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はてなキーワード: 劇場とは

2024-11-24

君たちの好きな人劇場の話は僕にとってはカスだね。それよりM理論の話をしよう

ああ、君たちの矮小な興味関心には本当に辟易するよ。

人間関係ドラマなんて、11次元宇宙神秘に比べれば取るに足らないものさ。M理論こそが、私たち存在本質に迫る唯一の道筋なんだ。

まず、君たちに基本的なことを説明しなければならないだろうね。

M理論は、超弦理論統一する試みなんだ。これは、重力を含むすべての基本的な力を説明しようとする理論だよ。

想像してごらん、11次元空間振動する膜のようなものを。これが私たち宇宙基本的構成要素なんだ。

もちろん、君たちの頭では11次元想像するのは難しいだろうね。

3次元空間に閉じ込められた平面国の住人のようなものさ。

でも、数学的には美しく表現できるんだ。カラビ・ヤウ多様体を使えば、余剰次元を巧妙に隠すこともできる。

ああ、この話題で興奮してきたよ。君たちの日常的な悩みなんて、宇宙の真理の前では塵のようなものだ。M理論理解すれば、人生意味さえも違って見えてくるはずさ。

さて、もっと詳しく説明しようか。それとも、君たちの脳みそが沸騰する前に休憩した方がいいかな?

2024-11-22

モアナと伝説の海の「神話構造」(ネタバレ

はじめに

今日金曜ロードショーディズニーの「モアナと伝説の海」が放送される。

これは南太平洋神話モチーフにした作品であると同時に、「モアナ主人公とした神話」が生まれるまでの物語でもある。

というのも、今作は、かのスター・ウォーズが参考にしたことでお馴染み(?)のキャンベル神話論(ヒーローズジャーニー)(正確には、それを作劇理論アレンジしたヴォグラーの「キャンベル12ステージ」)にかなり忠実に作られており、まさに1つの英雄神話と呼べるものからだ。

※参考→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC

ここでは、劇場公開当時にメモした、ヒーローズジャーニーキャンベル12ステージ)と「モアナ」のあらすじの比較を再掲する。

当然ネタバレしかないので、未視聴の方は本編を見てから読んでほしい。

はてな記法がうまく使えないので折りたためなくてすみません、薄目で見逃してください)

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(ここからネタバレ12ステージヒーローズジャーニーと「モアナと伝説の海」の対応



Stage 1:英雄は、「日常世界」において紹介される。

→冒頭シーン。幼モアナは村でタラおばあちゃんから伝承を聴いている。

Stage 2:冒険への誘い。

→幼モアナは海に選ばれ、ティ・フィティの心を託される。

Stage 3:英雄は、冒険に気乗りしない。もしくは、「冒険の拒絶」をする。

モアナ自身は海に行きたがっているが、父に禁じられて冒険に行けない。また、プアと海に出るも失敗する。

Stage 4:賢者メンター)によって励まされる。

モアナはおばあちゃんに導かれ、村の過去を知る。そして村の危機を救うために旅立つようおばあちゃんに託される。

Stage 5:第一関門(第一の試練)を突破門番撃退)。「特別世界」へと一歩踏み出す。

モアナは高波(門番)を越え、珊瑚礁の内側から外洋(特別世界)へと漕ぎ出す。

Stage 6:「特別世界」で、「試練」「仲間」「敵対者」に次々と遭遇する。

モアナは外洋で、舟の転覆などの「試練」、マウイという「仲間」、カカモラやタマトアなどの「敵対者」に遭遇する。

Stage 7:「最も危険場所」への接近。

モアナたちはテ・カァの元へたどり着くが敗北する。

Stage 8:「最大の試練(オーディール)」=「第二の関門」の突破

→マウイはモアナの元を去り、モアナは自信を失い(第二の関門)一度はティ・フィティの心を海へ返す。おばあちゃん先祖の霊(?)に励まされ、再び立ち向かう勇気を得る。

Stage 9:英雄は「報酬」を受ける。

モアナピンチにマウイが戻ってくる(報酬)。

Stage 10:「日常世界」への「帰路」を捜し求める。

モアナはテ・カァがティ・フィティ(帰路への鍵)であることに気づく。

Stage 11:「第三の関門」を通りぬけ、「復活」を経験する。

モアナは海の道(第三の関門)を通ってテ・カァと対峙し、ティ・フィティの心を返す。するとテ・カァはティ・フィティとして復活し、マウイの釣り針とモアナの舟を直す。

Stage 12:「宝を持っての帰還」。日常世界へと帰着する。

→島の生命を蘇らせ航海技術も身につけた(宝)モアナは村に帰還し、次期村長としての日常へと戻る。

おわり

こうして見てみると、面白いほど当てはまっているように見える。上映当時「モアナマジで神話』だから」とツイートした覚えがある。

特にまとめとかはないので唐突に終わる。モアナ2(あれ実質ワンピースでは?)も観に行きます

君たちのくだらない人間劇場は聞き飽きた。抽象数学超弦理論について語ろう。

特に、チャーン・サイモン理論M理論、AdS/CFT対応、そしてDブレーンの役割について、深く掘り下げていこう。

チャーン・サイモン理論は、3次元位相理論であり、その作用は次のように定義される:

S = (k / 4π) ∫M Tr(A ∧ dA + (2 / 3) A ∧ A ∧ A)

ここで、A は接続1-形式であり、k は整数である。この作用は、リー代数に基づいており、特にSU(N)やSO(N)といった群に対して定義されることが多い。チャーン・サイモン理論は、結び目理論トポロジー的量子場理論との関連性から非常に重要である

ウィッテンによって提唱されたこ理論は、結び目不変量を計算するための強力なツールとなった。具体的には、ウィルソンループ期待値が結び目不変量—ジョーンズ多項式—に対応することが示されている。この結果は、結び目の同値性を判定するための新しいアプローチ提供し、物理学数学交差点における重要な発展をもたらした。

チャーン・サイモン理論は、その位相性質から物質性質相互作用に関する新しい視点提供する。特に、この理論では真空状態トポロジー的な性質によって決定されるため、通常の場の理論とは異なる振る舞いを示す。このような特性は、物質相転移や量子ホール効果など、多くの物理現象に関連している。

M理論は、超弦理論統合する11次元の枠組みであり、その基本構成要素としてDブレーンが存在する。この理論は、低エネルギー極限において超重力理論帰着し、重力量子力学統一する試みとして重要である

Dブレーンは弦が終端する場所として機能し、その上で粒子が生成される。例えば、D3ブレーン上では様々なフェルミオンボソン存在し、その振る舞いが我々が観測する物質性質を決定づける。Dブレーン間の相互作用宇宙の膨張や構造形成にも影響を与える可能性があり、この点からも非常に興味深い。

M理論には多くの双対性存在し、特にS双対性やT双対性重要である。これらは異なる弦理論間の関係を示し、高エネルギー物理学における新たな洞察提供する。例えば、T双対性は弦のサイズカップリング定数との間に関係を持ち、この双対性によって強結合と弱結合の状態が関連付けられる。

AdS/CFT対応は、反ド・シッター空間(AdS)内の重力理論が、その境界上で定義された共形場理論CFT)と等価であることを示すものである。この対応は量子重力と量子場理論との間に新しい視点提供し、多くの物理現象への理解を促進する。

具体的には、3次元AdS空間における重力理論とその境界上で定義された2次元CFTとの間には深い関係がある。この対応によって、高エネルギー物理学宇宙論における多くの問題—例えばブラックホール熱力学情報パラドックス—が新たな光を当てられている。

AdS/CFT対応ブラックホール熱力学にも適用される。特にブラックホールエントロピーCFT自由度との関係が示されており、この結果は情報保持問題への理解を深める手助けとなっている。具体的には、ブラックホール内部で情報がどのように保存されているかという問いが、新たな視点から考察されている。

これら全ての理論は単なる物理的枠組みではなく、高度な数学的美しさを持つ。特にモジュラー形式やホロノミック関係など、高度な数学手法が駆使されており、それによって宇宙根本的な法則が明らかになる。このような抽象的な概念は、人間存在のものについて深く考えさせる。

我々は本当にこの宇宙理解できるのか?もし11次元やそれ以上の次元存在するなら、それらをどのように認識できるか?これらの問いは、人間存在のものに対する根源的な疑問を投げかける。科学哲学との交差点で考えることこそ、本当の知識への道ではないだろうか?

