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はてなキーワード: 唐突とは

2023-11-17

唐突告白するのはハラスメントに当たるので「早晩、告白したいのですがよろしいですか」と許可を取ろう

バカにしてんのか

anond:20231117141434

森唯斗と嘉弥真は年俸や条件が合わなくて戦力外なんだろうなぁと思ってたけど、上林増田はなんか唐突な感じだった(特に増田)

みんなあれよあれよと球団決まったから、これ裏でオファーあったのか?と邪推してしまった

過去にこう言う話もあるし

球団の編成担当の方から、『加治屋はなぜ一軍で投げないのか。ケガしているのか』と聞かれることが何度もありました」

 戦力外が発表されると、「ショックを受ける暇もないほど、阪神から音速”でオファーがあった」という。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/324607/2

先日、『ガチ恋粘着獣』の第三章ギンガ編が完結した。

第一スバル編(ヒナ編)は非常に面白い名作だったし、(現在公式サイト第一章全話無料公開中https://comic-zenon.com/episode/10834108156770278846

第二章コスモ編(琴乃編)は個人的にメインのコスモ琴乃にかなり不快感があったものの、琴乃対立する思想を持つサブキャラアルタゆっこ・はるみの活躍面白く、サブキャラ達の影響を受けて変化していく琴乃コスモを最終的には応援できて、第一章とはまた違った面白さを楽しめた作品だった。(ちなみに、コスモ琴乃の読者人気は高いように見える。)

そして第三章ギンガ編だが…有料先読みをしている読者の評価は、賛否両論激しく分かれているようだ。

第三章のテーマや結末を概ね好評価している層には、自分推し炎上された経験だとか同担害悪厨に迷惑した経験などを持つ人々が多いのか、読者自身のオタ活経験を想起しながら作品咀嚼している傾向がみられる気がする。

逆に、自分自身のオタ活を振り返られない人々や、自分とは別世界で繰り広げられている娯楽夢物語として作品を楽しみたかった人々には、第三章は酷評される傾向がある気がする。

このように評価が別れる要因となったのは、おそらく、第三章で『ほんとうのさいわい』を手にしていると読み取れる存在が、作品内で活躍する描写のなかった『すべての善良なモブオタク』だったからだろうなと思う。

物語世界における『正しさ』『勝者』『強者』に該当する概念は、読者が作品を読み解き咀嚼していく際の軸となる非常に重要ものであり、特に近年の日本エンタメ消費層の思考は『自分は間違っていない』と感じられる事物好意を寄せたり執着する傾向が強いようにみえる。『強キャラ』『真相理解している正しいキャラ』などが好かれるのだ。

それなのに、第三章では『作中に描かれてこなかったモブオタクこそがこの物語の勝者』なのだと、物語終盤になって打ち出されてしまった。顔出しキャラクター全員がどんどん不幸になっていく姿を単行本5、6冊分ほど散々描き続けてきた後に、突然別の『正解』を後出しされたようなものから…そりゃあ『自分は間違っていない』と感じれる事物に執着する性格の読者ほどキレるだろう。

とはいえ作品内で実像受肉して活躍することがなかっただけで『モブオタク』の存在はあったし、『チャンネル登録者数100万人以上の配信者のファン』が数人の顔出しキャラクターだけな訳がない・未登場のファンだって心や人生存在しているということは、意識せずとも想定できる常識だとも思う。

ただ、常識は人によって異なるものでもあり…

この『善良なモブオタク』の概念解像度高く持てるか持てないかの違いが、作品に対する評価を大きく違えさせ、同じ漫画を読んでいるとは思えないほど両者の第三章に対する論点着眼点を違えさせたのだろう。

(そういうこと以前に、登場人物がずーっとひたすら苦しみ不幸になり続ける様子を見続けなければいけないことが、単純にしんどくて連載を追い続けられなかったという人も散見した。まぁこの点は、好きなキャラが不幸になったり痛めつけられたりする描写に興奮できる人々には大好評だったようではあるが。)

斯く言う私の第三章ギンガ編への評価だが…

描かれたテーマメッセージも良かったし面白かったものの、『面白いマンガ』にはまとまりきれなかった実に惜しい作品だと思う。

例えるなら、盛り付け方やサーブ杜撰モヤモヤするけども味や栄養は最高に良質なコース料理、という感じだ。

コース料理なんだから味が良いってだけじゃ駄目だ。

同じテーマエピソード結論メッセージのまま、読者がもっと面白く感じられる構成編集可能だったと思う。

そう惜しんでしまうくらい、最終回の85話は物語を畳むには弱過ぎたし、これまでに回収されなかった伏線と前振り無く唐突に後付けされたような描写があり過ぎた。

「正直、物語は変えないまま再構築して最初から描き直された第三章を読みたい」という感情を抑えられないくらい、不完全燃焼だ。面白い内容だっただけに、面白いマンガではなかったことが本当に悔しい。

しかも、作品や作者を侮辱しながら酷評する反転アンチネット上で暴れているせいで、SNSでは私のこの素直な感想を言い辛いのもストレスだ。少しでも作品に対して惜しむ発言をすると、反転アンチ共は自分達に都合の良いように発言の主旨を捻じ曲げて、作品と作者を侮辱する材料にしてくる。不快まりない。

