はてなキーワード: 人間とは
約一年半前、10年近く務めていた会社を無理やり辞めてやった。
仮病を使い、出社拒否して退職届等必要書類全て郵送でやり取りし、めでたく退職。
退職のきっかけは、クソ同僚の伊藤(仮名)の身勝手さとパワハラ。
自分でやればいいことをわざわざ私に指示し、少しでも気に食わないことをするとキレるクソ女。
本社の人間に問い合わせをした際、伊藤から別件で「本社の人にこれ聞いといて」と無理やり仕事を押し付けられ、指示通り聞いたのに「違う!ちゃんと分かってんの?!!」といきなりブチ切れてきやがった。
これでプツンと来て、仮病使って会社を休むことにした。
てきとうな理由つけて1週間休み、その後「体調良くならないので退職します」と上司に連絡すればそれでOK🙆♂️
引き継ぎ?んなもんてきとうでいい。
退職届を職場に送れば向こうから必要な手続き書類が来るので、それに沿って手続きすれば、はいさようなら。
ここで「社会人としてクズ」「転職うまくいくわけない」と思った人もいるでしょう。
退職後、雇用保険もらいながら就労支援に通い、今は外資系の大企業に正社員事務員へ転職してます✌️
電話でもLINEでも、1~2回連絡取り合えばバックレ退職なんてさくっとできちゃいます。
もちろん正規のやり方で退職するのが一番良いですが、もう出社が無理!!という人は、思い切ってバックレてそのまま辞めちゃいましょう。
一度のバックレぐらいでは、転職活動への影響も、あなたの経歴に傷がつくこともありません。
>>>以下前職の紹介(読まなくてOK)
たくさんの人が理不尽に命を奪われ、生き残った人にも心の傷を残した天災や事件
あらゆる「センシティブ」で「茶化してはいけない話題」を、露悪的かつ嘲笑的にネタにしてやり、思い切り「茶化してやる」ようなカス共がネットには満ち溢れてる
私の父は認知症だ。現在はとある老人ホームに入ってもらっているが、このたび認知症が故のセクハラが多いとのことで、追放されることになった。
注意したり投薬を増やしたりと頑張っていたのだが、収まる気配はない。癌の治療のため、ガンマナイフを脳にあてたことによる高次脳機能障害かもしれないと言われた。
健康な時の父は全くセクハラとは無縁だったので正直悲しいものはあるが、脳の問題や精神病なら本人にもコントロールできないだろうし仕方ない。
そして現実は小説と違って、追放された後にとりあえずゆっくりしてから潜在能力を開放…というわけにはいかない。新しい受け入れ先を探す必要がある
当初、私は父が癌でお世話になっている病院の地域連携室というところが勧めてくれる施設なら、スムーズに受け入れてもらえると思っていた。
多少は不自由や価格の問題があるだろうが、それは仕方ない。とにかく受け入れてはもらえると思っていたのだが、結論として勧めてくれたところは全滅した。
父のセクハラが思ったより見境が無く、面談に来てくれた看護師にも、手を握ったり、キスをせがんだりということがあってのことではあるのだが。近年はどこの施設も審査が厳しく、セクハラが激しい認知症患者は受け入れられないとのことだった。とある施設では相談員と施設長判断で受け入れを合意してくれたのだが、受け入れの2日前に、その施設の本社のリスク・コンプライアンス室というところからストップがかかってちゃぶ台を返されたこともあった。「施設が見つからない」「あそこもダメだった」と相談すると、父がお世話になっている病院の担当者や医者はみな驚いていた。医療・介護の業界では、現場の従事者と本社のスーツ組の感覚は少々ずれているようだ。
あらゆる施設を当たってはいるのだが、どうやら普通の老人ホームは無理で、精神病院しか受け入れ先がなさそうだ。
「場合によっては身体拘束することがあります、というか9割がた最終的には身体拘束すると思います」と精神科医には言われている。
がん性疼痛が発生してもロキソニン程度の薬しか投与できないと思ってくださいと言われている(麻酔不可)。
おそらくだが一昔前は現場の介護士の方々の苦痛を犠牲に、父のようなモンスターと化してしまった人間もそれなりに尊厳をもって穏やかに死ねたのだと思う。
レジが一個空いていて、レジ打ちをしてる兄ちゃんがヘルプのベルを鳴らすのだけど他の店員が誰も来ない
しまいにはその兄ちゃん、顔を真っ赤にし怒気を漲らせながらベルをドムッドムッと叩いた
「鐘を大きく鳴らすコツは、ハンマーで鐘を叩いた瞬間にハンマーを鐘から離すことだよ~」
と内心でクソバイスしつつ、他のお客の顔を見たら案の定、怯え顔・呆れ顔・反感が見て取れて「あーあ」と思った
