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IMAKITA
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とりあえず『転スラ』のことはこれぐらいにして、前に書いた時以降に「なろう系」と呼ばれそうなウェブ小説からアニメ化されることが発表された作品に注目して、今の現状を整理してみましょう。
「なろう系」と呼ばれる作品の多くは大長編なので、今後のアニメ化の試金石になるのかもしれません。
とりあえず『転スラ』のことはこれぐらいにして、前に書いた時以降に「なろう系」と呼ばれそうなウェブ小説からアニメ化されることが発表された作品に注目して、今の現状を整理してみましょう。
「なろう系」と呼ばれる作品の多くは大長編なので、今後のアニメ化の試金石になるのかもしれません。
一年以上前に書いたのをたまたま読み返したら「そう言えばこれを書いた頃は『転スラ』はアニメ化決定していなかったのに、今はもうアニメ放送されているな」と思い返したので、つらつらまた書いてみることにしました。
前に書いた時には期待を込めた予想・想像でしたが、本当に『転スラ』がアニメ化された上に、更にもう放送されているという現実の展開の早さに吃驚です。
しかも適当に描いた予想・想像でしたが、実際に2クールで制作され、今のストーリー展開のペース、そしてOPから読み取れる予想では前に書いた通り書籍版である6巻か7巻あたりのところで終わる展開になりそうです。
予言ではないですが、適当なことを予想して書いておくと(本当に正解した場合の時だけは)自慢できるから、書いておくもんですね。
まあ本編を読了済みで、ある程度は知見のある人なら予想できるであろう範囲のことでしょうけど。
とりあえず『転スラ』のことはこれぐらいにして、前に書いた時以降に「なろう系」と呼ばれそうなウェブ小説からアニメ化されることが発表された作品に注目して、今の現状を整理してみましょう。
もう数日で年末年始、つまりコミケになるのでこの時期には色々なアニメ化の情報が公開されると思われ、その中には「なろう系」のアニメ化もあるかもしれません。
そのコミケ前になってしまいますが、年末年始はバタバタしてしまう人も多いので、その少し前に情報を整理してみましょう。
まずは前に書いた時にはもうアニメ化の発表がされているものをチェックしてみましょう。
これらは最近色々な情報が解禁されましたが、『盾の勇者の成り上がり』がまさか2クールで制作されるとは思いませんでした。
これは『転スラ』の予想はほぼ正解したのに対して、こちらの予想は反対にハズレました。
書籍版が結構長々と刊行されていてまだまだ終わる気配がない作品なので、博打……なのかはお金を出すスポンサーと制作側の判断なのでなんとも言えませんが、前にも書いたとおり私の考えでは2クールで制作するとは思わなかったです。
ただ書籍版が20巻を超える大長編なので、アニメ化を機に動けば大きいリターンはあるかと思います。
「なろう系」と呼ばれる作品の多くは大長編なので、今後のアニメ化の試金石になるのかもしれません。
同じ会社から出版され、そして同じ雑誌でコミカライズを展開している『無職転生』のアニメ化に繋がる流れの一環なのかもしれませんしね。
こちらはネット民的な視点からのウォッチ対象になりやすいネタ枠的な存在ですが、「ED主題歌アーティストの “女性バーチャルタレント限定“オーディション」というのを開催し、斜め上なのか斜め下なのか分からないですが、予想するだけ無駄な方面にネタを散らしつつ、2019年4月に放送が決定していることを知ることになりました。
前に書いた予想では強引に1クール……とか書いていましたが、『盾の勇者の成り上がり』が2クールで制作されるならこちらもワンチャン……とかそんな想像も頭の片隅に。
さてどうなるでしょうか?
そして今回の本題ですが、前に書いた時以降にアニメ化が発表された順番にリストアップしてみます。
最近は本当に多いので、ここに挙げた以外での「抜け」があるかもしれません。
あったらごめんなさい。
まずは上には挙げませんでしたが、アニメ化が告知され、そのわずか数日後には制作中止となった『二度目の人生を異世界で』を取り上げないと、今年は語れないのかもしれません。
中止になった経緯は余りにもイレギュラーなパターンなので言及するにも難しいですが、(なろう系には出版社からデビューした現役の作家さんもいますが)素人が下手に残すログって怖いですね。
「チャイナリスク」という本来の言葉の意味とは違うのか違わないのか微妙なところですが、今の時代はアニメの海外配信も当たり前の時代なので、色々と各方面に向けてのチェックというかフォローが難しくなってきています。
そしてそれとは別パターンですが、『ありふれた職業で世界最強』はアニメ化と放映時期を発表してわずか一か月程度で、TVアニメの放送延期を告知するというよく分からない流れでした。
以降は動きをほとんど確認できないので、アニメ化がキチンと動いているのかは自分は業界人でもなんでもないのでその辺りはよく分かりません。
『私、能力は平均値でって言ったよね!』はアニメ化の発表がありましたが、今のところ特に追加情報はほとんどないのでよく分かりません。
出オチな系なコメディ色が強い作品なのでアニメ化した場合は、最終回をどうするんだろう?ってシリーズ構成の人の苦労を想像して出来上がりを楽しみにしたいと思います。
『異世界チート魔術師』。こちらもアニメ化の発表以降は追加情報はほとんどなし。
少年エースでコミカライズが連載されているので、ヒーロー文庫よりももしかしたら、KADOKAWA方面からの情報公開があるのかもしれません。
