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はてなキーワード: 俳句とは

2021-10-29

2021年衆議院選挙の関連ニュース打線を組んだ

どう?

1. 島根1区同姓同名候補者ポスター俳句話題無所属

2. アベノマスク余ってた(自民党

3. 山崎拓氏、辻元清美氏を応援自民党・立民)

4. 温暖化のおかげで北海道の米がうまくなった(自民党

5. 東京8区出馬取り下げ騒ぎ(立民・れいわ)

6. 夫婦別姓認めるとファミリーヒストリーという番組作れなくなる(自民党

7. 香川1区に3人目の候補者でいざこざ(維新・立民)

8. 非実在児童ポルノ発言共産党

9. 総理ノートに何か書いてあるらしい(自民党

2021-10-27

この時期のお節販売合戦増田魔人せっがい版八セオの雉の子回文

おはようございます

お節旋風とか商魂たくましいというか、

もうさハロウィーンをこえて、

クリスマスも越えてお正月の事を考えなくてはいけないぐらい日本人ってお節料理好きだったかしら?って

もうこの時期のお節推しがグイグイすぎて

日本はお節だらけになるかお節ならけにならないかの二択しかないわ。

お節や恵方巻き日本沈没しちゃいそうって感じ。

お節料理ってまあ季節的な意味合いのお正月にいただく

カレーに飽きたら食べるものだというイメージしかないんだけど、

絶対ローストビーフとか美味しいおかずだけ先にやられちゃって食べられちゃうから

黒豆とか煮干しの甘く煮たのとか、

そう言う渋いおかずがあとに残ってしまうのよね。

なんかもっと好きなモノだけを詰めたカスタマイズできるお節があったら

受けて作る側は大変だろうけど

私は鶏ハム鶏づくしの鶏シリーズがいいわ。

そんで白菜とかも添えてあってって

これじゃー普通に鶏鍋セットになっちゃうわよね。

別にそれでもいいんだけど、

お節ってそう言った意味では

一瞬迷って華やかな見掛けの体裁にいわゆるインスタ映えるだけ映えてテンションが上がるけど、

正直言って買ったりしないわね。

一瞬上がったテンションとともに一瞬でションテンが下がってしまうから

安泰人ってすぐに冷静になれるものなのよ。

好きなモノだけが詰まったお節だったら本当になににしようかしら?って

結局また迷ってしまって、

ベストマイお節をカスタマイズしきれない完成しないうちに

正月が来ちゃうわ!

もうさお節ってお正月に1年分のものを詰めちゃって

恵方巻き詰めたり鰻の蒲焼き詰めたりして

通年利用できるオールマイティーワイルドカードぐらいな

定番の最強に強まったお節料理があったら、

もう迷うことはないわね。

通常のお節なら

さっきも言ったように渋めのあんまりちびっ子が喜ばないフジッコ昆布の結んだやつとか

そういうのが残っちゃうのよね。

かと言って

その残ったお節のメンバー中華鍋にほおりこんで

お節チャーハンとはさすがに乱暴でしょ?

上手く出来るような気がしないし、

シースーのパックのを中華鍋にほおりこんでシースーチャーハンにするのとはまたワケが違うのよ。

いまやもう

元旦からお店とか開いてる手前、

お節の有効性というか

そこまでしてお正月お店が閉まって危機迫る且つ鬼気迫る年明けって食糧難にはならないのよね。

私はお正月ゆっくりパスタパッケージの茹で時間通りの

気持ち短めのゆで加減でご機嫌さんの美味しいパスタを作るのが

正月パスタなんだけど、

まあ昨今の今頃からの時期のお節旋風ってのが

まだ野球もどっちがどのチームか優勝していないクライマックスどころの話しでもないまえに、

そもそもとして、

お節旋風の前に

来年干支を決めるべきだと思うし、

どちらかと言うと、

そっちの方が年賀状描くイラストギリギリまで決まらない方が危機迫る且つ鬼気迫るって感じなのよ。

今年の漢字は今年はオリンピック開催されたから、

でもこのコロナ禍の渦の中だったから、

オリンピックの「オ」かコロナ禍の中の渦の「渦」って感じが今年の漢字文字になるかもしれないし、

あれ私思うんだけど、

漢字文字に色々な一年の思いとか出来事とかを詰め込むなんて負担が大きすぎると思うのよ。

企業とかがさー

よくやってる伊藤園杯の川柳みたいに募っているけど募集していない体裁

今年の創作文字熟語ってのを繰り広げられたら

いろいろな楽しい応募作品があるとおもうし、

夏井いつき先生も腕を振るって審査してくれるはずよ!って

夏井いつき先生俳句師匠だったわね。

最近私の夏井いつき先生イメージローランドさんと

ローランドさんの言い方で言うと

この世の中は二種類の人間に分けることができて

ローランドローランドじゃないかって言うらしいけど

そのローランドさんと夏井いつき俳句師匠がエヌエイチケーで街ブラしている番組イメージしかないわー

あの2人の街ブラ番組面白いわよ!

