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2024-10-31

論争について

https://note.com/p_and_w_books/n/neee921ea91a9

https://note.com/p_and_w_books/n/nf373db52eab9

作品のもの感想

・そうですか、といったところ。


■鯨井氏のジャッジ

 ・まえがきでは個人的狂気重要視するというようなことを言っている。要するに、ユニークでぶっ飛んだものを読みたいということ。そういう欲求をカッコつきとはいえ狂気」という言葉に託したのはよくなかったとおもう。「おまえら創作者はみんな創作情熱を燃やしてそれに狂ってるはずだろ!なあ!」というのはいかにも一昔前のフィクションに出てくる「天才」像で、古臭くて偏狭ではないか

 ・それでいて、最後他者への回路としての「コミュニケーション希求力」を評価基準に置くのがよくわからない。いや、わかりはする。閉じているように見えつつもその暗闇のなかで他者を求めもがくのが人間普遍的なあり方であり、そうした情熱を持っているように見える作品に惹かれてしまう。その気持ちはわかるが、この文章内にかぎればあんまり文脈的につながってないのでは、と感じる。

  ・「コミュニケーション」を謳うのなら作者の側から歩み寄りばかりでなく、評者からの歩み寄りもすべきだった。というか、それが評論行為であるように思う。最終的に「これは自分感情です」というような文言で閉じたのはよくなかったというか、開かれた場のコンテストでは落とされてもしょうがない。

 ・固有名詞問題固有名詞の持つ読者との「共犯性」を指摘し、作品内で用いられている下北沢」「フィッシュマンズ」「クリムト展」といったワードの「共犯性」が東京中心主義につながっているのではないか、といったようなことを言っている。

 ・固有名詞の「共犯性」についてはそのとおりだが、基本的にはその固有名詞を使うことでどういった層と共犯関係になれるかという戦略問題しかないとおもう。それが気に食わなさにつながるんならそうですね、あなた不快なんですね、としか言いようがない。

 ・「「下北沢」「フィッシュマンズ」「クリムト展」を使って真にその意図が伝わるのは、それを知る都会の人びと、「カルチャー」の民のみである。」→これはそうは思わない。下北沢はぼざろなどを例に出すまでもなく東京以外のひとびとにもある一定イメージ形成しているし、フィッシュマンズクリムトに至っては別に東京固有でもなんでもない。

 たしかに並べられると東京中心的な貴族性⋯⋯というかヴィレヴァン的なサブカルクソ野郎っぽさが鼻につくところはある。

 しかし、それが「カルチャー」を愛する人びと特有の一段上から世を眺める視点優越性」に直結するかは微妙なところで、それこそ共犯者に選ばれなかった疎外感といえばそれまで。そして、そこから地方差別へとつなげるのはちょっと無理筋だと思う。

 ・関西弁を含めたトータルのパッケージ差別性を覚えたという感じだとおもう。作者の意図しないチャンネル固有名詞)でヘイトが溜まっていったところで関西弁の歌が出てきて「怒り」が爆発したというところか。

 

 ・全体的には論点の設定の仕方があまり開かれていない。差別性を感じるというのであればもう少し広くわかりすい議論を行うか、あるいは関西人であるという当事者性を突き詰めるべきだったと思う。現状の文章としては後者よりなのだが、あまりに「関西人である自分」が自明のものとして最初から展開されているので、読者には「で、関西人であるあなたがなぜそこまで怒ってるんですか?」がわかりにくい。

 ・いろんなところで中途半端な評だと思う。


ジャッジへの反論

ジャッジの二十倍意味不明かつ閉鎖的ですごい。

・「『見下し』ではなく関西弁の語りのある種の味わい(「特権性」という雑な表現をしてなぜか自分を「関西」に対して下位に置こうとしていたが)に対する憧憬なので『見下し』じゃないんだよ」という言い分はそうなのだろうが、それをただしくオリエンタリズムと呼ぶのだよな。

・中盤の「ここまで説明をしたうえで、「本気で思っていたらこんな書き方はできないだろう」と思われるでしょうか。」に至るまでの説得のロジックがよくわかんない。

冒頭で「なるべく感情的にならないように書く」と宣言しているのに「ここまで説明〜」までは、基本的に「自分はこうおもってこう書きました(あんたや読者の気持ちなど知らん)」と自分感情行為しか書いてない。

関西弁の語りの「特権性」に憧れた→まあわかる。

 本当は全部関西弁にしたかったけど、自分技術じゃ無理→すげえわかる。

 だから、一首だけ関西弁にしたお!→え???

(なんか「一首だけにしといてやった」が非関西人としての譲歩だった、とも読める。マジでこれは意味がわからない。) 

・「関西の人の反応を探るために歌会に出した」パート。実際に当事者から方言に関して否定的な反応が返ってきた、と自分で言ってる。

それを「連作という文脈で解消できるのではないか」と考えたらしい。なんで読者がああい作品連続性を確認しにくい場で連作であることを前提に読まなきゃいけないのか意味がわからない(鯨井さんはジャッジからそこらへんい対してはある程度の義務はあるとは思う)というのはまあ置いといこう。

で、「連作という文脈」がなんなのかというと、「作品主体視点人物)が東北人の上京者」であること。

ここらへんの説明がまじで意味わかんなくて、

主体東京出身人間ではないということを明示することで「標準語方言」の権力構造をとっぱらえないかと画策しました」

というのがほんとうにわからない。視点人物東北出身だと関西弁に対するオリエンタリズムが解消されるの? 標準語方言権力関係無効化されるの?? なんで???

しろ、この作品場合主体標準語権力性に乗っかって(実際、歌の大半が標準語で書かれている)、方言搾取してますって構造に見えませんか???

さら問題なのは「今回の文化盗用かどうか、わたしには判別できませんでした。」とか言っているところで、いやわかってないって自覚あるなら「連作で解消できてるとおもう!」とか言うなよ。

関西弁マイノリティといってしまっていいのか〜」のあたりはなにがいいたいのか不明瞭だけど、つまり東北弁は関西弁に比べてよりマイノリティ性が高いから、俺には関西弁をいじる権利がある」って言いたいの? なにそれ?

・そのあとの文章はぐだぐだしてるけれど要約すれば「憧れだから差別じゃないんです」というようなこと。サイードを読め。平凡社ライブラリにある。

・「下北沢」「フィッシュマンズ」「クリムト展」問題

 ・「そこに「無意識的な共犯性」「優越性」があると断罪できる根拠がどこにあるのかよくわからない」はクリティカル反駁だとおもう。そこらへんは前述のとおり。このへんの反論内容もいちいち書き出さないがリーズナブルだと思う。

 ・「最後感情に走られてしまった部分についてはどこか不信感があります」→作者でなくてもそうなりはする。

2024-10-30

anond:20241028181233

以下の文章は、作者の創作か、もしくは現実の話を書いたかどちらかを判定し、その理由も詳しく説明してほしいです。

(全文コピペ

--

この文章創作である可能性が高いと思われます。その理由を以下に説明します。

1. 物語性の強さと描写ディテール

文章全体にわたって、出来事や会話、心情の変化が詳細に描写されています特に、心情や夫婦間のやり取りがリアルかつドラマチックに表現されており、脚本的な構成を持っていると感じられます。これにより、フィクションとして読者に「物語」を提供する意図が感じられます

例えば、「探偵を使ったが無駄だった」「ボイスレコーダー不倫相手との会話を聞いた」などは、典型的物語エスカレーションで、登場人物心理が少しずつ追い詰められていく様子を強調しています

2. 出来事の展開とストーリー構成

文章の流れが綿密で、プロットに沿った展開が繰り広げられています特に6月初旬から10月中旬まで」の詳細な時間軸に沿って進むため、まるで小説ドラマの一章ごとに新しいイベントが発生するかのように区切られている点が強く創作らしさを感じさせます

