はてなキーワード: 使用済みとは
『生理ちゃん』の作者である小山健氏は、女性への性加害をギャグマンガにしたり、それどころか「時効」と題して「【侵入した女子トイレ】で【使用済みの生理用ナプキン】を手に取る」過去の行為をマンガで自ら明らかにしたりしていた。
https://twitter.com/Haruka_5748/status/1198263872802541568
https://twitter.com/tachimimi_makio/status/1197920591384154112
https://togetter.com/li/1434909
女店員の月経をバッジにて明示するというこの大胆な試みには賛否両論あり、概観する限りでは「便利でいい」と支持される一方で、「セクハラ」や「変態へのご褒美」との批判が根強く多数派を占めている(特にTwitterでは)。
「生理バッジ」は、漫画作品『生理ちゃん』とのコラボ企画で、オモコロに掲載された「ツキイチ!生理ちゃん」の第19話に初登場。ネット上の各所で話題になった。
https://omocoro.jp/kiji/199147/
作中では、「生理バッジ」に否定的な人たちはあたかも保守的であるかのように描かれていて、女性が社会の中で前進するには「生理バッジ」が重要なんですと言わんばかりだ。
年配の女性を否定派、西洋人を賛成派、との描き分けをするあたりがいかにも恣意的で、作者の意図があからさまに反映されている。
しかし生理バッジは、果たして本当に「女性のため」になりうるのだろうか。
実際には、「生理バッジ」で女店員が下半身の個人情報を公共に明け渡すことで、女性の身体への社会管理や消費を強化しているにすぎないのではないか。
上半身裸になる欧米のフェミニストと同様、文脈が共有されないために、かえって女性の物象化を促しているだけなのではないか。
本当に必要なのは、バッジなどではなく、月経困難症などへの社会からの理解なのではないか?
さて。この第19話が閲覧できるウェブページには、「今回の「生理ちゃん」は株式会社大丸松坂屋百貨店への取材をもとにしたフィクションです。」との注意書きがあり、こうして、案の定大丸梅田店にて「生理バッジ」が現実のものとなったのだった。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191125-00030892-forbes-soci
記事を読む限り、大丸の立場は、作中に描かれた百貨店(の女店員であるヒロイン)と同じく「生理バッジ」には肯定的で、先進的な取り組みとして前向きのようである。
保守的でなくともその過激さを指摘する声は少なくなく、男女問わず、女店員の「セクハラ」被害では、との意見が中心だ。
そしてTwitterでは女性の意見の方が目立つ。下半身の状態を晒し「変態へのご褒美」を与えてしまう苦行、との見方が大方共通している。
そんな中、「生理バッジ」の生みの親である、『生理ちゃん』の作者小山健氏の過去と過去作に注目が集まった。
(冒頭と同じURL)
https://twitter.com/Haruka_5748/status/1198263872802541568
https://twitter.com/tachimimi_makio/status/1197920591384154112
https://togetter.com/li/1434909
小山健氏は、女性への性加害をギャグマンガにしたり、それどころか「時効」と題して「【侵入した女子トイレ】で【使用済みの生理用ナプキン】を手に取る」過去の行為をマンガで自ら明らかにしたりしていたのだった。
男性の作者が月経について語っているのが気持ち悪い、との声は、極端に受け止められるだろうが、しかしその男性作者が小山健氏となると話は別だ。
気持ち悪いとの声は、今思えば、作品の背景にある欲望を直感した真っ当な感想だったと言えるだろう。