シリーズ化して欲しいんだけどって切に切望しているところよ。

から世の中に

お節はあんなに余計に具だくさんなのに、

今年の漢字文字はいろいろと負担を負わせておいて

バランス感覚おかしいのよ。

やっぱり毎年の定番行事としてもっと有意義でもある

今年の創作文字熟語大会ってのをどっか開催してくれないかなーって思うわ。

それなら私伊藤園お茶に書いてある川柳全部読むもん!ってぐらい

応募作も全部読んじゃうし、

これってもしかしてビジネスチャンス的な

全日本創作文字熟語協会ってのを作ったら

全日創作文字熟語協会ってのとなんか揉めちゃって

つの団体が揉めて仲直りして1つにまとまるプロレス団体みたいになるまでがセットってところまで

開催し続けて欲しいわ。

というかこれ創作文字熟語って言っても

普通に創作文字熟語大喜利にもなりかねない危うさがあるわ。

お節もいいけど、

そう言った創作文字熟語カレーに対するお節対抗戦術として

私はありだと思う派よ!

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドよ。

お節にサンドイッチの詰め合わせでも良いと思ったけど

それならそれそのまま持って出掛けてピクニックできるじゃない!ってことに今気付いたわ。

サンドイッチお節だとピクニックセットになってしまう罠ね。

デトックスウォーター

ホッツ麦茶ウォーラーしました。

やかんで沸かしてもうだんだんと寒くなってきているので、

そんなに粗熱も急いで取らなくても、

置いておいたら

いい温度になる飲み頃に。

冬でも水分補給補給してね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-10-10

俳句ってなんで季語必要なの?

エヴァみたいに四季がなくなる可能性ってあるやん

気候変動めっちゃ進んでるやん

というか100年前の四季といまの四季って別物やん

季節がなくなったら俳句も成立しなくなるの?

2021-10-09

立憲民主党愛媛4区候補者杉山啓さんを変えようとしてはいけな

私はどこにでもいる心が砂漠化した普通サラリーマン

楽しみと言ったら出勤時に電車JKを視姦するぐらいだ

キャミが普及して透けブラがなくなった時には、それは心を痛めたもの

サラリーマンの心を癒やしを奪わないでくれ

そしてリーマンの心を俳句を代弁してくださる稀有政治家の将来を立憲は奪わってはいけない

社会政治を変えようとするばらば、我々は杉山啓さんをなんとしても国政に送り込まなければならない



最後日本を元気にするリベラル政策提案したい

女子学生のキャミと重ね履き禁止スケブラ・生パン復活

ブルマー復活で体育に活気を取り戻し、女子アスリート競技能力の向上

陸上競技への撮影フリーアスリート活躍を多くの人がシェアできるようにする

表現の自由尊重し、コミケなどの創作発表の場を守る

消費税増税をせず、庶民可処分所得を増やす

2021-09-28

anond:20210920010126

こういうのが出るたびに書いてるんだけど

地域文化協会に属している協会にあるやつ

書道華道茶道盆栽将棋囲碁三曲短歌俳句写真など

こういうのにはいると交流せざるを得ない。

ただしはいってるの全部老人なんで老人との交流になるけど

2021-09-24

シャッター音が拍手みたいになるやつ

数年前の話だけど六本木ヒルズの高層階でアートイベント絡みの講演見に行ったとき

アーティストの人がスライド自分作品映してて、それは撮っていいって話だったんで、

スライド映った瞬間に会場中でパシャパシャ音がして、拍手してるみたいだったんだよな。

 

俺はそういう機会に遭遇するのは時々だけど、まあ既に常識のようになってる界隈は

あるはずで、なんというか、そういう感覚俳句にしたいなって思ったけどさっきまで忘れてしまってたわ。

2021-09-19

anond:20210919002338

他人解釈否定して満足げなお前もまた俳句伝道者として間違っているというツッコミ待ちってことでいいの?

