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はてなキーワード: 場の空気とは

2018-01-25

anond:20180125193217

難しい。難しいけど、そのやばいシフトスタッフに負けて欲しくない。

まずは味方を作るところからだと思う。多分上長を味方にするより、空気を作ってる人を味方にするのが一番いいと思うんだけど、難しい。

からすると、おばさんはあまり場の空気が読めてないかつそれをある程度許されるポジションっぽいから、そこはあんまりどうにもならない気がする。

でも、そのブルーになる気持ちわかるよ。

2018-01-17

今、雰囲気アニメが熱い

ストーリー不要の話があったが

ここ数年、ストーリー性の薄い雰囲気アニメがすごく良い感じだと思う

 

雰囲気アニメ? 薄味アニメ? 癒やしアニメ? 難民アニメ? ゆるアニメ? 名前はどれでもいいしどれも違う気がするが

重厚ストーリー、バトル、恋愛ギャグなんかより場の雰囲気を重視した作品

からかにあったと思う

よく引き合いに出されるのはアリアあたりか?ヨコハマ買い出し紀行とかもあがるな

※薄いという表現が正しいのかはよく分からないが

 無言で派手な動きもないシーンが10秒続くのが普通に起こり得るような「静」の作品

 

正直昔はああいう「何も起こらない」作品が大嫌いだった

味の無いガムを噛んでるような感じで、耐え難い苦痛だった

見終わってから「何も起こらなかった」「どこを見ていいかからなかった」「事件はまだか」「いつ殺人が起こるんだ」という感想を抱いた

何か始まりイベントが起こるまでは全部退屈なプロローグだと思っていた

でもそれがいつからか、好きなジャンルになっていたんだ

 

明確に何かがオカシイと気づいたのは、ふらいぐうぃっち(2016)あたりだ

舞台故郷だったので見たが、あまりの薄さにおったまげた

コンビニで高いミネラルウォーターを見たときのような衝撃だ

開始10分でこりゃダメじゃねーかと思ったんだが、結局最後まで見てとても面白かった

そのあと5周くらいした

あのアニメは恐ろしい

ラブコメがない、強いギャグも強いストーリーもない、百合もない、テコ入れすらない(風呂水着回がない!)

キャラクターと、背景と、雰囲気と懐かしさと、あと何かよくわからない力で構成されている

 

思い返すと雰囲気アニメの流れは確かにあった、きらら枠だ

あれでだいぶ薄味に慣れてしまったのだと思う

ご注文はうさぎですか?(2014)や、のんのんびより(2013)のように、普通アニメよりは薄味だけど面白いものが増えたんだ

この4コマゆるゆる漫画アニメ系譜を遡れば、ゆゆ式(2013)、けいおん(2009)、ひだまりスケッチ(2007)、個人的にはその手前にあずまんが大王(2002)を置きたいんだが

どうも年々薄くなっていってる気がしてならない

まるでどこまで薄くできるか試してるみたいだ

そして自分でも驚くほど薄いアニメがとても面白い

 

おそらくああ言う作品は引き算なんだと思う(※食戟のソーマパクリ

強い要素、びっくりする要素を引いていった結果、今まで注目してこなかった味を強烈に放つのだろう

そういう意味ではどこまで引いて面白くできるかというチャレンジなのかもしれない

あと、変な話だが重厚なほど見るのが億劫になるというのもあるかも

刺激が強すぎない分、何度も繰り返し見たくなる

(単に年を取ったからと言えばそれまでなんだけど・・・

 

とは言えそういう作品をちゃんと仕上げるのは容易なことではないはず

中の人たちが頑張って、ようやくそういう作品が作れる時代になったのではないかと思う

未だに毎期驚きに満ちていてヲタとして幸せ

 

嬉しいことに、そう言った潮流のいい面を取り込みつつ(?)、ちゃんとストーリーやバトルも組み込んでいる作品も増えている

雰囲気"も"素晴らしいアニメに仕上がってるんだ

これはたぶん、原作側が変わったというよりアニメ制作の方が進化したんじゃないかな。15年前じゃ中々実現が難しかった気がする

直近で言えば、宝石の国(2017)、少女終末旅行(2017)、メイドインアビス(2017)などなど

(※ここにけものフレンズを入れたいんだけど、けもフレは更にその上を行く化物フレンズから別枠かもしれない・・・

 

今期も眺めてみると薄いのに面白いのがたくさんある

一番注目してるのはゆるキャン△(2018)だ

あれも薄さがヤバイ

キャンプ場行って、テント立てて、山を眺めて・・・

あの薄さはふらいんぐうぃっちに迫る勢いがあるが、やっぱり何故か面白い、何度も見てしま

 

元増田がなろう系を「日記」と称していたが、まさにそうで

キャラクターと一緒に何かするという共感覚面白いのかもしれない

たぶん実際に一人でキャンプしても楽しくない

最近バーチャルYoutuberなんかも流行りだが、魅力的なキャラクターと一緒に何かするのは楽しいんだ

それがアニメになって面白いのだとしたら、それは新しいストーリー設計スタイルなのではないかと思う

(とは言っても、友人にこういうアニメを見せると「何、どこを見ればいいの?」って言ってくるから、人は選びそうなんだよね)

 

追記

薄いというのに語弊があるのは分かってる、けど良い意味で薄いというのは推したい

昔は必須と思われた構成要素や、分かりやす表現が少ないという意味

(静重視の作品とか、間重視の作品でもいいけど)

難度が高いのは確かだと思う、眉が数ミリ違うだけで意味が変わってしまうのをコントロールしてんだ

意識の外にある情報量が多いんだと思う

間や音楽、光加減、表情、声、色々噛み合って初めてキャラ感情場の空気が察せる

派手じゃないからこそ察せたときに嬉しいんだと思う(好きになっちゃって、難民化する)

今だからこそできるすごい技だよ、何であんなの作れるのかわからん

 

これ以上は私の言語能力が足りない

誰かゆゆ式説明してほしい

 

 

アビス宝石は、もちろんきらら枠とは違うよ

バトルあるし、ストーリーも強い

ただ、明らかに「それがなくとも面白い」って感じた

静の作品と同じ魅力を感じたんだ

10年以上前、バトルがあるアニメのバトルがない回で「はずれ回」って言う人が居たんだ

自分はそこまでじゃなかったが、ストーリーに進展がないと「はずれ回」って思ってた

でも、あの頃とは何かが変わったと思う

全シーンが好きなんだよね

2018-01-14

馬鹿でも親になれる悪魔の国ニッポン

さっき牛丼屋で牛丼テイクアウトした時の話。

店内に入るや否や、3~4歳ぐらいの子もの金切り声が聞こえた。

見ると子供カウンター席に座りながら騒いでいるようだ。

一方親は子供カウンター席に置き去りにしながら別のところにいた。

子供は依然として騒いでいる。

自分は「ここは公共の場からかにさせなさいよ」と母親に注意した。

すると母親は「何言ってるんだバーカ」と暴言を吐いた。子供公共の場で騒ぐのは当然と考えているようだ。

隣で喫食していた男性母親とは無関係)も母親同調するような発言をした。

 