最近よく分類されやすい、チート&イキリなキャラにカテゴライズされる系統の作品なので、主人公に変な呼び名が付く可能性が高いかもしれません。
『蜘蛛ですが、なにか?』は既にショートPVが存在していて、それを観る限りはもしかしたら(大迷宮内での描写は)全編フル3Dのアニメ化作品の可能性も。
PV以外はこちらも追加情報はほとんどないので、展開待ちでしょうか。
書籍版はKADOKAWAから、コミカライズはヤングエースUPと、KADOKAWAが表立って展開している作品です。
なろうの本編は今の展開に区切りがつけば完結の可能性が高いと思われますが、なろうと書籍版に展開の違いがみられ、それを並行で進めようとしているからか、最近ではなろうも書籍版も進みがスローになっているのが難点でしょうか。
作品の人気的には大迷宮での成長・進化のテンポの良さが売りの一つだったと思われ、それが失われる後半のストーリーはアニメ化には不向きな印象があるので、個人的には1クールで強敵連戦の危機・成長・進化の連続で怒涛のハイペースがどう描かれるかが注目と思っています。
『魔王様、リトライ!』は「モンスター文庫」という双葉社からの出版で、「モンスター文庫」からは初のアニメ化になります。
「なろう系」としては余り際立った特長を感じるタイプの作品ではないですし、固定ファンが多いというわけでもない作品なので、アニメオリジナルなラスボスが終盤に登場する展開もありそうな気がする作品です。
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は「なろう系」としては、女性向け作品のアニメ化としてはお初のモノになるのかもしれません。
基本的に女性読者向けの作品ですが、内容的には恋愛コメディになるので、メインキャラの男女比率も同数程度ですし、アニメの仕上がり次第では男性にも幅広く楽しめる作品として受け入れられる可能性は高いです(最近は女性向けのアニメ化作品が、男性にも受け入れられる程の人気を得るような作品が出ていないので、久しぶりにそういう作品を見てみたいという期待を込めて)。
原作のイラストを担当されている方がそのままコミカライズの作画をやっていて、コミカライズも評判が良いので、個人的には何気に期待している作品だったりします。
『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』は「小説家になろう」ではなく、KADOKAWAの「カクヨム」から生まれた作品になります。
まあ色々と面倒なので「なろう系」と大別しても余り問題はないと思いますが、そういうことにうるさい人も多いので注意しましょう。
この作品が成功するかどうかは分かりませんが、KADOKAWAとしては「小説家になろう」(株式会社ヒナプロジェクト)にアクセス数と、最終的な公開管理権的なものを握られるのは悔しいことと思われるので、「カクヨム」でのヒット……はともかく、アニメ化作品があるんだよという実績は欲しいでしょう。
『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』は転生・転移系ではなく、VRによるMMORPG系もの。
転生・転移系とは違う「なろう系」の定番パターンの舞台設定で、簡単に言えばSAOからデスゲーム要素を抜いたものと説明するのが正解でしょう。
あれ?そう言えば今回リストアップしたアニメ化作品は、この『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』を除けば、全て異世界転生・転移系になりますね。
そして巻数・売上的にも妥当とは思いますが、別要素の問題があったので、『八男って、それはないでしょう!』がアニメ化の発表にはまさかと吃驚しました。
作品そのものは内容的に特に問題はないと思うのですが、同じ作者の別作品が「チャイナリスク」がありそうな状態だったのでアニメ化はないなと自分は考えていたのですが、いつの間にかその作品はなろう上から削除されたので、リスク管理した上でアニメ化の動きを進めていたようです。
個人的に注目は、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』と『蜘蛛ですが、なにか?』ですね。
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は「悪役令嬢モノ」とも分類される系統の作品で、これがヒットすると他の女性向けの作品のアニメ化への追い風となるかもしれません。
『蜘蛛ですが、なにか?』はショートPVの出来が良かったので、これならアニメ映えしそうだなあと思いました(大迷宮編は好きなんですよ……)。
という感じでアニメ化が発表されている作品を軽く紹介してみました。
整理して見直してみると、多いですね弾数が。
実際どれがヒットするのかはアニメ本編の出来次第なところもあるので予想は難しいですね。
そうなると今後アニメ化しそうな作品を予想してお茶を濁すのが一番でしょう。
自分としては、コミカライズが(一応は)少年向けの限界突破な『異世界迷宮でハーレムを』を挙げてみたいと思います。
なろうの方の原作は更新がほぼ止まっていますがストーリーのストックはありますし、エロ系は一定の需要があるので(笑)、これはアニメ化するんじゃないかなあと予想しておきます。
あと2019年は「カクヨム」からのアニメ化をKADOKAWAが積極的に展開しようとするのではないかと思わるので、『豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい』あたりも候補に挙がっているんじゃないかと予想しておいてみます。
