はてなキーワード: 応援団とは
毎年夏になると高校野球の全国大会があるがいろいろと意味不明だ。まず、なぜ夏なのか。死人が出るほど暑い時期に運動をするなど狂気の沙汰だ。球遊びに命をかけるなど馬鹿げている。それに野球関係者がやたらと偉そうなのはなぜか。コーチや監督も偉そうだし、選手もいつもイライラしている印象がある。繰り返しになるがただの球遊びだろ?野球が上手いからそれがなんだというのか。観客席にいる応援団やチアガールもよくわからない。なぜそこまで他人を応援できるのか。誰かを応援している自分に酔っているのか。暇ができたら高校野球の歴史を調べてみようと思う。なぜこのような不合理がまかり通っているのか理由を知りたい。
昨日ローカルなお祭りを見てきた。地元の商店街主催の阿波踊りからチアリーディングからサンバまで何でもござれのごった煮なお祭り。で、私はそのステージに結構長いこと張り付いて写真を撮っていた。私はそんなにチアリーディングが見たかったわけでなく、むしろ阿波踊りとサンバに興味があった。
そして、某大学応援団のお出まし。今どき微笑ましいようなバンカラ応援団(団員は学ラン着用で、団長や各学年の責任者と思われる人物は羽織袴姿)とチアリーディング部と吹奏楽部の連合部隊だ。それまでは結構自由に撮影させてくれたのに、この大学のときだけ撮影禁止。要するチアリーディングのメンバーを守りたいという趣旨のようだったが、だったら吹奏楽部の演奏だけのときとか応援団の団長の絶叫シーンぐらい撮影させろっちゅうの。
ま、それはさておきチアリーディング部主体の演技を見て、撮影禁止にちょっと納得した。彼女たちはスカートの下に衣装の色に合わせた見せパンを履いているので、たぶんそんなに見られることに抵抗はないんだと思うけど、ときどきラインダンスみたいな振り付けで足を上げたり、バック転ならぬ横転をしてスカートの下が見えるような演技をするのだ。私は以前仕事の関係でイベントの記録係をやったことがあり、いろんなチアリーディングチームの演技を見たので、そういうサービスはどこのチームでもやるもんだということは知っていた。
が、自分たちでわざわざ見せる演技をしておいて撮影するなっていうのは何なんだよ…。ま、私は女なので怪しまれることは少ないし、際どいアングルで撮影しようとするカメラマンがいたりとかその映像が悪用されたりメンバーがストーカーに遭ったりすることを恐れているのだということは分かる。でもそれだったら始めからホットパンツで演技するとか長めのスカートをはくとかスカートの下が見えないようにすればいいじゃんと思う。
私は男子のチアリーディングも見たことあるけど、お色気とか華やかさの要素を抜きにするならば、男子の方がジャンプ力とかがあってスポーツとしてはかっこいいぞ。逆にいえば女子のチアリーディングにはお色気とか衣装などの華やかさとかがないと価値がないということだ。応援団を擁する大学側としては極力チアリーディングのメンバーを危険に晒したくないんだろうけど、そもそも女子のチアリーディングというのはその華やかさとお色気が価値なんだから、変な男に目を付けられてイヤな思いをしたくなければチアリーディングなんかやるなと思う。まぁチアリーディングなんかやってなくて、ごく普通の服装で過ごしていても変な男に目を付けられる女の子は確実にいるけど、チアリーディングの連中は自分で好き好んでリスクを上げてるんだから仕方ないじゃん。
まぁこれは性犯罪とかで「露出度の高い格好をして歩く女と犯人の男とどっちが悪いか」というのと同じ話で、「たとえ女が露出度の高い服を着ていたとしても襲う男の方が悪い」というのが正論なんだけど、わざわざ被害に遭う危険を誘発するような行動をして、何かあったら被害者面するのってどうよ…と思ってしまった。
