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はてなキーワード: 伝書鳩とは

2024-04-04

離婚後に別居親と面会交流して子供殺害された事件が痛ましい。もともと同居親のほうが家裁不安申し立てていたというのだからなおやりきれない。

面会交流して子供に何かあったら、代理人弁護士連帯責任にしよう。そうしたら気軽に受任することもなくなるだろうよ。弁護士依頼人伝書鳩じゃない。依頼人から独立して自ら責任を持って執務しなければならない。

共同親権も、共同親権申し立てた親が何かやらかしたら、代理人弁護士連帯責任刑事罰にすればいい。それくらいの覚悟を持ってやれよってことだよ。

2024-02-11

メディアミックスのそれぞれの視点

矢印(⇒)の前に書いたのが担当視点

あとに書いたのが原作が改変される理由

原作

改変は最低限にとどめ、原作に忠実であってほしい。

原作ファンに喜んでほしい。

本業に影響が出ないようにしたい。

映像化で読者が増えるのは嬉しい。

編集者出版社

作品認知度を広めたい。

会社原作者の双方が大きな利益を得てほしい。

自分担当作品成功したい。

原作の「ここだけは変えたくない部分」を理解しているとは限らない。

原作者の手間を増やしたくないので代弁者にならざるをえない。

工数上、やりとりをそこまで増やせないので細部まで監修できない。

原作ファンはすでに原作を買っているため、映像化では原作ファン以外に見てほしい。

ライツ担当

原作者と編集部交渉先(この場合テレビ局)の意向潤滑油でありたい。

自分たちに決定権はないので伝書鳩につとめる。

前例を何より重視する。

権利交渉の窓口役ではあるが、個々のコンテンツには詳しくない。

⇒渉外役としては、交渉先寄りの意見を持ちやすい。前例、慣例を重視するため。

⇒橋渡し役がボトルネックになるわけにいかないので、時間のかかる交渉はしない。もめごと現場に投げる。

プロデューサー

一定ファンを持つ原作がほしい。

そのファンの数を最低ラインとして、映像化(映画orドラマorアニメ)で爆発させたい。

スポンサーを喜ばせたい(=マネタイズ成功したい)。

原作ファンは忠実でも改変でも「映像化で違うところ」を気にして間違い探しで視聴するので、原作ファンの声は気にしない。

⇒むしろ忠実だとわかると全部知っている原作ファンは離れる確率のほうが高い。

⇒完全新規視聴者の興味をひくため、ファン計算できるキャストスタッフを集める。

⇒集めたCMの本数と額で予算が決まるため、スポンサーを集めやすい仕込みを増やして商品設計を行う。

監督

与えられた材料原作演者、ほか脚本音響などのスタッフ)を調理して作品に仕上げたい。

現場は生き物なので撮影中にどんどん手を入れて作品クオリティを高めたい。

⇒何かやるたびにまわりの意向を聞いていたら一生撮影が進まないので現場判断重視。

ドラマアニメは毎話が勝負チャンネルを変えられたら終わりなのでメリハリを強烈にし、CMを見せるために引きを作り、エンドロール前にインパクトを作るのが必須

脚本

原作を叩き台として、映像用に最適化したい。

映像化してよかったと思われたい。

マンガ小説は必ず最初から最後まで読まれる前提なので、ベタ起こしだと単体では意味がわからないシーンや設定が増えすぎる。

⇒尺にあわせて削るだけだと成立しないため、10分15分単位で盛り上がるように脚色・構成する。

⇒「ここをおさえておけば原作の大切な部分は守れている」と判断したところ以外は映像向きに最適化するのが役目。

特に最初の3話、または各話冒頭3分インパクトをもってこないと継続視聴を切られてしまうので極端にしがち。

スポンサー

CMを見てほしい。

投資額に応じた宣伝効果を得たい。

⇒見込み客の人数は原作の部数に比例する。つまりすでに大ヒットした作品以外は、原作ファンより新規ファンのほうが多い。

⇒複雑な話、引きが弱い話はCMを観られない。

視聴者が自社CMに興味をもつ要素がほしい。

演者芸能プロダクション

自分をよく見せたい(=いい役、いい場面がほしい)。

売れっ子スケジュールは先まで埋まっているので、よほど条件がよくないかぎり受ける必要がない。

撮影が進むほど演者気持ちが入ってくるのでセリフ演出への意見が増える。

演者気持ち原作者と一致しているとは限らない。

プロダクション意向バーター条件がはびこっている。

メディアミックスのそれぞれの視点

矢印(⇒)の前に書いたのが担当視点

あとに書いたのが原作が改変される理由

原作

改変は最低限にとどめ、原作に忠実であってほしい。

原作ファンに喜んでほしい。

本業に影響が出ないようにしたい。

映像化で読者が増えるのは嬉しい。

編集者出版社

作品認知度を広めたい。

会社原作者の双方が大きな利益を得てほしい。

自分担当作品成功したい。

原作の「ここだけは変えたくない部分」を理解しているとは限らない。

原作者の手間を増やしたくないので代弁者にならざるをえない。

工数上、やりとりをそこまで増やせないので細部まで監修できない。

原作ファンはすでに原作を買っているため、映像化では原作ファン以外に見てほしい。

ライツ担当

原作者と編集部交渉先(この場合テレビ局)の意向潤滑油でありたい。

自分たちに決定権はないので伝書鳩につとめる。

前例を何より重視する。

権利交渉の窓口役ではあるが、個々のコンテンツには詳しくない。

⇒渉外役としては、交渉先寄りの意見を持ちやすい。前例、慣例を重視するため。

⇒橋渡し役がボトルネックになるわけにいかないので、時間のかかる交渉はしない。もめごと現場に投げる。

プロデューサー

一定ファンを持つ原作がほしい。