そして今年『転スラ』がアニメ化されたことで、残る超大物は『無職転生 - 異世界行ったら本気だす -』と、「このライトノベルがすごい!」では単行本・ノベルズ部門で2年連続1位と圧倒的な強さを誇る『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』ぐらいになるでしょうか。
本編そのものはどちらも完結していますが、そのどちらも超大長編なので1クールでのアニメ化はまずないかと思われます。
4クール用意しても多分完結しない可能性が高いですが、かつてはNHKでは『彩雲国物語』や『ログ・ホライズン』など分割になりますが4クール以上放映したこともあるので、『本好きの下剋上』はNHK枠でのアニメ化ならありえそう……と予想してみます。
そうなると『無職転生』に関しては、先行している『転スラ』のメディアミックス展開の成功具合次第でしょうか。
あとはPV数と売上的には、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』と『転生したら剣でした』あたりが候補に挙げられるかと思います。
「なろう系」の書籍化の際には「絵師ガチャ」で当たりを引けないとヒットしないみたいな話がネットに転がっていますが、更にアニメ化まで繋げるには「漫画家ガチャ」で当たりを引くと倍率ドン!のような気がしますので、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』と『転生したら剣でした』の2作品に関してはコミカライズの出来が良いので、そういう意味でアニメ化に近いような気がします(笑)。
さて他に識者の意見を参考にしたいと思うので、ブックマークした上でアニメ化される作品を予想してみてコメントしてくれたらありがたいですね。
ポッポの記事を読んでいて、昔通っていた地元のジャスコのことを思い出した。
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/noriki-washiya/18-00388
そのジャスコは3階建てで、広めの敷地のなかにくねくねした車の誘導路と、屋上駐車場があって、立派なエントランスがあった。
3階にはゲームセンター、本屋、アイスクリーム屋あたりがあった。他は思い出せない。たぶん子供グッズとか雑貨とかがあったんだろうと思う。2階は何一つ思い出せないので、多分服関係だろう。
ゲーセンでは50円の綿菓子マシンや、じゃんけんで階段を上るゲームや、「じゃんけんポン!ズコー」の10円もしくはメダルのゲームや、今思い出すとスペースハリアーらしきものや、アーケード版のマリオなんかがあった。とにかくうろうろしながら人のプレイを眺めていた。100円のお小遣いをもらって、10円単位でどれに使おうかとすごく悩んでいた。
本屋も好きだった。図書券を握りしめて、いろんな漫画を眺めながらどれにしようかと悩んでいた。ジャンプコミックスが390円だったのを覚えてる。図書券で買い物をすると、お釣りが現金で帰ってくる。その小銭を握りしめてゲーセンに行くんだ。楽しくて仕方なかった。ドラえもん大長編やズッコケ3人組をよく買っていた。あと何故だか分からないが、コボちゃんの単行本を買い揃えていたのを思い出した。あれはなんでだったんだろう。他に読むモンあるだろうと当時の自分に文句を言いたい。
そして1階には専門店街と、スーパーと、フードコートがあった。
フードコートは、当時の記憶からしてもしなびた感じだった気がする。けどメニューや店構えはポッポとほとんど一緒で、ポテトフライや、ラーメンや焼きそば、ソフトクリーム、たこ焼き、フランクフルトあたりがおいでおいでしているように見えた。ソバやうどんもメニューにあった気がするが興味はなかった。買い物が終わって、帰る動線にフードコートが目に入るようになっていて、いつもそれを横目に見ながら帰っていた。
ごくごく稀に、親になにかを買ってくれることがあった気もするんだけど、何を食べたのかはほとんど覚えていない。いろんなものが美味しく見えていたはずなのに、なんでだろう。
フードじゃなくてフードコート。あの空間だけが、ただただ鮮明に思い出せる。あの時にガキだった自分がいたジャスコは、「ちょっと特別」がそこかしこに詰まった、ほんとうに楽しい場所だった。
今はその店はない。
近所にはでっかいイオンができて、その前後に閉店してしまった。建物自体も取り壊されて、跡地にはマンションと平屋のオークワが建っている。さっきストビューで再確認したから間違いない。
あの空間に、もう行けないと改めて感じると、なんだか急に悲しくなってしまう。もうないと思ってしまうと、どうでもよかったものが、急に大切だったものみたいに感じられるやつだ。たかだか20数年前の話でしかないんだけど、まさかフードコートの記事でこんなこと思い出すとは思わなかった。誰かわかってほしいなと思ったけど、誰も分かってくれないと思ったから増田にたくさん書こうと思った。
Amazonプライム会員になったのでアニメでも見るかと思ったんだけど、案外見ない。
映画なら2時間前後で完結するけど、テレビアニメは1日がかりだからなあ。
ナルトとかも見れるみたいだけど、あれを全部見るのはきついだろう……
結局最初の数話見てメインキャラが一通り出てきて喋ったら、「こんな感じか」と終わってしまう。
要するにストーリーに興味がないのかも。
アマガミSS方式って素晴らしい発明だなと思ったけど、流行らなかったね。
制作サイドとしてはひとつのデザインでなるべく引っ張りたいわけだ。
2時間程度で完結してしまう物語は完結するごとに新しいデザインを生み出さないといけないのでコスパが悪い。
