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2010-06-02

http://anond.hatelabo.jp/20100602200457

個人的には政治家から現金をもらったかどうかに問題を矮小化されてしまいがちなのがおかしいように思う。

直接現金もらわなくても政治家から極秘情報もらってそれのおかげで新聞雑誌の記事や書籍にして金儲けできてるわけだから、これだって小銭をもらうよりはるかに大きな便宜供与になってるのに、なぜか問題視されない。間接的で回りくどければ問題視しなくていいなら、結局「ばれなきゃいいだろ」といってるようなもんなんだが。営利企業記者プロジャーナリスト政治家官僚から非公開情報もらってる奴には機密費問題を批判する資格はないといいたい。

2010-03-31

http://anond.hatelabo.jp/20100331151136

いや絶対発生するって。公共の施設でわんさか行われているのによく出くわすし。たとえネットワークを阻んだところで、宗教関係者の出入りまでは防ぎきれない。

利用申請時のガイドライン作成の際に詰めれば良いだけだと思うが。別に無制限に開放しろって話じゃないんだしさ。公立学校場合、公共の施設である建前があるから、営利企業宗教団体の利用なんかはシャットアウトすればいい。公共の施設で行われているのも、そこが密室だからだろ。開放された場所で大勢の目に触れられれば、周囲の大人達自然と「あの団体はヤバい」と自己防衛するだろう。

学校内に他の大人が出入りしていたら教師も監視されているようでいたたまれないだろ

どうして教師と部外の大人を対立構造で思い描こうとするんだ?どちらも児童の成長を願うという観点では目的の一致した立場のはずなんだが。

むしろ積極的に部外の大人の目を受け入れて教師と地域社会共同体制を作り上げていく方向に持って行くべきだと思う。学校内のあらゆる問題を教師だけで解決しろというのがそもそも無理難題な話なんだからさ。

今の学校で起こっている問題というのは、そこが閉鎖的な空間である事に起因する物が非常に多い。教室が見知らぬ大人の目のある場所になれば陰湿ないじめに走る子供は減るだろうし(いたとしてもその場で大人が軽く声を掛けるなりして注意すればいい)、いわゆるモンスターペアレンツも、大勢の知人や地元民の目にさらされてる状態になれば、悪質な恫喝行為は減りこそすれ増える事は無いはず。

2010-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20100217021955

供給する人にも責任の一端はあるとオレは思います。

「みんなが求めているから」という理由では広範に情報をばら撒くことの責任回避することはできない。

いくら営利企業であったとしてもね。

特にインターネットのない時代ではメディア社会的責任は非常に大きい。

ポリティカル・コレクトネス放送禁止用語があるように恋愛イデオロギーの流布についても意識的であるべきでした。

もちろんポリティカル・コレクトネスのようなアイデアが発達してきたのは最近のことなので、

過去瑕疵について追求するのは酷でしょうけれども、これからの未来についてはチェックすることが可能です。

今までは意識自体がなかったためにコントロールできなかったのであり、技術的に不可能なわけではない。

逆説的な物語パロディなどを組み込むことで全体のバランスを取ることも可能です。

幻想的なイデオロギーの過剰な流布については供給者が気をつけていればコントロールできると考えます。

2010-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20100120175158

主体にとって利益のない行動を要求することが理性的ではないという例で出したのに、「金銭債権を有している」などという条件を勝手に付け加えて、主体にとっての利益を発生させているからだろ。前提条件を勝手に変えて理性的でない要求を理性的なものに変えている。それを指摘しているだけだ。