ちなみにその後ステージでは何組もサンバチームの演技が行われ、あの露出度の高い衣装のダンサーたちが撮影し放題だったが、なぜこっちの方は撮影規制されないのか謎だった。せっせと写真撮っていた私がいうこっちゃないけど、隣でず~っとビデオを撮ってるおじさんとかいて、ちょっと気持ち悪かった。ブラジル人と思しきダンサーなんてとても堂々としていて、「私の美しさを見て!」と言わんばかりに踊っていたけど、どう見てもあれは襲われる危険を誘発する格好じゃないんだろうか。「たとえ女が露出度の高い服を着ていたとしても襲う男の方が悪い」という理論が正しくても、やっぱりわざわざ露出度を上げて自分の女性的魅力をアピールするような格好をしてそのせいで危険な目に遭う女には同情できない。
親に言えよ、みたいなこと言う人いるけど、それ多分効果ないと思うなぁ。
こういうのって地方の進学校ならあるあるだから、増田の父親が地元民なら間違いなくこれと同じか、もしかしたらより激しい経験してるし、そうであるなら多分今頃は「良い思い出」になってると思われ。なので増田が親に訴えても思い出話のネタにされるぐらいがせいぜいじゃないかな。
あの高校の歌唱指導は身長で狙われ方露骨に変わるから身長180近ければ楽勝よ
やってる側も応援団じゃなくて適当なボランティアだし背伸びして怒鳴ってくるの見て笑いそうになったわ
160しかない友人はつらそうだった
※増田より、救急車が出るレベルだという補足がありました。それであれば、その風習は何らかの改善か、廃止も必要だと思います。以下は「怪我や暴力は無かったけど、怖かったし理不尽だった」筆者の高校の話と、大学生になってからの解釈です。
(ここから)
予防接種が痛かった、とか獅子舞に噛まれて怖かった、に近い話。
※最下部に「体育会系」と何が違うのか、如何ににメジャーなイベントか、を追記しました。
https://anond.hatelabo.jp/20180527212910
私も埼玉県の某校で同様の体験をしており、体験直後には増田と同じことを思いました。
が、これが「興奮した当事者」と「何も知らない部外者」によって考察なく語られることに危険を感じたので書きます。
※筆者はこの風習を肯定的に評価していますが、「ネトウヨ」「セクハラ」「体育会系」は嫌悪しております。あしからず。
⇒誰しもドッキリの直後には怒りを覚える。筆者の義憤は間違っていない。
⇒しかし仕掛ける側は、このお化け屋敷は安全で、後々は楽しい思い出になることを知っている。
⇒経験者の大半は、この風習は負の連鎖ではなく、正の連鎖と思ってる。だから続いている。
⇒1週間、おそくとも1年後には、この筆者も仕掛ける側を楽しんでいる。それでいい。
◎お化け屋敷は巧妙にコントロールされている
⇒こういうのが苦手な子は、事前に中学校の先生から高校の先生に申し送りが言っていて、個別にネタバレがされているか、当日こっそり欠席している。
⇒主催側(応援団、生徒会等)にも、「N組の●●君にはやらないで」や、「M組の彼はお兄さんから聞いてるからサクラができる」という情報が回っている。
⇒数年に一度、これらのセーフティーネットから漏れる子もいる。そこについては心から謝罪し、救済を行わなければならない。
⇒この風習の隠れたカリキュラムは「お化け屋敷は陳腐な作り物で、お化けはいない」と学習することだ。
⇒一方、カルトや軍隊やブラック企業のやってることは、実際の存在が見えない「お化け(敵国、弱い自分、無収入の恐怖)を倒せ」であり、アトラクションを本物と騙し続けることだ。
⇒(ちなみに表のカリキュラムは極限状態の共有による仲間意識の醸成と集団への歓迎だ。ここは軍隊と共通している)
⇒これを体験した大半の生徒たちは、次に出会った「お化け」に対して、「ただのお化け屋敷かも?」と疑うことができる。
⇒この感覚は、カルトやブラック企業の洗脳に対する強力なワクチンである。
⇒ワクチンなので、副反応が出てしまう生徒もいる。ここに対する振る舞いは、確かに難しい。
⇒なので、いわゆるリベ・サヨの人は少しこの風習に対して寛容になってほしい。
⇒風習の最中に、感情が「恐怖」から「怒り」に遷移した時点で彼は被害者ではない。ことに、みんな気付いた?
