「少女マンガ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 少女マンガとは

2019-11-16

BLって、禁断の恋という側面が人を引きつけると思うんだけど、LGBTが受け入れられて、同性同士の恋愛普通、ってなったら、BLも廃れて、廃れはしないだろうけど普通少女マンガレベルになって、もっと禁断の恋の創作物が芽生えるのだろうか。

2019-11-11

なんでコミケ男性のものイメージがついてるのだろう

オタクですら勘違いをしているのを見かける、コミックマーケット年表を見ても徐々に女ばかりのイベント男性が増えてきた様子はわかるだろうに。

何でそういうイメージなんだろう。

宮崎勤のせいなの?

男性向けについて書いてある部分をざっとコピペしてみた。

https://www.comiket.co.jp/archives/Chronology.html

1975年

コミックマーケット

参加者の90%が、少女マンガファン女子中・高校生。以後しばらくはこの状態が続く。

1979年

コミックマーケット11

ロリコン同人誌登場

コミックマーケット12

男性参加者が増加し始める。

1980年

コミックマーケット16

ロリコンブーム始まる。

1981年

コミックマーケット18

ロリコンブーム頂点に。

コミックマーケット19

男性参加者過半数を占める。

1985年

コミックマーケット29

ロリコンからC翼へ人気が移行した。

1992年

コミックマーケット43

男性サークルの人気が上がり、一般参加者の男性が増加。

2019-11-07

anond:20191106175146

昔ある少女マンガモチーフにした舞台で、主人公少女をおばさんが演じてるのを見てからというもの、どうもあの手の舞台を見るのは苦手なんだよな

anond:20191107125028

でも男オタク萌え萌えするための作品作るために少女マンガ編集なんかしてないよね

2019-11-06

かつて「男性向け少女マンガ誌」を謳い文句にした雑誌がありまして

一度休刊して復活した後の紙面がどうなっていたのかは読んでないのでわかりませんが、往時は一定の支持を得ていたと記憶しています

フェミニストの皆様も少年ジャンプを乗っ取ることを考えるより、新たなフェミニスト向け少年マンガ誌の企画出版社に持ち込むことからはじめてはいかが?

2019-11-05

小学生からずっと少年ジャンプ読んでる女だけど

中学高校くらいまでジャンプ定期購読してた時もある。

お金がないから、ジャンプを買ったのに読まない漫画があるのは勿体無い!と思って、連載されてる漫画は基本全部読んでた。

アイズいちご100%、とらぶる…お色気枠の漫画も全部読んでた。

お色気枠の漫画家さんって総じて絵がうまいんですよね。

から、内容よりも「可愛い女の子の絵」「洗練された肉質的表現」に着目して読んでたと思う。

まぁ主人公男の子には感情移入できなかったから、女の子側の目線で読むことか多かったかな。

で、クラス男子でも学校ジャンプ持ってきてる人とかいて、そういう漫画話題はちらほら聞こえてくる。

(当時からコミュ障オタクだったので会話はしたことない)

