はてなキーワード: 冷蔵庫とは
その発想捨てない?
狩猟採集の縄文時代にその日のご飯の予定を立てるのは難しい。何が採れるか分からないからだ。最悪食事にありつけないまである。
冷蔵庫がなかった時代も難しい。生魚や肉はすぐに食べないと腐るし、野菜もそのままでは長期間持たないものが多い。専業主婦の割合が高く、毎日買い物をして毎日作るのが当たり前の常識だった。
でも今は違う。農家のように消費しきれないくらいの野菜が旬に大量に採れて計画に影響を与える人ならともかく、スーパーには1/2や1/4カットした食材が並び、冷蔵庫は冷凍庫が大きく使いやすくなってサブまで持つ人が増えている。
そんな時代に残った食材と新しい食材を組み合わせてできるものを毎日考えて毎日作るって工夫しなさすぎだと思わない?
技術屋さんはどんな分野であれ一般的に最初に作るものと量を決めて材料表を作って材料を買って調達して作る。今は料理でもそれができる環境が整っている。
働きながら家事もこなす人が多数を占める現代、買い物を毎日してその日食べるものを決めて自転車操業的に材料を回していく不合理なやり方は時代にそぐわない。冷蔵庫に食材を眠らせて置くことは釣った魚をクーラーボックスに入れておくことと同じ。その場で調理して冷凍するのと、放置した食材で作る作りたて、どっちも大差ない。
食材を生で持つから腐る。だから1週間分の計画を先に立てて買い出しは週に一回。肉や魚はその場で冷凍して冷凍できない野菜はその日に使い切る。食材を生で持たなければ腐る心配はないし、作り置きにしてしまえばあとは食べる日だけを管理すればいい。いちいち、冷蔵庫の食材でできるもの、足りないもの、飽きを毎日考えて意思決定するパズルを毎日解くのは仕事できない人よ。献立を考えるのは週に一日。特売で得する額なんか知れてるんだから最初から買うものを決めてその日に使い切る。余計なものも買わなくなるから特売狙うより結局安くつく。
料理の上手い下手は色々意見あるけれど、味を評価指標にしたら必ず最終的には好みの差に行き着く。でも食材を腐らせないという評価基準は定量的に測ることができてなおかつ良いという方向性にコンセンサスが確実に得られる客観的なもの。毎日考えるというクッソ無駄な作業にお別れして一週間の献立を全部先に決めてしまうのが令和の時代のやり方だと思うわ。
「きのう何食べた」とか読んでても思うんだけどさ、家庭の料理って連想ゲームなんだよね…😟
仮に、冷蔵庫の中が空の状態があったとして、じゃあ、カレーが食べたい、ってカレーの材料を買ってくる
でも、調理した後に、玉ねぎが余った、じゃあ、次は玉ねぎを消費するために、玉ねぎを使った料理を…、
シロさんもたしか、電車の中とかいつも今日のレシピをどうするか、台所には~があった、みたいなの考えてた気がするけど、
カードとか麻雀みたいに、マカロニとか牛乳とかのカードが揃ったときにグラタンが発動できるんだよね
https://anond.hatelabo.jp/20240825233708
このときのコマツナについてたのをなんとなくそのまま捨てずに家に置いてる。
母に写真を送ったら「まだおるんや」と言い放たれた。そうだよ、まだいるよ。
殻の維持生成にはカルシウムが必要だと聞いて、ときどきタマゴの殻を入れていたがまったく口をつけない。なので、先日道端のコンクリート片を拾って入れてやったらむしゃむしゃと食べてコンクリートのうんちをしてた。(…コンクリートのうんち!?)