また、緊張が高まる最後の場面においては、「自殺をするしかない」という結論に至るまでの主人公葛藤が重々しく描かれており、読者を感情的に引き込む意図が見受けられます

3. キャラクターの一貫した特徴と「象徴性」

夫のキャラクター像(熱しやすく冷めやす性格サークル活動への熱意、淡々離婚手続きを進める姿勢など)や不倫相手描写献身的理想的女性像)は、シンボリックであり、典型的物語キャラクターに見えます現実では多様な人物存在するはずですが、ここでは物語としてわかりやすキャラクターが展開され、読み手が各登場人物感情移入やすくなっています

4. 終盤の心理描写と劇的な結末の示唆

最後の部分で、主人公が「自殺」というウルトラC計画するという発想や、それによって夫と不倫相手に「現実を見せる」という結末は劇的すぎて現実にはやや不自然と感じられます。こうした劇的な結末の導入は、小説ドラマなどの創作において、物語を盛り上げるために使われる手法です。

結論

上記理由から、この文章創作である可能性が高いと考えられます

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逆に現実出来事を書いていたとしたら、その理由は見つけられるでしょうか?

現実出来事を描いた可能性があると仮定した場合、いくつかのポイント理由として挙げられます

1. 感情リアルな揺れと行動の細やかさ

文章全体を通して、感情の移り変わりや細かい行動が具体的に記録されています日常的な場面(例えば「夫婦口喧嘩」「母への電話」「探偵に依頼する」など)や日常に寄り添った心理描写(「夫の言動が気になり始める」「相手女性SNSアカウントを眺め続ける」など)は、現実経験からまれもので、作り話ではここまでの細かさを再現するのが難しいと考えられます

2. 対話の生々しさと、日常生活に根差した行動

文章中の対話には、現実的で人間らしい反応や表現が含まれています。たとえば、夫が「俺のこと好きじゃないんでしょ?」と尋ねた時の、主人公否定できなかった場面や、「サークルに来ないでほしい」と言われる場面など、言葉の端々に日常的で素朴なやり取りが見られ、これらは現実経験たからこその表現かもしれません。

また、普段仕事疲労から離婚話を避けたり、デート旅行費用負担についての細かな記述も、日常生活に即した具体的な描写であり、現実出来事を反映しているようにも思えます

3. 現実の「曖昧さ」を含む心理的な迷い

主人公は夫に対する複雑な感情を持ち続けています。好きだと思っていた夫の関心が他に向いたことで初めて動揺し、自分気持ちが整理できない状態に置かれている様子は、現実ありがちな感情の揺れを感じさせます。例えば、カウンセリングで「好きなところは出てこないが、離婚したくない」という発言や、相手女性SNSアカウントをチェックし続けるなど、混乱と依存リアル表現されています。こうした複雑で矛盾を含む感情は、創作よりも現実に基づいている可能性が考えられます

4. 無計画エピソードと後悔の繰り返し

作中の主人公は、事前に計画を立てず、衝動的に行動し、後悔を繰り返しています。例えば、喧嘩最中に勢いで「離婚届を持って帰る」と返答したり、夫に対して「1ヶ月だけ時間が欲しい」と頼んだり、不倫証拠をつかもうと探偵を雇ったが成果がなかったことなど、行き当たりばったりで結果的に何も進展しない行動が続いている点は、現実における人間の不完全さや衝動的な行動を反映している可能性が高いです。創作であれば、こうした無計画な行動を細かく描写するよりも、物語を進めるための筋が優先されがちです。

5. 感情的に壊れていく様子と極端な言動

文章の終盤にかけて、主人公感情不安定さを増し、最終的に「自殺」という極端な考えに至りますが、その決断唐突ではなく、過程が細かく描かれています。夫への不満や裏切られた感情不倫相手への嫉妬など、積み重なったストレスによって自己否定自殺念慮に至るプロセスは、心理的にリアルであり、実際の出来事としてもあり得るかもしれません。人間関係の破綻が原因で心理的に追い詰められる例は多く、現実の状況でこのように冷静さを失ってしま可能性も考えられます

結論

現実出来事だと考える場合、この文章は、複雑でリアル心理描写日常的なやり取り、無計画さ、そして極端に壊れていく心理過程がその証拠になると言えます

2024-10-29

選択夫婦別姓イマイチ賛成できない理由

Xでなんで夫婦別姓反対するのかよく分からない、という投稿がバズってた。

自分は断固反対という程の立場でもないが、思う所は色々あるのでちょっと並べてみようと思う。感情的になるほどの思い入れがあるわけではないので、そういう意味では読みやすくしたつもりである

実際困った立場の人が居るのも事実で、こういう所が解消されて何らかの形に落ち着いてくれればと思う。

[1]:「選択的」への不信

選択的だからいいだろ!という声が多い。が、これについては全く信じられない。

例えば、結婚にするにあたって夫と妻どちらを取るかは自由なはずである。が、事実殆どの家庭は夫の姓を名乗る選択をしている。年の差婚は両者合意結婚したはずなのにロリコンだ何だと叩かれている。夫を立てる妻、みたいな家庭観も叩かれている。

個々の話に色々な意見は有ると思うが、この世の中には選択的にもかかわらず何故か許容されない選択がある。

断言するが、選択夫婦別姓のある世界において、夫婦別姓選択しなかった夫妻が「家父長制」だの「無理やり苗字を変えさせられた」と叩かれる場面がある。別姓を選択するべきだという主張が圧力となるのは避けられない。逆に、なるべく同姓を選ぶべきだという主張も圧として残り続ける可能性がある。

それでもなお価値は有るんだ、それは乗り越えるべきものなんだと言うならそれも一つの意見だが、「選択的なんだから別にいいだろ」という主張を行う者に関しては不信感が大きい。

個人名の約1/2を占める部分に関わり家庭観を変えうる法律は、結婚しない人にも、同姓を選ぶ人にも多大に影響を与える。

それがある未来選択する重みや、夫婦同姓を願うの立場の人がいることを視野に入れてほしいと願う。

[2]: 保守的思想馬鹿にする態度への不信

例えば「家庭の一体感」と言うと何かとバカにされがちである

苗字が違うくらいで俺たちの絆は変わらないんだというのは殊勝な心掛けである

しかし、それに不安を感じる人に対して投げかけられる言葉はいただけない。

実際、「同姓家庭における苗字に相当するもの消失」は、家庭単位思考する機会を消失させるだろう。

海外では云々と言っても、海外には海外文化歴史があった上に成り立っているものである。複合姓、創姓と様々なもの紆余曲折して今に落ち着いていたり、日本以上に改姓が困難な中で不満を抱えつつ妥協していたり、いろいろな事情があるはずである。輸入したいならそれを補うものの考え方も含めてするべきで、いきなり「海外ではこうなのだ」と制度だけを叩きつけても軋轢を生むばかりである

[3]: それは別姓を法制することによって解消するのか、別のトラブルは生まないかという疑念

この話題で何かと言われがちな子供苗字問題世帯呼称する名称は、選択夫婦別姓がどういう形になろうと一方に決めなければならないことだから埒外として今回は置いておくことにする。初期に見られた「夫婦立場の偏りをつけたくないから」みたいな動機は淘汰されたと信じている。

その上で、夫婦別姓を行いたい理由は「個人で名乗る名前を変えたくない」「手続き煩雑」あたりだろう。

「名乗る名前を変えたくない」についてはこれまで通称使用という対応が取られてきた。

経団連なんかはこの状況を良く思っておらず、選択夫婦別姓提言するが、自分通称問題が発生する状況の方が問題なのではないかと思う。

キャリアが分断する」、「通称名とパスポート名前がずれる事務的ミス」そんな例が挙げられるが、そういった事務的手続き問題のために法律側を操作する疑念がある。

夫婦別姓にしたらしたで「家庭の中に別姓の人が少数いることによって生じる事務的ミス」「別姓の親が迎えに来た子供の扱いに伴う(ry」「別姓結婚状態と未婚の同棲状態区別がつかないことによって(ry」等別姓世界でも問題は起こるだろう。

