はてなキーワード: 変人とは
心配事が重なると、ゲームをやるより何か読む方が捗るらしい。ここ数年で一番本を読んでいる気がする。
短編連作集。主人公の「私」は亡き姉の夫である義兄と三年ばかり一つ屋根の下で同居している。とはいえ住まいは二世帯住宅のようなものなので、「私」と義兄にはそんなにまめな交流があるわけではない。
義兄は育ちのよいイケメンだが、他人の人間関係について古臭くてチープなドラマみたいなゲスの勘繰りをするのが好きという、変人な一面がある。そんな義兄を「私」は密かに好いているのだった。
「私」はというと、亡父の縁故で就職した大企業で、表向きには倉庫番のようないかにも縁故入社にお誂え向きなポジションにいる。が、裏では会社の重役達のおおっぴらには出来ないような類いの雑用を一手に引き受けている。たとえるなら映画『プラダを着た悪魔』の主人公みたいな感じ。
『レモンタルト』は、そんな「私」が日々の仕事に追われながら、たまに義兄にときめいたり助けられたりする物語。ちなみにエロはない。
私の中の長野まゆみブームは一体いつ終わるのか。まあ終わらなくても別にいいけれども。長野作品の中でも青年同士のBLの作品はだいたいそうだと思うのだが、主人公の好きな相手のいい男ぶり描写が、とても細かい。そんな描写で特に気に入ったのは、普段は冷たそうに見えるイケメンの義兄だが、眼鏡をかけると途端に人のよさが前面に出て、頼もしいお父さんみたいになる、というもの。それなんてファザコン殺し。
基本的にちょっと変わった日常系なのだが、ほのぼのって感じではないかも。入れ子状になった謎やスリルの場面が面白かった。嘘に嘘を重ねて華麗に「私」の足もとを掬うエイプリルフールとか、現代の常識では完全アウトなセクハラ面接の場面はすごいなと思う。『左近の桜』シリーズの何度目覚めても脱せられない悪夢(しかも、本当に目覚めた時は身ぐるみ剥がされた状態で叢に放置されていがち)に通ずるものがある。
「私」を陥れる罠はいつも巧妙なのに、「私」が義兄に思いがけずお近づきになれる展開になるところは、なぜか(あ、BLだからか。)乱暴なまでに強引なとこが笑えるw
星とか生き物とか科学が大好きな喬織人(たかい しきと)は、恵まれた家庭に生まれ育った、優等生。好きな言葉は「穏便」の彼は、学校では目立たないように気を付けている。
そんな喬とは真逆の陽キャ・西央凛々斗(にしお りりと)。喬はひっそりと西央に思いを寄せるのみだったが、ふとしたはずみに彼と接近し、不思議な匂いを嗅ぎとったのだった。
そして体育の授業中、不調を訴えた西央を喬は保健室に連れて行こうとするも、体育館倉庫に連れていって欲しいと西央は懇願する。様子のおかしい西央から発せられる匂いの奔流に呑まれた喬は、わけもわからぬまま西央とまぐわってしまい……。これは人類初のαとΩの誕生から七日間の物語(前編)
レーベルがビーボーイコミックスデラックスで、しかもBL情報サイトで腐女子のお姐様がたが素晴らしいと絶賛している辺りでもうだいぶ怪しいのだが、ページをめくってみればやっぱり……盛り沢山すぎるエロシーン。うえっぷ、お腹一杯です、もう勘弁してください……って感じだが、敢えて「オメガバース」作品を手にとったらこうなるのは当たり前だと思って諦めるしかないw
胸焼けするほどのエロはおいといて、ストーリー全体に生命の不思議に触れる喜びが満ちていて、けっこう好きだと思った。人類初のαとなってしまった喬が、戸惑いながらも自分や西央の身に起きたことを知ろうとし、西央の内面に触れ理解し助けようと奮闘するさまがいじらしい。
お小遣い運用の都合で下巻はまだ買えていないのだけど、これはエロ過ぎること以外は名作だと思う、たぶん。
【追記】
私が固定増田なら、出ていけとかTwitterでやれとかいう増田もいつもくっついて来るから固定増田なんだよなぁ。