その後牛丼テイクアウト

母親に注意してその場の空気を気まずくしたことに対し店員に頭を下げて謝罪した。

店を出た後、自宅に戻る途中母親の姿を目撃した。

自分は親の意識改革を促さなくてはと、もう一度さっきの一件について注意することにした。

自分「ちゃんと子供をしつけなさい」

母親「うるせーよバーカ」

自分権利意識だけ膨張して、子供をしつけるという義務感に欠けている」

母親「バーカ」

自分「さっきからバカバカしか言っていないが語彙数に乏しいのではないか

母親「バーカ」

何を言っても暖簾に腕押し、ぬかに釘だと悟った自分はその場を後にした。

今朝のキュウレンジャーに出てきて、登場人物から「バカ」呼ばわりされ続けたうじきつよし(※敵キャラ)の気持ちが分かった気がした。

それはさておき、しつけという親としての義務放棄し、それを咎めたら逆上する彼女の程度の低さにただただ唖然とした。

マナーについて躾けられることもなく、自身の野放図を咎められても「バカ」しか言えない親に育てられた子供果たしてどのように育つのか。

恐らく母親と同じような、権利意識けが際限なく膨張し、義務責任から遁走する自分勝手人間に育ってしまうのではないか危惧を抱いた。

こうして自分勝手な人たちの再生産が際限なく続いていくのか…と考えただけで気が重くなる。

そして「寛容性」や「お互い様」などと宣い、そういう親を甘やかすような社会の風潮に怒りを覚える。

大多数の親は子供を躾けるという義務果たしているだろうし、躾けてもなお子供迷惑行為をしてしまっている…という親に「寛容になる」というのは正しいだろう。

しかし躾という義務から遁走するような手合いに「寛容性」を持てというのは無理筋である

 

ついでに、この件での一番の被害者は騒いでいた子供である

公共の場所で騒がない」という基本的モラルすら教えてもらえなかったのだ。

基本的モラルすら教えてもらえなった子供は野放図に育ち、知らず知らずのうちに他人迷惑をかける存在に成り果てるのだろう。

そういう存在は周りも不幸にしてしまう。そしてこの子自身も行ってきた迷惑行為の報いを受けてやがては不幸になる。

の子の将来を考えただけで胸が張り裂けそうになる。

2018-01-10

ブルゾンちえみでもなく渡辺直美でもなく

芸人進化系は近藤春菜だと思っている。

渡辺直美ブルゾンも、タレントとしては確かなものを持っていると思う。

どちらもファッションというカテゴリ武器にする事で性別わず一定の人気を保っていくだろう。

ただお笑い世界の中で言えば、実は2人ともそれほどセンスがあるとは思えない。

渡辺直美のショーは金を取れるレベルだけど、バラエティではトークの部分でわりと普通の事しか言わない。

近藤春菜トークにも冴えがある。

いわゆるひな壇での返しも上手で、特筆すべきなのは明石家さんまとの絡みでよくみられる容姿いじりにおいてもまったく悲壮感がないところ。

絶妙な顔で、自身女性らしさを一切失う事なく

「いや、豚じゃねえから!」

と声高に叫ぶ。

そう、全否定している、その主張自体が笑いを生むので悲壮感がない。

視聴率お化けイッテQですら女芸人達に相撲を取らせみっともない姿で笑いを取っている中、近藤春菜ポジション絶妙だ。

ブルゾン渡辺直美も、容姿いじりをされる時、一瞬のためらいを見せる事が多い。

これは恐らく普段から海外ドラマなど見て海外の人と付き合ったりする中で、容姿いじりをする日本の程度の低さを感じているからではないかと思う。

それはそれで良いのだけど、そこから突破口がない。

一瞬ためらった後、控えめに否定するか全乗っかりするしかない。

その点春奈は違う。キラーフレーズを持ってるのだ。

そもそも容姿いじりされてんじゃん、ダメじゃんというのは簡単だけど、なにかを変えていくには地道で現実的対処必要になる。

今こそ女芸人達は、そして容姿いじりをされる人々は春奈のマネという体で思い切り切れてやればいいのだ。

本気で言っても、近藤春菜マネという事であれば場の空気おかしくならない。

過剰な容姿いじりにはこう言ってやればいい。

「いや、人間ヒューマン!」

2018-01-03

実家や親戚の集まりがとても居心地が悪かった

前まではそんなこと無かったのに

努力大事だ、根性大事

隣人の悪口、両親の喧嘩

結婚はまだか

過去の過ちをほじくりかえされ

挙句の果てにあと10年したらあんたにもわかるよ、などなど

とにかく自分の考えと合わないのである

努力根性という言葉は嫌いだ

隣人の悪口言う暇あったらもっと生産的なことをすればよい

喧嘩するのは良いけど、喧嘩して場の空気が悪くなることを理解してほしい

独身に対して結婚をやたら気にするのハラスメント認定されてほしい。こっちはこっちのペースでやっている。好きにさせてくれ。

過去の過ちは迷惑かけたかしょうがないと思うけど、こっちは前を向いて今ちゃんとやっているんだからグチグチ言わないでほしい

10年したらもちろん考えは変わると思うけど、今の自分意見も受け入れてほしい

とりあえず場の空気を汚さないために、その場はへいへいニコニコしてるが内心はほとほと疲れているのだ

親も親戚も歳を取ったし私も自立した人間として意見を持ってしまった。

意見を持ってしまったが故にそういう反発が生まれているのかもしれない。


でも違った意見を持って当然。

そう思って場をやり過ごすことにしよう。

2017-12-13

anond:20171213194758

女子には一定割合で、場の空気が刺々しくなることを極端に嫌う者がいる

そのためにいじめなどをやめさせようとしたりするが、それは特定個人に対する感情とは関係がない

男子にもそのような者がいるのかもしれないが、あまり目にしたことがない

anond:20171213133313

その発言の後に、自分の行動を解説するような言葉が続いたりはしなかったの?