そこで私は思ったんだよね。

ああ、男の人ってやっぱりちょっとエッチ女の子が好きなんだな、って。

短いスカートからパンツが見えても、気にしすぎたらいけないんだな、怒ったら嫌われるんだなって。

それはジャンプの影響というよりも、ジャンプ以外の

テレビ雑誌インターネットなど私が目にしただいたいのメディアで「女の子ちょっとエッチなくらいがいいよね」って話題に溢れてたから。

その上で、クラス男子が喜んでジャンプのお色気漫画を隠すことなく読んで喜んでたから。

ちょっとエッチ女の子が出てくると、男子はみんなニコニコする

ちょっとエッチ女の子批判すると、嫉妬乙とかオバサンと言われたりする。

まとまらなくなってきたけど、言いたいことは

少年ジャンプラッキースケベとかのエロはありだと思う。

ターゲット「少年」と明言されてるから

でも、他のメディアでは「不特定多数の男の人に好かれる為にエッチになる事を許容しなくてもいい」と書いてほしかった。

特に少女マンガ女性誌では繰り返し書いてもらえると有り難いと思った。

まぁ、そんなの売れないから無理なんだろうけどね。

男に「めんどくさい女」と思われるのは怖いから。

青春時代なんかは特にね。

でも青春時代に男社会迎合しまくって、挙げ句の果にはインターネットで女叩きまでしてしまたこと、今では後悔してる。

今の若い女の人には、自分と同じ後悔はしてほしくなくて、こういう事はなるべく発言するようにしようと思って書いた。

2019-10-29

電子書籍サイトどこがいいの…?

電子書籍特にマンガはどこがいいのか教えて欲しいです。

普段利用しているのは KindleKindle unlimited で読んで気に入ったらセール時に購入しています。(実用書やラノベメイン)

家族にこれ以上は(物理的に)本を増やすなと言われてしまったので、コミックスもそろそろ電子書籍で購入しないとと思って

色々見比べて無料本とかをアプリダウンロードして試し読みしている状況。

購入予定のジャンル参考にレーベルあげます

追記

反応ありがとうございます

いまだと一つのサービス配信されたなら他のサービスでも配信されるでしょ。

サイトによってジャンルの得手不得手があるとのことでしたので特化したジャンルがあるのかと思いましたが、時差はあれどどこでも配信されそうですね。

個人的に問い合わせて返事がきたところを情報共有しておきます

Kindlehonto さんでは残念ながら「背表紙」が追加される機能がなく、可能性も未定とのことでした。

今の所は、実用ラノベKindle、「背表紙」を並べたいコミックスなどは ebookjapan‎、書籍電子も欲しい場合honto(購入した本の電子版は半額になるため)で揃えようかなと思います

ありがとうございます

2019-10-24

マリア様がみてるやっぱおもしろいわ

私がマリア様がみてるをはじめて手に取ったのは、原作じゃなくてマーガレットコミックス長沢智版だった。

なんと小学生ときだった。

アニメちゃんと見たことがないけど、図書館原作は借りて読んだ。

ライトノベルだけど絵柄もきれいな少女マンガみたいなやつだから、そんなに恥ずかしがらずに堂々と借りてた記憶がある。

全部読んだけど、私は佐藤聖様が一番好きだったから、三薔薇様が卒業してからはだらだら読んでて、うっすらとしか記憶になかった。

オタク成り立てのころだったから、アニメイトなんて知らなくてグッズとかは持ってなかった(そもそも当時は店舗あんまりなかった)。

そんなマリみてアニメ化15周年なんだって

そして10月末にブルーレイがでます。今月末。

ということで、ふと懐かしさがグァ~~~~っとこみ上げてきてしまって、こないだ原作を全巻買った。

いや~~~~~面白くない?????

佐藤聖様が好きなのは相変わらずだったんだけど、瞳子がいじましくていじましくて。

レイニーブルーらへんの祥子祐巳の仲たがいの原因みたいな記憶が強かったから、当時は全然きじゃなかった。

いや、当時の私、何を見てたんだ??めちゃくちゃかわいいが??

主人公祐巳の弟で隣の男子校に通う祐麒も小さい子を見るようなかんじの可愛さを感じると言っているから、私より読解力がある。

そしてこのへんから祐巳総攻め臭がやばい。赤薔薇様・・・!

