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2012-02-29

http://anond.hatelabo.jp/20120229013846

俺バイだけど。

こーいう、「ゲイカルチャー」とか言っちゃうよーな、「俺は他の人とは違うぜ」みたいなヒトあんま好きじゃねーな。

だって世の中キビしいし、受けられる庇護は受けときたいしな。俺が男とくっつくか女とくっつくかは現状わかんないけど。

男とくっついたとしても、子どもを作らない異性愛カップル程度の庇護を国から受ける権利はあってもいいんじゃね?税金は払ってるぜ?

って思っちゃうよ。だって、我々フツーの人間ですものフツーに働いて、フツーにメシ食って、フツーに恋愛して生きてるわけですよ。

俺は男と付き合うときも隠すのイヤだしめんどくせーからカミングアウトしちゃってるけど。あんま困ることもないし。

差別されたりすんのはイヤだけど、ぶっちゃけ現状の日本でそんな差別なんかないっしょ。つまるところフツーに生きてるわけですよ。

ゲイ生き方を認めろ!」とか「ゲイ文化!」とか「バイは高尚な愛のあり方!」とか

そもそも「ゲイカルチャー」とかキモイのね。だって、俺そんな自分が特別だと思わないし、思いたくないもの

そんなん気持ち悪いし、そんなことホザいて生きてたらそりゃ周りから「やっぱ男と寝れる男は気持ち悪いわー」と思われてしょうがないじゃない。

ゲイ異性愛より高尚とか主張しちゃうのは、無いわー。マイノリティーの傲慢ってヤツだわー。

結局、ゲイやバイであることにアイデンティティーを持つってのは歪んでるし、そんなん主張しても理解されないよ。差別と蔑視を招くだけ。

「官製パックツアー」がイヤなら使わなきゃいいだけでさ、それを声に出す必要はないわけよ。

つーわけで、バイの俺としては「色々扶助とか庇護を受けたいので同性婚はアリにしてくれると嬉しいですが、

まぁ社会的にそれはムリとなったら別にいいです。ただ、我々オモシロセクシャリティ人間もわりとふつーの人間だってことは知ってください」

くらいの主張をカウンターでしておく。こーいう自意識肥大セクシャルマイノリティ害悪だわ。勘弁してくれ。

ふつーに生きたいフツーの人なのよ、多くのゲイとかバイとかビアンとかは。

最低限、異性愛者との対立構図を作るような発言は避けて欲しいわ。マジやめてほんと。

つーかその「虐げられて来た」といいつつ「異性愛者より同性愛者は高尚」とか主張しちゃう、ねじくれた選民意識にフツーのセクシャルマイノリティ巻き込まないでください。

2012-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20120105202552

ぶっちゃけ少子化の原因は、社会で相互を扶助する社会保障制度的欠陥が一番大きいわけだが

少子化の原因に対して社会制度を原因に揚げたのは20.4%それ以外の理由がこれだけある

http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2004/html-g/html/gg121000.html

http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2004/html-g/html/gg122000.html

理由の62.9%が経済不安で「産みたいけど産めない環境」が問題なんだ

産めるなら産むけれど産んでも豊かに養育できる環境がなければ保障費が嵩むだけで意味がない

2012-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20120102222109

いちおう、一つだけ確認。

世の中、何事にも例外はある。言い方を変えれば多様性という奴だな。「日本企業は~」みたいな主張を、文字通り「全ての」日本企業に例外無く当てはまる話だと考えると、話がおかしくなる。

例えば、日本大企業ダメとは言っても、名実共に日本最大最強企業であるトヨタなんかは、組織の大きさにも関わらずイノベーション継続する能力を維持できているように見える(内情は知らないけどね)。

注目すべきは、構造確率だ。学生が、自分能力を活かせる職場出会える確率は、その企業なり業界が置かれている構造依存する。先の東大講師が言いたかったのは、「日本で職を探すより、海外の方が能力を活かせる職場出会える確率が高い」という主張だと解した方が良いだろう。

で、そこで「海外」と言った時に念頭に置かれているのは、君の言う通りアメリカ西海岸シリコンバレー等)だろう。あの辺りは、相互扶助的なコミュニティーが出来上がっていて、成功者が失敗した者の再挑戦を支援する風土があると聞く。

から、あの辺の連中は、エンジェルベンチャーキャピタルから資金を調達してスタートアップガンガン立ち上げ、成功すればイグジットして大金をゲットし、「ぶッ潰れ」ても再挑戦できる。

ただ当然だが、そうした場所で個人がチャンスを得るには、現地の起業家技術者コミュニティに認められ参入できる程度の能力を持っていることが前提だろうと思う。先ほどの講師コメントは、あくまで「東大の」「優秀で」「意識の高い」学生について述べているという点は忘れてはならない。

では、イノベーションを起こすことは日本大企業ではもはや不可能なのか、ということなんだが、理論上は可能だろう。最近イノベーションは「イノベーションプロセスから生まれる、という話がある(天才的な個人の奇抜な思いつきからではなく、という意味。ここでは説明しないので、興味があったら"The art of innovation"でググってみるといい)。そういた業務プロセスを基本に据えた組織へと作り変えれば、日本企業でもイノベーションを生み出すことはできると思う。

しかし、職場を探す(本当の意味で)優秀な学生がいた時に、日本企業の中で組織文化と戦いながら新たな業務プロセス確立するために何十年も奮闘するのと、海外流動性の高い土地ベンチャーに参加するのとどちらが良いか、と相談されたら、俺は明らかに後者を勧めるだろう。本人の幸せという意味でも、優秀な人材社会全体での有効活用という意味でも。

では、それほど優秀でない奴は? まぁ、泥臭く地道に組織改革をやるしかないだろうな。

一つだけ注意点があるとすれば、「俺達には才能はなくても数で勝負だ」「皆で力を合わせて一丸となり(ry」とか絶対に考えないこと。人海戦術親和性の高い業務プロセスこそ、君の組織の閉塞感を生み出している原因だ。ミッションブレークダウンして組織階層構造で業務を分割できる、という考え方は、つまり仕事に貼り付ける人材は取替え可能である」という発想が根底にある。

専門性を尊重する評価体系を作ること。専門家同士が協同して業務を遂行するプロセスを回すこと。そうしたプロセスを回すプロジェクト経営資源(決裁権、人事権、etc..)を委譲すること。これらが重要だと思う。

あと、「専門バカ視野が狭いからチェック機能が必要だ」みたいな意見には、間違っても耳を貸さないように。専門性の高度化がさらに進んでいる現代において、「ド素人の素朴な意見」が役に立つことは少なく、多くの場合プロセススピードダウンという悪影響しか招かない。コミュニケーションコストの増大と、俊敏さ(アジリティ)の低下は、プロジェクトにとって最大のリスクである認識すべし。

2011-11-08

借金無理心中なんかしないで

借金に悩み、親子で無理心中なんてニュースが飛び込んでくるたびに、幼い子どもを道連れにして、

どうして死ななければならないのかという気持ちになる。

借金で死ぬ必要なんかない。

だけど、弁護士に依頼するということ、そもそも弁護士アクセスする方法がわからないということ、

弁護士費用は高いというイメージ、どの弁護士に依頼すればいいのかわからない、相談窓口なんてわからない、そして、

自己破産するということへの抵抗が、もしかしたら借金に悩む人を別の方向に追いやっているのかもしれない。

そんな私は、自己破産経験者だ。

直前は、審査がゆるいサラ金情報2ちゃんねるで探したり、

返済の日に怯えたりする日々だった。

この時の自分は、本当に頭がおかしかったとしか言いようがない。

ところが、そんな自分自己破産という選択肢を教えてくれたのはやはり2ちゃんねるクレジット板にある

自己破産スレだった。

その当時、そのスレで繰り返し繰り返し「弁護士相談へ行け」「無職なら法律扶助無料相談できる」

(当時は法テラスはなかった)と書き込んでいる人がいた。

私はROM専だったが、その人は私のように借り入れと返済を繰り返して自転車操業している人を叱咤し、

自己破産に関する正しい知識を伝えていた。

このスレの1から最後までを読んでいく間に、死ぬ勇気などなく荷物をまとめて失踪しようと

していた私は、腹をくくって弁護士事務所に電話をしようという気持ちになった。

顔も見えない人のおかげで、私は進むことができたのだった。

自己破産したって戸籍に載ることなんてないし、不便と言えばせいぜいクレジットカード10年くらい

使えなくなることだ。

しか自分の金銭感覚正常化させることにおいて、クレジットカードが使えないということは

いい訓練になっている。

今では他人から一時的に数百円のお金を借りるということも嫌になった。

自己破産なんてみっともないのは確かだ。返す能力以上の金を借りておいてチャラにしようというのだから

だが、子どもの命と引き替えにしていいことではない。

それに借金の理由は人それぞれだ。

自分が借りたわけではない借金を抱えてしまうことだってあるし、この未曾有の不況の中、生活費

工面するために借りているという人だっている。

弁護士相談無料で受けられることがあり、費用は5000円程度で分割できること、自己破産

することで生活の立て直しができることを知っていたら、無理心中を思いとどまる人はたくさん

いるのではないだろうか。

私はネットを見ることがあったから、こうした方法を知ることもできたけれど、

ネットから情報を得るということをマスターしている人ばかりじゃない。

こうしたことをもっと弁護士PRしていくべきだろう。

2011-10-30

TPP中野先生お話をまとめてみた

ルール策定政治力で決まる 米韓FTAより酷いTPP】中野剛志

http://www.youtube.com/watch?v=NEf6bzEe1R8

http://www.youtube.com/watch?v=O9ghcF_M2CI

http://www.youtube.com/watch?v=-Qmac-tclMM

の要点を文章でまとめてみた。

どうも反市場主義者偏見みたいな部分もあって、すべての意見に賛成できたわけではないけれども、実際の事例などを元に具体的に問題点を解説されており、概ね説得力はある。

もしも、TPPがよいものであると言うのであれば、ここで掲げられている問題点杞憂であることを示し、同等かそれ以上に説得力のある意見を提示しなければ、単なる妄言しか受け止められないであろう。