私は毎回定時に投稿してる訳でもないのに、毎度よう見つけるよなって思う。
鬱に限らず精神疾患にはたくさんの種類があるけど、"程度"があるから付き合いに際して画一的な対応法がない。
僕だって疾患がある。でも少し服が好きで、環境を意識的に絞れば人付き合いも好きだ。かいつまんで言えば精神疾患持ちの人が好きだ。よく付き合う。それは見せ物小屋的な下品なモチベーションじゃないかと言われれば返答に窮するが、そんなこと言ったって仕方がない。翻って考えれば人間全員とのコミュニケーション全部がそうだと思えてしまう僕は。あなたはどうだ。
とにかくそういう生き方をしてると、僕に対して懐疑的な態度をとる疾患持ちが割といる。
懐疑的な態度とは「こいつ疾患持ちじゃないから俺らのこと何も分かってない」みたいなのや、変な人が好きみたいなこと言うと(実際はこんな娑婆い言い方はしない。ニュアンスね、ニュアンス。)、「変人と付き合ってる私変わってると思いたいタイプかよ」って感じのリアクションを頂いた。
そう言うフィードバックを受けるたび「あぁ、これは僕が服が好きなせいで変人に見えないのかな」と訝しんだ。僕がもっと髪の毛ボサボサで、服も中学生の時から変わってなくて香水もつけてなくて、吃るか早口だったら彼らは僕を"認めて"くれたのかなって。
結論として僕はそう言う奴らを"ガキ"と思うことにした。彼らは当事者にも関わらず、自分以外の当事者への配慮が足りない。その配慮不足を含め様々なコミュニケーションエラーも疾患のうちと言えるのかも、と最初は僕は考えた。しかし僕も鬱はじめ色々に罹っている当事者としてまた今まで付き合ったサンプル達を元に考えてみると、それはただ"幼稚"なだけだと気づいた。でも冒頭で書いた通り画一的な対応もないので画一的な境界線も引けない。さらに上手く言語化もできないし、ここまで書いたのに自分の間違いかもしれないで疾患の一つかもしれない。
でもやっぱりなんか違うと思うんだ。違うと言うのは僕への態度の話だ。僕を仲間に入れないようにしたあの排他的な行動。
説明が本当に難しいが、疾患の功罪が現れるのは一人の人間として振る舞っている時であって、後でその原因を(当人や周りの人が)掘ってみたら精神疾患だったという感じだ。つまり自分が人間ではなく疾患持ちとしてその疾患の功罪を発揮しているわけではないはずだ。僕もそうだ。
でも、僕への態度は違った。
"""変な人が好きみたいなこと言うと(実際はこんな娑婆い言い方はしない。ニュアンスね、ニュアンス。)、「変人と付き合ってる私変わってると思いたいタイプかよ」ってリアクションを頂いた。"""
このとき彼らは不機嫌になると共に、人間として振る舞っているのをやめ疾患持ちとして振る舞い始めたような気がする。言わば個人を捨て「疾患持ち代表として」みたいな振る舞いをしたように感じた。それでもって僕のことを辟易していた。
疾患に対して画一的に考えられがちな現状においてこういう悪行(ここではあえて悪行と言わせてもらう)を疾患の一部と言うのは他の患者に対して些か"配慮不足"だと思った。
だから僕は彼らのそれを疾患とは切り分けて唯の配慮不足なガキと定義することにした。
これは間違ってるかも知れないし、その可能性をいつまでに捨てない自意識を孕んだ上でそもそもこれは僕目線の印象の話だ。だから次に彼らがなぜそういうことをしてしまうのか考えてみた。
変な人の心を考えるのは難しいし正誤判定ができないが、結論としてそれは自己防衛本能というか引力のようなものなんだろうと思った。原因が自分の幼稚さではなくて疾患の方にあると思いたいんじゃないかな。
彼らだって分かってるはずなのにね。疾患も自分だって。そこも幼稚さと呼べるのだろうか。