マカプでいくと、柏木優祐巳のことが好きだと思って読んでたんですけど、祐巳大人になったら優さんにいったらいいのにと思ったり。

どんどん祐巳言葉使いが砕けていくのがほほえましかった。(あくま祐巳は苦手に思ってるし、時として祐巳にとっては厳しいことも言う優さんに刺されていたりするんだけど)

基本的登場人物が狭い相関図内で無理やりくっつくような少女マンガ恋愛が苦手なんだけど、

の子達は由緒あるお嬢様たちだから学生時代から知っている人たちとそのまま関係が続きそうだなとマリみてに関しては思っています

リリアンからあえて外部受験しなければ同じ敷地内で勉強することになるし、リリアン女学園は作中でレベルが高いといわれているので(細川可奈子が「女子高に行きたかったけど、公立に落ちたか私立に行ったといわれたくないかリリアン受験した」と言っていたり、藤堂志摩子の妹である二条乃梨子リリアンは滑り止めに受験するような学校じゃないぞと先生に脅されていたり、黄薔薇である鳥居江利子友達?の内藤克美が外部受験で超難関大学合格していたり・・・)外部受験する人は少ないだろうし。

正直メチャクチャ友達に語りたいんだけど、回りは読んだ事ない人ばかりだししょんぼりする。

マリア様がみてる、めちゃくちゃ面白いんだけどな。

マリみて好きな人感想や絵や文章を見たいんだけど、いまさら同人誌なんて中古屋にも置いてあるか分からないし。

水○敬先生がドビッチキャラ改変?洗脳系かなにか?のエロ同人を描いていらっしゃるのは知ってる。表紙だけ見て泣いた。

清楚な彼女たちがエッチなかわいそうな目にあうのは正直イケるので、これが解釈いか・・・ってなった。

人の萌え自分に合わなかっただけですのでけして誹謗中傷ではないです。

なんか関係ない話になっちゃった

10月ブルーレイ発売楽しみ。アニメちゃんとみたことがないので。

増田の皆さん、私と一緒にマリみて鑑賞会しようね!

2019-10-22

少女マンガ研究本「当時の女性差別抗うようにうんたらかんたら」

BL研究本「男性性的視線から自由ジェンダー観がうんたらかんたら」

 

読者の自己投影するキャラスーパーダーリンに愛される欲望まみれの物語が9割9分だろが

いちいち被害者感情入れねえと語れねえのかよ

2019-09-19

anond:20190919095241

でも目のでっかい少女マンガでよくでてくる「ちょっとワルっぽいけど強引でかっこいい男の子」は本当にいるとしてもコドモのうちはキモみえるのがあたりまえ、漫画がオトナコドモすぎだし、もっというと現実に年上でワルっぽくて強引でかっこいい男がいたらたいてい援交狙いのコドモおじさんだよってのはおしえてあげたほうがいい気がする

2019-07-26

「終わりなき日常の終わり」とかいう終わってるコラム

アニメなんてなくても生きていける。

そう論じるのは簡単なことだ。

だが

人間そもそも不完全なものであり、合理性のみで人生を全うすることは難しい。

それが出来る人間もいようがその数は決して多くない。

アニメに限らず、ゲーム、酒、タバコ、異性、ギャンブル、車、ゴルフ音楽アイドルスポーツ観戦、特撮映画小説

多くの人間一見生産ものにひと時その身を浸して癒やしを得、日々の暮らしにおける心の糧にしているものだ。

まずこういったもの批判をすること自体禁酒法時代アメリカ天保の改革風俗取締令のようなナンセンスさがある。

すでに多くの批判が寄せられているが、大阪芸術大学純丘曜彰教授の例のコラムの改稿前のものを長くなるが引用し、思うところを述べていきたい。

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終わりなき日常の終わり:京アニ放火事件の土壌

純丘曜彰 教授博士

大阪芸術大学 哲学教授

/夢の作り手と買い手。そこに一線があるうちはいい。だが、彼らがいつまでもおとなしく夢の買い手のままの立場でいてくれる、などと思うのは、作り手の傲慢な思い上がりだろう。連中は、もとより学園祭体験を求めている。だからファンなのだ。そして、連中はいつか一線を越えて、作り手の領域に踏み込んでくる。/