結局のところ、チャーン・サイモン理論M理論、AdS/CFT対応、およびDブレーンは単なる科学的仮説ではなく、人間知識存在について深く考えさせるテーマである。君たちの日常生活に埋もれている感情人間関係などよりも遥かに興味深いこの話題について、一緒に議論できればと思う。この宇宙にはまだ解明されていない謎が無限に広がっている。それを探求することこそ、本当の知識への道ではないだろうか?

2024-11-20

anond:20241120002035

ブロック2の途中まで

特別企画キンタロー。×白組ゴジラ-1.0)「3D-VFX 顔まねメドレー」今年脱松し独立。以前より攻めたモノマネ。今年オールスター感謝祭などに出た際のシャイニングモノマネかと思われる

https://togetter.com/li/2405422

2024-11-18

anond:20241118054304

もちろん小泉純一郎が端緒ではない。ヒトラーとかナポレオンとかな。

じゃあなぜ劇場型といえば小泉を思うかと言うと、その前は料亭密室政治が幅を利かせてて、小泉のそれは新鮮な風だったからな。

要するに変なものが出てくるには出てくるなりの下地があることが問題なんで、眼の前のものだけ叩いてもダメという

2024-11-17

anond:20241117234344

でも石丸もあっという間にで賞味期限切れたよね(´・ω・`)

劇場型は話題を作れなくなった時点でオワる

2024-11-16

anond:20241116185151

過去に浸りすぎてる場合じゃねーよ。ポニテ女の子や「ドラクエ4コマ劇場」なんて、懐かしい思い出として大事にすりゃいいけど、それにばっかり固執してどうすんだよ。過去の栄光にすがって、今を見逃すなんて馬鹿らしいだろ。

振り返るのは大切だけど、それが全てになっちゃダメだって未来に向かって歩かないと、気づいたらあっという間に時間けが過ぎていくぞ。だから、今とこれから大事しろってことだよ。

あんまり過去ばかり気にしてると、最終的に後悔するのは自分からな。自分未来を作るのは今なんだよ、わかってる?

anond:20241116184709

あんた、結局過去にしがみついてるだけじゃん。そんなに昔のことばかり思い出して、今の自分はどうなの?「ドラクエ4コマ劇場」だのポニテ女の子だの、あの頃の思い出に浸るのはわかるけど、もう30年も前だよ?あんたが心の中で「もう会うこともない」なんて言ってる時点で、振り返りすぎだってことに気づいてない?

今、ここで何してるんだよ?そんな懐かしい話ばっかりしても、過去に戻れるわけじゃないんだよ。あの頃の自分大事にしたい気持ちはわかるけど、あんた、未来を見なきゃダメだろ。ポニテちゃんが元気かどうかなんて気にしてる場合じゃない。もうそれはあんたの人生関係ないことなんだよ。

過去に浸っているだけじゃ前に進めないよ。自分の今をしっかりと生きろ。

ドラクエ4コマ劇場の思い出

30年も前、小学生だった自分が夢中になって読んでいた「ドラクエ4コマ劇場」。あの漫画ユーモアキャラクターたちのやりとりが、おもしろくて仕方がなかった。

4コマ劇場を通じて、ポニテがすごくよく似合う当時好きな女の子と仲良くなれたんだよなぁ。彼女はいつも図書室で本を読んでいるような、ちょっと大人びた女の子だった。ある日、僕が4コマ劇場の話をクラスでしているのを聞いて、彼女が「それ、私も読んでる!」って話しかけてくれた。普段まりしたことがなかったから、びっくりしたけど嬉しかったな。

その日から、僕たちはよく休み時間ドラクエの話をしたり、一緒に4コマ劇場面白かったシーンを真似して笑ったりするようになった。彼女はすごく頭が良くて、本の話もたくさん知っていて、僕は彼女との話が楽しくて仕方なかった。でも、卒業の頃には彼女地元の名門私立女子中学に進学することが決まっていて、それから会うことも話すこともなかった。

大人になってから彼女のことをふと思い出すことはあっても、どこで何をしているのかは全然からない。もう会うこともないのかな、と思いながらも、こうしてドラクエ話題に触れると、あの頃の思い出がふわっとよみがえってくる。

最近、「ドラクエ4コマ劇場」が一時的に復活するって聞いて、またあの頃の笑いを味わえるのかと思うと嬉しくなる。きっとあの漫画がなかったら、あの子あんなに仲良くなることもなかったし、僕の小学生時代は少し味気ないものになっていたかもしれない。ありがとうドラクエ4コマ劇場。そして、ありがとうポニテちゃん。今、どこでどうしているのかな。元気でいてくれたら、それだけでいい。

お前らの人間劇場日記は聞き飽きた。抽象数学とか超弦理論とか話せよ

ああ、なんて素晴らしい提案だろう。やっと誰かが知性的な会話を求めてくれたわけだ。

さて、今日日記は、11次元M理論における位相的な特異点の解析から始めようか。

朝食にシリアルを食べながら、私は カラビ・ヤウ多様体の変形について考えていた。

同居人が「おはよう」と言ったが、私はその平凡な挨拶無視した。彼には、今私の脳内で起こっている量子重力革命的な洞察理解できるはずもない。

午後はペンローズ図を使って、ブラックホール情報パラドックスの新しい解決策を考案した。隣人が「何してるの?」と聞いてきたが、説明しても無駄だろう。彼女の脳では、私の天才的な理論を処理できないだろうから

夕方、友人2人が来訪した際、私は彼らに非可換幾何学におけるリーマン予想の新しいアプローチについて熱く語った。彼らは眠たそうな目で頷いていたが、私の brilliance に圧倒されていたに違いない。

就寝前、私は宇宙超対称性について瞑想した。明日は、11次元重力理論における M5-ブレーンの動力学に関する論文を書き始めよう。

ああ、なんて知的で刺激的な一日だったことか。これこそが本当の「人間劇場」というものだ。

ytv漫才新人賞を見てるとM-1予選と同じネタやってる組が多かった

同じネタにも関わらずM-1予選よりも明らかに面白く感じた

尺の違いでほんの少しネタの足し引きはあれども、それがポイントになっているわけではない

よくよく考えると

ytvの方はカメラが寄った状態」「M-1予選の方は引き」

という違いがある。細かい動きや表情が見えるか否か

音響も勿論違う。つまりネタの到達度が違う

ピンマイクも無いし拾ってくれるガンマイクも無いから、サンパチから離れると声が消えてしま

そんなだから必要以上に声を張る。元々がなるタイプ芸人が更に声を張る。結果「うるさいだけ」という状態

M-1に出る人は大体がプロから、その辺考えてネタやってるだろうけど

それでも「テレビで見れば面白い」っていう残念な状態になっている芸人が割と居る

劇場っていうのは本当に難しいものなんだなと思う(その日の客層はもとより、天候だのなんだのまで関係してくるだろう。それらを総て考慮して漫才掛けないといけない。繊細な仕事だ)

2024-11-15

俺が嫌いな人物像がわかってきた

俺はね、数学とか物理学とかプログラミングとかそういうことをやっていてぇタイプなんだよな

から政治とか人間劇場とか男女論とか弱者男性論とか話してる奴らが嫌いってことに気がついた

2024-11-12

小劇場世界って残酷よなー

私ってそんなに魅力ないのかな😭て病む時期と期待してただいた分だけ応えていきたい!頑張るぞー!おりゃー!て時期がいま交互にきてる。

世の中数字や結果で評価される社会からこそたくさん素敵なキャストさんがいるなかで私を選んでくださる方を絶対裏切りたくないしお互い大切な関係でありたいです🥺

応援して頂いている数が自分が想定しているより下回っているといつも不安で焦るしいつも原因を探してしまう…悔しいことにまだまだ知名度も人気度もそこまで高くないからこそ日々の努力必要だなと自分に言い聞かせております