TPP推進論者には、個々の間違いや重箱の隅への反論ではなく、これらを問題視することが根本的に間違っており、TPP受け入れにより大変なメリットを享受できることを、実例を交えてご紹介いただきたいものだ。

……にしても、最後の方、先生、投げやりだなぁ。

TPPは、環太平洋の発展を願ったもの

TPP日本が加わったとしても、全体のうち(GDPが?)アメリカが7割、日本が2割と日米で9割である。実質、日米の貿易協定といえる。さらに、アメリカは輸出倍増戦略をとっている。TPP日本ものを売りつけるためのものといえる。

米韓FTAや、アメリカカナダメキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)と似ており、アメリカに都合いいルール押し付けられ、搾取される。

そもそも自由貿易協定とはどういうもの

一般的には、関税の撤廃で物を自由に行き来できるようにし、公平な競争を促す協定であると捉えられている。しかし、かつてはそうであったが、70年代くらいからは意味が変わってきた。

それまでは各国の関税が高かったため、関税の撤廃が主眼に置かれていたが、70年代くらいからは関税が低くなり、農業以外の大抵の製品関税は低くなった。そのため、関税の撤廃による自由競争よりも非関税障壁の撤廃、すなわち各国の制度を変更することが主眼に置かれるようになった。

各国の制度を変更するということは、相手の国の制度を自国企業に有利なように変更させることを意味する。そして、どのように制度を変更できるかは、その国の政治力によって決まる。

また、アメリカ企業70年代以前よりも競争力が低くなり、公平な自由競争では他国企業に負けることも多くなった。そこで、アメリカの強大な政治力を利用して、他国の制度アメリカ企業に有利になるよう変更させることで競争力を高める手段がとられ始めた。自由貿易協定の対象となる領域の範囲が広まったのも、70~80年代のことである

80年代後半からは、日本アメリカに頻繁に制度変更を強いられている。日本企業努力は、勝手制度変更によって台無しになる。オリンピック浅田真央が苦しんだのと同じ構図だ。

現在TPPの議論では、農業vsその他の産業といった形でしか情報が出ていないが、問題はそればかりではない。

米韓FTAとは、どのようなもの

韓国コメ以外の農作物に関して、猶予はあるものの実質関税撤廃とする。また、アメリカ関税も撤廃してもらった。そして、関税撤廃を理由に、いくつもの不利な条件を飲まされることになったが、そもそも関税撤廃は韓国にとってそれほど大きな効果をもたらさない。

例えば韓国が得意とする輸出品である自動車関税は2.5%、テレビは5%と、もともと関税率は低かった。また日本企業もそうだが、韓国企業アメリカでの現地生産を積極的に行っており、当然その場合関税はかからない。このように、グローバル化を行うとそもそも関税はあまり重要でなくなってくる。また、さらに悪いことに自動車関税は、アメリカ自動車メーカーが「脅かされている」と感じたら復活させることができる。

アメリカ韓国自動車市場に参入しやすくするため、韓国に対し排ガス規制アメリカと同じにすること、安全基準や排ガス関係の装置の設置義務をアメリカに一時的に猶予するよう要求した。また、小型車が有利な韓国に対し、アメリカ大型車が有利であるため、税制大型車に有利になるよう変更させる。

農協漁協など協同組合共済保険や、郵便局保険サービス、つまり日本で言うところの簡保FTA発効3年以内に解体させ、アメリカ保険会社が参入しやすいようにする。

また、韓国で薬価が安く設定された場合に、アメリカ医薬品メーカー韓国政府に不服を申し立てできるよう、第三者機関を設置する。

その他、法律会計・税務事務所をアメリカ人が開設できるようになり、放送局外資規制も緩和される。

これらのように、環境安全に関する基準や共済保険のような相互扶助の仕組みなどを、アメリカ企業に有利にするために踏みにじられる。

また、もし韓国が他の国と貿易協定を結び、米韓FTAよりも市場開放した場合は同じ条件を自動的に適用できる制度も導入される。

さらに、ラチェット規定や投資家と国の紛争解決手続き(ISD)といった、問題の大きい制度も受け入れることとなった。

ラチェット規定とは何か

ラチェットとは、爪のついた、決まった方向にしか回せず、逆回転ができない歯車を言う。ラチェット規定とは、一旦、自由化や市場開放を認めると、今後は元に戻せないとする規定である

例えば、アメリカに対して牛肉の自由化を認めた場合、仮にアメリカ狂牛病が発生したとしても、輸入を禁止することができない。

投資家と国の紛争解決手続き(ISD)とはどのようなもの

NAFTAで導入された、非常に問題の多い制度である外国投資家が、例えば韓国カナダで、国の政策によって損害を受けたとき世界銀行傘下の国際投資紛争解決センターに訴えることができる。国際投資紛争解決センターは、その規制が必要であったか考慮せず、単に規制のせいで受けた損害のみを考慮する。また、非公開で、判例に拘束されず、上訴できない。圧倒的に投資家に有利な制度で、国家主権を制限してグローバル化を推し進めるための協定である。以下に、これまでにカナダメキシコ政府が訴えられたとき判例を紹介する。

こういった事例が頻発している。

米韓FTAでは、韓国はこのISD条項を受け入れた。ただし、アメリカ韓国を訴えることはできるが、韓国アメリカを訴えることはできない。

また、仮に、双方に訴えることができるとしても、投資訴訟アメリカが得意とする分野であるアメリカは、自国に有利な分野に戦いを持ち込もうとしている。

このISD条項は、TPPでも導入が議論される。

国際間での条約と、力関係

TPP推進論者は、話し合いの場には参加して、合意できなかったら離脱すればいいと言う。ところが、そういったことをすると国際関係や日米関係を損なう恐れがある。

また、米韓FTAについて、韓国にもメリットがあるから合意したと言う者もいるが、そんなに単純な話ではない。合意たから双方にとってよいものであるならば、不平等条約詐欺など存在しない。

力で押し切られるか、契約当事者がバカだった場合メリットの無い条約を結んでしまう。日本場合、力はないし、当事者はバカだ。

韓国場合は、アメリカに押しきられた。アメリカの要求があまりにひどいので、昨年11月までは抵抗しており、一旦決裂した。ところが12月に突然合意。その間に何があったかというと、北朝鮮砲撃があった。米韓FTAに関して、国民には内容はほとんど知らされていなかった。

日本は、バカなのか

民主党の資料によると、ISD条項は、拒否したいルールではなく、導入したいルールに含まれていた。その理由は、日本企業海外に進出したとき海外の政策によって不利益を被ったら問題を解決できるから日本政府が訴えられる可能性を一切考慮していないし、地下水を汚染されても何も言えなくなる可能性も考慮していない。日本政府TPP推進論者には、日本にとって有利になるルールとは何か、国益とは何か、それが全く分かっていない。

韓国の前大統領秘書官は「主要な争点において我々が得た物は何もない。アメリカの要求はほとんどすべて一つ残らず譲歩した」と述べており、官僚責任をとらないと付け加えている。

TPP推進論者はTPPに対する不安を煽るなと言ってるが、この状況を羨ましいと思うのか。

日本もうだめぽ。99%手遅れ

もう手遅れで、抵抗しても99%無駄だろう。

管前首相が交渉参加の検討を表明し、マスコミはそれに賛成した。その時点で賛成してしまったので、今更反対に回れなくなっている。

マスコミが賛成したことに気をよくした政府は、国民の支持を得るため、開国フォーラムと称した説明会を行ったところ、騒ぎになった。この開国フォーラム震災を機会に中止され、国民への説明は行われなくなった。

国民を説得することができなくなったので、現在は「交渉だけならいいじゃないか」と主張して、説明責任を放棄している。

米韓FTA締結でオバマセレモニーを行うので、それに対し日本も遅れるなと煽る。反対の声は矮小化する。

TPPが結ばれることは、既に決まりきっている。TPP条約なので、締結は国会承認が必要だが、交渉参加表明は政府の専権事項で阻止できない。そしてその後は日米関係、国際関係から抜けられない。阻止する手段がなかった。

私はこれまで反対しつづけていたが、もう無理だ。どうしようもない。

大きな被害が出たら、TPP推進論者はどう言うか

農業が壊滅すれば、農林水産省ダメだ、構造改革しないといけない。俺たちならもっとうまくやっていたと嘯くだろう。

何かがダメになれば、グローバルな流れに乗り遅れて淘汰されたのだから、仕方ないと言うだろう。

TPP推進論者は、自己責任と他人に責任押し付けて、自身は絶対に責任をとらない、新自由主義者である

新自由主義者による政権として、サッチャー政権レーガン政権小泉政権があるが、敵が多いのに長命政権であった。負けたものの面倒を政府が見るのはおかしい、自己責任だ、と責任逃れをして、長期政権になる。

