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はてなキーワード: 凶器とは

2022-11-09

anond:20221109015008

今はまだ仕事あるし食えてるからそのつもりはないけれど、将来、金もなく国は守ってくれず餓死するしかないみたいな状態になったら、その時こそみんなでテロやるときじゃないかと思う。

捕まっても刑務所に入れば食ってけるし雨風もしのげるしさ。

今、松坂慶子が出てるドラマで、おばあさんが刑務所に入るために犯罪がんばる話やってるけど、あれだって普通に同じような仲間と凶器持って集まったら警察は捕まえてくれるでしょ?

2022-09-24

娘のブラを買いに行く。

 次女の誕生日のあと、長女の誕生日があって、その直近の祝日、二人に誕生日プレゼントと服を買ってやるために買い物に出た。トータルで三万円くらいかかった。はぁ。

 服を買う時に、ついでに長女に今のうちに生理用品とかブラを買っとこうぜ、と言うと、長女は思いの外喜んだ。

 長女は11歳になったのだが、最近爆速身長が伸びると共に体型も大人に近づきつつある。彼女は小さい頃から今に至るまで安定の痩せ体型だ。身長に合わせてズボンを買うとウエストブカブカだったのが、今は150のズボンを履いてもずり落ちなくなった。痩せているなりに身体の厚みは増しているのだ。

 最近の長女は胸が急に育って来ているのが悩みらしい。そういう事をぽつぽつ言うのだが、ブラが欲しいと自ら言う事がないので、親であるこちから提案した方がいいんだろうなあと思った。

 長女を子供下着売り場に連れて行くと、彼女は種類の多さに圧倒されていたが、ぼくが

ステップ1とか2とか3とかタグがついてるな。まずはステップ1でいいんじゃないか?」

 と言うと、それらを物色しはじめた。

「すごーい、いっぱいあるー。こんなのが欲しかったの!」

 などと言うから可愛い色のやつを買うのかな? と背後で見ていたら、スタンダードな感じの、キャミソールと一体型の白いのを二枚選んだ。黒や紫もあるし、ブラだけ独立していて、同色のショーツとセットになったものもあるよとぼくが言っても、「絶対これがいい!」と長女は譲らなかった。まあ、白無地はアウターに響かなくていいよな。もし、ぼくがユニクロの白のエアリズムばかり着てることに影響されたのだとしたら、なんかすまないなと思うけれど。

 今時の小学生女子は、他の子がどんな下着を着けているのか、気になりはしないのだろうか? ぼくが子供の頃は、女子はそういう事についてはかなり煩かった。白い「初めてのブラ」なんか着けていると、露骨馬鹿にされたものだ。

 ぼくが子供の頃、ぼくの母親はどういう訳か我が子の二次性徴について捻れた考えを持っていた。だからぼくはなかなかブラを買ってもらえなくて、確か中学に上がってしばらくはノーブラで過ごしていた。部活の時以外は胸が目立たないよう猫背で下を向いて歩きがちだったように思う。

 当時はぼくの母親だけでなく、世の母親達の考えは大抵いい加減かつバラバラだったので、胸が既にかなり大きいのに「子供から」という理由ノーブラ女子というのはしばしばいた。ぼくはそれが好きじゃなくて、自分はそうはなりたくないと思ったのだが、無駄に性に対して厳格な家庭でしかも鈍感な母親にブラが欲しいなんて強請るのはあり得ないと思って我慢していた。ただ、ぼくの場合は胸が発育しかけだとしても限りなく俎板に近い胸をしていたので、ブラを着けていないことを誤魔化すのはそんなに難しいことではなかった。

 だが、体育の授業や部活の授業の前後更衣室で着替える際だけは誤魔化しなどは利かない。

 体育の時の着替えはまさに針の莚に座るような心地だったが、部活の時はそうでもなかった。更衣室では先輩達が下着姿で悪ふざけをしていたし、彼女達の下着はみなカラフルでまるで見せるためのもののようだった。たった一、二学年違うだけでどうしてこんなにも文化が違うのか不思議だった。ぼく達の学年はいつまで経っても白いペラペラ下着で、誰が一番先に「色気づいて」大人のようなブラを使い始めるのか、監視し合い足を引っ張り合っているのに。

 先輩の一人が日曜日に買ったばかりだというグリーンのチェックのブラを見せびらかしている時、ぼくはホワイトボードの下にレイジと二人で潜り込んでぴったりと身を寄せ合って先輩達の馬鹿騒ぎを眺めたり、今週のジャンプの話したりしていた。ブラの自慢をしていた先輩がぼくらの所にやってきて、

今日も二人、異様に仲がいいよね」

 といい、ぼくはそこに含みがある事に素で気づかず、

はい、ぼくとレイジ友達なんです」

 と答えた。

 レイジとは中学に上がってすぐの部活見学期間のある日に出会った。レイジ武道館の片隅に一人で体育座りをして、先輩達の稽古の様子を眺めるでもなく膝の上に顔を伏せていた。最初レイジがぼくを見たが、話しかけたのはぼくの方からだ。当時のぼくは既にはみ出者気質を全開にしていたが、今よりは社交性があったのかもしれない。

 レイジ第一印象は、大人しそうな男子、といった感じだった。目が合って、一言二言交わしただけですぐに気が合いそうだと思ったのと、ぼくと同性である事に気づいたのとは、どっちが先だったろうか。立ち上がれば性別を間違いようはない。レイジはぼくよりずっと背が高く、正面から相対すると迫力のある胸が視界を圧倒してくる。まるでモデルのように手足が長く、メリハリのある体型をしていた。

 そんなレイジだが、ほとんど大人同然の背格好をしていたにも拘わらず、ぼくと同じくまだ「子供」というカテゴリーに押し込められていた。つまり中学に上がってもしばらくはノーブラで過ごした。その点でぼくにとっては類友でもあった。