小劇場チケットを買う際に「増田様分」みたいな記入をする

この増田様とは出演俳優名前

誰を目当てに舞台を見るのかと申告する

劇場は「人気俳優がナマで目の前で演じてくれるリッチな場」であるが、小劇場というのは8割は「TVにも映画にも呼ばれない自称俳優の集まり」にすぎない

でも俳優自称したい人は多いので新しい参加者は次々と出てくる

チケット名前を挙げられないものは切り捨てられ入れ替えられるので死活問題

自分宛のチケットを何枚以上売るようにとノルマが課せられることも珍しくなく、それで宗教勧誘のごとく親族知人友人にしつこくチケットを売り捌こうとして人間関係を失う者もいる

手弁当給料らしき給料がないことも多い業界だが、チケットが売れないとペナルティでむしろお金を取られ、それで風俗AVに流れついたり、借金免除のため座長愛人にされたりなんてのもある

最近小劇場ブラックすぎると人が逃げるので、最初からAVに流してインセンティブを得ることを目的にして借金背負わせまくる悪質劇団とかはだいぶ減ったが、単純にチケット集計取られて「あなた人気ありません」と突きつけられるだけでも辛いだろう

自己肯定感を失うし、劇団迷惑をかけている分尽くさなきゃみたいな思考になってドツボにハマっていく

の子奇跡でも起こらなければ売れっ子にはなれないだろう

なるべく早くに夢から覚めてお賃金もらえる普通仕事につけるといい

あんまりハマらず引っかかりのない映画ほど、実はスマホポチポチせずスムーズに鑑賞してるような気がしてきた。

まあかといってハマんなさ過ぎても、それはそれでスマホポチポチに移っちゃうんだけど。

見どころのある映画ほど、このシーンのこのパンチライン!この画のキレ!この大胆な脚本展開!この演技!この関係性!と気になる部分がある度にスマホを手に取ってしまう。

SNS検索ボックスにそれらしき言葉を放り込んで、期待通りの結果が出たり出なかったりしつつ、やっぱ言及したくなるよな!といちいち確かめたくなっちゃう。

映画館で観る時はこれが出来なくてムズムズした感覚すら覚える。

頭の中で引っかかったポイントを反芻しつつ、劇場を出てからガーッとスマホに書き出す。

そいつらを整理して、新鮮なファーストインプレッションとしてfilmarksに記録しとく。そっからSNS感想漁り。

これやってると、なんか「ここすきポイント」的なのを拾い集めるような鑑賞姿勢になってるような気がしてくる。そういうピンポイントの着目の方がSNSでのシェアに向いてるんだろうし。

ただそういう「点」ばかりを意識してると、なんかこう映画全体を「線」で見て通底するものを拾うのがちょっとかになってような気になっちゃう。

全体を通じてのテーマくらいは何となく分かっても、個々のシーンの関連性は見終わって振り返りながら、事後的に繋ぎ合わせてるような感覚がある。

そういうのって鑑賞中にやって没頭した方が気持ちよさそうなんだよな。

せっかく映画館来てるんだから、気になったポイントを頭の片隅留めるために少ないメモリを割いて没入感を欠くようなことはあんまりしたくないんだけどな。でもどうしょうもなくやっちゃうんだよな。SNSジャンキーか。自我インターネットに奪われた末路か。

それで言ったらやっぱり、マジで時間潰す程度のそこまで期待してないやつを映画館で観てる時の方が爽やかな映画体験を迎えてる気もする。話題作でもビッグタイトルでもないようなの。

そういう時の方が案外贅沢な映画体験を味わえてんのかもしれんな。

2024-11-11

映画館で衝撃体験してきたわ

室井慎次 生き続ける者」の先行上映を見に行ってきたんだけど

後期映画版踊る(3,4)の悪い所を煮詰めたみたいな映画

終始(なんやこのクソ映画舐めてんのか)とイライラさせられっぱなしでさ、

ラストの室井が死んだところで、室井じゃなくて本広と君塚が死ね!と思って見てたんだけどさ。

隣の席からウーウー言ってる声が聞こえて、そりゃ怒りの声も漏れますわと思ってチラっとみたら

30代半ばくらいのお姉さんがビビるくらい号泣しててドン引きした。

えぇ・・・このクソ映画にそんな号泣するほど感情移入できるところあったか

マジかよ。

終わった後のホールエレベーター待ちしてるときには、マジでおもんなかった!って怒ってる人と

まだ泣いてる人が入り混じって、俺たちはもしかして同じ劇場で違う映画をみていたんじゃないか

って不安になるレベル混沌の渦の中だった。

2024秋アニメ 途中感想

そろそろ秋アニメも折り返し地点なので自分が今見てるアニメ覚え書き。順不同。

テレビ放送のみ。配信は見てない。あと銀河英雄伝説Die Neue These(日テレAnichU枠)や、テレビ埼玉CBCテレビオンリー放送など多くの地域放送していないものも見れてない。

アニメはこうやってボーッとたくさん見てるけど詳しくはないです。アニメ制作会社とか声優とかはよく分からんので間違ってること書いてたらごめんなさい

今のところ継続視聴中

Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season

正直なところ2期より好き。相変わらず色んな意味でエグいところを表現してくれるのは関心する。問題が、問題が多すぎる!

やり直し令嬢は竜帝陛下攻略

ロリコンラブファンタジー幼女戦記王国王太子から婚約されたが、実は自分の妹との禁断の恋をカモフラージュするための婚約だったということを知り、それを知ってしまった後は王太子冤罪をかけられ人生終了。次に気がつくと幼少期まで時がさかのぼり、今度はクソシスコンから婚約を避けようとしたら隣国の呪われた皇帝求婚をしてしまう。あれ、やり直す前の皇帝あんなに殺意剥き出しで恐ろしい男だったのに、今の皇帝には優しさが見える・・・令嬢のやり直しといえば「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活満喫する」が記憶に新しいが、あちらに比べコメディファンタジー要素が多め。

〈物語〉シリーズ オフモンスターシーズン

配信先行。配信は見てない。尺の都合で一部カットされている部分があるらしい。1話愚物語、2話〜6話が撫物語。あまり感想という感想もない。

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

転生後は弱小貴族だったけど人の能力を鑑定するスキルで人を見定め、有能な仲間を集め成り上がる話の2期目。35歳からの転生者だから子供でも年齢不相応な立ち振る舞いだけど、周りの仲間たちもそんな感じだし、前世記憶が云々とか話の中では出ないので、あまり生モノって感じがない。1期から好きだった。やっぱり面白い

株式会社マジルミエ

魔法少女お仕事アニメ現実的世界+魔法少女ビジネスとして成り立っている世界記憶力が優れた主人公魔法少女派遣をするベンチャー企業株式会社マジルミエ」に就職するところから物語は始まる。零細企業からできるのだろう、マニュアルや型にとらわれない行動、社員全員チームで働く姿が憧れる。いい会社だな〜と思わせてくれるのでいいアニメなんだと思う。

星降る王国のニナ

女性向け漫画原作王道ファンタジー孤児である少女ニナは特別な青い瞳をしていた。ある日国王女事故(?)で亡くなってしまう。その王女もまた青い目を持つものだった。国の第二王子秘密裏にニナを王女として仕立て上げることに。中国王宮ドラマでありそうなストーリー王女と天真爛漫に生きてきたニナでは性格や振る舞いが全然違う。それだけに王子もニナを王女として教育することに苦労するのだが、ふっ、おもしれー女。いずれは離れると分かっていながらも二人は惹かれ合う。

ラブライブ!スーパースター!! 3期

私はアイドルアニメが人数多くて苦手なんだけど、スーパースターは人数少なかったし、ストーリーも好きだったので見てる・・・3期のOP見たらまた人増えてるー。オッサンなのでこれ以上増えたらもう名前覚えられんのよ。今回は主人公がLiella!のライバルに。かのん存在って大きいなーと改めて感じる。今回もNHK放送では本編放送後にミニコーナーがある。受信料特典。

嘆きの亡霊は引退したい

追放系じゃなくて追放されたい系。主人公は実は自分は強くない。たいしたことをしていないのに周りがかってにいい方向に解釈してくれる。最近で例えると転スラの勇者マサユキみたい。スタッフにふとももフェチがいるのか、そういったセクシー描写がよくある。本編も面白いOPEDの作りも面白い。正直このアニメの一番の特色はOPEDにあると思う。アバンタイトルからOPシームレスに入ったり、OP途中に今回の予告が少し入ったり、EDの途中で次回予告が入り、次回予告のセリフは曲に合わせてラップ調。

甘神さんちの縁結び

少年誌王道ハーレムラブコメ。男主人公美人三姉妹がいる所へ居候する話。天涯孤独が縁あって美人三姉妹JD, JK, JC)のいる神社居候しつつ、京大医学部を目指す・・はずだったんだけど神社の苦しい状況を再建することに付き合う感じに。その辺は女神カフェテラスみたいな。三姉妹はそれぞれの血液型の型にはまったような性格OPももクロ。マクロスドッグファイターモーニング娘。真夏の光線みたいに「デケデケデン!!」と入るイントロがかっこいい。ED明日ちゃんセーラー服OPに似てると思った。

クロトリップ

りぼん原作健全なまほあこ。大大大好きな魔法少女ベリーブロッサムの輝く姿を見るため、ポンコツ悪の組織総帥、クロマの仲間に入り魔法少女と戦う道を選ぶ。OPから本編もボケとツッコミ応酬ギャグアニメである舞台はN県某賀市とあるが、日本海フォッサマグナという言葉が出てくることから新潟県なんだろうな。終始、魔法少女vs悪の組織ごっこみたいなゆるい感じで話が進みつつ、ツッコミどころにはしっかりツッコミが入る!おもしろかわいいぞみんな!!