もう手は無い

もうどうにもならん。植民地への道を。

2011-10-05

法律は放っておくと弱者の味方をするので、そうさせないように弁護士が居る。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1466877234

『法的弱者である金持ちを助けるため』と言うのが弁護士存在している理由だと思いませんか?法律は放って置くと弱者の味方をしてしまうので、金持ち法律は守れない。だから弁護士が守るんです

補足に付け足そうとして、忘れてた事があるので、再び。(マルチポだけど、修正できないし取り消すと回答も消えてしまますし、コインも減りますヤフー仕様にも問題あると思います。複数質問してる人がすごく多いw)

弁護士は、法的弱者である金持ちを助けるために存在してると思いませんか?法律は放って置くと弱者の味方をしてしまうので、法的弱者である金持ち法律は守れない。だから弁護士が守るんです

弁護士がよく、インタビュー記事で「弱者の味方になりたくて・・・」などと言ってます

あれはおかしい。

言うとしたら、「経済弱者は必ずしも法的弱者とは言えない」と言うべきだと思います

法的弱者というのは、経済的には強者である事も多いので、法律を使えば経済弱者ではあるけれど、法的には弱者ではないと言う立場の人たちの救済ができるわけです

だけど、それでは儲かりません。上岡竜太郎も言ってます

http://www.hisakawa.net/papepo/89_d_137.html

上岡「ハッキリ分かった、親父見てて。 強いモンの味方したほうが楽やっちゅうの !」

貧乏人に法律を使わせないために、やたらお金がかかる仕組みに、作り上げられているのではないか

形ばかりの扶助制度を作っても、いくらでも恣意的に選べるのだから、好きなだけ取りこぼせるのでは?

こんな存在を作り出すために、今までは(2010年10月まで)修習生に国一と同じだけの給付金が与えられ、今だってたくさん税金が使われているのに、疑問を感じるのは私だけでしょうか?

二人の回答者は、弁護士非行ブログというものを知っているのでしょうか? 弁護士非行でぐぐってみると出ます。それにこんなのもあります

http://shyster.symphonic-net.com/ 弁護士懲戒検索センター

lancialunchesse4さん 見てるかどうかわかりませんが

>貴方の言葉を借りれば「貧乏人に法律を使わせるために」こそ弁護士は「在野法曹」として存在するのです

してないじゃないですか

受任前提で紹介されたのに、アパート保全できるのに、できないと平気で嘘は吐くし、散々な話を他質問に書いてるのに

弁護士からかう頁→https://sites.google.com/site/benngosiwokarakau/ (ここにそのうち弁護士との会話をICコーダで録音したものから個人情報を省いて載せる鴨)

さっすがっっ!!! 起訴有罪率が99%を超える国の法曹を目指す方は言う事が違うw心が綺麗な人には優秀な検察に見えるのか



文中で2010年10月まで、国一と同じだけ支給されていたとありますが、2011年の間違いです

早く弁護士保険で使えるようにしてほしい。

http://anond.hatelabo.jp/20111005050645


お金を払うのに客じゃない、という変な関係がおかしい。

お金を払うのに純粋ビジネスとしては、成り立たないような。経済的合理性のない仕事を誰かが引き受けないといけない仕組みもおかしい。

上岡龍太郎さんのお父さんは、ある政党弁護士で、誰もやりたがらない冤罪事件ばかり引き受けて、ものすごく貧乏だったと上岡氏はパペポテレビでも語っていて、自分は強い方の味方がしたいと結んでいたw

http://www.hisakawa.net/papepo/89_d_137.html

( 龍太郎の父の言葉 ) ―― 「 "お前は漫才師で、わしゃ弁護士と。お互い下に 【し】 のつく、言葉を商売にした仕事や。世間は弁護士のほうがレベルが高いように思うが、それは違う。漫才師のほうが上や。第一、漫才師っちゅうのは普段どういうことを喋ってる。面白い、明るい、愉快、楽しい、そんなことばっかり言うてんねや。わしら見てみい。つらい、苦しい、悲しい、騙された、裏切られた、殺された、こんなことばっかり言うてんねん。お前らのがレベルが高い。それに、弁護士司法試験国家試験とか言うてるけど、あんなもんは国家試験でもなんでもない、あれは一部の官僚試験や。その点、漫才師っちゅうのは、テレビ出たり舞台出たりラジオ出たりして、国民のみんなからアイツはええ、アイツはオモロイという試験に受かって、国民の全部が押し上げる。これを国家試験という。お前らのがずっとレベルが高い ! " ……まあ、こう言うて慰めてくれたんやけどな」


上岡の父・小林為太郎弁護士

上岡「ウチの親父っちゅうのは、もう弱いもんの味方。

   社会的弱者の味方。

鶴瓶「……なんでそんな親父から

   こんな弱いもんの敵が生まれたんや……」

上岡「せやから、頼みに来るのいうたら

   労働組合学生運動部落解放同盟朝鮮総連

   もうそなんばっかりやもん。

   虐げられたモンばっかりでしょう。

   ほんで、刑事事件が主でしょう。

   弱者の味方。民事なんかあらへんでしょう。

   民事でもたまにあったら、家あけ訴訟ね。

   "先生お願いしますわ、ウチの家追い出されそうでんねん。

    私らあと三年は住めんことには……"

   "よーしやったる" と。――で、勝ったら

   "良かった、お前らあと三年住めるから ! "

   "住めるから" っちゅうとこ応援してどうすんねん。

   "追い出せ" いうほう応援せな。

   追い出せいうほうやったら

   "先生お願いします、アイツら追い出してくれたら

    跡にバーンビル建てますんで、お礼のほうは

    充分さしていただきます ! "

   そっちのほうに "追い出せー" って、やって

   "出なければいけない" っちゅう風に判決が出たら

   "これで思い切ってビルが建てられます ! " って

   "先生おおきに ! " って、ガッパァーと儲かるわな。

   ウチの親父なんかは

   "三年間住めるようになりました !

    ありがとうございます ! " って言うて

   一升瓶一本持ってこられてもなあ。

   アンタ一升瓶でええけど、わしら子供どないすんねん」

鶴瓶「よろしいやんか ! そのほうが !

   何にも悪いことしてへん泣いてる人を追い出して

   カネ儲けよるより、そんなカネ要りまへんやろ !

   親父は一生懸命弱いもんの味方してんのに !」

上岡「せやから俺は強いもんの味方すんねん」

鶴瓶「…あのなあ !!」

上岡「ハッキリ分かった、親父見てて。

   強いモンの味方したほうが楽やっちゅうの !」


このように、正直者が馬鹿を見る仕組みが本当にあるのであれば、何とかして欲しい。

上岡氏の父はある政党の関連の弁護士なので、企業仕事をしないから、貧乏だったのかもしれない。

法律は放っておくと弱者の味方をするので、そうさせないように弁護士が居る。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1466877234

『法的弱者である金持ちを助けるため』と言うのが弁護士存在している理由だと思いませんか?法律は放って置くと弱者の味方をしてしまうので、金持ち法律は守れない。だから弁護士が守るんです

補足に付け足そうとして、忘れてた事があるので、再び。(マルチポだけど、修正できないし取り消すと回答も消えてしまますし、コインも減りますヤフー仕様にも問題あると思います。複数質問してる人がすごく多いw)

弁護士は、法的弱者である金持ちを助けるために存在してると思いませんか?法律は放って置くと弱者の味方をしてしまうので、法的弱者である金持ち法律は守れない。だから弁護士が守るんです

弁護士がよく、インタビュー記事で「弱者の味方になりたくて・・・」などと言ってます

あれはおかしい。

言うとしたら、「経済弱者は必ずしも法的弱者とは言えない」と言うべきだと思います

法的弱者というのは、経済的には強者である事も多いので、法律を使えば経済弱者ではあるけれど、法的には弱者ではないと言う立場の人たちの救済ができるわけです

だけど、それでは儲かりません。上岡竜太郎も言ってます

http://www.hisakawa.net/papepo/89_d_137.html

上岡「ハッキリ分かった、親父見てて。 強いモンの味方したほうが楽やっちゅうの !」

貧乏人に法律を使わせないために、やたらお金がかかる仕組みに、作り上げられているのではないか

形ばかりの扶助制度を作っても、いくらでも恣意的に選べるのだから、好きなだけ取りこぼせるのでは?

こんな存在を作り出すために、今までは(2010年10月まで)修習生に国一と同じだけの給付金が与えられ、今だってたくさん税金が使われているのに、疑問を感じるのは私だけでしょうか?