⇒(まあ強いて言えば、大きい声出させられ晒されたことは被害といえなくもないが・・・)
⇒彼の、恐怖を感じるかもしれない同級生や将来の後輩のための義憤は間違いではない。
⇒が、果たして半年後も同じ感想だろうか。いまの感情のままネットで突っ走るのが正解か。
◎部外者は黙っていてほしい
⇒客観的に見れば明らかに蛮習であることは2,3年生もOBOGも先生も、みんな分かっている。
⇒なんなら地域の人も割と知ってる。
⇒が、その上でなお、それにプラスの価値を感じているから続いている。
◎まとめ
・これは、「安全に」「犯罪性がなく」「コントロールされた」極限状態を未成年のうちに体験させるイベントだ。
・このイベントはワクチンであり、ブラック企業の研修やカルトの洗脳を「鼻で笑いながら脱出できる」耐性を獲得できる。
・一見、軍隊的なものであるが、しかし実は強烈な皮肉として機能しているので、リベサヨは少し冷静に。
・この隠れたカリキュラムに気づけるのは、体験した者だけで、しかもしばらく時間をおかなければいけない。
◎その他
・これを体験したのは各県の名門校出身の証明だから、大学とか社会に出たときには共通の話題になるよ。
・むかしは1週間これをやる、って感じだったから、実はかなり現代風にライトにはなってきてるよ。
・大学で「異様な飲み会」とかに出くわしたとき、雰囲気に飲まれて被害者になってるのは、これを体験してない人たちだよ。
・「こんな体験しなくても、口で説明すればいいじゃん」という人とは議論をする気はないよ。そう賢くないのが人間だと思うよ。
・お祭りなどのコントロールされた汚れ、がこの世から減ってると思う。それで、カルトやブラック企業など、ホントの汚れに出会ったとき、逃げ出せるのかな。
(追記部分)
・「体育会系」の関係は、「上下関係が、法・正義・実力よりも優先される理不尽な世界」が、在学中はもちろん、卒業後も延々強要されるものです。
・この「異常な風習」は、入学後の1日(1週間)だけの通過イベントで、その後の関係性は1~3年生までフラットに「同窓生」です。
⇒なぜなら、仲間を迎え入れるための儀式・儀礼であり、上下関係を植え付けることが目的ではないからです。
・「バンカラ 応援歌」等で検索してください。NHKは映像が出てこないので、地元放送局か何かのをご参考に。(https://youtu.be/3MUCktbO0uQ)
shikahanさん
>たぶん増田以外のほとんどの人はこの一連の流れを楽しんでるんだと思う。だから増田や録画して晒せと憤る人はアレなんだけど、今はアレな人に配慮するのが主流なのでそのうちなくなるんだろうね。
傍観している上級生はともかく、指導を受ける側にとっては、楽しむ余裕があるほど生ぬるいものではありません。今年は、あわせて数十名の体調不良者が出たそうです。数年前には救急車が来たことがあると聞いています。
「晒せ」というのがアレなのはそのとおりですが。
Betty999さん
>「バンカラ」ってやつだね?
まさにそのとおりです。
事前の情報収集(先輩に聞く)などの大切さは、入学して痛感しました。
rider250さん
>男子校? 俺も県内一の進学校に昭和時代に入学したけどこんな奇習はなかったね、ただ県体の開会式に向けての応援練習でチラッとこれに似た練習風景はあったけどなにせ女子もいるからねえ、そんなに無茶はできない。
共学です。
meikotarou276さん
>ん?単なる応援団の奴だろ?厳しさは学校によって違いがあって商工が厳しい風潮らしいが校歌を覚えるようにとか姿勢を正すこととか前もって言われてるはず。貴方が聞きのがしただけじゃないかと。
校歌を覚えるようにとの学校側からの指導は、少なくとも入学まではありませんでした。一度目の体育館での指導のあとに、研修があって、そこでは先生に校歌を何度も練習させられました。従って、二度目の指導の前には、僕も含めて大半の人が校歌を覚えていたはずです。
入学して間もない放課後、新入生はグラウンドに集められ、大声で校歌やら応援歌やらを歌わされた。上級生の応援団員が長ラン(学ランの裾が長いヤツ)に高下駄履いて竹刀でバシバシ地面を叩きながら、声が小さいと威嚇してくる。蹲踞の姿勢で小一時間、応援の拍手が合わないと、また竹刀を振り回す団員に威嚇され、何度もやり直しさせられる。恐怖とプレッシャーの2週間に耐え、謎の連帯感が生まれ、達成感らしきものを共有する…
戦前から続いていたらしい新入生の通過儀礼(ちなみにワタシの入学年は平成である)だったが、いつのまにか廃止になったと風の便りに聞いた。
たしかに今あれをやったら、まぁ大変なことになるだろうなと思うのと同時に、当時あれを許容していた大人達は凄いなとも思った。
何か事件が起きると「加害者が100%悪い」「被害者に落ち度はない」とする被害者応援団と「被害者にも落ち度があるからどっちもどっち」もしくは「喧嘩両成敗でおしまい」とする加害者応援団の応援合戦が始まる。
加害者応援団は被害者の落ち度を見つけ出して「ほら見たことか!」と盛り上がり、被害者応援団は「そんなことは落ち度に当たらない!」と反論するか、旗色悪しと判断して応援自体を止める。
そうではなくて、被害者応援団は最初から「被害者にも悪い点はあろう」という前提で応援すべきだし、加害者応援団は「どっちもどっち」「喧嘩両成敗」という思考停止で終わらせるべきではない。
白黒付けるのではなく、グレーを前提としてどうすればより良くなっていくかを全員が目標として議論がされるべき。
グレーの部分がない被害者なんてこの世にいるのでしょうか?