ってか生徒全員手を挙げるだろ、その場合

場の空気が凄いことになりそう

2017-12-11

愚痴雑談という知的作業について

似非科学に関して青春時代の思い出を交えた個人的考察

 似非科学というのはいつの時代もなくならないものだ。パッと思いつく例だけでも、血液型性格診断ゲーム脳環境ホルモン水素水マイナスイオン、等々、枚挙に暇がない。多くはマスコミによって支持され、テレビ番組特集が組まれ、その科学的根拠あいまいにも拘らず世間に流布されて浸透する。テレビ番組などはあたかもその説を「検証」しているかのような映像を作り、怪しい肩書専門家コメントを添える。視聴者の多くはなんとなく「科学的に証明されている説なんだ」と信じ込み、疑問を持つことなく受け入れてしまう。一億総白痴化社会の完成である最近ネット上で多くの意見を比べて読むことができるので、情報収集能力の高い人たちはそこまで騙されやすくないとは思うが、未だテレビ新聞が主な情報源である人たちにとっては、上述の似非科学が今でも信じていることが多い。特に血液型性格診断などは、宗教のように信じ込んでしまっている人も相当数いるだろう。

 私も子供の頃はこれらの似非化学に騙されやす人間だった。最近ほとんど見ないが、昔はテレビが娯楽の中心だったこともあり、夕食時などはよく見ていたものである特に捏造問題で打ち切られた「発掘あるある大事典」などは、親が好きだったこともあって毎週見ていた。その中で血液型性格診断特集を何度か行っていたことは、今でも何となく覚えている。番組の中で「数名の幼稚園児を血液型別に分類してその行動を観察する」という検証が行われており、ものの見事にその血液型の特徴が行動として現れていた。見ていた私は「やっぱり血液型性格には関係があるんだなー」とぼんやりと納得していたが、今になって思い返してみれば数名の幼稚園児の行動で結論を出すのは早急すぎるし、番組が「○型かつ××な性格」の幼稚園児を数名集めることな造作もないことだし、そもそも集められた幼稚園児の血液型が本当に表示通りだと証明する根拠は何も無い。極めつけはあの「あるある」である。そういえば「あるある」マイナスイオン特集も何度かやっていた記憶がある。まあ、放送内容の真偽を検証するのは今となっては不可能に近いことだからやめておくにしても、心理学会において血液型性格判断の真偽は何度も検証されており、いずれも関連性を肯定するものがないことから、かの理論が出鱈目であることは疑いようがないだろう。

 しかし、科学価値は小指の爪の垢ほどもない血液型性格診断であるが、この似非化学が私に教えてくれたことが二つある。それは「人間客観的事実よりも自分が信じたいものを信じる」ということと「何かを信じ込んでいる人間を説得しようという試みは大抵徒労に終わる」ということだ。付け足すなら、当時私はまだ純粋ティーンエイジャーだったので、「大人は平気でうそをつく」ということも学んだと言えよう。

 私が初めて血液型性格診断反証する意見に触れたのは、中学二年生のことだったと記憶している。当時別段読書が好きでもない(むしろ嫌い)だった私が、たまたま休み時間図書館に立ち寄り、ふと目に留まった一冊の本を手に取ったのがきっかけだった。それは村上宣寛という方の著書『「心理テスト」はウソでした。受けたみんなが馬鹿を見た』(2005、日経ビジネス)という本である。新作であったこの本は本棚の上に表紙が見えるように立てられており、そのセンセーショナルタイトルに興味を惹かれたのを覚えている。

 10年以上前に読んだものであるためにうろ覚えな部分もあるが、本の内容は大きく2つに分かれていた。前半が血液型性格診断への反論、後半はまた別の心理テストへの反論が主であった(後半の内容は忘れた)。本文の中で、今日血液型性格診断の源流である能見正比古氏の著書をけちょんけちょんに貶し、また血液型性格診断のような「占い」を人に信じ込ませるための心理テクニックであるバーナム効果」についても詳しく説明があったと記憶している。

 当然、本の内容は著者の考えであり、本の内容が絶対的事実であるとは(今となっては)思わない。しかしこの本の内容は、血液型性格診断科学的根拠のある学説だと何となく思い込んでいた私にとっては、とても衝撃的な物であった。血液型性格診断のものというより、これまで固定観念的に信じ込んでいた常識が、脆くも崩れ去った瞬間で、まさしく目から鱗であった。活字嫌いな私が、数日図書館に通って本を読んだのは、(マンガ喫茶を除けば)後にも先にもこの時だけであろう。「借りて読めよ」と言われるかもしれないが、当時の学校図書館ルールで、新作は借りれなかったのである

 新しい知識を得たら人に言いふらしたくなるのが能のないアホウドリの常である。当時は全盛期こそ過ぎたものの、血液型性格診断世間一般根付いており、それを否定する論調は(少なくとも大手メディアでは)ほとんど存在していなかった。要するに「他の誰も知らないことを自分けが知っている」ような状況だったのだ。腕のケガだと偽って毎日手に包帯を巻いて通学していたリアル中二病の私にとって、これほどドヤれる材料は無い。とは言え、何の脈絡もなく血液型性格診断の話をするのも変である。友人との会話の中で血液型の話が出てくるのを待ち、出てきた瞬間にこれでもかと否定する。それによって「頭が良い奴」と思われて皆からちやほやされる。正に完璧計画だった。

 ところが、実際に反論してみたところ、いずれもあまり芳しくない結果に終わってしまった。どや顔血液型性格診断否定しても、「でも何となく合ってる気がするし…」と、決まって歯切れの悪い反応しか返って来ないのである挙句教師からも「屁理屈ばっかりこねるな」と言われる始末。今となってはどちらが屁理屈なんだと思わざるを得ないが、確かに思い返してみれば、血液型の話でわいわい盛り上がっている時に、キモいデブどや顔否定して来たら、場が白けてしまうのは明白だろう。要するに私の敗因は、イケメンではなかったこである

 冗談はさておくにしても、それ以降、私は血液型性格診断の話が出てきた時、余程仲の良い間柄でなければ、ニコニコして受け流すようにした。まさに2017年現在でも血液型性格診断肯定論者の方が言うところの、「否定する奴はモテない」という説を支持する対応であった。情けないとは思うが、当時ただでさえ友達が少なく、これ以上周りから孤立するようなことは避けたかった私を責めることなど出来るだろうか。ちなみに今は目上の人でなければそれとなく否定している。相変わらずチキンであった。まあ、事実事実として、TPOに合った会話合わせというのは必要だと思っている。

 そこで私が学んだことが、先の「人間客観的事実よりも自分が信じたいものを信じる」「何かを信じ込んでいる人間を説得しようという試みは大抵徒労に終わる」の二つだ。血液型性格診断を信じている人に、上述の心理学会の話や、バーナム効果の話をしても、決まって返ってくる言葉は「でも何となく当たってる気がする」「私の周りでは当たっている」と言ったものだ。査読のある学術誌に投稿された数千人規模の調査結果よりも、自分の身の周りの数名の事例を優先するのである。当然その事例には得てして強い確証バイアスが掛かっているのだが、本人はそれに気付くことができない。「客観的事実よりも自分が信じたいことを信じる」典型である