なので、私が感じた第三章ギンガ編の惜しい部分をこの増田にまとめていく。

そういう主旨なので、私は第三章の内容を面白く思っているが、面白かった話はここにおそらく書かない。

回収されていない伏線と、意味がわからない描写についてが主になると思う。

マンガ描写に対して「わからない」「わかりにくい」と評することは、「自分の読解力の無さを作品責任転嫁しているだけではないか?」と妥当性が問われる部分であるが、今回は私の主観で書く。

作品ネタバレ含む例を挙げて恐縮だが、『ちいかわ』島編を普通に読んでいけば「人魚を食べると永遠いのちが手に入るという噂がある」「人魚を食べると尻に何かができる」「人魚の鱗が落ちていた家の住人の尻に電池ソケットがあった」という、開示されてきた情報繋ぎ合わせて、「ちいかわの世界では人魚を食べるとロボ化して永遠いのちを得られるのでは」と、3つ目の情報が出た時点で誰でも想定できると思っていた。

しかし、これだけの描写では読者にそうは伝わらないらしい。

https://x.com/mo2p_seira/status/1717191097229996544

漫画の内容を読者に正しく理解してもらうためには、犯人過去回想という事実として「ちいかわの世界では人魚を食べるとロボ化して永遠いのちを得られる」のだと描写する必要があるんだなと、ショックだった。

第三章ギンガ編は完結とのことだが、『ガチ恋粘着獣』自体短編エピソード掲載でまだまだ続いてくれるそうなので、新規エピソードも勿論楽しみではあるが、第三章で回収されなかった伏線の回収や、読者に伝わっていない難解表現部分の補完などもあると良いなと期待している。

第一スバル編(ヒナ編)の名作という評価は、後半ラスト4話の盛り上がりと決着の素晴らしさに依るところが大きいと思うので、第三章ギンガ編も補完次第で評価は向上すると思うのだ。

====

※第三章のはじめから順に読み直し都度追記していく

41話

2023-11-16

引っ越し先の新築マンション

ベランダが黒い強化ガラスなんだけど、最上階のベランダだけ3枚分が柵になってる

なぜ???

建築中はそこから資材搬入するから一時的にそうなってると思ってたけど、そういうデザインらしい…

いや、おかしいだろ

最上階のガラス割れちゃったのかな?」って思うくらいに唐突

デザインだとしたらセンスがないよ

ダメ元で変更頼んだけど断られたし…

完成図はベランダなかったからわからなかった、しまった

葬送のフリーレンの日本映画的なベタな泣ける!とコテコテ深夜アニメ臭さの同居

寿命の違いによる悲恋とか命の儚さとか大衆向けでエモい感じなのにどうして「勇者」とか「貧乳コンプレックスエルフ」とかJRPG臭いというか

ゲームファンタジーぽさがこんなに強いんだろう

一般大衆にもゲームファンタジーに慣れすぎたオタクも両方取り込みたかった?

ゆうしゃ とかドラクエ以外で聞かないし貧乳コンプレックスエルフとか海外ものでは見たこともない

フェルンの唐突下ネタ、フェルンのシュタルクへのコテコテツンデレ恋愛、透明ガラス器のパフェとか巨大ハンバーガーとか敢えてやってるんだろうけど意図がわからない

https://i.imgur.com/7hkj8C6.jpg

葬送のフリーレン

https://anond.hatelabo.jp/20231114134840

2023-11-15

漫画作家事物を分かりやすく印象深く説明する能力が高い(物語なので善玉悪玉などのレッテル貼りが入るが)

あと話の切り替えが上手い

自分漫画作家ではないが、関連事実盛るのが過小だったり、過剰だったり、話が唐突に切り替わったりで、内容が理解し難くなってしまうことがある

脈絡のないオバサン話になるのは嫌なのに、体調によってはグダグダな話をしてしま

段落オチをつけること大事よな

  

と思いつつ、分かりやすくなるように同じ話を何度も編集し直すのキツイ

彼女に「元カレ」の存在を匂わされると、途端に恋愛感情が無くなってしまう、なぜ

自分女性に対する「冷めポイント」が3つある。

お金を全く払わない女性(お金に限らず、恋愛に対するコストを渋る女性)

・同じ部活学校友達の妹や姉(家族に近い感情を抱くと性欲が湧かなくなる)

元カレ存在や話をされる


かに処女厨ではあるのだが、そこは重要な部分ではないと思っている。処女あくまで加算部分で、非処女からと言って冷める訳ではない。


ただ、元カレの話をされると途端に性欲や相手に対する恋愛感情が消えてしまう。

元カレの話になるたびに、その言葉が出るたびに、スッっと性欲や恋愛感情が引くのだ。


人は実は「時間理解していない」と言われている。時間感覚と言うものは、実は過去記憶の積み重ねらしい。

そして自分は、唐突に表れた「元カレ」という存在と、「今付き合っている」という事実区別ができないようだ。

元カレが居ると言うことも、浮気も、同じくらい不快ものなのだろう。その防衛本能で性欲や恋愛感情が無くなると思っている。


まぁもちろん、現実元カレ浮気相手は違う。

からそこに折り合いをつけようとしては居るのだけれど、こういう感情本能的に「一夫多妻」が刻み込まれ人間の性かもしれないし

そこをうまく折り合いつけられるのはそういう本能の少ない女性が多いのでは、逆に男性理解してくれる人が多いのではと思う。


彼女ができるたびに、やはり気持ちの面で「元カレ」という存在にぶち当たる。これが父親などから性的虐待なら全然気にならない(本人たちにはよくないが)。

なので自分はいつも心に線を引いて、心を全て預けないようにしている。これが大人の余裕だとかそういう風に映るのだろうな。

というより、大人の余裕とは、そういう叶えられない心の置き場を諦められる、距離感の置き方なのだと思う。


叶うなら元カレの居ない人と、心のすべてを置ける恋愛をしてみたいものだけれど、現実問題「床上手の処女」が居ないように、「男心理解している元カレの居ない人」はほぼいないのである

