はてなキーワード: 営利企業とは
社会人になって数年経つが、お恥ずかしいことに労働組合についてまったく知識が無い。
解説を見ても知らない単語や小難しい言い回しが多くて、馬鹿な俺はイマイチ要領を得ない。
増田を読んだ上で、単純に疑問に思ったことがいくつかあるんだが、すまん誰か簡潔に教えてくれ。
Q1. 意見集約して会社に物申すためにそんな組織が必要なの?
全社員が自由に投稿できるGoogleフォームでも置いておいて、定期的に会社の偉い人たちがそれをチェックするだけじゃ駄目なのか?
従業員代表が会社と折衝するのは理解できるが、組合という大きな組織を別につくる理由って結局なんなの?
これだけ日本にブラック企業と呼ばれるような劣悪な環境が蔓延っているという現実があるんだが、労働組合はそれらを改善するための働きは出来てなかったということ?
Q3. 労務・総務と決定的に違うのは何?
実際は仲良しこよしに相談した上で物事を決定しているのであれば、労働組合としての存在意義は何なの?
だが、なぜ先延ばしがADHDで現れるのかはあまり知られていない
この症状が現れる理由は、衝動性による脳のオーバーフローと完璧主義による歪んだタスクの捉え方である
普通の人間はやらなきゃいけないことは嫌だなと思いながらも取り掛かれるらしい
だがADHDは違う
ADHDは物事を「やらなきゃ」と思うと「嫌だな」どころではない全力ブレーキがかかる
脳内メモリが貧弱なせいで、タスクを認識したときの不安、恐怖、嫌悪等、様々な感情を処理しきれず衝動的に逃避を選んでしまう
これの厄介なところは、好きなことであっても感情の昂りが発生すれば全く同じようにブレーキがかかるという点である
即ち「やりたい!やらなきゃ!」と思ってしまったらすでにやれないのだ
普通の人間はタスクを前にしたとき、まず目の前のたった一つについてすべきことを整理し処理していくらしい
だがADHDは違う
ADHDはその類稀なる頭脳によって、一つ目のタスク完了から目的の達成までに自分がどれだけの時間を消費するか理解してしまう
千里の道を一歩踏み出す時に、一歩目の完了を目指すのではなく千里の踏破を目指してしまうのだ
そしてこの膨大な時間を認識した俺は心を折られ、歩き出さないことを選ぶ
ソーシャルゲームには終わりがない
ログインボーナスを「取らなきゃ」と思い、膨大な消費時間を認識してしまう俺は、このタスクに手を付けられない
営利企業が利益のために本気で人間の習性をハックし、プレイを継続させる仕組みを作ってなお、俺はハックされることができない
俺はこんなにも彼女たちを愛しているのに
そこまで病欠者が多いとも聞かないのでいた部署が尽く悪いのかなと思ってたけど、もともとどの部署も炎上プロジェクトでもないのに、途中から炎上し、病欠者が発生したパターンばかりなので、部署のせいというより上のマネジメント能力の問題だと思う
営利企業ならお客さんがいるから分かるが、公務員で議員対応が多い部署でもないのに、どうしてこうなるのか疑問だったので整理してみた。
共通するのは、①それなりに出来る部下が集まってる、②上司の業務進捗の把握能力および交渉力がなく、体力の消耗戦に持ち込んでる事だ
主な原因
①欠員補充出来てない
こればかりは人事とちゃんと調整してくれ…
②優秀な部下に残業させまくる
プラスαを求めすぎ。最低ラインを超えてたら良しとしてくれ。交渉してもクオリティは下げられないとの一点張りだが、人員減ってたらクオリティは下げるかスピードを落とすしかないだろ、両方下げられないなら人事と交渉しろ。
③部下の暴走を止められない
いくら部下がやると言っても超勤で産業医から注意されたら、その内容を素直に聞いて帰宅させろ。病院通いの人だっていたし。
上で散々赤信号出てたじゃん。他部署に仕事を渡そうと交渉してくれたのは良いんだが、他部署も繁忙期に前触れもなくいきなり仕事を渡そうとしてもそりゃ受けてくれんだろ。計画的に減らさないからこんなことになったんだ…そして断られたからといって他部署に八つ当たりするなよ、八つ当たりするなら人事にやってくれ…
プレイヤーとして優秀だったからこうなるんだろうけど、マネージャーには向いてない上司多すぎねぇかと思う。出来る人達だから、先手を読んで仕事するってしてこなかったんだろうなぁ…
体が弱めの部下だからこそ、先々を見越して、早めに手を打てばみんななんとかなったのではと思ってしまう…
ちなみに全部提案してみましたが皆さん揃って聞く耳持たないですね。まだ良いだろで流されます。問題起こってからじゃ遅いのにね。
公務員だと出世がインセンティブ持たないから、仕方ないのかもですが、こんな上司ばかりだと、自分を守ることでこちとら精一杯です…
>都内御三家卒トリーバーチさんみたいに、いわゆる東京の消費文化にどっぷり浸かっているひとを見たときに、「なんだか人として薄っぺらいなあ」と感じたね。