 これは、似非化学に限らず社会の中のあらゆる現象に対して言えることである。例えば昨今、「若者の○○離れ」という言葉をよく耳にする。○○の中には、テレビ新聞、車、バイク、酒、読書など、ありとあらゆるものが入り得る。そして、その原因は大抵若者帰着させることが多い。「最近の若者は人との関係希薄から酒を飲みながらのコミュニケーションをしないのだ」とか、「世間政治に対して無関心だからテレビ新聞を見ないのだ」とか、とりあえず若者悪者にするような結論が多いが、決して「社会の変化によってニーズも変容し、製品価値相対的に下がった、すなわち製品自体時代の変化に追いつけなくなったのだ」といったような、自らに責任帰着させることは決して言わない。やはり自分が信じたいことしか信じていないのである

 また、血液型性格診断を信じている人の共通点として、否定しようとすればするほど攻撃的になって反論するというものがある。先の中学生の時の教師がその典型例だろう。理論的な反論が出来なくなると「屁理屈をこねるな」と論点をずらして逃げるのである。「否定する奴はモテない」というのも同様で、血液型性格診断の真偽について反論しているのに、「モテるモテない」の話にすり替えさら相手を「お前は場の空気の読めないモテない人間だ」と罵倒しているのである。そうなってしまうと、もはや冷静な会話は成り立たない。こちらがいくら事実を述べても、返って来るのは罵倒だけであり、最終的に相手が逃げてしまうのである。そこに残るのは無駄時間の浪費と徒労感だけで、何ら生産性のない労力を費やされることになる。

 こちらもやはり社会全般で言えることだ。例えば「若者犯罪ゲームアニメによる影響だ」などの持論を展開する人に、「若年層の犯罪率は年々下がり続けており、反対にゲームアニメ市場は伸び続けている。」と反論しても、恐らくその後は謂れなき若者批判罵倒くらいしか返って来ないだろう。論理的反論を受け入れられない人間にとっては、実は事実などどうでも良く、会話を勝ち負けを決める手段としてしか考えていない。そして自分が負けるのが嫌だから最後子供のような罵倒に終始し、逃げてしまうのである。こういった手合いは、「自分の非を素直に認められない」ことも共通点と言えるだろう。人間であれば誰しも少なから負けず嫌いな側面は持っているが、この手の人間特にその傾向が強い(と何の統計的データもなく私の主観でそう思っている)。

 似非科学のような嘘を信じ込んでいる人は、宗教信者に近い。もちろん宗教否定している訳ではない。宗教というものは、「事実か否かを証明する術がない」にもかかわらず、「否定は許されない」というのが特徴である。これ自体別に悪いことではなく、「鰯の頭も信心から」と言うように、それを信じることによって本人の精神的支えとなるのであれば、それで良いと個人的には思っている。客観的証明できなかったとしても、個人の中で信じていれば問題はないのである。ただし行き過ぎると他者に対する不寛容に繋がり、戦争弾圧に容易に発展してしまうため、注意は必要である仏陀キリストと「顔を描いてはいけないあの人」の誰が一番偉いかというような論争は、決して行ってはならないのである(仏陀キリストが同じアパートの一室で生活しているマンガはあるが)。

 「宗教」と「似非科学」の明確な違いは、前者は「事実かどうかわからない(事実であることに重きを置いていない)」のに対し、後者はそれが「明確な嘘」だということである。明確な嘘を流布すれば、社会に対して損害が生まれる。血液型性格診断であれば、近年問題になっている「ブラハラ」なる差別を生じる。ゲーム脳であれば、本来何も悪くないゲーム会社風評被害を受ける。水素水であれば、医学的根拠のないただの水を健康に良いと信じ込んで高額な値段で買わされる消費者が現れる。そして、損をする人の裏側では、他者を騙して得をする悪人存在しているのである。大抵は嘘っぱちの本を書いた奴とその取り巻きだ。

 だからこそ似非化学は撲滅しなければならないし、似非化学の考案者やそれを流布するメディア批判されなければならない。日本表現の自由保障されているから何を言おうと自由であるが、それはあくま公序良俗に反しないことが前提であり、嘘によって不正利益を得るのは詐欺である表現に対して批判を行う自由もあるのだから客観的に見て明らかに事実と異なる論説に対しては、毅然とした態度で批判すべきである

 そして、一般消費者である我々は、常にその情報事実であるか否かを見極める努力が求められる。媒体を問わずメディアは平気で嘘をつく。他人に言われたままのことを信じる人間は、その情報が誤りであった場合他人責任を求めがちである。何が正しいか自分判断し、自分責任において選択する力こそが、情報化社会を生き抜くために必要スキルと言えるのではないだろうか。

 似非科学流行は、社会におけるメディアリテラシー成熟度合いの指標と言えるかもしれない。

2017-12-04

ネット話題新聞記事にするのでもこれほどの差がつく

産経新聞とある記事から

 ファミリーマートが新商品として鳴り物入りで発売した「忖度弁当」が全く売れない、とファミリーマート関係者と思われる書き込みツイッター投稿され、話題になっている

 2日未明、「天探女スリ」との投稿名で「忖度弁当全く売れねーじゃねーか。ばかああああああああああか!!!!!今日の分、全部廃棄処分だぞ。クソがあああああああ!!!ファミマ店員魂の叫びだ、バカやろぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!!

 ていうか案の定だよ!!!!!!!!!!!

 売れるわきゃねーだろ。800円もすりゃよぉおおおお!!!!」と!を多用した書き込みがあった

 また「一応食ったよ、忖度弁当。800円の価値があるかって聞かれたら俺、舌が貧乏からうーんってなっちゃうけど、まぁ美味しかったよ。でも特別な日でも何でもないのにコンビニバカに高い弁当なんか買う気は起きないね」との書き込みもあった

 一部のネットメディアでこうした投稿が取り上げられ、NETGEEKでは忖度というネガティブワードマイナスイメージを誘う上、値段が高すぎる」と分析

 「滋賀県店長です。2日で13個中12個廃棄」との具体的な書き込みもあり、事態はなかなか深刻なようだ

 「忖度弁当」は正式名称は「忖度御膳」。1日から数量限定で予約を受け付け中で、ファミリーマートのほか、サークルK、サンクスでも取り扱っている。キンメダイノドグロあんかけさつまいも豚肉炒めなどを使い、税込み798円。「忖度」は「他人気持ち推し量ること」の意で、本来は良い意味にも使うが、今年は森友、加計学園問題めぐりネガティブ意味で用いられたことで人の耳に入ったこともマイナスに働いた可能性もある。また、PRチラシなどの中でもわいろの授受をうかがわせるような写真が添えられていて、イメージが悪いのでは、という意見ツイッター上にはある。(WEB編集チーム

鳴り物入りファミマの「忖度弁当」 「2日で13個中12個廃棄」「売れるわきゃねーだろ」店員から?悲痛な声も(産経ニュース17.12.3)

http://www.sankei.com/life/news/171203/lif1712030048-n1.html

ちょっと前にみた朝日新聞記事

東京秋葉原茨城県つくば市の間で「つくばエクスプレス(TX)」を運行する会社が、電車を定刻より20秒早く出発させたとして謝った。海外メディアは「遅れや運休でもないのに……」と驚く。「20秒」の差は謝るべきなのか。