野菜どころかティッシュも食べるし、あげてないけど多分お菓子とかも食べる。その代わり、本人が気に食わない餌はまるで食べない。
同じコマツナでも口をつけるやつとつけないやつがあるし、ニンジンはあのてっぺんの部分を好んでよく食べる。皮は残す。皮も食えよ。
こいつ、糞しかしねーくせに好き嫌いするのかよと悪態をつきながら、1.5日の頻度で虫かごを洗って餌を変えてやる。不衛生なのは嫌だからね。
まあまあな量を食べるので、こりゃ畑にいたら相当嫌われるだろうなと思う。
こいつがついていたコマツナも、気づかずに冷蔵庫に入れていたらまあまあ食べられていたし。
こいつは決して清潔な存在ではないので、洗う時はビニール製の手袋をして、終わったら必ず手を洗って。洗う際にはカタツムリをカゴから引っ剥がすので少しかわいそうに思う。吸盤みたいに張り付いてるのをプチョ…っと剥がす。
最初の頃、明るい時間はほぼ天井にくっついてるだけだったけど、最近は環境に慣れたのか昼間でも割と活動的。仕事の休憩中にふと目をやるとニンジンをムシャってたりする。
虫かごを洗った後に必ず餌を入れ替えるのだけど、匂いでわかるのか新しい餌が入った瞬間、一目散に餌の方へと進む。「目は悪い」と書いてたので、むしろある程度は視力もあるのだろうか。
インターネットによるとカタツムリは記憶力もあるらしい。そうなの!?あの小さい、ほとんど水分らしいぬめぬめの体で!?生命の不思議すぎる。
私や旦那のことも覚えているのだろうか。おい、その猫じゃらしは旦那が昨日ひろってきたやつだよ。ちなみに、いつもお家を掃除してるのは私だよ。旦那じゃないよ。
こいつはウスカワマイマイという品種なので、蛍光灯に照らすと殻がうっすら透けて見える。間もなく出てくるであろうニンジン色のうんちやコマツナ色のうんちがうっすら見えるときがある。
呼吸する穴が肛門の役目も担っているので、人間とは少々勝手が違う。
うんちしてるときは無呼吸なのだろうか。うんちに溺れることもあるのだろうか。不思議だ。
雄雌の区別がなく、なんなら単体でも卵を産めるらしい。私がいつも掃除して虫かごごと丸洗いしてしまうので、仮に卵があったとしても即排水溝行きだろう。
「いつまでいるか知らんけど」と言いながら、今日もカタツムリは家にいる。
人参のヘタを切ったら、次の餌用に冷蔵庫に保存するようになってしまった。
寿命は1年程度らしい。家に来た時点で生まれてどれぐらいか知らんけど。
おい、きさま。一体いつまで家にいるツムリだ?
結婚して4年。
妻が開けた調味料の蓋や、ペットボトルの蓋、ありとあらゆる蓋が開けっ放しになっている。
最初はうっかりさんだなくらいの感じで思っていたのが、肘をぶつけて盛大にこぼしてしまったり、蓋を開けたままのそれらを冷蔵庫に戻し忘れていることもよくあるので衛生面の不安もある。
しつこくならない程度の頻度の上で口頭で閉め忘れてるよ、と指摘するも、習慣化してしまってるのか改善もみられない。
自分が気づいたら閉めるようにはしているが、1日に何度もそういうことがあると年々しんどい気持ちが蓄積していってるのが自分でもわかる。
全ての蓋のついてる入れ物に注意書きを貼り付けてやろうか、とか、書道で「蓋を閉めよう!」とスローガンを書いてリビングに掲げてやろうかとまで考えた。
結婚して4年。
妻が開けた調味料の蓋や、ペットボトルの蓋、ありとあらゆる蓋が開けっ放しになっている。
最初はうっかりさんだなくらいの感じで思っていたのが、肘をぶつけて盛大にこぼしてしまったり、蓋を開けたままのそれらを冷蔵庫に戻し忘れていることもよくあるので衛生面の不安もある。
しつこくならない程度の頻度の上で口頭で閉め忘れてるよ、と指摘するも、習慣化してしまってるのか改善もみられない。
自分が気づいたら閉めるようにはしているが、1日に何度もそういうことがあると年々しんどい気持ちが蓄積していってるのが自分でもわかる。
全ての蓋のついてる入れ物に注意書きを貼り付けてやろうか、とか、書道で「蓋を閉めよう!」とスローガンを書いてリビングに掲げてやろうかとまで考えた。
精神力をずっと吸い取られてる感じ
・謎のうなり声
・小便を立ってジョボジョボする音(掃除はしない)
・老人特有のにおい
なんか視界に入るだけでため息が出てしまう
誰か助けてくれ
最近お出かけできてないので街の面白いことが何が起こっているのかよく分からないニュースをゲットできていないんだけど、
私はそうよ!