彼らがどう認識してるか分かんないけど、そういう「降りかかったコミュニケーションエラーについて常に自分が被害者で加害者」というマインドの疾患持ちが偉く気味が悪いという話でした。オチなし。
自分の中で疾患とその他の特性との線引きをするのはさずかし難しいだろう。僕もそうだ未だに上手くできない。しかし、あまつさえその努力を放棄することだけは僕が許さない。被害者としてね。
まあ"頑張ろう"ぜ。いつでも腕を広げて立ってるから。
東大に行った従兄が進研ゼミやってた。しかし、何もしなくても県内第二位の成績を余裕で取る人(国語が「大の苦手」で、いくらか間違うために一位にはなれないらしい。)だったから、一体どこをどう使い役立てたのかは謎だ。
伯母が言うには、従兄は高校に上がるまで全く塾へ行きたいなんてワガママは言わなかったのに、ある日突然「さすがに東大に独学で行くのは厳しいので、進研ゼミだけでもやらせてください」って頭を下げてきたとか。
「あの子は変人だから進研ゼミなんかで東大に行けたなんて言うけど、普通はそんなこと出来ないんだから、真似しなくていいし自分と較べて落ち込まなくていいのよ」
先に今の境遇を書いておくと、関西の某地方都市在住の38歳。去年まで東京住まいだったのだけど、フルリモートで東京にいる意味もあんまり感じられなくなったなという事で、郷里のある懐かしい都市へという感じ。職業はエンジニアで年収は700万くらい。顔はイケメンともブサイクとも言われたことがないのでフツメンだと思う。親父に似ているとか、優しげな顔つきとかは言われるけど、まーこういうのは人それぞれなので当てにはしていない。
そんな俺だが4年前に某マッチングアプリで初めて彼女が出来て(要はそれまで魔法使いだった。2か月くらいで別れてしまったけどいい経験にはなった)、それから3人と交際。郷里に戻ってから別のマッチングアプリで価値観や考え方、趣味がまあまあ合う人に出会い、交際半年で婚約したってのが今のステータス。
世間では30過ぎて交際経験がない人に非モテとかコミュ障とか色々レッテル貼りつけるのが流行ってて、そういうレッテルを貼られたり自分に貼ってしまった人の中には、潜在的に本当はいい出会いがあるのにチャンス逃してる人も多いんではと思い、ちょっと書いてみることにした。
「いやそのお前年収700万円とか割と勝ち組だろ」とか言われそうだけど、年収が多少あったところで振られるときは割と容赦なく音信普通になる。女性からの「いいね」だって、最初の時も二回目、三回目(別アプリ)の時も50ちょっと超え程度だったので、たぶんそこまで優良物件じゃないのだと思う。
大学時代の俺については当時の友人が「コミュ障だった」と証言しているので、客観的に見れば少なくとも昔はコミュ障だったようだ。
まず、マッチングアプリでやる一番のコツは、最初に会うまでは情を入れ込まないことに尽きる。身もふたもないことを書くと、「いいね」した女性の何割かはどう考えても本気じゃなくて、いくら誠実に返信しても数回のやり取りで切れる時は切れる。そのたびに心を痛めてるとダメージ大きすぎて死ぬ。マッチングした人の3割とやり取りが続けば上出来で、1割でも気の合う人がいればメッセージを10往復くらいした後に「電話デートしましょう」(コロナ禍の今だとこのパターンが多いと思う)と誘えば、よっぽど警戒心が強いタイプじゃなければOKしてくれる。
基本的に、人間の性格や気質に関する情報量って、メッセージ<<電話<<対面の順に増えていくわけだけど、対面だと色々わかる代わりに緊張するし、準備コストもかかる。その点、電話デート(アプリに実装されてることが多い)だと15分からいけることが多いのでコロナ禍前より格段に誘いやすくなった。
ただ、特に交際経験がない人がマッチングアプリで抑えておくべきことがいくつかあって
1.容姿の足切りラインは「ナシではない」くらいに設定しておく