 いつだったか、先輩の一人がそんなぼくらを見かねて声をかけてきた。ブラをしないと恥ずかしいとか乳が垂れるぞとか、そんなことを言われ、ぼくらは「はーい」と返事をしたが、すぐに他愛ない雑談に戻った。レイジは先輩に言われたことなど全く意に介していないようだったけれど、ぼくは内心かなり気にしていて、やはり母親にブラが欲しいとお願いしなくてはならないのだろうか? と考え、まだ何も行動しないうちから屈辱に打ち負かされたような気になっていた。

 記憶に間違いがなければ、ぼくらは少なくとも一年夏休みまでは「子供カテゴリーのままでい続け、それぞれ親の方針通りに子供肌着制服の下に着続けていたと思う。そのことによってレイジがどんなデメリットを被ったかはぼくは知らないが、ぼくの方には人には言えないようなデメリットがあった。

 ある日、竹刀を振った瞬間に身体の内側から「ぶちっ」と音がした。腕のつけ根辺りがヒリヒリと痛くなった。家に帰ってから服を脱いで見てみると、鎖骨のすぐ下辺りに赤い皹が入っていた。まるで鋭利刃物でひと突きしたような傷は薄い表皮で繋がっていて、出血はない。どうやら急に大きくなった胸の重さに皮下の肉が負けて裂けてしまったようだった。奇妙な傷はその後いくつも増えていき、白い痕になって残った。

 肌にいくつもの傷が残るほどに、ぼくの胸はお荷物になりかけていたのだが、だからといって目立って大きいのかというと全くそんな事はなく、服を着ている限りは相変わらずの俎板に見えるほどだった。なのに、ただ普通に生活していくだけで服の下に隠れた部分が傷だらけになっていく。その原因がさして膨らんでいるようには見えない胸であるなど、親に相談出来る訳もなく、ぼくはひた隠しにした。

 その件はレイジにも話した事はない。そもそもぼくとレイジは「親友」だと言い合っていたのにも拘わらず、お互いに相手内面には踏み込もうとしなかった。ぼくらは校舎の内外を、ひとの目も気にせず手を繋いで歩き、座る時にはスズメきょうだいのように身体をくっつけた。部活の合間の休憩時間には互いの背中を背もたれにしたり、膝枕をしあったりした。

 ぼくがレイジの太ももを枕にしている時、ぼくの鼻先にはレイジの胸があるのに、そのぼくの胸の何倍も大きな肉の塊はレイジにどんなダメージを与えたのか与えなかったのかなんて知らなかったし、レイジレイジで、ふざけて指でつついたぼくの貧相な胸がぼくにとってはけっこうな凶器だった事など知らないままだった。

 レイジに対してのぼくの隠し事なんて大した数はないが、ぼくにとってレイジは謎の多い奴であり続けた。真面目そうに見えてちゃらんぽらんで、部活だって、ぼくとレイジとはたった二人だけの新入部員なのに、レイジはよくサボり、ぼくを一人にした。夏休み部活に、レイジは半分も顔を出さなかった。なのに試合に出ればそれなりに勝つの不思議だ。何故レイジはそんなに休むのか、ぼくはしばしば先輩達から聞かれたが、わかりませんと首を振るしかない。

 親友の癖にぼくはレイジ個人的な事をほとんど知らない。そのことが気にならない訳ではなかったのだが、いざレイジと顔を合わせると、数々の謎の解明などどうでもよくなってしまう。レイジとする話は好きな漫画アニメの話ばかりで、端からみればそれは終始うわべだけの話をしつづけているだけで、それのどこが親友なのか不思議だったかもしれない。

 ぼくとレイジは心が遠くにあるのを補うかのようにスキンシップだけは過剰に行った。一日の中で最初に会ったときは、相手存在を視認したらどんなに遠く離れたところからも全力で駆け寄り、

「カーラミーア!」

「モンシェ!」

 と叫ぶとひっしと抱擁し合う。隙あらば、学校内のどのカップルよりも密着して過ごした。

 夏の間、ぼくはろくに飲食をせずに部活でしごかれていた。これ以上身体無駄な肉がつくのを止めたかったし、生理出血をなんとか止めたいと思って行った無謀なダイエットだったが、消耗したわりに効果はいまいちだった。ひと夏で顔だけげっそりしたぼくだったが、片やレイジ夏休み前と少しも変わらず飄々としており、健康のものに見えた。実際、心ない男子がぼくらに対して目障りだ死ね罵倒を浴びせるやそいつを蹴り倒しプロレス技をかけて泣かせるなどワイルドに暴れることもあった。

 ぼくは安心した。実はぼくの母親がぼくとレイジが仲良くなったのを知り、ぼくの同級生母親達の情報網を使ってレイジ個人情報仕入れており、聞いてもいないのにぼくにそれを話したのだ。ママ友ネットワークをもってしてもレイジの事で確かな情報は得られず、噂程度のことしか仕入れられなかったようだ。それによれば、レイジは何らかの病気で定期的に通院しているという。だがその病気が何であるのかは誰も知らないらしい。

 ぼくが知っているレイジ個人的なことといえば、レイジには兄が一人いて両親も健在で、四人家族で仲良く暮らしているということくらいだった。

「ねえレイジ、どうしてレイジレイジなの?」

 ある日、ぼくが何気なく訊いたら、レイジはこう答えた。

「うん? うちは兄と俺との二人きょうだいから

レイジのジは二番目のジってこと?」

「そそ」

「納得した」

 きょうだいの二番目だからレイジ」と名乗るレイジとぼくとは部活つながりの親友クラス出身小学校が違うせいでお互い相手の事で知らないことが多いかもしれないが、そんな事は関係なく、ぼくらはとても仲がいい。