(本論からは多少逸れるが)さらにこの漫画の特徴として、女性の読者に寄り添っているという錯覚を与える技巧に秀でている点が挙げられる。
この漫画は、「ツキイチ」第19話に限らず、生理に関する物事について、とかく二元論的に語りがちである。二元論的に捉えるよう読者を誘導し、その二元論の選択肢からわかりやすい「正答」を選び出し、作者が読者と同じ価値観をもつ味方だと、読者に錯覚させる手法が頻々と用いられている。
結局のところ小山健氏は、性加害さえも戯画化する強烈なギャグ漫画家と、生理をネタに女性読者からの支持を集める「チンポ騎士団員」とのハイブリッドであると匂わせる状況証拠を、とうに出揃わせていたのだった。
メイドカフェ店(限定じゃないけど)が外に出したゴミ袋とか夜中に家に持ち帰れば、使用済みの生理用があるだろう。下着とか捨てられてるかもしれない。
でも、女子校から女生徒のアイテムをかっさらう人がいるけど、リコーダーを舐めたり脱衣所の脱ぎたてで隠すように丸められてるショーツで思わずオナニーしてしまうのは(浴室に突撃しろよ)、好きな女の子の本体があって、それを好きにできないからの「代替」でしかないから、好きでもない、ましてやブスやおじさんかも、誰のものか分からないアイテムを愛でる気持ちは無い。さらに以前、大きなゲーセンでアルバイトしたとき、閉店後の掃除で女子トイレの汚物入れも捨てたけど、それをなんかしようという気にならなかった。
ワイはどうしたいんや。風俗行けばいいんだろうな。女性(に限らずだけど)が恥ずかしがって隠したり見せなったり無いことにしてることだから興味を持ったり興奮したりするんだ。
酔った女性が「もう我慢できない!」って下着下ろしながらしゃがんで、おしっこし始めたとき、(あーしたいんだなー)としか思わない。「君も立ちションしてよ」。ここで「したくないです」と言わず「恥ずかしいから」て答えたら、「男は恥ずかしくない!」とか言われ、おちんちん出され、出ないから「しーしー」て言われ、頑張って出したら「もう終わり?」って、おちんちんをふるふる振るから、少し膨らんで、「あら。あらあら」とか言われ、「なめてあげよっか」に「汚くてお風呂入ってないから駄目です」なんて言おうとなら、ぱくってくわえられる。
「大きくなってるの見られるの恥ずかしいです」なんて言えば、握られてるし舐められてるのにね。僕は同じ女の子に「処女は他の人だけど、お尻の初めてはあなたさんですよ」って3回言われたことあるよ。
サボテンが花をつけている。
女の子が「アプリで会う男はみんな初回からベタベタ触ってきたりして無理」「真剣な恋愛がしたい」的なことを言っていたから、
真剣な恋愛というのがよくわからないので聞いたところ、「時間をかけて知り合い→友達→恋人のように段階を経ていくもの」との答えだった。
多分知り合いや友達的な関係性を飛ばして触ってくるのが嫌、ということなのだろう。
俺だって抱かれたくないゲイに身体触られたら(触り具合によるが)気持ち悪い。
理屈で考えると、初回は触らないで女性の考える知り合い・友達の関係性に徹すれば良い、ということになる。
しかしこれは男の人にとっては退屈で、お金を多く出したり奢ったりしてまでやることではないと思う。
だいたいの女の人は男の人が面白がれるほどに趣味を語れないし、
せっかく手間暇かけて会うところまでいったのだから、これ以上お金と忍耐を費やすなんて!となるのかな。よくある男のパターンとして。
知り合い・友達レベルを望むなら、せめて割り勘とか、女の人側からも話題を出すとか話が面白いとかあれば良いのだと思う。
男の人が多く払って話題を振ったり気を遣ってという関係性だと、知り合い・友達レベルは無理だろ。
そもそも、男相手でさえ知り合い・友達レベルの人と2人で会いたいとあんまり思わないから、女の人だったらさもありなん。
昔の日本人の性愛について少し調べたが、宮台曰く90年代の大学は構内に使用済みゴムが落ちていたのでしょう? 10代でソープに行く場面がマンガで描かれていたりもしたみたいだし。
夫は今も寝ている。