そのファンの数を最低ラインとして、映像化(映画orドラマorアニメ)で爆発させたい。

スポンサーを喜ばせたい(=マネタイズ成功したい)。

原作ファンは忠実でも改変でも「映像化で違うところ」を気にして間違い探しで視聴するので、原作ファンの声は気にしない。

⇒むしろ忠実だとわかると全部知っている原作ファンは離れる確率のほうが高い。

⇒完全新規視聴者の興味をひくため、ファン計算できるキャストスタッフを集める。

⇒集めたCMの本数と額で予算が決まるため、スポンサーを集めやすい仕込みを増やして商品設計を行う。

監督

与えられた材料原作演者、ほか脚本音響などのスタッフ)を調理して作品に仕上げたい。

現場は生き物なので撮影中にどんどん手を入れて作品クオリティを高めたい。

⇒何かやるたびにまわりの意向を聞いていたら一生撮影が進まないので現場判断重視。

ドラマアニメは毎話が勝負チャンネルを変えられたら終わりなのでメリハリを強烈にし、CMを見せるために引きを作り、エンドロール前にインパクトを作るのが必須

脚本

原作を叩き台として、映像用に最適化したい。

映像化してよかったと思われたい。

マンガ小説は必ず最初から最後まで読まれる前提なので、ベタ起こしだと単体では意味がわからないシーンや設定が増えすぎる。

⇒尺にあわせて削るだけだと成立しないため、10分15分単位で盛り上がるように脚色・構成する。

⇒「ここをおさえておけば原作の大切な部分は守れている」と判断したところ以外は映像向きに最適化するのが役目。

特に最初の3話、または各話冒頭3分インパクトをもってこないと継続視聴を切られてしまうので極端にしがち。

スポンサー

CMを見てほしい。

投資額に応じた宣伝効果を得たい。

⇒見込み客の人数は原作の部数に比例する。つまりすでに大ヒットした作品以外は、原作ファンより新規ファンのほうが多い。

⇒複雑な話、引きが弱い話はCMを観られない。

視聴者が自社CMに興味をもつ要素がほしい。

演者芸能プロダクション

自分をよく見せたい(=いい役、いい場面がほしい)。

売れっ子スケジュールは先まで埋まっているので、よほど条件がよくないかぎり受ける必要がない。

撮影が進むほど演者気持ちが入ってくるのでセリフ演出への意見が増える。

演者気持ち原作者と一致しているとは限らない。

プロダクション意向バーター条件がはびこっている。

2024-02-10

なぜ「小学館第一コミック編集者一同」の声明気持ち悪いのか

面倒なので前段は省く。タイトルを見て「アレのことか」と分からない人はスルーしてほしい。

問題文章

https://petitcomic.com/news240208/

この文章が一読して耐え難いほどに醜悪理由を書く。以下、上記URL文章について「本テキスト」と呼称する。

結論

テキストは「作家の皆様 読者の皆様 関係者の皆様へ」あてた、「本事件を、時系列から本質ではないことが自明である著作者人格権」の問題ミスリードすること、および当の芦原氏本人の言葉を捻じ曲げてまで、本来存在するはずの小学館責任隠蔽すること」を目的としたものである。だから気持ち悪い。


こうとしか読み取れない理由を書いていく。

なにを主張している文章

テキストそもそも内容が水のようにうすくあいまいだ。それでもなお、執筆者たちの「主張」を読み取ることはできる。

前半が「著作者人格権」について。後半が「小学館ドラマ制作サイドに芦原氏の意向を伝えていたこと」について。


順番に見る。

テキストでは、まず「著作者人格権」について触れる。その後、「著作者人格権を守ろうとしたこと」を芦原氏が「恐らくめちゃくちゃうざかったと思います…。」と自己評価していたことを明らかにする。そして「私たち編集者がついていながら、このようなことを感じさせたことが悔やまれてなりません」と続く。


ポイントは、執筆者が「何を悔いているのか」だ。本テキストにおいて執筆者が「後悔」を明確に示しているのは、このくだりだけだ。これは非常に重要なことだ。

要約するとこうなる。


著作者人格権という権利を周知させることができなかったために芦原氏に不要自責の念を抱かせた。著作者人格権についての認識を広げることが再発防止の「核」になる」


この後に、「これだけが原因だったと単純化はしない」としつつも、あえて本文中に「核」なる単語使用している以上、ここには明瞭な主張がある。

それは「本件がこのような悲劇に見舞われたのは芦原氏が著作者人格権についてしっかり認識していなかったからだ。その認識を与えることができなかったことを悔いている」というものだ。

暗に「芦原氏は「恐らくめちゃくちゃうざ」いことを自分がしてしまった、という自責の念によって自ら命を絶った」結論していることになる。


……なんだか、我々とはずいぶん違う世界観をお持ちのように見える。これまでの経緯を振り返って、こう結論するのは相当に無茶なのではないか

彼女が本当に「ドラマに口を出してしまたこと」を自責した結果として死を選んだのであれば、1月26日以降の騒動はなんだったんだ? 彼女の死に、あの騒動関係なかったということにならないか? なぜなら「ドラマへの口出し(=著作者人格権行使)」は、12月時点で終わっていたのだから


そんなわけねえだろ。馬鹿か。


ここには明らかに問題すり替えがある。「著作者人格権をめぐる認識」に焦点を逸らし、本質的な問題から目をそらそうとすると極めて醜悪論理欺瞞があるのだ。

明らかに本件は「芦原氏が著作者人格権についてしっかり認識していなかったから」起きたことではない。

一連の騒動を振り返って「芦原氏が著作者人格権について深く認識していれば本質的に問題は起きなかった」と思う人だけが、本テキスト同意することができるだろう。


そんなやつ、どこにいんの?