 秋になった。ある日、学校から帰るとぼくの部屋に大きな買い物袋が置かれていた。母親が開けてみろというので中身を見たら、「はじめてのブラ」と書かれた厚紙つきの白いブラが三着ほどと、その他下着類が入っていた。母親によれば、「ぼくに必要から買った」というより「みんなが必要だと言うから買った」ようだ。母親他人の言う事になにかと流される。

 しかし、断られる可能性が高いと思いつつこちらから羞恥心を堪えつつ頭を下げてお願いすることもなしに、必要ものが手に入ったのは良いことだ。ぼくは「はじめてのブラ」を着けてみた。ところがサイズ全然合っていなかった。それはAカップだがアンダーが85cmもあって、上半身だけは骨の浮くほどガリガリだったぼくにはユルかった。

 翌日から「はじめてのブラ」を着けて登校したが、いざ日常生活を送ってみると、ユルすぎるブラはぼくの助けになるどころか邪魔邪魔で仕方のないものだとわかった。ちょっと身体を動かしただけで背中ホックが外れる。これまでの習慣通りに猫背にしていると外れるし、かといって背筋を伸ばしてもまた外れる。走るとどんどんブラが浮いてきて胸の上までずり上がってくる。それを狼狽しながらも誰にも気づかないよう適正な位置に引き下ろさなければならない。

 なんなんだこれ……。母親に苦情を言うべきではないかと思わなくもなかったが、母親がぼくにブラを買い与えた時、牽制するように「デブで胸のないお前にはサイズがそれしかない」と言ったから、解決策は何もないとぼくは思い込んだ。デブ言いがかりだ。ぼくはチビの癖に肩幅と腰幅があり、脚も太かったから、セーラー服を着るとずんぐりむっくりに見えたが、上半身ガリガリに痩せていたのだ。

 何でぼくだけこんな事に……と思いつつ、部活の際に先輩達がふざけながら着替えている間は、いつもの様にぼくは部室の隅っこにレイジとぴったりくっついて体育座りで待っていた。先輩達は相変わらず可愛いブラを着けていて、それらはぼくの「はじめてのブラ」のようにズレたりホックが外れたりはしない。どうしてぼくの「はじめてのブラ」はこんなにも役に立たないのか、すぐそこに何事にもあけすけな先輩達がいるにも拘わらず、ぼくは誰にも打ち明けられない気がして、勝手孤独に浸っていた。隣のレイジは、元からそういう話をすべき相手ではない。

 その時、ツンツンと脇腹をつつかれた。隣を見れば、レイジが膝の上に半分顔を埋めたまま、いやーな顔で笑っていた。

「お前、これなんなの?」

 レイジはニヤニヤしながら、ぼくのTシャツの上からブラのバックベルトを引っ張った。

「何でもいいだろ!」

 ぼくは小声で身をよじりながら言った。その反応がレイジには面白かったらしく、レイジは「なんなの、なんなの」と言いながらぼくのブラのあちこちを引っ張り、脇を擽ってきた。そんなぼくらの攻防戦を先輩達はいものじゃれ合いだと思ったらしく、「今日も二人は仲良いよねー」と言った。

 その日以来、レイジはぼくがブラを着けているのを面白がり、やがて服の上からブラのホックを外すという技を会得した。レイジ通りすがりにぼくの背中を叩くと、ホックが外れる。とんでもない悪戯だが、ぼくのホック悪戯をされなくてもしばしば外れるし、ぼくとレイジクラスが違うので、被害を受けたところで大した事にはならない。それでぼくとレイジの仲が決裂するという事もなかった。

 ただ、レイジがぼくをブラのことでイジッてくるのは意外だと思った。同級生女子の中には、他の女子が「色気づく」のを嫌って意地悪をしたり他人の足を引っ張るような事をする奴が何人もいたが、レイジはそんな陰湿女子どもとは最も遠い存在のような気がしていた。でも、その頃レイジはまだ「子供カテゴリーの内にいて、それをぼくなんかみたいな貧乳の方がイチ抜けしたのだから、変に執着されるのはおかしい事ではないような気もした。

 人の心理としてレイジの反応は特におかしものではない。が、ぼくらの関係性の絶妙バランスをレイジの方から崩して来ようとするのは……逆にぼくの方から壊しにかかるなら自業自得なのでまだしも……どうしていいのかわからない。わからなさすぎたので、ぼくは何事もなかったかのように過ごす事を選んだ。

 二年からはぼくとレイジは同じクラスになった。一緒に過ごす時間は益々増えた。レイジ休み時間教室ですれ違いざまにぼくのブラを外して遊ぶ事もあったが、ぼくは責任を取ってホックを元に戻せとレイジ要求し、レイジは「はいはい」と言ってぼくの制服背中に手を突っ込んでホックを掛け直した。

 いつの間にかレイジはその遊びをしなくなった。

 その頃にはレイジは既に「子供カテゴリーを脱していたのだと思うが、ぼくにはその件については全然記憶がない。少なくとも、ぼくはレイジからされたようにレイジがブラを着け始めた事をからかうことはなかった。

 教室が一緒だと、友達同士なら休み時間ごとにお互いの机のところを行来するものだ。ぼくは授業が終わってもすぐに教科書しまって離席することがないから、レイジの方からぼくの席にやって来がちだった。ふとぼくが顔を上げると、視界の全面をレイジの胸が塞いでいる。よく、胸の大きな女性が「(男は)私じゃなくて私の胸に挨拶をする」と言うが、レイジ場合はぼくに胸から挨拶して来るようなものだ。ぼくはレイジに知られないよう視線を外した。だからレイジの胸がしょっちゅうぼくの目と鼻の先にあったのに、ぼくはレイジのブラ事情など全く知らない。一方レイジはといえば、ぼくをからかえるだけからかって恥ずかしい思いをさせたのに。

