はてなキーワード: 寝言ポエムとは
はてサの主力メンバーのタグ一覧を浚って、うまくネタにまとめようと思ったんだけど、
こんだけ悪意によどんだネガタグの一覧を前にすると、正直ふつうの神経なら参っちゃうみたい。
3,000くらいから1/10までしぼりこんだところで心が折れますた。
そう告げられたら(主体は誰やねん、というツッコミは無しで)どうする、というのは定番すぎて20歳を超えたら思考することさえ恥ずかしすぎる妄想だが、昨日の晩、久々にそんなことを思った。思ってみて衝撃を受けたから、ここに寝言ポエムを書き込んでいるわけだ。
思い出そう。
「三日後に世界は滅ぶ。どうする?」
「オレをいじめたクソ野郎どもと先公をそのへんの鈍器でぶち殺して、クラスのあの娘となんとかしてヤって、ヤったらきっとオレのチンコのとりこになるから、そのあといっしょに街いちばんの洋服屋に押し入って買えなかったあの服を盗んで着替えて、書店であの本をギって、銃砲店で猟銃を拝借して、鉄道は動いてないだろうから車かヘリを強奪したら東京に行く。その後テレビで見たあのアイドルとタレントと女優をヤって。ヒマがあれば雑誌で見たあのサブカルヒーローと議論して、オレのほうが頭が良いことを証明してやってもいいな」
ってな感じだろう。順不同。
で、10年後の今。もう一度同じ質問を自問自答してみた。
……何も無ぇのな。
学生のころと違って、理不尽な暴力も抑圧も幸いなことに現在は無いし、暴力衝動も性欲も全てに優先するほどではなくなった。
やりたいことがないわけじゃない。でも「自分の子どもが見てみたい」とか「ミルズのライブでもう一度踊りたい」とか「親鸞の思想をちゃんと理解したい」とか「自分のルーツである旧満州に行って、祖父母たちの戦場を見てまわりたい」とか「X-BOX360買って、HALO3漬けになりたい」とか「いま自分がやっているプロジェクトを完成させて、世界を驚かせたい」とかばっかりで、少なくとも3日のスパンでかなえられるものは何もなかった。
(こう考えると『ドラゴンヘッド』は、失敗すべくして失敗したのかなぁ。とか思う)
成長といえるのかも。
でも、即答できなかった自分に、少し寂しくなったのも事実だ。
14歳のころ思った「大人」に、自分はなってない。でも、14歳のころとは別人にはなってた。
http://anond.hatelabo.jp/20070223174557
違うと思うよ。
そういう場で動けない奴ってのは実は沢山いるんだな、これが。
どんな集団でも、動く奴は2割、サボる奴が2割、どっちつかずが6割。これが基本。
ただ、サボる奴の中でも印象の悪い奴は目立つんだよ。
それで、文句を言うときはその手の「アレな人」ばかりが叩かれるんだ。
一方で、何か他のことで印象がいい奴は大目に見られることが多い。
そういう奴がサボっていることに気付いているのは、さっき怒られた「アレな人」だけ。
そこで非モテは「素晴らしい人」を憎んだりするわけだ。
こういう場で苦しんでいる「アレな人」は、「動ける2割」になろうと思わないのがコツだな。
どうせ、反射神経が鋭くてすぐに色々気がつくというのは持って生まれた面が大きいんだ。
どっちつかずの6割になってればいい。あれこれ考える前に、周りを見て真似だけしてればいい。
それだけで、小言を一身に引き受けることはなくなる。
そうやって自身を少しずつ回復していけば、周りを見渡す余裕もできてくる。
そうすれば、いつかは「動ける2割」になれる日も来るさ。
あと、そうやってみんなで動くつまらない単純作業というのは年を食えば減ってくる。
「こういうことができない俺は社会に貢献できない」とか悩んでニートになったりしないように。
他のことでカバーすればそれなりに生きていく道はあるもんだよ。