はてなキーワード: 国策とは
「アベノミクスは失敗で、だから駄目だって言うけど、じゃあオマエラはどうしたいんだよ?」
( http://anond.hatelabo.jp/20160720093730 )
ってのは、聞きたくなるだろうけど、それね「政治」として見ると、意味ないよ。
まあ、論点は多々あるけど、おおよそコレ。
「お前のかかってる医者ヤブだから!その治療方針は間違ってる!」
ほとんどアベノミクスと同じで、まともな反論としては「アベノミクスではまだヌルイ」
消費税を増税せよ!という政策がマトモじゃないのは、みんな理解してるだろ。
(というか、そういう空気感に強引に政権が持ってって、誰も反対できなくなった)
経済政策ってね、正解が無いのよ。
基本的には、徴税(カネを持ってく)と再分配(バラマキ)の綱引き。
なので人口構成、産業、地場、国策で大きく違う。(餓死者が出ても宇宙開発に突っ込むとかな)
で、「アベノミクスのやり方は正攻法だけど、まだ足りない」というのは反論にならないので害悪なの。
「アベノミクスは正攻法だけど、このへんが不足してるんで足してください」ってのは、追認になるの。
「自民党には政権を任せられない」というのが野党のスタンスだから、追認はできない。
よって、自民党に反対するには「アベノミクスが正攻法では無い」というスタンスが必要。
で、アベノミクスって要は日本円ガンガン刷って、投資にカネ突っ込んでもらって、企業に潤ってもらうのが基本。
それ以外の余録の部分が足りないって主張はいいんだけど、骨子のところを反対すると、
「市中に流れる金を増やすのを止める」「投資にカネ突っ込ませるの止める」「企業を締め付ける」のどれかになっちゃう。
だから、ぼんやりと「アベノミクスは失敗!反対!」ってシュプレヒコール上げるのが良いの。
で、「こういうところが足りないから失敗だ!」「こういうところのフォローがなってない!」っていうのが良いの。
アベノミクス路線+αを主張できないのは、「自民党に協力して行く」スタンスじゃなくて、「自民党に反対する」スタンスだから。
そりゃ超えられない一線があるからだろ。
でも、経済政策について自民党よりも効果のある政策は常に「自民党+α」になるから明確に出す意味が無い。
明確な経済政策スタンスを打ち出すと「自民党+α」になっちゃうので、
「じゃあ自民党で良いじゃん」みたいになると困る。
(というか、そういうの裏切りだと捉える支持者が多い)
そもそも、投票に行くのも陳情するのも積極的にロビー活動するのも
圧倒的多数が全共闘世代を経験してる連中なので、年齢的に「自営業」もしくは「経営層」が多数。
そういう連中は「理念」で動くので、「経済政策がマトモだから自民党から共産党に鞍替え」とか絶対にしない。
また逆に「弱者救済に注力しだしたから共産党から自民党に鞍替え」とかもアリエナイ。
よって、経済政策スタンスは、明確にしようが明確にしなかろうがあんまり大勢に影響なくて、
変に自民党追認じゃんみたいな雰囲気になって浮動票流れちゃうと困るので、明確にする方が害悪。
http://ponpo.jp/madarame/を見てあまりに腹立たしかったので増田に書かせてもらう。
どうやら彼がこのページで言いたいことは次の点に集約されると思われる。
これが大学教授などを歴任して退官した人間のいうことだと思うとめまいがする。
そもそも原子力工学というのは、明らかに国策のための学問である。サイエンスとしては原子核物理という分野が存在していることからも明らかであろう。
(たとえば新元素発見は記憶に新しい。あのように加速した原子核ビームをぶつけて反応を見ることは核力を探る上で重要であるそうだ。また原発関連のtwitterで有名になった早野氏も本業はCERNでエキゾチック原子核を作っている。これも核力を見る上で重要らしい。いずれにせよ、両者とも原子力工学とはほとんど関係ない)
したがって、
の時点で、彼はその役割を十分理解しなくてはならなかった。もちろんこれはこのような人間を採用してしまった東京大学工学系研究科の責任であるとも言えるし、あるいはまともな人材がいないことの証左なのかもしれない。
そして、一度国策の学問に携わる身になり禄を食む以上、常にあらゆる可能性を考慮し、当事者としての責任の重さを理解しなくてはならない。実際科研費のサイト(https://kaken.nii.ac.jp/d/r/80092336.ja.html)を見れば