 レイジは狡いと思ったが、他の女子といがみ合うようにレイジと争うのは嫌だった。レイジ喧嘩する事があるとしたら、それとは全く関係のない、取るに足らない事が原因だ。そしてベッタリと仲がいい分喧嘩するのもわりとしょっちゅうだった。大体はぼくの方から吹っ掛ける。そこにレイジは狡いという思いがなかったとは言えないと、当時を振り返って思う。

 レイジは胸が大きくて手足が長くてモデルのような体型をしていたが、女としてはある意味で無敵だった。ぼくはといえば、自分身体がなにかとコンプレックスで、わざと身体に合わないダボダボな格好ばかりしているから、本当はガリガリに痩せていたのにすんぐりむっくりのデブだと思われがちだったうえに、貧相な体つきのわりにはきっちりと女であることのデメリットを受けた。すなわち生理が異常に重くて一月のうち絶好調なのは三日ほどしかなく、あとは瀕死

 レイジは不調知らずで常に元気いっぱい走り回っていた。何かの病気で通院しているという噂はデマに過ぎないのではないかとぼくには思われた。だがレイジはよく部活をサボった。同じクラス親友のぼくにも何も言わず放課後になるといつの間にか姿を消している。ぼくは既にレイジはそんなものだと思っていた。部活顧問から来年女子部長は消去法でぼくに決まりだと聞いて軽く絶望した。レイジの方がぼくよりもずっと強いのに、部長は実力よりも真面目さが大事だと顧問は言う。だがぼくは顧問が思うほど真面目ではない。絶不調ながら毎日律儀に部活に出ているのはほとんど、稽古カロリーを消費しつくせば生理にかけるエネルギーが少なくなり、来月こそは体調がましになるのでは? と期待していただけに過ぎない。

 そんな馬鹿な事をしていたせいで、ぼくはある日、体育の授業中に具合が悪くなった。その日のメニューは1000メートル走だったが、ぼくは運動神経がない癖に中距離を走るのが大好きで得意だったので、生理中だというのに無理をした。酷い目眩がして手足が冷たくなり、震えが止まらなくなった。爪が真っ青になり、顔色も青を通り越して真っ白だと、ぼくを見た体育教師が言った。体育教師は厳しい人で滅多な事では生徒を休ませないのだが、ぼくが芝生に座っても一向に回復しないので、保健室に行って休めと言った。ぼくは保健委員に付き添われて保健室へ行った。ベッドに寝かされた途端に意識が落ちた。

 気がついたらベッドの側にレイジがいた。

「おはよー。今どんな気分?」

「どんなって、最悪だけど。でもさっきよりはましな気がする」

「ははっ、体育の時はヤバかったな。こいつマジで死ぬんじゃね? って感じの顔してて、先生がさすがに焦ってた」

 そう言うとレイジはぼくのほっぺたをつまんで引っ張った。

「ほっぺぷにぷにー。すべすべで真っ白ー。でもさっきよりはましー」

 レイジはぼくの肌をすべすべで真っ白だとよく言う。小学校時代は徒歩通学で、中学に上がってから自転車通学で、それなりに日に焼けていたから、ぼくの肌も黒くて荒れているはずだと自分では思い込んでいたが、レイジに指摘されてはじめて、ぼくは色白で肌質がいいのだと知った。少なくともレイジのほっぺたよりはぼくのほっぺたの方がすべすべで白い。

「今どんな気分?」

「君が血色が戻ったというなら、思ったよりもいいんじゃないだろうか。確かに吐き気はしないし、頭痛もしない」

「ふーん。俺にはそういうのが無いからわからないけど、まあ無理すんなよ」

はいはい

 レイジはいいな。ぼくと性別が同じでもぼくのような思いはしないんだ。でもぼくみたいにひ弱なのはレイジには似合わないから、それでよいのだと思った。

トラバに続く。

2022-09-20

台風の日に店を閉めなかった店長が悪い!って言うけどさ

自分の命くらい自分で守れよ

俺もピザ屋のバイトしてたけど雨の日はダルいから休んでたし

台風の日なんてもってのほか

起きてなんかダルいなって日も普通に休んでたわ

 

バイクなんていう走る凶器に乗る仕事なんだぞ

なんかヤバイなって思ったら休めばいいんだよ

2022-09-17

anond:20220917173313

凶器(になるのか?)のメタノール発見できないと犯罪を立証出来ないのではないのか?

2022-09-12

anond:20220912203408

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_176.html

ルクセンブルク中央駅周辺には,観光客以外にも国外から流入者も多く,麻薬密売売春行為社会問題化しているほか,飲食後に法外な代金を請求する飲食店(いわゆる「ぼったくりバー」の類)も存在します。また,特に夜間は,凶器を用いた強盗も散発しています