昨日の帰宅は午後10時前。遅いには遅いが、やってできない時間でもないように思う。
テーブルにはおかずが一品ラップに包まれたまま残されているが、ソファーの足元近くにはスナック菓子の空き袋が転がっている。
最近このパターンがつついている。帰宅が9時前後の日も、皿を洗わなくなった。
もともと洗っていたのが、洗わなくなったから、余計気になるのか。
夫の使用済みの皿を見ていたら、流されなかった使用済みのトイレを連想してしまって、気分が下がる。
自分は専業集主婦だからやって当然なのかな、と思う反面、「やろうと思えばできた」「今までやっていた」ことをやらない選択ができる夫に嫉妬しているのかもしれない。
女子の使用済み下着には興味が無いんだけど、たまに出会い系で売りに出てるのを買うんだ。カラオケボックスとかで生脱ぎしてくれるのね。下着売るのは抵抗無いし。顔馴染みの女子は、要望に出来るだけ応えてくれるみたいだけど、元のショーツはGUの綿パン。汚れ具合は半日履いたくらいでいい(ワイは下着フェチじゃない)けど、汚して!ってお願いしたら、してくれそうで、怖いからこれでいいのれす。洗剤の匂いが残ってるくらい。
だけどいつかの夏、脱ぎたての思いっきりくんかくんかしたら、汗の酢酸でむせてしまって、「そんなに臭いします!?」と焦られて、ワイも焦った。
その女子は置いておく。別の女子をA子と呼べば、A子はパンツの生脱ぎなのにジーンズ姿で来た。普通はスカートでお股は見えないように脱いで、替えのショーツを履いて帰って行ったり、ノーパンで丸井に買いに行ったりだ。「スカートじゃないんですね」って聞くと「普段もパンツばっかり履いてます」って答えを聞きながら、平日昼間のカラオケボックスに入り、飲み物を待つ。で、店員が去った後、ではでは。となるんだけど、そこで初めてA子は気付いたようだが、さも問題は無いかのように「じゃあ脱ぎますね」とジーンズを脱いだ。ザクの腰の装甲色のショーツも脱いだ。お手入れしてなそうな、ぼーぼーの陰毛だったけど、体毛薄いのか直毛なのから、われめが見える状態で、「はい」とショーツくれた。顔馴染みならジップロック持参なのにとか考えず、「あと4千円出すのでオナニーしてもいいですか」と提案した。使用済み下着を買う時点で変態なのだ。ショーツは6千円で、つまり1万円払うことになる。世には1万円でせくろすしたり、昼間の風俗店に行けば、可愛い女子が裸でシャワー室で体洗ってくれて、おっぱい揉めておちんちん舐めてくれて、
「私がオナニーするんですか?」「僕がします」「見てればいいんですか?」「僕が見たいのです」「おかずになればいいんですね。1時間くらいで終わりますか」。部屋も1時間だ。「はい」「私に触ったりしないんですよね」「しません」「今日は暇なんでいいですよ」。先に1万円渡す。A子は「自分で払うのでビール注文していいですか」「飲み物代くらい出します」。A子はビールを注文し、ソファーに座って「ひゃっ」と立ち上がり、鞄からハンカチを出して敷いて座った。ワイはトランクスを脱いで敷いて座った。店員が来たとき、二人とも下半身裸のほうがフェアだと思ったからだ。
「一人暮らしですか」「はい」「部屋にウォシュレットは無いんですね」とショーツを見ながら意地悪言うと、「ちんこ勃起してるくせに!」と言われた。全く関係無い。ショーツのクロッチをくわえた感じでお腹方向の部分をくわえたら「ひぇっ」と聞こえた。
「恥ずかしくらいないんですか」「別に二人きりだし。いまなら上半身裸のほうが恥ずかしいくらいですよ。おじさんは私で興奮するんですか」。ワイの頭の構造を説明してもしょうがないので、「正直、この状況で勃起してるの恥ずかしい。でも、恥ずかしいことが好きなの」「男の人って、んと、射精して飛んでくのはどうしてるんですか?」「オナニーしまーす」「あ、はい。セクシーポーズを?」「トゥルー・ライズの奥さんみたいに」「花瓶が無いしもうまんこ、あまんこって言っちゃった、私も濡れてきちゃった。おじさんに犯されるよーおちんちん入れられちゃうよーコンドームとか無いから生でたよーおっぱいわしづかみにされた