だから、「それだけじゃ理性的かどうか判断不能。」といってるだろうに。

で、金銭債権ってことだと、権利義務関係に基づくものであるから云々というレスが帰ってくることが予想されるから、

もっといえば、“お前”が“俺”に与えられる金銭を有している場合だって、理性的意見となる。

ただ、任意の諾否をさせないような態様であれば、不法な行為ということにはなるというだけの話。

“お前”が金をもってないことが明らかなのに金を要求するのは、理性的とはいえないだろうけど。

とも付け加えておいたんだけど。

少なくとも、「それだけじゃ理性的かどうか判断不能。」だということの説明にはなってる。

誰にとっての利益

国にとっての利益とみなすなら、それは国益だろ。

そうだよ。

利益」とより抽象化してるだけで、国益を除くとはいってない。

また、それが国にとっての利益でないのなら、国がその基準に沿って行動する理由がない。

まぁ、そこまで利益に固執するなら、それはそれでいいんじゃないの。

国を超えて人権を尊重したいなら、国以外の主体を据える必要がある。

国連」なり「地球」なり「人類」でもいいんじゃないの。

差別でも何でもなく、「国」がその国民以外の利益を斟酌して行動する必要はない。

外国人利益は、その外国人が所属する「国」が斟酌すればいいだけの話だ。

その外国人が、国籍の有無以外で日本人とまったく違いがないという場合でもというなら、もう価値観の違いとしかいえんな

会社で言えば自社の社員利益を斟酌することは合理的だが、他社の社員利益を斟酌する合理性はない。

強いていうのなら、他社の社員利益を与えることで間接的に自社の利益になることを見越せる場合くらいだ。

会社の場合は営利企業だから、その点で国とは異なるけどな。

具体例というなら「先進国に生まれたというだけで、途上国に生まれた人間よりもより財産を得やすい立場」

経済的活動の自由なら人権だし、財産そのものならやっぱり財産権という人権なんじゃないの。

2009-07-31

ワッハ上方の闇2

ワッハ上方の闇1

http://anond.hatelabo.jp/20090731030837

の続き。

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成11年9月定例会文化労働常任委員会-10月13日-01号 】

◆(漆原周義君)

続きまして、先日我が会派の代表質問におきましても質問させていただきましたワッハ上方について若干お尋ねさせていただきたいと思います。

 府立上方演芸資料館、いわゆるワッハ上方についての抜本的な改善策について代表質問でお伺いいたしましたけれども、その際運営面では種々工夫を凝らして頑張っているようではございますけれども、私はまた少し切り口を変えて、経営面についても質問させていただきたいと思います。

 まず初めに、代表質問にもありましたけれども、平成十年度における年間約二億円の持ち出しについて、その内容をお示し願いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 平成十年度におきますワッハ上方の収支状況についてでございますが、まず支出についてでございますが、ワッハ上方を運営するための管理経費につきましては、資料館の冷暖房などに費やす光熱費、また演芸ホールやレッスンルームの舞台技術関係でございますとか、展示室の受け付け、案内業務を行う業務の委託費などを中心にいたしまして約一億四千六百万円を支出しているところでございます。その他同資料館の管理運営及び貸し館や自主事業に従事する職員の人件費に約一億一千三百万円を要しておりまして、合計二億六千万円の支出となっております。

 収入の方でございますが、一方演芸ホールやレッスンルームの貸し館に伴う使用料や展示室の入場料の収入がございまして、これが六千八百万円となっておりまして、その収支差額、すなわち持ち出し分といいますか、これは一億九千二百万円というようになっております。

◆(漆原周義君) ただいまの答弁では、全体の運営費に占める人件費が大変多いように思います。代表質問の際、生活文化部長答弁の中で、民間人材の活用を図りながら経営改善を図るとありましたけれども、その具体策についてお示し願いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 現在ワッハ上方の人員につきましては、まず館長が上におりまして、その下に副館長と、それからその下に演芸課長という名前の者がそれぞれ管理職でおりまして、その下に管理それから事業を担当する者がそれぞれ五名、三名という形でおるところでございます。それとあと側面的なサポートということで、資料館という特殊性がございますので、資料の収集だとか、その収集した資料の分類とか整理とか行う上方演芸専門の非常勤スタッフがおります。これが民間放送局のプロデューサー出身の方々などで合計五名--参与という名前の方でございますが、そういう方々がおられます。このうち、先ほど言いました館長が非常勤職員でございます。それから、先ほど言いました上方演芸専門の非常勤のスタッフが、これも民間から来ていただいているという方でございまして、開館時より民間人材をこのようにして登用してまいったところでございます。

 また、本年四月から主に展示室への集客のための営業を目的といたしまして、民間からセールスプロモーターという方を一名いただきまして、各方面へのワッハ上方のPRや団体客のあっせん活動を行っているところでございます。

 今後は、これらの民間からの人材登用に加えまして、事業の企画や実施にかかわる専門性を要する分野などにつきましても、広く外部からの人材を受け入れることにして、業務内容とあわせまして経営面からも効率の高い運営に努めてまいりたいと存じております。

◆(漆原周義君) もとよりワッハ上方は、古くから庶民に親しまれてきた上方演芸の保存と振興を図る拠点として設立されたものであり、その意味からも経営面だけをとらえてその運営の改善を図れるものではないということはわかります。言いかえれば、行政だけの力では及ばない部分を広く府民の力をおかりして支えていくような施設づくりが大切ではないかというふうに考えます。