二人の回答者は、弁護士非行ブログというものを知っているのでしょうか? 弁護士非行でぐぐってみると出ます。それにこんなのもあります

http://shyster.symphonic-net.com/ 弁護士懲戒検索センター

lancialunchesse4さん 見てるかどうかわかりませんが

>貴方の言葉を借りれば「貧乏人に法律を使わせるために」こそ弁護士は「在野法曹」として存在するのです

してないじゃないですか

受任前提で紹介されたのに、アパート保全できるのに、できないと平気で嘘は吐くし、散々な話を他質問に書いてるのに

弁護士からかう頁→https://sites.google.com/site/benngosiwokarakau/ (ここにそのうち弁護士との会話をICコーダで録音したものから個人情報を省いて載せる鴨)

さっすがっっ!!! 起訴有罪率が99%を超える国の法曹を目指す方は言う事が違うw心が綺麗な人には優秀な検察に見えるのか

2011-09-18

人助

人助けのに関したものを探そうとすると

人助けする人の気持ち悪い心理が書いてあったりする

それはまずいがさりとて必要な場合仕方ない

特定の人やボランティアNPOけがすることじゃなく、社会基本的人権の尊重やその具体的な救済の方法がもっとわかりやすく流布されなければ、と思う。

それを道徳精神論だけで説くんじゃなく、もっと効率と言う面から説明しておく

本来はそれが教育のはずなのに

言い尽くされてる事かもしれないけど、爪も牙もない動物である人間がここまで増えてのしあがったのは、効率的な相互扶助の性質があったせいだと思う

その時点での強さで図った単純な弱者を切り捨ててたら、ここまで増えて繁栄はできなかっただろう。

動物だって、像なんかかなり弱者を守ろうとしたり慈悲深いそうだが、人間と言う生き物が動物と違った部分や、知性というのは、こういう部分にこそあったはずなのに。

2011-06-13

「二代目ロストジェネレーションが失ったもの。望み。そして、僕らは何からはじめるべきか」に対して

どうも。こないだまで就職王って名乗ってましたが、今は無職です

で、前回書いたコレhttp://anond.hatelabo.jp/20110429004257

なんかすごい真面目なトラックバックが来てたので、なんか書かなきゃなーと思いました。

今日結構真面目に書くので文体は素で。ネタ無し。

二代目ロストジェネレーションが失ったもの。望み。そして、僕らは何からはじめるべきか

http://d.hatena.ne.jp/thinking-terra/20110529/1306640590

で、これ読んで思ったんだけれども。

ぼくが思うに、現代日本若者における問題ってのは最早「価値観」の問題ではないと思うのね。

いうなら、それは生存の問題だし、もっと明確に言えばいかにクサレ年寄りから椅子をムシリ獲るかってことなんだと思うんだ。

既存価値観に乗ることは出来ない」とテラケイさんは仰る。でも、ぼくはそれは違うと思う。

むしろ、現時点に於いても生存戦略としては「既存価値観にドップリ漬かる」は限りなくベストに近い。

「世代」のことを考える前に、「自分」のことを考えて、グダグダ言わずに東大を出るべきなんだ。

もちろん、東京大学というのはかなり極端な例だけれども。

ミクロで考えるなら、まだ現代日本は個人の力で「なんとかなる」社会だとぼくは思う。

ぼくの「就職王」コラムは個人化戦略の極地のようなものだけど、実際あの程度でなんとかなってしまう。

でも、もちろんマクロで考えるとこれは明確に間違っている。

だって椅子の数が限られているなら誰かは必ず負けるんだから社会には一定水準の競争が必要である、という

命題を真であるとした上でも、社会を構成する一定層はそれなりの職を得て暮らしていけなきゃまずい。

それに、ぼくのような口先だけで逃げ切るやつが評価される企業の土壌というのも、あんまりよくない気がする。

やっぱり、社会は少しずつでも変えていかなきゃならない。ぼくらの世代が楽しく生きるために。

社会を変える」って言いにくい世代だよね、ぼくらは。上の世代が派手にコケたから。

どうせ社会なんて変わらない、馬鹿どもの轍を踏んでたまるか。そういうところがある。

デモやる?って言われても「それ頭の悪い年寄り大分前に失敗した」としか思えない。

カウンターアクションは必要だけれど、それはやはり時代に即したものでなければいけない、と思う。

少なくとも「就職クソッタレ」って言って変わるものがあるなんて考えられない。そうじゃないか

ウザイ自分語りで申し訳ないけれど。ぼくが就職したのは「箔をつけるため」だった。

今、起業をするために色々じたばたしてるんだけれど、やっぱりカネを出して貰うにはそれなりのものが必要になる。

少なくとも、「真っ当に勤めていれば生涯年収4億近かったですよ」くらいのことは言えないと、

与えられたカネの代わりに差し出すものとしては、とても足りない。実はこれでも全然足りないんだけれど、

それでも何某かのバックボーンにはなる。使えるモノは、使わなきゃ損だ。就職して数年踏ん張るだけで得られる

ステータスって、実は結構お買い得な気がする。ある意味大学名前以上に。

この日本社会は実にクソだと思うけれど、使えるものを使わずに戦うのはいかにも勿体無い。

価値観を変える」なんてのは、ヒッピーになるのと同じだ。ヨガをやってもマリファナやってもロックフェスをやっても、

実はどーにもならない。それは、かつてアホな連中がもうやった。ぼくらがそれをやる必要はない。


ぼくは巷で見る就職活動批判にすごく違和感を感じていて、つまるところそれはどこまで言っても

負け犬の遠吠え」としか認識されないんじゃないか、ってこと。

かつての頭の悪い年寄りには「世界同時革命」みたいな強烈なイデオロギーがあったから、「就活バカヤロー」よりは

スケール感もまとまりもあったけれど、ぼくらの世代にはそれもない。あるべき社会モデルすらない状態で、

価値観を変えろ」って言われても、それは「解脱しろ」とか言われるのと一緒だ。シャクティーパッドとかポアとか

そういう語感にしかならない。そんなことにはほとんど何の意味もない。

まりところ、それがミクロの問題であれマクロの問題であれ、既存社会からの断絶というのは不可能なんじゃないかと思う。

テラケイさんは価値基準を語るときに「外部」と「内部」という言葉を使っているけれど、ぼくには価値観に於いて明確な

「外部」ってのがあるとは思えない。テクストに外部はない、みたいな学問を専攻してたせいもあるんだけど

それを差し引いても、既存価値観を排除して生きていけるなんてとても思えない。そんな強くないからね。

ロストジェネレーション世代にニーチェじみたものを押し付けても、それは「レッツ自殺!」って結果しかもたらなさないのではなかろーか。

我々が目指すべきものは、この社会から乖離したものではなく地続きにものでなければいけない、と思う。

じゃあ、どうすべきかってことなんだけど。

とりあえず、まずは団結すべきだと思うんだ。勝ってる奴も負けてる奴も。

世の中はクソで、なんとかしなきゃ楽しい人生は送れそうもない、って意識を共有することだと思う。

ぼくはかつて、ものすごく貧乏大学の学費にもメシ代にも汲々としてた時期があったんだけど、

その時、やっぱり同じような奴らと相互扶助的に生きていて、それは例えば部屋を分け合ったりとか

僅かなカネを分け合ったりとか、電気釜を共有したりとかそういう話だったんだけど、そういうところからだと思う。

例えば、イタリアの話。イタリアは、失業率がアホほど高いけど、自殺率は低い。これは何故かっていうと、一説には

一族主義が強く根付いているからだ、と言われている。縁のある誰かが食えてなければ、誰かが食わす。そーいうところがあるらしい。

じゃあ、我々悲惨な現状にいる連中も、そーしとけばいいんでないかな、と思ってる。

とりあえず、屋根とトモダチがいれば死ぬことはない。ぼくはそー思う。

こうすることで何が得られるかといえば、リスクを取るのが非常に容易になる。

「1人が1のリスクをとる」ことと「10人がそれぞれ1のリスクを取り、リターンを分配する」ことは大分違う。

もちろん、10人全員が敗れ去るパターンもありえるけれど、かなりのヘッジが出来ることになる。

そして、何よりだけど精神的にとても楽だ。ぼくは「起業」の道を選んだけれど、他にもロースクールに行ったりとか

そういう道を選ぶことにもやはりリスクはつきまとう。金銭的なリスクもそうだけれど、孤独化してしまうことが何よりヤバイ。

官僚から政治家目指すぜ、みたいな道にしてもやはり同じだ。そういうとき価値観を共有出来るつながりがあることは

何より強いとぼくは思う。いや、今んとこカネを得て起業に漕ぎ出したところだから、この先なんかわかんないけどね。

仲間にも全部見捨てられて、一人ひっそり首を括るって可能性も全然あるわけだし。

それで、社会批判の話に戻るんだけれど。ぼくが「就職王」でやりたかったことは

就職活動批判」のちょっとスマートな形を提示するってことなんだ。

確かに、マクロ的に考えると我々は既存価値観に乗っかることは出来ないかもしれない。

しかし新しいマクロ価値観ライフスタイル創造することも、おそらく出来ないだろうってこと。

その行き詰まりの中でクリティカルなクリティークを社会にカマすとしたら、

既存価値観に乗っかって踊り狂いながら、同時にそれ自体を批判として成立させるしかないんじゃないかと思う。。

ダンスパーティー台無しにしたいなら、まず誰より上手く踊らなきゃいけない。そうでなければ、誰も話を聞いてくれない。

やはり、我々はこのクソみたいな社会で戦っていくしかないし、クソみたいな社会を否定したところで

クソじゃない社会青写真を描けるわけじゃない。それは、大分昔に失敗した。

から、このクソだめみたいな社会の集団的蛆虫として既存価値観と地続きの世界をサバイブしていく以外に多分道はない。

そして、九人がダメでも、一人が生き残れればそいつが他を引き上げればいい。もちろん、現実的にこんなことが上手く行くか?

