切の作画

最終巻付近の、あのへんの絵柄………である


……そうか……。


初期からずっと絵がうまくて、

どんどん画力が凄みを増していって、

20巻あたりになってくると最強に脂がのってきて、

綿密な書き込みコミックスの隅々の描きおろし

強いこだわりや作品愛を感じられて、

だけどそんな村田先生が心身の調子を崩し、

あのすばらしい絵が、だいぶ淡泊ラフな方向へ変わってしまった、

そんな、あの頃の絵柄…


遠くにいるキャラには顔描き込みさえなく、

防具や背景の作画もそこはかとない省エネで、

特徴的な造形のキャラ達もどことなく平均化されている、

そんな、あの頃の絵柄…


フィールドにいるはずのキャラがなぜか観客席にもいるとかい

キン肉マンもかくやの謎作画ミス連発のうえ

それを誰も指摘しないままジャンプでお届けされていた、

そんな、あの頃の絵柄………



…………そうか………。




掲載日もガチガチに21周年に合わせているわけではなさそうだし、

読切制作告知はずいぶん前に行われていたし、

作画時間、じゅうぶんとれていたはずでは…ないのだろうか。

武蔵はおらず、十文字の顔の傷は違う所にあり、

背番号服装の誤りも細かく発生しており、

そんなこまごまとしたミスをチェックして修正する手間すら…惜しかったのだろうか。


もしや、アイシールド、描きたく……なかったのだろうか。


憶測にすぎないけれど、したくもない想像が膨らんでしま作画がただただ悲しい。




かつてのアイシールド21の何が素晴らしかったのか



なぜこんなにも失望感が大きいのか。

失望感を覚えるということは、

そもそもアイシールド21」という漫画に何らかの幻想を抱かせるような霧でもかかっていたんじゃないだろうか。


その正体は何か。



理由をたどると「原作作画の分業制でつくられた作品であること」が挙げられると思う。


そもそも原作者稲垣先生のほうはそこまでキャラの扱いに手厚いタイプではないと見受けられる。

キャラクターにとんでもない退場のさせ方をしたり、

かと思えば突飛なタイミングで再登場させたり、

桜庭アイドルヘアや阿含ドレッドをある日突然無慈悲に剃り上げてファン阿鼻叫喚の渦に叩き込んだり等々

何にせよ相当ストーリー優位の作り方をしている作家と思う。

それはそれで一つのスタイルなので良い悪いの問題ではない。

事実アイシドクターストーントリリオンゲームと3本つづけて大ヒットを飛ばしている優れたストーリーテラーであるわけだし、どれもとんでもなく面白いし)



だが、作画を担う若き村田先生は、真逆タイプだった。


要人から端役に至るまで、

あらゆるキャラクターにかっこよさや愛嬌人間味、

バックボーン想像させる表情や振る舞いなどの魅力を付与して、

見るものに何らかの愛着を抱かせるような造形に仕上げ、

コマコマ情熱をこめて作画していた。


信じられない密度で、オマケページを埋め、

色んなキャラの色んな一面を描きまくってくれた。


別冊として出たデータブックでは各校の全チームメイトの顔カット100人単位で書き起こし、

人物紹介には毎巻のように「ウォーリーを探せ」のようなぎしり楽しい一枚絵を用意し、


神龍寺戦完結巻にいたっては、カバー絵などの余白をフルに使って、

様々な光景を高解像度で補ってくれさえした。


かような作画者による手厚いキャラメイクによって、

アイシはただストーリー面白い・アメフト題材に新規性があるというだけではなく、

キャラクターを「推したくなる」作品に化けた。

そういう層のファンを獲得したという意味でも、商業的な成功をみた。



これは原作作画別れているからこその、やや特殊な事例であると思う。

原作者のつくったストーリーキャラに、

作画者の解釈が加わったことで魅力が倍増している。

まり村田先生がこの作品魔法をかけてくれていたのだ。

アイシ推しキャラがいるとしたら、

それは村田先生魔法をかけてシナジーを起こしたキャラなのだ



そして時を経て、魔法は解けていった。

何かのきっかけで、のっぴきならない理由で、本作を作画することへの情熱が失われてしまったのかもしれない。

読者にそれを知るすべはない。

ともあれ、作画による丁寧なフォローや補足はされなくなり、ありし日の熱量は失われ、

原作ある意味むき出しとなった結果が、連載終盤のアイシールドともいえる。


読切でも、魔法は解けたままだった。

そのことが残念でならない。



まとめ


長々と書いてきたが、ぶっちゃけ少し真面目に作品に相対していればこのくらいのことはいくらでも思い浮かぶはずと思う。

プロ作家編集者ならなおさらのはずだ。


なのにお出しされてきたのは、

素人でもこれだけの問題点をあげつらうことができてしまう、

そういう出来栄えの読切だった。


逆に、なぜそんな出来栄えで世に出てしまったのか。

これに関して「編集者何やってんだよ」という視座を欠くわけにはいかない。



読切をつくるとなって、まともな打ち合わせの一つもしなかったのか?

傾向と対策は、作品分析はしなかったのか?

この作品ファン層は? 

客観的に見て作品の愛されている点は? 

批判されている点は?

少しリサーチすれば情報感想玉石混交いくらでも掘り出せるはずだ。

作者の描きたいもの、興味関心のあるテーマは?

それを作品化するとして、最良の形とは?

プロットは、構成は? 今何をどのように描くべきなのか?

精査していればもう少しブレや迷走は防げたはずだ。

編集者作画クオリティ面にまでは口出しできないかもしれない。

にしても、あきらかな作画ミス校閲し指摘することはできるはずだ。

設定確認や、過去単行本と見比べるくらいしなかったのか?