誰がどう見たって本件は多岐にわたる複雑な問題が絡み合って、最悪の結末を迎えてしまった事件だろう。わかりやすい「核」なんてものがあるはずがない。

にもかかわらず、スケープゴートのように「著作者人格権」を持ち出して「核」として据えるのは、故人に対してあまりにも不誠実すぎないか

何のための文章

素直に考えれば「何のための文章か」という問いに、ここで一度答えが出る。作家、読者、関係者に「著作者人格権」を正しく認識してもらい、悲劇再現を食い止める」だ。

まりね、このテキストは「経緯説明」も「調査報告」も何もかもすっ飛ばして「とにかく「著作者人格権」を知ってもらえれば再発防止につながる!」という、何の根拠もない虚妄によって書かれているのだ。

ごくごくごくごく普通に時系列を追うだけで著作者人格権をめぐる認識」が事件本質ではないことは明らかなのに、だ。繰り返すが、論理的に考えてここが「核」なら1月以降の騒動自殺関係がないことになる。


ああ、めちゃくちゃ気持ち悪い。


なにが「事態単純化させる気はない」だ。ここで行われているのは「単純化」などということではない。もっと悪い、明らかに事実関係時系列無視した、問題ミスリードだ。

そして、ミスリードした先にある「著作者人格権」を取り上げ、「本質問題解決に対して寄与しない」とわかっていつつ、ここが再発防止の核であると述べる。

ここには事態の再発を防ごう」なんていう真摯な態度は欠片も見られない。あるいのは「そういうことにしたい」という卑劣な思惑だけだ。

そうするともう少し穿った見方をしたくなる。

まり「本件を「著作者人格権問題」にすり替える」ことが、本テキスト目的だったのではないか、ということだ。

看過しがたい欺瞞

この「著作者人格権」にまつわるテキストの不誠実さだけでも、十分以上に気持ちが悪い。しかもっとおぞましいのはこの先だ。

要約するとこうなる。

ドラマに対する芦原氏の意向は、小学館ドラマ制作サイドに伝えていた。芦原氏は納得のいくまで脚本修正した。ドラマは芦原氏の意向が反映されたものである

テキストを読めばわかるが、これに関する一連のセンテンス、どこか誇らしげでさえある。


正気で書いているのだろうか? 芦原氏の「言葉」を軽んじているのは、ドラマ制作サイドなのか編集サイドなのかわからなくなる。


芦原氏の意向は、よく知られている通り「原作に忠実なドラマ化」である。これが小学館からドラマ制作サイドに伝わっていたとしよう。その後どうなった?

他ならぬ芦原氏がブログで書いていた言葉引用する。

https://piyonote.com/ashiharahinako-twitter/#google_vignette

ところが、毎回、漫画を大きく改編したプロット脚本が提出されていました(略)粘りに粘って加筆修正し、やっとの思いでほぼ原作通りの1~7話の脚本の完成にこぎつけましたが…。

加筆修正の繰り返しとなって、その頃には私も相当疲弊していました。

(略)8~10話となりましたが、ここでも当初の条件は守られず、私が準備したものを大幅に改変した脚本が8~10話まとめて提出されました。

何とか皆さんにご満足いただける9話、10話の脚本にしたかったのですが…。素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです。(中略)原稿の〆切とも重なり、相当短い時間脚本執筆しなければならない状況となり、推敲を重ねられなかったことも悔いてます

これは芦原氏が「小学館時系列に添って事実関係確認し、文章の内容も小学館確認して書かれた」文章だ。

さて、あらためて本テキスト引用する。

原作である先生にご納得いただけるまで脚本修正していただき

馬鹿じゃねえのか。芦原氏は「推敲を重ねられなかったこと」を「悔いて」いたのだ。「加筆修正の繰り返しとなって相当疲弊して」いたのだ。

その文章確認しておきながら、舌の根も乾かぬうちに「ご納得いただけるまで脚本修正していただ」いたとのたまう。本当に血の通った人間のすることか? ご納得いただけるまで脚本修正するという作業がどれほど心身に負担をかけることか、わからない編者者でもないだろう。それを何を誇らしげに「わたしたちに落ち度はありません」と言わんばかりの態度で書いているんだ?

ここに自己保身以外のいかなる感情があろうか。

ここに事実を捻じ曲げる意図がまったくないとでも言うのだろうか。


そもそも意向を伝える」ことは伝書鳩のように「言いましたよ」ということではあるまい。なるべく芦原氏に負担がかからないように交渉を詰めて、芦原氏が心身を疲弊させながら手ずから修正」をしなくてもいいように、ドラマ制作サイドに「条件の履行」を求めるのが「意向を伝える」ことではないのかガキの使いじゃねえんだ。「ちゃんと言いましたよ」で責任を逃れるビジンスシーンがどこにある。

明らかにドラマ制作サイドに芦原氏の意向が「伝わっていなかった」から彼女修正を繰り返し、自らを追い詰めなければならないことになったんだろう。そこに「伝わるまで伝えなかった」小学館責任はないのか?