俳句解説増田とそのブコメ周りを読んでネット作品を語るのは既に不可能だと思った

ルックバックのときにも同じ光景を見た。

もううんざりだ。

「これはどう見ても平行世界だ。シュタゲワンスアポン・ア・タイムの影響を受けた作風

「平行世界解釈なんて絶対にありえない。何故ならこの作品SFだなんてどこにも書かれてないから」

「は?じゃあどうして4コマが滑り込んできてるんだよ?」

「マジ?どう考えてももしもあの時あのコマだけを滑り込ませていたらって妄想だろ?」

妄想証拠は?」

いくらでもありますけど?」

「具体例上げてみろや」

「ちょうど助けに行くなんて偶然ありえる?」

漫画なんですけど?」

名前聞いて誰かすぐに思いつくとかあり得る?」

「街の噂を両親づてに聞いたとか、ずっとお互いに意識してたので咄嗟に聞いてみたとかあるでしょ?」

「は?漫画ならなんでもありかよ?」

「まあ平行世界って無限ですので」

「だから平行世界じゃねえっつってんだろ?」

「どうしてそういい切れるの?」

「もう理由は言ったが?」

「もう論破されたじゃん?」

「あぁん?」

「おぅやんのか?」

「つーかよぉこの作品がどういう文脈の上にあるのか分かってんのか?」

文脈考えたら妄想オチ以外ありえねーんだよ」

「どうしてそうなんだよ」

「そうじゃねーとメッセージ性としておかしいだろうが」

「ああん意味わかんねえ」

「例の事件モチーフにしてんだからよお。現実は変えられねえってオチしかねえっつってんだよ」

「でもそうじゃなかった並行世界もあり得たよねって作品なんだが?」

「お前マジで漫画読むの下手だな」

「おっと捨て台詞ってことは実質敗北宣言でつか?」

「揚げ足撮ってくんねーむしろお前がそやってんだよ」

みてーなのさ。

もう辞めろよ。

岡崎体育新曲かよ。

俺の解釈こそがこの宇宙絶対の正解なんだぜ!なぜなら俺はお前よりも頭が良くて色んな作品を鑑賞してきていて作品論についても語れるから~~~~~~!!!!!!

みてーのさ。

もう辞めろよ。

作品の後味が悪くなるだけだわ。

テメーのチンケな自己顕示欲を発露させるために意味わかんねー宗教対立始めてんじゃねーよ。

anond:20210919212636

はてなー攻撃中毒からな。

あらゆる増田ブクマ他者攻撃するのに利用できるかどうかでしか見ていない。

政治関係ブクマを見ればお互いに攻撃し合うことに精一杯だろ?

今回のも「これが俳句の読み方か素晴らしい(ソレに比べて元増田は本当バカだな。はい俺のほうが人間として上~~証明終了論破っぱ~~~)」ってブコメばかりで吐き気がするが、それがはてなブックマークというサイトなのだから嫌なら見るなしか

anond:20210919002338

もしもこれを描いてるのが釣り騙りじゃなくてプロだとしたら窮屈で重苦しい世界だな。

この組み合わせがこう来たら必ずこうであるってパターンが決まってるなんて他の表現世界ではありえない。

多様な解釈に委ね、受け手解釈書き手の想定したものでなくても書き手は「なるほどそういった解釈もありますね」と身を引くのが創作世界だと言うのに(よっぽどの誤読政治利用などを目的とした当てこすりは除く)。

「私はこの詩をこういう意味だと思いました」と口にしたら「そんな訳無いでしょ。俳句にはルールがあってこういう詩はこうやって解釈してそうして意味は一意に定まるんですよ」と叩かれちゃうのか。

小説読書会でそんなことやったら鼻つまみ者として次から呼ばれなくなるけど、はてなの反応を見る限り俳句川柳世界ではこういった態度が「素晴らしい攻撃力だ」と称賛されるらしい。

なんだかなー。

こういう時に「なるほど!いい感受性ですね!」って素人を褒められない文化は廃れる一方だぜ~~~

anond:20210919002338

これもいろいろ間違ってるんだけどな。

だけどそれをここに書いちゃうはてなー自分で調べる姿勢を失うことになるから書かない。

ただこれだけは言わせて欲しい。

3つめ。これは一番勘違い修正いただきたく、返信をしようと思った最大の理由ですが、「分け入っても分け入っても青い山」は、種田山頭火俳句です。川柳ではありません。無季自由律であってもそこに俳句スピリットがあればそれは俳句だ、というのが彼らの主張であり、その主張自体をどう取るかは人それぞれの考え方にもよりますが、「あれは俳句ではない」と主張するならまだしも違うジャンル呼び名で呼ぶのは、俳句に対して、川柳に対して、そして山頭火に対して、あまりにも失礼で不当です。この勘違いは、即刻修正していただきたいです。