 ワッハ上方では、先月から展示室にボランティアガイドを導入したようでありますけれども、こうした事業面だけではなく、館の運営面でも民間の活用を図るべきではないかというふうに考えております。先ほどNPOとの協働見解をお伺いさせていただきました。昨年施行されました特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法で認定された団体などを活用することもその一策ではないかというふうに考えておりますけれども、いかがでしょうか。

◎文化課長田中寛君) お示しのように、ワッハ上方では、展示室の来場者に対しまして、楽しく、わかりやすく鑑賞していただくということで、府民を中心にボランティアガイド募集いたしましたところ、五十五名の方が応募いただきました。先月から現在そのうちの四十一名の方々に活動をしていただいているところでございます。今後とも、こうした市民レベルの活動と連携を図りながら、府民に親しんでいただける施設の運営に努めますとともに、お示しのNPO法で認定された団体の活用につきましても、その方策等について研究、検討してまいりたいと存じております。

◆(漆原周義君) 文化は、伝統やその性質上、財政問題と切り離して考えなければいけない分野であるというふうに言われることもありますけれども、今日の府財政財政再建に取り組んでいる現状を見てみますと、やはりその経営改善につきましても真剣に取り組んでいただきたいなと。その中から多くの府民の皆さん方に親しまれる大阪の文化の拠点がワッハ上方であるというふうな形で思われますように、これからの尽力を心からお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます

【 平成12年9月定例会教育文化常任委員会-10月12日-01号 】

◆(西原みゆき君) 次に、ワッハ上方についてお尋ねをしたいと思います。

 府立上方演芸資料館ワッハ上方が開館してやがて丸四年を迎えますけれども、ことし入場料を半額にいたしました。その効果はどうだったのか、効果はあったのか、こんな点でまずお尋ねしたいと思います。

◎文化課長(冨岡久生君) ワッハ上方の入場料の引き下げについての効果についてでございますが、具体的な効果と申しましても、入場者数の増加を図るという意味での入場料の引き下げですので、四月以降の入場者数の動向についてお話をさしていただきたいと思います。

 ことし四月以降の入場者数でございますが、八月末までの状況を申し上げますと、総入場者数が二万四千三百十一人となっておりまして、これは前年の同期の入場者数一万九千四百九十八人と比較いたしますと四千八百十三人、二四・七%の増加となっております。このうち有料の入場者数で見ますと、二万二千九百三人となっておりまして、前年度の入場者数一万八千四百六十八人に対して四千四百三十五人、二四%の増となっております。

◆(西原みゆき君) 展示室の入場者は、開館後の九七年丸一年間で十万三千人おられたのに対して、九九年、昨年四万三千人、四割に減りました。入場料の値下げによりまして、昨年同期との比較で今二四%ふえたということでしたけれども、ピーク時の半数なんですね。抜本的な打開策が今必要なのではないか、このように考えますが、いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) 入場料金について申し上げますと、従来の入場料金は入場者から、また府議会の御意見としても高いのではないかとの指摘がございまして、この辺を踏まえて今年度当初に改定をしたものでございます。

 集客のアップにつきましては、従来から実施しております在阪百貨店友の会等とタイアップを始めまして、昨年からは上方亭を活用した演芸ライブ公演、あるいは上方演芸にまつわる演芸ミニ講座などを実施しておりますほか、来場者に展示資料内容を楽しく、わかりやすく説明するボランティアガイドを導入しまして、今年度も引き続き集客に努めておるところでございます。

 今後とも、上方演芸の保存と振興を図り、府民上方演芸に親しむ場を提供する、こういう設置の趣旨にのっとりまして、収蔵資料を活用した特別展示の開催など、展示内容の魅力向上に一層努めますとともに、旅行会社などとの連携を強化しまして集客を図るなど、さらに入場者の確保に努めてまいりたいと、このように考えております。

◆(西原みゆき君) 私どももこ上方演芸資料館の設立にも、そして昨年の料金値下げにも賛成をしてまいりました。でも、その立場から、展示場である以上、上方文化の埋もれた資料を掘り起こし、展示し、府民にその時代に立ち戻って上方文化の歴史を親しんでもらえる、そういう施設として一層発展してほしいと思っています。