>それは、そういった人達が、自らの意識じゃなくて、営利企業の広告・周りの人々の目線・マウントといった外部の刺激に翻弄され踊らされ、自己を見つめる機会が少なく、モノを消費させられているかんじがするからだとおもう。
これはどっぷり漬かっている人がマウントを取る奴ならわからなくはないが、ここまでの愚か者は少ないと思う。
大体の都会人は知識の浅さはあるかもしれないが情報の少ない田舎者と比べて幅ひろく情報を持っていると思う。
そして、マウントマンも今は愚か者だが時間がたつにつれ賢者に代わっていく可能性もある。
これは田舎者も同様に今後どんどん伸びていく可能性があるが、慎みをもった賢者と比べるとやはりスタートの位置で田舎者と差が生まれるから結局は差が出てしまうのではと思った。
“田舎者と貧乏人を初めて見た話”を読んだ感想を、そっと書き残す。
それも日本で5本の指に入るほどの田舎で生まれ、高校卒業までそこから出たことはなかった。
小学校は地元の公立に通い、そのあと中学受験をして、家の近くの中高一貫校を卒業した。
中高時代は近くの学校まで自転車で通学し、部活と勉強が生活のほとんどだった。
現役で慶應に進んだ。
まさかそこでここまで大きなカルチャーショックを受けるとは思っていなかった。
私は自分がいかに世間知らずだったかということを全く知らなかった。
まず、初めに、「この店、もってる株主優待券使えるじゃん」という会話に驚いた。
喉元まで出かかって飲み込んだ。
田舎では子供はもちろん、大人だってそんなものは持っていなかった。
他にも非常に面食らうことが多かった。
23区内で実家の近くに、マンションを借りて下宿させてもらっているひと
就職解禁日に東京ガスの内定が決まった報告を親から知らされるひと
などなど挙げだしたらキリがない
世の中は生まれた瞬間から不平等だということを腹の底から理解したね。
田舎ではそこそこ裕福な側だったから、余計に東京の富裕層をみておどろいたね。
都内御三家卒トリーバーチさんが言う通り、たしかに生活文化もぜんぜん違った。
ただ、今までの自分と異なった生活文化の良いところにたくさん気づけたし、良いとおもったところは自分に取り入れていったから、そこは都内御三家卒トリーバーチさんと異なる点かな。
まあ、東京という街が、大部分日本全国の地方からの上京者で構成されるので、地方出身者がその文化に馴染みやすいのは、構成からみてそうだろうというのはあるけどさ。
ただ、この文章は都内御三家卒トリーバーチさんへのアンチテーゼだから、敢えて悪いところも書くけど
都内御三家卒トリーバーチさんみたいに、いわゆる東京の消費文化にどっぷり浸かっているひとを見たときに、「なんだか人として薄っぺらいなあ」と感じたね。
それは、そういった人達が、自らの意識じゃなくて、営利企業の広告・周りの人々の目線・マウントといった外部の刺激に翻弄され踊らされ、自己を見つめる機会が少なく、モノを消費させられているかんじがするからだとおもう。
なんだか操り人形というか、外部の刺激にただ反応している動物のようにも見えるんだよ。
最近そういう消費させられているかんじをダサいと感じる精神性が、世界的に若い人の間で増えてきているように感じる。
あと少し話は変わるんだけどさ、都内御三家卒トリーバーチさんの文章を読んで
やっぱり日本で最も根深い差別は“出身地差別”だとあらためて確認することになったね。
例えばこんなかんじ
「大阪出身なんだ、なんかおもろいこと言ってよ笑」
「埼玉出身なんだ、ひっ捕らえろ」
それも無自覚で問題視もされてないから、LGBT差別なんかよりも根深い。
人種もLGBTも本人の自由意志による選択ではないから、そのことで差別するのはいけないことなんだよな。その理屈は全くもって正しいとおもう。
そして出身地も本人の意志で選んだものじゃないよな。それなら“出身地差別”も前の2つの差別と同じようにやめようとなるはずだとおもうんだけど、実際はそうはなってない。
「田舎者の無粋さと、田舎のつまらなさには心底辟易だわ。関わりたくないわ。早く都へ帰りたいわ。」って言ってるけどさ
それは白人が「黒人の無粋さと、つまらなさには心底辟易だわ。関わりたくないわ。白人だけのコミュニティですごしたいわ。」というのと、構造的に全く同じだと自覚したほうがいいよ。
ただね、そんなバカにされている地方出身者にも、都内御三家卒トリーバーチさんよりも明確に恵まれている点がある。
それはスタート地点が低く恵まれていない地方出身者の方が、それから先の人生の伸びしろが大きいということだ。
もうね楽しくて仕方ないよ、ワクワクするね。
どんどん生活の質が上がっていく。これは本当に希望に満ちあふれているよ。