身も蓋もない話なのだけど、すっごい可愛い相手は「いいね」もいっぱいもらってるので、積極的に狙っていくのは分が悪い(仮にマッチングしても返信もらえる確率が低い)。あと、そういう相手の裏を勘繰ると、いっぱい「いいね」もらってるのに、なんで相手決めずにアプリやってるの?って疑問がそもそもあるわけで、性格悪いか何か別の問題抱えてる可能性も高い。その意味でも積極的に狙わない方がいい。別の角度から言うと、写真では「微妙だなー」と思ってた人が会ってみると予想以上に良い感じに見えたりその逆のパターンもあるので、間口は広くが重要。
2.「無難なプロフィール」の人よりも「少しだけ尖った、自分には合う価値観や趣味をプロフィールに書いてる人」の方を選ぶ
無難なプロフィールの人が悪いわけじゃないんだけど、最初に話題を振ろうにも色々難しい。趣味や嗜好、休日の過ごし方とかがある程度自分に合うなって人を重点的に「いいね」するのが吉(好きなだけ課金して良いのなら、かたっぱしから「いいね」する方がマッチング確率上げられるはずだけど、たぶん滅茶苦茶疲れる)。
3.高望みしない
「容姿がアリで価値観の相違も許容範囲ならアプローチしてみる」くらいにマイルールを作っておくとちょうどいい。基準を自分の中で作っておかないと、途中から「やっぱりこっちの人の方が気が合いそうだな」となりがちなので。ぶっちゃけ、交際してみると多少の価値観の相違は埋められるし、容姿がすっごく好みって程じゃなくても気にならなくなる(自分の場合は、だけど)。
3.返信が無くても落ち込まない
前提として、女性側は利用料金が無料故に、「とりあえずやってみるか」くらいの人もいっぱいいる。初手で返信来なかったとして、自分が悪いというより、適当に「いいね」したけど、面倒くさくなったとか、色々理由は考えられる。あるいは、数回後に突然返信がなくなるパターンも、相手がより「いいな」って感じた人とやり取りしてるのかもしれないし、それ以外の原因で「合わないな」と思って切られたのかもしれない。いずれにしても、「ご縁がなかった」と割り切るしかない。割り切るのにも勇気がいるかもしれないけど、自分が振られたというより「単に合わなかった」可能性が高い。
アプリで出会って今婚約者である彼女さんに聞いたのだけど、男性側には驚いたことに複数人で映ってる写真を設定したり、部屋着で自撮りしたのをプロフィール写真にしてる人も少なくないらしい。さすがにそういうのは「ないわー」となるぽい。お勧めは写真館とかの施設が近くにあるなら「マッチングアプリ(が言いづらいのなら、婚活とか恋活とか)で使うんですけど」と言ってプロに写真撮ってもらうこと。少なくとも素人が自撮りするよりはどう考えてもいい。アプリで最初に見られるのは写真映りなので(ぶっちゃけ自己紹介文ちゃんと読んだ?って人も多かった)、これだけで「いいね」数が劇的に変わる(割とマジで)。
5.(電話デート含む)デートで「失敗した」と思っても、終わった後には軽くメッセージを送っておく
「盛り上がらなかった。失敗した。次はないだろうなあ」と自分が思ってても、また会いたいと思えたのなら、「楽しかった」旨(実は楽しめなかったときでも相手が楽しかった可能性はあるので)と「また次も会いたい」旨を添えてメッセージしておくと、意外に次の機会があったりする。音沙汰なしの可能性もあるけど、良い意味でも悪い意味でも「自分の勘は信用しない」が重要。交際経験がない昔の自分みたいなタイプは、相手の反応をほぼ確実に読み違える。
6.同性でも異性でもいいけど、相談に乗ってもらう人がいると良い
俺の場合は、大学時代からの友人にチャットで色々相談に乗ってもらったけど、どうしても自分だけだと視野狭窄になって過度にネガティブになったり、あるいはポジティブになって攻めすぎたりといった失敗がある。誰でもいいんだけど、状況を客観視してくれるアドバイザー(関係はなんでもいいけど)がいるのが重要。うまく行かなかった場合でも、自分だけで一人反省会するのを防いでくれるし。