処女恋愛したことはあるけれど、女性では無く男子小学生中学生と歩いている気分になってそれはそれで冷めるのである

自分体験でもそうだが、人は異性に拒否をされたり、失望をしてから初めて男であろうと、女であろうとしはじめる。


初めは遊びで付き合っていた彼女なので元カレの話を聞いても聞き流していたが、今は恋人としての自覚が出始めている。

できるだけ相手元カレを考えないようにして、元カレの話が出た時は遮って断るようにする、それしか手が無いのだろう。

2023-11-09

先週、妹の結婚式だった

妹の夫エドイタリア人で、ふたりは数年前には入籍していたのだけど

コロナで延期してこのタイミングの挙式になった

妹はそこそこ有名な企業でそこそこのポジションに就いており、

英語タイ語北京語を話し、アジア各国を行ったり来たりしている

その過程エドとも出会ったらしい

エドは気さくで穏やかないい男だ

ふたりとも幸せそうで、それはまあ、いいと思う

でも私個人としては、かなり複雑だ

妹の元カレのことが忘れられないのだ

まだ妹が大学生の頃、生まれて初めての彼氏ができたと報告された

私はそういう浮いた話がないまま忙しく社会人をしていたので、当てつけか?と思いながら話を聞いた

そして、その男やめといた方がいいんじゃない!? って思わず言ってしまった

なんでも、そいつシンガーソングライターを目指していて

週末に全国を回り路上飲み屋ライブをしながら普段居酒屋バイト店員

顔は悪くないが明らかに痩せすぎで

彼のYoutubeチャンネルも見せてもらったんだけど…

ちょっとお世辞にも歌が超うまいとは言えない

ギター一本の弾き語りで、演奏はそれなりに思えたけど録音状態が悪くて曲はよく分からなかった

歌唱力も人並み

セルフプロデュースもろくにやってない

これが大成するのはちょっと無理だと思った

もちろんそんな男に妹は任せられない

いつしかこの話は両親の耳にも入り、父も母もこの夢追い人にはかなり難色を示した

一度は実家挨拶に来たこともあるらしいが

当初からの悪印象もあってか両親は

「頼りなさそうで全然ダメもっと真面目に生きてる人じゃないと」と言っていた

でも妹は真剣だった

将来は自分サポートしながらでもその男応援したいと言って聞かない

なぜそこまで?ときくと、

「わからないけどとにかく他の人にはない物凄い魅力がある」

と要領を得ないことばかり言い、出会ったときの話を聞かされた

居酒屋に客として訪れた妹に親切にしてくれたという

当時未成年だったが大学のなにかの付き合いで飲み会に参加していた妹

お酒を飲まずにいられないような雰囲気の中、

元カレが察してこっそりノンアルカクテルを運び続けてくれたのだという

これだけ聞いたらまあ、確かに気の利く男だが

会計とき、お礼を言おうとその店員を呼び止めて初めてちゃんと顔を見ると、まあ顔がいいと

そして全身から漂う独特の雰囲気に、これは運命だと感じたという

しかも、なんとその店員は小さな紙切れを妹に渡してきた

そこには彼の名前と連絡先、そして自作歌詞だかポエムだかが書かれていた

ヤバいやつじゃん

でも妹にとっては初めてのロマンチック体験で、ハマってしまったのだろう

お姉ちゃんも会えば良さがわかる、と力説され、一緒に食事をすることになった

土曜の夜、池袋駅前で待っていると妹に引き連れられて元カレがやってきた

ひと目見てわかった

妹の言っていることは嘘ではなかった

黒い髪が目が隠れるくらい長く、ダボッとしたラフ服装の上からでもヒョロガリなのがわかる

話す声は小さく、力がない

でも確かに何か独特な雰囲気があった

天才雰囲気とはまた違う

例えて言うなら、古い木製の美術品のような……きれいだけど、崩壊を続けているような

それでいて気取ったところがなく、食事をしながらの会話もそれなりに弾んだ

笑った顔は案外可愛かった

正直

妹の恋人として出会ったのでなければ、私も恋に落ちていたかもしれないと思った

それ以来、私は妹にあの男と別れろと言うのはやめた

というか、その話題も避けるようになった

彼のことを思い出すと胸がざわつくのを自覚していたからだ

破局唐突にやってきた

妹は大学を出て忙しく働きはじめたが、そうすると途端に、音楽で食っていくという元カレ生き方が頼りなく思えるようになったという

何を言っても就職しようとしないから、別れたと

それはほんの数年前までの両親の主張とほぼ同じだった

私は自分が何かを失いでもしたかのように胸が詰まるのを感じた

久しぶりに彼のYoutubeチャンネルを覗いた

弾き語り動画更新は相変わらず続いていたが、ここ数週間は動画が上がっていない

フラレて落ち込んでるのかな、などと思い、なんとなく毎日チャンネルを開いて見ていた

するとある日、以前と変わらぬクオリティ弾き語り動画が公開された

それはあきらかに失恋ソングで、池袋の夜に聞いたのと同じ、か細い、弱々しい歌声だった

映像の中で、反響の大きな部屋にアコースティックギターキラキラした音と歌声ダンスを踊るみたいに響いていた