だめじゃん

2022-09-10

anond:20220910153218

凶器に暴発しやす密造拳銃使用している以上、周囲の無関係な、ただそこにいただけの5~10人くらい、巻き添えで死んでておかしくない行為なので、テロです。

2022-09-07

anond:20220906195534

なんかはてなツイッターで時々見る車の運転を過剰に怖がる奴みたい

あんな走る凶器運転出来る奴の気が知れない」みたいなの

そりゃそうだけど、そんな過剰にリスク勘案してたら何にもできねーぞ

2022-09-06

anond:20220906163302

普通人間はたとえ正当防衛でも相手を傷つけたり殺しかねない行動は躊躇するんですよ。

たとえ凶器安全ピンでも他人を刺せる人間はごくごく一部だけだと思う。

推し武道

マイナポイントネタやってほしいけど無理かな

国民とは言わずとも数千万人がマイナポイント申し込むって状況に凶器思想

2022-08-17

多毛剛毛あるある言いたい

髪多毛剛毛あるある言う。

しょうがないので質量を減らすべくショートカットにすると広がる

しょうがないので梳くと広がる

・結局レイヤーは長く伸ばしてからしか無理

・頭が重い。濡れるとずっしり

ハゲと同じくらい悩んでるが気にしてもらえない

・多毛くせ毛芸能人検索して勇気をもらう

美容師申し訳がないくらい人より時間かかってる

美容師がいじってくる

美容師ドライヤー二本使いになる

美容師ドライヤー二人がかりになる

・乾かすの大変でしょーってドライヤーで汗だくの美容師が言ってくる

申し訳ない

美容師に多毛剛毛あるあるを求められる

美容師は多毛剛毛あるあるを求めていなくてもサービス精神で言ってしま

別に言いたくない

カット後の床を見るのが恐怖。美容師「見てくださいこれ!(興奮)」つらい

美容室行きたくない

・結局貞子ヘアが一番落ち着く

乾燥やす

・トリートメント多分人よりめっちゃ使う

美容室のトリートメント通常の人より多めにつけてください頼みます追加料金払います

サラサラになるが売り文句ヘアケア商品全部だめ

・傷みにくい気がする。強い

ディープダメージリートメントが一番しっくりくる。重さ重視

・洗うの大変、蒸れやすい、結果頭皮トラブルが起きやす

・夏まじしんどい。人間に夏毛がないのが不思議

シリコンゴムがはち切れる

・ヘアゴム駄目になりやす

youtubeのヘアアレンジ全部だめ

ストパーカラー剤などでダメージを与えて髪を柔くする方法をとる。バージン毛で頑張ってる人はさっさと染めろ

・縮毛矯正めっちゃ

・縮毛矯正すると剛毛が増す

・縮毛矯正でヘアアレンジすると飛び出した毛が針金のように凶器になる

ケープスーパーハードタイプ基本

・でもすぐ意味がない気がする。ワックス意味ない

・巻いても巻き切れない。パーマも落ちやす

・重めのどろっどろのヘアオイルやヘアバームを愛用している

タオルドライ時間が長い

ドライヤー暑すぎる

・髪 早く乾く方法 検索 を永遠に続けてきた

ショートカットだと毛が針金のようになっている気がする

・猫毛にあこがれる。それを猫毛に言うと怒られる

シャンプー泡立てるの大変だしまず指が頭皮に届かないし

ハゲになれたらどれだけ楽だろうかと夢見る

・親も剛毛、親戚も剛毛、抗がん剤でもわりと全ハゲにならない

・なんか指に毛が刺さってる時がある

流行りのヘアクリップは壊れる

・太いヘアゴムは味方

・いわゆるひっつめ髪でボリューム普通になる

・結局貞子で結んでるのが一番マシ

・でも貞子はほどよく顔が見えるくらいの毛量

・貞子にあこがれる

2022-08-13

凶器の捜索があったのは

きょう?き(凶器)のう?

なんつって

ぷぷ

2022-08-01

増田入場!!

弱者男性殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積み人間凶器が甦った!!!

ガス室!! 複垢フェミだァ――――!!!


レス格闘技はすでに我々が完成している!!

増田拳法 いないこと増田だァ――――!!!


組み付きしだい種付けしまくってやる!!

増田変態代表♡おじさんと付き合おう^_^b☆!!!


返事がない場合は何が何でもさしむけまずぞ!!

タヌキックマスター!! でいだらぼっち!! では100万円増田!!!


真の求愛を知らしめたい!! おっ!おっ!おっ! オットセイ増田だァ!!!


ボクシングは3階級制覇だが非公開セルクマなら3つともオレのものだ!!

R30鉄拳 ニーターパン連呼増田だ!!!


電磁波対策完璧だ!! 増田全日本 集団ストーカー増田!!!!


増田ベストディフェンスは私の中にある!!

中年神様が来たッ 増田♂52歳のナントカ!!!


タイマンなら絶対に敗けん!!

通り魔ケンカ見せたる 特攻隊長 国語増田だ!!!


バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!!

増田イヴィル・ファイター 再投稿警察だ!!!


オウム真理教から炎の虎が上陸だ!! レヴェル増田 赤チャート先生!!!


ルールの無いケンカがしたいかハテナー(用心棒)になったのだ!!

プロトラバを見せてやる!! 嘘松認定増田!!!


中年お腹ビールとはよく言ったもの!!

おじさんへの欲情が今 実戦でバクハツする!! ビール増田だ―――!!!


ハッタショとヒョーガキが地上最悪の代名詞だ!!

まさかこの増田がきてくれるとはッッ ハッタショ増田!!!


煽りいからここまできたッ キャリア一切不明!!!!

増田ピットケンカファイター 下方婚増田だ!!!


オレは経済理論最強ではない増田で最強なのだ!!

ケインズの申し子 新自由主義叩き増田!!!


ランジェリーの本場は今や増田にある!! オレを驚かせる奴はいないのか!!

パンティー


デカァァァァァいッ説明不要!! 3m60!!! 750kg!!!

オデ ゴーレム


増田は可愛く使えてナンボのモン!!! 超癒しエントリ!!

本家増田から ネコチャン🐈の登場だ!!!


出会いならこっちのもの 男女比1:3!! 思いきり出会い思いきり選ぶだけ!!

ピュア礼儀正しい20代と知り合える 市民ミュージカル!!!


自分を語りに増田へきたッ!!

猛虎弁増田チャンプ 今日のワイの餌!!!


ダジャレに更なる磨きをかけ ”こマ?” ファクトチェックが帰ってきたァ!!!


今の自分死角はないッッ!! 画像コーディネーター いらすとや増田!!!


増田十五年の拳技が今ベールを脱ぐ!! 増田から めぐみんだ!!!


はてなーの前でならオレはいつでも全盛期だ!!

クソリプ妖怪” ブクマカ晒し増田 非表示セルクマで登場だ!!!


食事制限はどーしたッ はてなアカウント 未だ消えずッ!!