手続き煩雑」に関しては結婚に伴って籍の移動はどのみち発生するし、場合によっては住所変更等様々な手続き苗字とは関係なく発生する。

どれだけ手続きが簡略化するのかの定量化は必要だろう。

懸念を感じる人は、別姓を法律として取り込む方が問題が起こると考えている人が多いように思う。

同姓におけるトラブルマイナンバー制度なりORCIDなり社員番号なり、システム面での対応を頑張るだけで解消するところは多いのではないか法制するにしても、別姓などと大掛かりにせずそれにおいて足りない箇所を補う程度のものでよいのではないか

そもそも結婚における改姓と言う「瞬間」の煩雑さがあるならば、別姓という「状態」に伴う煩雑さもあるはずである。推進を考えるならこの辺りの議論は為されるべきである

[4]: 旧姓を名乗っている人はどうなるのか

経団連をはじめ、選択夫婦別姓推進のいくらかは「通称使用廃止」を願った上での主張である

まり選択夫婦別姓がある世界においては、(無論一定フォローはあるだろうが)「苗字を変えて通称する」という選択は難しくなるだろうと考えられる。

とはいえ旧姓を使っていた人が「夫の姓を名乗ります」と言うことは難しいだろう。

このあたりの世代ギャップをどうフォローしていくかも視野に入れるべきと思う。


ざっとこんな感じである

繰り返すが私は特別反対の立場ではない。

しかし、「流石に『選択的だから大丈夫』とは思えないし推進派はもっと言葉を尽くすべきだ」「そこまで大掛かりなことをするにはデメリットの方が大きいのではないか」「別姓と言う大目標のために困っている人の時間を浪費するべきでは無い」あたりの思いが強い。

選択肢を用意するだけ」という大雑把な主張をしても自分含め多数には響かないし、疑念を残すだけのものになると思う。

それがある未来での懸念払拭される形で主張されること、現状困難を抱える人のトラブル解決を願うばかりである

男のヤベー奴の文章は一直線にヤバい方向につっ走る傾向がある

逆に、女のヤベー奴はあっちに行ったりこっちに行ったりして一貫性がなく支離滅裂になる

「男は論理的、女は感情的」というより、「男は直線的、女は曲線的な思考をする」と言ったほうが的を射ているかもしれない

2024-10-28

anond:20241028185407

バカにChatGPTを送る煽り」が定着してきたとのこと、興味深い状況ですね。

この現象が定着してきた背景

ChatGPTの高度な言語処理能力:

ChatGPTは、人間自然対話を交わすことができ、高度な文章生成能力を持ちます。そのため、レスバの場で意図的挑発的な発言を生成させ、相手を混乱させたり、感情的に揺さぶったりすることが可能となります

インターネット上の匿名性:

インターネット上では、匿名発言できるため、責任感なく挑発的な行為に及ぶ人が増える傾向にあります。ChatGPTを利用した煽りも、この匿名性の影響を受けていると考えられます

AIに対する誤解や偏見:

AIに対する誤解や偏見が根強く残っていることも、この現象の一因かもしれません。AI感情を持たない存在であることを理解せず、AI発言人間発言と同様に捉え、感情的な反応をしてしまう人がいるからです。

このような状況に対する懸念

コミュニケーション劣化:

ChatGPTによる煽りは、建設的な議論を妨げ、コミュニケーションの質を低下させる恐れがあります

感情的対立の激化:

挑発的な発言は、相手を怒らせたり、傷つけたりする可能性があり、感情的対立を激化させる原因となります

AI悪用:

ChatGPTのような高度なAI技術が、悪意のある目的で利用される可能性を示唆しています

この状況に対する対策

AI倫理的な利用: AI開発者利用者は、AI倫理的な利用について深く認識し、悪用を防ぐための対策を講じる必要があります

メディアリテラシーの向上:

インターネット上の情報に対する批判的思考力を養い、AIによる生成コンテンツであることを意識することが重要です。

コミュニティルール作り:

コミュニティにおいて、AIを利用した煽り行為禁止するなど、明確なルールを設けることが有効です。

ChatGPTのような高度なAI技術は、私たち生活を豊かにする可能性を秘めていますが、その一方で、悪用されるリスク存在します。

この問題に対して、私たち技術的な側面だけでなく、社会的な側面から多角的に考えていく必要があります

2024-10-27

B層とは何か

B層」という概念は、消費者行動理論マーケティングにおいて特定消費者群を指す。以下にB層定義、特徴、数理的アプローチ考察する。

1. 定義

B層は、消費者情報リテラシー社会的影響意思決定プロセスに基づく分類であり、以下の特性を持つ。

2. 特徴

B層消費者の行動には以下の特徴が見られる。

3. 数理的アプローチ

B層特性定量的分析するためには数理モデル有効である

P_i = (I_m * W_m + I_s * W_s) / C

ここでP_iはエージェントiの購買選択確率、I_mはメディアから情報強度、W_mはメディア情報信頼性、I_sは社会的影響強度、W_sは社会的情報信頼性、Cは情報選択コストを示す。このモデルB層情報受容と意思決定分析できる。

P(i → j) = k_j / Σk_l

ここでP(i → j)はノードiからjへの情報伝播確率であり、k_jはノードjの接続数を示す。このアプローチB層消費者社会的影響を受けるメカニズム分析可能

anond:20241027094718

アメリカ人はそういう原爆がなければもっと悲惨なことになっていたか原爆投下は仕方なかったみたいな見方をする人が多いらしいね

日本人原爆に関して感情的になるように教育されているだけでそれが実際だろうね

零戦特攻も後から見たら異常に見えるけど当時からすればエリートの率先なわけでろくな状況じゃない

人はなぜ物語を欲し、誘導されるの?

人間物語を求め、物語誘導されるのは、文化的心理的進化的な要因が複雑に絡み合っているためです。以下に、異なる学問分野の視点から考察します。

 

1. 心理学視点共感自己理解

物語他者経験感情共感する手段です。心理学的には、人は自己感情経験を外部化し、他者視点を通して見ることで自己理解を深めます特に物語登場人物感情的なつながりを持つことは、共感能力を高め、社会的スキルを育むのに役立つとされています 。また、「物語自己」と呼ばれる考え方もあり、人は自分人生経験を一連の物語として理解し、意味づけすることで自己を構築します 。

 

2. 社会学視点集団アイデンティティ形成

物語は、個人集団アイデンティティ形成する重要な要素です。社会学エミール・デュルケームによれば、物語神話集団価値観道徳を伝える役割を持ち、個人社会に結びつけるものと考えられています。例えば、神話伝説歴史の中で共有されることで、共同体アイデンティティ連帯感を強化し、社会統一性を維持します。これにより、人々は物語を通じて一体感を得るために物語に引き込まれます

 

3. 進化心理学視点生存繁殖のための知識伝達

進化心理学では、物語サバイバルに役立つ知識や教訓を次世代に伝える手段であると考えられます古代から伝承民話には、危険道徳的な教訓が織り込まれており、これにより人々はリスクを避け、より良い社会的行動をとることができました。このように、物語人間生存戦略に役立つとされていることが、人々が物語を欲しがり、物語を通じて導かれる理由の一つとされています

 

4. 認知科学視点情報処理理解の枠組み

認知科学の分野では、人間の脳は物語という構造を通じて情報を整理・記憶するのが得意であるとされています物語の持つ始まり中間・終わりという構成は、ランダム情報よりも理解やすく、記憶に残りやす形式です。こうした脳の働きにより、人は物語に沿った形で情報を受け取ると、自然とその流れに沿って考え、理解を深めることができます