 ■「9時44分」だけど

 「定刻9時44分40秒のところ、発車時刻を十分に確認しないまま、9時44分20秒に発車してしまいました。大変ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」。つくばエクスプレス運行する首都圏新都市鉄道ホームページに14日、こんな謝罪文が載った。この日、秋葉原守谷行きの普通列車南流山駅千葉県流山市)を定刻より20秒早く出発していた。乗務員に「基本動作を徹底するよう指導した」という。

 ただ同社によると、駅の時刻表には「44分」としか記されておらず、4分後には後続の電車が来ることになっていた。乗客からの苦情もなかったという。同社広報は「発車を知らせる駅の放送が発車後に流れてしまった。謝罪は当社の基準に基づいており、今後も同様の対応をする」。昨年6月にも、北千住駅で30秒早く出発した際におわびを出したという。

 ■時間厳守悲劇も」

 これが英語ネットニュースで報じられると「(日常的に遅れる)ニューヨーク地下鉄なら、謝罪のためだけに職員必要だ」とツイッターなどで話題英紙ガーディアンは、日本鉄道の正確さは素晴らしいとしたうえで、「時間厳守悲劇を生んだこともある」として、107人が死亡した2005年のJR宝塚線脱線事故で、運転士が約1分半の遅れを取り戻そうとしていたことが一因とされていることに触れた。

 日本鉄道史に詳しい原武史放送教授日本政治思想史)は、日本ダイヤ厳守の習慣は、天皇が乗る「お召し列車」に源流があると指摘する。「1928(昭和3)年に天皇京都へ行った際、30秒単位特別ダイヤが組まれ、ほぼ正確に運行されたと言われている」という。原さんは「TXは他社との乗り入れがないため、ダイヤシンプルで乱れにくい。それゆえ、少しの狂いにも過剰に反応しているのかも知れない」ともみている。

 とはいえ、今回の謝罪を「ダイヤは秒単位で作っていても、客にとっては同じ『9時44分』。いちいち公表する必要があるのか」と原さんは言う。鉄道会社の横並び意識も感じるといい、「他社が少しのダイヤの乱れでも謝るので、自分たちも、と儀礼的に謝っている面もあるのではないか」と話す。

 ■先回りで謝る企業

 米紙ニューヨーク・タイムズ記事で、過剰に謝る日本企業文化が背景にあると指摘した。日本社会を「世間」という切り口で研究する佐藤直樹九州工業大名教授刑事法学は「日本では場の空気を壊さずに円滑にものを進めるため、『とりあえず謝る』習慣がある。企業も同じで、苦情やネットでの炎上を恐れ、先回りして謝ることが当たり前になっている」。ここ20年ほど、小さなことでもクレームを入れる風潮が強まり企業の謝り方がどんどん過剰になっていると感じるという。

 佐藤さんは「20秒早く出発して謝るなんてやっぱりおかしい。消費者自身も、普段から要求が行きすぎていないか、考え直す必要があるのではないか」と話す。

 (仲村和代、田玉恵美)

ニュースQ3)電車が20秒早く発車して謝罪、驚く海外朝日1711・21)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13237425.html


ネットの噂を記事にしてもきちんと話題当事者コメントを取り、また記者問題関心に合わせた専門家コメントをとっている朝日新聞記事に対してツイッターnetgeek(!)の言っていることをただただそのまま垂れ流すだけという忖度弁当記事。おそらくはその記事を再びまとめサイトが、新聞に載ったとして記事にするという連鎖関係なのだろう。産経でこの程度の記事が出たのは一度や二度ではないはずだが、ファミマへの電話取材の労もとらないようなら「新聞」の看板を下ろすべきなのでは?

2017-11-27

anond:20171127123328

例えば増田共感を求めて愚痴を言った場合の男の反応5パターン

1 共感を求めていることを察して、単純に共感を示す場合

「ムカつくよね〜」

2 共感を求めていることを察しているが共感を示す言葉を言わない場合

愚痴入りました〜」(飲み会等で増田愚痴がその場の空気に合わないので茶化す

3 共感を求めていることを察して共感も示すが、その示し方がわかりにくい場合

「オレもこの前さぁ」(似た状況にあることで同じ感情を抱いてるよ、と言いたい)

4 共感を求めていることをわかっていないので、共感を示す言葉を言わない場合

「たーのーしー」

5 共感を求めていることをわかっていないが、共感を示す言葉を言う場合

「わかるよ」(とりあえず女との会話では共感してるふりをする)

1は察していることがわかりやすいが、2と3は増田も察してくれ。

そして5!モテる男がじつはこれだったりすることもあるから気をつけて。

2017-11-16

ミリオネア

数年前、友人の結婚式に出たときの話。

新郎側の友人として参加。招待客が100名を超える、今時にしては割りと規模の大きい披露宴だった。

勤務先の上司挨拶や、友人たちからのお祝いの言葉、祝電などが続き、いいムードで式が進んでいた。

宴が盛り上がってきた中盤、新郎小学生時代からの友人A君とB君による余興が始まった。

会場に流れるいたことがあるテーマみのもんた司会のクイズ番組クイズ$ミリオネア音楽だった。

すると、会場の扉が開き、みのもんた仮装メイク)をしたA君と、当時オッパピーで一斉を風靡していた小島よしお仮装をしたB君が会場に走って入ってきた。

小島よしお仮装に若干空気が固くなる会場。

それを振り切るように、似てないみのもんたモノマネで語り始めるA君。

「これから新郎新婦にまつわるクイズを出します。4択クイズを出すので、答えだと思う番号をテーブルごとに上げてください。一問でも間違えたら、そのテーブルの解答権はそこで終わりです。なお、テレフォンや50/50はありません」