7.長々とやらない
自分が短期決戦型なのでそう思うのかもしれないけど、他の人の事例を見ると長々とやっているとだんだんダレてきてどーでも良くなってくるパターンも多いらしい。あと、登録して一か月以内くらいの方が相手からのいいねがつきやすいという現実的な事情もある。
なお、最初にお付き合いした人との初回出会いはそれはもうひどいものだった。日比谷公園付近をお散歩デートしたのだけど、冬なのにコート着てこなくて「へーき、へーき」と思ってたら(当時の彼女さんにしてみると、「大丈夫かな?」と思ったらしいけど)、夕方急に冷え込んできて、ユニクロでコートを買ってもらう(しかもお代は相手の女性持ちで)という大変情けない姿をさらす羽目になった。「なんかほっとけなかった」と後で言われたのが印象に残っている。
俺もたいがい変人だと言われるタイプだけど、経験則としては、これまで列挙した事は大体外してないと思う。というわけで、コロナ禍で「なんだか寂しいなあ」と感じている人はこの機会にマッチングアプリに挑戦するのはありかなあという話だった。1か月~3か月くらいならお金も時間的コストもそこまでかけなくて済むし。
アプリでPairsがいいかOmiaiがいいかWithがいいかとかは人によりけりだけど、Pairsは「コミュニティ」機能があって相手の趣味情報をある程度詳細に知ることが出来るのと、最大手だけあってマッチング確率が高いので、最初に挑戦するなら一番ありだと思う。
人によっては結婚相談所の方が合うタイプもいるかもだけど、あれはあれで結構重課金勢が揃っているので、最初から露骨に値踏みされるリスクもある(一度経験して、速攻で止めた)。まあ、全部自分でやらなければいけない分手間暇かかるけど、最近のアプリは身分証明書とか使って偽装出来ないようにしてるから、(変な人に当たった場合はおいといて)無法地帯だったらしい昔の出会い系サイトよりは遥かに安全(出会い系サイトの時代は詳しくは知らないけど)。
中東問題より由々しきは即ち、この邦題にあるのだ。ズバリ「シリアナ」、まさしくズバリである。
今年いっぱいはテロとの戦い以上に含み笑いとの戦いが容易に予想される。
私は笑いを抑えられるような器用にはできていないから、いっそう深刻である。
たとえば、駅前の大画面なんかで不運にもこの映画の予告と出くわす。
最後に決め台詞よろしく男の野太い声で「・・・シリアナ」とシメて来られることは想定内であるので、
なるべく別のことを考えるようにする。人の感情は喜怒哀楽。とにかく自分を喜楽から遠ざけねばならぬ。
モトが深刻な映画なので、テロリストのことなどを怒ってみたり、
いやいやブッシュがいけないのだなどなど思ったりしてみる
・・・のだが結局「・・・シリアナ」『ぶほっ』、である。たぶんいくら気張ったとしても無駄であろう。
この問題作は映画館のスタッフにもかなりの重圧を課すことになる。たとえば、麗しき受付嬢に向って
「あのぅ、シリアナを予約してもいいですか?」
等とのたまうのはとんだ痴れ者である。男の受付係に言い放つのは豪の者だ。
「シリアナ=しりあな」となってしかるべき連想ニューロンが腐り切ってしまっているのだから始末のつけようがない。とりあえず 「シリアナでございますね?」
と確認しなければならないのだが、返事は「はい」では済まされない。
人数確認を怠った受付嬢に非がある。だが「二人で。」のシュールさに耐えられるようになるには受付嬢も並々ならぬであろう。
そんな苦難を経て公開日にこぎつけると、スタッフの戦いも新たな局面を向えそうだ。なにせ問題作である。あっというまに満席だ。