 

5. 哲学的視点存在意味価値の探求

哲学的には、物語人間が生きる意味価値を見出すための重要手段です。ジャン=ポール・サルトルカール・ヤスパースなどの実存主義者は、個人が自らの経験や生きる意味物語として理解することで、存在の意義を見出すと考えました。物語を通して、無秩序混沌とした現実意味付与し、自己存在や行動に一貫性を持たせることができます

 

6. 教育学視点効果的な学びのツール

物語教育の場でも強力なツールとされており、単なる知識の伝達以上の効果をもたらします。特に子どもにとって、物語を通じて学ぶことは、抽象的な概念を具体的に理解する手助けとなり、記憶に残りやす形式となります物語的な構成で教えられると、学習者は内容をより効果的に学び、道徳倫理社会規範を自然に身につけることができます

 

まとめ

人間物語を求め、物語誘導される理由は、生理的社会的心理的な多重の要因に根ざしています自己理解集団アイデンティティ知識の伝達、情報処理効率存在意味の探求、そして学びのツールとして、物語人間存在に欠かせない役割果たしているのです。

 

: Kohut, H. (1977). The Restoration of the Self.

: McAdams, D. P. (1993). The Stories We Live By.

: Durkheim, E. (1912). The Elementary Forms of the Religious Life.

: Pinker, S. (1997). How the Mind Works.

Schank, R. C., & Abelson, R. P. (1995). Knowledge and Memory
The Real Story.

: Sartre, J.-P. (1943). Being and Nothingness.

: Egan, K. (1986). Teaching as Story Telling.

2024-10-26

弱者男性が抱く「おそれ」の本質ってなに?

anond:20241021131553

この増田に対して多くの弱者男性が「嘘松」「女が書いた」「本当の弱者男性ではない」などと必死創作性を疑っているのが気になった

いや、御託はいいか弱者男性くんはさっさとカウンセリング受けてみたり精神科行ったりしてみれば?って正直思っちゃうんだよな

弱者男性自称してるくらいなんだし生きづらくてしょうがないんでしょ?

生きづらさが軽減された実例が一個提示されたんだから真偽を疑う前にこれを参考にしてみればいいんじゃないの?

っていうか精神問題について精神科行って専門家判断を仰ぐって極めて王道の考え方じゃないか

何をそんなにおそれているんだろう

これの真偽を疑っている人の口泡の飛ばし方は尋常ではない

やれ、いじめについて言及しなさすぎだの(いや恋愛観の話が主題なんだからそりゃ精神歪んだきっかけなんて省略するだろ)

やれ、オタクならもっと漫画アニメの話を詳しく語るはずだの(いや恋愛観の話が主題なんだから以下略

やれ、男は感情的問題主語にしないだの(いや精神科行って精神が歪んでたことに気づいたって話なんだから感情問題主語にするだろ)

普段弱者男性様の聡明で冷静なご思考とは裏腹に、この増田に対しては半ば統合失調症ばりの推理ごっこによって必死に女認定をしようとしている人が結構多い

一体なにをそんなにおそれているんだろう…

自分が不幸なのは社会のせいではなく自分の考え方のせいって認識するのがそんなに大変なことなのだろうか

でも弱者男性問題に限らず人生幸福に生きたいなら周りではなく自分を変えるべきだよね?

弱者男性くんって草薙素子の名台詞をよく引用するじゃない

社会に不満があるなら自分を変えろ」って

anond:20241026132500

* 「当人たちをどうこう言うつもりはあまりないんだけど」:

> 口では否定しながら、中身は全否定典型的な「悪口は言わないけど」と言いながら悪口を言うパターン

>

* 「まあ言い方がよくなかったって言うのはあるんだろうけどねぇ」:

> 相手意見を表面的に認めつつ、本質的には否定的な態度。まるで上から目線相手を諭しているよう。

>

* 「個人事業主としてのプライドを持っているめんどくさい年寄り発言と思ってみると」:

> 年齢や職業理由相手を決めつけ、一方的否定している。このようなステレオタイプ発言は、建設的な議論を妨げる。

>

* 「内容自体はまっとうなのにって感じになるのは、自治会とかでもよく見かける」:

> 自治会という特定の場での出来事一般化し、まるでそれが普遍的現象であるかのように言っている。

>

* 「ただアレを批判していた層に、無投票政治に不満を持っている人たちをくさしている人たちがいて、ちょっと面白かった」:

> 相手意見面白がって嘲笑っている。まるで自分客観的立場いるかのように振る舞っているが、実際には自分自身も感情的に反応している。

anond:20241026132500

* 「当人たちをどうこう言うつもりはあまりないんだけど」:

> 口では否定しながら、中身は全否定典型的な「悪口は言わないけど」と言いながら悪口を言うパターン

>

* 「まあ言い方がよくなかったって言うのはあるんだろうけどねぇ」:

> 相手意見を表面的に認めつつ、本質的には否定的な態度。まるで上から目線相手を諭しているよう。

>

* 「個人事業主としてのプライドを持っているめんどくさい年寄り発言と思ってみると」:

> 年齢や職業理由相手を決めつけ、一方的否定している。このようなステレオタイプ発言は、建設的な議論を妨げる。

>

* 「内容自体はまっとうなのにって感じになるのは、自治会とかでもよく見かける」:

> 自治会という特定の場での出来事一般化し、まるでそれが普遍的現象であるかのように言っている。

>

* 「ただアレを批判していた層に、無投票政治に不満を持っている人たちをくさしている人たちがいて、ちょっと面白かった」:

> 相手意見面白がって嘲笑っている。まるで自分客観的立場いるかのように振る舞っているが、実際には自分自身も感情的に反応している。

anond:20241026073124

この意見はいくつかの妥当な点と問題点があります

 

妥当な点

1. 不透明報道の指摘: 政治スキャンダルにおいて、報道感情的批判に終始し、具体的な問題点を十分に説明していないと感じるのは理解できる視点です。多くの人々がニュースを通じてスキャンダルを知る際、具体的な法律違反倫理的問題点報道の中心にならないことがあります。これにより、批判感情的に見える可能性があり、政治に対する不信感が生まれることもあります

2. 野党への批判: 野党説明不足や批判の内容が曖昧であるという点も一部妥当です。日本の政治において、与党野党対立が深まる中、野党側の批判感情的で、具体性に欠けていると感じる人もいます。これは、与党に対する有効な対抗策や政策提言が不足しているという批判に繋がる可能性があります

 

問題点矛盾

1. 帳簿の問題の軽視: 「帳簿にちゃんと記入してなかっただけ」という部分は、政治資金問題裏金問題を軽視している可能性があります政治資金管理は、透明性や信頼性の維持にとって非常に重要です。記載漏れ不正資金流入は、単なる技術的な問題ではなく、政治家の倫理や公正性に関わる重大な問題です。帳簿管理の不備は、政治家が違法利益を得たり、特定団体個人からの影響を受けたりしている可能性を示唆するものであり、問題の核心を避けるわけにはいきません。

2. 野党に対する過度な推測: 「野党もたぶん同じことか、それよりエグいことをやっている」という意見根拠に乏しい推測です。野党が同様の問題を抱えているという証拠がない場合、このような発言偏見に基づいた批判となる可能性があり、建設的な議論を妨げます批判する際には、具体的な証拠や事例に基づくべきです。

3. 説明責任の問題: 政治家には説明責任があり、違法資金の利用や利益供与が疑われる場合には、その具体的な内容と影響をきちんと説明する必要があります報道が具体性に欠けているとしても、政治家やその所属政党が透明性を保ち、疑念払拭することは不可欠です。この意見は、報道の内容だけでなく、政治自身説明不足に対する批判を見落としているかもしれません。