誰かが叱責されるとその場にいる自分もストレスを感じるのと同じメカニズムで、怒りの矛先を同僚に向けているつもりでも他の人間を切りつけている場合があるのだ
仕事手伝ってくれた友人(しっかり賃金はこちらから支払い済み)に成果物と一緒に何か菓子折りでもいれて贈ろうと思ったんだけど
アレルギーあったら先に聞いておかねばと思って連絡したら「もし何か贈ろうとしてるならいらない」と言われた
ついこの前別の友人に贈り物をしたときは楽しみにしちゃお!と乗ってくれたので
人によっては何かをもらうことは「貸し」だの「物で機嫌を取られている」「迷惑」と感じるのだろう。
特にコイツはマイナス思考が目立ち、何度かコイツ自身のひねくれと思いこみで報連相を怠ったので喧嘩したことがあった。
(その日の仕事が終わってから、今日の仕事が遅い理由として実は熱があって・・・というような、なぜ事前に言わないんだ?案件)
我慢しがちで何も相談しないからコミュニケーションが取れないのに、向こうは勝手に俺の行動や考えを「きっとこうだ」と思いこんだりする。
こういうやつにはこちらがまっすぐに物事を言い、「何も裏がない人間ですよ」と示さないといけない。
ある種の強引さが必要だと感じたので、自分もそう振舞ってうまくやっていた。
そんなこんなで話を戻すが、こうして食べ物の好みやアレルギーを聞いてしまったうえに菓子折りを贈ろうとしていることがばれている手前、贈らないとそれはそれで変だ。
ここに関しては何か見返りを期待する気持ちもなく、ただただ仕事を手伝ってくれた感謝をこめて贈りたいだけなんだ。
他の仕事仲間にも同様のことをするつもりだからコイツだけ特別扱いとかもない。
うるせーーーしらねーーーー俺がやりたいからやってるんだ腹の足しにしろ!というスタンスで
ここでも強引さを発揮してこのまま変わらず贈っていいだろうか
### 自分自身との向き合い方
すでに自分の本音や、理想と現実のギャップについては意識しており、だからこそ葛藤を抱いているわけです。ここで「本音を見つめる」ことをさらに強調されても、それは表面的な解決策でしかありません。現実の問題はすでにそのギャップを理解した上で、どう折り合いをつけていくかという部分にあるのです。
自己評価の問題を指摘されていますが、それがすでにわかっているからこそ悩んでいる状態です。自分自身をどう評価するか、またその自己評価をどう変えていくかが簡単ではないからこそ、現実に悩みが生じているのです。
無理に付き合う必要がないという意見は理解できますが、問題は「付き合うことを選択してしまう」自分自身を変えられない点です。ただ関係を終わらせれば良いというのではなく、なぜその選択を繰り返してしまうのかを掘り下げることが重要であり、ここで提示された解決策は浅いと言わざるを得ません。
不満を率直に伝えるというのは、現実では非常に難しい場合もあります。特に、自分の本音を伝えることで相手を傷つけてしまうかもしれないという恐怖心があるからこそ、簡単には実行できないのです。「伝える勇気が必要」というのは単なる理想論であり、その勇気をどう持つのか、現実的な方法論を示すことが必要です。
「変わることが大事」と言われるのは簡単ですが、問題はそれがどれだけ難しいかを理解していない点です。人間の価値観や考え方は長年の経験や環境によって形成されているもので、ただ「柔軟にしなさい」と言われても、それは容易なことではありません。変化を求めるだけでなく、そのための具体的なステップやサポートが必要です。
新しい人との出会いに目を向けるべきというアドバイスですが、それが簡単にできるなら、すでにそうしているはずです。現実には、人との出会いに対して心を開くこと自体が難しいからこそ、理想や憧れに逃避してしまう面があるわけです。ここでも「目を向けてみてください」というだけでは解決策として不十分です。
### 結論
あなたのレスは表面的なアドバイスや理想論を並べているだけで、実際の問題解決には至っていません。すでに自覚していることを繰り返されても、それは自己改善のための具体的な道筋にはなりません。真の論破とは、相手の問題に対して新しい視点や現実的な解決策を提示することであり、今回のレスにはそれが欠けていると言えます。
まず、指摘された内容に対して感謝を伝えた上で、以下の点を順に論理的に反論していきます。