 その立場から、三つの点を提案をしたいと思うんですけれども、まず一つは、この演芸資料館、お笑いの分野にとどめず、例えば文楽とか、それから上方文化とか人形浄瑠璃、こんなのはほんの一例ですけれども、ほかにももっといろいろあるかと思いますけれども、大阪の文化、芸術歴史を取り上げる方向で資料の収集の対象を広げてはどうか、こういうことが一つ。

 もう一つは、そういう資料をきちんと分類し、そして魅力ある展示をするためには、やはり専門的な視点が必要ではないか。学芸員を配置することも必要なのではないか。

 第三は、今までも集客についていろいろ御苦労されているとお聞きいたしましたけれども、さらに知恵を出していただかなければなりませんけれども、年に何回かお笑い以外の分野の特別展示などを広く上方の文化に携わってこられた方々にも足を運んでもらって参加層を拡大をしていく、こういう方向もあるのではないか、こんなふうに考えますが、いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) ただいま御提案のありましたお話ですが、まず一点目の展示内容、収集資料等についての対象範囲を広げて歌舞伎文楽といったお話でございますが、これまでワッハ上方が各方面から寄贈を受けまして収集してまいりました資料は、漫才落語にまつわるものが中心となっております。お示しいただきましたような歌舞伎文楽等の資料につきましては、一部の文献などに限られておりますけれども、これらの資料は展示室のライブラリー活用して入場者の方々にごらんいただけるようにしております。

 二点目の学芸員の配置についてでございますが、ワッハ上方には設立時から上方演芸に造詣の深いマスコミ出身の非常勤の参与でありますとか造詣の深い専門員を配置して運営をしてまいったところでございますが、昨年からさらに非常勤の学芸員を配置いたしまして、その体制を強化したところでございます。

 三点目の内容の拡大等でございますが、先ほどの対象範囲を広げるというお話もございましたが、先生の御提案の趣旨をも踏まえまして、展示室の魅力向上のために創意工夫を重ねてまいりたいと、このように考えております。

【 平成13年2月定例会教育文化常任委員会-03月13日-01号 】

◆(山本幸男君)

では、最後に、四点目のお尋ねを申し上げます。四点目は、ワッハ上方経営改善についてでございます。

 多くの方々も新聞でごらんになったかもわかりませんが、実は本年の一月十九日付の読売新聞に「ワッハ上方笑えまへん、客入らず赤字五億円」と、このような大きな活字が躍った記事が出ておりました。私の周りの方々も、たまさかこの記事を読まれまして、山本さん、これは一体どうなってまんねんというふうなお尋ねが幾つかございました。

 考えてみますと、今日の中で、これはやはり一般紙さんの記者の方の思いを込めた記事でございますから、その扱う記事のレイアウト、活字の内容、いろんな部分は、当然各紙各様違うかもわかりませんが、この一月十九日の読売さんの記事では、今申し上げたように、客入らず赤字五億円、これだけが大きく躍っておったわけでございます。当然当局の方々は、今日まで足かけ五年を迎えようとしているこのワッハ上方、さまざまな意味経営の御努力に汗をかいてこられたと思います。まず、その点をお伺いいたします。

◎文化課長(冨岡久生君) 平成八年にワッハ上方オープン以来、平成九年、平成十年と展示室への入場者が前年の半減という状況が続き、御指摘のような収支状況にございます。これまでの間、全般的な経費の節減を初め、展示室の魅力づくり、あるいは集客のための工夫とか、考え得るさまざまな取り組みを行ってまいりました。

 具体的にその幾つかを申し上げますと、まず魅力ある展示室づくりといたしまして、展示室内でのライブ公演の実施や、入場者に展示内容を楽しくわかりやすく説明するボランティアガイドの導入などを平成一年度からやっております。

 また、集客対策といたしましては、平成十年度から大阪市交通局の共通一日乗車券利用者への割引対象施設への位置づけ、それから一年度にはなんばグランド花月との入場セット券の販売、十二年度には大阪府内の小中学校約千五百校に利用案内を送付するなど、団体客誘致の方策を講じてきたところでございます。また、同じく平成十二年度からは、展示室の入場料が高いという利用者の声が多かったことを踏まえまして、入場料を半額に改定をいたしております。

 また、経費の削減につきましては、平成一年一月から、開館時間や休館日を効率的に設定することによりまして光熱水費の節減、あるいは十一年の九月からは、先ほど申し上げましたボランティアガイドの導入によりまして、展示室内の案内業務委託費を縮小しております。また、人件費につきましても、平成一年度には職員一名を非常勤化し、平成十二年度には三名を外部委託化するなど、経費の節減に努めてきたところでございます。これらの結果、平成十二年度、今年度は、平成九年度と比較しまして約三千万円の経費節減を見ております。