これはテレビアニメだけではなく、漫画や小説(とくにラノベ)もそう。
さっさと完結させずにだらだら引き延ばす。
ワンピースが一番売れてる漫画っていうのがその象徴みたいになってる。
たいしたアイディアでもデザインでもないのに、それを大事に大事にしていつまでもそれにしがみついてる。
ネット見てたら週刊ダイヤモンドの記事で「ドラえもんの映画が復活した理由」というのがあった。
内容は、声優や作画、主題歌、脚本など常に変化に挑戦してきて今のヒットがある、というもので、それに特に異論はないけど、復活した理由を語る前に、落ち込んでた理由を考えなければならないはずだと思った。
作者が生きていた頃の旧ドラの場合でも、確か日本誕生辺りをピークにして後は落ち込んでいくばかりだった。90年代は映画ドラえもんは、とにかく「子供向け」アニメ映画でしかなかった。その「子供向け」でも、ジャンプ人気の勢いに押されて、コロコロコミックを中心に展開する映画・大長編のドラえもんは子供の興味の脇に追いやられていた。今から振り返ると、作者が長生きしていた場合、いつまで大長編ドラえもんが描かれ続けていたか、と考えてしまう。どっちにしろ声優交代した辺りで、藤子氏も大長編の原案を考えるのを止めていたのではないか。
そんなドラえもん映画が復活したのは、トヨタCMなどいろんな展開をすることで、幼児・児童向けの映画から若者・大人も見に行くコンテンツに変化させて客層を広げたこととともに、ジャンプの漫画が高年齢層向けにシフトして小学生離れを始め、ライバルがいなくなったところをコロコロ勢力・ドラえもんが繁栄することとなった。
少し前のジャンプアニメというか、少年漫画原作の夕方アニメのノリがふと懐かしくなる。
原作の重要回を気合い入れて再現したと思ったら、原作じゃこのノリは絶対やらねえよなと思わせるようなオリジナルの一話完結回が唐突に入ってきたり、原作のストックが枯渇してアニメのオリジナルシリーズが始まったり、そういうのを繰り返してだらだらと数年に渡って続けていく、みたいな。
立派な大人のオタクになった今、一つの作品として見返すとテンポが悪いとか引き伸ばしがひどいとかスタッフ原作ちゃんと読んでないだろとかどうしても思ってしまうのだが、当時キッズな視聴者だった自分は、テレビをつけたらおなじみのキャラクター達が動いて喋って活躍している、それが毎週続いているだけでも何だか妙に楽しかった。いつかは最終回をやるんだろうなとはぼんやりと思っていても、それは多分相当先の話なんだろうと安心させる何かを、逆に画面のテンポの悪さから感じ取っていたのかもしれない。
なので実際に最終回が来てしまうとやはり寂しくなってしまったものだが、長い間馴染みがあった分、逆に一つの充実感というか、感慨を持って最終回を見届けられた作品もあった。あとから見返すと大体終盤なんだからもうちょっとテンポよく盛り上げろよ話数無駄に使うんじゃないよと思ってしまうのだが。
話数の枠を知らず、また意識せず、テンポも特に気にしないでただ贅沢に大長編を楽しんでいた頃。きっとただのキッズだったから純粋に楽しかったのだと思うけれど、やはり妙に懐かしい。
割とドラえもんと関係なしに起こる事件もあったな、と思ったので、
とりあえずどうなるか考察してみた。
ぴーすけの卵(化石)くらいなら、のび太が自力で掘り出すかも。
しかし恐竜の卵と証明する事ができないので、鼻でスパゲッティを食べる羽目に。
ドルマンスタンと恐竜ハンターは、特に関わる事無く悪事を続ける。(もっとも、彼らが悪事を始めるのは22世紀であり、まだ始めてないとも言える)
ロップルの宇宙船とのび太の部屋の畳の裏が繋がるのは、ドラえもんの存在とは無関係と思われるので、そこは原作どおり。
チャミーが食べ物を盗みに来た時は、のび太一人では捕まえられないと思われるので振り切られる。
ロップルは餓死を免れるためにチャミーと共に地球に逃れ、のび太の家はファーストコンタクトの舞台として世界的なニュースとなる。
コーヤコーヤ星は地上げに遭うが、特に困ってない主任はギラーミンを招聘しないと思われるので、
そうこうしているうちに警察がガルタイト工業にガサ入れして平和が戻るだろう。
■のび太の大魔境
のび太たちは冒険に行く方法がないので、普通に日常生活を送る。
ペコ(のび太に飼われないので、ペコという名前はつかないが)は、数年かければ何とか自力でアフリカに帰り着けるだろう。
ダブランダーは恐るべき野望を実行に移すが、世界征服は普通に無理なので、ナイジェリア辺りの軍にボコられ、生物学史上最大の大発見として科学界を賑わすに終わる。
海底火山が爆発し、鬼角弾がばらまかれる。
海底も含めて世界をくまなく覆うレベルのミサイル攻撃となると、迎撃に成功する可能性はほぼ皆無なので、世界は滅ぶ。
何も起こらない。
パピは地球に来るが、ロボッターや映画撮影がないので、のび太達との接点が発生する可能性はごく低い。
追ってきたドラコルルに発見されるかは微妙だが、ドラコルルの直感は反則級なので、見つかる可能性がそれなりにある。
捕まったら処刑されるが、ピリカの住民はきっかけがあれば立ち上がれる程度には勇敢なようなので、遅かれ早かれ独裁政権は倒されると思われる。
バンホーら地底人はそもそも存在しない。(ドラえもんが聖域を作っていないため)
時空乱流でのび太の家に来たククルは、そのうち捕まる。
身元・国籍不明なので、おそらく悪名高い東京入国管理局に長期拘留され、そのうちに病死する。
光の階段がのび太の家につながるのは、ドラえもんの存在とは関係ないと思われるので、そこは原作通り。
のび太が2回目に行った時(嵐の時)にどうなるかが不透明だが、のび太は恐らく迷子になり、チッポは死ぬ。