まりに痛ましい事件だ。だが、いつか起こると思っていた。予兆はあった。たとえば、16年の小金井事件。熱烈なファン豹変し、本人を襲撃。アイドルアニメは、そのマーケットクリティカルな連中であるという自覚に欠けている。

もとはと言えば、1973年手塚プロダクションの瓦解に始まる。同じころ、もう一方のアニメの雄、東映労働争議で多くの人材放出。かれらは、それぞれにスタジオを起こした。だが、これらのスタジオは、アニメ製作ノウハウはあっても、資金的制作能力に欠けており、広告代理店テレビ局の傘下に寄せ集められ、下請的な過労働常態化していく。

そんな中で74年日曜夜に放送された『宇宙戦艦ヤマト』は、視聴率の低迷以前に予算管理製作進行が破綻して打ち切り。にもかかわらず、時間帯を変えた再放送で人気を得て、77年に映画版として大成功。当初はSFブームと思われ、78年の『銀河鉄道999』や79年の『機動戦士ガンダム』が続いた。しかし、サンリオ資本キティフィルムは、80年に薬師丸ひろ子主演で柳沢きみおマンガ翔んだカップル』を実写化し、SFではなく、その背景に共通しているジュブナイル、つまり中高生モノの手応えを感じており、81年、アニメに転じて『うる星やつら』を大成功させる。

このアニメの実際の製作を請け負っていたのが、手塚系のスタジオぴえろで、その応援として、同じ手塚系の京都アニメーション前身が稼働し始める。そして、その後のアニメ業界大勢の方向を決定づけたのが、84年、この監督だった押井守映画オリジナルストーリーうる星やつらビューティフル・ドリーマー』。SF色を取り入れた学園コメディで、学園祭の準備が楽しくて仕方ない宇宙人女の子ラムの夢に世界が取り込まれ、その学園祭前日を延々と毎日、繰り返しているという話。

アニメには、砂絵からストップモーションまで、いろいろな手法があり、セル画式だけでも、『サザエさん』や『ドラえもん』のようなファミリーテレビ番組はもちろん、『ドラゴンボール』や『ワンピース』のような人気マンガを動かしたもの、『ベルサイユのばら』『セーラームーン』のような少女マンガ系、『風の谷のナウシカ』や『AKIRA』のようなディストピアSFさらにはもっとタイト大人向けのものもある。

にもかかわらず、京アニは、一貫して主力作品は学園物なのだ。それも、『ビューティフル・ドリーマー』の終わりなき日常というモティーフは、さまざまな作品に反復して登場する。たとえば、07年の『らき☆すた』の最終回24話は、『BD』と同じ学園祭の前日。エンディングでは、あえて『BD』のテーマ曲を下手くそに歌っている。つまり、この作品では、この回に限らず、終わりなき日常に浸り続けるオタクファンをあえて挑発するようなトゲがあちこちに隠されていた。しかし、「エンドレスエイト」として知られる09年の『涼宮ハルヒの憂鬱』2期第12から19話までとなると、延々とほとんど同じ夏休みエピソードが繰り返され、『BD』に悪酔いしたリメイクのような様相を呈する。

もっと言ってしまえば、京アニという製作会社が、終わりなき学園祭の前日を繰り返しているようなところだった。学園物、高校生サークル物語、友だち話を作り、終わり無く次回作の公開に追われ続けてきた。内容が似たり寄ったりの繰り返しというだけでなく、そもそも創立から40年、経営者がずっと同じというのも、ある意味、呪われた夢のようだ。天性の善人とはいえ社長の姿は、『BD』の「夢邪鬼」と重なる。そして、そうであれば、いつか「獏」がやってきて、夢を喰い潰すのは必然だった。