クソリプ屁理屈も思いのまま!! 一生食えよ増田!!!


特に理由はないッ 横綱が強いのは当たりまえ!!

運営にはないしょだ!!! ポリコレ❌!!

パリコレ⭕️がきてくれた―――!!!


特殊浴場で磨いた実戦トラバ!!

匿名ダイアリーデンジャラスライオン クンニ✋(👁👅👁)🤚増田だ!!!


草だったらこの人を外せない!! 超A級食玩 チョコエッグ🍫🥚!!!


超一流はてなー(Pro User)の超一流のエントリだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ (回文

デトックスウォーラーのうふふ。 すいすいすいようび~ 


疑問形への答えはこの増田が完成させた!!

湖池屋切り札!! ポリンキー増田だ!!!


若き王者が帰ってきたッ

どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ

俺達は君を待っていたッッッ 字下げ増田の登場だ――――――――ッ


   「以上32名によりベル争奪戦を行いますッ」


加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました!

ウィッス 増田朝礼!!

クソガキ dorawii!!

定型トラバ!たし🦀!!


……ッッ  どーやらもう一名は運営への通報により到着が遅れている様ですが、到着次第ッ皆様にご紹介致しますッッ

2022-07-29

ネーム増田の見分け方(番付の人じゃないよ)・横綱

anond:20220720211525

内輪受けみたいでよくわかんないから、

それぞれの増田最近発言リンクも貼ってほしい。


anond:20220722012645


字下げ増田

寸評でも述べられているように字下げスペースなので一目でわかる。トラバanond:〇〇の形式ではなくURL直貼りなのも特徴。あと英数字が全角。

キーワード:「安倍政権」「刑務所」「延岡」「東大法学部」「GLAY(※最近は半角だったりする)」「数学オリンピック」「MONOくん(※有名な女装子らしい)」など

書き込みの例(※一部伏字)

    安倍政権の果て     作詞作曲    ●坂もぎら

   愛されたいと願うことを諦めてしまった  やっちまった犯罪意識もないさ  はいつくばった自宅に古い写真がある 罪人になる前の俺と無邪気な笑顔

     ●脇は 時として人を傷つけた  不器用に生きた20年の果てにたどり着いた愛で舌を噛み切る  言葉を持たない血液はただ静かに流れたまま朝を待ち続けては

  戻れない旅と知る 今誠実さにおぼれてく

    光を目指す自分のために何もかも捨てたさ  戦後  高度成長そして、  活況さえも  ウソ欺瞞に目を潰して 手にした平成(8年は) 明治昭和暮らしほどの夢はなかった

 昭和がここに いたなら金を間違いじゃないと許してくれるかな

     泣きたくなるほど切ない令和 タテマエよどうぞ消えないで 孤独に震えて照らすライトを ぶち壊す力は持てなくて

 不器用に生きた安倍晋三の果てに 大切な昔をなくしても 暗闇に浮かぶ アムロナミエにいくら尋ねてみても つべで踊ってるだけで 生存確認しえない

   そして誰もいなくなった

     今夜は 斉藤秀司のモチーフ理論に酔い きゃべつのような声に身を任せたい 生き急ぐことで分かりえると 理学部数学科教授たちはつぶやいた

 泣きたくなるほど切ない令和 数学よどうぞ消えないで 孤独に震えて講ずる  戸田方程式を クソと言い切る力は持てなくて

    不器用に生きた安倍政権の果てに大切な平成をなくしても   金もうけに生きた安倍政権の果てに 大切な昔を無くしても


anond:20220524201342

  2002~2005年の小泉純一郎政権時代海上自衛官を勤務し退職している。41歳。平成の全盛期を知る典型的な昔の若者殺害段階は7月8日、

      散弾銃を撃つというもの警察の調べに対し、 安倍晋三に恨みがあったが、政治信条によるものではない、と述べている。

     殺害動機は幼稚で主観的もの、既に総理大臣退職している者を、大して高邁な理由もなく突然凶器で襲い、死亡してもかまわないという姿勢に酌量の余地はない。

       むろん被害者が愚劣な政治であることは周知の事実であり、その死亡結果につき、さほど重大性はないが、犯人側の殺害動機すなわち主観面は、

  安倍晋三という4文字言葉だけに過剰反応し、その政治信条などには興味がなく、突然思いついて他人散弾銃を放つという犯行は、社会的に極めて危険であり、

   社会が法によって安定し、法によって守られているという法的安定性を大きく揺るがす危険行為で、社会に与えた不安は甚大なものがある。

    特に殺害動機という主観面は極めて幼稚なものであり、主として自己コンプレックスからくるものであり、それ以上の高邁な殺害動機が見当たらない。

   確かに安倍政権になってから法令機能不全が起こり多くの社会的事件が起き、その中で被告人被害にあった側面は否定できないものの、捜査段階の供述には具体性がなく

   個人的に恨みがあったとしか述べていない。幼稚な動機以上に高邁な動機を推察できない。


anond:20220708194717


パリコレ増田

❌⭕️チェックが特徴。なぜか猛虎弁

キーワード:「パリコレ⭕️(※ポリコレ❌)」「笛民⭕️(※フェミ❌)」

書き込みの例

anond:20220429160434

フェミ

笛民⭕️

  

ポリコレ

パリコレ⭕️

覚えようやで


anond:20220429160507

anond:20220703074213

ワイに逆らったらだめやで

ワイは横綱にして最強の増田

パリコレ増田やで


anond:20220703074256


村上隆増田

当該人物キーワード検索すれば恐ろしいほど出てくる。

キーワード:「村上隆」「ディカプリオ」

書き込みの例

当該人物迷惑がかかるので省略


レヴェル増田地方なら仕方ない増田アンチ山笠増田・赤チャート先生ピアノ増田など)