ジャイアン達が光の階段を月につなげないため、ニムゲ同盟はまだ動物星を侵略しない。そのうち警察につかまる。
何も起こらない。
結論:
9月も終わり、今期もまた完結までたどり着かず終わってる投げっぱなしアニメが多かったわけだが、
「恋と嘘」「実力至上主義」「ゲーマーズ」「ナナマルサンバツ」「異世界スマホ」「最遊記」この辺は特に酷かった。
「絶園のテンペスト」みたいに完結してから全部アニメ化しろとは言わんが、つまみ食いの度が過ぎてないかね。
10週で打ち切られるジャンプ漫画だってもう少し纏まりって物がある。
しかも打ち切りではなく「最初からそこまでしか作らない」予定なのがタチ悪い。
「実力至上主義」なんて、原作が6巻でまだ序盤の空気なのに、その半分までしかやらんとか、もう何考えてアニメ化しようと思ったのかすら判らん。
「ナイツ&マジック」にせよ「メイドインアビス」にせよ、悪役だしといて倒すとこまでやらないし。
物語ありきではなく、「3ヶ月で描ける所まで」という3ヶ月ありきのアニメ化だった。
13話で無理矢理アニオリエンドにするよりはマシだが、13話で描ききれないなら15話でも20話でも作るべきじゃないのか。本当にその作品をアニメ化したいなら。
映画と違って、「長くても3時間以上は無理」って縛りがあるわけでもないんだから。
どうしても13話でしか作れないなら、短編作品をアニメ化しろよ。
ラノベだって1冊ずつで区切りつけてる作品なんて普通にあるし、マンガだったらなおさら沢山あるだろ1~5冊程度で完結してるやつ。
書いている内にすごく長くなっちゃいました
2017年夏アニメで「小説家になろう」発でアニメ化された作品は下記のような作品がある
(※ 2017年夏アニメの一つである『ゲーマーズ!』も「なろう」ではないがWeb小説発とも言える作品。しかし継続してWebで執筆が続けられた作品ではないので、ここでは分かった上で除外してしましたと、一応ツッコまれない程度の知識を開陳しておく)
『異世界食堂』は連作短編作品なので、1クールアニメで構成する際に非常に楽な作品だっただろう。
原作ストックにも余裕があり、アニメにはなっていないエピソードもまだ多く残っていて、登場していないキャラクターもまだ多いです。
原作の方でも「常連」と言われるようなキャラはまだ他にもいて、アニメではその全員が登場したわけでもない。
この辺りの判断は監督が判断してエピソードを絞り、アニメで放送する上で必要最低限のキャラのエピソードをチョイスしたのだろう。
常連キャラには中堅・ベテランの声優を配して、複数話に登場するようにして、うまくバランスを取ったシリーズ構成で物語を仕上げたと思う。
ちなみにキチンとアニメを観ていた人は気付いたかと思うが、アニメ監督がシリーズ構成と脚本も兼ねて担当し、かつ全12話の脚本も執筆された作品でもある。
なので他の作品ではたまにあることだが、OPやEDには登場しているが、アニメでは登場しなかったみたいなキャラクターがなかった理由の一つにもなっているかと考えている。
『異世界食堂』はニコニコでは動画有料で一週間無料公開なく、無料はニコニコ生放送の配信となってしまったが、毎回アンケートでは90%以上の高いアベレージの高評価を保ち、最終回は97.0%の高評価で終りました。
高評価だったので円盤が売れるとは限りませんが、評価が売上にも繋がることは期待したいと思います。
『ナイツ&マジック』は長編作品ですが、今回のアニメ化に際して物語というか、小説的な描写にかなりの圧縮を施されたかと。
大原さやかによるナレーションにより、幻晶騎士(シルエットナイト)の細かい製作過程や、敵国との関係や動き、アニメで描くと面倒な色々なところが必要最低限に圧縮されて視聴者に情報として提供されたと思う。
原作とストーリーの違いが少しあったが、ほぼ大筋は変わらないし、1クール全13話で切りのよいところでまとめるとなると、こういう形になるかと思われる。
シリーズ構成であるベテランの横手美智子の手腕が大きく影響したのではないかと。
これを書いているのは最終回放映当日。最終話はかなりガンダムを意識したところが多く、オマージュ要素を読み解くのが楽しいエピソードでした。
幻晶騎士の3DCGによる戦闘シーンの描写は、マクロスやアクエリオンなどで慣れた「サテライト」(+オレンジ)によるものなので、迫力のある仕上がりだったと思う。
1クールのアニメ作品としては悪くなく、トータルで見れば良作以上の出来になっているので、これも円盤が売れて欲しい作品だと思っています。
……で問題の『異世界はスマートフォンとともに。』ですが、自分は放送前からこの作品は1クールにまとめるにはかなり難しい作品だと考えていました。
そもそも原作が大長編で、「なろう」の方の原作では大きな区切りとなるところはありますが、書籍版のHJノベルス最新10巻の方でもまだそこに達していません。
仮に今のアニメ放映のペースで区切りまで持っていくとなると、+1クールでも多分足りず、+2クールの全36話分ぐらいは必要になるんじゃないかと思っています。
なのでストーリー的には半端なところで終わると思われる作品ですが、そういう意味合いも込めて、出来として考えると余り上手な作品ではないと。
そもそもの問題として大長編の作品を1クールにまとめる困難さがあると思います。
とりあえずアニメ『異世界はスマートフォンとともに。』の出来を今、論ずるよりはこの問題を抱えている今後アニメ化される可能性のある作品に言及して思考した方が少しは建設的なのではないかと思い筆を走らせた次第。
今後「なろう」発の作品でアニメ化が予告されているものがあります。
自分が知らないだけで他にもアニメ化が公表されている作品があるかもしれませんが、知っている限りの四作品を並べました。