無論、担当編集者メディア担当者が「仕事をしていなかった」というつもりはない。担当者が誰よりも働いただろうし、想像するだに困難な局面連続だっただろう。いまの心痛はいかばかりか。結果は最悪なものになってしまったが、それは決して現場担当者たちを非難していい理由にはならない。

繰り返すが、現場担当個人責任を追及せよと言いたいのではない。むしろ、それは決してやってはならないことだ。しかしまた同時に「頑張ったから」「努力たから」「不運としか言いようがなかったから」という事実は、決して責任消滅させる理由にもならないのだ。


小学館責任はある。絶対的にあるのだ。それは「著作者人格権にまつわる認識を周知徹底できなかった」ことなどではない。芦原氏の意向ドラマ制作サイドに理解させることができずに、結果的ドラマ制作過程において芦原氏を心身ともに追い詰める結果を招いたことについて責任があるのだ。

にもかかわらず、そうした自らの責任にまったく目を閉ざし、ひたすら問題矮小化させ、ミスリードしようとする意図が、行間に充満している。

それこそが本テキスト歴史的気持ち悪い理由ひとつだろう。

再度「誰に当てた文章か」

書くまでもないことを最後に書く。

ここまで確認してきたように、本テキスト作家の皆様 読者の皆様 関係者の皆様へ」あてた、「本事件を、時系列から本質ではないことが自明である著作者人格権」の問題ミスリードすること、および当の芦原氏本人の言葉を捻じ曲げてまで、本来存在するはずの小学館責任隠蔽すること」目的としたものである


その最後に付された言葉が、芦原氏への「寂しいです、先生。」だったことは、瞠目すべきだろう。人間どこまでも恥知らずになれるらしい。


この一文が本当に気持ち悪いのは、SNSで言われるように「TPOにそぐわぬポエティックなもの」だからではない

欺瞞自己保身のために芦原氏の言葉さえ踏みにじって醜悪レトリックを駆使した挙句そもそもテキストの「宛先」でさえない芦原氏を「文章の結び」のためだけに泉下から引きずり出し、まるで批判除けのお守りのように利用してしまう、学館第一コミック編集者一同の浅ましい精神性が悪魔濃縮されているかだ。

終わりに

本件の内幕はおそらく当事者たちにすらもう分からなくなるくらい複雑化していることだろう。

小学館悪者にして幕引きをすればいいという性質のものでもない。巷間指摘されているように、メディア化における構造的な問題TV局の体質的問題、悪意を増幅させるSNSというシステム問題、他にも種々様々な問題が複雑に絡み合っているはずだ。


それでも、この悲劇を防げたプレイヤーの一人であるはずの小学館が、「ことなかれ主義の上層部」「責任回避編集局」という内実を露呈していることは、必ず批判されなければならない。

騙されてはならない。


テキストは、どこをどう読んでも、クソ以下の文章だ。

2024-01-26

anond:20240126012353

兄が伝書鳩してるんじゃね?それはそれでその兄もどうなんだとなるけど

2023-12-29

態度がデカいやつは何を言う時も我が物顔

仕事を振られたか要件を詰めるために深掘り質問をすると機嫌が悪くなり会話を打ち切る上司がいる

なんで機嫌が悪くなるのか謎だったが何となく分かった気がする

その手の上司は態度がデカ

態度がデカい人は何を言うにも我が物顔で話す

から無意識にこの人が振り出し元であり決定権を握ってる人だと認識して仕事方向性の擦り合わせを打診してしまうが、実はただの伝書鳩にすぎなかったのである

そしてこの手の人は分からないことを素直に分からないと言えない

から不機嫌になって会話を打ち切るのである

2023-12-19

経験30歳Webエンジニア志望だけど雇ってくれるところを探してる

まず、マイナス事項を伝えたい。

ばっきし言って俺はアル中。やめようやめようと思ってもやめられずデイケアに通ってる

でもそれでもまだ飲んじゃうし、飲んだらデイケアに行きにくくなるので週3回行かなくちゃいけないところを週2回しかいけてない。

アル中傷病手当生活しているが、そのお金で酒を飲んでいる。

あとノンデリと言われる。30代女性に30代は生殖能力が落ちると言って泣かれたことがある。

でもITに対する情熱は本物。

18歳のときホリエモンの「これからITだ」という言葉に触れてそれからIT業界12年目指してきた。

でもばっきし言ってスキルは初学者レベル

それでも働きたいという情熱はある。

仕事プログラミングさえさせてくれればどんどんスキルが伸びると思ってる。

どんなに過酷現場でもいいので雇ってくれるところ、志望出したら全入の現場会社を知ってたら教えてほしい。

俺はなんとしてでもIT業界に入ってWebエンジニアになりたい。

実は一度、いや二度IT業界に入ったことがある。

一度目はSESJavaが出来ないのにJava出来ますと言って入って、プログラマー志望だったんだが保守運用を任されて3年やってプログラミングをさせてもらえず仕事ブラックで病んでやめた。