なぜ学園物が当たったのか。なぜそれがアニメの主流となったのか。中学高校は、日本人にとって、最大公約数共通体験からだ。入学式修学旅行学園祭卒業式教室体育館、登下校。だが、実際のファンの中心は、中高生ではない。もっと上だ。学園物は、この中高の共通体験以上の自分個人人生空っぽな者、いや、イジメ引きこもりで中高の一般的共通体験さえも持つことができなかった者が、精神的に中高時代に留まり続けるよすがとなってしまっていた。それは、いい年をしたアイドルが、中高生ガイ制服を着て、初恋さえ手が届かなかったようなキモオタアラサーアラフォーファンを誑かすのと似ている。

夢の作り手と買い手。そこに一線があるうちはいい。だが、彼らがいつまでもおとなしく夢の買い手のままの立場でいてくれる、などと思うのは、作り手の傲慢な思い上がりだろう。連中は、もとより学園祭体験を求めている。だからファンなのだ。グッズを買い集め、「聖地」を巡礼し、そして、連中はいつか一線を越えて、作り手の領域に踏み込んでくる。それが拒否されれば、連中がどう出るか、わかりそうなものだ。

『恋はデジャブ』(93)という映画がある。これもまた、同じ一日をループで繰り返しながら、主人公精神的に成長するという物語。この話では、主人公だけでなく、周囲の人々も同じ一日を繰り返す。つまり主人公の成長を待ってくれる。だが、映画と違って、現実は、そうはいかない。終わりの無い学園物のアニメうつつを抜かしている間に、同級生は進学し、就職し、結婚し、子供を作り、人生を前に進めていく。記号化されたアニメ主人公は、のび太カツオも、同じ失敗を繰り返しても、明日には明日がある。しかし、現実人間は、老いてふけ、体力も気力も失われ、友人も知人も彼を見捨てて去り、支えてくれる親も死んでいく。こういう連中に残された最後希望は、自分永遠の夢の学園祭の準備の中に飛び込んで、その仲間になることだけ。

起業する、選挙立候補する、アイドルタレント芸人になる、小説マンガの賞に応募する、もしくは、大金持ちと結婚する。時代のせいか、本人のせいか、いずれにせよ、人生がうまくいかなかった連中は、その一発逆転を狙う。だが、彼らはあまりに長く、ありもしないふわふわした夢を見させられ過ぎた。だから、一発逆転も、また別の夢。かならず失敗する。そして、最後には逆恨み逆切れ、周囲を道連れにした自殺テロ

いくらファンが付き、いくら経営が安定するとしても、偽の夢を売って弱者や敗者を精神的に搾取し続け、自分たち自身もまたその夢の中毒に染まるなどというのは、麻薬の売人以下だ。まずは業界全体、作り手たち自身がいいかげん夢から覚め、ガキの学園祭の前日のような粗製濫造、間に合わせの自転車操業と決別し、しっかりと現実にツメを立てて、夢の終わりの大人物語を示すこそが、同じ悲劇を繰り返さず、すべてを供養することになると思う。

まずはこの業界全体、作り手たち自身がいいかげん夢から覚め、ガキの学園祭の前日のような粗製濫造、間に合わせの自転車操業と決別する必要がある。もう学園祭は終わったのだ。休もう。番組も、映画も、穴を開けて休もう。あれだけの京アニ惨事を目の前にしながら、よりタイトな状況で黙々と規定製作スケジュールをこなそうとしていることこそ、異常だ。こんなときくらい、京アニにかぎらず、業界の関連全社、いったん立ち止まって、仕事待遇業界のあり方、物語方向性ファンとの関係見直しあらためてしっかりと現実にツメを立てて、夢の終わりの大人物語を示すこそが、同じ悲劇を繰り返さず、すべてを供養することになると思う。

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京アニは学園ものだけ」という言説に対し、傷痍軍人女性戦後を生きる「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の存在意義が改めて燦然と光り輝いているという事実劇場版企画されており以降もシリーズ化されればそれはもう「学園ものだけ」という批判にはあたらない、はずだったのだが…。