埃1つなく物が少なく、シンプルで綺麗な家で育った人間だけど、ありゃ色々条件が揃ってないと無理だと思ったね。実家の母親がすごい神経質で、掃除も整理整頓も全然苦にならない人だったし、しかも専業主婦。絶対敵わない。
それでも参考にできることが無いことは無くて、1つ真似してるのは「掃除するところを含めて1つの家事とみなす」かなー。
皿を洗ったあと生ゴミを捨て、シンクから台所まで拭きあげるところまで「皿洗い」とする。
風呂から出る前に風呂場を拭きあげて排水溝にハイター吹きかけるところまで「お風呂に入る」とする。
寝る前に歯を磨いたあと使用済みの半乾きのタオルで洗面所の水分取るところまでを「歯磨き」とする。
クイックルワイパーでそこらへん適当に掃除して、シートをゴミ箱に入れるのも「ゴミ出し」に含める。それやらないと袋をゴミ箱から外してはいけないことにする。などなど。
やり方は色んな所に書いてあるけど、どんなタイミングでやるか分からんもんだよね。
普段家でやってることの前後に掃除をくっつけて抱き合わせで認識しておくと、気持ち的に楽というか、何にも考えなくても身体が動く様になった。やらないとなんか気持ち悪いんだよね。
1回業者にリセットして貰うのもいいと思う。ベストな状態を先に見ておくとすごくメンテがやりやすい。なんだろう、眉毛サロンで一度眉毛整えて貰ったら後々自分で整え易くなるみたいな。
換気扇とかは多分道具がない(厳密に言うと道具を買うタイミングが分からない)から手が付けられないのかも。
一度土曜の午前中に、でっかいホームセンターに行ってみたらいいよ!賑やかな店内にめちゃくちゃ効きそうな洗剤がズラッと並んでて、やる気が湧いてくる。買うと使いたくなるよ。家に帰って袋から出して、仕舞う前に使っちゃう。
スイッチが入った時用に、マルチに使える洗剤(マイペットとか)やクロスなんかも一緒に買っとくとどんどん捗るよ。
あと、クリーニングは割引クーポンが郵便受けに入った日に上着類を出して袋に詰めといて、クーポンと一緒に玄関に置いとく。
で、休みの日の買い出しついでにクリーニングに持って行く。玄関にあると邪魔だし。レジのおばちゃんの前で袋をひっくり返して、服のカウントして貰ってる間に、クリーニングしないのだけ引っこ抜く。で、持って帰る。
今すぐできないけど近々やらなきゃいけないものは、めちゃくちゃ邪魔な所に置いとくと、一応やれる。
多少汚くても死なないよ。それにどうせ掃除してもすぐ汚れる。掃除洗濯なんて「清潔にしてる自信」を保つ為にやってるようなものだと思う。「今日もできなかった…」て落ち込むのが一番良くない。
ずぼらだし自己管理できない人間だから増田の気持ちが何となくわかる。なんとかかんとか、サボりながら誤魔化しながら生きてる。一緒に頑張ろう。
2013年前半のある日。
少しだけ、困難をかかえた子どもに関わっていた私は、豊島区のとある一軒家で行われたイベントに招かれた。今の日本で最も有名な「子ども食堂」の会場として、数えきれないほどテレビや新聞で紹介され、エピソードが演劇作品となったりもしている一軒家だ。
そのイベントには、後に「子ども食堂」の立役者として知られることになる元内閣府参与がいた。今や「子ども食堂」を代表する存在となった、Kさんという女性もいた。その後、日本一有名な「子ども食堂」の店主として名を知られることとなった男性Yさんもいた。そして台所からは、主婦たちの楽しそうな話し声が聞こえてきた。その地域のマクロビ活動で知り合ったという主婦たちだった。Kさんも、その一員だということだった。
食卓には、野菜を中心とした料理の数々が並べられていた。有機無農薬栽培という野菜は、確かに美味しかった。主婦たちが代わる代わる、有機農業ではない農業や農薬の問題を力説するのは、「はいはい、ご説ごもっとも」と拝聴するしかなかった。日本の農業者の平均年齢は何歳なのか。有機無農薬栽培は全国の農業者の現実的な選択肢になれるのか。農薬の害を直接受ける農業者たちが、どれほど注意深く農薬を取り扱っているか。そんなことを聞く耳があるとは思えない。相手はマクロビだ。