バイトが忙しいの!
報酬ギアが月替わりだったのがバイトシフトごとに変わるようにになって、
しかもまあこれ何回も言って書いているけれど大事なことなので何回も言うけれど
銀・金ウロコも報酬として支払われることになったので、
金ウロコなんてオカシラシャケを倒さなければもらえなかったのに
報酬の一部としてもらえるようになったら俄然やる気が出てくる交換まで必死にポイントを貯めるようにバイト頑張るのよ。
それでころころ変わるので、
そのバイトのシフトごとでしっかり1200ポイントは稼がないといけなく、
お仕事終わってから返ってから一気に1200ポイントはさすがにやり込むのは無理なので
1日半分の600ポイントは稼がなくちゃ!って
満身創痍で頑張っているの!
やる気で満ちあふれている様子を現している意味で言っている満身創痍なので
人々は今回の政治にとても関心が高く候補者も実力派揃いで世間の「人気」を「満量」つまり人気がいっぱいある!って意味の「人気満量」って思っていた節がある「満員御礼」的な感じでそう思っていたの。
だから「まんしんそうい」は私の中ではやる気に満ちあふれている状態を表しているのよ。
でも、
私の秋刀魚定食を食べる記録はいまだ2-2大谷翔平選手の比では内ぐらい安定して伸びないわ。
悩ましいところなのよ。
せっかく馬が高く飛び上がる秋の空越えるって季節で秋の美味しいモノたくさんあんのに!
あんのによ!
私の冷蔵庫の中にあんのによ!って言えるのは杏仁豆腐だけなのよ!
亀ゼリーでカワバンガ!っていう元気を付ける勢いも含めて全部秋の味覚!
なかなかお目に掛けられないのよね。
そのぐらい私はやる気があるのに、
時間が無いときは急にやる気が出てくるパターンのもうこれは信号にして数字で表すと551ってところだけど
私は秋の味覚を楽しみたく、
あれ私不思議に思うんだけど
あんまり松茸の味って私が下手くそなポンコツだからかもしれないけど
上手い松茸の味わい方を知らないから美味しいとは思えないのよね。
目利きの得意な銀次もそういうはずよ。
だから私は松茸香料をそっと耳の後ろに香水代わりに付けて松茸ご飯の香り漂う気品を秋だけに漂わせているの。
どんなところにも
1滴垂らせばそこはもうすでに松茸ご飯というか松茸尽くしというか松茸のお吸い物というかあの永谷園を越える松茸感!
それが松茸香料なのよ。
一度手にしてみたらいいと思うわ。
そのぐらい松茸!
正解は越後製菓じゃなくて松茸香料!ってクイズもできちゃうぐらいよ。
そのぐらいの勢いで今の私はやる気があるのに
大忙しよ!
うふふ。
違うお店のでこっちの方がタマゴたっぷり入っているような気がして満足感ありありのうまうま!
そのぐらい気に入ったわ!