歴史に残る悪女になるぞ

何でもかんでも 悪女としてーと、(プロとしてー)ファブもびっくり悪女を目指すためなら努力を惜しまないのが主人公。7歳になったある日、自分前世プレイしてたゲームに登場する悪役令嬢になったと気づく。聖女本来ヒロイン)をだしに歴史残る悪女になりますわよ。聖女理想論に対し、現実を叩きつけ、聖女理想を切る捨てる討論が面白い

きのこいぬ

大好き。ペットロス仕事も手につかないホラー絵本作家主人公。庭に生えたヘンテコなきのこ。土の中から出てきたとおもったら犬だった。いやそうはならんやろ。きのこのように生えてきた犬と作家先生と仲間たちの日常生活きのこいぬ先生のこと大好きすぎるのが可愛くて心温まる。何気にBGMがすごくいい。きのこいぬ可愛い声で鳴くが、声は男性声優なので、たまに出るため息がオッサンっぽい。見ててこんなにたこ焼きが食べたくなったのはまじかる☆タルるートくん以来かもしれない。え、OP歌ってるのHY!?

ダンダダ

特にないです。

ネガポジアングラー

好き。釣りアニメ。余命2年人生絶望借金取りから追われる最中に川へ転落。助けてくれた釣り人達から釣りを教わりつつ、半分釣具屋化してるコンビニで働く。釣りアニメというか、釣りを通して人生を見つめ直すって感じなのかな。かなりマニアック釣り知識が飛び交う。BGMギターがめちゃくちゃいい感じ。釣りシーンでヒットしたら曲調が代わり、魚との格闘を演出するのとか。

『アオのハコ』

こちらも特に言うことないですって感じ。良すぎて言葉があまり出ない。バドミントンに勤しむ主人公は一つ上でバスケ部の先輩に片思いしている。先輩の親が海外転勤になること、親同士が仲がいいことをきっかけに一緒に住むことになる。義姉生活(違)タイトル通り青春を感じるアニメ青春スポーツラブストーリースポーツの動きも各々の感情表現もすごい丁寧に作られてると感じた。OPOfficial髭男dismEDEveEDクレジットにはアシックスアディダスデサントミズノヨネックス大塚製薬名前が。おお。俺にはこのアオハルが眩しすぎてポムじいさん状態。強がるガールのひなちゃんを見てるとツライ。

魔法使いになれなかった女の子の話

絵本みたいな作画が特徴的。魔法使いに憧れていた主人公だったが魔法使いへの登竜門である学科に落ち、普通科に入ることに。普通科では今では当たり前になっている電子手帳みたいなものを使う現代魔法ではなく、幾何学的な魔法人を書いて魔法を使う古代魔法を学ぶことに。主人公が来てるシャツがダサかわいいOPPUFFYとついでにTOOBOE。

2.5次元の誘惑(リリサ

アニメから続いているコスプレテーマアニメジャンプらしく友情努力勝利の要素があるストーリーとなっている。一番好きなキャラ校長先生です。あん大人に僕はなりたい。この作品校長先生だけでなく、生徒会長など周りが生徒全員の味方となってくれるのですごい安心して見れる。やさしい世界。1期のOPシャッターチャンスが好きだったので変わったのが残念。まあ仕方がないですけど。ED写真が増えそうで増えない(今のところ増えたのは1枚だけ)

るろうに剣心明治剣客浪漫譚京都動乱

2期、京都編。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神

ベルくんは罪深い!前回の厄災編は見ててしんどかった。それだけにリューさんの愛しさが極まっていたが。今回はシル・フローヴァ/フレイヤとの話かな。以前からベル好意を抱いていたシルがベルデートすることに。ベルとシルの愛の逃避行。まるでローマの休日しかフレイヤ劇場型悪意でなぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?状態に。ベルくんかわいそう。原作では前回のリュー中心の話と今回のシル中心の話が第4部「豊穣編」にあたるのかな?OPはGRe4N BOYZ(元GReeeeN)。AIの遺電子とか大雪海のカイナとか、たまにアニメ主題歌担当するね。

凍牌

レアガリダヨ。裏世界麻雀アニメ。高レートの雀荘荒らし回る高校生主人公。裏レート麻雀闘牌録とタイトルにあるとおり、ヤクザとかがいるヤバイ世界にも出入りする。『賭け麻雀犯罪です』というテロップがは入る。PCモニタCRTというのが時代を感じる。東風荘流行った頃か。2013年実写化している。OPオーイシマサヨシEGO-WRAPPINみたいな曲調。

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

これまでレン&フカ次郎vs ピトフーイ&エムだったが、今回はこの2チームが一緒のチームとして組むことに。が・・・。前回放送から6年か・・・。もういろいろ覚えてなかったりする部分があるが、戦闘を観戦してる人が「あいつ前回レンちゃんに⚪︎⚪︎された/したやつじゃん」とか教えてくれるの親切。毎回アイキャッチの1枚絵がカッコイイ!こんなこと言ったらファンに怒られそうだけど個人的ソードアート・オンラインはGGOの方が好き。

科学×冒険サバイバル

韓国出版社が出しているサバイバルシリーズ子供向け学習漫画原作。以前からWebアニメ劇場アニメ化はされている。登場人物ジオたちのグループと、ダイアたちのグループの2組いる。1話〜3話がジオたちが登場する異常気象サバイバル。4話からダイヤたちの昆虫世界でのサバイバルミクロキッズね。EDtrfのsurvival dAnceをカバーサバイバル繋がりってことですか。1話と4話の内容に誤りがあり、その後訂正がある。

トリリオンゲーム

コミュニケーションスキルに長け大きな野心を抱いたハルと、コンピュータスキルの高いガクが1兆(トリリオンドル稼いでビジネストップクラスを目指すバディもの?。やはり大逆転劇は面白いですな。昨年ドラマ化してる。草!草!草!うめぇ

チ。 ―地球運動について―

15世紀ヨーロッパ舞台地動説研究することは禁じられている国で破れば命を落とすことにもなる。そんな状況下で命をかけ地動説研究する少年お話宗教コワイ。しか探究心と感動はそれをも超え誰にも奪えない。OPサカナクションEDはヨルシカ

さようなら竜生、こんにちは人生

様々な人種が住む村でのスローライフ。でもないか平穏な日々を守るため奮闘する。竜が勇者に倒され人間へ転生し、ドランという名前人生を歩むことになる。ある日、沼の調査に出かけた先で美しいラミアのセリナに出逢う。人間からはラミアは恐ろしいモンスターとされているが、ドランサポートと、セリナの優しさが伝わり村で一緒に生活することとなる。

鴨乃橋ロンの禁断推理

天才頭脳を持つ鴨乃橋ロンと、ピュア刑事の一色都々丸(トト)が謎をとく推理ミステリー。ロンは優秀だが事件の謎を解いた後に犯人を死に追いやる不思議な力がある。それ故、ロンは探偵業ができなくなっていた。トトはロンに代わり謎を説く役になったり、ロンの暴走を防ぐ役にまわるなどして、二人で難事件解決していく。Season1を見てなかったけど面白そうだったのでSeason1からいっきに見た。黒(96)蜜好きで首に96のタトゥーがある鴨乃橋ロン。DVDは本編96分という徹底ぶり。次があるなら次の主題歌96猫に歌ってもらいたい。