なぜ、茶碗蒸しが卵であってはならないのか。肉に似せてまで肉ではない何かをトンカツ風にしなくてはならないのか。私にはわからない。とはいえ、マクロビの野菜料理は、確かに美味しい。それは認める。「65℃で2晩寝かせて酵素がたっぷり出た」という玄米ご飯も、その説を調味料としていただくのなら、そして毒ではないのなら、異国でネタとして食べる料理の楽しみと同じだ。しかし「65℃で活性を発揮する酵素とは?」という謎が、未だに残っている。
そこにいた主婦たちは、マクロビがプライドの元であるようだった。精進料理で肉代わりに車麩を使用する場合があることくらい、料理に少し関心がある日本人にとっては常識だと思うのだが、そんなことが「あなた知らないでしょ?」とトクトクと語られるのだった。ご説を拝聴して差し上げようではないか。そこで出会ってそれっきりの相手だろう。
Kさんは、既に試行を始めていた「子ども食堂」計画について語りはじめた。
Kさんによれば、もともと地域にマクロビを普及させたい地域の主婦たちのサークルがあり、活動を続けているという。もともと中心となっていたのは、現在、日本一有名な「子ども食堂」店主として知られるYさんの、亡くなったお連れ合いだった。がん闘病の末に亡くなったお連れ合いは、最後まで一般的ながん治療を受けず、マクロビでの闘病を続け、幸せに亡くなったという。ご本人もご遺族もそれで満足なのなら、それはそれで結構ではないか。それしか言えない。相手はマクロビだ。
Kさんによれば、マクロビサークルの誰かがマクロビ普及活動の一環として、地域の貧困の子どもに食べさせることを思いついたという。しかし、子どもたちはマクロビを歓迎しない。だから肉も魚も出すことにした。そうしないと、子どもたちは来てくれないから。その時、Kさんは確かにそう語った。
時間が過ぎていった。食卓の上の食べ物は、概ね誰かのお腹に収まったけれども、ウドンサラダだけが大量に残っていた。近所の専門のお店(マクロビ専門店か)に数日前に頼んで手打ちしてもらったというウドンは、太さも硬さも均一ではなく、手でひねりながら延ばした感じだった。手でひねって延ばす麺は、世界の各地にある。美味しくて衛生上の問題がないのなら、問題ないだろう。そのウドンの問題は、美味しくなかったことだ。ウドンを作った「専門のお店」は、店舗で食品を加工して販売する以上、最低限の衛生基準は満たしていたと信じたい。
Kさんは、まだ残っていた来客たちに、そのウドンサラダを持ち帰ってもらうことにしたようだ。スーパーか店舗での使用済みのレジ袋が何枚か持って来られた。そしてKさんは、手で、ドレッシングがまみれて下の方は水っぽくなっていたウドンと野菜をつかみ、レジ袋に入れて配った。私も、その「お福分け」に与った一人だ。持ち帰り、自宅の冷蔵庫に入れる前に、野菜を除去してウドンだけにし、水で洗い、酢で洗い、焼酎をまぶしておいた。翌日、1食だけ食べてみた。食中毒は起こさなかった。でも、それ以上食べる気になれず、申し訳ないけれども捨てた。あまりにも、美味しくなかったからだ。Kさんの手についていたであろう雑菌が、水や酢や焼酎で殺されずに冷蔵庫の中で繁殖していたら、美味しかったのかもしれない。けれども、マクロビの味見に自分の命をかけたくなかった。
子どもの欠食が改善されることも、地域の子どもたちに大人たちが関心を向けることも、決して悪いことではないだろう。
継続して食事を提供するのなら、衛生面での問題はない食材食品の取扱いがされていると期待したい。
あの「子ども食堂」、そしてKさん一派の「子ども食堂」で食中毒が発生したという話は、今のところ耳にしていない。
けれども、日本一有名なあの「子ども食堂」の名を見るたびに、Kさんの名を見るたびに、2013年のあの日の会話と、酵素たっぷりという謎の玄米ご飯と、洗いも消毒もしていない使用済みのレジ袋に手づかみでウドンサラダを入れるKさんの手を、どうしても思い出してしまう私がいる。