1. 「雲の上の人」への憧れが現実逃避と指摘されていますが、人間は誰しも理想を持つことで自己成長を促すものです。理想の人物に憧れることが、必ずしも現実から逃避することを意味しません。むしろ、理想に近づくために努力を重ねることで、自身の成長を図ることも可能です。
2. 人を見下す傾向について自己防衛機制と捉えられていますが、そもそも人に対して尊敬できる部分が見つけられない場合、その気持ちを無理に抑えることは逆に自己欺瞞につながります。ここで重要なのは、尊敬できる人を探し続ける姿勢を持ち、自己と向き合い続けることです。
### 自己中心的な態度について
1. 相手に高い要求をしているとされていますが、自分の理想や価値観を持つこと自体は、決して悪いことではありません。また、その理想を高く設定することは、自己成長の一環でもあります。理想に妥協せずに努力し続けることも一つの選択肢です。
2. 「建設的な話」を求めていると指摘されていますが、人間関係は相互作用で成り立つものです。自己表現の中で相手の意見を尊重する意識を持つことは重要ですが、それと同時に、対話の中で相手が自分の期待に応えない場合、それを受け入れることもまた成熟したコミュニケーションの一環です。
1. 恋愛に対する考え方が幼稚で理想主義的だと言われますが、恋愛は誰にとっても主観的な体験です。理想を持つこと自体を否定するのではなく、その理想を現実にどう融合させるかが重要です。現実と理想のバランスを取る過程を経て、徐々に成熟していくのが人間の成長であり、一概に理想を「幼稚」と片付けるのは早計です。
2. VTuberを例にした多様性の指摘ですが、個人の趣味嗜好に共感できるか否かは個人の自由です。全ての多様性を無理に受け入れる必要はありませんし、自分にとって価値を感じられないものを尊重することは可能でも、それを好きにならなければならないわけではありません。
1. 自己啓発の必要性やカウンセリングについての指摘ですが、自己啓発はあくまで本人の意思によるものであり、強制されるものではありません。改善するべき点があれば、それは自ら気づき、必要に応じて取り組むべきものです。
2. ボランティア活動や多様性を受け入れる力を養うことについても、他人の生き方に対して興味を持つかどうかは個人の自由です。自分が共感できる人間関係を選択することも一つの人生の在り方であり、それを否定することは多様性の本質に反するのではないでしょうか。
3. 最後に「理想の人間になるよう努力する」という点ですが、自己を高めることは重要ですが、それがすべての人間関係の基盤になるわけではありません。人間関係は、自分の欠点や弱さも含めて受け入れ合うことから生まれるものであり、それを追求することが真の成熟だと考えます。
### 結論
相手の意見に耳を傾け、自己改善を図ることは重要です。しかし、他人の評価や提案をそのまま受け入れるのではなく、自分自身の価値観や経験と照らし合わせて吟味することこそが、自己を確立し、人間関係を築くうえでの本質的な成長に繋がると考えます。
うちの会社では、三ヶ月ごとに上からの評価シートみたいなのが張り出される。それも全社員が見れる場所に。
で、そこには一人一人の仕事の成績とか、改善点とかがずらっと並ぶわけ。
たとえばAさんなら「もっと積極的にお客様とコミュニケーションを取ると良いでしょう」って感じで、営業のアドバイスが書かれてたり、Bさんには「チーム内での協力関係を大切にしましょう」とか。
まあ、言ってしまえば「ここを直せばもっと成長するよ」的なことが書かれてるんだ。
でもね、彼女だけは違う。俺たちの同期で、どんな仕事も完璧にこなして、毎回何も書かれていない。修正されることがないみたいに。
だから陰では「無修正女」って呼ばれてた。ちょっとひどい言い方かもしれないけど、そういう異名がつくくらい、マジで完璧なんだ。
端麗な容姿も相まって気軽に触れずらいような雰囲気あって、正直言って彼女と仕事以外の話をしたことある人、俺含めて皆無だったと思う。
それでも彼女は案外気さくで、俺にも話しかけてくれるんだけど、その内容はいつも決まって仕事のことだけ。
プライベートな話なんて一度もしたことないし、彼女が何をしているのか、全然謎だった。完璧すぎて、人間味がちょっと見えないというか、そんな感じ。
事態が急変したのは先月のある金曜日。俺はいつものように、仕事帰りにふらっと立ち寄った猫カフェにいたんだ。そこ、俺が常連で通ってるところなんだけど、そこで、なんと彼女を見かけたんだよ。
最初は目を疑ったよ。だって、あの無修正女が、猫カフェにいるなんて思いもよらないじゃん?