ってところはあるけれど、独力で社会と隔絶された「価値観」を作り出すよりは、十人で価値観を「共有」するほうがまだ成功率は高い。

悟りを得た」人はそんなに多くないけど、「宗教にハマって死んだ」人は腐るほどいる。

その程度の価値観共有なら多分できるんでないか、そういう風にして戦っていくしかないんじゃないか、と思ってる。

人間、上手いこと価値観を刷り込まれれば飛行機ビルに突っ込めるんだから、それくらいできるんじゃね?と。

まー、なんというか。

これはぼくの戦略っぽく見せかけた誇大妄想から、なんのあてにもならないけれど。

とりあえず、若い人間はもーちょい戦略的に生きるべきだと思うし、また同時に団結すべきだと思う。

個人の内面ナイーヴな話に閉じてしまうのは、なんかどーなんだろーな、とぼくは思うんだよね。

これから具体的にどーするか、どのようにして生き残ってリスクを取っていくかを論じるべきじゃないだろうか。

まだまだやれることあると思うんだよね、実際。

ところで、死ぬほどどーでもいいけど、「ロストジェネレーション」って若い頃第一次世界大戦に遭遇して、何か価値観クラッシュしちゃったよーな世代の作家達を指す言葉で、「二代目」っていうとちょっとおかしいことになるよね。ロスジェネの「二代目」世代ったら、ビートの時代でケルアックとかギンズバーグとかを指すと思う。

不況なんかにぶつかった「貧乏くじ世代」を指す意味で「ロストジェネレーション」って語を使うと、今の世代は何代目になるのか、すごくめんどくさい議論が要るね。個人的に、「ロストジェネレーション」を現代の「失われた世代」に当てはめるのは色々ムリがある気が。字面はいいけど、原義から考えるとスゲービミョーな感じ。ロスジェネ論争とか言われると、今更ヘミングウェイとか論じてんの?って思っちゃうのはぼくだけじゃないと思う。

エクストリーム世代」とかなんかそんな感じの新語を誰か考えるべき。

2011-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20110318004749

例えば、大阪城ホール稼働率が平年より三割下がるとして

その損害と

大阪城ホールで避難民一万民受け入れ

一日、一人当たりお粥100円分×1万人で100万円で週700万円

それと大雑把にメンテナンスコストが週300万円として合計週 一千万

どっちがいいんだろう?

取りあえず、飯だけ当面確保して仕事を探す事や

相互扶助でどうにかしていかないと

今の東京ほとんどの行動は

スキー場カレーたいな特別価格

を前提とした経済になりかねないし

時間労働力無駄だ。

現実には大阪城ホールは稼動しているが週明けまでに

大阪府体育館等の開放を決めたほうがいいよ。

2011-03-13

この大地震を利用して就活を大成功させる方法

就職活動を成功させたいのなら、就活塾や説明会にいくよりも、エントリーシートを書くよりも、やるべきことがあります

人助けをしたいのならば、デマツイートドヤ顔でRTするよりも、「僕にできることはないだろうか(キリッ」とドヤ顔で呟くよりもやるべきことがあります

それはどんな努力よりも効果的で、短期間で出来て、就職活動を成功に導く方法です

なおかつ、地震災害に苛まれる人達を助ける方法です

それは地震災害ボランティアに参加することです災害ボランティアは考えられる限り最強の就職活動対策です

地震災害ボランティアはなぜ最強の就職活動対策なのか?

地震災害ボランティアが最強の就職活動対策である理由

理由は三つあります

(1)日本企業が求める「誠実さ」「協調性」「行動力」「自己犠牲精神」「相互扶助精神」ほぼ全てを一発でアピールできます

今の地震安西先生も裸足で逃げ出すレベルです。その余震リスク放射能リスクを物ともせず、今、困っている人を助ける為に行動する人間を評価しない人間はおそらく日本企業にはひとりもいません。他人を助けたいと思う「誠実さ」「自己犠牲精神」「相互扶助精神」は日本企業が喉から手が出るほど欲しい能力です

震源地に赴く行動力は「チャレンジ精神」「行動力」として企業に高く評価されます

(2)マグニチュード8・8のインパクトオリジナリティがある

塾講師」「サークルの副リーダー」「飲食店バイト」なんていう自己PRは、アルマゲドンシナリオ級にありきたりです

誰でも出来て、誰でもやっているので何のインパクトもなく、就職活動で有利になることはありえません。

しかし、地震ボランティアなら、誰もやりたがりませんし、誰でも出来ないので、インパクトがあります

インパクトがある行動は記憶されやすく、選考に通りやすくなります

(3)わかりやすく、ケチがつけにくい

様々な学生時代の活動は、オリジナリティがあればあるほど、周辺条件を説明するのに手間がかかります

特別な経験であるほど、説明コストがあがるのです。また、面接官によっては「他にやるべきことがあったんじゃないの?」

ボランティアが好きならなんで民間企業就職するの?」とケチをつけられることもあります

しかし、地震ボランティアなら、日本人全員が周辺状況を共有しているため、一発で伝わります

また、まともな大人なら公衆の面前で地震ボランティアケチをつけることは出来るわけがありません。

この三つの理由から地震災害支援ボランティアは数ある就職活動対策の中で、ほぼ最強の就職活動対策です

この自己PRがあれば、トヨタだろうと、パナソニックだろうと、どんな難関企業面接も屁ではありません。

どんな面接官もハンカチで涙をぬぐって、あなた採用することでしょう。日本人にとっていい話は「TOEIC900点のアメフト部主将」を上回ります

デマ情報をRTしている暇があるなら、 全国社会福祉協議会 03-3581-7851にボランティアを申し出ましょう。

凍える夜の温かいおかゆに純も不純もありません。

中には、「そんな不純な動機でボランティアなんかするな!」と憤る方もいるでしょう。

しかし、凍える夜に配給される、飢えた胃を癒すおかゆに純も不純もありません。

乾いた喉を潤す、おいしい水に純も不純もありません。

ヘレン・ケラーですら見えない・聞こえないフリをするレベルのこの大震災の震源地に、善意だけで支援を申し出ることのできる人はほんのわずかです

ほんのわずかな人ができる善行もほんのわずかです。ほんのわずかな行動では恐らく、今、困っている人達を救うことはできません。

偽善による善が行われないならば、善行が将来的に自分利益になるものでないならば、世の中の善行ほとんどは死滅します。

ハリウッドスターチャリティーなんかほとんど広報の一環ですが、多くの富を寄付しています。

純粋善行はなく、自分利益の為に打算的な考えで、ボランティアを申し出る普通の人はたくさんいます。普通の人が自分の為に行動することが、今、救える命を救うことにつながるのです

から、今救える命を救う為なんかではなく、「一流企業内定して、ブランド社名をチラつかせて合コン美人OLをお持ち帰りするために」「一流企業内定で、自分自己顕示欲を満足させるために」「就活武勇伝を後輩に自慢するために」こそ、ボランティアをするべきです

救助を受けている人達にとって、ボランティアの人が何を考えているのかなんてどうでもいいことです。たとえ、あなたが「このボランティア経験をアピールして、一流企業内定して、合コン無双して、童貞を捨てるぜ!うひゃっほう!」と思っていたとしても、温かい毛布は毛布で、おいし炊き出し炊き出しです