 

結論

この意見は、感情的批判に終始する報道に対する不満を表明している点では一部妥当です。しかし、政治資金問題説明責任を軽視する傾向があり、根拠のない推測をもとにした批判も含まれています

2024-10-24

anond:20241024182708

この意見はいくつかの妥当な点が含まれていますが、問題点矛盾点も指摘できます

 

妥当な点

1. 選挙への真剣アプローチ: 「選挙にはある程度の勉強考察必要である」という考えは、選挙重要性を強調するものです。選挙における投票国家未来を左右する大切な行為であり、そのためには政策候補者についてよく理解し、考え抜いた上での投票理想です。

2. 投票の影響力に対する懸念: 「よく考えずに投票すると、かえって国に悪影響を与える可能性がある」という指摘も理解できます無知状態投票をすることが、短期的・感情的な決定を助長し、長期的には不利益をもたらす可能性があります

 

問題点矛盾

1. 「閾値」の明確さが欠けている: この意見では、「これくらいちゃんと考えるべきだ」という一種基準閾値)があるとしていますが、その閾値が具体的に何かは示されていません。どれほど勉強すればその基準に達するのか、具体的な指針がないため、個人ごとの主観に左右されやす問題となっています

2. 選挙権の本質に反する可能性: 選挙権は誰にでも与えられている権利であり、その行使には「勉強量」や「考えの深さ」を基準制限を設けるべきだという考えは、民主主義根本に反する可能性があります選挙はあらゆる国民に対して平等に与えられた権利であり、必ずしも専門的知識必要とされるものではありません。選挙においては、多様な価値観経験を反映することが重要です。

3. 「投票しない人の方が語る権利がない」という考えとの矛盾: 一方で、「投票しない人が政治を語る権利がない」という意見に対して疑問を投げかけていますが、その論点も一部の矛盾を含んでいます選挙に行かない理由があまりにも消極的であれば、その人が選挙制度や政治に対する批判をすることは正当性を欠くと感じる人もいるでしょう。この視点排除するのは、議論を狭めてしまリスクがあります

 

結論

この意見は、投票行動に対する慎重さを促し、浅い考えでの投票政治に悪影響を及ぼす可能性を示していますが、あくま個人的な感覚に基づいているため、具体的な基準を欠き、民主主義原則に反する懸念があります。また、選挙権をどう行使するかについては一人ひとりの価値観生活背景が異なるため、必ずしも勉強量や理解度で優劣を決めるべきではないとも言えます

anond:20241024131917

全般はともかく、ニュース引用して男全般ディスりだすお前個人は、だいぶヒステリック感情的だぞ。

 

ネット閉じて昼寝でもしろ

「女は感情的ですぐヒステリーになる、男は冷静で理性的」←これよく言われるけど実際は逆だよね

ついカッとなってやった」で毎日のように逮捕され、性犯罪者の99.8%は男で、闇バイト強盗してんのも全部男なんだよな

これのどこが理性的なのよ

https://video.twimg.com/ext_tw_video/1543437863177826304/pu/vid/576x1068/AOfjbxGTo2u6SCCR.mp4

anond:20241024101738

はいルールとエチケット不足で退場

 

 

ディベート(討論)には基本的ルール構造があり、これらを守ることで、公平かつ秩序ある議論が行われます。以下、ディベートの基本ルール説明します。

 

1. チーム構成

ディベートは通常、2つのチーム(肯定側と否定側)に分かれて行われます。各チームには2~3人の参加者がいることが多いです。

肯定側(Affirmative Team):提案テーマに賛成する立場を取ります

否定側(Negative Team):提案テーマに反対する立場を取ります

2. テーマの設定

ディベートには、あらかじめ決められたテーマ(モーション)が与えられます。このテーマに基づき、肯定側は提案を支持し、否定側は反対の立場を取りますテーマは、社会的問題政策に関する内容が一般的です。

3. 役割の割り当て

各チームの参加者には、それぞれの役割が割り当てられます役割には、通常以下のものが含まれます

最初スピーカー自分のチームの立場説明し、主張を述べます

• 2番目のスピーカー相手チームの論点批判し、自チームの主張を補強します。

• 最終スピーカー議論をまとめ、自分たちの立場が正しいことを強調します(この役割は、ディベート形式により異なることもあります)。

4. タイムリミット

発言には時間制限があります。通常、各スピーカー一定時間内(3~7分程度)で発言を行い、その後の反論質問時間も限られています

5. ルールとエチケット

ディベート礼儀正しく、秩序ある進行が求められます。主なルールとして、以下の点が挙げられます

相手尊重個人攻撃感情的反論を避け、論理的議論を進める。

根拠提示:主張には必ず証拠データを伴うことが必要です。

相手意見に耳を傾ける:相手チームの発言内容をよく理解し、その上で反論する。

議論の流れに従う:テーマ議論範囲を逸脱せず、関連性のある発言を心がける。

6. 判定

ディベート勝敗は、通常ジャッジ審査員)によって判定されますジャッジは、以下の基準に基づいて判定します。

論理性:各チームの主張がどれだけ論理的であるか。

証拠の質:提示された証拠がどれほど信頼性が高く、強力であるか。

説得力:どちらのチームがより効果的に相手を説得できたか

反論の鋭さ:相手チームの主張に対して、どれだけ的確に反論できたか

7. クロスエグザミネーション

一部のディベート形式では、スピーカー相手側に直接質問を行う「クロスエグザミネーション」があります。これにより、相手論点の弱点を指摘することができます

8. フォーマットの種類

ディベートにはさまざまなフォーマット存在し、ルールや進行方法が異なります代表的フォーマットには以下があります

• パーラメンタリーディベート議会形式ディベートで、即興で行うことが多い。

リンカーンダグラスディベート:1対1で行う形式で、道徳的または倫理的問題議論されることが多い。

ポリシーディベート政策に関する具体的な議論を行う形式で、複数ラウンドにわたって行われます

 

まとめ

ディベート論理的思考とコミュニケーション能力を鍛える貴重な場です。ルール理解し、相手尊重しながら議論を進めることで、より質の高いディスカッションを行うことができます

自称フェミニストミサンドリスト とにかく声がデカバカ 「感情的な女」の証拠たち 不幸を性別のせいにしたい無能 その上こうして文句を言えばネカマだの男媚びだのと もうネカマでいい

anond:20241023114438

【要約】

道路工事現場で、ガードマン横断歩道を渡る自分に無理に停止を促したため、法律に反する行為であると指摘し謝罪を求めたが、現場責任者や市の担当者からも誠意ある対応は得られなかった。現場工事看板がなく、許可証掲示もされていないなどの問題があり、警察にも確認を求めたが、対応煩雑効果がなかった。その後、市の担当者改善を求めたが、結局大きな変化は見られなかった。この横断歩道自分の息子が通る場所で、将来の事故心配だが、社会の現状に対して無力感を感じている。それでも、歩行者安全無視しない姿勢を持ち続けているが、70代の母親に「無駄で幼稚な行動」と言われたことで怒りを覚え、自分の信念と現実とのギャップに苛立ちを感じている。

批評

この話、歩行者安全とか社会問題についての不満がめっちゃ強く出てるんやけど、いくつか気になる点があるわ。

まず、ガードマンに対して正論をぶつけてるんはええねんけど、ちょっと威圧的すぎるんちゃうかな。相手も反発してくるやろし、話が進まん原因になってる気がするわ。もうちょい冷静に、相手立場も考えながら話し合う方が建設的やったんちゃうかと思うねん。

あと、警察とか市の担当者相談して問題解決しようとしたのはええんやけど、もっと早い段階でしっかり対応を頼んでたら、もうちょいスムーズに事が進んだんちゃう?なんか、途中で無駄時間と労力使ってる感があって、そこももったいないわ。