隣りにいて黙ってそんなの関係ねえのポーズをとっている小島よしおも手伝って、どんどん会場の空気が冷え込んできた。

「では、第一問、新郎新婦出会ったのはどこでしょうか? A.ナンパ B.出会い系サイト C.合コン D.お見合い

「あー、これ知ってるわ」と同じテーブルの人を見渡すと、みんなも知っている模様。そこでためらうこと無くCの札を上げる。

ファイナルアンサー? ....正解は.........Cの合コン!」

なんとこの問題はすべてのテーブルが正解だった。

「ふふふ、最初問題簡単すぎましたね。では次の問題

と、問題を出していくA君。

ふたりで初めてみた映画タイトル

初めてのデート場所

初めてキスをした場所

問題を聞きながら「あー、これ知ってるわ」という一問目と同じ感覚で次々と正解を出していく俺(と同じテーブルの連中)。

いや、我々だけではない、会場内のすべてのテーブルが、出題者の意図に反して、出す問題にすべて正解を出していく。

最終問題を出す声が震えるA君。だが、彼の願いも虚しく、これもまた全テーブル正解であった。

「優勝賞品の行方は...あとで考えます...」と力のない声で会場を去るみのもんた

なぜ、全テーブルが正解したのか。

それは、彼らの余興の前、上司から挨拶、友人から挨拶に原因があった。

彼ら、彼女らの挨拶の中で、新郎新婦エピソードとして、問題の答えがすべて話されていたのであった。

みのもんた小島よしおメイクのため、その時間会場にいなかったA君とB君はそのことを知る由もない。

今思うと、あの会場にダニー・ボイルがいたに違いない。そして名作「スラムドッグ・ミリオネア」へと繋がったのだろう(適当)。

このことから得られる教訓は、どんな余興でも、ちゃんと事前に打ち合わせしておいたほうが無難であるということだ。

anond:20171116091716

というかさ、独立した強者荒野で生きられるのは当たり前なわけ

でも、君らお気に入り論法だと「誰だって弱者になる可能性がある!」わけでしょ

それが頭でわかっていて、実際別の相手にはそう主張してるはずなのに、

なぜか困った時のこと一切考えない奴らを手放しで持ち上げてるの、まあ大概謎だわ

そもそもルールというのは、自由に任せたら自由をはき違えて好き勝手する奴を抑えたり、

そいつらの犠牲なっちゃう奴をきちんと守ったりするために存在する

両方の意味自由謳歌できる人間なんて、実はそんなに多くないんじゃないかと思う

みんなこういう場では「そうそう! いろんな結婚の形があっていい!」と場の空気に乗って、

金子みすゞかお前はみたいな勢いで自由を称賛するだけ称賛するけど、

例えば「オタクは何するかわからいか表現規制必要!」と吠えるラディフェミには、

なぜかふんわり共感するのがいたりする

結局、自分お気に入りには自由を認めたいけど、そうでない奴はルールで縛りたいだけでは?

ただそれだけのことなら、もうアホらしすぎて、こんな長々と言う必要なんかない

2017-11-12

https://anond.hatelabo.jp/20171112154937

男が男にビンタするのは傷害罪だしそんな場の空気とか相撲取りでもなければ地獄だと理解できる女のみ男にビンタしなさい。

2017-11-01

anond:20171101170911

んだな

https://twitter.com/carp5i/status/837254400070443008

ソシャゲ課金してる同僚に別の同僚が「データ上の女の子集めるために金出すって無駄じゃない?」と言ったら、横から上司が「私なんて野球ゲーム課金してる。野球選手なんてほとんどおっさんだぞ。おっさんおっさんを集めるために月何万もかけてるんだ」と口を挟んできて場の空気が死んだ。

ってのがあったけど、この上司が周囲に「ソシャゲ野球選手集めるのに月数万課金してる」と言っても

無駄遣いだな」とは思われても「キモい」とは思われんわな。

2017-10-14

変な声の嫁

かわいいなのだアニメ声というよりマンガ声だ。変な周波数が出て特徴がありすぎる。

仕事の真面目な打ち合わせなんかでも彼女が口を開くと場の空気が壊れる。そういう所も好きで結婚した。

ちなみにクッソ美人

2017-10-04

結婚した相手とその家族発達障害だった

もう耐えかねて離婚した。

発達障害と向き合われている方を非難する気はない。発達障害を持ちながらも、素晴らしい人柄の方も知っている。

発達障害当人方への支援は進められようとしているが、そのパートナーへの支援はまだまだ薄い。というかカサンドラ症候群なんてあまり知られていないだろう。

じぶんがおかしいのかと思って精神科で見てもらったが、定型発達だった。

大したことは書けないけど、パートナーが変わっていて悩んでいるひとの何かしらの参考になったらいいと思う。

そしてこれから書くのは発達障害パートナーを持った私の個人的な所感です。

発達障害は実に多種多様です。これが全てではないことをお見知りおきください。

元旦那

長所

特定学問作業に突出して秀でているので一部の人々には頼りにされ、尊敬もされる。

教員医師アーティストなどには向いているんだろうなあと思う)

・心を開くと人懐こい。天真爛漫でこどものように笑う。

(こういうところが魅力的に見えるひともいるだろうと思う)

・何か言い争いになるとすぐに反省して謝ってくれる(ポーズをするから、わかりあえたと勘違いする。これに関しては短所の方にも書く)。

短所

・こだわりが強い。こだわりがかなわないとキレて理不尽なことを言い出す。

洗濯用洗剤も柔軟剤食器洗い用洗剤もこだわりがあって、それ以外を使うと、何でそれ使うの?!とキレるなど)

自分の思い通りにしたい。思い通りに物事が進まないとキレて理不尽なことを言い出す。

目的場所にどのように行ってどのように帰るかを執拗確認したがる。決めた通りにならないと不機嫌になるなど)

・つけた電気を消すことを忘れる。

・開けた扉をしめることを忘れる。

・朝余裕をもって起きられない、遅刻は常習。

・片付けが壊滅的にできない。家を荒らし、汚して回るも、平気。

料理をすると台所が崩壊し、鍋や菜箸が使い物にならなくなる。そしてまずい。

・一緒に家庭内ルールを決めても守れない。

こちらがいくら怒って訴えも、「かわいい」と笑っている。

・話し合いができない。

これがいちばん困ったことだった。長所に、すぐに反省して謝るというところがあったが、これはがただのポーズだった。反省しているふりをして、何を謝っているのかわからないけどとりあえずごめんねと言えばいいと思っていたようだった。

互いが気持ちよく生活するための話し合いをしているはずなのだが、自分の嫌なことは絶対にいや。相手が嫌がっていることはわかっても、その内容が理解できないようだった。

話し合いも終わらせたいからとりあえず謝って理解したふりをする。

それの繰り返しだから、一週間後一ヶ月後にはきれいさっぱり忘れて、また同じことをやっているのだった。

離婚を決めたときは、私が耐えられくなった理由を事細かに説明すると、俺が悪かったでもどうすればいいのかわからなかったごめんねと泣いていた。しかし3ヶ月も経つと、「お前が自分の都合で離婚した」になってしまっていた。

元旦那の妹は一見ふつうだし、魅力的だが、人間関係でいつもトラブルを起こしていた。本人はそれが普通と思っている様子。

長所

・優しい。

・人の話を聞くのがうまいカウンセラーのよう。だからか、メンヘラが集まってくる。

・明るくておっちょこちょいなところがかわいらしい。

特定作業の才能がある。

短所

・朝起きられない。遅刻魔。

・口がめちゃくちゃ軽い。人のプライベートを、天気いいですねレベルペラペラしゃべる。

セックス依存恋人依存が激しい。

特定の事に対してのみデリカシーがない。

・いわゆるサークルクラッシャー

母親

長所

・優しい。

・面倒見がいい。

短所

・口が軽い。

・過干渉

セックス依存

不倫相手が定まるまでは相手を探していろんな人に声をかけていたようだった。

父親

彼は本当にアスペルガーだったと思う。

そこまで関わっていないが、東大卒で賢く、物腰が柔らかい

しかし、娘に性的な目を向けていたり、その場の空気が全く読めず、見当はずれな話題唐突に始めて家族スルーされるのは日常茶飯事だった。

発達障害には、結婚して家族単位での関係が濃厚になってからやっと気が付いた。

子どももいたので、産前産後はこの家族との関わりがほとんど全てになっていた。

産後いくらか経ってから定型発達の友人と久しぶりに関わるようになった。その時わたしが思ったのは、「あれ?生きるのってこんなに楽だったっけ?」ということだった。

今は離婚して本当によかったと思う。

追記 子供作らないの?って聞いて来る人ってどんな答え求めてるの?