名曲だったわけじゃないと思うし、細かな歌詞もよく聞き取れなかった

けれど私は泣いてしまった

涙が溢れて止まらなかった

「ねえあんた、この曲知ってる?」

結婚式のあとの食事会で、私はスマホからその曲を流して聞かせてやった

「え、なんで? 性格悪っ」

そう言って厚化粧の妹がちょっと睨んでくる

そうだよ

あんたのお姉ちゃんは意地悪なんだ

エドはよく分からハテナマークが浮かんでいるみたいだった

結婚おめでとう

どうか幸せになってね

anond:20231109020047

discordチャンネルでこんな奴いたことあったわ

そいつ自分話題の中心じゃないと唐突作品貼ったり家柄の自慢し始めたり作家交流ある自慢し始めたりする100倍やばい奴だったけど

まあ創作界隈には一定数ホンモノが混ざるから諦めるしかいね

2023-11-07

anond:20231107150424

さんさ時雨って何と思って調べたら宮城民謡

祝い唄?

で、なんで唐突にさんさ時雨?

宮城北陸じゃないよ。東北だよ

最近の売上とか全然知らないけど、USJ凋落の気配を感じた

この前(11/4)、10年以上ぶりにUSJに行った。以前行ったときとだいぶ印象が変わってたり、ちょうどやってた期間限定ものがだいぶとお粗末だったりで、「これは先が暗いんじゃないか……」と感じてしまった。

そう感じた理由の1つ目は、看板コンテンツの大半で体験内容が似たようなものになっていたことにある。

具体的に言うと、概ね2種類に大別できてしまって、いわゆる絶叫マシンと、いわゆる4Dものだ。

定義上、4Dと銘打っているのは3D眼鏡をかけさせられるやつだけだったのでそこまで多くないが、実質的には「正面のスクリーン映像投影されて、座席乗り物がその映像と同期して動く」ものは全部同じジャンルに括っていいように思う。

そう括るとしたら、上記の2つの定義に収まらないものハリー・ポッターの街歩きと、ジョーズと、ジュラシックパークの濡れるやつくらいだと思う。(あと、乗れなかったけどヨッシーのやつもそうなのかな)

もちろんそれぞれの映像クオリティは高いんだけど、アトラクションの大半が似たようなものになっているというのには2つ問題があると思っていて、1つには、「その手のものが苦手な人」を完全に切り捨ててしまっていることにあると思う。

というのも、これは自分自身がそうだからこの投稿には私怨も入っているのだが、いわゆる「三半規管が弱い人間」にとっては、先の定義で言う4D系のアトラクションは全部キツい。

自分最近ではVRゴーグルではそう酔わなくなる程度に慣れて来ている。だが、USJアトラクションは、皆で大きい画面を見るスタイルなのが原因なのか、最初に浮遊する演出があった時点でもうダメだった。(ほぼすべてのアトラクションで浮遊演出があった)

幸い自分は絶叫系は平気なので、そちらを楽しむことはできた。だが、これら2つのジャンルの両方が苦手という人だって、そんなに少なくないように思う。(というか、どちらかというと片方だけ平気な自分イレギュラーな気がする)

もちろん、「そんなやつはそもそも来なければいい」は正論なのだが、10年前に来たUSJは、「次これ乗るの?じゃあ自分は苦手だからこっちに並ぶね」で一日が成立する程度には多様な体験ができたと思う。(自分バックドラフトが印象深い)

しかし、4Dも絶叫系もダメな人が、子供や友人について現在USJに迷い込んでしまった場合、割ともう全くどうにもならない。ニンテンドーワールドの再入場がめんどくさいというのを踏まえると、モンスターズ・インクライブリピートしまくるとかしかないんじゃないか

似たようなアトラクションばかりになることの2つ目の問題は、「どこに行っても似たような体験になる」ことになると思う。

これは「4D系」とくくれてしまうことからも明らかな通り、それらのアトラクションでの体験は、「浮いてるみたい」「ぶつかりそう」「風が出る」「匂いがする」「水がかかる」「熱い」のいずれかに分類できてしまうし、悪いことに、どのアトラクションでもこれらのほとんどすべてが体験できてしまう。

から有り体に言ってしまえば、「キャラと設定が違うだけでだいたい全部一緒」の体験になってしまうのだ。ついでに言うと、無理なくこれらすべてを体験させるために、ストーリー展開もかなり似たようなものになっている。

1つ目の理由は「ターゲット層を絞った結果」であり仕方ないところもあると思うが、こっちはテーマパークとして結構問題がある気がする。

乱暴に言えば、「さっきとほぼ同じような内容だったから、これなら並ぶことなかったな」と感じてしまうようなことになっていて、体験多様性という意味で言えば、パルケエスパーニャとかみたいなB級(と、させて頂く)テーマパークの方がずっと満足感があった。

「好きな作品世界に没入できるんだからキャラが違うなら様式は同じでも全然違う」という主張もあるかと思うが、以前のUSJ作品ごとに体験も多様だったように感じる。懐古かもしれないが。