なのだそうだ。この題目で09年からの科研費を通しておきながらバカの一つ覚えのように「菅が悪い」とは呆れて物が言えない。
その場でなぜリーダーシップが取れなかったのか。なんのための研究をしていたのか。反省すべきはその点に尽きる。
ブコメを見ると、「大学の先生ってそんなもんじゃないの」という意見も散見された。いやいやいや、待ってくれよという話である。仮にも天下の東大である。
「そんなもの」で済まされるような人材をとってしまうこと自体許されない。もし彼があくまでもこの他人事のような姿勢を貫き通すのであれば東京大学の原子力国際専攻は直ちに解散すべきである。
そもそも東京大学、旧東京帝国大学は国のリーダーを輩出するためにできた大学である。明治維新から十年も経つ前、西洋列強に比べ悲しいほどの国力しかなかった時代に、それでも高等教育機関は必要だと既存の機関をまとめて作られた。
このような責任感のかけらもない人間がいたという惨状を知ったら、明治の元勲も草葉の陰で泣いているだろう。右巻きの人ほど斑目を糾弾すべきではないか。古き好き日本の伝統はどうしたんだ。
当時、(原子力は専門ではなくとも)原発由来の放射線の影響などを見積もり、それをわかりやすく世間に伝えようとした大学教員が多かったことを思い出すと、ますます斑目氏の無能さが浮き上がる。
積極的に発言していた人としては東大の早野氏、押川氏や学習院の田崎氏など、物理畑の人が多かったように記憶している。彼らは(特に早野氏以外など)原子力はおろか放射能測定すら学生実験以来の経験であったことは想像に難くない。
それでもなお、彼らが普段から国民の血税を使って研究活動を行っているのだからという理由で、自分たちの研究時間を削って文献を読み、なるべく正しい情報を伝えることで社会に貢献しようとしたわけである。
もちろん「メルトダウンは起きない」だとか、一部失言があったことは確かであるが、それでも何もしなかった当事者の斑目氏とは雲泥の差である。今日斑目氏のウェブページを見るにいたり彼らが如何に良心的であったか、を理解した。
もちろん例えば物理畑の人は普段何の役にも立たないことをやっているのだから非常時は何かをしなくてはいけないと思っただとか、少なくとも斑目氏たちの原子力工学よりは彼らのほうが基礎学力が高いだとかの副次的な要因はあるだろうけれども、エリートたるもの、かくあるべきではないのか。
斑目氏は、今現在はさぞや気分よく毎日を過ごされていることだろう。
とりあえず菅が悪いと言っておけば、みなから同情を買うことができる。時の政権も、民主党を批判できればそれ以上のことはしたがらない。
だがそれでよいのか。彼にもし一欠片でも良心が残っているならば、現状の原子力行政をまともなものにする努力を行うべきである。メディアに出たりマンガを書いたりして菅が悪いと言っている場合ではない。
例えば、オリンピック、ワールドカップの様に世界的なイベントが少ない気がする。
さっぽろ雪まつりも素晴らしいのだが、世界的には中国の大連氷祭りの方が知名度が高いと思う。
コミケ… は盛り上がっているとは思うが、一般層(子供連れてとかハイカルチャーの評価に耐えうる)から見て難しいので、その内、英語系のメディアに、アダルトイベントを国策を上げて応援する異常な国日本という記事が出るだけの話は時間の問題であるので論外だろう。(決してコミケが悪いと言ってるわけではないが、そういう性質のイベントだという話)
本線に戻ると、よいお祭りなどもたくさんあるのに、例えばスペインのトマト祭り、牛追い祭りに比べると世界の認知度が低い気がする一方で、かなまら祭りだけはやたらと知られているのも、なんだかなーという感じ。(逆に日本人の方がかなまら祭りにはあまり行ってもない、尻もしないというところではないだろうか)
映画祭・音楽祭・ファッションウィークも日本でもやっているが国際的な知名度はほとんどない。
コスプレなんかは単独イベントでアダルト性を排除すれば世界でもトップクラスのイベントになれるポテンシャルはあると思うのに、ちょっと残念だ。
それこそ寿司職人ワールドカップを日本で開催してもいいくらいだ。
なぜこうなるかというと、もともとイベント毎にビジネス性がなく、日本の場合とりあえず「東京」に来ればなんでもできるという環境のせいなのではないかとも思っている。