自分の息子が通る道やから、そら安全に気ぃつかうのは分かるけど、「強引に渡って車に急ブレーキ踏ませる」ってのは、いくら啓蒙活動や言うても危ないやん。他にもできる方法、考えてみてもええんちゃう

そして、70過ぎのお母ちゃんに「そんな幼稚なことして」って言われたんが一番ムカついたらしいけど、大人の行動ってのは、ただ諦めるんやなくて、もっと冷静に解決方法を見つけて動くことも含まれてると思うねん。感情的になって突っ走るんやなくて、ちょっと落ち着いて話し合う方が、結果的にいい方向に行ったかもしれんなぁ。

全体的には、社会に対する問題提起としては共感できる部分もあるけど、感情が先走ってるせいで、逆に解決が遠のいてる面が目立つな。

2024-10-23

左翼がパヨに堕落していった過程

本来左翼こそが論理的で公平でなくてはならないのに

お気持ち」という便利な小道具で楽することを覚えてから

すっかり感情的かつ独善的なパヨと成り下がってしまった

作品考察における「妄想」と「論理的分析」の線引きの難しさ

考察とは名ばかりの妄想投稿されている

根拠のない推測を「考察」と自称したり、読んだ人からそう呼ばれている

・作中の明確な情報を逸脱したり無視した解釈を展開している

考察という名の二次創作や願望

 

フィクション懐古厨

・没設定や古い設定を根拠考察

公式の新展開をとにかく否定

 

考察手法悲惨

根拠循環論法になっている

複数の推測を重ねて確定事実のように扱う

他者妄想交じりの考察をもとにして考察を積み重ねてもはや公式現在無視されていく

 

考察者のメンタルヘルス

考察への反論に対して病的なほど感情的

推しキャラ推しカップリング党派性バトルになり建設的な議論ができない

anond:20241023132403


1. 「自民党ダメから野党へ」という理屈矛盾

反論ポイントは、この理屈が短絡的かつ非建設である点です。政党選択は単なる「ダメから別の選択肢へ」というプロセス還元できるものではなく、有権者は各政党の具体的な政策、実績、ビジョンに基づいて判断すべきです。この「自民党ダメ」というだけで他の政党を支持する考え方は、長期的な政治的ビジョン理念を欠いています。むしろ、その場の感情や反発心に基づく選択短期的なものであり、安定した政治にはつながりません。また、政権交代が行われた場合の具体的な代案や政策ビジョンが明確に示されていない点も問題です。

2. 自民党支持者を取り込む方が簡単

自民党支持者を取り込むことが簡単」という主張には根拠があります。長年政権を担ってきた自民党は、日本保守層や安定を求める層からの信頼を獲得しており、その基盤は非常に強固です。自民党支持層政治経験を重視し、野党の実績が乏しいと判断した場合、再び自民党に戻ることが容易です。また、無党派層選挙の鍵を握ることは事実ですが、無党派層投票行動は流動的であり、特定政党に対する支持が定着しにくい点も考慮する必要があります。そのため、自民党支持層を再度取り込む方が、無党派層の支持を獲得するよりも一貫した政治的支持を得やすいという見解妥当です。

3. 一貫性のない支持行動への批判

時代や状況に応じて政党を変えることは許されるべきですが、それが一貫性を欠く行動として批判される理由は、政策理念に基づかず、単に「自民党ダメから」という感情的な動機に基づいている場合です。有権者選択は、その時々の政策や状況に基づくべきである一方で、短期的な不満や一時的な失敗に対する感情的な反応では、安定した政治的ビジョン提供できません。過去民主党政権時代の失敗を鑑みずに単に「反自民」というだけで野党を支持する行動は、結果として再び同じ失敗を繰り返すリスクを孕んでいます

4. ミラーリング視点

アンチ自民党の人たちが自民党支持者の視点理解していない」とする主張は的確です。実際、多くのアンチ自民党支持者は、自民党支持者の求める安定や長期的な実績、信頼感を軽視しがちです。両者の間で建設的な対話が欠如しているため、野党側はただ反対するだけではなく、具体的な政策ビジョン自民党支持層を説得する努力必要です。しかし、現状の野党はこの点で十分な説得力を持っていないため、自民党支持層からは支持を得られていないのが実情です。

結論

この意見に対しての反論は、短絡的な「自民党ダメから野党へ」という理屈は長期的な政治的安定を欠いている点、自民党支持層を取り込む方が戦略的に有利な点、一貫性を欠く選挙行動が信頼を損なうリスクがある点、そして、建設的な対話と具体的なビジョンの欠如が野党側の弱点である点を指摘することができます

2024-10-22

ぶっちゃけ「直進おじさん」より無意味に広がって歩くカスの方がイラつく

いつも思うんだけどさ、

前の人と同程度の速度で歩いてるなら前の人の背中に着けって!

俺が提言したいのはこれだけ。

 

これは最高だぞ。

前の人の真後ろで歩くからルートとか対抗とか自分で見る必要ない。

極端な話すればスマホ歩きしても大丈夫

周囲と同じような速度でチンタラ歩いてるなら列を作って歩くのが最高に合理的なんだよ。

自身チンタラ歩くときはそうしてる。

 

なのにカスはなんでか前の人の背中につかず、横に出て行くわけ。

道の幅がある限りいっぱいに広がっていくわけ。同じような速度なのに。

これマジで何がしてーの?

 

邪魔なの。

強烈に。

抜かしたい人からも、対向の人からも。

<strongなんでフラフララーッと通路に広がって歩きたいわけ?</strong>

 

俺は故意にぶつかって歩くような異常者ではないけど

前と同じ速度なのに無意味に横に広がって追い抜きにくい障害物になるカス

感情的な話で言えば背中飛ばし脊髄外してやりたくなるわけ。

 

まあそこまで凶暴な暴力衝動持ってる基地外はいないとしてもさ、

善良な普通の人にちょとずつ非効率イラつきを与えてることは自覚するべきだと思う。

マジで何のために横に広がるわけ?

 

脚の弱いカスほど歩兵みてえに列作って歩けよ。

足遅いカスほど前の人間背中に着け。

したら周囲に迷惑かけないし、当人にとっても負担が少なくて歩くの楽な訳よ。

俺は足首ねん挫した時とかちゃんと端っこで誰かの背中にくっついて歩いたわけ。

人通りの多いスペースに無意味にまろびでたりしねーわけ。邪魔になるから

 

なあ、横に広がる奴マジで何考えてあれをやってるの?

「わーい、前の視界が開けて嬉しー」とかやってんの?

そんなん休日にヤマでもいって思う存分やれカス

込んでる通勤通路でそんなことやってんじゃねえ。

 

 

マジで

エスカレーターの歩く歩かないだのより、

たまにしかいない直進おじさんやぶつかりおじさんだのより、

どの駅にもかなり多く居る足おせーのに無意味に空いてるスペースに飛び出して広がっていくカスが一番のガンだぞ。

 

あいつらが沢山の人にじわじわストレス与えてるし

ぶつかったりして喧嘩になるのもあいつら。

 

気が立ってる人間はそれこそ後ろから肩ぶっ飛ばして通り抜けてくしね。

俺はやらんけど、ぶつかっていく荒くれ者の気持ちはわかるよ。

なのにぶつかられたカスのほうは「なにもしてないのにぶつかられたでちゅ~~~」とか思ってんだろうな。

愚鈍すぎるし周りが見えてなさすぎるし頭悪すぎるんよ。

朝日出版社M&A騒動を、相続現場から眺めると

プレゼント朝日新聞記事読んだからお礼代わりに相続関連の現場から話をすると、まあ遺族側に同情しちゃうね俺は。

ソコソコ規模が大きいかニュースになってるけど、中小企業で今後こう言う話はどんどん増えると思うよ。

結論から言えば、「絵に描いた餅は食べられない」から

あ、特定はイヤなんで以下はマック女子大生が話していた内容でーす

朝日出版社の話は(記事を読む限りでは)、普通に親族間で感情的もつれがあるのに、経営陣が雑な対応してやらかし自業自得感触を受ける。

関連記事ブコメで良いヤツがあったか引用するんだけど、これ感覚にわかりにくいと思うので、詳細に解説したいと思う。

いまいち株主(創業者遺族)が「資産土地含む)と照らし合わせると、極端に低い価格」で売る動機がわからないな。相続税を払わないといけないから、株を売ること自体はわかるのだけど。