「シリアナの方は大変人気となってございまして本日は・・・」 「あっ、じゃあナルニアにします!」
数年彼氏いないしそろそろ恋愛したいと思ってマッチングアプリを初めた。
6人と会ったので感想を書いてみる。
・私のスペック
27歳、高身長、細め、Cカップ、低学歴、年収300万、顔は上の下
・相手に求めること
30歳以下
お酒飲める
見た目がタイプか(できれば自分より身長高くて笑顔が素敵な人が良い)
一緒にいて楽しいか、落ち着くか
以下、会った人たち
1人目
同じバンドが好きで何度かやり取りして会った。
スタイルが良くて服装もきれい目だったけど顔がイメージと違った。やけに身に着けてるものがきちんとしててブランドに詳しかった。音楽について語れたので良かった。でも会話が楽しくなくて2軒目誘われたけど断った。帰り道買ってくれたどら焼きがおいしかった。
2人目
32歳、トルコ人
まぁまぁイケメン。建設系の会社をやってるらしく年収それなり。
毛がもじゃもじゃだった。当たり前だけど顔の造形が違いすぎて恋愛対象としては見れなかった。初対面で付き合いたいって言われたので断ったら露骨に嫌な顔をされ、キスされそうになって逃げてきた。外国人て素直だなぁ。。。
3人目
写真とプロフィールじゃわからなかったけど、予想外のイケメン高スペが来てびびった。大変顔が良かった。服装もどタイプ。相性も良さそうだったので2回会って付き合ってみた。
初めは優しかったが、徐々にモラハラの片鱗が見えてきて3週間で別れた。お互い見た目は好きだったけど性格が合わなかったっぽい。
付き合うまでがスピーディーだったのが反省点。でも付き合わないとわからないこともあるよな。とりあえず次はじっくり決めようと思った。ちなみに仮性包茎だった。
4人目
めげずにマッチングアプリを再開。
趣味の方向性が似ていたので会ってみた。目が大きくてかわいい系で、ちょっと変わっているが明るくておもしろい。大学時代ヒッチハイクで全国巡りました系の人間。お互い吞兵衛で3軒ハシゴした。高校の時好きだった先輩に似ていてちょっとドキドキした。遊んだ後、増田さんのこと気になってますというラインが来てかわいい人だと思った。また遊ぶ予定を立てた。
5人目
だがオタクを恋愛対象として見るのは無理だった。(自分もオタクなのにw)
このまま終わるのは寂しかったので、恋人としては無理ですが良かったら友達として仲良くしてくださいという旨のラインを送って終わった。
6人目
好青年で色黒で、身長も相まり野球選手ぽい雰囲気。学生時代はラグビーと野球をやっていたというというTHE体育会系。
優しくて優秀そう。ただ周りに合わせて生きてるタイプのような感じがした。とても完璧でまともな人だった。でもそれは自分にとって魅力ではないみたい。(自分が変人だからかなw)また会いましょうと言われたが、遠まわしに恋人としては違うかも的なことを伝えて終わった。
まとめ
始めたころはあまり期待していなかったけどこうして振り返ると意外と良い人に出会えて自分自身も楽しんでることに気付いた。
自分は友人を恋愛対象として見ることができないので、初対面から恋人候補として関われるのが合理的だと思った。
相性の良い人を見つけるのはなかなか難しいな。
4人目の人とはうまくいって付き合えたらいいのかな。
焦らず時間をかけて探していきたいけど、こうやって選び放題なのも今のうちなんだろうな。
まあ、頑張るか~~~。
受験、超進学校、医学部ナンバーワン…こうしたキーワードから条件反射的に、親や学校の圧力があったなどと思われがちだが、おそらくそうではない。「自由な校風」であることはマスコミからも言及されているし(地元紙・地元局ぐらいならまず一定数出身者はいる)、ゲンダイ曰く父は私大職員だという。これでは親からの圧力があったとは考えにくい。東大東大言えば親として自分の仕事先をどう思ってんだ?という話になる。昔、愛知県知事が高校入試の仕組みを決めたにもかかわらず自らの子息を私立にやって批判されたこともあり知られている。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/300082