モントルー・ジャズ・フェスティバル、フェットドゥラミュジック、サンバカーニバルなどと比肩しうるいろんなイベントを是非日本からも胸を張って出てほしいものだ。
##トラバもらったので追記
・甲子園はなるほどいいなと思ったのだけど、甲子園はオラが街の高校生を応援したいという日本の土着のコンテキストがイベントに強く付与されてしまう気がして、そうなると世界的なプッシュはなかなかハードルがあるのかなと。
・漫画賞の話に関しては、全く同感で別のポストで書こうと思っていた所。(中身は一緒)
・CWCはトヨタカップの頃を少し覚えてるなぁ。確かに盛り上がっていた。ただ今回の投稿は海外のコンテキストでのイベントを「誘致」するという話ではないので、ちょっと別の議論だとは思うけど。誘致に関してはそれによって国威発揚が必要な新興国やオイルリッチのアラブとかにまかせておけば良いのかなーと。
・増田だとこのレベルでもネトウヨみたいと言われるのは正直困ってしまうが、ブコメは多分違うんじゃないかなぁと。政治色の強いものはブコメはそもそもあんまりID付きだから見ないわないしね。国境のなく且つユートピアに暮らしたいならどうぞご自由にとしか。
大変遅くなりましたが、お教えいただいたリンク先を改めて最後まで読みました。
質問については牧野さん達その道のガチの専門家達が回答されたようで、
河野さんはそれらを理解された上で御自分のブログにまとめ解説を書かれているようです。
(「スパコン、つまりこういうこと?」2011年12月01日の記事です)
僕程度がしゃしゃり出る幕はどこにもありませんでした。どうもすみません。お恥ずかしいです。
いやぁ・・河野さんすごい方ですね。
京の目的については理解されていて、その上で仕分け人として仕事をされている訳ですね。
やり取りを見るとご指摘の通り文科省の対応に問題がありそうですね・・・
僕は政治に関してはよくわからないので、素人の感想なのですが、
河野さんのような方には国策スパコンの議論に入って頂けたらいいのになと思いました。
賛成するかどうかは読んだ人の判断に任せるけどこういう考え方をする人がいるってことは認めてあげたいね。
コミュ力重視の社会ゆえ女性が出世して経済的にも強くなり、結婚も望まず…仕事面でも恋愛面でも男がいらなくなる世界まであともう一歩。 / 5年後、日本は女の「名ばかり管理職」だらけ?
いいじゃない。女性の方がコミュ力もあるし、フェミによれば能力的にも高いらしいから女性に社会をになってもらいましょ。名ばかり管理職も、経営者も、政治家もやってもらいましょ。男なんか一部の種馬以外全部殺してもらいましょ。…あー優しくて合理的な世界だ
前に、ミサンドリーの方が「受験において、男の子の方に学校側は下駄を履かせている。本当は女の子の方が学力の面でも優秀なんだ」と講釈たれてた記事を見たことがあるから、どうぞ勝手にやって下さい。ただ、ワタシの知る限り女性が進出してきてからドンドン社会は窮屈になってますけどね♪
女性中心の社会になったらますますコンテンツにも技術にもお金払わない・価値がわからないものを不当に買い叩く社会ができると思うから、技術や職人芸に携わる人はそういう社会を全力で拒否ったほうが合理的だと墨は思いますけどね〜♪社会全体がサイバーエージェントみたいになってもいいんですか?と
サイバーエージェント自体が元々営業マンと言うか、半分詐欺じみた、ハッタリでハリボテな人が作った会社だから、技術よりも営業重視なんだろうけどさ…。あんなに、エンジニアが表に出ない(その代わり広報の能なしが全面に出る)し、自分の会社が管理するサイトのアクセス数を盛ってる会社、ないよ
フェミ定義で行くと、女性がいっぱい前に出てるサイバーエージェントと、女性の経営者がうまく回してたDeNAとどっちが女性の社会進出が進んだ会社と解釈してるのかがちょっと気になる。
フェミを仮想敵のようにすごい言ってるけど、それは僕がフェミに育てられた結果として「こんなに怖い思想、人をバカにする、社会を駄目にする宗教もないな」と思ってるから、アレだけは目の黒いうちは釘を差し続けようと決めたんです。あの思想は誰も幸せにしない
dshocker 女を理解出来ていないあなたが、なぜ女が中心となった社会を予想できるのかな?本当に何かの価値を不当に貶めてるのは、自分自身じゃないのかな?