ツイートしか善意をしめせない善人よりも、自分の為に行う不純な善行の方が5000倍価値があります


自分のためにこそ、人を救いましょう。

2010-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20101201132042

「ご近所の助け合い」が消えているのに、国民全体の相互扶助である社会保障が残っているのがおかしいわけ。

手段が移り変わったっつーだけジャン

2010-11-20

最近政治がクソ過ぎるので

来月で25歳になって、被選挙権を得る俺が本気で日本を立て直すための戦略を考えてみた。

経済財政

法人税減税。

消費税増税。どう考えても仕分けや埋蔵金たいな小手先の策で対応できるとは思えないので、

国民情報開示して理解を求める。段階的に引き上げ。

・札証、名証、福証等の地方取引所、東工取、東穀取のような商品取引所を大証統合

大企業中心の東証に対する、地方、新興、商品主体の取引所に再編。

電波オークションをやる。

労働者派遣の緩和及び解雇規制の緩和

製造業の大規模投資の税制優遇。韓国台湾ハイテク産業に対抗する。

林業近代化林道整備、機械化、製材所、流通経路を含めた改革のバックアップ

漁業近代化ノルウェーたいなのを目指す。

外交安全保障等~

麻生政権時の自由と繁栄の弧戦略継承

・本気で中国と対峙するために国境問題にけりをつける。

北方領土は2島返還で手打ち。経済水域は割と広いので名を捨てて実を取る。北の備えを南西にシフト

・本気で常任理事国を目指す。新興国インフラ売り込みをがんばる。

FTAの推進。同時に利権の温床になっている中小農家の淘汰してJA解体専業農家企業参入を優遇。商品作物輸出を図る。

ミサイル防衛の推進。

核武装はしない。維持費用がヤバイのと、不謹慎な話だけど世界で唯一の被爆国という立場外交に生かすため。

・次期主力戦闘機F-35を買う。三菱にはT-4後継の練習機生産仕事を維持。同時にこっそりF-3開発推進。

F-35VTOL型を購入して、いざとなったらDDH軽空母にするぞというポーズを取る。

アメリカ空母で着陸訓練をさせてもらう。ただし、本気でやばくならない限り軽空母保有はしない。

お金がかかるし。抑止力になればOK。

普天間基地下地島移設。基地問題と防衛力維持の両立を図る。

陸自のヘリの国産化。UH-X、AH-XはOH-1ベース。がんばれ川崎

陸自の古い装甲車更新してあげる

海上保安庁予算をふやす

医療・福祉~

・若年層が高齢者を支える仕組みは限界だと思うので、同世代内の相互扶助の仕組みみたいなのができないか考えてみる。

同世代の富裕層貧困層所得転移たいなので。

少子化なのに小児科医、産科医の不足、保育所の不足。よくわからないので詳しい人に頼む。

子ども手当をやめて教育バウチャー

交通・国土開発~

国家の発展に必要な公共事業は惜しみなく行う。

具体的には、

羽田空港拡張横田空域返還交渉推進で羽田ハブ化。

首都圏高速道路網(圏央道外環道、中央環状道)の整備。渋滞の緩和

・中央リニア建設推進

・中央リニア完成と同時に伊丹空港を縮小してビジネスジェットの拠点に改装国内線関空に。

なにわ筋線建設して関空アクセス改善関空西日本ハブ化。

北海道新幹線北陸新幹線建設推進。

北陸名古屋とのアクセス考慮して米原ルートリニアがあれば東海道のキャパも問題なし。

ハブ港湾地理的に有利な北部九州を推進。

科学技術環境など~

太陽光発電とかのいわゆるクリーンエネルギーの開発は、

石油天然ガス中東依存脱却と、製造業競争力強化の観点で考える。

鳩山前総理みたいセンチメンタル感情は捨てる。

地球環境変動のメカニズム研究するための衛星スーパーコンピュータ予算を増やす。

・ただし京速計算機たい無駄遣いはしない。東工大TSUBAMEたいな効率的なヤツをたくさん作る。

安全保障と絡めて、早期警戒衛星の開発。ミサイル防衛の強化と宇宙開発の官需を作る。

・というか、有人宇宙開発やろうぜ。

・大規模な風洞実験室を北海道に整備。航空宇宙産業の強化と、地方振興を同時に図る。

・これらの財源は、排出権取引たい馬鹿らしい枠組みから離脱して捻出。

レアアース代替材料の開発推進。

・広い領海を生かして海洋資源の調査推進。

~その他~

・まともなNPO/NGO活躍できる仕組み作り。昔バイトしたときの経験から考えて、

名誉欲の強い定年退職じじいや、勘違い主婦自分探し若者しかいないのが原因。

まじめな失業者無職NPO/NGOに参加していると職歴として認知されるような空気を作る。

最近警察がやってる路上駐車の取り締まりや、飲酒運転の罰則強化なみにしつこく政府広報すれば空気は変わる。

解雇規制の緩和するからには引き替えになる政策が必要だし、起業の増加につながるかもしれない。

選挙区一票の格差是正。都市部や若年層に不利すぎる現状を打開する。

マスコミの腐敗をつぶすために記者クラブを解散させる。

新聞社テレビ局以外の新規参入を歓迎する。

官僚に政策を丸投げせずに党でシンクタンクを保有して政策立案能力を高める。

働き口の少ない文系ドクターの受け皿になって、ドクター雇用問題を考えてますよアピール。

以上、長文失礼。

2010-11-19

朝鮮学校高校無償化を適用「しなければならない」法的根拠って?

日本難民条約を批准しており、外国人でも内国待遇をあたえなければならない」とよく言われる。

その根拠になってる条文は第23条と第24条1項だろう。

第23条【公的扶助

締約国は、合法的にその領域内に滞在する難民に対し、公的扶助及び公的援助に関し、自国民に与える待遇と同一の待遇を与える。

第24条【労働法制及び社会保障

1  締約国は、合法的にその領域内に滞在する難民に対し、次の事項に関し、自国民に与える待遇と同一の待遇を与える。

(a) 報酬家族手当がその一部を成すときは、これを含む)、労働時間時間外労働有給休暇家内労働についての制限、雇用についての最低年齢、見習及び訓練、女子及び年少者の労働並びに団体交渉の利益の享受にかかわる事項であって、法令の規律を受けるものまたは行政機関管理のもとにあるもの。

(b) 社会保障(業務災害職業病母性、疾病、廃疾、老齢、死亡、失業家族責任その他国内法令により社会保障制度の対象とされている給付事由に関する法規)。ただし、次の措置をとることを妨げるものではない。

(ⅰ) 当該難民が取得した権利または取得の過程にあった権利の維持に関し適当な措置をとること。

(ⅱ) 当該難民が居住している当該締約国の国内法令において、公の資金から全額支給される給付の全部または一部に関し及び通常の年金の受給のために必要な拠出についての条件を満たしていない者に支給される手当てに関し、特別の措置を定めること。

かしこれ、全部主語が「難民」になってるんだよね。

政府難民認定している人たち、または認定してなくても実質的難民とみなされる人たちは、この条文によればたしかに内国待遇しなければならない。

では、難民ではない外国人内国待遇しなければならないんだろうか?

仮に、難民ではない外国人高校無償化を適用しなかったとしても、違法性までは問えないんじゃないか?

http://anond.hatelabo.jp/20101118210948

漏れ無職37歳だ。その娘はバイト19歳だ。なんか似たような話があったな!

その娘は支払い全てにたいして自分お金を出そうとする。

なんかバランス保ちたいので払ってもらうときもあるけど、素振りだけじゃなくてふつうに払う。

「なんで全部払ってくれるんですか、悪いですよ!?」と聞かれたので、

金銭的に余裕がないのに遊んでもつまらないから遊ぶときくらいの予算は用意してくるし、

田舎育ちなので東南アジア的な相互扶助精神根付いていて、

「払える方が払えばいいのだと思います」と言ったあと照れ隠しで、

「だって立場全然違うじゃないですかw」と言ったら、

「いま私のこと好きでいてくれる人がいるんですけど、全部割り勘にしようとするんです。コンビニとか」「何歳の人ですか」「33歳です」

同い年とかならわかるけどそれはもう限界だと思った。その娘が舐められてる気がして、

自分を安売りしちゃだめだ高値を保たなきゃダメだと演説しながら、

東南アジア日本人沈没組が「市場が荒れるから5ドル以上払うなよ」と愚痴ってる姿が目に浮かんだ。

その後告白につながるわけだ。

2010-11-03

http://anond.hatelabo.jp/20101103193851

男性場合結婚する理由は同じようなものだな。

しかし女性場合結婚しないデメリット男性より1個増える。

結婚して子供が欲しいと思っても手遅れな場合がある。

まぁその気があんまりなくても女性は早いうちに結婚して子供産んどきなさいってこった。


ちなみに君が最後で言っているのは以下に違反する。

民法第752条(同居、協力及び扶助の義務)

 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。

2010-10-16

なぜ中国人自己中=個人主義が強いのか?

中国人血縁の結束力は強いが、他に対しては出し抜くことばかり考えているという。その源流はどこにあるのでしょうか?中国文明のなんで?

 

中国人の身内での結束力と、身内や親しい人以外に対しての割り切り、非情さ。その性質を巡って中国人に対する評価が、大きく分かれているように思います。

それを解く鍵・キーワードは、「幇」(“パン”または“ほう”)という言葉にあるようです。

 

中国社会の構成は極く簡単にまとめると、

縦軸(血縁のつながり)として父系集団としての「宗族」があり。

横軸として仲間や連帯の契りを結んだ「幇」がある。

宗族についてはとりあえず、 「中国社会の基本構造:宗族と祖先崇拝・儒教」を参照してほしい。ここでは、主に「幇」について調べてみたい。

みなさん「幇」ってご存知でしょうか?僕なんかどうも青幇・紅幇なんかの秘密結社?とかを思い出してしまうのですが、どうも中国人至るところ「幇」ありという感じらしい。

たとえば、世界中に進出している華僑

華僑は「幇(パン)」という同郷同胞の連帯組織を作り、相互扶助を行う。

 「幇(パン)」には次の2種類ある。

・郷幇(きょうばん)……籍貫(しゃくかん)(=出身地)に基づく地縁的集団。会館(同業・同郷・同族者らが集会用に異郷に建てた施設)、義塚または義山(共同墓地)、学校病院などを建て、相互扶助を行う。 主な郷幇は、福建幇、潮州幇、客家幇、広東幇など。

・業幇(ぎょうばん)……同業者で作る職業連帯集団。仕事上の便宜を与え合う。

・・・地域生活や仕事の共同組織としてかなり生活に根をおろしている様子がうかがえます。

 

★では「幇」のつながりとは、具体的にどんなものなのだろう?小室直樹先生によれば、中国人の「すべての人間関係」という集合を考えると、この集合のなかにごく一部の「幇」という部分集合をつくると、すべての人間関係は、「幇」とそれ以外に分けられるという。

以下引用は 『中国原論』より

さて「幇」と「幇以外の人間関係」の違いとは――。

ちがうのちがわないのって、根本的に違う。天地雲壌の違いである。幇内の人間関係たるや盟友も盟友、絶対的盟友である。死なばもろともである。勿論、いくら借金したって証文などごうりも必要としないことは言うまでもない。

 この幇こそ中国独特の人間関係であるから、徹底的に腑に落としきっておかねばならぬ。

典型的な「幇」の結びつきの例として、三国志の三人の結びつきについて述べている。

劉備関羽張飛、の三人は、以前からずっと見知っていた訳ではないし、血を分けた兄弟でもない。しかし、ひとたび桃園で義盟を結ぶや、実の兄弟なんかとは桁違いに固い契りの義兄弟となって、ここに劉備関羽張飛の三人幇、三人組みが成立する。

こうなってしまったら最後、彼ら三人のあいだの契りがいかに固いものか。

彼ら三人のあいだでは、利害、争いから完全に自由であり、絶対に信頼でき、完全に理解しあい、そして生死を共にする。まことにそのとおり。一点の疑点もない。これが幇(幇会(パンフェ))内の人間関係である。

なんと、生死まで共にする関係。確かに日本ではこんな例は聞いたことがない。

では幇外に対してはどうなる?