オウム真理教や昔の雑誌「なあぷる」の名を出せば釣れることがある。ただしすぐにエントリが消える。

キーワード:「オウム真理教」「なあぷる」

書き込みの例(※一部伏字)

■やべーやつ番付作成者についてはてなに問い合わせた。

返事は来たが、はてなは削除に応じないそうだ。

したがって、やべーやつ番付の作者が●●●●●●.hatenablog.comであることはほぼ確定。

はてな社の社員可能性が高い。

社員が率先して誹謗中傷を行うのはAV強要スタイルに近い。

AV新法に批判的なanondユーザーは●●●●●●.hatenablog.comの末端子分かもしれない。

やべーやつ番付の作者と●●●●●●が関東地区で同居している可能性がある。

追記

おそらく、はてな社は●●●●●●と●●●●●●と「山田らの集団」の山田美沙子には逆らえないのではないか

そのあたりははてな社も明らかにしていないし、松永英明ことのは騒動で揉めたときも、はてな社として謝罪会見はなかった。


https://archive.ph/ea7Ao

anond:20220723015739

なあぷるは週刊光源氏とか週刊聖書とか、変なムックばっかり売ってた会社

1990年代はまだインターネット回線をすべての人が所有しておらず、

ムックで売るのがものすごく流行ったんだよ。

雑誌というよりはムックで、

BURRN! PRESENTS 炎も面白い議論がかわされていて、まだカセットテープは現役だった。


https://archive.ph/tv67P

2022-07-25

anond:20220725143355

人身事故3回起こしてる時点で永久免許停止でいいよ

お前には凶器運転する資格がない

2022-07-20

anond:20220720123158

首が締まってるなら力がはいらないだろうから

あらかじめ爪を研いでおいて、力が無くても凶器になるように加工しておくとか、必要な気がする

2022-07-17

山上に対する違和感の正体は一般生活を送りながらも凶器作成や試射など

途方もない労力を注ぎ込むことができる意志の強さに反しての、外見だと

思う。妙にシマリのない顔つきにどよんとした不審者のものの目つきなど

マスコミ誘導しようとしているストーリーに乗るとしても、積年の恨みを

晴らすなり懲悪を果たすなりの意思がある人の顔つきではないところかな。

しろカルト洗脳された人のそれ、ミイラ取りがミイラになる

2022-07-14

本当にこいつは(こいつらは)バカだなって思うとき理由

本質的なことを理解していないか

視野が狭いか

例えば、殺人事件が起きて使われた凶器包丁だったときに「包丁をこの世から無くせば殺人が無くなる!早く包丁を世の中から消し去れ!」って主張する人がいたとき

2022-07-13

anond:20220713083907

安倍さんの体内から弾が見つからなかったので、慌てて探索を始めたんだよ。

死に至らしめた凶器であるはずの弾がみつからんければ、

山上容疑者花火の筒で火薬を爆発させただけ。

安倍さんは、たまたま偶然、あの瞬間に老化で血管が破れただけ。

になってしまう。

2022-07-09

暗殺じゃないと思っているヤツがいて非常に驚きを隠せない

後ろガラ空きで、その上誰も後ろを見てなくて、

さらに暴発音があっても誰も伏せさせても横に避けさせてもいないぞ

候補者の人なら手を引いて横に避けさせているにね

ゲームではなく現実の話なので無関係の人だけでも傷かなかった点はよかったとは思うけど

いくら日本とはいえフツーにあり得ない話やで

以前から私邸に易々と忍び込まれたり不穏な動きはあったしね

 

暗殺宗教絡みなのか政治のあれこれ絡みなのか庶民に知る術はないし、知ったところで実益は皆無

庶民が気に留めるべきことはただひとつ日本でも home made weapon(自作銃)を使ったテロが起こり得ること

 

銃や刃物ですらなす術がないのに、パッと見た感じ殺傷能力のある武器とわからない凶器って怖すぎるんやが???

『あっ、なんかヤバそうな人おる、避けとこ・・・』とか出来ないじゃん

科学というか情報網の発展って人類の偉大な発明だというのは揺るがないが良いことばかりではないんだなぁと思うばかり

魔法で都合よく武器だけ作れないようにできるようになるか、アストロン使えるようになりたい

物騒なこと考えないで平和に生きて欲しい

自作銃を使った犯罪が増えるかもしれない

今回の安倍さんが射殺された事件を期に一時的にせよ、模倣犯的な自作銃を使った犯罪が増えるかもしれない。

長崎市長伊藤一長さんの時はヤクザだった。

同じ長崎県内の事例だと佐世保ストーカー女性殺害したケースがあったが、あれは猟銃を使っていた。

どちらも銃の入手手段限定的で、暴力団取締りや猟銃管理の強化で(見せしめ的ではあったが)一応の対応はできていた。

今回は自作ショットガンもどきでの犯行で、これは結構衝撃的だと思う。

自作凶器を用いた犯罪自体はさほど珍しくはないのだが、今回の犯人成功率を高める為に色々と工夫していた節があって、詳細が報道されたのはまずかったのではないかと思う。

それでいて犯行に使われた自作自体作成難易度はかなり低そうだ。

改造モデルガンとかでもないから、鉄パイプなどの材料販売制限する訳にもいかないし、かなり取締りが難しいんじゃないだろうか。

おそらく犯人は試射をしていたとは思うから、そういった行為を取り締まる法律を作る流れがでてくるはずだが効果限定的だろうな。

都会ならともかく、ど田舎だと多少音が響いても気にならないだろうし、取り締まる人員も確保できないだろうし。

今回は政治家、それも元首相という警備が一般人よりも遥かに厳重な相手に対しての犯行成功してしまった訳だ。

通り魔的な犯行個人間のトラブルで、自作銃を使用する奴が出てくる可能性は十分あると思う。

衝撃的な事件が起こると、それを真似しようとする奴は一定数出るもんだしな。

そしてターゲットにするなら政治家みたいな狙いにくい相手より、攻撃やすい弱い相手だろう。

おととい仙台女子中学生が切りつけられる事件があったが、ああいうケースでより殺傷力の高い自作銃が用いられる可能性がある。

警察警備員の装備、一般人自衛のあり方なども、これから多少なりとも変化が求められる時代になるのかもしれない。

2022-07-08

山上様「最初爆弾を作ったが実験しても不確実なので銃を作った」

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc6344e53d7b9c70179807b5eadc666e209482c5