@dshocker この議論始めると丸一日はギャーギャーいう自信があるけど、そんなことしてる隙がないからスルーさせていただく。
つまるところ、生き物(としての)レベルで性欲や生殖に対して強い欲望を持ってるのは男性なんだから、男性の欲望をことごとく規制していったら、そりゃ出生率減ったり、恋愛しなくなったり、そもそも女性に振れることがリスクに変わるからかえって溝は深まるよね〜…とは書いとく
脳みそが起きてない時に、書きものするのが嫌だからツイッターで準備体操するようにしてるが、なんかこう、あんまりよろしくない話題を拾ったなぁ…。僕がナーバスになる割にあんまり生産性のない話題
思想レベルでまともかつ、フェミがちゃんと読んでる(多数派まで行かなくても、フェミとはこういうものだという理解に立てる)フェミがあるなら読みたい人だが、残念ながらそういうものに基づいているという話を少なくとも僕は聞いたことがないからフェミは宗教と切り捨てるようにしてる
dshocker 非モテをこじらせ女性を敵視するモードに入ったあなたは、ミサンドリーと立場が逆なだけで同じ存在だよ。ミサンドリーは男性が嫌いなのではなく怖いだけあなたも女性が嫌いなのではなく怖いだけ怖さを憎しみに置き換えて逃げてるだけかっちょわるいぞ!おやすみなさい
@dshocker 非モテこじらせと言うより、生い立ちのトラウマとか、その通り育てなかった罪悪感とかがそこに複合されてるから人生レベルで否定されてる気持ちになってる…と付け加えさせていただこう。彼らを認めた瞬間に私が存在レベルで排除される危険をはらんでるとね。…おやすみなさい
ミソジニーのように言われるが、私は一貫してフェミ嫌いの「女性こそが強者」論者だ。だから、男の恋愛できない奴は社会で生きていけないとさえ考える
昨日も書いたとおりです。「自らの生きづらさを自覚した途端に、その人は自分を生きづらくする思想や大多数の意見と権利を奪う戦争としてその人の人生を生きていくことになる」少なくとも、自分が発達障害で、子どもの泣き声にもうつゆえに悩まされた時に、まともな人が考える幸せは苦痛に変わった
子どもの鳴き声で抑うつ状態になって、うつが発症する僕にとって「子どもを育てろ。それが人として生まれた義務だ」と語り続けた母親や、国策として少子化を改善させたい政治家の存在は生きていくうえでの妨げでしかない。あるいは彼らにとって私は…まぁ、言わなくてもわかって欲しいね
まぁ、そんなマイノリティーがコツコツと書き続けてるブログも今や読者が989人ですよ…。あと11人で1000人ですよ。みんながみんな賞賛してくれてるわけではないかもしれないけど、1000人近い人に自分の考えが伝わる環境はありがたい
精密計算科学/数値シミュレーションを行う研究者達にとっての基本インフラです。
突然なくなると大変な事態になる事はどうか把握しておいてください。
残念ながら京速を使っている企業は公開されていないようですが、
地球シミュレーターの利用企業からなんとなく推測できます。平成23年度まで常連だったトヨタ、住友などが京速稼働以降姿を消しています。スカラーマシンに適応した計算が京速に移行したカンジでしょうか。
基本的に有料で使用されており、得られた結果は企業秘密として扱われ公開されません。
(追記:
京速ではなく HPCI ですがこちらの産業利用をクリックすると論文リストが見れるようです。参考までに)
一般に、スパコンでは年1~2回の公募があり、そこに申請します。研究者向けに言うと「科研費のめっちゃ厳しい版」です。審査は書類(プロポーザル)とプレゼンです。ライバルが顔を合わせて殺し合うので厳しいし怖いです。
京の場合は特に競争が激しく、新学術を通すような大御所達がボコボコ落とされた事で一部で話題になりました。研究者同士で競争し合い勝ち残った一握りのエリートが京速を使っているのだということは理解しておいてください。政治家に叩かれるまでもなく、研究者同士で常に科学の文脈で議論し、叩き合っています。
ちなみにとある blogで「京速は何に使うか決まっていない」と叩かれたようですが、これは公募が出る前の話なので当たり前です。
京の目的は多数あるのですが、まずは
ということを押さえて以下を読んでください。
「日本で作ろう」というひとたちは「日本から出て行くお金」(貿易赤字)について気にしています。一方「輸入しろという人」は「政府から出て行くお金」(国の借金)を気にしています。前者は企業や経済産業省の人たちで、後者は財務省もしくは「国民目線」ですね。
かつて日本でスパコンを作り、シェアを斡旋して来た技術者達はまだ生きています。
彼らが引退する前に若手に技術継承をすることが京速の目的のひとつです。
(実は戦後、航空機の技術継承を巡って同様のプロジェクトがあったのですがこちらは失敗しています・・)
たしか外務省かなんかからの要請だったとおもいます(忘れた)。
「戦略資源」という意味がわからなかったので人に聞いたところによると
何があっても戦争に巻き込まれないため、いざというときには日本でスパコンを作れるようにしておきたい、といったかんじのことを説明されました。