また京アニオリジナルの源流をたどればMUNTOという異世界ファンタジーもあり、今後何が飛び出すか、その可能性は無限に満ちていた。

日本オタク作品の大半が確かに学園ものなのは事実であるが、それは世界観の説明が容易であること、多くの視聴者経験していて没入しやすいこと、といったアドバンテージがある、いわば「手堅い」ジャンルゆえ。

京アニは決して裕福な会社であったとは言い切れないし、またアニメ業界自体流行り廃りが激しく、そんな中で一定収益を手堅くあげる選択をとっても批判されるいわれはあるまい。

エンドレスエイトがいまだに物議を醸す存在であるのは事実だが、話題性が1期よりは希薄になりがちな2期ハルヒを「語る」上で大きな要素になっているという点では意義のある存在ともいえるのかもしれない。

終わりなき学園祭としてひとつ象徴となった「ビューティフル・ドリーマー」、

うる星やつら漫画版で約9年、アニメ版で約5年もの長きに渡り「途切れることなく」続いた学園ものであった記憶もあって、ことにアニメに対して古い感性人間ほど「終わりなき青春」を延々続ける印象もあるが、

近年の製作ペースは1クール12話、月にならせば3ヶ月ほどのスパン基準で、シリーズが続いても2クールか長くても4クールあたりが殆どで、1年を通して続くことはもはや一部の例のみで、1クールないし2クールベースの途切れ途切れの発表ペースになっている。しかうる星が3年を超えて学生生活を描き続けたのに対し、妥当時間経過とともに終わり即ち「卒業」があるのも近年の特徴。

しかアニメファンは常にコンテンツ新陳代謝さらされる中で、コンテンツの完結を一区切りとして、同じ制作会社からといって次に提示される新コンテンツを必ず追い続けてくれるとは限らない。

1期で好評だったシリーズ物の2期ですら、1期以上に人気を得るのは実際難しい。

そしてこの御仁が憂うまでもなくアニメ自体卒業していく人間も確かに存在する。

そういった熾烈なレッドオーシャンで波間の泡のように浮いては消えていくのがアニメ制作会社非情なる現実

そんな熾烈な世界にあって健気に誠実に作品を作り続け、また大きな落ち込みもなく良質な作品供給できる会社を存続させてきた、業界良心の要石のような会社京アニであって、それはこういう批判俎上に上げるべき存在ではそもそもない。

事件からかねがね用意されていたであろう「ぼくのかんがえた日本アニメ概論」をここぞとばかりに持ってきたのだろうが、世界的に見ても比類なきほど理不尽な、そして悲惨事件に対して論じるにはあまりにも適さない代物であったと言わざるを得ない。

このケースは犯人特性も含めて極めて異常であり、安易因果応報的論説にははめ込めないほどの歪さ不条理さがあるのだ。いやしくも大学教授を名乗る立場にふさわしくない浅薄さであったと言わざるを得ない。

この御仁が禄を食んでいる大阪芸大は早くからサブカルチャーに特化した今やオタク御用達大学であり、辺境にありながら高い人気を持ち続けているのはそれ故もあるのに、そこからオタク批判をすること自体、あたかも親の庇護を受けながらヤンキーやってるイキリ中学生のようであり甚だ滑稽でしかない。

オタクにイキって食う飯は旨いか

まぁ一方で確かにアニメ作りすぎなのは事実であるが、それは業界全体レベルの話であり京アニを論って言う話ではない。それは数を作らないと食えないという業界構造にこそ問題があり、是正されるべきものであるのは論を俟たない。だが、かつて勇名を馳せた会社ですら粗製乱造ものも見受けられる中、ひとつひとつ作品を売れる売れないに関わらず本当に誠実に作ってきた会社を取り上げて言うことではない。まして「麻薬の売人以下」とまで蔑まれるいわれはない。