◆(山本幸男君) 今、ある面では御努力の一端を御報告いただきました。本当に現場の方々は、さまざまなお声を正面から受けられながら、全力で頑張ってこられた。その意味では、敬意を表する次第でございますが、一方ではやはりそのような問題が色濃くいまだに残っているわけでございます。入るをはかり出るを制すという御努力は、今後も大いにしていただけると思いますが、私は次の三点から提言風に申し上げたいと思います。

 まず、一つは、経営能力にたけた民間人の登用というのが一つでございます。

 二つ目は、府の出向職員、現在七名の方が出向いておられますけれども、この府の出向職員を含めた人件費の一層の削減、府の出向職員は現在七名でございますが、私は、勘どころを押さえる方々だけでもいいんじゃないのか、こんな思いもしております。そういうことで、二番目は人件費の一層の削減でございます。

 三つ目は、ある面ではその地域相場ということもございましょうが、やはり家賃を安くするための御努力、いわゆる賃借料改定協議を一層進めていただく、この三点を強く提言風に申し上げますが、この点いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) ワッハの経営改善について三点の御提言でございます。

 まず、一点目の経営能力にたけた民間人の登用ということでございますが、一般的に申しまして、公共施設経営運営に当たりましては、施設の公共性にかんがみまして、府民が利用しやすい料金設定を行うと、こういう必要性がございます。しかしながら、そのような公共施設の運営におきましても、営利企業における経営感覚の導入は必要であるというふうに強く感じておるところでございます。先生お示しのような、経営感覚にたけた民間人の登用を直ちに行うことは困難な面もございますが、例えば民間経営コンサルタントの御助言をいただくなど、御提言趣旨を生かせるよう取り組んでまいりたいというふうに存じます。

 二つ目人件費の一層の削減についてでございます。先ほどお答え申し上げましたように、職員につきましては、十一年度に一名を非常勤化し、また平成十二年度には三名を外部委託化することなどによって、人件費の削減を図ってきたところでございます。平成十三年度には、さらに一名を外部委託化することとしております。今後も、引き続き常に業務内容に見合った効率的な人員体制になっているか、職員の人数、外部委託化、非常勤化といったことに目を配りながら、人件費の削減に向けて努力してまいりたいと考えております。

 三点目の賃借料の問題でございますが、ワッハ上方は、演芸ホールなどを有する特別な仕様構造といいますか、そういった施設でありまして、賃借料についてはほかの通常の民間テナントビルと単純に比較することはできないというふうに考えております。しかしながら、少しでも支出を抑えるという観点から、貸し主であります吉本興業株式会社に対して、平成十年度から賃料減額の申し入れを行ってきておりまして、その結果、十一年度には約千三百万円、十二年度には約千二百万円の賃借料の減額を見たところでございます。

 今後も、引き続き賃借料の縮減のため、現在も値下げに向けまして協議継続いたしておるところでございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【 平成14年  5月 定例会本会議-05月27日-03号 】

◆(漆原周義君) 民主党府民ネットワーク府議会議員団の漆原周義でございます。

(略)

 次に、府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営についてお尋ねいたします。

 ワッハ上方は、大阪文化の一つである落語漫才浪曲講談などの上方演芸を時代の変遷につれて風化することのないよう保存し、後世に引き継ぐとともに、時代にふさわしい新しい上方演芸創造を促して大阪文化の発展に寄与するため、平成八年十一月に設置された施設ですが、全国的に見ても特色ある施設であります。オープン以来ことしで六年目を迎えていますが、これまで毎年運営費を含め年間約五億円の一般財源ワッハ上方の運営に投入されてきました。ワッハ上方は、賃貸借物件という施設の性格から、平成二十二年度までの賃貸借期間中、この施設を維持するには毎年これまでと同額程度の一般財源支出していかなければならないことは明らかです。大阪府の危機的な財政状況と時代が求める行財政改革を推進していく中で、今後のワッハ上方の運営をどのように考えておられるのか、知事御所見をお伺いします。

 また、知事は、行財政計画案の中で、文化の振興なくして大阪再生はあり得ないと明言されています。文化の振興には一定の財政負担は必要ですが、文化施設を効率的に運営するための不断努力を怠ってはなりません。ワッハ上方の現状を見ますと、ホール稼働率が伸び悩んでおり、これを打破する対策が急務となっています。そのために、例えば演芸に利用する場合とその他の用途で利用する場合で使用料に二倍の差が設定されている現在の料金体系を一本化して広く利用者の増加を図るなど、ホールのあり方について条例改正も含めてさまざまな角度から検討する必要があると考えますが、生活文化部長の御所見をお伺いします。