人間って生活の質が向上したときに幸福感を感じるというのが持論で、それは進化生物学的にも則しているとおもう。
(※もちろんそれだけでなく、他にも幸福感を感じるときはある)
そう考えたら、これからの人生ずっと昇り調子の地方出身者は幸せだとおもう。
生まれた瞬間から上限近くだと、それ以降の人生良くて現状維持で悪ければ転落だよね。
それは不幸だとおもう。
実際、都内御三家卒トリーバーチさんは都落ちして、生活の質の低下に苦しんでいるよね。
あとこの仕組みには、都内御三家卒トリーバーチさんへの救いも内包されているよ。
だって、都落ちした都内御三家卒トリーバーチさんは、その出来事によって、今までの都内での暮らしの素晴らしさに気づけたわけだし、何より一度下がったらこれから上がる楽しみを得られるわけだからね。
「こども食堂」って言葉から「子供の貧困」を連想すると見誤るところがあると思う
ファミマのホームページを見てもらえば分かるけど、ファミマのこども食堂は保護者の同伴が原則で、子供一人で来る場合は保護者の承認が必要なんだそうだ
まあ保護者は中学生以上ってなってるから、中学生の子が弟や妹を連れて参加するケースもあるだろうけど、基本的には親がついてくるのが前提になってる
要はこれって子育て世代をターゲットにした、色々とお得なプチイベントなんだよね
定員が10名ってとこから考えても、事前に応募して、参加希望者が多かったら抽選って感じになるんじゃないだろうか
家に食べ物が無くてお腹ぺこぺこな子や、ネグレクトされてて食事を満足に与えられてない子が、ふらっとファミマにやってきて食事を取れるというものではない
おそらく開催頻度もそんなに高くないんじゃないかと思う
店舗にもよるだろうけど、多くても週二回くらいなんじゃないかな(でないと品出しなどの業務に響くから)
多分、ファミマのこども食堂は子供の貧困対策って意味ではそこまで機能しないと思う
じゃあファミマのこども食堂に意味が無いのか? って言ってたらそんな事は無い
俺は子供どころか配偶者の影すら無いけど、従姉妹の子供をうちの家で預かる事がたまにあるから多少はその苦労が分かる
定員があるから利用できないケースもあるだろうけど、それでも子育て世代には結構ありがたいサービスだと思う
子供の貧困へも直接的には弱いとしても、間接的な支援には十分なると思うしね
賛否両論あるにせよ、全体的にはイメージアップになるのは間違いない
個人的には商品開発にも役立てたいって思惑があるんじゃないかと思ってる
味や風味はもちろん、子供が食べやすい容器などを考える上でも、実際に子供が食べてるところを直に見れるって大きいと思う
多分、本部の方でこども食堂専用のスタッフを用意して、その人達が巡回して各店舗を支援しつつデータも集めるって感じなんじゃないかな
フミコさんが試算を出しててくれてたけど、話題になってことでの宣伝効果などを含めると、ファミマにとってそこまで大損ではないのかもしれない
個人的には企業のやることとして考えるなら慈善事業一辺倒よりも、全体として見ればメリットの方が勝るという判断であって欲しい
あなたの職場が営利企業の1部課、あなたは役員ではなく従業員であると仮定して読みました。(違ったらご放念ください)
資本主義体制における営利企業であるからには、株主からの出資を元に、資金(借入金とか)や設備(店とか工場とか)や人材(あなたをはじめとした従業員)を調達して利益を上げることが、会社全体の大きな目標です。
仕事は社長一人ではできないので、役割分担をし、それに〇〇部とか○○課とか名称がついた単位があなたの職場ということなるかと思います。
大きな組織になればなるほど、会社全体の動きと日常のタスクが関連しないように見えてしまう傾向があります。
個々人の行動原理はどんな人でも、自分のために行動しているのです。正義とかではありません。(正義を行使することは快楽であるという学説もありますが)
残念ながら、あなたが失望された点である、いい職場であるとか、女性が働きやすいとか、は、はっきり言ってプライオリティの低い目標になります。
企業には社会的責任がある、というのももっともなのですが、ありていに言って「世間体」以上のものではありません。
あなたにとって、あなたの職場があなたの意に染まない点が多くて、我慢ができないのなら、もっと自分らしく生きられる場所を探すことをお勧めします。
大企業よりも、社員全員の顔が見える中小企業やベンチャー企業のほうがいいかもしれません。
あるいは、あなたが共鳴できる理念を実行しようとしている公的機関やNPOなども考えてみてください。
生活の安定が、というのは誰でもそうです。凡人はそうして泥水をすすって生きていくしかないのです。
現実に違和感を持つというのは、大事な感性です。理想を追求して生きられる人は選ばれた人なのです。
さて、あなたはどちらですか?