煽りとかじゃなくて純粋な疑問なんだけど、あれはどういう感じで答えて欲しいんだろう。

前提として、公開してる情報⇒私は20代終盤の既婚者で子供が居ない。結婚して6年経った。欲しいなとは思ってる。

聞かれたら相手によっては答えるけど率先して公開しない情報⇒2年ちょっとから子供が欲しいなとは思ってるけど実ってはいない。一応検査ではお互い異常無しで様子見中。

子供居るの?までは解る。話題のチョイスも変わるだろうし、聞かれる事に嫌悪感も無い。

まだ居ないよ~って感じで答える事が多いんだけど、そうすると結構確率で作らないの?と続く。大抵は和気藹々とした飲み会の席で。この質問意図が解らない。

そもそもこの質問ってその後明るい話題にはなりにくい質問だと思う。

既婚者になって日が経っているって事はつまり社会的には子供を作っても何も問題は無い立場って事で、

それでも尚居ないって事は、何かの事情があって作らないって決意をしているか、ワケあって保留にしているか、望んでいるけど出来ていないかどれかになる。

なんにしろディープ話題だし、内容が重すぎる。軽い感じで話しても早々打ち消せない重さの話が出て来る可能だってある。

でも踏み込んでくるんだよなぁ。もうかるーく踏み込んでくる。意外と年齢男女関係無くライン越えて来る。

とりあえず暗い空気にするのは嫌だから欲しいとは思ってるんだけどね~なんて答えてる。

個人的にはベターな答えかな?なんて思ってるんだけどどうなんだろう。本当はどんな答えを期待してるのかな。

とりあえず聞いてきたからにはどんな重さの話が出て来てもキッチリ楽しい空気に戻せよなんて思ったりもする。

以下追記

色々なご意見ありがとうございます

悪意がある場合はさておき、そうじゃない場合は単に気になったから聞いたって事が多いみたいですね。

考えてみればお酒が入ってる場で聞かれる事が多いですし、普段より思った事がそのまま口からやすいっていう面もあるのかもしれません。

今までずっと、なんでこんな楽しい空気の時にリスキー話題をわざわざぶっこんでくるんだ……?そもそも聞いてどうすんだ……???不思議だったんですが、

たまたま街中で会った時「これからどちらへ?」「ちょっとそこまで」くらいの会話なんだと思うよ。

これにおもわず膝を打ちました。なるほど確かにそういうコミュニケーション方法ってある!

良し悪しは別としてコミュニケーション手段の一つに過ぎないって事ですね。内容に意味は無いと。

想像力足りなすぎかよ!って思っていた部分も正直ありましたが、トラバにあったハーフと問われる事をに関する件では私は今日まで想像力が足りない側でしたし、私も相手一方的に責められないなとも思いました。

書き込んでくれた方々本当にありがとうございました勉強になりました。

とりあえず返事は今まで通り適当相手には適当にしようと思います。どうもそれが限りなく正解に近い感じ。

あとこれは多分信じられない人も多いと思うのですけど、私は不妊になる前からこの手の質問はゲェーッってなってたタイプでした。

だってこの質問めちゃくちゃ面倒臭いじゃないですか。

自分大丈夫ラインでも隣の人が大丈夫か解らないですし、ライト人間関係って明るい空気を維持する事を前提としてる事が多いので、

これ下手な答え方して場の空気悪くすると回答者側が悪いみたいな雰囲気になる危険もあるよね。どう考えても質問者の悪手なのに。

ブコメにあるようなこういうリスクもあります。本当にあるんです…。文句があるなら質問者に言ってくれ……。

加えて私は嘘がド下手くそで苦手なので、質問に答えつつ、周りに居る人のどこにあるか解らない地雷を避けつつ、場の空気を崩さないように…って考えるとすっっっっごい面倒臭い!!んです。昔懐かしのイライラ棒を突然渡されてクリアする事を強要されてる気分です。

なので不妊とか関係無くこの手の質問不快に思う人は居ると思うのですが、子作り保留期間中はそれが理解されず不快を表明すると不妊ナーバスになってる人扱いされたりお節介をされたりしてうんざりしたので、今実際に不妊になったらそういう逃げ場がある分ある意味では楽になりました。別の苦しみはあるけど。

なので不妊の人は不愉快だよね。って言い回しだと個人的には少し違うかなと感じます質問自体が嫌な人も居るのねー程度に認識してもらえるとどこかの誰かがうへぇってならずに済むかも。