【 平成14年9月定例会教育文化常任委員会-10月17日-02号 】

◎文化課長(合川正弘君) 文化課の予算でございます。額的に申し上げますと、平成十四年度の予算では二十一億七百九十八万七千円となってございます。その内訳で、主なものでございますけれども、大阪センチュリー交響楽団の運営補助といたしまして五億二千二百八万二千円、府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営といたしまして四億九千五百九十七万六千円、財団法人大阪21世紀協会への負担金四億二千三百一万三千円、社団法人大阪フィルハーモニー協会への貸し付け及び補助金で一億六千九百三十万円になりまして、残りが五億円ほどですが、それも文化情報センターでございますとか現代美術センターの施設の管理運営費、その他文化事業に関する助成制度でございますとか顕彰事業、あるいはことしから始めました元気・クラシック事業など、厳しい財政事情の中で、ことし初めてやったような事業も生み出しておりますけれども、ぎりぎりの施策選択をしたものとなってございます。

◆(東武君) 言うなれば、がんじがらめになってしまって、センチュリー交響楽団、これは固定費ですね。最初、文化振興基金が百億あったと。それがずうっとこれを使ってきて、今現在四十億円ぐらいじゃないですか。これはこれで要るわけでしょう。ワッハ上方資料館ですね、これも約五億円ほど要ると。吉本さんに払う家賃ですね。これは必ず払わないかんわけでしょう。これは幾らですか。

◎文化課長(合川正弘君) ワッハ上方賃貸料でございますが、三億円を少し切る額で、二億九千万強でございます。

【 平成15年  9月 定例会本会議-10月02日-03号 】

◆(松田英世君) 民主党無所属ネット議員団を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。民主党松田でございます。

(略)

 続いて、ワッハ上方のあり方について申し上げたいと思います。

 ワッハ上方は、上方演芸の保存、振興の拠点施設として平成八年十一月にオープンしました。入場者数については、一時的に低迷をいたしましたものの、利用料金の改定などにより改善が図られております。しかし、当初から三億円を超える年間家賃を十五年間支払う契約ビルの所有者である吉本興業株式会社と交わしており、年間収支で見ると、収入五千五百万円に対して支出が五億二千万円というふうな状況であります。

(略)

◎生活文化部長(山登敏男君) まず、ワッハ上方につきましてお答え申し上げます。

 府立上方演芸資料館--ワッハ上方は、上方演芸保存振興検討委員会提言を受けまして、上方演芸ゆかりの地に、大阪の特色ある上方演芸継承し、次代に引き継いでいく施設として設置したものでございます。

 ワッハ上方の運営経費につきましては、その縮減を図りますために、特に賃貸借料についてビルの貸し主と精力的に交渉を行い、開設当初と比較し四千万円余りの縮減を図っております。

 また、今年度、上方演芸はもとより、それ以外の幅広い利用を促進することなどを目的に、府立上方演芸資料館条例の改正を行いまして、ホール等の稼働率や展示室入場者数の向上にも取り組んでいるところでございます。

 こうしたことから、公の施設改革プログラムにおいて目標としております運営経費の圧縮や入場者数の増加につきましては、着実に成果を上げつつあり、府民に親しまれる施設となるよう今後ともさらなる収支改善を図り、より効率的な運営に努めてまいります。

 ただいま抜本的な見直しを決断すべきとの御提言をいただきましたが、ワッハ上方の運営方策につきましては、来年度、大阪府財政計画案が全庁的に改定される中で検討してまいりたいと存じます。

2009-06-24

新党システム党」を結成します

昨今の「温かい血の通った政治」なる主張はよろしくありません。

裁量が入れば入るほど、そこに利権が生まれ汚職が生まれるのです。

よって我が政党では「血の通わないシステマチック政治」を行うことをお約束します。

公共の福祉予算を一人当たりで割り、直接現金システマチックに配分します。

新規の法案・組織の設立・廃止につきましては、ネット上で有権者から賛否をとりシステマチックに行います。

#これからのご時世、ネットで意思表明できない人に権力を持たせるのはナンセンスですよね?