幇内の人間関係は、まことに生死をともにするものである。では、幇外の人間関係は、どういうことになるのだろうか。

ひとことでこれを言うと――。

何をしてもよろしい。窃取強盗ほしいまま。略奪、強姦虐殺・・・・何をやっても少しもかまわない。いや、かまわないどころではない。それが論理であり、それが道徳である。・・・・・

よく知られているところでは、かっての古代ベドウィンの民。砂漠の流浪民なのだがチャンスがあれば、隊商でも村落でも、ほしいままに略奪し、虐殺し・・・。こんなこと、古代ベドウィン倫理道徳では、少しも不倫でも非道でもない。全くもって、倫理的道徳的な行いそのもの。

最後古代ベドウィンが出てきますが、ベドウィンは父系集団。

中国の「幇」は血縁以外の人々が、独自の強力な規範と仲間意識をもって、“義”で結ばれた男集団を形成していることが特徴だ。

起源として考えられるのは、ベドウィンの例に見られるような、父系集団の強力な自集団正当化観念を、仲間世界まで応用して横軸となしたことではないだろうか。だから、他集団に対しては容赦なく略奪・強姦okになる。(日本で言えば、“盟友の誓い”とか近いかも。どちらかというとヤクザ規範に近い。)

これが、冒頭の疑問“身内に対しては結束力がつよいが、外に対しては出し抜く”という日本人中国人評となる。彼らの集団規範からすれば、ごく当然の行為なのだ。

従って単純に中国人は、個人主義が強いなどとは言えない。「宗族」と「幇」は、ある意味強烈な集団主義だ。ただ、日本欧米には存在していない点が分かりにくいのだろう。

(by Hiroshi

http://blog.kodai-bunmei.net/blog/2007/10/000353.html

2010-09-23

http://anond.hatelabo.jp/20100923191508

それは、助ける者・助けられる者の関係がもっと流動的になったらいいという意見かい?

それが「相互」扶助なわけだが。

そして世の中はゼロサムゲームじゃないから、助けられる者の数は減っていくんだよ。

元増田ががんばって職を得れば、その分職を得られない人間が発生する。

世の中がそんなゼロサムゲームやってたら、失業率は常に一定だろうがw

つまり、元増田は他人の職を奪わないという形で社会貢献をしているのだと。

単に失業率を引き上げて税金を消費しているだけだ。

2010-07-23

結婚制度は時限性にすべき

ここでは仮に期限を10年に定める。

相思相愛ならば、10年をめどに事務的な手続きを取り更新してもらう。

何もしなければそこで両者の法的な婚姻は廃される。

結婚することでメリットを得られる制度にするとともに、不倫浮気を肯定することができる。

また、期限つきにすることで離婚制度を廃止する。

その期限内及びそれ以前に子どもが生まれた場合、期限が切れるまで男性は一定の収入養育費として支払う義務を負う。

しかし、期限が切れてからは支払う義務を負わないものとする。その期限内に子どもが生まれなければ、もちろんその義務も負わなくて良い。

男性子供をより多く作ってもらうために、女性はその子供をしっかり育て上げるために、パートナーを探すようになるだろう。

また、同時に重婚も認めるようにし、結婚を「愛の証」から「将来世代の相互扶助」機能へ移転させる。

当然ながら好きなだけ結婚できるので、一部の男女は子供もつくらずに、結婚している数だけ自慢する学歴厨のような層が生まれるだろう。

しかし、その層を認めてでも、少子化は解決する必要がある。

男性子供一人当たりにかかる費用が減ってしまうので、大学に通えない子供が増えるかもしれないが、女性自身も産める子供の数には限りがあるし、産んだ子供まで愛せるならば従来通り墓まで連れ添えばよい。

このメリット仮面夫婦の解消と子供社会が育てる理念を究極まで追い求め、なおかつ男女の生物的な性も尊重したものになると期待している。

※もちろん空想です。

2010-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20100624012043

自分も似たような考えだったが、

一人暮らし病気して以来考えがかわった。

救急車呼ぶにも携帯まで辿り着けないとかいうレベルにまでなると

結婚に限っては相互扶助の側面もあると心底思った。

そして自分の命を預ける相手、そして相手からもあずけられることを鑑みると、

増田がいうところのリア充アプローチは相手を見定めるために

必要なプロセスではないだろうか?

2010-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20100509135943

現在日本においても、この先日本が沈没することを前提にして

華僑ユダヤのように動こうとしている人々はいるよ。

国家に拠らない生存の基盤となるコミュニティーってのはこれからの日本自然発生的に生まれてくるだろうと思うし。

ただ、問題はそのコミュニティに所属するのは「日本」っていう巨大な庇護から離れても

生きていける人っていう条件がつく。華僑ユダヤのように巨大でない分、人材は相当重要になる。

一人でも生きていける人々の相互扶助、結束っていう形でしか存在し得ない。

要するに、「日本は滅んでいい」っていうには相応の資格が要求されるってことで。

こういう匿名の場所でほざいても、「おまえ日本なしで生きられんのかよ」と言われるのがオチ。

自分の有能さを示すか、あるいは黙っているのが賢い気がする。

なんにせよ、国家の庇護というのは本当に大きいものだから。日本が滅んだあと独力でコミュニティを立ち上げて

生きていける人々は日本人のどれだけの割合で存在するんだろうか。

増田の文章からは国家に所属することの恩恵を理解してる感じがあまりしない。

それに、ユダヤは強烈な宗教イデオロギー華僑は生存の場を獲得するための強烈な競争社会

ごく一部の極めて有能な人間を除いて、こういった社会形態よりは「国家」みたいなモノの方が

よっぽど居心地よいだろうと思う。別に彼らは気が合うから一緒にいるわけではなく、生存のために一緒にいるわけで。

2010-03-30

祝儀

結婚式披露宴のご祝儀が1万円だったと文句を言っている人の記事と、それについて付いているコメントを見かけたので思うことを書いて見る。

まず、常識的には3万円は出すものだとは俺も思う。感情論を敢えて除外しても、出さないと陰口等々のリスクが高すぎて割に合わないし、新郎新婦がかけているコストとのバランスがあるからな。その意味で、1万円しか包まなかった人は賢明ではないと思う。(ただし、地域差とか経済事情等々もあるから、事情によってはもっと少なくても良い場面もあるとは思うけど。)

でも、1万円しか出さなかった人を新郎新婦が非難したり、あまつさえ1万円じゃ赤字だとか言い始めるのはおかしいと思う。そもそも、披露宴というのは、新郎新婦が披露したくて開くイベントだ。会場選択も料理の選択も引き出物の選択も、言葉は悪いが、新郎新婦自己満足で決めたものだ。そして、多くの場合、出席者はそんなものは望んでいない。あくまで、新郎新婦を祝いたい気持ちが強いから出席しているだけだ。だから、例えば1人辺り2万円かかったから、出席者は最低でも2万円を払うべきだとか言う損得勘定はしてはいけない(少なくとも他人に見せてはいけない)ものだと思う。あくまで、建前上は、自分達の結婚自分達が披露したくて開くんだから全額を自費で出すのが当然だと思う。所詮は建前ではあるけど、そこは崩しちゃいけないところだと思う。全額自費で出すと破産間違い無しだとかいうなら、そんな分不相応な披露宴はそもそも開くべきじゃないんだと思う。

つまり、ご祝儀というのは、あくまで善意によるもので、新郎新婦権利であってはいけないと思う。披露宴の負担を少しでも減らして貰えれば、それだけで新郎新婦感謝しなくてはならないものだと思う。そして、第三者も、その新郎新婦感謝を尊重して、余計な口出しはしてはいけないものだと思う。額の大小より前に、祝いにわざわざ来てくれたこと自体に価値があるんだから。

更に言うなら、ご祝儀を3万円出さないなら来るなとかいう人がいるけど、余りにも暴論だと思う。新郎新婦は、そもそもご祝儀の額次第で「来るな」とか言うような相手を招待すべきじゃない。それこそ、ご祝儀目当てで呼んでいると認めるようなものだ。あくまで、自分達が披露したいと思う相手を呼んでいるのだから、来てくれたこと自体を感謝すべきだと思う。そして、第三者が他人の結婚式について、ご祝儀を出さないような奴は参加するななんて勝手ルールを押しつけるべきでもないと思う。

これらのことを前提にした上で、日本では相互扶助の観点から新郎新婦の負担を押さえるために、3万円というご祝儀を渡すという「善意」が常識として定着しているものだと思う。このご祝儀があくまで(本来はしなくていいのに)善意でやっているということが大事なのであって、まかり間違っても新郎新婦権利だと認識するようなことはあってはいけないことだと思う。金勘定もそりゃ大事だけど、何というか、守らなくてはいけない建前というものもあるんじゃないかと思う次第。

そして、義務ではないのに、出席者は祝いの気持ちや費用負担への配慮を込めてご祝儀を渡すからこそ、良いものなんじゃないだろうか。暗黙上の義務ではあっても、言葉にしてはいけないものもあるんじゃないだろうか。