この部分は本当に酷い。

それなのに誰もコレに突っ込まず、むしろ「そうか、この増田は正しい知識があるんだな」とアッサリ信じてしまったのが本当に恐ろしい。

お前ら日頃ニセ科学批判していてコレかよっていうね

anond:20210919154152

俳句も含めた詩の本質って基本的形式上の制約があることのはずなのに、日本国語教育では心情を表現するのが詩ってことになってるのはなんで???

anond:20210919102300

無季俳句自由律俳句が成立し得るのに無季自由律俳句が成立し得ない理由がないんだよなぁ

無季自由律は俳句本質のものへの挑戦だ

anond:20210919144833

かにとっては「たか俳句」も別の誰かにとっては「されど俳句」なんだよなぁ。

これが俳句世界か。

どうかそのように、物事簡単に切って捨てるのでなく、小さなところにも発見のある人生をお送りください。

他者講釈垂れてる人間が開口一番で

いろいろ間違っています

と言ってるのなかなか趣深いな。

anond:20210919002338

印象に残ってるお〜いお茶俳句大賞受賞作

河馬駱駝そして僕らに春の雲

愛知県 檜波田 富郎 81歳

anond:20210918185654

まじか……まじなのか……

「どう思えばいいかからない」

とか、まずそこなのか……

夕立が、象を洗うかのような強さでさっと降ってあがっていった。この俳句からかぶ情景にどこかノスタルジーを感じるっていうか、そういうのがまずわかんないのか……

子供のころプールの帰りに、数メートル先は土砂降りで自分の立ってるところはまったく地面が濡れてもいなかったっていうのを見たことがあるが、そういう子供の頃の記憶とか、不思議感覚で残っていたりしないか?実は実際には無くて、夢だったのかなとか思うような、そんな水彩画のような記憶

別に雨に限らず、些細なことがとても印象に残っていたり、情景を浮かべるだけで味わい深い感覚って、ない?

いわゆる「読後感」とかいものだけど、その俳句、おれは読んですぐ「うまいなぁ」って思ったわ。特に俳句を嗜んだりはしてないけどさ。

わからんならわからんで仕方の無いことかもしれんが、いい俳句だと思うぞおれは。選ばれてるのがよくわかる。こういうの作ろうと思ってもなかなか出来ないよほんと。

anond:20210919002338

「間違ってます

はいこの一言でお前失格。

そういう世界じゃないんだよな。

俳句川柳も。

anond:20210918185654

雨が一瞬で象をびしょびしょに洗っていった、という情景を見てなにも感じるところがないなら、他の俳句読んでも何も感じないのでは?

anond:20210919002338

無季自由律でも俳句といえば俳句なんだってもうわけわかんないよな

anond:20210919002338

俳句大賞の俳句をめぐる、増田氏の指摘に、疑問が投げかけられている。俳句解釈はいくつかフォーマットがあり、読み取りにはある程度知っておく必要がある。俳句という表現形式の魅力を存分に発揮した作品だと筆者は指摘した。

いろいろ間違っています

国語警察です。増田書き込みはいくつも間違いがあり、看過できません。

1つめ。まずお茶ペットボトルに書いてあったのならそれは川柳ではなくおーいお茶伊藤園主催する俳句大賞です。夕立という季語を入れているので、作者は俳句としての読み取りを求めていると解することができます俳句解釈はいくつかフォーマットがあるので、読み取りにはある程度それを知っておく必要があり、簡単に云々するのは適切ではありません。

2つめ。件の句は大変面白い句です。やや読み口が未熟ではありますが、賞に選ばれるだけの作品だと言えます。以下、少しだけ解説します。

まず、夕立季語として用いているので、季節は夏。象は「夕立」が降る日本でよくいる動物ではありませんから場所動物園とほぼ確定できます。夏の夕方に作者は動物園を訪れているわけです。事情はさまざま、ですが、一般的にいってどんな心境だと想像できるでしょうか。夏休み家族連れ?詠み手子供?親? 確実に言えるのは、詠み手はそう不幸な状況にあるわけではないと考えられるということです。不幸な人は、夏のさ中に動物園に来たりしませんし、夕立の中でぼーっと象を眺めたりもしません。むしろ想像できるのは、それなりに幸福な人で、新鮮な心と驚きをもって周囲に向き合っている人だということです。そこで、そういう心で、目の前の情景に向き合ってみましょう。