らんま1/2

リメイク勝手不安を感じていたが面白いと思う。がっつり上半身真っ裸シーンとかやるのね。時代的に隠すのかと思った。EDの絵はあずきちゃんみたいな感じもあってその時代を思い出し何かもみな懐かしい。

青の祓魔師 雪ノ果篇

このシリーズひとつも見たことないのであまり言えたことじゃないんだけど、面白いっすね。たぶん過去のは一応録画してるのでどこかで見ようと思う。

魔王2099

はたらく魔王様! 2099 〜in サイバーパンク勇者に倒された魔王、復活した時代は2099年。魔王は大きく変貌した世界に驚くのであった。魔王として君臨していた主人公もこの時代では信仰力は薄まり一般人よりも弱い存在となる。そんな中、かつての仲間が行くへ不明になっていること、この世界の闇に触れることになる。有名になって力を取り戻し、余は世界支配するのだ!ちょうどFF7RとFF16をやっていて、エネルギー問題の設定が似てるのでより面白く感じた。

結婚するって、本当ですか

会社独身者対象アラスカ州アンカレッジ支店への転勤を募集する。そこで海外転勤をしたくないもの同士が偽装結婚を企てる。最初は嘘だがお互い意識しあって本当になるってやつなんだと思う。ただ、その過程結婚するということはどういうことなのか。家の問題、愛し合う人同士が幸せになるのに結婚必要なのか、結婚とはどういうものか、いろいろと考えさせられる物語。正直見る前と見た後では印象が変わるアニメだった。2022年ドラマ化もしてる。OPAメロCharaのやさしい気持ちに似てて懐かしい気持ちになる。EDはゴホウビ。最近いね

合コンに行ったら女がいなかった話

3x3合コンにいったら相手男装してる女子だった。タイトルだけ見てBLモノかと思ったけど違った。男装女子大生と男子大学生日常からかい上手のイケメン女子にたじたじ。1話3x3それぞれのカップリングは確定する。2022年ドラマ化もしてる。

 

続きはanond:20241111020502

2024-11-09

百田尚樹がダサすぎてトランプ見直し

なんかさ、トランプ劇場を見てきたあとに日本過激派を見ると、マジでダサくて見てられないんだよな

トランプってやっぱ、アメリカ大統領選とかいう大舞台で2回も当選するだけあって過激発言の線引きがうまい

タイトル百田尚樹とかまさにそうでさ

百田

女性大学禁止

②25歳以上は結婚禁止

女性は30歳以上になったら子宮摘出させる

とかを少子化対策として主張してるんだけどさ、これって「オッサン若い女を抱きたいスケベ心」なのよ。政治家エロ共感しましょうというのがダサくてマジで萎え

松本人志水曜日のダウンタウンで再評価されたのか

https://anond.hatelabo.jp/20241108192150

> ※そもそも松本人志というブランド2010年前後に一度、底を打っている。言うまでもなくつまんない映画を撮り続けてみんなドン引きだった時期だ。そこから10年代中盤以降の「でも結局、松本さんって凄いんだよな」という再評価に至ったのは水曜日のダウンタウンの、藤井健太郎さん一派の功績だと思う。番組内でダウンタウンを再神格化することによってその名を冠した番組自体価値を高め、自身ブランディングをも成功させた藤井一派のやり口は鮮やかだった。

大日本人2007年水曜日のダウンタウン2014年4月。その間底を打ったかというと2009年からIPPONグランプリ2013年からワイドナショー飛ばしはいけないと思う。IPPONグランプリお茶の間に届くほどの影響力ではないにしろチェアマン松本としてのセンスの良さを改めて知らしめたし、ワイドナショーでの発言賛否あれどさすが松本人志だと評価されたコメントも多かった。水曜日のダウンタウンは彼らの代表作たる人気作品ではあるものの、それまで地に落ちていた評価が水ダウで一気に上がったかというと違和感が残る。

水曜日のダウンタウン、とても面白いし大好きな番組ではあるけれど、番組自体ダウンタウンが主導しているわけではなく、浜田雅功の司会進行と松本人志ツッコミあくまで添え物で、実際に松本人志がお休みしてても番組自体面白い(もちろんいたほうが面白さはもっと高まるとして)。コメントから見るセンスの良さという点ではIPPONグランプリワイドナショー位置づけとしては変わらないのでは。

なお評価を落としたという説については大日本人という作品より、大日本人と大して代わり映えしなかった2009年のしんぼる、お笑いよりもヒューマンドラマに走った2011年さや侍のほうが適切に思うし、そういう意味2010年前後というのは共感する。大日本人監督1作目としては快作だったなと評価している(ただし前情報なく劇場で見るという条件において)

2024-11-08

anond:20241108113639

大阪というか関西ローカルは朝から昼にかけては面白くないけど深夜は(ナイトinナイトとか)は不快になる地方タレントも少ないはず

でもそんくらい

土日の昼は緩めのが多くて見てて楽だと思う、せやねんトミーズの雅とかがきついかも、見るなら昼の部がおすすめかも(若手のロケなど)

お笑い芸人好きならマルコポロリとかおかべろとかは面白いんじゃないんかな

ただ吉本お笑いが嫌いとかお笑い芸人嫌いなら厳しいかも、本場のお手並み拝見……wとか思ってるなら劇場行ったほうが良いです、バラエティは全国の深夜ぽいのばっかだと思う

2024-11-03

日本プロレス史上最も重要試合10選【追記あり

試合の内容の是非というよりは、後世に残した影響の強さを重視して選出しました。

力道山vs木村政彦 1954年12月22日 蔵前国技館

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』でもお馴染みだが「プロレスとは何か」を深淵の底に落とした試合である。この試合真実に関しては諸説あるが、ともかく力道山木村シュートで潰したことは単純に眼前の事実である。「プロレスとは八百長ではなかったのか?」日本プロレス史における「プロレスとは何か」という問いへの解答がこの一戦で全て分からなくなってしまい、今もその謎が解けたとは言い難い。また、当時のプロレス界は柔道出身が多かったものの、木村がこのような形で潰されたため、もし木村が勝っていたら今のプロレス界は柔道系譜もっと強くなってまるで違う別物に変わっていた可能性が高い。当時の日本の強さの象徴といえば柔道であり、その柔道プロレスが上回ったのだから当時の衝撃たるや、である。少なくとも逆水平チョップという技がこれほどスタンダードな技として使われる(アメリカなどはナックルが主流)のは間違いなく力道山の影響だろう。

アントニオ猪木vsモハメド・アリ 1976年6月26日 日本武道館

わずとしれた世紀の凡戦であるが「猪木・アリ状態」が発生しただけでこの試合人類史に残す価値のある試合である。この辺はあらかた語り尽くされているので多くは書かない。また、試合を実現させる猪木マジックとも呼ぶべき「巻き込み力」はエネルギッシュだった昭和の世相を反映していると言えよう。

タイガーマスクvsダイナマイトキッド 1981年4月23日 蔵前国技館

初代のタイガーマスクデビューした試合で、今見ても全く色褪せない。漫画キャラクターが実現するメディアミックスという手法も新しかったが、マスクを被った佐山の才能は20年ほど時代を先取りしていた。四次元殺法とも評されたその戦いぶりは軽量級レスラーに偉大な影響を残した。

ジャイアント馬場vsスタン・ハンセン 1982年2月4日 東京体育館

選手としてはピークを過ぎて会社内での立場も危うくなってきた馬場が、自身レスラー生命の生き残りを懸けて行われた一戦。ハンセンはこの当時、選手として全盛期であったため馬場は殺されてしまうのではとさえ言われていたが、試合開始直後に放った16文キッククリーンヒットし、会場の空気が一気に馬場一色となった。この試合引き分けという不透明決着に終わるも、馬場はその人気再沸騰で会社内でのイニシアチブを取り戻すこととなる。レスラーリング上でこそ輝きを取り戻すという、レスラーの原点を示した一戦。個人的には倒れているハンセンの左腕をガッツリ踏み潰すキラー馬場が滲み出た瞬間が一番アツい。