(※ 2017年末に何か発表予定のある『ありふれた職業で世界最強』もアニメ化されるのかも)
(※ 二期製作決定が発表されている『オーバーロード』は既にアニメ化されたということで除外)
『異世界居酒屋「のぶ」』は、同じ系統の『異世界食堂』が好評だっただけに、比べられる後発の苦しさのようなものがあるかもしれません。
ただ同系統、つまり連作短編なので、ストーリーを1クールにまとめるのであれば比較的楽な作品になるかと思います。
自分としては問題作だと考えているのは、『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』です。
正直言ってストーリー構成の面から考えると、『異世界はスマートフォンとともに。』と同じような問題を抱えていると思います。
つまり1クールにまとめる場合の着地点は中途半端。かと言って、2クールでも全く足りない。仮に4クールやっても終わらないんじゃないかとか思うほど、すごく長いし、区切りの難しい作品です。
明確な区切りという点では「なろう」の方のオリジナルを読んだ限り、『異世界はスマートフォンとともに。』よりも今のところはハッキリしてなく、大筋のストーリーをずっと継続している感じです。
主人公の目的の一つが「この異世界を観光したい」なので、ある意味で終わりのないロードムービーをずっと続けている作品という側面が。
その為、区切りという観点から考えると、主人公の行動や目的が明確な終着点のあるものではないので、それが区切りの邪魔をしていると思います。
『盾の勇者の成り上がり』はもしかすると1クールなら、そこそこまとまる可能性はあるような気がします。
書籍版の4巻〈ISBN:9784040663210〉、コミックスの8巻〈ISBN:9784040691541〉までを区切りと考えると、1クールの尺に収まるようにストーリー構成することは難しくないかも知れません。
俯瞰的にストーリーをなぞると要所要所で強敵が登場するので、うまく区切っていけば、1クールでも二期に繋げるようなストーリー展開も可能な物語だと思います。
そして変な意味でネット上ではネタ枠扱いもされている『賢者の孫』ですが、凄く強引にストーリーを圧縮してまとめれば1クールで完結しちゃう可能性があるような気がします(笑)。
自分が読んだ限りは「なろう」の方の原作はまだ完結していませんが、ラスボス戦は近いので、それさえ終わればストーリー的には完結してもおかしくはないかと思います。
作品的にキャラはそれほど多くなく、作中の(強くなる為の成長要素を加える為の旅のような)移動も多くないし、最初から強い無双系の主人公で、ストーリーもシンプルなので、もしかすると構成次第では1クールで強引に圧縮してまとめることも可能ではないかと思いますが、『賢者の孫』という作品を知っている方々はどう考えますか?とアンケートしたいところ。
良い意味で言えばあっさり、悪い意味で言えば薄っぺらい物語の作品……と言えちゃうかもしれないので、もしかしたらアニメオリジナルな大きな改変を入れたりして仕上がる可能性もあるかもしれないと書いておけば、もし当たらったら予想的中とちょっと自慢できるかもしれないので続く駄文。
……でここまでは書いたのは前提で、やっと本題に。
自分が問題視した大長編の『異世界はスマートフォンとともに。』と『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』がなぜ1クールアニメとしてまとめるのが難しいのか、その問題を考えたいと思います。
この二作品、主人公が最初から無双できるぐらいに異常に強いことが問題かと思っています。
なぜかと言うと登場する敵よりも主人公の方が圧倒的に強く、作中では一応中ボス級の敵はそこそこ出現しますが、主人公と相対的にみると強敵と言えるレベルでなく、簡単に倒してしまうので話の区切りにはならず、それがストーリーの構造的な弱点になっているのです。
主人公が敵とのバトルで多少の苦労する、てこずるシーンはありますが、命の危機に追い詰めらるほどの切迫感はなく、主人公の心身の成長を余り感じず、物語の区切りとなるピークに達しない状況です。
『異世界はスマートフォンとともに。』と『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』では、自分が読んだ範囲になりますが、自分と同格以上の強敵と相対するようなことがありません。
多少てこずることはありますが、ちょっと別の手札を使えばあっさり解決みたいなパターンが多いと思います。
「なろう」の異世界での無双パターンで、「無限収納(四次元ポケット系)」「レベルMAX(もしくはレベル上限なし)」「瞬間移動(転移・どこでもドア系)」「鑑定&スキル学習(能力と魔法)」「トンデモ錬金」あたりの能力が定番ですが(強さには直接は繋がらないが「和食ではなく日本での食知識による無双」もあったりします)、これらの能力を複数持っていると強さに限界がないので、ドンドン強くなっていきます。
特に『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』は今後発売される書籍版の12巻以降に主人公の強さ(というか正確には能力)も極まってくる設定になってしまい、『ドラゴンボール』で言えばパターン化した展開である、悟空は仲間が強敵と戦っている間は別のところにいるので遅れて登場するということが多々ありましたが、この作品でもそれを踏襲というはおかしいですが、そんなパターンを何回かやっています。
主人公は転移能力を持っているので、ある意味ではすぐに仲間のいる現場に来れるのだが、その状況が混迷し、もしくは登場が遅れるように物語が展開しています。