何も心配することのない子供のころの心で、夏のさ中に動物園にやってきた状況を想像してみてください。いろいろな動物のむせかえるような匂いに少しへきえきしながらも、非日常感に心躍らせる思いで時間はあっという間に過ぎ、気づけばもくもくと黒雲が辺りを覆っていて、不意に夕立が訪れます。象はいつも動物園の人気上位です。目の前の象の圧倒的な非日常感は、この日一日の中でもとりわけてあなたの心を喜ばせたでしょう。そして、夕立。遮るもののない中で、夕立普段よりもいっそう激しく感じられます。雷もなってあなたは少しひるんだかもしれないし、あるいはワクワクしたかもしれません。ですが、目の前の象はどうでしょう。象舎に入るでもなく、動じるでもなく、まるで心地よいシャワーでも浴びるかのように、何物にも動じません。そんな象の姿は、あなたの心を揺さぶらないでしょうか。それが、象への感動なのか、夕立への感動なのか、二つが混ざった状況は、目の前の柵の存在すら忘れさせて、ふと見たこともない遠いアフリカスコールを浴びる象の野生すら幻視させるかのようです。象が夕立を浴びている風景を、主語を逆転させ、夕立が象を洗っている、と見たのは、夕立に象に劣らぬ存在感や主体性詠み手が感じたことを表しています。そして、夕立というあまりにもありふれた題材が、象という、俳句にはなりにくそうな題材と出会うことで、なんと生き生きと、生々しく荒々しい存在感を生み出していることでしょうか。異質な二つが出会うことで取り合わせの妙が生まれる、つかず、離れず、のこの関係を「不即不離」と言います。上質な俳句に欠かせない、新鮮な感動だけが生み出す言葉マジックです。

最後の「またたく間」もとても素晴らしい。夕立は短いものですが「またたく間」というほどかというと少し誇張なので、このあたりやや詠み手の未熟さ若さと捉えられるかもしれません。しかし、この「またたく間」は、まさに瞬きも忘れるほどこの情景に見入っていたこども心の「またたく間」であり、必ずしも一瞬とは限らないとも言えます。また、ウォッシュされた結果クリーンになるのがまたたく間だった=それほど激しい夕立だった、と取ることもできますし、さらに読みを深めれば、これらの幻視、ひいてはこの日一日の非日常の全てがこの瞬間に込められており、夕立とともに非日常ははかなく消え去っていく、ただし、後に残るのは夕立の後のような爽やかさで、この一言とともに、象と夕立幻視に閉じ込められていた詠み手が再び現世に返り、我々読者もその爽やかな読後感を共有できる…そんな終わり方です。幻は一瞬であり、一瞬であるがゆえに永遠。この句はそんなことまで感じさせてくれます

そんな、まるで壮大な幻を一編の短編映画に仕立てたような幻想を、わず17字に詰め込む、これこそが俳句の妙であり、これはそんな俳句という表現形式の魅力を存分に発揮した作品だと言えるでしょう。実に見事というほかはありません。

3つめ。これは一番勘違い修正いただきたく、返信をしようと思った最大の理由ですが、「分け入っても分け入っても青い山」は、種田山頭火俳句です川柳ではありません。無季自由律であってもそこに俳句スピリットがあればそれは俳句だ、というのが彼らの主張であり、その主張自体をどう取るかは人それぞれの考え方にもよりますが、「あれは俳句ではない」と主張するならまだしも違うジャンル呼び名で呼ぶのは、俳句に対して、川柳に対して、そして山頭火に対して、あまりにも失礼で不当です。この勘違いは、即刻修正していただきたいです。

最後に、俳句川柳面白さはまた違うところにありますが、川柳面白さはもっと言葉の響きや並びの妙といった所にあるので、「情景が浮かばないとダメ」といったような狭い(ある意味俳句的な)縛りの下にあるものではありません。その点も、増田勘違い修正された方がよいと思います俳句世界川柳自由さは、それぞれに面白いものであって、それぞれの特長をきちんと知ることで、それらの作品をより深く味わうことができるようになります。知らないで否定することは簡単ですが、それはあなた世界を狭くしてしまます。分かったつもり、の人生より、世の中にはまだ知らないことがたくさんある、という人生の方が、楽しいと思いませんか。お茶ペットボトルを飲み捨てることなく、そこに書かれた一言に目を向ける精神は素晴らしいと思います。どうかそのように、物事簡単に切って捨てるのでなく、小さなところにも発見のある人生をお送りください。

anond:20210918185654

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