アントニオ猪木vsマサ斎藤 1987年10月4日 巌流島

公私ともに何もかも上手くいかず、自暴自棄になっていた時期の猪木が行った一戦(元々の発案者は藤波であったとも言われているが、なぜか猪木がやることに)。猪木巌流島に立てられたリング上で時間制限、ノールールレフェリー無し、無観客試合という前代未聞の試合に付き合えるのはマサ斎藤くらいしかいなかった。後年、この試合を振り返るマサ斎藤インタビューがあるのでこちらも読んで欲しい(https://number.bunshun.jp/articles/-/842688)。試合は2時間を過ぎたところでマサ斎藤裸絞めで失神し、猪木勝利した。観客を排して一切のしがらみを捨て、レスラー純粋に二人のためだけに試合をしたらどうなるのか、という後年でも見られない極めて前衛的な試合になったと言える。

武藤敬司vs高田延彦 1995年10月9日 東京ドーム

プロレスを守るためにプロレスをした武藤と、プロレスを強くするためにシューティングをした高田一騎打ち新日本UWFインターの対抗戦として行われたこ興行のメインイベントは、新日本4勝、UWFインター3勝で迎えられた。高田としてはこの試合に勝てば4勝4敗で終われるが、この試合武藤の保持するIWGP王座がかかっていたため、4勝4敗でもベルトが動いた分UWFの方が上を取れるという状況であった。お互いのスタイルをお互いが貫き合い、武藤の持つドラゴンスクリューという極めてプロレス的な技が、高田の多用するキックへのカウンターとして機能することが勝敗を分けた。最後も足4の字固めというプロレス代表する固め技で武藤ギブアップを奪った。戦いのスタイルが全く違っても、そのスタイルを両者がいかに主張できるかで試合面白くなる、ということを示した貴重な一戦。

橋本真也vs小川直也 2000年4月7日 東京ドーム

橋本の1勝3敗で背水の陣を敷くべく「負けたら即引退」を掲げて小川へのリベンジを臨んだ一戦。この二人のシングルマッチで一番面白いのはやはりこの5戦目である橋本ジャンピングエルボーを炸裂させて小川の肩を脱臼させるも、その後の三角絞めで腕を取った際に外れた肩を偶然嵌めてしまうという珍事も小川に味方し、最終的には小川がSTOの連発で橋本をKOした。完敗した橋本は本当に引退するも、折り鶴兄弟(詳細は省略)の助力もあり復帰。最終的には小川とタッグチームを組み、親友となった。戦いの末に友情が生まれるというジャンプ漫画でありそうな展開は現実でも起こるという、プロレスフェイク無しを魅せつけた一戦。

長州力vs大仁田厚 2000年7月30日 横浜アリーナ

既に引退していた長州をなぜか大仁田ストーキングとも言える言動を繰り返すことで呼び戻すことに結果的成功し、大仁田お家芸である電流爆破デスマッチが実現した。プロレスは「ネバー・セイ・ネバー」(絶対に無いということは絶対に無い)という矛盾を孕んだ言葉まやかし大仁田の執念が証明してみせた一戦。試合長州勝利。なお、この大仁田長州へしつこく対戦を要求する様子は当時のプロレス番組で放映されており、それをレポートする真鍋アナウンサーとのやり取りも「大仁田劇場」として注目された。最初大仁田から理不尽な扱いに「サラリーマンって大変だなぁ」とファンに同情されていたほどだったが、最終的に真鍋大仁田へ「電流爆破、見たいです!」と直言するまで成長し、この試合の実況も大仁田に傾倒する内容で行った。

渕正信vs蝶野正洋 2000年9月2日 日本武道館

2000年はプロレス界激動の年だった。6月全日本プロレスから選手クーデター同然に大量離脱し、残った選手川田利明渕正信の2名だけとなった。全日本はなんとかして起死回生を図らなければならず、鎖国状態にあった同じ老舗団体である新日本プロレスとの交流に活路を見出した。8月11日、渕がスーツ姿で新日本リングへ上がり「(鎖国状態にあった)壁をぶち破りに来ました」と話し、新日本現場監督である長州力と固い握手を交わしたところへ抗議しに現れたのが蝶野だった。乱闘しかけようと興奮する蝶野だったが、渕は冷静に受け流し、蝶野が落とした帽子を「蝶野忘れ物だ!」と帰ろうとする蝶野へ投げつけるシーンが完全にプロレスファンの心を掴んだ。これを受けて行われたのが全日本リングでの二人のシングルマッチである。結果は蝶野勝利であったが、全盛期をとうに過ぎた渕が堂々とした態度とマイク第一線を張ったおかげで全日本は辛うじて生き残ることができた。いつ誰がどんな形で主役を張らなければならないかは分からない、運命の数奇というものプロレスにはあり、渕は突如訪れたその大役を果たすことができたから今も全日本という団体は存続している。

三沢光晴vs小橋健太 2003年3月1日 日本武道館

一方、全日本プロレスを大量離脱した選手たちによって旗揚げされたプロレスリング・ノアは、旗揚げして1年足らずで日本テレビの中継がつき、ほどなくして日本武道館興行が行われるなど、ハッキリ言って順風満帆だった。試合クオリティも高く、当時の2chプロレス板で「ノアだけはガチ」というフレーズも生まれた。この試合三沢小橋花道から場外マットへタイガースープレックスで投げ飛ばすという荒業を敢行。実況していたアナウンサーが「死んでしまう!」と絶叫した。しか最後小橋バーニングハンマーを繰り出して逆転勝利ベルトの価値、そして団体価値というものをどうやって高めるのか、を方舟に乗ったレスラーが探し求めて辿り着いたのがこの試合である。純プロ路線でありながらその究極系を突き詰めた結果という意味において、選出すべき試合であることは間違いない。

以下、選外

ジャックブリスコvsジャイアント馬場 1974年12月2日 鹿児島県体育館

この当時、最も権威のあったNWAヘビー級ベルトを日本人で初めて戴冠した試合

ザ・ファンクスvsブローザー・ブロディジミー・スヌーカー 1981年12月13日 蔵前国技館

全日本プロレスで開催されたこの年の最強タッグリーグ戦の優勝決定戦で、ブロディ親友であるハンセンセコンドに帯同。場外戦にもつれ込んだ際、ハンセン試合ラリアートで介入し、ブロディスヌーカー組の優勝をアシストした。この暴挙馬場が怒り狂い、試合終了後にハンセン乱闘を繰り広げ、前述のシングルマッチへ発展する。

三沢光晴vs川田利明 1999年1月22日 大阪府立体育館

故意事故か、川田三沢に対して垂直落下式パワーボム通称三冠ボム)を敢行した試合勝利した川田だったが、試合中に実は腕を骨折しており全治3ヶ月となった。

本田多聞泉田純vsハヤブサ新崎人生 1999年2月13日 後楽園ホール

ハヤブサFMW)、新崎人生みちのくプロレス)というインディー団体レスラーでもメジャー団体ベルトを巻けることを証明した試合。この当時のインディー団体立ち位置は非常に弱いもので、これを覆すのは至難の業だった。この両名はインディー団体の中でも頭2つ抜き出た存在で、全日本プロレスの至宝を獲得することに成功した。なお、このコンビは米マット界でも活躍しており、日本代表するタッグチームと呼んで良い。

ザ・グレート・サスケvsスペル・デルフィン 2003年11月2日 有明コロシアム

犬猿の仲となり、顔を合わせるのもNGであった二人のシングルマッチが、みちのくプロレス創立10周年という大舞台で実現。ホーム戦であったサスケが敗れ、試合後のマイクで弱音を吐いたところ、客席より「みちのくプロレス50年化計画はどうなるんだ!」という野次勇気づけられ、顔を上げたサスケは「みちのくプロレス永久に不滅です!」と改めて宣言した。客もまたプロレスを作り上げる1人であることを明示した試合である

伊藤竜司vs葛西純 2009年11月20日 後楽園ホール

デスマッチの「やれるところまでやる」をやり切った試合。頭の中に引退がチラついていた葛西後楽園ホールバルコニーからテーブルダイブ攻撃を浴びせるなど、デスマッチ限界を攻めた試合となった。30分1本勝負のところを29分45秒で葛西勝利し、この年の週刊プロレス大賞ベストバウトを受賞した(デスマッチが受賞するのは極めて珍しい)。試合後のインタビュー葛西現役続行宣言したことからデスマッチというジャンルにおいて次の時代への扉を開けたワンマッチであったと言えよう。

前田日明vs坂田亘 1995年5月20日 控室

今もなお語り継がれる衝撃映像のアレだが、そもそも試合ではないことと、別に重要ではないため選外。

追記

10選じゃなくて10戦にすればよかったなぁ。でも検索に引っかかりにくくなるからいか

全日本プロレス軽視では?

