はてなキーワード: 労働力率とは
能力だけを見て免許を与えれば良い試験もあるが、医師免許を附与するプロセスで定員を考える必要があるのは、たぶん、供給が多いと何か困るからなんだろう。
(合格する女性の労働力の和=最適な女医の供給量にする。たとえば「産科には○○人月の女医が必要」みたいな考え方が妥当なら、こちらになる。)
(合格する労働力の和=最適な供給量にする。男女の医師を区別しないなら、こちらになる。)
の、どちらになる。
これらの場合、労働力率の低下、たとえば育休取得率の上昇は、前者の想定なら女性だけの合格率を上げ、後者の想定なら両性の合格率を上げることになる。
定員があるのは大学の教育能力の限界のためだ、という意見もあるらしい。
(脱線だが、そういう理由なら国外で教育を受けた者にどんどん国試を受けさせるべきだと思うが、そうなっているのだろうか?)
だとすると、
ということになる。
なんとなく働き方改革関連法案と生産性革命やら女性活躍のつながりがぐちゃぐちゃになってる感があったので、自分の知識の範囲で整理してみます。
まず、現在の政府の課題は「少子高齢化社会の中で豊かさを維持すること」であり、ここでの「豊かさ」とは単純に「1人あたりGDP(国内総生産)」のこと。
ここで上式の右辺を変形すると
となり、さらに
・GDP/労働者数 とは労働者1人あたりが生み出す価値、すなわち「労働生産性」
・労働者数/人口 とは人口に占める労働者の割合、すなわち「労働力率」
よって
となるわけです。
こういう理由で、「豊かさを維持するためには、労働生産性と労働力率の向上が不可欠」と結論付けられます。
このうち、「労働力率の向上」を担当するのが「女性活躍」と「高齢者の活用」です。「高齢化社会で生産年齢人口(要は若者と中高年)が減ってくけど、女性と高齢者が働いてくれればなんとかなるよね」ってことよね。たまに移民やらなんやらが出てきます。
残った「労働生産性の向上」を担当するのが「生産性革命」「働き方改革」となるわけですが、ここで私は今の政府の政策に不満があります。
さっき書いた通り「労働生産性=GDP/労働者数」な訳です。ぶっちゃけ「売り上げ/従業員数」ですよね。考えるべきは「どうやったら売り上げが増えるか」と「どうやったら少ない従業員で回せるか」の両立です。
これを考えた結果が「裁量労働制の拡大」や「高度プロフェッショナル制度の導入」ってのは、全く腑に落ちないのですよ。やるべきことは「(Amazonの無人コンビニみたいな)省力化技術の導入のための投資」やら「消費者全体の所得の向上」だと思うのですが。。。
また、「生産性向上のために解雇規制の緩和を」なんて声も漏れ聞こえますが、解雇すれば労働者数が減るので労働力率が下がります。労働生産性が上がっても労働力率が下がればGDPは増えません。典型的な「全体最適を考えない部分最適」だと思うのですが。。。
日本は女性の社会進出後進国なのに少子化が凄まじいのは知っているよね
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1500.html
このグラフを見れば解るように、25から30中盤にかけ急激に女性の労働力が下がる韓国と日本は、女性が出産で仕事を辞めて育児に専念し、数年後安い給料でパート労働にならなければいけない社会で、それが少子化の原因の一つ。
不景気で金がなくて子供を産めない、夫婦共働きじゃないとやっていけないのに子供を産んだら仕事が続けられない、子供を産めない状況に若者が追い込まれているから産めないんだよ。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/syussyo06/syussyo4.html
なんだかぐだぐだ語っているが、基本的に給料の違いは能力の違い、だと思う。
要は、おまえの近くにいる女に30代独身のおまえが嫉妬してるだけじゃないのか。
そもそも「30代独身女性は、会社でバリバリやっている奴らが多い」という現実認識が間違っている。おまえはあたかも一般の話であるかのように語っているが、ほんとうは特定ローカルの話、おまえ個人の私憤にすぎないのではないか。
統計を見ると、30代女性の労働力率は以前よりも高くなっているが、実際には20代と40代の女性の方が30代女性よりもバリバリ働いている。
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo_img/zu1_2_01.gif
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo1_02_01.html
未婚者を世代ごとに比較しても、20代から40代まで労働力率にはあまり差が無い。20代がわずかに一番高いのが現実だ。
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo_img/zu1_2_09.gif
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo1_02_09.html
「年収は400万円から700万くらい」「俺たちの世代で男女の賃金格差はほとんどない」そうだが、いったいどこの会社の話をしているのか。
統計では、女性労働者の8割が400万円以下の給与所得で、それ以上給料をもらっている女性は2割に満たない。ちなみに男性では6割の労働者が400万円以上の給料をもらっている。
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo_img/zu1_2_12.gif
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo1_02_12.html
管理職の女性登用も、以前よりは増えてきているが、労働者の二人に一人は女性なのに管理職は12%しかいない。日本はまだまだ男性優位社会、女性差別社会だ。
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo1_02_11.html
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo_img/zu1_2_11.gif
子どもを産まない、結婚しない、というようなことが議論になることが多いが、そういう人が何人かはいるにせよ、産まないのではなく産めない環境、結婚しないのではなくできない環境が日本という社会にある。結婚して出産・子育てで退職せざるを得ない社会環境もそのひとつだ。
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo1_03_08.html
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h20/zentai/html/zuhyo/zuhyo_img/zu1_3_08.gif
働く女は、結婚したいし、子どもを産んで育てながら働きたいと思っている。しかしそれは現実には難しいし、自分ひとりでは解決できない問題だ。その問題の背景には、労働環境の問題や、女性の不平等待遇などが背景にある。
そういう女性が置かれている問題に言及せず、「見果てぬ理想」だとか安直な言葉で現実を語ってほしくない。
おまえが直視すべき現実は、30代の見果てぬ夢でも、バブル問題でもない。
15??20なんて9割働いてないし、65以上でも2割くらい働いてたはず。
あと女性は出産前後の就業率が低くなるから未婚化少子化が進めば女性の就労率は上がる。
しかも平均健康寿命は平均寿命より延びてるので、元気な老人のほうが元気でない老人より増えてるわけで労働力に関しては心配ないはず。
ん?
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/sokuhou/01.htm
労働力の低下というとわかりにくいの?
世帯所得で考えても実感わかない?
えっと、図1??3をごらんくださーい。
団塊世代がいま60歳ぐらいか。
逆ひょうたん型の年齢分布図をみてもらえばわかるとおり、
あと20年すると、40-44歳の労働人口に対して、新社会人の割合は半分ぐらいしかいない。
そして、そのころには団塊世代は75??79歳。
ふつうに考えて厳しいんじゃないの?
記憶が確かなら、たしか20年後は15??64歳人口の割合は50%切るんじゃなかったかな?
社会構成として未曾有だろ。
ま、確かに日本の場合、10歳ぐらい生物時間が長いようなきがするから、
意外とじいさんばあさんばっかりでもかくしゃくと世界相手に老獪にわらりあえるかもしれないけどね。
大正の時代からの高齢者人口比の推移をみていると、そんな楽観視はできないとおもうんだけどね。
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/youkei/01.htm
(表2のやつね。
それでも老齢化による労働力の低下はにゃいとおもうかい?
おれは向こう30年(団塊が天命をむかえるまで)は厳しいとおもうけどなー……。