まず大前提の話をするんだけど、相続税の支払いは10カ月以内に行う必要があります

まり2023年4月に亡くなられたなら、2024年2月までに支払う必要がある。遅れたら延滞金がつきます。すぐ利率14%超えるんでまあ普通ちゃんと納付期限までに払う。

なので、俺は相続税は既に払い終わってると思う。

で、ブコメへの返答なんだけど動機は「換金したいから」。

極端に低い価格で売る理由は「極端に低い価格だと思うなら、じゃあなんでオマエ買わないの?」という一言に尽きる。

え、いや10憶も持ってないし、とかそういう回答になると思う。他の出版社もそうなんだよ。

少なくとも経営陣が2023年中に自社株買いで10億円かかるなあ、じゃあ資金調達して自社株買いしますわーってやっとけば、こんなことにはなってない。ハイペナルティ1個め。

次に、他の出版社が実績もあって手堅い出版してる朝日出版社の買収に手をあげない理由簡単ですね、それだけの価値が無いから。

いやいや、不動産も含めたら資産があるって話してるじゃん!と思うかもしれない。でもその土地さ、現金化できなきゃ価値無いじゃん。

本社九段下不動産価値が高いんでしょ?

じゃあさ、10億で買収した出版社がさ、九段下本社不動産売って社員は適切な業務ができるビル借りるから移ってや、みたいな話、したい?

めんどくさいでしょ。組合声明出してる内容は事実だよ。社員労働環境に大きな影響を与える場合、丁寧に説得して納得してもらってからじゃないと基本やっちゃダメ

そして、本業黒字であっても、買収額をその黒字でペイできるまで何十年かかかるな~出版不況とか言われてんのに~とか事業計画書眺めると、まあ銀行もカネは出さないよね。

買収に手を挙げた印刷会社は相当頑張ったと思うよ。まあ、最悪土地売ればええか、とかは考えてたかもしれないけど。

時系列でまとめとこうか。

2023年4月創業者が亡くなられた。お悔やみ申し上げます

2023年?月、自社株買い検討で、10憶かかりそうと経営陣が見込んだ。何見込んだだけでボーっとしてんだよ。社員MBOしろや。

2024年2月相続税納付期限。

2024年5月に、買い手が見つかったから売るわって遺族に言われたときに、いやいや安すぎる買い手がいるはずって言って、当初見つかってないのよ。ハイペナルティ2個目。

2024年8月に、印刷会社が友好的に買収してくれそうって話になって、遺族に送った表明書が7億円でしょ。ハイペナルティ3個目。

2023年には10憶かかりそうって言った口で、何3憶も値引いて売ろうとしてんだよ。ここで3億値引きの説明をまともにできなきゃ、単なる嘘つきだよね。

2024年8月末、遺族が株式譲渡契約を結ぶ。基本ココで詰み。

2024年8月末、遺族が自宅を1億で売ってくれと経営陣に言う。経営陣は売らない。ハイペナルティ4個目。

経営陣は売却に前向きだったが、取締役会承認必要なうえに』知らねえよ、さっさと取締役会を開けよ。せめても承認が通らなかった結果を出してから言えや。

2024年9月初め、『譲渡額を知らない経営陣は「印刷会社10億円で買収する意向だ」と伝えた』とか、遺族からしたら馬鹿にしてんのかって話でしょ。ハイペナルティ5個目。

8月に7憶って表明書の文書出しといて、9月に口頭で10憶とかって馬鹿にしすぎでしょ。ポンポン値段を上下させすぎなんよ。こんなん信頼するに値しませんわ、お話にならない。

俺は遺族側の話を聞くことが多いから同情的なのを差っ引いても、経営陣の動きがボンヤリしすぎててひどい。

コレね、額がでかいから想像が難しいと思うんで、大胆に例え話にするんだけど、実家相続したと考えてくれ。

オマエさんは既に都会に出て独り立ちしてて家族もある。実家叔父さんが住んで商売してるらしい。

相続したんだし金にしないとなあと不動産屋に行ったら300万っていわれたんで、じゃあ売るわって叔父に連絡したら「いやいや安すぎる1千万はする」って言われた。

もうね、心の底から「知らんがな」って言うと思うんだよね。じゃあ叔父さんが買うか相手先見つけてきてから話をしろや。

わかるでしょ?

その土地ホント価値があるとか、そこの事業社会貢献してるとか、心の底からどうでも良いの。

コレがね、娘にこの会社を継いでほしい、だから事業部に入れて育てて今や役員だ、社長とはうまくやってほしい。

とかって話で、娘が親父が死んだから改革じゃあ、会社がガタガタになりそう社長どうにかして~とかだったら、お家騒動と言えなくも無いと思うのよ。

単純な話で、遺族が相続した遺産現金化しようとしてるかもわからんのに、経営陣がぼんやりしてたから買い時逃しただけでしょ。

「いやー、奥様も娘様も高潔出版の意義を理解されていて素晴らしい」とか経営陣と社員一同で拝んどったんか。なにしとったんやマジで

この手の話で、説明責任とか、直接話をさせろみたいな上から目線の雇われ役員とか社員すっげー多いんだけど、マジで考え直した方がええで。

面倒無く一刻も早く現金化してその現金で好きにしたい遺族に、不義理し続けたらそら不信感持たれて話聞いてもらえんじゃろ。

まあ、ありそうなのは次の3パターンかな。

経営陣の責任普通に重いよね。

従業員は、オーナー変わるのかあ、大丈夫かなあ、とかでもまあ仕方がない。雇われ社員だしね。

経営陣は2023年マジで何しとったんや。会社よろしくお願いしますって遺族に言われて素直に受け取ってぼんやりしとったんか。

ワンマンオーナー代替わりやぞ。下手したら遺産相続で持ち出しまであったかもしれん相手に、ちゃん菓子折りもってご機嫌伺に行けや。

まあ、個人的な落としどころとしては、「遺族に迷惑をかけない」「だから株式譲渡先とだけ交渉する」「譲渡先は印刷会社株式譲渡してくれ」あたりかな。

遺族としては高けりゃ高いほど嬉しいだろうけど、まずはさっくり現金化できるのが最優先だよ。事業思い入れ無いんだったらなおさら

そこの思いを汲み取らない限り絶対に話まとまんないよ。感情的に揉めてる場合は、値段の問題じゃなくなってることもあるし。

あとは印刷会社には、九段下の社屋は引き払って安いところに移るから、それ込みで引き受けてくれと握る、あたりかなあ。

思ったより長くなったな。

「絵に描いた餅は食えない」に尽きるな。

遺産相続したんなら、使えるうちに現金化して使うでしょ。もうね、相続時点で敵対的買収されたと思うくらいの速度感が必要なの。

たぶん7割の株式持ってる創業者の妻を懐柔したかったんだろうなあ、というのが記事から透けて見える。日本企業情緒的なお仕事の仕方ホントに良くない。

工場で次のオーナーのお手並み拝見だなとか社員が不敵に笑ってたら知らん弁護士が急に来て事業清算されて全部消えました、みたいな話ゴロゴロしてるから

遺族が遺志を継いで旨いラーメンを作りたいのとか超レアから。雇われ経営陣に危機感が足りなさすぎる会社日本めっちゃいっぱいあるからこういう話増えると思うよ。

夫はとても優しい性格をしている

いじめられっ子だったというから、影響はあるんだろう

けど卑屈ではないし、うちに籠るところもなく、そんな風には見えないなあと思ってる

本当に暴力的に圧をかけるようなところがない

手も出さないし、言葉暴力もない、感情的な圧すらない

5年経ってこうなのだから、根っから優しい性格なんだろう

けどこないだ一緒に夜の歩道を歩いていて、歩道を走る自転車を避けて車道に出たのには正直優しすぎるのもどうかと思ったよ………

2台の自転車が狭い歩道を向こうから走って来て、左側走ってるのに車道に避けてくれるわけでもなく、一旦止まってくれるわけでもなく

そんな自転車がまず非常識だとは思うけど、、歩道をなんで歩行者が避けるのよと………つられて私も車道に避けたけど、何やってんの我々は、と思ったよ

夜道で自転車に乗った相手がどんな人だったかまでは見えなかった ハンドルさばきも怪しいお年寄りだったかもしれないし、絡まれると厄介なタイプの人たちだったのかもしれないけどさ