「どうせ手を抜いたって、愛がなくたって、ファンなら喜んでジャンプを買い、涙を流してありがたがるだろう」


と、作品知名度にあぐらをかい編集部によって読者全員がナメられていること、

それが記念読切から透けてみえてくることが、作品を愛読してきた者として慚愧にたえない。


期待は捨てているけれど、改めて言いたい。

ジャンプ編集部ちょっとはマトモに機能してくれ頼むから


そして少しでも反省したなら俺らに誠意を見せてくれ。

すなわち、ファンアンチもぐうの音も出ずに拍手喝采してしまうような、素晴らしいクオリティに練り上げた「アイシールド21短期中連載とか企画してください。金とアンケートならいくらでも出します。わあわあ言うとりますが未だにアイシールド大好きなんです。よろしくお願いします。ほんとマジで

結局子供産むやつが偉いの草

兄は高校の時当時の彼女妊娠させたのね

親はもちろん激怒して産まれてもしばらくは険悪モードで兄に会うのも年に数回だったよ お金は援助してたけどね

俺は兄と結構会ってて甥っ子大好きだったからこいつのめにも家族のためにもできるだけ家族負担を軽くしようと思って高校大学も特待で入ったよ 家全然裕福じゃないし 仕送りわず奨学金だけで頑張ったよ

数年目で余裕で奨学金完済できるレベル企業に入って新卒から親に金仕送りしてたよ

なのに今年の正月帰ったらさ お兄ちゃんみたいに結婚して子供産まないの?って言われたんだよ

ふざけるなよな本当に

俺の仕送りで兄の家の家賃払ってんじゃねえよ殺すぞ

どんな思いでみんなが遊んでる中勉強したり働いたりしてたと思ってるんだ

別に親のために生きてるわけでも褒められたいわけでもないけど心折れるよ普通に

そんなんだったら多少困らせても脛かじって甘えとけばよかった

彼女できたけど俺無意識に試し行動しちゃって上手くいかない

でもそれは自分問題からちゃん改善しなきゃいけない

でも色々きついよ本当

anond:20240130165834

原作通りにするって契約だったのになんで違う内容にしたの? 

契約を破った時の違約金なりペナルティはあるの? 脚本家勝手にやったの? それともプロデューサーの指示?

原因がはっきりしないと責任取れないし改善もしないんじゃないの?

anond:20240130191223

真犯人ネットイナゴたちがそれに気づいていないか本質的改善は為されないだろうけどね

ドラマとか漫画とは関係ない他の炎上でまた人をこ○すだろう

anond:20240130153027

最初脚本家から喧嘩を売って原作者説明せざるを得なくなった。

原作者ドラマ化の前提として原作に忠実にという条件を出して、テレビ局側はそれを飲んだ。

っていう最も大事な前提条件を抜きにして語る奴多すぎない。

人一人亡くなってる件を自分の持論を開陳する良い機会みたいに考えていっちょ噛みする奴が多すぎる。

最低限脚本家のインスタと芦沢先生ブログくらいはきちんと把握してから語って欲しい。

いや、オモチャにされたくないから語って欲しくないな。

この状況不毛すぎるから小学館日本テレビは経緯を調査して後ほど改善策を公表しますくらいアナウンスして欲しいよ。

anond:20240129195258

ネット民無責任炎上で世直しが実現したことも多いので、たまに人死にが出るのは残念だがコラテラル・ダメージとして受け入れるしかないと考えている。

例えば、東京オリンピック関係者過去障碍者虐めで降板した件、障碍者当事者でもない自分人生には何の関係も無いネット民面白がって何年もしつこく燃やし続けたのがようやく刺さった。

もはや現代では障碍者虐めを面白がるようなノリは許されないのだと世に示してネット炎上日本人権状況を改善させた。

「駅や屋台ゴミ箱置け!」って話題を見て思うこと

定期的に小売や駅、屋台などに「ゴミ箱置け!」って話題でてくるよね。

まあ利用する側としてはゴミ箱があった方が楽なのは確か。

でもこの手の話題見てるとコンビニバイトしてた頃を思い出してしまう。

大学近くの飲み屋が多い並びのコンビニだったから、ゴミ箱はまあ酷かった。

ほぼ毎日どっかの家の生ゴミが入ってたし、週に2回はゲロ入りのビニール袋を処分する羽目になったし、酷い時は小便入れたペットボトルうんこ入りの紙袋が入ってた事もあった。

マナー守らない奴が悪いだけで、マナー守ってる客(≒自分)とは関係ない」って言う人も多いだろうけど、ゴミを処理する側からしたら一人でもゲロなどの汚物や自宅ゴミを入れる奴がいるだけでとんでもない負担になる。

からゴミ箱の設置自体に反対はしないけど、汚物や自宅ゴミを入れる奴への対策も合わせて行わないとゴミ箱を設置する側の負担が大きすぎると思うんだよね。

法律なり条例なりで刑事罰として取り締まる、或いは法外な罰金請求できる様にするくらいの対策必要なんじゃないかと思う。

しかしたら既存法律条例で取り締まれるのかもしれないけど、実際には全く取り締まられてないからなんらかの改善必要だよね。

anond:20240130144601

まぁ、こういうミスコミュニケーションによる争いはドラマに限らずどんな職場でも起こりうることだし振り返って改善していくしかないと思うけど

バカファンネル制御はどうすれば良いかね?

anond:20240130123641

不安障害

脳の神経伝達に関わる物質バランスが崩れている

特に日光を浴びる習慣がセロトニンの分泌に関わっており、冬になって日光を浴びる機会が減ると鬱になる人がいることが知られている

生活の中で日光を浴びること、定期的な運動をすることで改善する可能性がある

精神科の薬が効くこともある

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