日本各地に備蓄してある水とか石油とかと同じ扱いという事ですかね。
(追記:
要は日本の産業にダメージを与えるにはスパコン攻撃すれば良いという状況になっていて(関連企業はこんなかんじ)
「日本にはスパコン売ってやらねー」とやられることを恐れているようでした。誤解を生んですみません。
などで一部が公開されています。
それから各研究グループ毎に web ページをつくり広報しているのですが、
はっきりいうと、関わっている研究グループが多すぎてまとめ切る事は不可能だと思います。
今月も7個くらいあるんでどうぞ行ってみてください。
政府が全額出すのではなく、企業と半分ずつ費用を出し合うからです。
1から開発するのは大変なんでしょうね・・
ベクトル型に適した研究分野と、スカラーに適した研究分野があります。
前者は主に流体計算のようです。例えば気象、海洋、宇宙分野とか製品開発における空気抵抗の計算など。
後者はその他いろいろです。例えば素粒子の格子QCDやトヨタの物理シミュレーションなんかはおそらくこっちでもいいのでしょう。ここで
という状況があります。利用者を集めて京に関する議論があったのですが
といったカンジで大揉めしました。このあといろいろあったのですが最終的にスカラー派は京速で、ベクトル派は地球シミュレーターでと住み分けているようです。
当時のGPUは「良く間違える上に、間違えたかどうかチェック出来ない」精密科学計算にはちょっと使えない代物でした(当時の話です)。東工大のTSUBAMEがありましたが、あれは「GPUすごい」というより、「松岡さんスゴイ」なのではないかと思います。
最終的に民主は仕分けを撤回しましたし、今回のやつも「予算の削減努力を」という提言であってスパコン自体が仕分けられたわけではありません。そして企業側も削減したいとは思っているはずなのでたぶん誰も困らないはず。困るのはこの手のニュースで陰謀論を流され、国民の誤解を招く事です。(どうも政治が絡むと陰謀論が流れやすいようです)前回ひどい陰謀論を流されたのでちょっと警戒しています。自民も民主も両方かばったからね!喧嘩しないでね!
なんかまちがってたらごめんね
(追記)
があります。競争が激しかったのは無料コースの重点課題であり、有料コースはいつでも受け付けているはずです。
TSUBAMEは無料コースが以前までなかった、あってもハードルが高い 有料で使うには(僕の分野の計算の性質上)ちょっと気軽に申し込める値段じゃなかった、ということです。TSUBAMEの有料コースが特に高いというわけではありません。
誤解を生んですみません。
azure-frogs『世界一になる理由を説明できるようにしてください』という問いには最低限でこの程度の説明が必要なのに、例の仕分け当日に出てきた答えは『夢』だったわけでw
この記事は民主党批判の意図はありませんし、また、あのときスパコンを批判した人たちを決して馬鹿にしません。
あの仕分けを見ていたなら当然そうですよね。どうもすみません。
ところで上記の内容は、報道関係者向けに開かれた討論会の内容の一部です。仕分け直後に研究者達が企画したものです。
そこでの内容は結局、どこにも報道される事はありませんでした。そもそも報道関係者は2、3人しか来ませんでした・・
なので大変お手数なのですが、スパコンについて知って頂くには、各地で開催される一般公開や講演会に足を運んで頂くしかありません。
申し訳ありません。
うーん・・企業毎にスパコンを外国から購入するということですか? どうでしょうね・・・
スパコンを「購入する」といっても完成した製品がポンと来るわけではありません。
その場で組み立てて、バグ取りとかテストとか利用者も一緒になって手伝います。(一個ずつ基盤抜いてチェックとかも・・)バグ取りとチューニングでだいたい1年くらいかかります。スパコンの管理者も知識と技術を求められるのでどの企業にもできるというわけではないのかもしれません。一応、その辺りのスパコン利用リテラシーを企業の人たちに教えるというのも京速の目的の一つだったかと思います。
一方、素粒子や宇宙の研究者達は基盤Sなど取得して PACSシリーズやGRAPEシリーズを作ってきたので国策スパコンがなくなったら以前のように独自開発に戻るのだとおもいます。たぶん一番影響を受けるのは一般企業です。
komochishisyamoその辺は多分判ってる気がする。問題は1100億超、次はもっと掛かるという費用に対する説明の方なのでは?誰もスパコン要らないとは言ってないわけだし。
僕はあくまで利用者のひとりであってスパコン開発はド素人です。なのできちんとお答えできません・・すみません。
ところでスパコンの開発費はほぼ人件費です。新しいものを作るので開発期間の検討をつけるのはなかなか難しいのではないかと素人目にも思います。だいたい計画通りにいかなくてずるずる開発期間が延びた結果開発費が・・・というのはよくある話ですよね。
京速コンピュータは計画当初から確か10年ほどかけてつくられたので、110億を富士通の技術者の平均年収で割れば、関わった人数が概算できるかもしれませんね?