もう一つのダメさを感じたポイントで言うと、これは期間が先日終了したから言うのだが、呪術廻戦4D作品としての出来がどうしようもなかった。

これも4D系のコンテンツで、3D眼鏡をかけて飛び出す映像を楽しみつつ、作品の展開に沿って水がかかったり風を感じたりするというものなのだが、これがもう、「VRコンテンツはこう作ってはいけない」の見本のようなものになっていた。

設定や展開に無理があるのは置いておいたとしても、例えば作品序盤の戦闘シーンは、固定の背景の上を二次元キャラクターがぽんぽん飛び回るという画になっている。

アニメ戦闘シーンは臨場感表現するため、カメラワークのように色んな方向から描き出して演出する、というのは素人が語るまでもなく皆さんご存知の通りだと思うが、この作品は、「それぞれのキャラクターが奥行きも使って飛び回る」というのを見せるのを狙っているのか(あるいはコスト納期問題か)、同じ方向から同じ場面を写した状態のまま、キャラクターの絵だけが移動する。

もちろんこれは「キャラの躍動を座って見ている客」と作品を写すカメラ視点を一致させる意味では正しい演出だと思うのだが、しかし、見て感じる印象としては「素人Unityで作った格ゲーみたい」だった。

これについては、さすがに各キャラ3Dモデルを作るわけにもいかないので、絵を背景の上で動かすことになる以上どうしょうもないという面はあるのかもしれない。

ただ、それを踏まえると、主人公が決めのシーンで放つ一撃に用いられた演出がどうしても気になる。

というのも、このシーン、直前に主人公こちらに背を向けて飛び上がり、雄叫びを上げたところから切り替わるのだが、ここで、「正面から写した視点」「画面上が黒く切り取られたような背景」で主人公攻撃描写される。

せっかく(インディーズUnityゲーみたいになるという犠牲を払いながら)客とカメラ視点を一致させてきたのに、クライマックスのシーンでそれを投げ捨ててしまうのだ。

たぶん、この演出自体は悪手ではなくて、アニメ的なタッチで迫力を出すためにはい方法なのだと思うのだが、それまでの視点と一致しない演出であるがためにかなり唐突感があり、実際、シーンとしてはシリアスで格好良い場面なのに、周りから何人かの吹き出す声が聞こえたりもした。「おもしろく」なってしまっていた。

この他、「水がかかる演出を使うシーンがマグマみたいなものがかかる場面で没入感が削がれる(多分ない方がマシ)」という演出問題があったり、「敵役主人公対峙した瞬間に立場から狙いまで全部名乗るのでイオンモールヒーローショーみたい」という展開上の問題があったりとまだまだいくらでも文句を言いたいところがある。

ただ、まあ恐らくだが、呪術廻戦のキャラを使う以上、これの制作リードしていたのはユニバーサルスタジオ側ではないだろう。

から、この作品USJのせいで低クオリティになっているという訳ではないと思う。

でも、自分のところの目玉コンテンツの一つになるものクオリティコントロールが利かない状況になっているというのは、かなり危険兆候ではないだろうか。

この呪術廻戦4D、枠としてはエルモとかシュレックの同じような作品がやっていたところでやっている。そしてそれらの作品はけして低クオリティものではなかった。

から、今回の問題は、4Dシネマという形態が抱えている問題ではないということだと思う。ユニバーサルスタジオちゃんと絡んで(この辺事実関係はわからないので曖昧に書いている)作れば、ちゃんと良いものになる。

にも関わらず、この呪術廻戦という大型コラボものクオリティがこうなってしまうのは、どっちが依頼したコラボなのかみたいな力関係があったり、公開時期を急ぐためのスケジュール的な問題があったりしたのかな、と邪推してしまう。

そして、そういうものが持ち込まれアトラクションクオリティが下がるというのがある状況なのだとすると……やっぱり、それは良くないことなのではないかと感じるし、テーマパークとして魅力を失うことに繋がるのではないかと思う。

少なくとも、自分は今回行った結果、「もうしばらくUSJはいいかな」という気分になってしまった。日本でも2番目のテーマパーク(だと思っている)だから、行ってガッカリするポイントがあるなんて思ってもみなかった。今後子供が産まれて大きくなって行きたがっても、今回の経験を踏まえて一旦は反対すると思う。(それでもいずれ流されて行くことにはなるのかもしれないけれど。)

以上、長文での愚痴でした。

2023-11-06

今週のタフ

唐突トーナ・メント展開に立ち読みしながら笑っちゃったのは俺なんだよね

主催者を倒すのが目的なので実質陰陽トーナメントと考えられるが…

2023-11-03

すみっコぐらしの新作映画が、超絶がっかり作品だった

俺、昨晩仕事が終わってからマジでうっきうきだった。

今日公開される、すみっコの映画『ツギハギ工場のふしぎなコ』のチケットを予約してたからだ。

   

俺がすみっコの魅力にやられたのは、妻の影響。

1作目・2作目はアマプラで視聴し、その可愛さと感動のストーリーに悶絶した。

それなのに、妻からは「映画館で観るとまた格別やから」と聞かされた。

アマプラでさえこんなに可愛くて感動するんだから映画館で観ちゃったらもう幸せすぎて宇宙まで飛んでいっちゃうんじゃないかな、と心配してた。

   