偏差値・学校名を叫ぶ、卒業文集にも勉強について書くといった話からの推測ではあるが、結局これは、彼が自らのアイデンティティを勉強以外に見いだせなかった結果ではないか。多くの中学入学組は、上には上がいる、理Ⅲに行くような人はタマが違うことを、入学前の模試の順位・点数や学生生活を通じて理解していき、アイデンティティのより所を乗り換えていく。部活、文化祭、外部から講師を招いた講演会の企画・運営、趣味やゲームを通じたゆるい繋がり、クラスでの奇行や変人アピール。自由さの下に豊富な乗り換え先を持ち、アイデンティティや友人を得ていく。一方高校から入学した彼は、カリキュラムの都合上高1は別クラス。コロナもあって授業外での繋がりを得る機会は難しかったのかもしれない。そして高2になると、そろそろ勉強に本腰を入れようと「乗り換え先」から戻ってくる、潮が引いていく流れが徐々に強まっていく。新年度から…、夏休み明けから…、文化祭が終わってから…、大会が終わってから…と。特に中学から勉強をそれなりにやってきた人たちほど早いだろう。そうした中で結局彼は勉強以外のアイデンティティの乗り換え先を見つけずじまいだったのかもしれない。
あくまで推測でしかない。高校入学であってもなじめている人はいる。友人と中学時代の思い出の話になってそうと気づかれるような人もいる。被害にあわれた方々が心身ともに快復されるのを祈ります。
それ世代差なんだよな。
20世紀までの社会学部ってのは、変人のあつまるところだった。
終わったはずの大学闘争に興味をもあっている奴、ガチで社会貢献したいやつ、社会に適合できないから社会を研究したいやつ。
それこそ「国際○○学部」だの「人間○○学部」だのをつくって、社会学をやる場所はそこになった。
すると旧来社会学部に来てた少数のやつだけじゃなくて、国際○○とかなんか曖昧だし楽ちんそう、って学生が沢山きた。
あと人間○○学部には、社会不適合者来ないし。人間興味ないから。
まあ大学も学生たくさん釣るために学部再編したんだからね。だいたいその意図通りなんだと思う。
教授陣は前者の環境で育ってるからね、そりゃガチ思想だし、コミュ力も低めだよ。
・ド傑作やんけ!最高
・ギャグがつどツボって笑った最高
・変人最高!で連想して観終わった後スパイinデンジャー観た お姉ちゃんとかエンジニアとかヒョロ体型だけど好きなものにエネルギー全降りしてる何か作る系の人間ってああいうデザインになるんだなって思った
・お姉ちゃんの動画再生数、ちゃんと観てないけど2桁?もしそうならそれでも何10本も作る+アップし続けるメンタルすごいしクリエイターとして成功しなくても作成スタッフとして関わり続けられそう
・「もしこれが終わったら~」の想像する未来の時間の長さの違いに人間の年齢を感じた
・ファービー…
・「昔から~」の「3年」でネット世界の時間の長さの違いを感じた
・隣の映え一家をアゲすぎずかといってサゲ過ぎずで最高だった 最後のファローのくだりとか「そういうやつは何があってもそういうやつ」という感じがして現実的でいい
(無粋~)
(そういうとこしっかりみたいならイヴの時間とか観れば?)
・ジョブス(仮)がお姉ちゃんの動画観てるのは都合よすぎやろ(物語だから)
・最大のモニャはエンドクレジットで作成スタッフの写真が出たとこ(いや家族最高映画なんだからテーマに滅茶苦茶マッチしてっっっから 自分が人間嫌いで「アニメ」の世界に水を刺されたくないだけ)