yum1271 人件費のみで、年収750万の専門技術者が1400人で10年開発=1050億円。末端まで含めて1400人は少ない気がする。あと人件費以外もかなり掛かるはず
HarnoncourtHarnoncourt費用は年収ではなく人月単価で計算すべき。1人月80万~マネージャで200万くらいです。この単価は、昔からあまり変わりません(汗)。スキル低い新人だと1人月60万くらいになりますが、そんな奴を連れてくるなと。
まさかの専門家さんですか! どうもありがとうございます。
gaudere 80年台に日本勢がシェアを「独占」していた、というのはちょっと無理があるのでは。もちろん、存在感はいまよりずっとあったけど。その頃の人がまだ残ってるのはその通り(定年間近だけど)。
どうもありがとうございます。ちょっとかき直しました。
日米スパコン貿易摩擦のイメージが強すぎて誤解していました。すみません。
他にも間違いがありましたらご指摘いただけたら嬉しいです。
bhikkhuなんか食料安全保障みたいな話になってる。結局は技術的に負けてる産業に国が補助金出すって話と理解していいんですかね。
京コンピュータは完成時に実行効率90%越えの化け物みたいな数字(本当にスカラー?!)をだしてTOP500 1位とって、多数の賞を獲得してたので国産スパコンプロジェクトとしては大成功だったように僕には見えました。あれだけあれば宣伝になるし売れたのでは?関係者じゃないのでわかりませんが。
filinionfilinionムーアの法則の21世紀にあってさえ、計算機資源ってそんなに足りてないものなのか…。実用品であるなら、コスト対効果のベストなあたりを何台も作る、というわけにはいかないんだろうか。一位でなきゃだめなの?
すみません、誤解を生んだようです。スパコンは京以外にもたくさんあります。
僕自身は京コンピュータと全く関わりのない人間ですが、他のスパコンのアカウントはありますし、計算時間も頂いています。
もし、京を潰したら現在京をつかっている人たちが他のスパコンを使い始めるでしょう。そうしたら僕のような末端の使えるスパコンは無くなってしまうかもしれません。京も含めて分野全体の計算資源の計画がなされているので突然無くなると困るという事です。
主に京が叩かれているのは「なんで日本でスパコン作るの?海外の買えば安いのに」というものなので
その辺りに焦点を絞って説明したつもりなのですが難しいですね・・・
http://anond.hatelabo.jp/20151113183705
その記事をみると河野さんが真面目にやっていることが伝わってきますね。悪い人ではないのでしょう。
でも難しいですね・・・僕自身も仕分けで上手く説明できる気がしません。
「根拠のない数字」とはおそらく経済効果のことですよね。一番経済効果があるのは一般企業の製品開発なのですが、
基本的にスパコンの計算結果は企業秘密になっているはずです(京の企業利用はよくわからないのですが、地球シミュレーターに習うとそのはずです)。公開されているのは無料利用した基礎研究で、こちらの経済効果はどうしても妄想になってしまう・・・
車よりも電車を例にとった方がいいかもしれません。
大勢の人が関わりすぎて把握できないのが難しさの原因の一つだからです。
中韓と高速鉄道ダンピング競争の果てにJRが赤字になり、鉄道撤退を表明しました。
日本政府が「半分出すから続けてくれ」とJRに頼む。すると「何で税金出すの?どのくらい経済に影響があるの?」と問われる。でも JR も国土交通省も答えられない。各企業に表明してもらうしかない。
だから今後20年は変わらないはず。
日本国は経済的な面における最低限のセーフティネットはどう考えても世界最高なわけで
"生まれてこなければよかった"考えて生きるのは単に精神的に貧しいだけで経済的な素養とは幼年期からなほぼ完全に枝分かれする、別ベクトルである。
”貧困の再生産をしない”と考えているのに、動物として生きていけるラインはほぼ絶対的に保証されているという前提条件を満たした国がいくつあるのか?
そして”生まれてこなければよかった”と考えながらもがき生き続けろと国は言っているわけでもある。
そこで行動や思考、生き方の改善を自身に起こす・起こさないも自身の意思で自在に決められるゆとりは日本国に基本的人権として完全に保証されている。
この法律をざっくりと言うと
日本は国策として国産の自動車産業を伸ばしたいけど技術力が段違いでフォードやGMの外資に手も足も出ない状況だった
だからトヨタや日産に補助金を出したり優遇税制を敷いた上に、法律で外資の自動車生産数に制限を設けて十分に商品を作れないようにした
当然そんなことされたら商売上がったりなのでフォードやGMは日本から撤退、日本は外資が作った工場を美味しく頂いて技術だけはしっかり盗みとった
これと同じようなことを今中国がやっていて、それに対して日本人が大いに嫌悪感を示して叩いてるよね
「(昔の)日本すごい!日本人すごい!」連呼の世の中だけど、ちょっと歴史を勉強したら日本が批判する中国と同じことを実は日本もやっていたってことが分かってしまって悲しいってことなんだけど
正義の日本が悪いことをしたのは止むに止まれぬ理由があったからで悪いことをしたかったわけじゃないから日本は悪くない!と言いたいの?