あとアニメうる星はその後綺羅星の如く多くの俊英を生み育てる土壌になり、アニメ産業及びアニメ文化嚆矢ともなったという意味で意義深い作品であり、とりわけビューティフル・ドリーマーアニメ制作班の若き野心とオリジナリティに溢れた傑作であったことも付け加えておく。だがそれに内包されている批判精神は今や一周回って定番になってしまい、それをもってアニメ批判オタク批判をするには「今更感」で一杯で陳腐化していることも。


最後

人的物的、そして心理的にも大きなダメージを負い再起すらも危ぶまれる中、これからの再起を表明した八田社長京アニには、深い敬意を表しつつ、事件前に比肩する制作体制を整えるのはおそらくまだ時間がかかるであろうとも、その行く末を見守っていきたいし、微力であれ力添えもしていきたいものである

そして、亡くなられた方のご冥福と、負傷された方のご快癒をお祈りしつつ、件のコラムのような浅はかな批判論を払拭する新たな可能性に満ちた作品群を期待したい。それがいつになろうとも。

2019-07-15

[]田村茜「モブ子の恋」ギブアップ

こないだ増田でみかけたから読んでみたけど1巻の半分くらいでギブアップ

恋は雨上がりのようにと絵柄と雰囲気が似てるけど、マンガとしてはあっちのほうが断然面白い

こっちはモブ子っていうキャッチーさだけに頼ってるだけの、地味で内気だけどビジュアルかわいい

思いを寄せる男の子自分にも思いを寄せてくれていて、まわりもサポートしてくれるーみたいな

昔ながらのマンガ少女が読むような夢見る少女マンガって感じ

タイトルから期待した新しさのようなものは何もない

地味キャラ内気キャラあるあるがことあるごとに挿入されるだけ

そもそもモブ子を軸に置いたらもうそれはモブじゃなくて主人公だろう

モブ意味わかってんのか作者

編集がつけたタイトルなのかもしれんが

とにかく胸焼けがするようなマンガでとても読んでられない

2019-06-23

少女マンガ、というかOLくらい向けの若い女子向けマンガ恋愛

意地悪で俺様な男に恋する描写があるけど

主人公キュンキュンしてるのとは裏腹に読んでる自分は冷めている

その意地悪俺様男が大人の男として描写されてるのが余計にイライラする

こんな男、現実にいたら女々しいメンヘラ男以外に評価できないだろと思う

2019-06-17

anond:20161001201454

少女漫画恋愛って頑張った方が負ける傾向ない?

非常に面白いなと思っているので少しまとめてみる。少女マンガを色々と読んでいて登場人物の男にせよ女にせよ、頑張った方は負ける。これはシンデレラの時からすでにそうで、王子様に気に入られようと努力をしているのは姉達の方で、シンデレラにはそういう努力がない。そうあったらいいなぁという気持ちけがある。『運命がすべてを凌駕する』というのが少女マンガの骨格のようで、そのために色々な意地悪をされたり困難が訪れたりするのだが、これをひっくり返すのは自分努力ではなく運命的な出会いであるようだ。また主人公女にしても、いじめブサイクおっちょこちょいなどマイナス属性からスタートし、やはり出会いによってそのマイナス解決され運命成就する。賢い女性主体とした物語を探しているのだが、賢い女性場合、その人が興味を持つ対象ファッション読書ダンス音楽仕事など様々あるが、その人の賢さが発揮されればされるほど、その人の人生はその対象にのめり込んでいき運命的な出会いはむしろ離れていく傾向にある。これは想像上においても賢い女性運命的な出会いから離れていってしまうのか、それとも新しい出会いの形を見いだせていないのかはまだ分からない。

2019-06-14

anond:20190614131928

え、ドジっ娘属性じゃん。男人気ないの?彼氏ハイスペ過ぎるの?

でも確かにキャラクターとしては不人気そうかも。少女マンガ特有性格だよね、あれは。

2019-05-30

anond:20190530111757

長々と書いてるけど「やってる事は少女マンガ主人公と同じ」だけでいいのでは?