ゆっくり飲めば、
飲める朝の暑さも和らいできたので、
ちょうどいい感じね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
ちゃんと毎回ホコリ被らない棚に片付けてるよ。特に醤油と味噌は常温保存可でも夏場の味の劣化が酷いから冷蔵庫。ダイニングテーブルに物が置いてある人、床に物が置いてある人、見るだけで台拭きや掃除の頻度が低いとわかる。毎日やってる人はどけて元に戻す意味のない作業を毎日することになるから必然的に物置かなくなる。レンジ周りに調味料置いてる家の飯は生理的に無理。
ちくわの穴に何を詰めるか悩んでいる。
モッツァレラ、カマンベールなど、とろけるチーズが定番です。オーブントースターで焼くと、チーズがとろけて絶品です。
誰もが大好きなツナマヨネーズは、ちくわとの相性も抜群。マヨネーズの量を調整して、好みの味付けにできます。
ピリ辛の明太子マヨネーズは、お酒のお供にぴったり。大葉を添えると、さらに風味が増します。
クリーミーなアボカドは、ちくわの食感とのコントラストが楽しめます。レモン汁を少し加えると、さっぱりとした味わいに。
濃厚なクリームチーズと、塩気のあるサーモンの組み合わせは、贅沢な味わいです。
しめじやえのき茸などを炒めて、醤油やバターで味付けすると、風味豊かな一品になります。
甘いものが好きな方には、あんこもおすすめです。意外な組み合わせですが、意外とマッチします。
カレー風味のポテトサラダや、カレーピラフを詰めても美味しいです。
冷奴を崩して、ネギや生姜、醤油などを加えて詰めるのもおすすめです。
これらの他にも、お好きな食材を自由に組み合わせて、オリジナルのちくわ料理を作ってみてください。
塩コショウ、醤油、マヨネーズ、ハーブなど、味付けによって味が大きく変わります。
柔らかいものだけでなく、歯ごたえのあるものを入れると、食感の変化が楽しめます。
形を崩れにくくするために、ちくわの口を楊枝などで閉じると良いでしょう。
チーズを詰めたちくわをオーブントースターで焼くと、チーズがとろけて美味しいです。
ツナマヨなどを詰めたちくわに、天ぷら粉をつけて揚げると、外はカリカリ、中はふわふわの揚げ物が楽しめます。
ちくわを斜め切りにして、他の野菜と一緒に炒めると、ボリュームのあるおかずになります。
ライフプレミアム信州あづみ野とろ~りなめらか生乳100%ヨーグルト
ライフプレミアム信州あづみ野おいしさ極だつはちみつヨーグルト
これらをバカみたいにかって冷蔵庫をヨーグルトだらけにするの幸せ
一番好きなのは国分フードクリエイトのギリシャヨーグルトだけど高いのでときどき買う
成城石井にいった時に普段スーパーで見かけないヨーグルトを買うのが楽しい
いや、アメリカはほんと凄い。
スマホ、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、テレビ、パソコン、バッテリーEV
はてな界隈では大学進学、東京で正社員就職、が人生の既定路線として語られています。
しかし現実には大学進学率は60%、東京の昼間人口は日本全人口の13%に過ぎません。
社会の底辺を占める人々をはてな民が認識していないのは社会の階層化が進んだ結果でしょうか。
底辺層も日々普通に暮らし、納税し、選挙では一票を持っています。人生の夢や目標があります。家族がいて子供を育てています。
と、大上段で書きましたが、本音は奨学金をめぐる小泉進次郎氏や河野太郎氏の発言を聞いて底辺層が理解されていない現状・軽んじられている現状に苛立ち、一旦吐き出したい気持ちで書いておきます。
他の党首候補の皆さんも同じですが、奨学金を借りる層を最底辺と思われている節がありますが、その下には借りることを諦める層もいるという話です。
先祖は父方母方共に学がありません。
明治から大正にかけては博打打ち、物乞い、自転車修理などをしており、ホームレスもいたそうです。
昭和に入ると建設作業員、工場労働、トラックドライバーといった職業に就いていました。
戦災や仕事のために西日本を転々とする中で、1991年(平成3年)に中国地方の片田舎でわたしが生まれました。
通っていた公立小学校は治安が悪く、男子生徒が徒党を組んで女性教諭に暴行を働いていました。いじめも多く、暴行や、習字の墨を顔にかける、アルコールランプで服を燃やすといった事件が頻発しており、小3から小6は学級崩壊状態でした。
わたしはイジメが怖いのでなるべく不良に関わらないように逃げ回っていました。昼休みは校舎の裏の木陰に隠れていました。
小6の算数は教科書が半分くらいしか終わりませんでした。この傾向は中学まで続きました。
地域には公営団地が多く所得の低い世帯が多かったため、半袖半ズボンがトレードマークとなっている生徒はわたしの他にも数名いました。
学級崩壊が継続していました。不登校が学年の一割ほどにのぼっていました。
中2の頃に母が体を壊して働けなくなり、経済状況が一気に悪化しました。