(まあ、元の記事では、新婦は1万円しか出さなかった出席者の結婚式では3万円を包んだそうだから、その意味では新婦が不満を感じるのは人情だと思う。だけど、それは、あくまで上記のような話を前提としたものでなければならないと思う。)

2010-03-09

http://anond.hatelabo.jp/20100309172509

個人的にはツリー的にしかつながらない社会、パーフェクト・フラット社会ってのも

構築するだけなら可能じゃね?って気がする。(維持出来るとは言わない)

そして、フェミの皆さんが目指してる社会ってどう考えてもこっちじゃね?とスゲー思う。

で、増田論理はちょっと一般化の度が過ぎるかと。

社会とのつながり」っていうのは色々あって、我々が「社会から断絶された」と感じるときっていうのはまず

「職がねえ」とか「どこにも所属してねえ」「意見がどこにも言えねえ」「選挙権がねえ」みたいな、公的な集団からの断絶が最初にあり、

次に「友人がいねえ」とか「もう半年も誰とも喋ってねえ」みたいな、私的集団からの断絶が起こり、

最後に「金がねえ、メシもねえ」みたいな社会システムからの断絶が起こる。

この三段階(実際にはもっと細かく分ける必要があるかもしれないけど)を

全部同一としては語れない。

家庭っていうのは、半私的、半公的なイデオロギーで、

とりあえず家庭に所属しているという事実が、「断絶」から人を多少なりとも掬い上げる効果があるし、

それ以上の断絶からのセーフティネットとして機能してると思う。

とりあえず、家庭にあれば相互扶助として生活を支えてもらうことも出来るし、

社会との関わりをそこから再構築していくことも、独りでいるよりはずっと容易になる。

個人と社会を繋ぐには色んな方法があるけれど、「家庭」というイデオロギー

その様々な段階において、「つながる」ことを補助する作用があるだろう、って言いたいわけ。

そしてもう一つ言いたいのは、フェミの皆さんが目指してる社会ってスッゲーキモい全体主義社会だよね!

ってこと。

まー、なんにせよ「家族」制度はそれが単なるイデオロギーに過ぎないとしても、

制度上として相当有益ですよ。「改善」するならともかく、「解体」する必要はねえだろーよ。

つか、今だかつて「家族」消失した後人と社会の間に立つ緩衝材を提示するフェミを見たことねーよ。

アホじゃねーのかあいつら。壊すだけなら誰でも出来る、問題はマルクスの失敗やヒトラーのアレを見た後に

人と社会のあり方をいかに構築し、ベターな方向へ持ってくかだろうと。

壊したってしゃあねんだよな、んなこたー数十年前に随分やってみたんだから。

仲間を食わせていきたいんだが、どーしたものか。

私、今年を持って25歳になります。

色々回り道もしたけれど、とりあえず文句の無い職に就きました。というか内定しました。

さて幸せになろーかな、と思った時見渡してみたら、マトモな職に就いてるのは俺だけだったでござるの巻。

考えてみれば、俺の友人って高校中退or中卒が多数派だったよ\(^o^)/

故郷に錦を飾れと、周囲から金を借りまくって上京して四年。

「偉くなったら俺たちを引っ張り上げてくれよ」の声をたくさん貰って東京に来て、

大学時代に頑張ってとりあえず返済を終え、文句の無い会社就職したはいいものの。

家を追い出されて無職やってた俺を勉強させて食わせてくれた友人たちを

「引っ張り上げる」方策が全く浮かばねえ。

さて、とはいえ俺が生きてきた目標地元の仲間を何とか食わせられる

いわば「雇用を作る側」になることが目的だったのだから、とりあえずなんとかせないかん。

今はムリとしても、35まではなんとかしないと現在大絶賛無職の友人たちが死滅してしまう。

若い頃は体力でなんとかなってた奴らも、最近は「腰を壊して動けねぇ」とか「胃に穴があいちまった」とか

笑えない話ばっかり伝わってくる。気持ちばかりの金を送ったり、現地の相互扶助で今のとこなんとかなってるようだが、

このペースで不況が続いたらあいつら間違いなく死滅してしまう、どうしたもんか。

4人雇ってそれなりに食わせられるだけの雇用創出をするにはどうすりゃいいのか。

俺の年収期待値(というか、平均値)は30で1000程度。手取りを考えればもっと減る。

初期投資だけ出してやって現地で飲食店をやれ、みたいなプランも考えたが

これはどー考えてもよほどの運がない限りムダになる目論見が強い気がしてならない。

調理師現在胃に穴があいて入院中)がいるが、それでもあのクソ田舎飲食店成功率が低すぎる。

となれば、俺自体が稼ぎの中心になって雇用を作る以外に方法はないのかなー、と最近は思う。

在学中にコツコツやってきて、簿記一級はとりあえず持ってるので働きながら公認会計士を取って

事務所を構える案を現在考えているけれど、なんかもう最近ニュースを見るにつけこれもヤバイ気がしてならない。

果たして、どんな目論見があり得るだろうか。現実味のないものでもいいので、なんかアイディアが欲しい。

他に持ってる資格はTOEIC850くらいだけど、これは使える気が全くしねえ・・・。

というか、身体を壊した仲間の相互扶助が指し当たって限界に達してるんだが

強制寮住まいの俺には家を提供することも出来んしこっちもどーしたもんか。

初任給がショッパイから、送金してやるにも食うにはまるで足りない額だし、生活保護なんて降りるんだろうか。

雇う側になるっつーのはホント難しいなぁ・・・。つか、嫁や子どもなら扶養手当が出るのに仲間には出ないっつーのがなぁ。

俺にしてみりゃ家族なんだけどなぁ、家族寮に呼び寄せてやりたい。

堀江ってホント凄いよ、心から尊敬する。なんであんなアイディアが出て来てしかも実行出来るのか。

起業のタネはこの四年血眼で探したけど、俺には何一つ見つけられなかった。投資する金も時間もないのはともかくとして、

せめて案くらいは出来るだろうと思ってたのに。世の中難しいよホントに。

http://anond.hatelabo.jp/20100309012110

今の日本所得税12%の法人税30%。高福祉工業国家スウェーデン所得税30%の法人税30%だったかな?

以前試算したが、日本で月8万円程度でBIを導入しようとすると、年金制度を全部破棄したとして、所得税60%の法人税45%になるんですよ。

(ちなみに多様な福祉を廃止すれば政府スリム化するという論もあるが、これも試算したけどBIのための歳出だけで財務省の概算要求を上回るので、福祉どころか政府を廃止して浮くコストよりBIのコストの方がずっと高い計算になる)

法的に強行すればできないとは言わないが、経済産業には破壊的に働くんですよね。そして福祉や財政経済産業に支えられている。

福祉国家が持続不可能と批判されているのに、その対案としてより持続不可能な制度提唱するの?


(追記)

寝たかったのだが、しょうがない。

細かいことはここに書いてあるので読んでください。

http://d.hatena.ne.jp/inugamikoubouathangul/20060321/0000000000

24時間くらいで役所のサイト色々見て書きました。書いた時に全然反響がなかったので、識者の意見を広く募るものです。


>横増田だけど、BI導入してるのに所得税法人税以外の負担は全く同じ前提なのはなんで?

消費税という手もありますが、これをすると物価が年々インフレを起こすのでやりたくなかったのです。

>またBIといっても収入のある全世帯に配布するのであれば所得税が上がる分と国から返ってくる分で平均何%上がって何%返るという数え方をしないと話が変になると思う

おおざっぱな計算になるけど、初任給が16.5万だとして、今は11万手にはいるけど、BIしたら8万+4.5万で12.5万。

個人は当初得をするのでラッキーだが、出世するとそのうち損をするということになるはずです(そこまでは元エントリでは書いていない。気力があったら何か計算しようかしら)。

それともひょっとして4.5万円だと住宅扶助より低いから、働かずにBI+住宅扶助を受けていた方が賢明ということになるのかしら? それだと平社員にすら厳しいな。

>や、だから素人が実現可能性を議論しても意味ないって言ってるのになんで財源の議論を吹っかけてるの?

素人が実現可能性を議論しても意味ないというのに同意できないからです。それは権威に訴える論証ではないかと疑っています。少なくとも私は役所のサイトを色々当たって算数で計算するという方法を取ったし、それは原始的だけど全ての基本となる方法だと思うけど。

>あとついでにつっこんでおくとなんで所得税累進課税なのに定数になってんの?

記述の簡便性のために全国平均値にしました。実際には初任給から取られる額はそれほどないはずですね。

でもさっきも言ったように出世すると損をするので、スキルを上げるインセンティブは下がり、経済産業の発展を阻害することになります。ひいては福祉や財政の発展も阻害されます。今の産業は大抵は頭のいい人や特殊技能の持ち主が新しい企画や技術を作ることが大前提なので、そういう人になろうと思わないというのでは、生産は維持できませんし、いずれ物不足になります。

>ちゃんとBIと公共事業比較している?

元々は山森亮ベーシックインカム入門』の批判で、その本では福祉の対案としてだけ書いてあったので、公共事業のことはストーンと忘れていたな。赤字国債社会保障費のことだけ考えていた。でも公共事業重要性ってどんなもんだろう? 公共事業ガンガン減少されている、社会福祉ガンガン増えている、という認識だったけど。

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