はてなキーワード: 家庭料理とは
恋愛の敷居を高めてるのは欲だよ。
結婚しなくていいからね、今は。
たとえ話をしよう。
今の恋愛は、
「テーブルの上に、高級料理や普通の家庭料理、ゲテモノ、そしてとても食えたモンじゃないものが、それぞれ皿に盛ってあって、どれか一つ好きなものを食べてもいい」という状態だ。
じゃあ、多対多の恋愛になるとどうなるか?
「好きな風に食べてもいい」という状態になる。
誰もが高級料理を食べ、幾らか多数の人は家庭料理をつまみ、ごく少数がゲテモノに興味を持ち、ああ、残りは言うまでもなく捨てられる。
このたとえ話も、一方的に自分が選べる立場だったらのものなので、正確ではないが、十分なものだと思うけどどうだろう。
だからと言って一般的な中国人、韓国人が十把一絡げで全部嫌い、
なんてのはどー考えたっておかしいし間違っていると思う。
大学時代、中国留学生はきさくな人が多くて、人としての付き合いはすごく楽しかったし、
近所の二軒の焼肉屋・韓国家庭料理屋の主人はメチャクチャ愛想が良くて、
在日でも日本が大好きだって言っていて、ネットで見かける韓国人像とは遥かかなた、かけ離れている。
そして、俺は日本という国が好きだけれど、
だからといって一般的な日本人を十把一絡げでみんな好きかって言ったら、ちっともそんなことはない。
昔は良かったって思い出話にしがみついて、最近の若い者はまったくなってないっていちゃもんばっかつけてる割に、
大人としての責任をちっとも果たそうとしない上司とかそこかしこにいる。
マナーもなく人の迷惑なんて何も考えていないやつとか、
自分より下にいる人間を見て差別しまくることに満足するような下劣な精神の持ち主とか、
そーいうヤツらは、韓国や中国と負けず劣らずうんざりするほど、いる。
日本にとってプラスになることに貢献する、っていうのは嬉しいんだけれど、
こーいうようなろくでもない連中に対しても抱き合わせで貢献する、ってなるとどーしても釈然としない。
日本は好きだけど、心の底から絶対に好きになれない連中もどうして一緒に愛さなくちゃならないんだよっ。
…愛国心を持つことに釈然としない理由は、どうしてもここら辺にあるんじゃないかと思う。
だから。
いい人が好き、悪い人は嫌い、っていう発想のほうが、
…国単位じゃなくて、
人単位でものを考えた方が、
ずっとすっきり、ずっとしっくりくるんじゃないかって思う。
日本人の知力崩壊が始まったっていう記事を見たけれど、(http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070316_rotei/index.html)
なんてことはない、日本からでも優秀な人はちゃんと出てるってこの記事の中にはっきり書いてある。
じゃあ何が問題かっていえば、それが日本から海外に流出することが問題だっていう。
でもこれって、国単位で考えるから悲観的になるけれど、
人単位で考えれば、
優秀な人間が世界に羽ばたいていったって考えれば、
これってすげえめでたいことなんじゃないの?
どこの国の何人だろうが、
胸を躍らせるのはごくごく自然の反応じゃないのか?
優れた人を褒めて評価しましょう、っていう考えの方が、
すごい人が、日本から出たからすごい、って褒める。
別に日本から出たから頭ごなしに賞賛するってわけじゃなくって、
単純に、シンプルに、すごいって思ったから、
「日本すげえ」ってそう応援するだけ。
だから。
だからこの記事見て思ったのは、
もう頭の固い愛国心、なんてもーどーだっていいのかもしれない、ってこと。
すごい人が、
アフリカからカナダからタイからインドネシアからロシアからスウェーデンからアイスランドから、
どこの国のどっからでようが、
すんげー人がでたんなら、そいつぁすげーーーー、って、
心の底から思えれば、いいって思う。
国じゃなくて人レベルで評価できるようになれればいいと思うし、
激変の時代にある今の世界がこれから向かう先は、
こういう発想・考え方がスタンダードになる世界なんじゃないか、ってすごく思う。
日本じゃないからがっかり、
日本だったらニッコリ―――。
そんな偏狭な精神の命は、もうこの先長くはない。
………
何かこの日経BPの記事を見て、
こういった一連の気持ちを、
思うともなしにつらつらと思った。
中卒の人で思い出したのだが、俺は少し家具職人になってみたいし、日本食の職人になってみたいし、家庭料理の店切り盛りしたいし、湯飲みとか作りたいし、和紙職人なんかも憧れるし、炭作ったりして陶芸しても悪くないよなと思いつつ、漆塗り職人なんかどうだろうなんて思って、デザイナーやテーラーの叔父さんにもなりたく、サヴィルロウで一生を働いてみたい。靴職人にも憧れる。鞄だって作りたい。あぁ、鞄を作りたい。鞄いいな。
なんて考えるのだが無駄に何かを背負っている分、これを捨てられるわけもなし。
まぁデザイナーとなると中々勉強も必要だし、料理だってそうだろう。でも所謂徒弟制度を組む奴ならいけるのではと希望を抱いたりする。実際は無理なのだろうか。まぁ無理ってことはないだろうが。なせばなるなさねばならぬ何事も。
鞄か。鞄か。