ラブライブが流行ったのは、もちろんスクフェスがスマホ音ゲーとして成功した先駆者だったのもあるが、
アニメのもつ思想性、メッセージ力が、オタクというよりは一般寄りの価値観をもつライト層に刺さったからだ。
平たく言うと少女たちの葛藤や成長で視聴者を泣かせる作りが巧かったから。
ミュージカルくさくて飛躍や省略の多い構成が良さを理解できない人を生む原因だろうと思われるが、
高坂穂乃果や高海千歌のような、現実なら叩き潰されるような隙だらけのイノベーター型主人公が、
善良な友人の協力を得て、周囲を巻き込んで、大きなことを成し遂げるというストーリーが、不寛容な現実の息苦しさに対する救いになった。
それのみならず、アニメの中だけでなく現実でも、東京ドーム公演まで漕ぎ着けるサクセスストーリーを演出して、
リアルタイムでファンたちが成長物語に巻き込まれていった。そのオーバーラップこそが一番の肝だと思う。
加えて、キャストの方々が本当に真摯にハードなダンスや体当たりな生番組などに向き合ってくれたこと。
いい歳した声優さん達が、全力で青春を魅せつけてくれたから、ファンは作品にリスペクトを抱けているんだろう。
そういう面ではアイマス作品なども負けていないのだが、ラブライブが独特なのは、「スクールアイドル」であるというコンセプト。
営利企業の支援を受けて、ファンのために輝くアイドル像ではなくて、自分たちの問題意識から発足し、自発的に活動している。
そしてあらゆる局面での選択、決断は、「自分たちはどうなのか」を第一に置いている。
これはもう現代の若者の生き方を問うものだ。悪意に飲み込まれず、善く生きる方法論を描いていると言っていい。
そこがこの作品の粋な部分だ。
そういったラブライブismが、多くの人に、言語化されないまでも魅力として伝わった結果がこうなのだと思う。
そのismをNHKが汲んで後押ししてくれたことも大きいだろうし、純粋に曲や詞が良いのもある。
実際、複合的な要因でないと説明できないのは、スクフェス前までのアニメは特にバズらなかった事からも言える。
自分はアニメが最大要因かのように書いたが、アニメ自体の評価は、展開がアクロバティックなのもあって、
レビューをするような几帳面な人たちにとっては賛否両論となっているのが常で、表面上はアニメがすごいとは言いにくい。
賢い増田には必要ないかもしれないが、改めて自分の料金プランで具体的に説明する。ポイントは以下の2点。
残るわけねえだろうが一人もよお!
事実上最年長のすーぱーそに子ちゃんですら8年だぞ! あ、行けるか?
結局の所単体事業として10年持つなんて可能性自体がほぼ0に近いし、中の人が10年勤務する可能性も鑑みるとほぼ0だ0!
ただそに子のように企業のマスコットとしては存在する可能性は十二分にあるが、現状そういうVtuberは少ない。
サントリーの燦鳥ノムはドワンゴへ広告企画の外注として存在しているので、予算が終わったら死ぬ運命である。
先日解散した企業系のアマリリス組は退職金の一部として希望者にアバターが現物支給された。結果、みるくぷりん氏が資産を引き継ぎソロ活動を継続した。
新潮45自体を潰さなくてもいいじゃないかという意見はまぁあるが新潮社にだって無理に存続させる義務もないだろと。
営利企業が悪評のついたブランドを一旦休止するなんて普通じゃない?