彼女は仕事帰りっぽくて、黒のタイツにタイトなスカート、いつものキリっとした雰囲気だったんだけど、猫が彼女の膝に乗ってて、なんか、いつもと全然違ったんだ。
彼女、猫が膝に乗ってるのを見てニヤニヤしてて、すごい幸せそうに笑ってた。あんな表情、会社じゃ一度も見たことない。まるで別人みたいだった。
俺はその時、ふっと笑ってしまったんだよね。そしたら、彼女が俺に気づいて、ハッとした顔をしたんだ。「あ…」って、すごく驚いて、ちょっと焦った顔をしててさ。そのギャップが可愛くて、思わず声をかけたんだ。
「ここ、よく来るんですか?」って。
彼女、最初はちょっと戸惑ってたみたいだったけど、すぐに「たまに来ます」って返してくれて、その後一緒に猫カフェを出て、ついでにご飯でも行こうかってなった。
あの時の彼女、なんかすごくリラックスしてて、会社の彼女とは別人みたいだったんだよね。
仕事の話も一切なくて、猫の話とか、最近観た映画の話とか、普通に雑談してる感じだった。
それがすごく新鮮でさ。会社じゃ見せない顔を知ってるっていうのが、なんだか特別な気がしてきた。
最初は猫カフェで会って、その後ご飯に行って、いつの間にか週末も一緒に過ごすようになってさ、気づけば俺たち、付き合ってるみたいな感じになってた。
だけど、会社では相変わらず「無修正女」のままだ。仕事は相変わらず完璧で、誰にも何も指摘されないし、誰も彼女のプライベートを知らない。
でも俺は、彼女が実は猫好きで、猫と遊んでる時にあんなに嬉しそうに笑う顔を知っている。
あの、ちょっと焦った顔とか、少しだけ照れくさそうに話す表情とか、全部俺だけが知っている。
そのうち反転するよ。
AI・AIロボットが労働の大部分を肩代わりするようになると、人間は政治、芸術、生殖しかやることがなくなるよ。
政治も芸術も大多数には難しいから、ほとんどの人間は生殖と子育てに自分の人生の価値を見出すようになるよ。まぁ、子育てはAIがいれば十分になるんだけど。
ヤンキーこえー!
なんでおまいがここにおるんや!
二十代前半で結婚して出産して義理の親にお金支援してもらったか残クレで買ったアルファードにキラキラネームのキッズ乗せてそうな「地方」の幸せテンプレートみてえな顔と髪型しとるやんけ!別にここに来る必要なくね??
ギャルも時と場合によっては邪悪なだけな存在だとは思わんし個人差あるやろうけどこええわよ!