二度目はそれから数年後、今度は憧れのWeb業界に入れた。

この数年間でいろいろ学んだ俺はPHPJavaScript、RailsDjango等々様々なスキルセットを武器に無事入社することができた。

しかしここでもプログラミングはさせてもらえなかった。

任されたのはエンジニアと先方の間に入る伝書鳩。でも客に聞かれたことに答えられず、「君じゃなくて分かる人と代わって」と言われる始末

ボトルネックとなっていた

結局ここでの仕事ボトルネック伝書鳩便所掃除だった

入ってきた新人くんはプログラミングを任されどんどんスキルを身に着けていった。

だってプログラミングさえ任されれば上達できるのに

俺は1年でここを辞めた。そして今に至る

俺には夢がある。それはパパになること。

パパになるためにはITエンジニアになる必要がある。

これまでたくさんの本を買ってきた。チュートリアルをしてきた。プロゲートのレベルは212

Webエンジニアになる本も買ったし、ディープラーニングの本も買った

やる気だけはあるんだ

頼む、誰かいいところを紹介してくれ

向き不向きより前向き!

IT目指して12年、未経験30歳、ポテンシャル採用してくれるところ探してます

追記

釣りじゃありません!実在します!

ガチマジで働かせてください!ITで働きたいんです!

2023-11-07

相談に乗ってほしい

数年前に入籍したんだけど、叔母から結婚式しないの?!お父さんたち可哀想」「お祝いさせてくれないなんて非常識

と散々文句を言われて、こっちも言い返したりして冷戦状態が続いていた

 

つい最近叔母の子供が結婚することになった

その夫婦意向結婚式なしになったらしい

 

それでやっと「自分が口うるさくしてしまった」と反省したらしく

そんな旨の話を私の母にしていたらしく、母から

あんたか電話して、もう怒ってないよとか言ってあげて」

伝書鳩もらって3か月ぐらいたっている

 

叔母とは2人目の母みたいな感じなのでこのまま冷戦が続くのは私としても良い気がしない

でも私から「母から聞いたよ。もう怒ってないよ」はなんか違うと思う

でもここは私が下手に出たほうがいいかなとも思っています

 

みなさんならなんて電話しますか?

切り出し方が分からなくてずっと悩んでいます

2023-10-31

IT営業に告ぐ

伝書鳩的な営業だけにとどまりトラブルが起きても謝罪もしない、利益も生まない、顧客に尻も差しさないお前になんの価値がある。

お前が飲み会にいって媚を売れ。土下座しろ。靴を舐めろ。裸踊りをするんだよ。

2023-09-08

二言目には「はいセカンドレイプ」「はいそれハラスメント」と認定したがる人なんなの?

そういう認定資格が取得できちゃって、嬉しさのあまり認定しまくってるの?

本人に向ければセカンドレイプだろうしハラスメントなんだろうが、届かなければただの意見だろ

と書くと、今度はコメント輸送業開業してご本人へとアヘ顔で飛んでいく伝書鳩になるんだろうけど

2023-08-03

anond:20230803150329

増田です。

自分子供。まったくもってその通りです。自分子供から子供を持つべきじゃないという気持ちも強いです。それは私だけじゃなく、主人もです。

「産んだらどうにかなる」という言葉も信じていません。

姉たちとはこっちが無視を貫いていたら疎遠になりました。(それでも親が孫梅言っていたと伝書鳩しますが・・・両親は特に言ってきません)

・・・姉は子供を産んで凄まじい苦労をしていたのい、よくそれを人に勧めるなと思います

2023-07-18

鷹が鳩を襲っているが、致命傷を与えると猟師に撃たれるので、鳩の羽根一生懸命、毟りとろうとだけしている

羽を毟られた鳩は飛びにくくなり空から消えるわけだ

そして伝書鳩は失職した

2023-06-21

自動車メーカーでのIT土方の思い出1

親会社が某自動車メーカー元請けに入っており

様々な開発案件を巻き取っては、うち含む下請けに撒いているのだが

現場に入ってみたところ、上から下までブラック案件だった。

 

自動車メーカー担当者A

  • 顔合わせ時のAの挨拶が「私は他のプロパーのように優しくありませんよ!」「質問には一度しか答えません!」だった。

 今思えばこの時点で次の職場を探しておくべきだった。

 

 作業者の経験値も考えず、10人いたら10人分の作業をギチギチに詰め込んでくるタイプ

 よその部署からの問い合わせを複数投げ込んでおいて、作業が遅延したら

 「問い合わせ対応資料を作って、それを相手に渡せば済むようにしておけばいいじゃないですか!それを怠ったそちらの原因でしょう!」とのこと。

 

 状況の把握・原因の特定解決策を全て揃え、自分YESかNOで回答できる状態でないと応対しない、ということらしい。

 このため、リーダー層はAからの指摘や問い合わせを現場に丸投げするようになり

 新規メンバもAの洗礼を受けると、それ以降は報告を避けるようになった。

 結果「Aさんの問い合わせ対応」が辛うじて可能な一部のメンバー負担が集中することになり

 報告内容を作るだけで定時が終わることもしばしばだった。

 

 「あなたの同僚は使えないから、ここから外すよう上司に言ってください」等の要求もあった。

 元請けもAに関わりたくないので「作業依頼はうちを通してくれってお願いしてるんだけどねぇ(笑)」と黙認していた。

 