⇒そういうつもりもなかったが、全日本は良くも悪くもプロレスというものを護ろうとして頑張っていた保守団体なので、地道な積み重ねをしていて変革が起きる瞬間というのが限られていたので仕方ない。逆に全日本があったか新日本ハチャメチャでも許されたのだと思ってるし、ハチャメチャし過ぎた結果、何度も会社ごとハチャメチャになりかけていた点をプロレスファンは忘れていない。選外には全日本が多いのでご容赦を。

最近試合/◯◯の試合が無い

自分最近試合を追いきれていないのもあるが、どちらかといえば後年振り返ってみて「アレがあったからだよなぁ……」と思わされる要素があるかどうかで選出した。タイガーマスクがいなければ今のジュニア戦線はヘビーの焼き直しかルチャのマネごとレベルになっていた可能性もあるし、渕があそこで全日本崖っぷちで踏みとどまらたから後々の団体交流戦の活性化が生まれたのだと思う。歴史を紐解いた時に外せないかどうか、って感じ。例えば「猪木vsホーガン」みたいな試合事件としてはとてつもなく大きなものだけど、じゃあアレが後年に何か影響を与えたかって言ったら、そういう種類の話ではないので。

総合格闘技戦について

自分桜庭和志には胸熱した世代ではあるものの、さすがにPRIDEリングでの試合を選出するのは違うだろうと思った。そもそもアレは総合格闘技という競技たまたまプロレスラーと柔術家がやっていただけである桜庭が勝ったのはもちろん嬉しかったが「プロレスラーは強いんです」と言われたのは複雑で正直、気持ちとしては受け入れ難かった。それは桜庭個人総合格闘技という競技に向かい合って努力した結果であって、プロレスラーというもの一般化してしまうのは危険なのでは……と思っていたら翌年、普通に永田ミルコに負けていた。

女子プロレスは?

女子女子で深いジャンルなので、もうそこまで踏み込んじゃうと10選じゃ足りなくなるので恐くなって考えるのを止めました。そもそも女子はそこまで詳しくないので。というわけで、これを見ている増田! 書かないのか!?しかないぞ、俺達がやるのは!

・信彦じゃなくて延彦な

正直すまんかった、正直ポカした。

11/2

PM9:00 このまま寝るには惜しい落ち着かなさ。雨ん中ピザ食っただけじゃ物足りない。

冴えない夜をベッドで迎えるより夜の街に繰り出したい。この気分がおそらく人生に対する無意味焦燥感に変化する前に。

バルト9の上映スケジュール確認24:55からのがいいな。いや急げば22:50のもいける。贅沢にハシゴちゃうか。早速のヴェノムと今更のシビルウォー

サッとシャワー浴びると、間に合いそうな感じの時間

何着て行っちゃおうか。ラフベッケンバウアー羽織っとくか。

遊び人手ぶらがかっこいいよな。でも折り畳み傘もモバイルバッテリーも持っときたいよな。あんまりポケットが膨れても不格好だしな。

妥協して鞄を引っ提げ駅へ。ちょっと降ってる。カバン持って来といて良かった……のかも微妙な降り具合。手ぶらで良かったかも。

土曜夜の浮ついた中央線に揺られながらいそいそとチケットを予約。同じく浮かれたTLを上の空で眺めながら、新宿着。雨は降ってないな。

まり寄り道してる時間もない。一目散にバルト9へ向かいチケット発券して一服して鑑賞開始。

週末の深夜上映は平日のそれよりもなんとなく健康的な感じがする。平日の世間からぶれる逃避って感じも好きだけど。

ヴェノム微妙

間髪置かずシビルウォーおもしろい!

劇場を後にして、取り敢えず東口喫煙所一服。飲み歩き趣味もないおれはちょっとした時間の潰し方をこれしか知らん。

ネズミがチョロチョロしてやがる。深夜早朝に都市部をうろついてるとたまに見かける。上野公園でも見た。珍しめのポケモンと遭遇した感があってちょっと嬉しい。

世界には覚えきれないほど動物がいるのに、野生で出会えるのはほんの一握りの一握りのワンパターンなのが寂しい。

と、小腹が空いてきた。前々から気になってた大久保公園近くのケバブ屋へ向かう。

24時間営業。割と人は来てるっぽい。

ケバブサンド中辛(¥350)を購入し、食う場所を探す。イートインもあるようだが、なんかたむろしてる連中がいて怖い。

ストリートスタイルで食える場所を求めてあたりをぐるぐる回る。新宿をうろつく人間は怖い。ことこの辺りはかの立ちんぼ通りも近くて怖い。少しでも落ち着いた場所で食いたい。

なんか国籍不明お姉様オニサンナンサイと聞いてくる。コワイ。

結局店の周りを一周して、西武線沿いの人口少なめな道端に腰を据えてケバブを頬張る。

うまい。食い辛い。こぼした。

シミにならんといてくれよなと思って確認したらしっかり汚れてる。萎える。もうあんまり味はしない。

さっさと平らげて、いろはす買って即席ウェットティッシュで拭う。全然落ちない。早く帰って落としてえ。

しかしまだ始発まで少し時間もある。バスタ前の夜景でも見るかと南口へぐるりと回る。

ビルに挟まれドコモタワーがそびえ立ち、遠くへは開けた正面に線路が伸びる。いいですねぇ。トカイですねぇ。

日中カップルやらなんやらで落ち着かないけれど、今なら貸し切り。

ご無沙汰だった深夜徘徊プレイリストを流してみる。15分ほどボケ〜っと景色を眺めていたらそろそろ始発も近い。

帰りの電車は有り余る時間を使ってfilmarksに長々と感想を記録。隣の奴の香水臭さに耐えながら。

電車を降りて、日が昇り切る前に家へ逃げ込む。

シャワー浴びがてらケバブのシミを落とす。浮かれた頭も冷えていく。ぐっすり眠れそう。このまま月曜を迎えてもいいかな。

タデナイトフィーバー終了。

2024-11-01

平成史上最も重要テレビドラマ10

本当のオールタイムは選べなかったため平成に絞って俺もやる。テレビドラマは消えものアーカイブされにくいジャンルで、時代をここ35年に絞ってみても網羅できないという問題はある。そのため、俺の観ていない重要作の話をどんどんしてほしい。1脚本家1作品に絞った。俺はテレビドラマ脚本家のものだと思っている。

 

 

1.坂元裕二東京ラブストーリー平成3年(1991年) フジテレビ

トレンディドラマ代表作の1つにして、トレンディドラマの終末期の傑作。フジ月9」枠の代表作でもある。「東京では誰もがラブストーリー主人公になる」をキャッチコピーに掲げ、等身大若者たちの姿を描き出した。2010年以降の坂元裕二の影響なども考えランクイン。

 

 

2.野島伸司101回目のプロポーズ平成3年(1991年) フジテレビ

こちらもトレンディドラマの終末期の傑作であり、お世辞にも男前とは言えない武田鉄矢叫びは、"トレンディ"の終わりを印象付けた。TBS高校教師』でも、好きな野島作品に入れ替えてもらって構わない。90年代には確かに野島伸司時代があった。

 

 

3.三谷幸喜古畑任三郎平成6年(1994年) フジテレビ

田村正和亡き今も、再放送され、パロディされ、やたら話題になる三谷幸喜コメディホームドラマ恋愛ドラマなど、会話による人間関係機微などを守備範囲にしていたテレビドラマが、ストーリーダイナミズムによる面白さにシフトしていったのは、アメリカコメディから影響を受けた三谷幸喜の功績がある。個人的には『王様のレストラン』のほうが好み。

 

 

4.深沢正樹ほか『金田一少年の事件簿平成7年(1995年) 日本テレビ

他のタイトルに合わせて脚本家クレジットしたが、今作を選出したのは何といっても堤幸彦出世作ということにすぎる。『ケイゾク』『池袋ウエストゲートパーク』につながる斬新な演出は一時代を築いた。「土曜グランド劇場」に旧ジャニーズの若手が主演していくのもこの頃からで、後の『透明人間』『ごくせん』『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』などにつながっていく。