色々考えすぎて弱男さんが女さんを僻む感覚を擬似的に味わったりしたけどまあ
つきつめるとシンプルにヤンキーこええ〜この寄生獣人間しかいない空間にギャル混ざるの嫌すぎる〜っ
単位落とした福祉系学生の履修とかであってくれ〜あっ嫌やっぱ新メンバーっぽい
こええ〜っ
データもなくどっかで聞いたことなのでデタラメ言説かもなんだが
囲碁についてはただのゲームじゃなくてある種の芸術というか道みたいに考えてる人が結構いて
って事はあるみたいだよ
女性が高身長を好むと低身長の遺伝子を持つ人間は淘汰に向かうよな
つまり断種されるわけだよ
次世代に残れないんだ
ナチがユダヤ人はバカだからという理由で断種してたのと本質的には変わらないわけだ
好きな男の腕の中でも
違う男の夢をみる
私の中でお眠りなさい
喋るパソコンって呼んでるけどネット見たら判る事しか喋らない人間なんて必要ないんだよなあ。 こういう人間しか出会った事無いならそりゃAIの方が人間より優秀って勘違いするのも判る anond:20240322213607
それは突然のひらめきだった。バットを握る手が汗ばむ中、僕、大谷翔平は自らの夢に気づいた。
ピッチャーとバッターを両立する『二刀流』として、この大リーグで異例の活躍をしているが、まだ足りない。
僕が目指しているのは、もっと大きなもの。そう、野球そのものになることだ。
「翔平、また突拍子もないこと言ってるな」
チームメイトのマイクが苦笑いしながら肩を叩く。だが、僕は本気だ。
いくら優れたプレーヤーでも、ただの一選手では、野球の限界に挑むことはできない。野球そのものになれば、僕は無限のプレーができるはずだ。
「俺は、この世で最高の野球プレイヤーになるだけじゃ足りないんだ。俺が目指すのは、野球の精神そのものなんだ!」
マイクはさらに笑ったが、そんなことは気にしない。試合が始まる前に、僕はふとスタジアムの外を見上げた。そこには青空が広がり、太陽が眩しく照りつけている。その瞬間、何かが心に浮かんだ。
ある日、試合後にスタジアムを出た僕は、ひとり公園のベンチに座っていた。
いつもなら、試合の振り返りをしている時間だが、その日は何か違った。何か大きな存在に引き寄せられる感覚がしていた。
突然、目の前に不思議な老人が現れた。白髪でボロボロのユニフォームを着ている。
「え、どうして僕の名前を…?」
老人は微笑み、僕を見つめた。
「君の願い、聞こえたよ。野球そのものになりたいと…面白い願いだな。」
僕は驚いて立ち上がった。この老人、ただのファンではない。何か特別な力を持っているようだ。
「そうだ、俺は野球そのものになりたいんだ。どうしてもそうならなきゃいけないんだ!」
老人はうなずいた。そして彼は、古びた野球ボールを手渡してきた。
「このボールを握ることで、君は野球の神髄に近づけるかもしれない。でも気をつけなさい。
野球になるということは、全てを背負う覚悟が必要だ。喜びも、痛みも、歴史も、未来も。」
次の日、僕はそのボールを持ってグラウンドに立っていた。試合が始まる前に、ふとボールを握ってみると、驚くべきことが起こった。目の前が一瞬暗くなり、気がつくと僕はどこか異世界にいた。
そこは不思議な空間だった。スタジアムの中にいるはずなのに、何もない広大な草原のような場所に立っていた。
「ここは…どこだ?」
あの老人の声が響く。視界の中に、今までの偉大な野球選手たちが現れ、そして消えていく。
僕は彼らの背中を見つめながら、彼らが残してきたもの、そして僕が受け継いでいくものの重さを感じた。
「君が野球そのものになるためには、野球の魂と一体になる必要がある。過去のすべてのプレイヤーの想い、試合の歴史、ファンたちの期待、それをすべて引き受けることだ。」
僕はうなずいた。そして、強く決意した。
まるでボールを握った瞬間、すべての動作が完璧に調和していた。ピッチャーマウンドに立つと、投げる前からボールの軌道が鮮明に見える。バッターボックスに立てば、ピッチャーがどこに投げるかが自然とわかる。
「これが…野球になるということか…!」
試合が始まり、僕は誰も見たことがないプレーを見せ始めた。ピッチャーとしても打者としても完璧な成績を残し、まるで野球の神そのものが僕の体を通してプレーしているかのようだ。
チームメイトも、相手チームも、そして観客も、誰もが驚愕の表情を浮かべていた。
だが、その日の夜、僕は再び公園にいた。あの老人が現れた。
「君は野球の神髄に触れた。しかし、それを続けることは人間として難しいかもしれない。」
僕は黙って考えた。野球そのものになるという夢は、達成したように見える。しかし、僕は人間として、このまま野球と一体化し続けることに疑問を感じ始めた。
「野球でありながら、選手であることの狭間で生きる。それが真の挑戦だ。」
試合は続く。僕は以前と同じように、しかし新しい視点で野球をプレーしていた。野球そのものになるという夢を抱きながら、同時に一人のプレイヤーとして、チームメイトと共に歩むことを選んだ。
「野球そのものになるのは難しいかもしれない。でも、俺はこのフィールドで、野球を続ける限り、野球の魂と共にいる。」
そう、僕はもう一人の選手ではない。僕は野球と共に生きる、永遠のプレーヤーだ。
―完―