 スケジュールは調整してくれないので、進捗が悪いとき終電を盾に頭を下げるほかない。

 「他の下請けだったら連徹だろうがやってくれるのに」とAに吐き捨てられてようやく帰宅許可が出る。

 当然毎月残業80時間オーバーが続いた。

 

 巻き取った当初はスクショ資料を作る必要はなかったが、どんどん作成要求エスカレートしていき

 ソースを直してソフトビルドする、という一連の作業エクセル資料20個弱作るのがデフォルトになった。

 作業時間も三倍弱に増えた。  

 ひどい物になると自分の指示ミスに対して「それくらい現場ピックアップできるでしょう!以後は毎回私の指示が間違っていないか資料を作って確認しなさい!」と逆ギレされたこともある。

 

 「資料の内容がわかりづらい」「今後はこの確認も追加しろ」「資料作成時間がかかりすぎるから短縮する方法を考えろ」

 などの資料に対する指摘が大半で、自分から具体的な修正方針絶対に示さないので

 Aの指摘意図を推量して直しては、指摘件数が増えて戻ってくるの繰り返しだった。

 最終的にAの指摘件数は数年で1000件を超えていた。

 

  • 指摘件数が減らないことにキレたAは

 「今後の私の指摘には必ず再発防止策を併記し、すべてのエクセル資料にも適用しろ」と言い出した。

 当然、指摘の修正難易度工数が激増し、現場は指摘対応をほぼ放棄するようになった。

 

続く

https://anond.hatelabo.jp/20230622011949

2023-06-20

anond:20230620105246

若原一郎 おーい中村歌詞

J-Lyric.net

https://j-lyric.net › artist

歌:若原一郎. 作詞矢野亮. 作曲中野忠晴. おーい 中村君ちょいとまちたまえいかに新婚 ほやほやだとて伝書鳩でも あるまいものを昔なじみの 二人じゃないか

2023-02-13

同棲用共同口座を勝手に引き落とし口座にされてた話する?

私には結婚を前提に付き合ってる人がいたんだよね

それも同棲の話も出てた。

まぁ、ぜーんぶ没になりましたけどね。

去年の9月ぐらいから「同棲貯金をしよう」と彼に言われて

どこの銀行貯金すればいいかなって探してたのよね。

仕事趣味が忙しすぎて探すの忘れちゃって放置してたのよ。

そしたら彼がしびれを切らしたのか、この銀行貯金しようって言ってきたのね

あっちから提示されたし、こっちから再度言うのも面倒だからそこに入れる事にしたの。

それが間違いだった

貯金し始めたのは去年の11月。んで、別れたのが今年の1月1日

ほんの少ししか貯金してないけどさ。預けてる状態から別れて10日ぐらいして「返金してほしい」って間に人入ってもらって伝書鳩してもらったの。(LINEとか全てブロックされてたから、共通の友人に頼んだ)

そしたら「2月中に返す」と言われてさ???

paypay銀行からpaypay銀行に送金するだけなのになんで2月?これ使ってるくね??って思ったのね。

その時はまぁ返してくれるなら待つか~って思ったけど、早くやり取り済ませたいし伝書鳩してくれる友人にも申し訳ない気持ちいっぱいだったか2月に入って

「いつ返せるか明確に頂戴。早く忘れたいから」

って送ってもらったらさ…こう来たんだよ?

11月事故の休業補償いまだに振り込まれてないから、いつ頃とはっきり言えない。

2月中には返すって伝えといて欲しい。(原文ママ)」

???????????????

12月初めの頃に催促しなきゃって言ってたのにまだ言ってないの???

これで返せないという事は、そういう事です。使ってますよね?

その事を指摘したのよね。「すぐに返せないのって既に使ってる事よね?ありえない」ってね

「手を出したというより自動引き落としだから対応する前に引かれちゃって間に合わなかっただけだし(原文ママ)」

???????????????

自動引き落とし......?初耳ですが…

そんな引き落とされちゃったんだからしょーがないでしょって言い方何…?あくまでも人の金を預かってる感覚ないの…?

つか、そもそも共同口座を引き落とし口座にしてるのヤバくない…?

元カレ、金がないのは知ってたのよ。付き合ってる最中車のローン一回払えてなかった事あったし

借金があってクレジット多分作れないとかさ

その事実知った時点で別れておけばよかったって思うけど悲しい事に恋は盲目

助手席に私いるのに危険運転されたり、クリスマスに買ったペアリング勝手に捨てられてたり(他の友人がいる所で私も初めてその報告聞いた)

他の人がドン引くぐらい酷い事言われてたり、彼貯金なし&車のローン80万残ってるけど、ぜーーんぶ目をそらしてた

初カレっていうのもあったからだろうけど(付き合った当初私26、元カレ23

同棲する前に別れれて良かったって本当に思うよ。

今冷静に考えても私が苦労する未来しか見えないよ。

流石にそこまでするとは思わなかったから預けてたのにこれだよ。

もう面倒だからさなくていいって送ってもらった。心が疲弊するだけ

めっちゃ文句言いたいけどな。

伝書鳩になってもらった友人には5000円のWebmoneyをあげました

皆、絶対同棲用の口座一緒にするんじゃないぞ。

2023-02-07

anond:20230206231009

これ妻の考えも母側に立ってると思う

御礼の品にケチつけた自分の親の発言伝書鳩してるバカ

anond:20230206231009

これ妻の考えも母側に立ってると思う

御礼の品にケチつけた自分の親の発言伝書鳩してるバカ

2023-01-13

anond:20230113082007

ただ質問するだけだといつまで経っても自分で考えられる様にならないから最終的に人に聞くにせよまずは自分で考えられる様になってもらいたい。

職場の後輩には「私はこう考えるんですが○○さんはどう思いますか?」って聞けるようになってもらいたいなと思ってる。そうじゃなきゃただの伝書鳩なので。

2023-01-06

anond:20230106084857

妻は貸す金持ってない&頭悪くて伝書鳩やったら夫と妹の人間関係がどうなるかってのを想像できないんでしょ

2023-01-05

暴走族車両デザインの源流を説明する(1/2)