遅れる状況を作り出すのに苦労している描写が垣間見れ、穿った読み方をしたい方は、その辺りの描写を見つけて楽しむという変な方法があることを記しておきます。
話が飛びそうになったので閑話休題。
例を挙げて考えると、「なろう」発のアニメ作品である『Re:ゼロから始める異世界生活』は物語全体で考えると、中盤に「王選」という主軸となりそうなストーリーが提示されましたが、アニメのストーリーの終わり方を考えると、「王選」を考えた場合、結局のところ多少の同盟的な繋がりと、主人公の意思を味方と敵に認めさせるぐらいのことしか結果達していません。
ただしストーリーの抑揚というか、物語の浮き沈みから見ると、主人公は中盤に絶望のどん底に落ちるが、そこから這い上がって復活し、そして強大な敵を倒してヒロインを救ったことで、根幹のストーリーは余り進んでいないが、主人公の大きな成長をみせたところで終わったので、印象的には凄く区切りの良いところで終わった感じのアニメ作品になったかと思います。
まあ1クールではなく、2クールというそれなりの尺を使ったことも大きいと思いますが、物語にキチンとした起伏があるからこその区切りとなったと思います。
つまり自分と同格以上の強敵、手強い中ボス、ラスボスを倒すようなシチュエーションを作り出していない作品は、区切りがないように感じると思います。
ひと昔前だと、原作ありのアニメ化作品の中にはたまに、1クール枠の終盤に原作にはないアニメオリジナルの強敵が出現し、それを倒して終わりを飾る作品が結構あったかと。
しかし継続連載している「なろう」の作品だと、アニメオリジナルのラスボスキャラが登場するような事態は、話に齟齬が出来る為かそういう展開に持っていくことを避けている傾向を感じます。
その辺りが足枷になっているし、原作の物語の展開を兼ねて考えると、そういう展開にもできないジレンマかもしれません。
ここで視点を少し変えて、原作が既に完結している「なろう」系の作品ならアニメ化は可能か?という問題も提示したいと思います。
「なろう」発の作品で、アニメ化が発表されておらず、かつ書籍版が100万部以上売れている作品で自分が知っている範囲では二作品あります。
アニメ化した上でシリーズ累計100万部以上売れれば大ヒット作品と呼べる言われるこの業界(異論はあるかと思いますが、一つの分かりやすい基準として)。
書籍版の方はまだまだ出版が続いていますが、オリジナルであるなろう版はストーリーが完結している作品です。
二作品ともに文庫ではなく、単価の高いソフトカバーで出版されている作品で、まだアニメ化していないのにも関わらず、現時点でこれだけの売上を誇っています。
これだけの売上を記録していれば普通はアニメ化の噂も聞こえてくるかと思いますが、2017年秋の時点ではまだそれらしい話は入ってきません。
その理由は今までここで考察している通り、1クール枠では中途半端なところまでしか描けない問題を抱えているからではないかと思われます。
もしもの話ですが、仮に2クール枠を用意できたとしても、ラストまでアニメ化は不可能だと思われます(物語を凄く圧縮しても4クールぐらいには)。
これだけの売上を誇っているのならもしもアニメ化した場合、売上ブーストがかかり倍増し、ファンが増えラストまでのアニメ化を期待する方も多くなると思います。
ただこれら二作品はソフトカバーの書籍版で20巻ぐらいにはなるかと思われる大長編なので、ファンが多くなればなるほど、更にアニメ化した上での目指す先がかなり高い場所になっているジレンマがあるのかもしれません。
この二作品のストーリーを俯瞰すると、自分の考察になりますが、『転生したらスライムだった件』より『無職転生』の方がアニメ化のハードルが高い気がします。
ネタバレな感じになりますが、『無職転生』の締めはよくあるパターンのラスボス撃破してのエンディング……という感じではないからです。
もしかすると書籍化にあたり、大きく手を入れて修正する可能性は高いかもしれません。
それを別に考えても、前半はかなり波乱万丈なストーリーで、区切りの良いところはどこだろうと考えると意外と難しく、ストーリー構成が難しくアニメ化の際の高いハードルになっていると思います。
『転生したらスライムだった件』の方は書籍化に際して、オリジナルであるなろう版には登場していない新しい中ボス級の敵が登場し、大きな相違点があります。
それが影響しかなり設定が変わっているキャラもいて、その辺りのストーリー全体の構成の見通しが立たない限りは、アニメ化は難しいのではないかと思っています。
逆に言えば2クール枠が用意できるなら、そこそこ切りの良いところである、書籍版である6巻か7巻(もしかしたら10巻の可能性も)あたりまで、アニメ化するようなプロジェクトが動いていたりするかもしれません(いい加減な予想の上での期待を込めた想像です)。
編集の手が入らず自由に書かれた「なろう」の大長編作品は、アニメ化する上ではかなり難しいものが多いのかも。まだ文章あるが文字数限界?
というブログでは、
「スモールライトは、物体を小さくできるひみつ道具です。懐中電灯の形をしており、物体を小さくする光線と、元に戻す解除光線が出せます。」
そして、
「解除光線を当てるか、効果時間を過ぎると元の大きさに戻ります。スモールライトの効果に制限時間があることは、大長編『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』で明らかになりました。その時間はおよそ3日間です。」
さらに、
ちなみに、スモールライトが初登場した原作エピソード「ぞうとおじさん」でも、元の大きさには自然と戻ることが示唆されています。
という内容も!