 

 

5.君塚良一踊る大捜査線平成9年(1997年) フジテレビ

テレビドラマ」というフォーマット映画館拡張した功罪ある作品テレビドラマメディアミックスの先駆けといえ、映画館はこれ以降テレビ局製作作品であふれることとなった。『踊る大捜査線 THE MOVIE』は未だに実写の日本映画歴代興行収入1位に燦然と輝いている。今秋新作が公開された。

 

 

6.岡田惠和ちゅらさん平成13年(2001年) NHK

21世紀最初朝ドラシリーズ化され、現在再放送されている。『ちゅらさん』が描いた疑似家族によるホームドラマはその後も『すいか』『11人もいる!』『逃げ恥』『カルテット』と平成ドラマの1つのパターンとなった。岡田惠和の功績は膨大な作品数の作品を書いていることで、彼がいなければこの時代テレビドラマシーンは空洞化していたかもしれない。

 

 

7.宮藤官九郎木更津キャッツアイ平成14年(2002年) TBS

クドカン物語自体面白さに注目されがちだが、彼の功績は、若者たちがダラダラ話すという「日常ドラマ」を描いて見せたことにある。彼の脚本は、小ネタギャグストーリーに連結してゆく。木更津という周縁の田舎共同体風景ドラマになるということは革命出来事だった。大きな物語を失った後のゼロ年代的転換。

 

 

8.遊川和彦女王の教室平成17年(2005年) 日本テレビ

遊川が成し得た功績は『女王の教室』の真夜(天海祐希)のような強い、誇張されたキャラクターによるドラマを成立させたこと。それは後の『家政婦のミタ』の大ヒットにもつながった。彼の過剰な演出賛否が分かれるが、常に時代と向きあい続けるための一つの方法論なのかもしれない。

 

 

9.山本むつみゲゲゲの女房平成22年(2010年) NHK

2000年代後半に停滞していた朝ドラ復権は間違いなくこのドラマからで、この作品がなければ『あまちゃんブームもその後の『ごちそうさん』や『あさが来た』『ひよっこ』などの良作、令和の『カムカムブリバディ』のヒットも存在していなかったと過言しておきたい。そういう意味ハッシュタグなどでのTwitterなどの賑わいにも一役買っている。朝ドラ復権は同時にその後のNHKドラマ復権意味していた。

 

 

10.八津弘幸半沢直樹平成25年(2013年) TBS

TBSドラマ復権ということでいうと後述の『JIN-仁-』を挙げてもよいのだが、その後池井戸潤ドラマの隆盛という意味でも半沢直樹を。いうまでもなく『VIVANT』へと繋がる日曜劇場系譜である。主演の堺雅人は『リーガル・ハイ』や『真田丸』という傑作でも存在感を示した。

 

 

 

次点

 

木皿泉すいか平成15年(2003年) 日本テレビ

本当は問答無用に最重要作として今作を挙げたかったのだけど、視聴率知名度を考えて日和ってしまった。今作は『ちゅらさん』で描かれた疑似家族によるドラマ、『木更津キャッツアイ』で書かれた日常のやり取りのドラマを深化させた。そこに大島弓子ファンタジーブレンドさせ、ドラマ物語対象を変えてしまった傑作。

 

坂元裕二それでも、生きてゆく平成23年(2011年) 日本テレビ

90年代10年代の坂元裕二を別人とするなら10選にねじ込んでしまいたい。10年代の坂元裕二作品は、テレビドラマが扱えるダイアローグレベルを一段上へと引き上げた。10話における瑛太風間俊介の会話は他に代わるもののない名シーンだと思う。現在ドラマシーンは、坂元裕二フォロワーで溢れている。

 

鎌田敏夫29歳のクリスマス平成6年(1994年) 日本テレビ

これだけトレンディドラマの話をしているのに、鎌田敏夫の名を漏らしてしまい、それは平成以前になってしまうので、それ以降から一作挙げるなら『29歳のクリスマス』を強く推したい。元祖『9ボーダー』。取り巻く環境は変わっても、年齢を巡る憂いは不変のものなんだと。

 

野沢尚眠れる森平成10年(1998年) フジテレビ

坂元裕二と並び、この時代天才をもう1人挙げるなら、野沢尚を挙げてしまおう。野沢の深いキャラクター造形はその後の作品に影響を与えた。彼が存在し続けたら、この選も変わっていただろう。またキムタクドラマも1本を挙げていないというのも偏っている。それだけこの時代の彼の存在は異常だったのだ。挙げるならこの作品を挙げたい。

 

北川悦吏子ロングバケーション平成8年(1996年) フジテレビ

あるいは今作か。トレンディドラマ2000年代の間には間違いなく北川悦吏子時代があった。北川悦吏子は近作が色々言われることもあるが、それは(例えばミスチルがそうであるように)強烈に時代と寝た人物にだけ得られる特権だ。そのため、俺は何があっても今後北川悦吏子擁護し続けていきたいと思う。

 

三木聡・ケラリーサンドロヴィッチら『時効警察平成16年(2006年) テレビ朝日

この10からは確実に存在していた深夜ドラマ文脈がごっそりと抜け落ちている。『孤独のグルメ』や『おっさんずラブ』に繋がっていくような深夜ドラマ系譜。『時効警察』はシティーボーイズ放送作家三木聡最高傑作である。近年では主演だったオダギリジョーが謎の力でそのパロディNHKドラマ映画化までさせているが、盛大にスベっている。

 

渡辺あやカーネーション平成23年(2011年) NHK

一部では「朝ドラ史上最高傑作」の呼び声もある今作。戦争もの・女の一代記としての朝ドラ岸和田の街に生まれ、生きて、老いて、死んでいく強いヒロイン渡辺あやは強烈な作家性を朝ドラにおいて発揮させ、それはこれ以降の朝ドラの指針が転換される契機にもなったのかもしれない。(だからこそ『純と愛』などが生まれしまったとも言える)

 

森下佳子JIN-仁-平成21年(2009年) TBS

坂元裕二岡田惠和宮藤官九郎遊川和彦木皿泉渡辺あやらの作品を挙げておいて、森下佳子名前を出さないわけにはいかない。構成力という点で彼女の右に出る者はいないのではないだろうか。森下佳子の手にかかれば、物語における伏線人生因果に映り、プロット運命へと変貌する。TBSドラマ復権きっかけとしても、今作を挙げておきたい。

 

野木亜紀子逃げるは恥だが役に立つ平成28年(2016年) TBS

野木亜紀子10から漏らしてしまったのは痛恨の極みであるが、令和の選が今後もし出来るなら1番に入る人であるのでご容赦いただきたい。社会的テーマをポップにテレビドラマ次元で取り扱い、ヒットさせてしまったのは見事。野木亜紀子はもともと原作もの実写化の手腕に定評があったが、『アンナチュラル』『MIU』とオリジナル作品もヒットさせている。

2024-10-28

ガンダムシード劇場版に出てきた敵のモビルスーツが定価4000円なんだけど3倍くらいの値段で転売されてるらしい

微妙シリーズ劇場収入シリーズ史上1位って言うけど特典商法)でしか劇場版なので登場が少ないパイロット名前も知らない敵のモビルスーツが発売日に行列できるほど並んで、量販店は一日中そのガンプラを売り続けて、それが3倍で売られてる

ってのが正直信じられない

誰が買うんだ

というかさすがにこれは転売ヤーから買うやつが馬鹿

買わなければ転売ヤーが痺れ切らして値段下げてくるし、再販されるか定価になったら買えば良いだけだろ

待ってる間に積みガンプラ作るか気になってたけど高いかスルーしてたガンプラを買えば良いだろ

俺はちょっと前にペネロペーを定価より安く買った

近くのおもちゃ屋にできてた行列理由はこれだったらしい

ウルトラマンカードゲームじゃなかった

anond:20241028095703

小泉みたいに劇場型でやればよかったんだけどね

裏金議員追い出して「抵抗勢力!膿を出し切る!」とか吠えてれば過半数行けてた可能性あったのに

まあ石破じゃ無理なんだけど

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