初日の出暴走通称グラチャンの季節だ。

そこで暴走族の車バイク通称族車のトンチキなデザインがどっから来てるかを説明しようと思う。

増田暴走族ヤンキーじゃないがはてなー平均よりはヤンキー文化に近いってくらいだ。

それじゃあ行くぜそこんとこ夜露死苦

 

族車デザイン過去の「スピードへの憧れ」の形の寄せ集め

まずは「google:image:族車」で画像検索してくれ。

さて全然速く走る事に頓着が無いというか速く走れない族車デザインだが、元はレースカー街道レーサーの特徴をコピーしていた。

だがそれらの文脈を考えずに合体され、更に右翼ファッション流入によってスピード文脈が無くなって形だけが意味を持つようになった。

でもファッションというのはみんなそうであってWWI塹壕戦防寒軍服ビジネスシーンでの正装になったり、ゴールドラッシュ作業着が反抗の象徴になってカジュアルで定着したり、警官の防護服がハードゲイシーンで流行してからカジュアルになったり、と元の文脈が無くなるのはヤンキー文化だけじゃない。

 

そんな族車のオリジンの中で一番大きな比重を占めるのが、

 

プレスライダー

新聞社使役されていたプレスライダーであるプレス報道意味事件現場報道陣がしてる腕章に書いてあったり新聞輸送トラックに書いてあるあの「PRESS」だ。

元々、速報性が重視される新聞社取材記事の迅速な伝達を支えていたのは伝書鳩だった。新聞社では屋上に鳩舎を設置して多数飼育しており、記者取材の時に鳩を連れて行った。現場記事を書いてそれを鳩の脚に括りつけて放すのである。鳩は帰巣本能でかなりの高確率で社屋屋上帰着する。

伝書鳩1960年代昭和40年頃には廃れるのだが、代わって登場したのがプレスバイクだった。

ところで何で電話じゃないの?というと、電話も使われていた。だが「市外局番」が出来たのが1965年昭和40年なのだ

これがどういう事かというと、市内を超える通話では交換手を通していた。だが事件が起きると記者が押し寄せ、役所会社でも市外通話が急増するので交換手がパンクして延々と交換待ちになってしまう。つまり通話が困難になるのだ。この為に警察は早くから警察電話という専用線を整備していた。

プレスバイク原稿写真フィルムを受け取って現場から新聞社若しくは駅でリレーして列車経由で社へと迅速、というか猛烈な速度で運んでいた。

そもそも当時のバイク乗りっていうのは不良である。そんな不良が、新聞記者、これも当時はブンヤで柄が悪く反体制的な気骨がないと務まらない職だった、そのブンヤに使役されて街道レーサーのような危険運転でぶっ飛ばしていた訳だ。勿論公道最速である

こういう公共性と不良的な特性の硬派な組み合わせというのは今でも映画モチーフになるし、憧れを産む。

という訳で、以下のようなプレスライダーの特徴が族車に取り入れられ、やがてスピード象徴から遊離していく。

 

絞りハンドル

族車バイクパイプハンドルを思い切り絞って手前側に持ってきたデザインが特徴だが、これはプレスライダーが上向きハンドルにしていたのに由来する。自転車と同じく、パイプハンドルでは固定ネジを緩めるだけでハンドルの角度を変えられる。

プレスライダー渋滞では足をついて右に左へとすり抜けをするので、上体が起こせて視界が良く、車体を傾けてもハンドルが遠くならないアップハンドルにしていた。

段付きシート

プレスライダー上記の通り足をついて渋滞すり抜けをするので、足つきが良くなるようにシートの「あんこ抜き」をしていた。着座部分のシートのスポンジを削って取ってしまう加工である。今でも背が低いバイク乗りはこの加工をする。

すると前後方向にも段が出来てニーグリップ(両足でタンクを強く挟むこと)しなくても前後に安定するという効果も出る。

族車はこれを大げさにして後ろに更に段を増やしたシートに交換したり、更にハーレーなどのシシーバーと合体した長い背もたれに繋がるデザインの三段シートになっていった。というか、ヤンキー相手の商材扱う会社が段々過激化していったのが原因だな。

下側が渋い緑布の風防

プレスライダー仕事なので冬でも走る。そこで後付けの風防を付けていた。元々実用品なのでカッコいいもんじゃない。

だがそれが「硬派」の記号となって族車に取り入れられた。

旗(旭日旗

今やってる会社は無いが、昭和後期まで社用車というのは鉄製前部バンパー角に小さな掲揚ポールを付けて社旗を掲げて走るのが多かった。今は歩行者安全の為に前方に突起物を付けるのは車両法で禁止であり、宮内庁御料車総理大臣車以外はやっていない。