でも、そんな心配無用だった。

公開初日今日映画を見終わった妻と俺は、2人とも言葉を失っていた。

感動のせいじゃない。あまりにも期待外れすぎたからだ。

せっかくのすみっコの映画なのに、しかも69分しかない短い映画なのに、途中で「はよ終わらんかな・・・」とすら思ってしまっている自分ドン引きした。

『ツギハギ工場のふしぎなコ』は、本当に残念な作品だった。

   

個人的に、なぜ今回の映画がこんなに残念だったのかを考えてみた。

もちろん、本作を観て心から満足した方もいるだろうから、以下はあくまでも俺の主観

Xの投稿を観る限りでは「感動した」「かわいかった」っていう声が大多数だから、俺の感覚が正しいとは思わない。

俺と同じように本作にモヤモヤしたっていう人にとっては、多少なりとも共感できる要素があるのではと思う。

  

【残念ポイント1】要所要所の必然性希薄である

まず、ストーリー必然性を感じられなかった。

すみっコに必然性を求めるなと思われるかもしれないが、そういうことじゃない。

1作目・2作目はファンタジー要素がありつつも、ストーリー全体として「なぜ物語が始まるのか」「なぜこんな展開になるのか」がはっきりしていた。

   

●1.ぺんぎん(本物)がぬいぐるみを持ってきた背景が謎

本作の主人公は、しろくまだ。

しろくまのもとに、ぺんぎん(本物)がぬいぐるみを持ってくるところから、話は始まる。

ぬいぐるみは、しろくま実家で大切にしていたという設定になっている。

   

俺が記憶している限り、ぺんぎん(本物)がしろくまのもとにぬいぐるみを持ってきた動機がはっきりしない。

いや、まぁ「しろくま大事にしていたぬいぐるみからしろくまの元に届けてあげよう」と考えたんだろうとは思う。

ぺんぎん(本物)としろくま親友のような関係であることは、にわかすみっコファンの俺にでもわかる。

   

けど、なんでぺんぎん(本物)がしろくま実家に行ったのか、なんでしろくまの親御さんや兄弟からぬいぐるみを預けられたのかが、全然からない。

このぬいぐるみは本作の中でけっこう大切なポジションなのに、そのへんの背景がわからいから、ストーリーにいまひとつ没入できなかった。

●2.すみっコたちが文句を言わず働き続ける理由が謎

それから工場おもちゃ作りに励むことになったすみっコたちが、なぜ文句を言わずに働き続けるのかもわからない。

最初のうちは、純粋おもちゃ作りが楽しかったんだと思う。

企画会議でも活発に意見を交換し、新商品の開発に積極的に取り組んでいた。

生産目標数を達成することに満足感を得ていたようにも思う。

でも、数日経った頃から、様子はまったく変わっていた。

くま工場から課せられるノルマは日々増え続けていき、持ち場を少しでも離れればロボットアームで定位置強制連行される様は、お世辞にも楽しそうには見えなかった。

   

すみっコたちがおもちゃ作りを頑張る明確な理由は、なにひとつなかった。

一応、食べ放題社員食堂があったり、豪華な寝室が用意されていたりと、福利厚生は充実していたように思う。

でも、別にすみっコたちって食いしん坊でもなければ、住処に困ってるわけでもないじゃないか

第一工場すみっこにあるソファでみんなで固まって寝てたから、寝室に関してはほぼ使ってないし)

   

たとえば、「すみっコらんどに帰れなくなっちゃった・・・!」的な理由があるなら、工場で頑張って働くのもまだわかる。

けど、そもそも徒歩でたどり着いた工場なんだから、帰りだって徒歩圏内のはずだ。

なんでくま工場長の言いなりになって働き続けているのか理解に苦しむ。

   

ひょっとしたら、「仕事が苦しくても辞められない日本人」的なところを投影しているのかもしれない。

でもそれなら、「苦しいけど、くま工場長に悪いから辞められないね・・・」的なすみっコたちの葛藤があってしかるべきだ。

そのへんが描かれていないので、すみっコたちがあたか自分意思なくただひたすら奴隷のように働いているように見えてしまった。

俺はすみっコの可愛い姿を見たいのであって、可哀想な姿を見たいわけではなかった。

   

【残念ポイント2】とってつけたような展開が続く

必然制の希薄さ、という点と少しかぶるが、とってつけたような展開が続いたことも、映画に没入できなかった理由ひとつだ。

   

●1.とってつけたようなアクシデント

途中、何度かアクシデントが発生した。

たとえば、とんかつ大量発生したり、おもちゃがすみっコらんどを席巻したり。

でも、各アクシデントが次の展開につながることはなかった。

アクシデント解決して、ホッと一息ついたら、また次のアクシデント・・・という感じで、脈絡のない小話が延々と続いているような印象だった。

とんかつの増殖については、ロゴマークを消すとおもちゃが命を失う・・・という設定が明らかになる伏線になってはいるが、このロゴマーク設定もけっこう雑だった。

   

●2.とってつけたようなロゴマーク

おもちゃ工場ロゴマークをつけると、おもちゃに命が吹き込まれ自分意思で動くようになる。

で、そのロゴマークをこすって消すと、動かなくなる。

この設定はけっこう大事な気がしたが、割とあっさり無視されていた。

   