もしも問題があった場合には、数年後の見直しにより再び賛否をとりシステマチックに行います。

既存の法案・組織の統廃合につきましても、ネット上で採決をとることによりシステマチックに行います。

#当然それにより浮いた予算につきましては国民の皆様に配分いたします

こういうと福祉の削減につながるとの批判をいただくかもしれませんが問題ありません。

不況格差社会などといわれる昨今におきましても、難病を抱えたお子様の窮状を訴えると毎回1億円以上の寄付金が集まるほど、我が国は民度の高い国民性を誇っております。

システマチックに配分しました現金を、有権者の皆様の判断に基づきまして有意義に使われることを期待いたします。

また営利企業が新しく事業を興すことも期待いたします。

今後ともよろしくお願いします。

2009-06-14

http://anond.hatelabo.jp/20090614122913

そもそもぬるま湯だと子育てに悪影響があるともいえないはず。営利企業ボランティアかに関係なく、ぎすぎすした人間関係で働いてる親に育てられるほうが子供に悪影響あると思う。

2009-06-05

司法試験を諦めた法務博士が高確率経験する面接パターン

「え、なぜ法科大学院まで出て弁護士資格をもっていないのですか?」

法科大学院って医師のように出た人が8~9割が弁護士になれるように作られた制度ですよね?」

合格できなかった言い訳ばかりしないでください。弁護士増で就職難ってことは簡単になったのは事実でしょう?」

「そもそも、新卒時に就職しなかったのは何故ですか?」

「履歴の空白の理由は?」

「今まで就職活動はしなかったのですか?」

法務博士というご立派な肩書きを持っているのに、法曹として働かないというのはどういうことですか?」

「30歳の今働きたいと思っているのに、20代の時は働きたくなかったんですよね?」

「空白期間に身につけたことは?」

「もしかして不況の今なら他の無職に混じって採用されるんじゃないかと思ってませんか?」

自分なりに一生懸命生きてきた? 一生懸命勉強して無職ですか?」

「23才以降は普通なら自立して生活しているわけですが、今までの生活費学費はどうやって得てきたんですか?」

「あなたは弁護士先生が向いてますよ、今簡単なんでしょ?」

貧乏しているはずなのにどうしてそんなに太ってるんですか?」

「なぜ職歴を伴わない資格学歴ばかりあるのですか?資格よりも職歴を先に得ようとは思わなかったのですか?」

「弊社は営利企業ですので、資格学歴を得ることに夢中になってきた人よりも一生懸命働いてきた人を評価します」

「元々資格は働くためのものでしょう?資格勉強のために無職だったって本末転倒だとは思わなかったのですか?」

「長年無職を続けてきたのに、今更法曹を諦めるって悔しくないんですか?」

「なるほど、つまり、法曹になれないという消去法で弊社を志願したと?」

リーダーシップを発揮したご経験は?」

法曹になることを挫折したあなたを雇うことで弊社にいかなるメリットがありますか?」

「今から時間差し上げますから、法科大学院まで出て三振までしたあなたが弊社で活躍できる理由を

 合理的で納得できるように説明してもらえますか?」

本日はお疲れ様でした。結果は近日中にご連絡します」

2009-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20090518173917

元々、インターネットというのは、学者さんたちが、自分たちの研究成果を蓄積して共有するために作った場所だから、インターネット上に存在しているものは、すべて「人類の共有財産だ」というのはどう思う?

建築目的はこの際関係ない。この道は参勤交代のために作られたものだから……並みに意味がない。TCP/IP を策定したのは学者であっても現在回線を維持してるのは営利企業だし。もっとも当初からライセンスを使ってそういう利用条件を義務付けておけば面白い展開が見られたかもね。全コンテンツに対してパブリックドメイン化を強制するみたいな。商用ネットとしては使いづらそうだけど歴史的IF論や立法論としては面白いと思う。無断でアップロードする奴をどう事前に遮断するかが肝だろうね。

増田の杜」自身は著作権を主張しているよ。何についてのRightsだが知らんが自分の権利は守ってほしいみたいだ。

copyright© 2007 (新)増田の杜 All Rights Reserved

2009-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20090517131033

ぶっちゃけ営利企業保険てのは会社がぼったくるように設計されている。客が損してなんぼ。

本来なら家族や仲間内でヘッジすればいいリスクなんだけどね。

2009-04-05

http://anond.hatelabo.jp/20090405082752

すまん、よくわからなかった。

Gracenoteってこれだよね?

http://www.gracenote.com/

営利企業なので、CDデータは彼らが自前で入力しているような気がするんだけど、

ユーザ自分CD情報入力することができるの?