プレスバイク新聞社の庸車なので前輪に垂直ポールを立てて「PRESS」のペナント三角旗)を、更に四角い社旗も併掲するケースもあった。とんでもないスピード違反してても(プレスライダーは常に速度違反警察はPRESS旗社旗を認めると取締りしなかった。

暴走族前身カミナリ族じゃなくて街道レーサーのチーム(イニD赤城レッドサンズみたいなの)なのだが、このスタイルが真似されてチームの旗をつけるという形になる。

これが1980年から「硬派」の文脈右翼ファッションに転じた。この右翼とは1960年代全共闘運動に対抗した新右翼で、80年頃には軍服着て国防色街宣車軍歌を流し、軍旗である旭日旗を掲揚するという軍国主義憧憬路線確立されていた。

ところでこの旭日旗は「プレスライダーのまね」路線ですでに族ファッションの中にあった。それは朝日新聞の社章でお馴染みだったのである

故に既存プレスバイク社旗模倣の上に右翼ファッションの軍国標榜自然な流れで合わさる形となった。

前輪の掲揚竿は大きさが制限されるので、大きい旗を後部に付けたり、二人乗りの後部乗員が手持ちするようになったのである

この名残で、旗が付いていない棒を前輪から斜め前に突き出している族車もある。

 

旭日模様

同様の理由タンクへの塗装や服のプリントへと波及していく形になった。

 

プレスライダーのその後

こんな風に族車デザインに過大な影響を与えたプレスバイクだが、盛者必衰1980年代になると衰退して報道現場から消えて行ってしまう。

置き換わったのは出先で使えないFAXじゃなくて無線自動車電話だった。どっちも大きくて自動車必須で、汽車バイクから自動車に置き換わったのだ。両方とも無線兵みたいな箱を担いで運用する。

それで職にあぶれたプレスライダーが流れた先は2つあって、一つは競馬/競艇新聞の運搬。予想欄の関係レース当日に入稿されるので印刷所の前に多数のバイクを並べて待つ。刷り上がった新聞バイクの後ろに括りつけて馬券売り場や競馬場の売店に急いで持って行くのである

ただこれはレースが日曜しかやってないか臨時バイトの面が強い。

もう一つがバイク便で、オフィスを回って営業する。NY自転車メッセンジャー便のバイク版だ。

こういう経緯なので初期のバイク便はプレスライダーと呼ばれていた。FAXが普及してもサンプル品の急送とか木型(鋳造で使う型)とか需要は多くあったが、白ナンバー違法操業のところが多かった。

中にはちゃん法人成りして営業免許を取り緑ナンバーにして特殊分野でのニッチを獲得したり、後に医薬検体輸送検査会社進化して自治体出資を受けて三セク化したところなどもある。街道レーサー崩れからの地道なステップアップ人生であるな。

 

シルエットフォーミュラ

これは画像を見てもらった方が早い。こういうの暴走族で走ってるやろ? https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/26/Nissan_Silvia_Silhouette_Formula_001.JPG

量産車のガワだけを使って、中はエンジンも足回りもフレームも全部変えていいよという規定レース区分だ。シルエットだけ市販車で中は純粋レースカーなので「シルエットフォーミュラ」という。

これは日本では御殿場富士スピードウェイ筑波サーキットレースが開催されていた。

特に富士スピードウェイでは「富士グランチャンピオンレース」というシリーズレース(全戦富士SWでの開催)が人気を博していた。走っていたのはルマン24時間みたいな形のレースカーだった。

このレース前座としてシルエットフォーミュラが開催されていて、こっちは街で見かける市販車ベースで無茶な改造がされているのでこっちも大人気、更に自分の車を同じように改造するのが流行したのだ。

族車で出っ歯にするのはこのシルエットフォーミュラの真似を大げさにしたものなんである

更に初日の出暴走を「グラチャン」という理由も判ったかと思う。シルエットフォーミュラ風の改造をして富士山の方、即ち富士スピードウェイがある御殿場方面東名高速を走っていくからグラチャンなんであるな。

 

因みにあの出っ歯貧乏暴走族などではベニヤ等で手作りしてあり、強度が低いのでボンネット辺りから針金で吊ってある。

そんなヤワな造りのもの走行風に耐えられる訳もなく、ほぼ必ず途中ではがれて取れてしまう。または出発地近所の踏切でぶつけて引っかかってしまい、電車が来たら危ないので周りのおじさんや善男善女に助けてもらって出っ歯踏切から撤去してもらい、「危ないよ~」とか言われてるのである出っ歯手作りで温かみがある上に重ねて温かみのあるエピソードであるハリボテエレジーの如き侘び寂びの趣きだ。

で、出っ歯が無い普通の車として他の族車と一緒に東名を走っていくと、途中で交通機動隊が集中取締りをやっていてFRPの高級出っ歯車は皆とっ捕まってしまうが、手作りシルエットの方はなにしろ普通車に戻ってるからそのままスルー

これは他の出走馬が前部倒れた後にハリボテエレジーが壊れた馬体というかダンボールを引き摺り走ってきて完走するのを彷彿とさせる。大穴である

続く→https://anond.hatelabo.jp/20230105180833

2022-11-04

anond:20221103221355

お、本当は作る側になりたかったけどなれなくて諦めた伝書鳩じゃん

自分自身フォロワー雑魚スキルしなの自覚してるからそのギリギリ保ってる自己肯定感を壊さないように

作る側から「でもお前何もできないじゃん」と思われつつ頑張れよ!

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