たとえば、くま工場長が実はおもちゃだった・・・という衝撃の事実が判明するシーン。

くま工場長は動かなくなってしまっていたが、ロゴマークははっきりと印字されたままだった。

なんでロゴマークがあるのに、急に動かなくなったの・・・

   

かいところでは、しろくまが持っていたぬいぐるみにもロゴマークがはっきり印字されていたのに、なぜ動かなかったのかという謎も残る。

まぁしろくまぬいぐるみに関しては、経年劣化で動かなくなったという見方もできるけど。

でもそれなら、ロゴマークが薄れてしまってるなどの工夫は必要なのではと思う。

   

●3.とってつけたようなラストシーン

おもちゃ作りを放棄したすみっコたちに激おこになり、工場暴走する。

で、その暴走が実は苦い過去の思い出によるものだったと判明する。

そのとき、すみっコたちは「役に立たなくたって仲間だよ」と言い、工場笑顔にする。

なんつーか、唐突な流れすぎて感動が追いつかなかった。

ありがちな感動展開でうまくまとめようとした感じが拭えない。

てか工場に対して仲間意識を持つなら、くま工場長への心配があってしかるべきだろと思うが、すみっコたちは全然くま工場長のことは忘れているようだった。

そのあたりのアンバランスさも、すげー気になった。

   

【残念ポイント3】すみっコたちが楽しくなさそう

そして何より、すみっコたちが楽しくなさそうだった。

これは俺の主観かもしれないが、少なくとも俺はそう感じた。

本作のすみっコたちは、楽しそうじゃなかったのだ。

   

自分たちがやりたいから、これをやる」っていう、前向きな雰囲気が感じられなかった。

もしかして、くま工場から褒め言葉に縛られているのでは・・・?と心配にすらなった。

   

くま工場長は、すみっコたちを工場スカウトする際、みんなのことを一人ひとり褒めた。

だけど今思うと、すみっコたちを思い通りに働かせるために操作しようとしているようにしか思えない。

っていうネガティブ感情をもってるわけだが、映画館の来場者特典として「くま工場長のほめスクラッチカード」ってのがもらえる。

硬貨でこすると褒めのセリフが浮かび上がってくるという代物だ。

俺のカードは「だいじょうぶ!みんな、すごいから!」、妻のカードは「サクサク!」だった。

サクサク!がなぜ褒め言葉になるのかは、映画を観た方ならお分かりになると思う)

いや、この話の流れで、このカードもらって喜ぶお客さんっているんだろうか。

このあたりの細部の手抜き加減も、すげー残念だった。

   

2年後に4作目が出たら、また映画館に行くだろう

とまぁ、今回の映画は本当に心底残念だったわけだけど、俺がすみっコ好きなのは変わらない。

今のところ2年周期で映画が出ているから、また2年後、2025年に4作目のすみっコ映画が公開されたなら、俺は間違いなく公開初日に観に行くだろう。

そのときには、妻が言っていた「映画感で観ると格別やで」を実感できるとうれしいな。

2023-11-01

タイトルが思い出せないエロマンガ

10年ぐらい前に本屋立ち読みして妙に印象が残ってるがタイトルが思い出せないエロマンガがある。

確か上下巻の続き物で、ヒロイン因習村で陵辱される感じのよくあるヤツだったのだが、ラストで今までヒロインを陵辱してたクソモブ村人が「好きな人と一緒になりなよ」みたいな感じでヒロイン炎上する館から送り出したんだよ。

その唐突な改心ではあ?ってなって絵は好みだったのに買わなかったんだが、誰かタイトル分かる人いない?

弱者の条件

闘争を挑まれた瞬間に相手を上回る怒り=暴力衝動を発揮できないこと。

…だがあとからならいくらでも怒ることができる。しかし正にそれを称して「負け犬の遠吠え」という。

ただし挑まれたほうからすれば唐突理解できないことでもある。これを理不尽弱者は称する。ところが挑んだほうは自分精神状態の平静を害されたので原因を排除しようと行動に移している。これを挑んだ側は「相手空気を読んでいない」と称し、ゆえに「いじめられるほうにも原因がある」という言説の論拠としている。

2023-10-30

我が青春町田ティ

事業所のリノベと今後のプランを考えていた。考えているだけでとくに何もしなかった。土曜日につづいて3連休になる。餃子祭りとやらがはじまる前に町を出ることにする。

NOMAD CENTURY”の訳書が手に入ったので読み始めた。趣旨はともかく各論辟易し読む気が失せた。専門外の分野をしたり顔で述べ、とうぜんながらその全てが完全に誤っていた。

夜半唐突カツカレーを食べたくなり近場を歩いた。もちろんそんなものはなかった。仲見世のアサノのような店があるはずもない。

2023-10-27

いま唐突にくまえりって単語を思い出したけど何したひとだっけ

2023-10-21

フリーレンが過去に戻ってるのびっくりした

雑誌に追いついたけど過去に戻るというありえない展開になっててビビった。

どうしようもなく失われてしまったものを求めて魔王城までの長い旅路を歩み、オレオールでヒンメルと会えても会えなくてもそこでエモが爆発するんじゃなかったの?

唐突過去に戻ってヒンメルと再会しちゃうってマジ?