小さくしてから3日間で大きさが戻るのでは、幾ら小さくしたところで配送関係には使えない。
abemaTVで15日から、ドラえもん映画の大長編一挙放送をやっていて
https://abema.tv/search/future?q=%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93
パラレル西遊記、竜の騎士、のび太の恐竜、魔界大冒険、宇宙開拓史、日本誕生と全部見てしまった
・ドラえもん一行、敵に吊るされすぎ
・進路は北北西を取りすぎ
・ドラミに助けられすぎ
そして「道具は普段からきちんと整理しておき、使い終わったらきちんと片づける」ことの重要性を
現在公開している大長編ドラえもん映画「のび太の南極カチコチ大冒険」を見てきた。
ディザーポスター・チラシの感じからかなり期待感をそそられるものであり、南極という場所からH.Pラヴクラフト著の「狂気の山脈にて」が想像させられた。
ここのところ年甲斐もなくクトゥルフ神話に興味を持っている自分は、この時点でかなり期待をしており、あまり見ることのなくなったドラえもん映画を久しぶりに劇場へ見に行った。
この映画は確かにクトゥルフ神話を彷彿とさせた。クトゥルフっぽい敵、南極、捜索のシーン、旧支配者の存在まで出てくるし、ニャルラトホテプと解釈できるキャラクターも出てくる。
特に私が気になったのは、若干ネタバレになるが、ゲストキャラのセリフである。この話、はのび太が「かき氷を無限に食べたい」という無理難題をいうところから始まるのだが、今回のゲストキャラはかき氷という文化がない世界の人であり、そもそも氷をメインで食べるということをしないため、かき氷の話を興味深く聞くのだが、それに対する反応として「あなた達なんでも食べるのね」という反応を返すシーンである。
クトゥルフ神話が日本であまり怖がらない(普及しなかった)説の一つとして、ラヴクラフトが海産物が嫌いだったところから着想されたクトゥルフは、海・深海にいる生物は得体の知れない怖いものであるという認識から来る恐ろしさも面をもっているとされており、日本は生で海産物を食べる習慣があるからというものがある。このセリフはこのメタファーなのではないかと考えられるのである。
ただ今回のドラえもんはクトゥルフ的な映画だったよ、だけではなくこの映画は、オリジナルのドラえもん映画としてもかなり良かった。過去の大長編のオマージュをくどくないぐらいに入っているし、音楽もとても良いものであった。またメインの5人の誰かが喋るときに不自然に止まっているわけでない振る舞いや、特に最後のシーンの綺麗さは、自分好みであるという点で、とても良かった。アドベンチャーの部分はハラハラさせ、またわかりやすく伏線を回収していく気持ちよさも良かった。
クトゥルフありきで見に行ったが、ドラえもんのオリジナル大長編として名に恥じない名作だった。かなりおすすめなので、できたら映画館で無理ならレンタルや特番でも見てほしい。
10月ももう10日となって、秋始まりの新作アニメの第1話があらかた放送されましたね。
今期は例年と比べても各制作会社入魂のバラエティ豊かな作品が揃っていると思います。
シャフトが制作と発表されたときにはいくらか悲嘆の声も聞こえましたが、蓋を開けるとなかなか評判が良いようです。
特に絵本や水彩画の様な淡い背景が羽海野チカさんによる原作の空気感を再現しており魅力的ですね。
この作品の美術設計を担当したのは、「とんがり帽子のメモル」や「楽しいムーミン一家」のキャラクターデザイナーである名倉靖博さん
ん?名倉靖博?
そんな名倉靖博さんが演出、絵コンテを手掛けたのがスペース☆ダンディ第21話「悲しみのない世界じゃんよ」。
ある時ふと気づくと辺境の惑星リンボにいたダンディが、不思議な住人に案内されその星の真実に近づくというお話です。
バイクの様な宇宙人、哲学する大きな巻き貝、喋りだす飴、モーニング・ベールを被りリュートをかき鳴らす鳥人。
幻想的な夢の中のような世界観が独特の美術と共に描かれた、スペダンの中でも指折りに個性的な一本です!
今期は特に変身美少女ものが多いですが、その中でも最も個性的なのが新進気鋭の制作会社3Hzが送るこの作品。
1話では若手からベテランまで実力派のアニメーターが集まり、今期随一のアニメーションを見せてくれました。
監督は今回が初監督の押山清高さん。元は若手ながらヱヴァやジブリに参加するアニメーターでした。
ん?押山清高?
そんな押山清高さんがなんと一人で脚本・美術設定・作画監督まで手掛けたのがスペース☆ダンディ第18話「ビッグフィッシュはでっかいじゃんよ」。
賞金5000万ウーロンの幻の魚ムーナギを捕まえるため、訪れた星で出会った小さな女の子と共に奮闘する話です。
おとぎ話のような物語とビジュアルで、フリップフラッパーズに通じる押山さんの世界観が前面に出ています。
東映大長編から続く日本アニメーションの魅力を再確認できる一本です!
オリジナルアニメの多い今期でも一番のダークホースだったのがこの作品。
男子フィギュアスケートを題材とし、漫画家久保ミツロウと、峰不二子という女などの監督を務めた山本沙代がタッグを組み、
実写を参考にした滑らかなアニメーションでフィギュアスケートの演技を見事アニメーションに落とし込み、性別に関係なく楽しめる良作です。
ん?山本沙代?
そんな山本沙代さんが絵コンテ演出を手掛けたのがスペース☆ダンディ第20話「ロックンロール★ダンディじゃんよ」。
ふとした事で宇宙の覇権を争うジャイクロ帝国の総統、ジョニーと、その正体を知らずロックバンドを組むことになったダンディの熱いバンドムービーです。
この回ではゲストキャラクターデザイン原案に上條淳士を迎え、全体の作画や演出でも彼の作品を意識。
劇中歌の作詞作曲には向井秀徳を起用。分かる人には分かる音楽ネタを交えつつバカと真面目をどちらも全力でやり切ったパワフルな一本。