捜査関係者への取材で、山上容疑者自作の銃を作る前に「もともと爆弾を作って殺すつもりだった」という趣旨の話をしていることが新たに分かりました。


 また、「実験してみたら自作爆弾では殺せないことが分かった。それで銃を作り始めた」とも話しているということです。


 8日の安倍元総理の銃撃には、自作の銃のようなものが使われたとみられ、捜査関係者によりますと、山上容疑者はこれについて、「銃1丁に3本の筒がついている。1本の筒に6発の弾丸が入っている」という趣旨の話をしているということです。


 自作凶器は一丁だけではなく複数作っていて、「今年の春ごろにはできていた」とも話しているということです。


 このことから計画的犯行である可能性が高いとみられます

まさか本当に殺されるとはな・・・

殺したいほど憎い人がいるとはわかってたけど実行する人が日本で出てくると思わなかったと思う

安倍を殺したところで何が変わるのか俺にはわからないけど、実際にやるやつが出てくるという世の中になったと、そういう怖さはある

いやまあ実際にやるやつはおるよ

増田だとトイレで刺殺したあいつとかさ

別に有名になった事件じゃなくても世の中には殺してやる!と叫ぶことが本当に殺人に繋がる人もいることはわかってんだけどさ

なんかこう、元総理への襲撃殺人っていうのはめちゃくちゃインパクトあるね

学校や駅に爆弾しかけました!が今までどうせ悪戯だろって思ってたのが万が一がありうるかもって考えるようになるし

それに弾から自作のお手製の凶器ってのも怖いね・・・

2022-06-23

一週間半かけて読んだ本。※ネタバレあり。

 『平家物語 犬王の巻』とか『きのう何食べた?』とか数冊の本だの漫画だのと平行して読んだので、すごく時間がかかってしまった。最近、年のせいか集中力が続かなくなってしまってなぁ。でも集中力が衰えたからといって本を読む気力がなくなったわけではなく、好奇心旺盛な性格は変わってないお陰で、複数の本をかわるがわるちょっとずつ読むことで気分転換が出来るので、いいんだけど。


『聖なる黒夜』(柴田よしき

あらすじ

 暴力団の有力幹部韮崎が何者かに殺害された。事件には暴力団同士の抗争の痕跡がなかったため、単なる殺人事件として本庁捜査一課が担当することとなった。

 事件当時の状況と推定された凶器からプロ殺し屋仕業とは考え難い。捜一の係長麻生龍太郎警部韮崎の周辺を捜査にあたるが、その過程韮崎企業舎弟山内練と再会する。練は十年前、麻生担当した強姦未遂事件犯人だった。

 当時は気弱な大学院生しかなかった練が、なぜヤクザ片棒担ぎに堕ちてしまったのか。麻生韮崎殺害事件捜査していくうちに過去因縁翻弄されてゆくのだった。


増田感想

 同作者の『RIKO――女神永遠――』から始まる「緑子シリーズ」のスピンオフ作品。約670ページ、しかも2段組みで細かい文字がびっしり。鈍器のようにずっしりと重い……読む前に見た目に心を折られそうになった。本編よりも分厚いスピンオフってなんなの。でも読み始めてみると、かなりのページターナーぶりで、本の厚みなど気にならなくなる。きっと二十代の頃に読んでいたら徹夜で一気読みしたことだろう。

 前半は練ちゃんの章と麻生の章が交互になっていたので、韮崎殺害事件のものよりは練と麻生BLがメインなのだろうかと思ったらそうでもなく、ちゃん骨太サスペンス小説事件重要参考人が登場するごとに謎が謎を読んで、なかなか推理のし甲斐のあるストーリーだった。

 登場人物心理描写が巧み。特に麻生が慣れと惰性から無意識のうちに練ちゃん自白強要してしまった事に長年気づかず、担当弁護士から指摘されてもプライド邪魔をして認められないという所がリアルだった。

 練の冤罪事件に関しては麻生はかなりの悪人ぶり。主人公なのにこんなナチュラルに悪い事してていいのかよ……と思いつつも、文章共感ベースというよりは理解ベースというか、登場人物ちょっと突き放した書きっぷりだから共感できない事が読書ストレスにならなかった。へぇー、なるほどなるほど。お前はそんな風に思ったからそうしてしまった訳ねー、と他人事として読めるというか。こういう感情移入のし難い主人公も、ありなんだなあ。もし文章が下手な人がそういう主人公を描いたら、ただのイラッとするキャラになるだけなんだろうけど。

 女性登場人物がとても魅力的。麻生恋人の槙や、韮崎愛人皐月捜査一課の静香など。特に静香若い女性らしい真面目さと潔癖さと甘さがいい。著者が女性からなのか、女性の描き方が単純な可愛さやお色気の枠にはまっていない。

 しかし一方で、男性恋愛心理微妙リアルじゃないなと思う所もあった。恋人に裏切られたときの男の反応なんかは馳星周小説の方がいいな。よりバイオレンスだけど。

 後半は、韮崎殺しの真犯人は誰なのか、見当がつくくらいにいい案配で小出しに情報が与えられるので、犯人が解らなさすぎて嫌んなったなんて事にならなくてよかった。ラスト犯人との対決シーンも緊張感があってよかった。

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