はてなキーワード: 偽日本人とは
フィリピン人の普通のアスリートからこんなん言われるの異常だろ
日本にいる偽日本人のチャイニーズも全員でてってくれれば最高にうれしい
重量挙げのフィリピン代表、ヒディリン・ディアス選手=7月26日、東京(EPA時事)
重量挙げのフィリピン代表、ヒディリン・ディアス選手=7月26日、東京(EPA時事)
【マニラ時事】東京五輪でフィリピン初の金メダルに輝いた重量挙げ女子のヒディリン・ディアス選手(30)について、同国重量挙げ協会のプエンテヴェラ会長が「西フィリピン海(南シナ海)の問題があったから勝てた」と発言し、話題になっている。ディアス選手も29日の記者会見で「西フィリピン海は私たちのもの」と繰り返し、「戦争ではないけれど、国を代表して中国を倒せた」と語った。
五輪で透ける国際情勢 反差別・紛争、選手胸に―「平和の祭典」、表現の場に
プエンテヴェラ会長の発言は、ディアス選手が強敵の中国選手を破って金メダルを獲得した翌日の27日の取材で飛び出した。試合前に「中国には何度も打ち負かされてきた。今度はお前の番だ」とけしかけたとも明かした。一連の発言は、政治的中立を掲げる五輪憲章とは相いれないが、国内では好意的に受け止められている。
一躍「時の人」となったディアス選手に対し、政府や企業は競うように家や賞金の寄贈を発表。同選手は30日までに、家3軒やアパート1軒のほか、総額4850万ペソ(約1億600万円)の賞金、生涯無料の航空券とガソリン代、車2台を獲得した。
東京・下町育ちのウルフ・アロン 地元の五輪で金メダルに感涙<柔道・男子100キロ級>
柔道の男子100キロ級で、五輪初出場のウルフ・アロン(了徳寺大学職)が決勝で延長の末に、趙グハム(韓国)に大内刈りで一本勝ちし、金メダルを獲得した。今大会の日本男子勢では5個目の金メダルとなった。
【関連記事】柔道“3冠”のウルフ・アロン「歴史に名を刻めた」 男子100キロ級で日本勢21年ぶり金メダル
男子100キロ級で優勝し、金メダルを手にするウルフ・アロン=29日、日本武道館で
男子100キロ級で優勝し、金メダルを手にするウルフ・アロン=29日、日本武道館で
地元の五輪は格別だった。東京五輪の柔道男子100キロ級で29日、ウルフ・アロン選手(25)=了徳寺大職=が初優勝し、「子どものころから、ここ(日本武道館)でやってきて、東京五輪、ここで優勝できて感慨深い」と涙を浮かべた。
米国出身の父と日本人の母を持ち、東京の下町、葛飾区で生まれ育った。6歳から文京区の講道館・春日柔道クラブで競技を始める。幼い頃からルーツを意識したことはほとんどない。
明るく社交的な性格で「名前は全部カタカナで漢字が一字もない」「ウルフの名前は誰にでも1回で覚えてもらえるので得した気分」「父は英語教師でも、僕はほとんど英語を話せない」と冗談のように話す。
「米国国籍にした方が五輪に出やすいのかな」。大学1年の頃、結果が残せず、日本で通用しなければ米国代表を狙おうかと考えた時期があった。だが、「ここで逃げたら挫折になっちゃう。ずっと日本で柔道をやってきたし(伝統の)全日本選手権に出られなくなる」とすぐに打ち消した。
同時に日本人としての誇りもある。国内大会で優勝すると「外国人じゃん」と言われることがあった。その言葉に深く傷ついた。「日本で生まれ育って、僕としては日本人の気持ちが強い。そういうところはちょっと気になります」。高校2年の時、日の丸が付いた柔道着を初めて手にした日の喜びは忘れられない。
将来的には国内外で柔道の普及活動をするのが夢。父の故郷・米国での指導も選択肢の一つと思えるが、そうではないらしい。魚を包丁でさばき、料理が得意な金メダリストは「日本の方がご飯がおいしいから」と笑った。(森合正範)