でも、夜道で歩行者車道に避けるって相当じゃない?…優しすぎるを通り越してなんかちょっとヘタレすぎるよ…大好きだけれども…

もうChatGPTだけでええやん

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2453448

1. 「中国他国戦争することを考えていない」についての誤解

事実誤認: 中国は確実に他国との戦争や衝突に備えている国です。中国軍事戦略には、国防の強化や領土保全だけでなく、台湾問題南シナ海における領有権主張など、他国との潜在的紛争に備えた行動が含まれています。近年では、海軍力や空軍力を急速に強化しており、特に米国との対立インドとの国境紛争台湾問題に関する戦略が注目されています軍事ドクトリンや装備の近代化を見ても、他国との戦争を「考えていない」というのは不正確です。

2. 「侵略される可能性に備えていない」という主張

論理的問題: 文章では、中国他国から侵略に備えていないと述べていますが、これは現実と異なります中国は長い国境線を持つ国であり、特に米国インドなどの大国との緊張が続いています。そのため、軍備は侵略に対する備えを含んでおり、特に核抑止力や大量の陸上兵力を持つことはその証左です。また、近年の海軍空軍近代化や、南シナ海での人工島建設による防衛拠点の強化は、侵略への備えとして評価されるべきです。

3. 「防空識別圏に関する対応」についての誤解

事実誤認: 中国2013年防空識別圏ADIZ)を設定しました。これは尖閣諸島を含む広範囲カバーしており、軍事的なプレゼンスを誇示するためのものです。文中では「中国防空識別圏に対して何の対応も取らなかった」とありますが、これは不正確です。中国は確かに防空識別圏に関して初期の段階で強制的対応を取らなかったものの、その後、米軍自衛隊の動きを監視し、警告を発するなどの活動を行っています。また、防空識別圏国際法上の法的拘束力があるものではなく、各国が自ら設定し、その管理に関しては自主的に行うものであるため、中国防空識別圏に対して必ずしも強制的な行動を取らなかったとしても、それをもって「備えていない」とするのは誤解です。

4. 中国軍事力に関する過小評価

論理的問題: 文中では中国軍が「ショボい」という表現が使われていますが、これは誤解を招く表現です。中国世界第2位の軍事予算を持ち、その軍事力は量・質ともに強化されています特に海軍空軍近代化が進んでおり、アメリカに次ぐ規模の軍事力を誇ります。米中シミュレーションでは、中国が苦戦するケースもありますが、その理由は単に「備えていない」からではなく、アメリカ軍事力が極めて強力であることや、米国同盟国が関与するためです。また、戦争シミュレーションは多くの仮定に基づいており、状況次第では結果が大きく異なることもあります

5. 歴史に基づく感情的議論問題

論理的問題: 「かつて本邦に侵略された過去から非難はするが、自衛隊米軍による攻撃上陸侵攻に備えていない」という主張は、過去出来事を基に中国現代軍事政策を論じるには不適切です。歴史的な侵略経験は確かに重要ですが、それをもって現代軍事戦略全面的評価するのは誤りです。現代中国は、アジアにおける自国の影響力を強化し、米国を含む他国軍事力に対抗するために軍備を拡張し続けています

6. 「中国上陸用装備を充実させる気配がない」について

事実誤認: 中国台湾侵攻を想定した軍備を整えており、上陸作戦を含む戦略計画策定しています上陸作戦には強襲揚陸艦やエアクッション揚陸艇LCAC)などの艦艇必要ですが、中国はここ数年で急速にこれらの装備を増強していますさらに、中国人民解放軍海軍(PLAN)は大規模な海軍力の近代化を進めており、特に南シナ海台湾海峡周辺での作戦能力を高めています。「上陸用装備が充実していない」というのは、現状と矛盾する見解です。

また、中国は「民間船を徴用する」というアイデア採用していますが、これは近代的な軍事戦略の一環で、民間船舶の利用を補完的な輸送手段として計画的に取り入れています。単に「呑気なこと」を言っているわけではなく、現代ハイブリッド戦争や多領域作戦の中で、物流兵員輸送多様化は非常に重要戦術的要素です。

7. 「2040年まで装備が充足しない」について

事実誤認: 装備の充足に関して「2040年までかかる」という主張は過度に楽観的・悲観的な予測に基づいています中国現在も大規模な軍拡を行っており、特に海軍空軍においては着実に能力を向上させています。既に計画されている装備の多くは、今後数年以内に配備が進むと考えられます2040年という時間枠は根拠不明であり、過剰な遅れを想定する根拠も明確ではありません。

8. 「中国核弾頭ミサイルに載せていない」について

事実誤認: 中国の核戦力に関する情報は、機密性が高く、正確な公開情報は限られています。ただし、中国は「核兵器報復のためにの使用する」という「最小限の抑止力(minimum deterrence)」政策を掲げており、その一環として核弾頭と運搬手段ミサイル)の分離を行っているとされていますしかし、これは抑止力放棄するという意味ではありません。むしろ抑止力を維持しながらも、偶発的な核使用を避けるための慎重な管理手法です。

中国戦略は、核兵器の即応配備を避けることで、緊張が高まった時の危険を最小限に抑える一方、必要場合には迅速に対応できる能力を持つというものです。この戦略は他の核保有国とは異なるが、独自合理性を持っています。「抑止力放棄している」という主張は中国核戦略を誤解しています

9. IAEA核兵器使用規定に関する誤解

事実誤認: IAEA国際原子力機関)は、核エネルギー平和利用監視する機関であり、核兵器使用に関する規定は定めていません。核兵器使用に関する国際規範としては、核兵器不拡散条約(NPT)があり、その中で核兵器使用に関する制約が議論されています中国は「先制不使用(No First Use)」の政策採用しており、これは「核兵器を先に使用しない」という宣言です。この政策のもと、中国他国から攻撃を受けた場合にの核兵器使用することを明確にしています。この政策が「不備」と捉えられるかどうかは、戦略的な見解の違いによります

10. 「中国経済の持続性」についての懸念

論理的問題: 文中で「正直それまで中国経済持ってるの?」という懸念が表明されていますが、これは現在中国経済状況に基づく明確な根拠が不足しています中国経済現在、成長の鈍化や不動産バブルリスクなど、いくつかの課題に直面していますが、軍事予算の増加や軍備の近代化がすぐに停止する兆候は見られません。経済的な持続性の議論は、軍事力の評価とは別に慎重に議論されるべきです。

全体的に見ると、この文章中国軍事力を過小評価し、誤解を招く論点がいくつか含まれています

事実論理に基づいた議論が不足しており、感情的主観的見解に基づいている部分が多いため、より客観的視点から評価する必要があります

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