…と思ったらこれか。

http://docs.info.apple.com/article.html?path=iTunesMac/8.0/jp/15455.html

そういえばこの状態になるCDも持っていたけど、今持っているCDではこの状態になるものはない。

タイトルが出ないのはstereolabの「Refried Ectoplasm[Switched on Volume2]」だけ)

たぶん自分認識が間違っていて、Geniusの問題なのではないかと思う。

自分は「Geniusサイドバー」に「サイドバーはあなたのセレクションに一致する曲をみつけられませんでした」

メッセージが出ることを問題視しています。

GeniusはGracenoteの管理下にはなく、アップル側がコントロールしているのではないかと思うのだがどうでしょう

(そもそもその曲を買っているユーザデータが少なければオススメデータを生成することもできないだろう、というのはあります。

 購入データで少なければ、保持しているCDから傾向を分析することは可能であると思うのですが。)

2008-12-15

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081215-00000064-zdn_n-sci

「金もうけしようとは思っていない。サービスを維持し、より良いものにしたい」と上澤社長は繰り返す。

営利企業として、この発言はまずいっしょ。

2008-11-17

http://anond.hatelabo.jp/20081117000046

国家試験は「営利企業にとって都合の良いスキルを身に着けた者」を育てることなんて念頭に置いていない。現場で役に立つ・役に立たないっていうのは経営者事情だろ?

情報処理技術者試験はあくまで、情報処理技術者としてのあるべき姿を提言して、それに沿う人間のために定められた指標。国民のための試験であって経営者を潤すための試験じゃないよ。

2008-10-09

有限中間責任法人??

新作AVの“まちがい探し”で、月給23万円!

http://anond.hatelabo.jp/20081009081141

何で株式会社じゃないのの??なんか意味があるんだろうか?

ちなみに

有限責任中間法人

営利企業でも公益企業でもない、かといって個人もしくは任意団体ではなくて法人格を要するときに、この法人形態が選択されうる(byWikipedia)。社員(いわゆる経営者)相互の利益のために活動し、配当などの利益還元は不可。

同窓会とか管理組合とか持株会とかがよくある話。

なんでだろ???

2008-10-05

http://anond.hatelabo.jp/20081005040736

鬱病なのか何なのか分からないが、休職者が結構多い。


これ確か、役所系だと休職してても手当てか何か出るんじゃなかったっけ?

大阪かなにかの役所で、休職者が給料だか手当てもらっててもめたはず。

って、ぐぐったらすげーなw

5年間も病気と偽って休職給料を満額受領していた奈良市男性職員

とかいるのかよ。

公務員すげえ、休職中も給料出るのか…。

民間では考えられんな。

ほかにもこんなのが

http://antikimchi.seesaa.net/article/27373917.html

奈良奈良市、長期病欠職員を一斉聴取へ 「兼業」との情報

 奈良市環境清美部の元男性職員(42)=懲戒免職=の長期病欠問題を受け、全職員の勤務状況を調査していた市は今週から、不自然病気休暇を取っていた職員の一斉聴取に乗り出す。同部の職員を中心に10人前後の予定。病休中に別の仕事をしていたとの情報が寄せられた職員もおり、地方公務員法営利企業等の従事制限)に違反しないかも調べる。

 市は、記録の残る01年1月以降、病気休暇を年間90日を超えて取得した年が3年以上あり、三つ以上の病名で診断書を提出している職員を選び出し、その中から休暇の不正取得や兼業の疑いのある職員について聴取する。市人事課には、一部の職員について休暇中に宅配業などをしているとの情報が寄せられているという。

京都市が職員を懲戒免職病気休職中に居酒屋で働く ??本年度処分、15人中11人が環境局職員 [11/13]

 京都市は13日、病気休職中に居酒屋を手伝っていたとして、環境局南まち美化事務所男性職員(42)を同日付で懲戒免職にした、と発表した。

 市によると、職員は昨年9月から1年間、右手の骨折病気休職していたが、昨年12月末以降、 妻が経営する居酒屋を手伝っていたという。

 市要休養職員取り扱い規定では「病気休職病気休務中は療養に専念しなければならない」と定め、パチンコ店など療養につながらない娯楽施設への出入りや、アルバイトを禁止している。今回の行為が懲戒免職基準の「市政に対する信用を失墜させる行為にあたる」と判断した。 本年度の懲戒免職処分者は15人。うち環境局職員が11人を占めている。

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