「表現の自由」は一般人が横槍を入れにくい公権力の介入に対して歯止めをかけるものであって、民間プラットフォームがそれをどの程度運用するかは個々の裁量の範囲内だろう。
もちろん、マスコミとしてある程度表現の自由を保障する責務はある。でも今の時代新潮45じゃなくても論説を載せる場所なんていくらでもあるでしょう。嫌なら自分のブログやTwitterで意見垂れ流せばいい。(現にそうされているようですが)
C94で仮面ライダーのコスプレをしていた人物同士がコスチュームの一部を交換してはしゃいでいたところ、それが石森プロのスタッフの目に留まりTwitterで強い批判を浴びていた。TBSがその様子を番組で放送していたのを見たようだ。
詳しくはここにまとめられている。
「子供には本物なんだぞ」仮面ライダーはじめ実写ヒーローのコスプレ問題について - Togetter
スタッフによると『愛が無い』『仮面の交換はルール無視だ』という事のようだ。石森プロが仮面ライダーに関する権利のうち何割ぐらいを掌握しているのかは不明だが、いずれにせよ権利者として強い立場にあることは間違いない。
コミケってのは二次創作物が数多くを占めており、権利者のお目こぼしによって成り立っている。そんな人から苦言を呈されれば、すぐに行為を改めるのがコミケに参加する者としての当然の態度だ。もう何年も前から言われ続けてきた当たり前の不文律だ。
(https://togetter.com/li/1256561#c5304930 抜粋)
もういい加減に巨大なIPホルダーですらが堂々とヤミ市の側面が極めて強かったイベントを構成している現状があるのに未だに「黙認してる」と見るのは正しい分析ではないと思っています。
げ、確かにそうだ。
俺は西館の企業ブースにはいつも興味は無くて長年気が付かなかったのだが、ここ数年は完全にコンテンツホルダーの王様みたいな会社が名を連ねているようなのだ。
民間の営利企業がコミケに参加している時点でその参加法人はコミケのやってることに共感している立場である事は間違いなく、出版事業を営む法人も例外じゃない。企業ブースが始まったのは1996年ごろみたいなので、当時既にコミケの歴史は十分にあったので企業がそこで何が行われてきたのかを知らないわけがない。
となると、コミケにおいて原作の世界観から逸脱したコスプレは、「コミケにおいて」許される範囲だったのかどうかという点で良し悪しを判断するのが、同じコミケに参加する者としての誠実な態度だと俺は思う。
コミケでは長い刀剣状のものを振り回したり局部を露出したりというのは明白にアウトだから、それを『内輪』で批判するのは当然の流れだろうね。じゃあ集英社の関係者が原作に無いセリフを吐いていたコスプレイヤーさんに対して『飛影はそんな事言わない』とお説教した場合は、やめなきゃならないか?
やめなきゃならないだろうし、下手すりゃ責任を取らなきゃいけないかもしれない。
だけどこの場合、俺は集英社は(コミケに参加する者としては)適性を欠く態度だと批判すると思う。「おめー、なんでコミケの一員になったの?」の一言ぐらいは言うだろうね。
コスプレ参加者にとってみれば、慣例から大きく逸脱したコスプレをしているわけでもなくコミケスタッフから注意を受けているわけでもないのに、コミケの一員から別の経路で怒られたら「なんで?」ってなると思う。この場合、集英社はコミックマーケット準備会に苦言を呈するのが順当だと思うんだよね。
60万人も集まるビッグイベントを彼らコンテンツホルダーだって存分に利用しているわけで、うまみを得ているわけである。著作権は大事だよ。だけど上述のような性格を持つコミケの一員になる以上は、もはやこれってバーターでしょ。もう黙認って時代じゃないよ。
そういう転換期に来ている事を一度考えてみるべきだ。
いずれにせよ株式会社石森プロについてはどの程度の権限を持っているのかが不明だし、今回の件についてはこの俺の見解は当てはまらないかもしれないが、今後同様の事例はあるかもしれないので興味深く観察したい。
あと別の人も指摘してるけど、あれだけのことを言っておいてプロフィールには「個人的な意見であり、決して石森プロを代表する見解ではない」みたいなことが書かれてるの、端的に言ってアンフェアだと思うぞ。どっちやねん。