女向けなろうコミックのここが酷い

転生なのに3歳くらいで物心が付く←それは転移または憑依っていうんだよ

幼児なのに見た目や等身が明らかに10歳以上

心の声がダダ漏れ

赤ん坊時代~幼少期に都合よく自分理解者が必ず一人以上最初からいる

地味系なのに普通に美少女(美幼女)←要するに自己評価が低いだけ

悪役令嬢なのにハイスペック過ぎる、あと家族ハイスペック(父親は大体宰相公爵伯爵)

回りは良い人だらけ

乙女ゲーに飽き足らずレディコミなど自身生前読み耽った作品世界に転生する←何故か都合よくその事(登場人物エピソード)を忘れてる

やってる事は少女マンガ主人公と同じ

やってる事はどこかで見たような行動

悪役令嬢に転生すると十中八九イケメンの聞き役がいる

悪役令嬢に転生すると十中八九闇のあるイケメン(または作品世界における黒幕)に警戒される

モブ取り巻きに転生すると何故か本来作品主人公や悪役令嬢に目を付けられる

その主人公または悪役令嬢が自分と同じ転生者

自分と同じ転生者がバカ、または勝手に墓穴掘って終わる

序盤だけやたら面白いが中盤以降ダレる

ダレるだけなら良いがどうでもいい押し問答だけで10話以上費やす

情報小出しが鬱陶しい。※スマホ太郎スルト太郎のような頭空っぽにして読めるソフトタイプ殆どない

前世知識をひけらかしておいて、いざそれが称賛される自己評価を過少化させる、誰かしらの功績を採用しただけと謙遜する

いちいち判断が遅い


女向けなろうはとにかく最初だけ面白くて段々ダレる

男向けと大差ないけど少女漫画チックな展開が好きな人なら延々読めると思う

だけど基本的に起きる事件は毎回ショボいので面白い展開を期待すると痛い目を見るので

正直女向けなろうをどうしても読みたいという人以外にはオススメ出来ない。自己評価低い女が主人公のなろうコミックなんか読みたいか?って事です。

2019-05-19

従妹が異性として登場するマンガ

主人公と従妹の恋愛メーンテーマ」というのは少ないと思うが(「夢見るトマト」位?)、

主人公ヒロインがいて、そこに従妹が異性として現れて、主人公ヒロインとの恋愛関係を引っ掻き回す、的なマンガは、結構多いと思う。

昔のマンガだと「めぞん一刻」でも従妹が登場してるし、少女マンガだと日渡早紀シリーズ麒麟グラフティーエイリアン通りなんかもそうだ。

まり、従姉妹を「異性」として見る感覚は、日本マンガでは割とポピュラーなんじゃないかな?

2019-04-26

昔の少女マンガを読んだ、絵柄的に60年代

情緒が細やかすぎて疲れた

ここまで細やかなのは美点というよりはもはや無駄に思えた

時代による流行り廃りもあるんだろう

2019-04-25

anond:20190425104037

かなり恥ずかしいところに恥の上塗りで大変申し訳ないけど、NANAパロを、一応上流気取りのファッション誌(上流気取らないと碌な広告がつかないから)でやろう、という編集者判断自体が「あーいう風にならないようにしよう」を売りにしてると言うことを言いたかったんだけどね。伝わらない文章で大変申し訳ないことしきりですわ笑

っていうか少女マンガというか女性向けの小説などにおいて「ああいう女にはなってはいけない物語」って一大ジャンルなんだよ、それこそ平安時代から現代まで「そういうもの」を娯楽として消費する性でもある、女って。まぁ女に限らず説教譚みたいなのは人間になりたてのころから存在する情報伝達手段

2019-04-21

anond:20190421205959

少女マンガってほぼ9割方(あるいはそれ以上?)が恋愛ものですからねえ

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