でもまぁ誰も傷付けずに&傷付けられずに暮らしていくなんて無理だからね。難しいですね。

2017-09-26

[] #37-5「同じアホなら」

≪ 前

ボンダンスカケルサン

歌:マスダと愉快な仲間たち 作詞作曲:京三那智


手の平を表に見せて こんな感じで

空を仰ぎ見たり たまに手拍手

ほら ほら もうボンダンスらしきものだよ

ボン ボン ダンス ボボンがボン

力の言葉 ボボボボ~ン

あっという間に ボン ボン ボン

明るくいきましょ 盆踊り



…………

弟たちの踊りは洗練されたものではなかった。

曲調もアレンジされているものの、要は盆踊りで流れているタイプのそれだ。

振り付けも目新しい要素はない。

だが弟たちのひたむきな感情を読み取るにはむしろ丁度良いものであった。

弟たちは笑顔を終始たやさず、有り体に言えば“楽しそう”だったのだ。

そして“楽しそう”は伝染しやすい。

観衆は弟たちの踊りを真似て、次々に踊りだしたのだ。

場の空気を完全にモノにしたのである

そのとき漂っていた独特な雰囲気は凄まじく、俺までつられそうになるほどだった。

何より弟たちは最後の組。

余韻が残ったまま結果発表となるわけだ。

俺とカン先輩のダンス記憶に未だ残っている人は少なく、弟たちの優勝は日を見るより明らかであった。


…………

夏祭りもいよいよ大詰め。

最後は弟たち少年団体の祭囃子で締めくくられる。

俺は弟が一心不乱に太鼓を叩いている様子を眺めていた。

さっきまで踊っていたのに、よくあんな体力が残っているもんだ。

……カン先輩が少し前に言っていた言葉を思い出す。

積極的に騙されることで人は楽しもうとする』と。

そして“楽しんだもん勝ち”だと。

から気乗りのしなかった俺が勝てないのは道理ってことなのかもしれない。

それにしても、ダンス大会で勝って上機嫌かと思いきや、どうも弟の太鼓が荒々しい気がする。

やはりダンスの疲れが残っているのだろうか。

「あの子、賞金をくじびきに全部つかっちゃったの」

母が紙袋を抱えてこちらに近づいて来る。

紙袋の中身は見えないが……恐らく弟のハズレ景品ばかりが入っているのだろう。

「はあ~ん、くじびきの方が儲かりそうやな。次回はそれにしよ」

カン先輩から言わせれば、弟のあれも“楽しんだもん勝ち”ってことなのだろうな。

ただ、そのような“勝ち”で何かを得られる人間は、同じくらい何かを失いやすい性分なのかもしれない。

俺はそんな“楽しんだもん勝ち”から搾……勝てる人間になりたいと思うのであった。

(#37-おわり)

2017-09-14

anond:20170913100155

妙に伸びてたんでビックリしたんだが、ブコメの反応見ててちょっと気になった点があったのでついでに書いておく

まず念のために書いておくが挨拶したらウケルーwって言われたの俺じゃないし、言ったのも俺じゃないしツイッター晒してもいないからね

単にRTされて回ってきたツイートとそれに対する反応を見て卵かけご飯食いながら思ったって事を書いただけ

あとウケルーwを煽りに使うプギャー的なニュアンスで受け取る人が2ch世代くらいまでの人達には多いと思う

もちろんそういう嘲笑的な意味合いで使われる場合も多いとは思うんだけど、どうも若い世代人達(今の20代前半くらいまで)ってそれ以外の使い方もしてる事がある

仕事関係若い世代バイトさんと話す機会が多いから感じる事なんだけど悪い空気を誤魔化してスルーするのに使う時があるらしい

会話の流れ的に気まずくなりそうな場面に愛想笑い的にウケルーwって入れて話題を流してる時があるみたいなんだよね

笑いの記号をくっつける事で笑い話として穏便にスルーする的な使い方してるっぽい

らしいとかみたいって書いてるのは、それとなく聞いたところ本人達がそれを意識してやってる訳ではないそうなので確信が持てないか

そういう研究してる人がいたらもっと詳しく説明してくれるかもしれない(丸投げ)

あくまで俺の経験則に過ぎないんだけど若い世代の人って特に会話してる場の空気というか雰囲気に凄く敏感な人が多い印象がある

それが世代的なものなのかウェイ系的な文化によるものなのかは分からない

ただそういう面を見ても世代間や文化圏による常識の断絶ってかなり大きいなって感じてる

件のツイートの場面でも、もしかしたら知らない人から突然挨拶された事による不安を誤魔化す為にウケルーwって言ってスルーしたのかもしれない

嘲笑的な使い方だったとしてもツイッターで反応してた人達が感じたほど強いニュアンスで使ってた訳ではないのかもしれない

から許せって訳じゃないけど、そういう言葉ニュアンス一つとっても世代文化圏による感覚のズレ、すれ違いはあると思う

2017-09-05

だいたいあなたキモくて金のないおっさん場の空気に合わない格好して職質受けようが

別になんとも思わないでしょう

2017-08-27

自己責任自己責任言うけどさ

https://anond.hatelabo.jp/20170827105358

これを読んで自分奨学金の返済をやってる身としてわかる気持ちがある。

ネット上のクソどもは、やれ口では世界に負けるな、だの先進国地位を守れだの言う癖に、

こういう国力に直結する教育問題になると、自己責任だ、奨学金借りられなきゃ大学いけない貧乏人は大学なんぞいかずに働けだのと掌返ししやがるんだよな

お前ら、自分が言ってることが凄まじい矛盾になってるの気が付いてないのか?と

今の時代大学ですら非正規が5割超えようとしてるし、俺も一応稼げるから時給制にして非正規って立場になったけど、これも奨学金を早く返したいからだぞ?

大体、金を持ってる奴や稼げてる奴が絶対正義で偉いんだから文句言うなとかいってるネット上のそこのお前ら、その理屈で行けば銀行〇盗が一番稼げて偉い職業になるだろと

そういう自分の言ってることに場の空気矛盾したことを雰囲気で流そうとするのが、一番気にいらねえんだよ

俺は今、上流に取り入ることを画策して行動に移してるが、もし上級国民になった暁には、お前ら糞どもを徹底的にコキ使って搾取して、パワハラいじめまくっていたぶってやるからな、覚えとけよコラ

2017-08-15

ゴルフで使える一言ギャグっぽいやつ

ゴルフとかでミスショットした後に、

「うわー、ダフらなければグリーン乗ってたのになぁ…あーあ…腹立つ、原辰徳。」

みたいな、おっさんたちの間で使えるしょうもないギャグというか、軽く笑いのとれる一言って何かある?若い子ではなく、おっさん琴線に触れるようなフレーズがいいです。(野球用語政治社会的言葉かもしくは下ネタでもいいような気がする)

今週仕事で付き合いのあるおっさん方とゴルフをしなければいけないので、その時に場の空気を良くする簡単言葉をお待ちしております

ちなみに自分の年齢は今年25歳です。

2017-08-05

https://anond.hatelabo.jp/20170805192235

マツコはむしろ本心からやってないですっていうのがわかりやすすぎて、そこが受け入れられているタレントだろう

場の空気をとりもつ話術に長けているけれど、建前の部分は余計にうまく見せようとしてないように見える

2017-07-30

https://anond.hatelabo.jp/20170729235556

厳しく言われて上達したとか抜かすんだったら、ちょっと厳し目に行くわ。

そもそもこれだけ多くの人からいろいろ言われてるのに全然反省の色なく、ドレスコードだの適切なコミュニケーションなんて抜かしてるってことは、

厳しく言われた人の意見まともに聞いてたのか?

厳しく言われるのは絵だけじゃないだがなぁ。

前場目的とか、相手にどういう言い方とかだったら通じるとかミリ単位でも考えながら行動してるか?

多くの人がお前に同じ事いってるだろ?場の空気目的を考えろと。

そいつはただ単に絵を書くことが楽しくて書いてるんだよ。別に聖堂ステンドグラスの下絵書いてるんじゃないんだよ。

聖堂ステンドグラスの下絵を受注して金払って受けた下請けには厳しく言っていいわ。

お前が批判した奴にはお前に一切の権利義務も持ってないわ。という事は、お前に具体的に迷惑かけたのではない限り、お前が言うのは全くの筋違いもいいところ、

秋葉原包丁振り回して暴れてる奴と変わんねーんだよ。

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