作品テーマから考えてもあまりにもありえない展開でアニメ化にあたって若ヒンメルを出せみたいな圧力がかかったりしたんじゃないか邪推してしまう。前後で長期休載してたらしいし。

ゲーム安くなるの速すぎ問題

Steamとかが顕著なんだけどつい最近出たゲームですらセール時には余裕で3000円ぐらい安くなっててビビる

そのせいか最近は元々の値段が1万近くするゲームとか増えてる様に思うけど

そういう作品も大体半年から1年ぐらいするとなんかの特別記念セールみたいな形で唐突に半額とかになったりする

物によっては半額どころか80%オフとか500円前後とかで投げ売りされたりもする

こういうの見てると相当楽しみですぐに遊びたいゲーム以外は新作で買うの普通に損としか思えん

今後はハロウィンクリスマス年末年始と大規模セールが来るであろうタイミング連続してるけど

多分その時も色んなゲームがクソ安くなってるんだろうな

anond:20231021100843

「もう過ちは繰り返しません。」古代唐突にそんなことをいい始めてギョッとしたけど戦争賛歌とか言う非難をかわすために無理くりに入れた言葉なんだろうな

2023-10-19

自慰行為

『ドピュッ』。白濁した液体がテッシュに吐き出される。あぁ最高だ。快楽に浸ってるのも束の間で、すぐに罪悪感が襲ってくる。いつもならそうなんだけど、この日は違った。

罪悪感が襲ってこないのだ。自慰行為に対する負い目というのは必ずある。この世に生み出させるはずだった命を無駄に扱ってしまった、といったどこでも聞くような倫理観自分にも備わっている。だから、罪悪感を持たないまま終わるというのは珍しい。

なぜなのか。終わった後もしばらく高笑いを続けていた。自分がとことんクズみたいな人間だと自覚して笑っているのとも違う。スマホの向こうにいるAV女優に勝ち誇ったのだ。卑小な自分が悩んでいた劣等感や敗北感というもの射精とともに吹き飛んだ。

そのAV女優は多才だった。多才すぎるのだ。見下す対象のはずのAV女優であるにも関わらず、多方面メディアから称賛を受けていたし、それに彼女自身も誇りを持っているかのようだった。立派だと思った。ちっぽけな何も持たないカスみたいな人間の一人にとって、社会活躍してる人間というのは眩しすぎる。暗がりで過ごしている期間が長い人間は、急に光が差し込むと、目がそれに追いつかない。慣れるまでに少し時間がかかるのだ。そんないわゆる陰キャラみたいな自覚を持ってしま人間にとってAV女優というのは一種の暗がりから光に集まったきた虫のような存在だと見下していた。いや、さもすれば同心かのような連帯感すら抱いていたのかもしれないが、急にその虫に刺されてしまった。思いがけず起こったコンプレックス事故だった。それはトンネルから出てきた車の運転手が急な光に目が慣れず、そのまま前からくる自動車にぶつかってしまうかのように唐突に起きてしまった。

今の時代AV女優とは言わずに、セクシー女優と言うらしい。見下しの対象ではなくなってきている。時代は変わっていくのに、自分の心は未だ旧時代のままだった。そういう悪意を持って接することは悪魔のやることなのかもしれない。天使であれば人を傷つけることはなく、ただ微笑み、全てのものを許してくれるだろう。自分天使ではないのだと悟った。いや、表向きには天使であるかのように振る舞っていた分、というかそれを社会から強要されてきた分、それは理性で無理やりおさえつけていたのだとわかってしまっただけなのかもしれない。そんな自分にとってはAV女優AV女優のままだった。多分この先もずっとAV女優と呼び続けていくのだろう、決して社会に向けることのないちっぽけな自分の心の中だけだけど。

これからもその小さくて弱々しい、少しの行為でもマウントを取られたと感じてしまう卑小な、それでも自分を保つためには必要尊大プライドを持った心と向き合っていくしかないのだろう。自慰行為というのはその名の通り、自分を慰める行為なのだから活躍するAV女優スマホの画面越しに見て、シコっていれば自分プライドは傷つけられることはないのだから。そうやって複雑で多様な社会と折り合いをつけていくしかないのかもしれない。

それでも、そんな自分が好きなのだから否定なんてしてやるものか。俺は好きにシコらせてもらうぜ。オナニー最高!!

三大暇空さんが信者に蜂の巣にされた事件

・リッター30kmバス事件

コラボバス燃費をリッター30kmで計算してガソリン代が高すぎると指摘して散々バカにされた暇空さん

「いつまで30kmを擦ってるんだ、監査請求書類ではリッター6kmで計算している」という旨のツイートをしたところ

経緯を知らない信者たちがリッター30kmを対立相手の言ったことだと勘違い

「リッター30km www」「常識ないwww」「車乗ったことないのかな?」などとフルボッコにしてしまった事件

・暇空note証拠提出事件

裁判においてコラボ側が暇空さんの書いた文章を何らかの証拠として提出

暇空さんがその書類ツイッター投稿したところ信者たちはその文章コラボ側が書いたと勘違い

便所の落書き」「昭和カストリ雑誌」「統合失調方面」などとフルボッコにしてしまった事件

唐突に堀口氏登場事件

コラボとの裁判において「堀口氏に脅迫されて身の危険があるから出廷できない」と主張する暇空さん

堀口氏に関することを証拠として提出した書類ツイッター投稿したところ経緯をしらない信者たちは相手側の書類だと勘違い

「堀口が何の関係あるのw」「意味不明」「頭おかしくなった?」などとフルボッコにしてしまった事件

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