あなたの文章が言いたいのはつまりは「日本を批判するな!」ってこと?
奴隷の作り方は簡単だ。
「組織に依存するような人格を幼少期からじっくりと植えつける」だけでいい。
まず親世代に「親に感謝すべき。親は子供に感謝されるべき」という思想を植え付ける。
そしてすると親は我が子に対して「感謝しろ。感謝しろ」とうい態度で接するようになる。
子供が親に感謝していない態度を取れば親は不機嫌になり、感謝している態度を取れば上機嫌になる。
その幼児に今度は「夢も持て!持ってない奴はゴミだ!デカい夢を持て!」と洗脳する。
成長していくにつれてその夢を諦めた時、その夢があった場所には心の隙間が残る。
ビッグじゃない夢には価値がないと洗脳されているので、身の丈にあった人生の目標すら立てられなくなる。
そして小中学校にあがったら「人の役に立つ人間になれ!迷惑をかける奴はゴミだ!人の目を気にして生きろ!」と洗脳する。
自尊心にはポッカリ穴が空き、人生の目標すらない、そんな彼らの心の奥底にこの言葉が流れこむ。
この時期は反抗期と重なるため表面上この言葉は届いていないように見えるが、意識の深い所にしっかりとそれは根を張っていく。
ここでは「うまく行かなかったら自己責任。全部お前が悪い!」と洗脳する。
そして戦いに敗れブラックに辿り着いた連中は「そうか、俺が悪いのか」と運命を受け入れる。
こうして彼らは一度完全に壊れるまでその人生を日本経済を回すために消費していくのである。
だがこの時途中で出来損ないが生まれる。
社会の上流や中流にも行けず、下流で奴隷として生きることも出来ない失敗作、それがNEETである。
日本社会が率先して行っている奴隷量産政策によって自尊心を粉々に破壊されながらも奴隷としての首輪を授けられなかったもの。
ないしは、自身が奴隷にされかけていると気づくも上流中流へ行くことは叶わなかった人間がNEETとなる。
そのため彼らはレールの上しか歩くことが出来ない。
本石町さんがFTを日本企業が買収することでイギリス国内で黄禍論が起こるのではないかと書かれていた。そこでThe Economistの本件を扱うニュースのコメント欄を覗いてみた。
記事本文
http://www.economist.com/node/21659831/comments#comments
コメント欄を見るとやはり否定的な意見だらけで、中にはなかなか苛烈な意見もある。ユーザー名をクリックすると過去の当該人物のコメントが読めるようなので特に激しい意見を書いている数人を調べてみたところほぼ中国人(過去のコメント内で自分自身で中国人だと書いているのを確認してる)、他に韓国人1人であった。
例えばこの中国人であるkommonsenses氏はこれまでの過去のニュースでも日本をひたすら非難し中国を賛美する書き込みを続けている。
http://www.economist.com/users/kommonsenses/comments
この人物も同様
http://www.economist.com/users/insidious%2Bwestern%2Bmedia/comments
過去の日本に関するいくつかの記事を見てみたがちょっと尋常ではない激しさの日本罵倒コメントが付いていて、そういうった投稿者の過去のコメントを読むと、不自然なまでに中国は素晴らしいという論調の投稿がたくさん見つかり中国政府が国策で海外の高級メディアサイトで世論操作でもしているのではないかと思ってしまったほどだ。
中国政府がバックにないとしても、流暢な英語で日本は終わった国だ、70年前は世界中で大虐殺を繰り広げた、今も世界を危険に陥れようとしている、ファシスト国家だのとたくさんの人物がコメントをつけまくっているのはあまり日本にとって好ましい状況ではないだろう。それらの意見に対してはRecommend(いいね!みたいなもの)がたくさん付いていて、コメントを付け合っている者どうしで押しまくっているのであろうと思う。
私が危惧するのはこのように自由に英語を扱える中国人は、自国以外の幅広い意見のニュースや記事も読めるはずなのだが、それでもある意味病的なまでの日本叩きをするまでに、反日に凝り固まっている中国人がたくさんいるということと、そのような意見を知的階層的に上位者が多く読むようなサイトで集中的に投稿しまくっているということだ。
確認していないが他のニュース媒体でも同様なことが起きている可能性がある。
英語のできる日本人に同様のことをして対抗しろとは思わないが、このような状況をただ無視しているのも後に禍根を残すのではないかと思う。
先進国では戦争による戦死者自殺者よりも圧倒的に自殺者の方が多いって知ってる?