1日3食食べられなくなったので、給食のパンを持ち帰り夕食にしていました。土日やパンがない日は近所のミスタードーナツのゴミ箱から廃棄のドーナツを拾って食べていました。
栄養不足のためか、朝礼や体育の授業で倒れることが頻繁でした。
父が電気部品組み立ての内職を持って帰ってくるので、毎晩手伝っていました。ノルマは1日500個で、2時間ほどかけて作ります。家電メーカーに納入されていたとのことなので、皆さんのご自宅のエアコン、冷蔵庫などにわたしが組み立てた部品が入っていたかもしれません。
同級生のあいだではワンピースやハンターハンターといった少年漫画、マリオカートやポケットモンスターといったテレビゲームが人気でしたが、わたしは33歳の現在に至るまで一度も触れたことがありません。
給食がなくなったためミスタードーナツのゴミ箱あさりが毎日のルーティンになりました。なぜミスタードーナツなのかというと、家が近いことと、完成状態で捨てられていたためすぐに食べられたからです。たまに廃棄を入手できなかった日は別の飲食店をあたるか夕食抜きです。
「大学」という施設があることを高校1年生のときに知りました。当時知っていた大学は東京大学、慶應大学の2校です。なぜ慶應かというと当時「学校へ行こう!」というテレビ番組でco-慶應という学生ラッパーが活躍していたためです。
わたし自身が大学に行くかは分かりませんでしたが、文系・理系の選択で文系コースを選びました。
高校2年に上がると学校で全国模試を受けることになりました。毎回全国で2500番〜3000番くらいにランクインし、成績優秀者の冊子に名前が載りました。
模試を受ける際には志望校を記載することになっています。そのときに初めて知ったのですが、大学というものは全国各地に数百校あるらしいと分かってきました。
担任の先生は大学進学を熱心に勧めてくれました。「もしかしたら東京大学や京都大学にさえ進めるかもしれない」…と。大学進学すべきかわたしは迷いました。
担任や、数学の先生、英語の先生が私を放課後に呼び出して、食べ物や飲み物をくれながら、大学進学するように勧めてくれました。
しかしわたしは大学進学しないことに決めました。理由は一点です。
ましてや、実はわたしは既に借金を背負っていました。貧乏で公立高校の学費を支払えないことから、親が銀行から毎月1万円借りており、計36万円を私が将来返済することになっていました。
加えて、担任が試算してくれたプランでは学費(減免の可能性あり)、実家を離れて暮らす生活費が合計毎月10万円ちかくにのぼり、本当にわたしが想像できない金額でした。
学費は減免の可能性がある、最低でも半額は狙えるだろうとか、大学進学により生涯所得がうんと大きくなるといったことを教えてくれました。しかし中学生の頃からミスタードーナツのゴミ箱をあさったり電気部品の内職をしているわたしにとっては現実感のない話です。
想像できないほどの金額を返済できるのか。大学進学したとして就職でつまづいたらどうなるのか。この展望を全く持てないために大学進学しないと決めたのでした。
大学進学しないことを決めると、担任の先生が表計算ソフトの教本を無料で与えてくれました。放課後に情報室のパソコンで練習しました。
高卒の就職活動はなぜか一社しか志望できないというルールが当時あり(現在も「一人一社制」という名前でルールが残っているようです)、わたしは地元の和菓子屋に接客・兼・事務として就職しました。1学年440名中就職は2名で、他438名は大学等への進学という比率の高さに驚いたことを覚えています。
その後父母が鬼籍に入ると、わたしは実家を離れていくつもの会社を転々としています。今では全く別の職業で生活しています。
身軽になった今、あのとき大学進学していれば違う人生があったのだろうかと想像することがあります。
わたしに借金を背負う覚悟がなかったといえばそれまでですが、やはり当時のわたしには覚悟は不可能だったと思います。未成年ができる決断ではない。
河野太郎氏は大学教育費を親負担ではなく本人負担に変えよと述べましたが、貧しい世帯は既に生活費も含めて全額本人負担です。むしろ本人が負担しきれないことが問題なのです。
小泉進次郎氏は必ずしも大学進学の必要はなく手に職を付けよと述べました。しかし転職の多いわたしが言うことでないかもしれませんが、手に職系の仕事も簡単ではありません。
大抵のひとは5年〜10年も同じ仕事を続ければ成長が止まります。しかも年齢を重ねると体に無理が出てきます。かといって独立して料理人が自分の店を経営するとか、建設作業員がひとり親方として営業していくには「手に職」と別種のスキルが必要となり、現場の人間のうちそれができる者は一握りです。
残された道は若手・外国人材・機械化との低賃金チキンレースです。
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