しかし武力を持たないからこそ、その主戦場たる経済水域をこうも他国に易々と奪われていっている。
この現実に対する対処に迫られたから国は軍事力を持つ方向に動かざるを得なくなった。
その原因も全部中韓が領土を広げようなどという前時代的な国策を打ち出し実行しているからだ。
こっちは良い迷惑以上の何物でもないし中韓は日本が軍事力を持たないと高をくくって行動した結果がこれだ。
当然の成り行きだし、国家海賊行為を止めるべきタイミングは過去にいくらでもあった。
被害を受けた国としては当たり前の行動だ。
要約:「文化芸術懇話会」設立趣意書にある「政策芸術」は国策芸術を意味するのではなく、政策を芸術作品との類比のもとで捉えることを意味する。後者の問題性に目が向けられるためにも、前者のような誤解が本記事で少しでも訂正されることを望む。
産経新聞が2015年6月25日に伝えたところでは、自民党の有志が立ち上げ、同日に第1回会合が行われた党内勉強会「文化芸術懇話会」の設立趣意書は、会の目的として「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」を掲げていた。
◇安倍首相支持の勉強会「文化芸術懇話会」が発足 - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/150625/plt1506250043-n1.html
「政策芸術」という耳慣れない言葉について、この段階ではそれ以上の情報はなかったものの、多くの人がこれを「政策によって推進される芸術」さらには「プロパガンダ芸術」を意味するものと受け止めた。
第1回の会合で、講師を務めた作家・百田尚樹氏だけでなく、出席した自民党議員からもメディア統制を提案する発言があったと伝えられたことから、このように理解されるのも無理からぬところがあった。
◇自民党:安保法案で報道批判続出…改憲派の勉強会 - 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000m010122000c.html
ところが、翌26日の衆議院平和安全法制特別委員会で、民主党の寺田学議員がこれらの発言について追及した際、加藤勝信官房副長官から、改めて「文化芸術懇話会」の趣旨について説明する場面があった。下に引用するように、これは上述のような理解とは異なるものである。
(加藤官房副長官の発言)「文化芸術懇話会、これは政治家に求められる教養と想像力を得るため、芸術家と共通する創作手法と成果の普遍性を追及(原文ママ――引用者注)し、世界の中で輝ける日本を創造し、デザインする上で必要不可欠であり、心打つ政策技術(「心を打つ政策芸術」の誤りか――引用者注)を立案し、実行する知恵と力を習得することを目的として開催されたものでありまして(後略)」
◇【安保審議詳報(1)】百田氏「沖縄2紙潰せ」発言で紛糾 民主・寺田氏「由々しき発言だ。党総裁として処分すべき」 - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260020-n1.html
つまり、設立趣意書にあった「政策芸術」とは、政策そのものを芸術作品になぞらえる考え方を示していたのだ。
これは政策の国民の心理に訴える面を強化しようという動きであり、注意して見ていく必要があるだろう。(追記:「プロパガンダ」という言葉を使って言い直せば、「政策芸術」とは、手法レベルで芸術を利用しながら、政策の実行過程そのものをプロパガンダとして機能させる動きだといえるだろう。そうした動きの一部として、政策を具体的に表現するために普通の意味での芸術作品が利用されることも大いにありうる(そうなれば「プロパガンダ芸術」だ)。「政策芸術」=プロパガンダ芸術という理解は起こりうる現象の一部を捉えていた。しかし、「政策芸術」はそのような狭義の芸術作品の利用よりも幅広く、〈芸術作品〉のように政策を立案・実行する現象の総体を指しうる概念だと考える。このように広くとった場合、「芸術家と共通する創作手法と成果の普遍性」の政策への転用は、表面的には芸術が関係しているとは思えないような、見えにくい形で行われることもあるだろう。)
さらに、いまのところはっきり表明されているわけではないが、政策に〈美〉の観念が持ち込まれるとすれば、より一層警戒されるべきだろう。〈美しい〉政策を打ち出すことと、〈美しい〉国家をデザインするという発想は親和的である。(そうした〈美しい〉政策は、現在誤解に基づいて警戒されているように統制的な芸術政策という形をとることも考えられるが、対象は必ずしも文化・芸術に限られない。その点では、単なる国策芸術の推進よりもたちが悪いかもしれない。)
「政策芸術」=政策によって推進される芸術という誤解は、時間の経過とともに少しずつ訂正されつつあるものの、まだまだ残っているようだ。こうした状況では、上述のような問題性に目が向けられづらくなる。本記事は簡単なまとめにすぎないが、誤解の訂正に少しでも役立てばいいと思う。